2011/04/23

カンティーナ・デュエ・パルメ マルヴァジア ビアンカ サレント 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:09)\1200
(3)ヴェルディッキオ(伊:マルケ州:DOCヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ:09)\1200
(4)マルヴァジア・ビアンカ(伊:プーリア州:IGTサレント:09)\950
(5)シャルドネ(日本:山形県:かみのやま:05)\600(ワゴンセール)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カンティーナ・デュエ・パルメ マルヴァジア ビアンカ サレント 2009【外観】
わずかにグリーンがかった、中庸な濃さのイエロー。
色味はニュートラルな黄色で、少し緑っぽい。
輝きは強め。
粘性は弱い。

【香り】
果実の蜜。
柑橘系。
白い花。
グラスを回すと南国系の果実。
洋ナシ。
全体に甘い印象で、楽しげな印象。

【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
優しく、穏やかなアタック。
酸味も優しいが、飲み終わりにちょっと強くなる。
梨の皮のようなフレッシュな苦みがあり、爽やかさを感じる。
塩味も少しある?
ボリューム感はほどほどで、優しく膨らむ感じ。
余韻は少し続く。

【判定】
ややグリーンっぽい、若い印象は、2009年の4本。

香りはフルーツ香中心で、少しスィーツっぽいというか、楽しげな感じがイタリアをイメージさせる。

味わいは少し残糖を多めに残した、優しく柔らかい飲み口。

全体的な印象から、イタリアの2本に絞って検討する。

ヴェルディッキオはお魚のボトルが有名で、個人的な印象では、やや酸味がきつくて辛口のタイプ。
全体の感じは少し南の産地をイメージさせるので、マルケ州よりはプーリア州。

マルケ州は長靴のふくらはぎの位置で、プーリア州はかかと、ですね。

ファイナルアンサーで、マルヴァジア・ビアンカ プーリア州
で、ピンポン

ほんのり甘みのある、優しい味わいです。

【総評】
カンティーナ・デュエ・パルメ マルヴァジア ビアンカ サレント 2009
CANTINE DUE PALME MALVASIA BIANCA SALENTO 2009

イタリア:プーリア州:IGTサレント
アルコール度:12%
ブドウ品種:マルヴァジア・ビアンカ

マルコホールで、950円で購入。

甘みが結構強めですね、中辛口って感じ?

温度が高めだと甘さも強く感じるので、温度低めがいいですね。
冷やすとフルーティで爽やかな印象になって、甘さはあまり気にならなくなります。

梨とか、オレンジのような甘いフルーツの味わいがあって、カジュアルな美味しさがありますね。

今日の晩ご飯は煮込みハンバーグ。
さすがにハンバーグには合いませんが、付け合せのホウレンソウのソテーとポテトのソテーには良く合います。

ストリングチーズに乾燥バジルをふったおつまみにも、ちょうどいい感じ。

軽くて、ほんのり甘くて、フルーティ、そして爽やかなので、家庭で飲むにもちょうどいいバランスですね。

カミさんに価格感を聞いたら、980円で、ほぼ正解。
甘みもあまり気にならないみたいで、好評でした。

このワイン、ラベルのデザインがイマイチで、ギスギスして酸っぱい、イタリアのテーブルワインをイメージしてましたが、実際の味わいは全然違いますね。

明るくて楽しい、爽やかなフルーティさを持ったワインです。

これはオススメですね。

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