2016/08/30

ラポサ メルロー 2015

ラポサ メルロー 2015
ラポサ メルロー 2015
RAPOSA Merlot 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

まいばすけっとで、599円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンクっぽいフチの、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、香水のようなフローラル、グリーン系スパイス
<香辛料・芳香・化学物質>肉、なめし皮、杉
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、やや痩せた感じ
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプルでフレッシュだけど、しっかりしたタンニンがありスパイシー

【供出温度】
10-13度 渋みは強いけどシンプルな印象なので、あまり温度が高くない方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、ピンクがかった紫のフチをした濃いガーネットで、底光りするような輝きがあります。

香りは、黒い果実や、血液、なめし皮、やや香水っぽいフローラル、グリーン系のスパイス、ややウッディ、時間が経つとカラメルの印象が出てきます。

味わいは、優しいアタックから、チャーミングな果実感としっかりした酸味がふわっと広がり、すーっと続いたあとに軽い苦味がだんだん強くなり、収斂性のある乾いたフィニッシュ。

最初はチャーミングで、後半はスパイシーですが、破綻無く良くまとまっていて、個性があっていい感じです。

メルロー特有の、細かいけど締め付けるような強いタンニンがあるタイプで、えぐ味と苦味が強めに残るので、好き嫌いはあるかもしれませんね。

今日の晩御飯は、冷凍食品の「銀座カレードリア」と「枝豆」。
ワインの苦味とカレーの辛さがケンカしますが、牛肉とかチーズが入るとちょっとつなぎになります。

枝豆は普通に馴染みますね。

おつまみの「小倉トーストラングドシャ」に合わせると、油脂分がワインを手懐けるみたいで、しっくりと馴染みます。
「揚塩ピー」には、フルーツ感はあるけど食事をしっかり支えるみたいな感じ。

苦味が強めなので合わせる食事は選びますが、フィットしたら引き立ててくれそうなタイプです。

冷蔵庫に入れておいて、次の日の問題無く飲めました。
全体的に馴染んでちょっと飲みやすくなってて、3日目くらいまでは大丈夫そうですね。

人に例えると、見た目はとても可愛らしいけど、考え方がしっかりしていて、ちゃんと挨拶の出来る若い女の子みたいな?

コストパフォーマンスも高いと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/08/28

ルイ・アヴリーヌ シャブリ 2012

ルイ・アヴリーヌ シャブリ 2012
ルイ・アヴリーヌ シャブリ 2012
Louis Aveline Chablis 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.シャブリ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

ワインショップ ドラジェの通販で6本セット5,378 円、1本あたり896円で購入。
参考価格は、1501円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:よく熟した、酸化が進んだ

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>酸化をイメージさせるリンゴやシードル、パイナップル、バナナ、ナッティ
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル、ハチミツ、カラメル
香りの印象:酸化熟成の段階にある、開いている

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、酸化が進んだ
苦味:穏やかな
バランス:メリハリがあり、強さがある
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
ミネラル感のある、木樽からのニュアンス

【評価】
酸化が進んでいて酸っぱいが、ベースは悪く無さそう

【供出温度】
11-14度 酸化熟成が進んでいるので、ちょっと温度高めが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、酸化熟成の進んだオレンジがかったイエローで、輝きはやや弱め。

香りは、酸化をイメージさせるリンゴやシードル、南国系の果実、ミネラル、甘いハチミツ、時間が経つと木樽の影響が出てきて、バタークリームやカラメルなどがあり、複雑性があります。

味わいは、酸化した強い酸が支配的で、メリハリがあり強さもあるけど、ああ酸っぱいって感じで完了。

あー、これは騙されましたね。。。

ワインセットって、飲み頃を過ぎた在庫処分のワインを入れて安くしている事が多いですが、今回のセットはちゃんと生産年が書いてあり、すべて最近のヴィンテージなので安心して買ったのですが、なぜかこのワインだけ生産年が違いました。

2014年って書いてあったはずなので、もう一度サイトを確認したら、「ヴィンテージが異なる場合があります。」と書いてある!
気が付かなかった・・・

通常この手の記述は、記載してある生産年が無くなって新しいヴィンテージになる可能性がある、というニュアンスなのですが、古いワインに変わるとは思わないですよね~。

4年前の白ワインで酸化が進んでいて、普通だったらワゴンセール行きのワインです。
あ~、だまされた~。

まあ、こういったダメワインは食事と合わせると活きてくる事があるので、そこに期待しましょう。

今日の晩御飯は自家製の「鶏の唐揚げ」と「トマトスープ」。

「唐揚げ」は、フィットする感じではありませんが、軽く果実感と酸味を加えてくれて、まあ悪くありません。
トマトベースのスープは、酸味がつなぎになって、とてもフィット感があります。

