2016/05/31

ヨセミテ・ロード カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2016年購入)

ヨセミテ・ロード カベルネ・ソーヴィニヨン NV
ヨセミテ・ロード カベルネ・ソーヴィニヨン NV
YOSEMITE ROAD CABERNET SAUVIGNON NV

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体

セブンイレブンで、615円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若さのある鮮やかな色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強い
外観の印象:若々しい印象で、底が見えるくらいの透明感がある

【香り】
第一印象:やや鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>黒い実の果実、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、重い動物香
香りの印象:ケミカルで重い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、控えめ
バランス:軽くて、やや痩せた印象
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
人工的な果実感とアルコールの印象が残る

【評価】
ライトだが人工的でジュースっぽく、全体に鈍調な重さがある。

【供出温度】
10度以下 ちょっとバランスが悪いので冷やしてごまかして飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい鮮やかな色調の濃いルビーで、少し輝きがあります。

香りは、ケミカルで人工的、茎っぽさや、重い動物香、キャンディっぽい果実感など、全体的にどんよりした印象。

味わいは、ライトなアタックから、人工的な果実感と酸味があり、作りものっぽいボディでチグハグしたバランスのまま、アルコールが浮いた印象でフィニッシュ。

魂の抜けた人造人間みたいな、何かをごまかして作ったような・・
国産ワインのような、ジュースっぽくて飲みやすいタイプなので好きな人も多いと思いますが、このあたりは好みの問題ですね。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当の「ロコモコ丼」。
合わせると、食事とは完全に並行線で、馴染みもしないし邪魔もしない。

ジュースやカクテルを合わせているような印象で、ワインっぽくないですね。
甘みも強めで、それが重さにつながってるように感じます。

おつまみで、「生ハム入りプロセスチーズ」に合わせると、なんだかお互いの欠点を暴き合うような合い方。

アメリカの安いワインはファストフード的ですよね。
工業で造られた食品のイメージで、ナチュラルさがなくて、ちょっと堅苦しい感じでしょうか。

個人的にはあまりリピートしたくない感じですが、また来年くらいに飲んでみようかな。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/05/29

タロン ブランコ 2013

タロン ブランコ 2013
タロン ブランコ 2013
Taron Blanco 2013

スペイン:北部地方:D.O.Ca.リオハ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ビウラ100%

ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、1440円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め ※温度低いからかも
特徴:
<果実・花・植物>リンゴ、洋梨、ナッティ、アカシア、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>ミネラル、バター、ウッディ
香りの印象:木樽の印象、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:強い、爽やか、少し酸化の印象
苦味:穏やかな
バランス:溌剌とした、強さがある
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
青りんごやシードル、ちょっと酸化の印象

【評価】
しっかりした酸味で爽やかな味わいながら、木樽熟成のしっかりしたベースがある。

【供出温度】
11-14度 しっかりした造りなのでちょっと温度高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、若さがあるけど少しオレンジがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、木樽熟成のしっかりしたベースがあり、青りんご、ミネラル、アーモンド、バタークリームなど、ワンランク上の印象です。

味わいは、やや強めのアタックから爽やかな果実感としっかりした酸味が広がり、細身ながらしっかりしたボディで、スーッと流れるようにジューシーなフィニッシュ。

個人的には、木樽の印象が強すぎるのが気になりますが、第一印象では2,000円超クラスのイメージがありますね。
木樽の印象が強いワインは、時間が経つと「お化粧」が剥がれてくる事があるので、もう少し飲み進んでみたいと思います。

グラスを口に持ってきた時の香りが安いワインとは違い、久しぶりに良いワイン飲んでる感じ。

今日の晩御飯は、海老のチリソース。
ワインが樽の印象が強いので、和食や中華はちょっと合わなさそうですね。

ハーブやスパイスを効かせたソースの白身魚やチキン料理でしょうか。
家庭料理だと、ちょっと合わせる料理が難しそうです。

おつまみのアーモンドは、大人な組み合わせで良く合います。

カミさんの意見は、「軽くて酸っぱいけど、まずくない。」という意見。。。
確かに3年前の白ワインなので、やや酸化してますかね。

ワインセットで安く買ったこともあり、今回は飲み頃を過ぎてしまっていましたが、元々のベースは悪くないと思うので、コンディションの良いヴィンテージなら美味しいのではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

