2015/05/31

運だめし! 夏のワイン宝くじ 1口1本5400円(税込み)


<販売終了しました>

ベルーナさんのワイン通販「My Wine CLUB」で面白い企画をやっているのでご紹介。

限定300本で、一口5,400円(税込)、1等はオーパス・ワンで、2等以下も魅力的なワインが揃っています。
当たらなくても、5000円以上のワインが届くみたいなので、損はないですね。

<6月28日追記>
私も一口、購入しました!
さて何が当たるだろうか・・・

<当たりワイン>

1等:オーパス・ワン 2009
1等:ル・クラレンス・ド・オー・ブリオン 2007

2等:シャトー・コス・デストゥルネル 2007
2等:クロ・ヴォージョ・グラン・クリュ 2007 エジョルテ
2等:ソシアント・マレ トップキュヴェ ジャン・ゴートロー 2000
2等:シャトー・レヴァンジル 2001

3等:シャブリ・グラン・クリュ・ヴォージデール 2011 ピエール・グリュベール
3等:シャトー・リューセック 2011
3等:クロス・モガドール 2007
3等:ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ヴィニュロンド 2004(オスピス・ド・ニュイ)
3等:エルミタージュ・シュヴァリエ・ド・スタランベルグ 2004 ポール・ジャブレ・エネ

4等:ジュブレ・シャンベルタン・ジョセフ・エジェンヌ・メリーニ 2012
4等:コート・ロティ 2010 ロマン・デュヴェルネイ
4等:シャンボール・ミュジニー・ルイシャヴィ 2009
4等:エルミタージュ 2009 ロマン・デュヴェルネイ
4等:シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ 2011 クリスティアン・シモン

5等:イル・マッロネート・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2007 他8本

300本中なので、当たり確率は高そうですが。。。

2015/05/30

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
CADET D'OC CABERNET SAUVIGNON 2013

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%

ヤオコーの2割引セールで、774円で購入。
元値は、968円。

【外観】
清澄度:濃くてわからない
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、とても濃い、輝きがある

【香り】
豊かさ:少し弱め
特徴:
<果実>カシス、黒い果実
<花・植物>青ピーマン
<香辛・芳香>タバコ、焦げ臭、血液
<化学物質>ちょっと薬箱
香りの印象:若々しくてちょっと青っぽいが、これから変わってきそう

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライだがアルコールのボリューム感はある
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:サラサラしてるが強め
バランス:流れるような心地よさはあるが、固くて強い印象もある
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸味の尖った黒い果実

【評価】
力強くパワフルでドライだけど、すっきり感も持っている

【供出温度】
14-17度、フルーツ感弱めのドライで強いので温度高めの方が飲みやすそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
飲む直前にデカンタージュすると、少し開いてくれるかも

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い濃さのガーネットで、輝きとツヤがあります。

香りは温度低めのせいかちょっと弱めで、黒い果実や青ピーマン、タバコの葉や焦げ臭、時間が経つとカラメルの印象も出てきます。

味わいは、強めのアタックから、控えめな果実感でドライな味わい、しっかりした酸味と強いタンニンが広がり、少し長めにつづいて、えぐ味を残した辛い印象のフィニッシュ。

とても濃くて強くて苦い印象ですが、クールな印象とすっきり感で救われています。

素性の良い、しっかりした体育会系の男子、って感じで、強くて男っぽいワインですね。
強くて渋いのでワインだけだと飲みにくいかな、って思ってたら、結構グラスが進んで食事前にちょっと酔っ払ってる感じになってきました。

あれ、でもアルコール度13%しかないですね。
印象では、14~14.5%くらいはあるように感じます。

グラスに入れて時間が経つとガリーグのような、南仏らしい強いハーブ系の印象が出てきましたね。

今日の晩御飯は、炊き込みご飯と冷奴。
まったく赤ワインに合わなそうなメニュー・・・

冷奴は醤油をつけずに豆腐そのままだとまだ接点がありますが、それでもワインが紳士的にお断りを入れてくる感じ。
炊き込みご飯も同じですね。

おつまみで豚肉のスモークタンに合わせて見ると、やっぱりワインが勝ち気味。
強さがあるので、合わせる料理はしっかりした肉料理じゃないとダメみたいですね。
焼き肉とかカレーくらいでもいいかも。