おつまみの「ミックスナッツ」は、パーティ的な表面的な合い方をします。
油脂分がワインの酸味をフォローする感じ。

それにしても、コンディションが悪くてなんとも評価のしようがない。
少なくとも、このコンディションではとても薦められるワインではありません。

とほほ・・

■楽天ショップへのリンク

シャブリ 2014 ルイ アヴリーヌ 白ワイン 辛口 750mlChablis [2014] Louis Aveline AOC Chablis

※サイトより引用
完全数量限定!最も人気のある辛口白ワイン!フルーティでフレッシュな柑橘系の香りが楽しめる、キリッと引き締まった辛口の味わい!
しかも人気の2014年ヴィンテージ(アシェット・ガイド誌2016年版では2009年と同じ高評価)!
世界中で30社以上の星付レストランなどに採用実績のニュイ・サン・ジョルジュ本拠地の造り手 による、 レモンのしずく、オレンジの皮(オレンジビター)やグレープフルーツの魅力的な香り! ライムや青リンゴなどのキリッと締まった味わいが詰まった、生き生きとした個性!見事に熟したキレのある 辛口の究極シャブリ!
1000~2000円のおすすめワイン

2016/08/27

サンライズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2014


サンライズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
Sunrise Cabernet Sauvignon 2014

チリ:セントラル・ヴァレー:マウレ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

OKストアで、税抜き778円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>野ばら、カシス、ブルーベリー、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>なめし皮、血液、肉、黒胡椒
香りの印象:若々しい、華やかさがある、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートながら、芯の強さがある
アルコール度:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
果実感たっぷりでスッキリした味わいながら、やや深みが無い印象

【供出温度】
14-16度 温度低めだとやや軽い感じになるので、少し高めの方が良いかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような輝きがあります。

香りは、なめし皮、血液、生肉、バラのようなフローラル、カシスやブルーベリー、メントールや胡椒のようなスパイスなどがあり、華やかで複雑性があります。

味わいは、柔らかいアタックから、カジュアルな果実感と甘みがふわっと広がり、痩せた印象のボディで、ストンと落ちるような余韻の無いフィニッシュ。

香りは華やかで飲み口はとても優しいのですが、厚みが無いというか深みが足りないというか、後味がちょっと物足りない感じ。

薄っぺらで痩せた印象ですが、時間が経つと変わってくるでしょうか。
ワインだけだと物足りないので、何か食べ物が欲しくなります。

今日の晩御飯は「鶏のトマト煮込み」。
あっさりした味付けなので、ワインが勝ってしまいますが馴染みは良いようです。

おつまみの「ミックスナッツ」は社交的に合いますね。

家庭料理だったら「カレー」とか「焼き肉」でしょうか。
甘みと果実感があるので、和食には合わないと思います。

温度上がっても「深み」は出てこず、香りが少しケミカルになってきました。

人に例えると、社交的で明るくて楽しいけど、実は薄っぺらで深みのない若い男子みたいな?

個人的にはイマイチかな~。

サンライズ シャルドネ 2015

■楽天ショップへのリンク

サンライズ カベルネ ソーヴィニヨン 赤 750ml【チリワイン】

※サイトより引用
プラムのような豊かな香りの、滑らかでコクのあるワインです。
まろやかで深みを感じさせるワインです。

2016/08/26

サンティアゴ シャルドネ NV (2016年購入:2回目)

サンティアゴ シャルドネ NV
サンティアゴ シャルドネ NV
SANTIAGO CHARDONNAY NV

チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、537円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡め
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、青りんご、
<香辛料・芳香・化学物質>硝煙、ミネラル
香りの印象:温度が低いせいか、あまり香らない

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:穏やかな
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
フルーティ、ミネラル感のある

【評価】
ライトで爽やかな味わいだが、アルコールは強めで辛い後味

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしてもいいけど、少しぬるくなったくらいも良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きはやや弱めです。

香りは弱く、柑橘系や青りんご、梨、石灰っぽいミネラル、硝煙など、これから変わってくるかもしれません。

味わいは、軽めのアタックから、爽やかな果実感と甘みが気持よく広がり、すーっと続いた後にアルコールの辛さとえぐ味が出てきて、苦味の残るフィニッシュ。

とても爽やかさがありますが、後味は辛く、やや強めの苦味が残ります。
飲み進むと、えぐ味もたまってくる感じ。

今日の晩御飯は「サバの竜田揚げ」「肉そぼろ」「ハムとレタスのサラダ」。

サバの竜田揚は、後味の苦味が強くなる感じで、しかめっつらで睨み合うような合い方。
肉そぼろとご飯に合わせると、爽やかさとフレッシュさが活きて、なかなかいい感じ。

黒胡椒の効いたハムをレタスに乗せたサラダは、スパイスが強くてワインが負けますが、相性はいいですね。

おつまみの、「揚塩ピー」には良く合いました。
「ミックスナッツ」も全般的に良く合います。

苦味が強めなので、フライとかカルボナーラなどの油脂分のある家庭料理が合いそうですね。

このワイン、アルコール度は13.5%なので白ワインではかなり高めですが、軽く感じるので飲み過ぎ注意ですね。

ピザとかオードブルには良く合いそうなので、パーティワインとしても良さそうですね。
唐揚げとか肉料理系も全般いけそう。

人に例えると、やや雑な印象はあるけど、すっきりサバサバした人気者の若い男子みたいな感じ?

ワンコインなりの味わいですが、割り切れば用途は広そうです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


閲覧数の多い記事