白ワイン Taron Blanco タロン ブランコ 750ml 極旨 知る人ぞ知る 逸品 プレゼント ギフト 専門店 輸入ワイン 直販 ワイン屋さん 人気ワイン【酒類】

※サイトより引用
フレッシュでやや酸味があり、花の香りが心地よいワインに仕上がる”ビウラ種”
ビウラ種は、主にスペイン北部で栽培されている品種です。カタルーニャでは、”マカベオ”、リオハなどでは”ビウラ”など地方によって呼び方が異なります。
特徴的は、豊かな芳香があり、また骨格をワインに与え、かすかな苦味が風味に現れるブドウ品種です。また若飲み用にも長期熟成にも耐える高級品種とされています。
口の中で広がる果実味と程よい酸味が特徴的な白ワイン
リオハを代表するビウラ品種から造られた白ワイン。フレッシュかつマイルドな果実風味にあふれ、口の中で広がる果実感と程よい酸味が特徴的です。スッキリ爽やか系ですが、華やかさやフレッシュさも感じられます。
マリアージュ:お寿司(スズキ、ハマチ、イカ)、焼き鳥(鳥皮)、天ぷら(魚、イカ)など
1000~2000円のおすすめワイン

2016/05/28

M.シャプティエ ペイ・ドック シラー コレクション・ビオ 2013 (2回目)

M.シャプティエ ペイ・ドック シラー コレクション・ビオ 2013
M.シャプティエ ペイ・ドック シラー コレクション・ビオ 2013
M.Chapoutier Collection Bio Syrah 2013

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー

リカーランドトップで、税抜き1090円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:まだ若いが少し落ち着いた色調お、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリージャム、
<香辛料・芳香・化学物質>血液、赤身の肉、チョコレート、少し薬箱っぽいスパイス
香りの印象:すこし還元的、これから変わってきそう

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:軽めながら収斂性がある
バランス:スマートながら、芯の強さがある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めでスマート、ナチュラルな印象ながら、しっかりしたタンニンと芯の強さがある

【供出温度】
10-13度 軽めなので少しヒンヤリしているくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さがあるが少し落ち着いた色調の濃いガーネットで、輝きとツヤがあります。

香りは還元的で、血液や赤身の肉、カシスやブルーベリージャム、薬箱っぽいスパイス、少しチョコレートなどで、これから変わってくるかもしれません。

味わいは、スムースで軽めのアタックから、落ち着いた果実感としっかりした酸味が広がり、ナチュラルな甘みのあるミディアムボディで、えぐ味と渋みが出て収斂性のある締まった印象でフィニッシュ。

まだ開いてないのか、還元的な印象がありますね。
ただ素性はとても良く、チャーミングな味わいに酸味とタンニンがアクセントを加えて、伝統産地らしい品のあるまとまりになってます。

温度高めで飲み始めたので冷蔵庫で冷やしつつ飲んでますが、ちょっと温度高めの方が穏やかで飲みやすそうですね。
スーッと体に入っていく感じがとてもナチュラルです。

今日の晩御飯はトマトの酸味が強めの、自家製「バターチキンカレー」。

合わせてみるとワインが負けますが、最終的な余韻でワインが出てきます。
鶏肉だけに合わせると、ワインが完全に勝ちますが、味わいが穏やかなので自然体な勝ち方ですね。

バターチキンカレーを純粋に味わいたい人には向きませんが、ワインがあるとアクセントになって食事にリズムが出ます。
カレーが「Aメロ」、ワインを入れることで「Bメロ」、サビは食べ物を飲み込んでまたワイン、ってとこでしょうか。(分かりにくくてすみません)