コストパフォーマンスは高めで安定感のあるワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

【全品ポイント10倍!!】[2013] カデ・ドック・シャルドネ(スクリューキャップ)/ フランス ラングドック・ルーション / 750ml / 白

※サイトより引用
名門バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が手がけるフランス、ラングドック・ルーションからのデイリーワイン。
こちらのワインは、南仏ラングドック・ルーションで、最も古い歴史を持つ栽培地区で造られ、ブドウ品種ごとに厳選された畑のブドウのみを使用して仕立てます。
バロン・フィリップ社の醸造家チームのもと、伝統的なノウハウと最新技術の融合により、造りだされた芸術品。
ワイナリーは海に面した巨大な三日月型の盆地で、スペインとの国境からローヌ地区に渡って300kmに連なる地中海沿岸にあります。
この地形の特徴を存分に発揮されている豊かな味わいが特徴。
こちらのワインは、 ダークレッドの中にガーネットの色調。
赤系果実やスパイスの魅力的でリッチなアロマがあります。
しっかりとしたタンニンと、綺麗に丸みを帯びた味わいの完璧なコンビネーション。
カベルネ・ソーヴィニヨン独特の豊かなタンニンが特長です。
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドのノウハウを手軽に楽しめるデイリーワイン。
シンプルなお肉料理や生ハム、ソーセージなどとの相性が抜群です。
■関連リンク(ヤオコーのワイン)


はじめてのワイン法 蛯原 健介 (著)


はじめてのワイン法
蛯原 健介 (著)

単行本: 367ページ
出版社: 虹有社 (2014/9/5)
発売日: 2014/9/5
商品パッケージの寸法: 18.8 x 13 x 2.6 cm

ワインエキスパート試験の中でも覚えるのが難しいワイン法ですが、この本は法律が制定されるまでの歴史や背景などが丁寧に書かれていて、とてもワイン法に興味を持たせてくれます。

ヨーロッパのワイン法は、昔から今の形で存在しているような印象がありますが、現在のワイン法になるまでには、暴動や流血、さまざまな利権関係などが影響していることが分かりますね。
どんだけ細かいんだよ、ってところまでワイン法で定められているのが、具体的な事例で紹介されています。

それに対して、日本のワイン法の不備と、その歴史的な背景、ワイン法が整備されていないことで世界に日本のワインが認めらなかった事なども丁寧に解説されています。

ただ現在は、山梨のワインをEU諸国に向けて本格的に輸出する段階になって法的障壁が明らかになり、甲州やマスカット・ベーリーAのOIV(国際ブドウ・ワイン機構)への登録、国税庁長官による地理的表示「山梨」の指定が行われ、対策が取られるようになりました。

日本のワイン法もその実現に一歩進みだしたと、筆者は語っています。

分厚い本(367ページ)なので一回読んでも10%も頭に入らないかもしれませんが、何度も読み直すとその都度新しい発見があるタイプの本ですね。

ワインエキスパートを受けようと思っている人にはおすすめの一冊です。

<本書のトピック>

ワイン法の最低限の事項は「ワインの定義」「原産地呼称」「ラベル表示のルール」。
近代以前のヨーロッパでは、ワインは水に替わる必需品で、重要な財産だったため法律の整備が必要だった。
古代エジプト時代に原産地呼称制度の原型があった。
パリ近郊にワイン産地が無いのは「20リユ規制」があったため。
19世紀以前の法規制は利権を守るための上からの規制、1860年代後半のフィロキセラ禍以降はワインの品質と産地表示の守るために変わった。
EUワイン法は、加盟国法に優位する。
AOP(保護原産地呼称ワイン)は、「原産地」の「呼称」を「保護」されたワイン。
IGP(保護地理的表示ワイン)は、「地理的表示」を「保護」されたワイン。
EUワイン法では適応される「ブドウ生産物」を17品目定めている。
1.ワイン 2.発酵中のワイン 3.ヴァン・ド・リクール 4.ヴァン・ムスー 5.優良ヴァン・ムスー 6.芳香性優良ヴァン・ムスー 7.炭酸ガス添加ヴァン・ムスー 8.ヴァン・ペテイアン 9.炭酸ガス添加ヴァン・ペテイアン 10.ブドウ果汁 11.部分醗酵ブドウ果汁 12.乾燥ブドウ由来の部分醗酵ブドウ果汁 13.濃縮ブドウ果汁 14.濃縮ブドウ調整果汁 15.乾燥ブドウ原料ワイン 16.過熟ブドウ原料ワイン 17.ワインビネガー
EUワイン法のワインとは「破砕された、もしくは破砕されていない新鮮なブドウ、またはブドウ果汁を部分的または完全にアルコール発酵させて生産されたもの」。
AOPワインは官能審査が義務、IGPワインは任意。
保護されるためには「生産基準書」の作成が必要。
ボルドーの格付の対象は醸造所、ブルゴーニュの格付の対象は原産地呼称と結びついている畑。
EUではショ糖による「補糖」が条件付きで認められている。
条件付きで「補酸」「除酸」も認められているが、「補糖」との併用は認められない。
「シャトー」「クロ」のラベル表示は、AOPに属するフランスのワインのみ表示可能。
EUワイン法は、特定の瓶の形状も使用条件を定めている。
近年EU産ワインの状況は厳しく思い切った減反政策を行ったが、ラングドック・ルーシヨンの減反希望が多く、ニューワールドとの競争で苦境にあることを示した。
減反で最も減ったブドウ品種は、「カリニャン」。
日本の酒税法ではワインは「果実酒」「甘味果実酒」に分類されるが、果実に含有される糖類の総量を超える補糖を行っても「甘味果実酒」として表示出来る。
大量の補糖はEUの基準に合わないため、輸出する場合は、EUワイン法の基準に適合していることを証明する必要がある。
国際的に認められていない水の添加や乾燥ブドウの使用も、日本の「果実酒」は認められている。
日本のワイナリーは農地法により農地の所有が規制されていたため「買いブドウ」を使用していたが、農地法改正により自社畑を持つことが出来るようになった。
「長野県原産地呼称管理制度」は長野の産地名は保護されていない、唯一「山梨」だけ「地理的表示」に指定され、保護される。
ワイン市場はグローバル化していて、国際基準に適合したワイン造りのルールが求められている。日本でもワイン法の整備は避ける事ができない。