おつまみで「ミックスナッツ」に合わせると俗っぽい感じで「堅揚げポテト」は塩気がケンカしてイマイチ。

やはりちゃんとした食事に合わせたいタイプですね。
煮込み系の肉料理、ビーフシチューとかチキンのトマト煮込みとかが良さそう。

時間が経っても香りはなかなか良くならず、ちょっとビオ臭のような印象も出てきたかも。

2015年の9月に一度飲んでますが、そのときの印象は、
口当たりはとても優しいのですが、タンニンはしっかりしていて、全体の印象を締めている。
カジュアルな印象ですが、ニューワールドのようなシンプルな味わいではなく、ハーブやスパイスの印象が深みを加えている。
今回もほぼ同じだけど、何だかなかなか心を開いてくれず、内にこもってる感じ。

ひょっとするとデキャンタージュすると良くなるタイプかもしれませんね。

M.シャプティエのワインとなると過度な期待をしてしまいますが、1000円くらいのワインなのでまあ大目に見てあげましょう。
もちろん、コストパフォーマンスは高いと思います。

人に例えると、自然体で清楚な女性だけど、なかなか心を開いてくれない、みたいな?

新しいヴィンテージが出たらまた買ってみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】ペイ ドック シラー コレクション ビオ 2013 M.シャプティエ 750ml [赤]Pays d'Oc Syrah Collection Bio M.chaptier

※サイトより引用
畑は小石、砂、泥土質土壌。 ステンレスタンクにて発酵、熟成。パーカーポイント100点の常連M.シャプティエが シラー品種で造る、リーズナブルな有機ワイン。 明るい紫色。フレッシュなブラックチェリーのような果実の香りや、スミレの香りが印象的です。なめらかなタンニンを持ち、熟した赤い果実の風味が心地良く、フレッシュでかつエレガントな味わいが楽しめます。「エコセール」と「ユーロリーフ」の有機ワインの認証を取得しています。日本限定商品。
1000~2000円のおすすめワイン

2016/05/26

ゴーアーズ シャルドネ NV (2016年購入)

ゴーアーズ シャルドネ NV
ゴーアーズ シャルドネ NV
Goers Chardonnay NV

オーストラリア:地理的表示無し ※おそらく日本でボトリング
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ主体

サンクスで、598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カリン、パイナップル、南国系果実
<香辛・芳香・化学物質>バタークリーム、ハチミツ、シナモン、石灰のようなミネラル
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:やや収斂性がある
バランス:溌剌とした、やや厚みがある
アルコール:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
熟した果実

【評価】
果実感たっぷりで、爽やかさとボリューム感があるけど、ややバランスが悪い

【供出温度】
8-10度 酸味が強烈でふっくらしたボディなのであまりキンキンに冷やさない方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はやや淡い、グリーンがかったイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、カリンやパイナップル、南国系の果実、石灰のようなミネラル、バタークリーム、ハチミツ、ちょっとスパイシーさもあります。

味わいは、やや軽めのアタックから濃縮感のある果実とシャープな酸味が広がり、ふっくらしたボディが続いて、えぐ味と収斂性のある苦味が出てきた後に酸味の残るジューシーなフィニッシュ。

このワイン、強い酸味がポイントですね。
シャルドネらしいたっぷりした果実味がありますが、シャープな酸が主張して、えぐ味やアルコールの印象もあり、まとまり感のない印象です。

それなりに美味しくて品質良さそうですが、何かコンセプトがブレてるというか、掴みどころの無い「?マーク」がつくような味わいですね。
飲み進むと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、コンビニの「ボンゴレビアンコパスタ」。
合わせると、果実味が強くて料理より前に出てくるけど、そんなに悪くありません。

ワインだけで飲むとギクシャクした感じだけど、食事に合わせるとバランスが取れるようですね。

果実味が強いので、和食は合わなさそうで、カジュアルなピザとかパスタのイメージです。
まあ、食事と合わせるというよりは、パーティワインでしょうね。

おつまみで「揚塩ピー」に合わせると、スナック的な水割りとナッツのような合い方で、だし塩味のおせんべい「しゃり蔵」に合わせると、まったく絡まないけど、適当な社交辞令でごまかすみたいな感じ。

基本的には悪くないと思いますが、、でもちょっと荒っぽい感じが気になるかも。
個性の範囲と考えれば、コストパフォーマンスは悪くないと思います。

■関連リンク(サークルKサンクスのワイン)


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