2015/05/29

ドミニオ・デ・プンクトゥン ロベティア シャルドネ 2013

ドミニオ・デ・プンクトゥン ロベティア シャルドネ 2013
ドミニオ・デ・プンクトゥン ロベティア シャルドネ 2013
Dominio de Punctum Lobetia Chardonnay 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ 100%

ドン オンラインショップの通販で、6本セット4980円、1本あたり830円で購入。
参考価格は、972円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:少し強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>南国系の果実、白い実の果実
<花・植物>すいかずら、麦わら
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル香、硝煙
<化学物質>なし
香りの印象:若々しい、大人しい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:少しトゲのある印象
苦味:キツめの苦味が残る
バランス:中間の大事なところが抜けてるようなバランスの悪さ
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
苦味の強い柑橘系

【評価】
柔らかいようで変な強さがあって、頼りない酸味と強い苦味がバランスの悪い印象

【供出温度】
7度以下 第一印象では冷やさないと美味しく飲めなさそう → 温度高めでまったり飲んだほうが美味しい

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかった中庸なイエローで、少し輝きがあります。

香りは、ウッドなのか硝煙なのか、ちょっと焦がしたようなカラメルのような個性的な印象に、南国系の果実や、甘みのあるフローラル、石灰のようなミネラル感もあります。

味わいは、やさしいアタックから、刺々しい酸味が最初は主張して、その後だらしない印象になり、アルコールの辛い印象と強めの苦味が重い印象で、なんだかバランスの悪いフィニッシュ。

なんだかな~、って感じの、チグハグでせわしないというか、落ち着きのない、不安感のある味わいです。
これは冷やさないと飲めない、って思ったけど、温度が上がってきたほうがまったりして、飲みやすくなってきました。

う~ん・・・
でもやっぱりなんだか情緒不安定な印象ですね。
ものすごくかき乱される印象の味わいで、眼の焦点が合ってない人と話しているような不安感があります。

今日の晩御飯はチキンカツ。
何もつけずに合わせると、苦味が強くなってイマイチ
中濃ソースをつけるとちょっと馴染むけど、やっぱり後味が苦い。
マヨネーズもプラスしても後味の苦味は消えません。

スーパーで売ってる、塩辛いゴーダチーズに合わせると、ワインのヤサグレ感が半端じゃありません。

このワイン飲んでると、人生を呪いたくなるような感覚に襲われますね。
過激な事とか、不安な事ばかり考える、これはちょっと「暗い日曜日」に匹敵するようなマイナス効果があるのでは。
呪いのワイン??

しかもだんだん生臭くなってきましたね。
生木のような変な匂いもあって、失敗ワインなのではないでしょうか。
これはだめなタイプのオーガニックですね~。
最近品質が良くなってきたオーガニックを、やっぱりダメじゃんって思わせる、安いワインの失敗感よりも責任の重い失敗感ですね。

人に例えると、人生に失敗して世の中に復讐をしてやろうと企んでる、マイナスオーラ全開の暗い若者、って感じ。

・・・

次の日に残ったワインを飲んでみました。
全体に穏やかになってて、不幸オーラは消えてますが、後味の苦味は強めです。

なんでしょうね、昨日あんなに呪いの印象があったのは、天気のせい?
晴れるはずが大雨だったからでしょうか??

後味は苦いですが、少なくとの次の日の方が美味しく飲めるみたいです。

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