2014/11/30

ティエラ・ヌエバ レゼルバ シャルドネ 2011

ティエラ・ヌエバ レゼルバ シャルドネ 2011
ティエラ・ヌエバ レゼルバ シャルドネ 2011
TIERRA NUEVA RESERVA CHARDONNAY 2011

チリ:セントラル・ヴァレー地域:ラペル・ヴァレー地区
アルコール度:14%
ブドウ品種:シャルドネ100%

Zinc(ジンク)の通販で、6本セット税込み4298円+送料740円の5038円、1本あたり840円で購入。
参考価格は、999円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:熟成感のある色調

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、熟した果実、南国系果実、ややナッティ
<花・植物>蜂蜜、日なたのような印象
<香辛・芳香>シロップ、バタークリーム
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライだがアルコールのボリューム感がある
酸味:シャープな、豊かな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ドライな、厚みのある、フラットな
アルコール:強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
ややリンゴが入った、柑橘系のフルーツ

【評価】
熟成感のある果実感と、フラットながら強さのあるボディ

【供出温度】
11-14度 しっかりしたボディなので温度高めの方が深みが味わえる

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったベージュぽい色調のイエローで、輝きがあります。

香りは、まず厚みのある果実感、カリンや熟した果実、南国系の甘い果実感、蜂蜜やバタークリーム、グラスに残り少なくなると樽の印象もほんのり香ります。

味わいは、果実感がまず広がり、ボリューム感が少なめでフラットな感じながら、しっかりしたボディと酸味があり、やや早めにジューシーなフィニッシュ、その後余韻が長めに続きます。

フレッシュ感とジューシーさも残しながら、しっかり造られたシャルドネって感じ。
ボトルがものすごくしっかりしてて、2000~3000円くらいの印象なので、かなりこってりした味わいをイメージしてましたが、価格なりのボリューム感。
でも、爽やかさと熟成感のバランスがよくて、飲みやすくて美味しいですね。
ワインだけで楽しめるタイプです。

飲みくちが良くて、スイスイ飲めるので、どんどん進んでしまいます。
アルコール度が14%もあるとは思えない飲みやすさで、これは危険なワインですね~。

ティエラ・ヌエバのシリーズ、飲み進むとどんどん良くなるタイプが多いみたいで、このワインも時間とともにグッと良さが出てきました。
すっきりした爽やかさと、上品な果実感と、ほどほどの厚みがいい感じにバランスよくまとまってます。

ワインだけだと、後味にちょっとえぐ味が残りますが、まったく気にならずグラスに手が伸びます。
食べ物が欲しくなる感じもありませんね。ワインで完結してます。

ダイエットを気にしている女性などは、食べ物が欲しくならないというのは重要なポイントですよね。
アルコールのカロリーが太るかどうかはいろいろな見解がありますが、お酒を飲むときに食事をとらないタイプの人ははだいたい痩せてる気がします。

余計な話になってしまいましたが、このワイン、余韻のフルーツ感がとても良いです。
フレッシュで爽やかな印象がじわっと残るというか。

今日の晩御飯は、米沢牛の塩焼きと、カニと豆腐の中華あんかけ。
いただきものの霜降り米沢牛ですが、塩コショウして焼いたものを、わさび醤油でいただきました。
血の味よりも脂の甘みが強いので、白ワインでもよく合いました。

合わせてみてちょっと考えを改めたのですが、牛肉の赤身は赤ワインで、霜降りで脂が多いものは、ロゼとかしっかりした白ワインが合うのかもしれませんね。
まあ、ソースにもよりますが。

赤ワインを使ってるソースだったり、ブラウンソース系は多分赤ワインでしょうが、塩コショウやわさび醤油などで、蛋白に霜降りを味わうときは、白ワインという選択肢もあるかもしれません。

食事が終わって、おつまみの、ピザ味のトルティーヤチップスに合わせると、完全にパーティモード突入です。
明るく陽気な取り合わせで、ハッピーな感じ。

人に例えると、陽気でパーティ好きだけど、じつは品行方正で真面目な女子、って感じでしょうか。
良いワインですね、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

チリワイン 飲み比べセット (赤4・白2)

※サイトより引用
収穫されたブドウの中から状態の良いもののみ使用し、酸化・劣化を防ぐために即時に房から分けられ、ステンレスタンクに保管されます。丁寧に正確に伝統的手法に従い作られています。
レゼルバとは、一般的には、オーク樽での熟成を行っているワインのことです。
単一品種だけで造る場合(カベルネ・ソーヴィニヨン)は、品種の特長を生かしたものになり、複数の品種を混ぜて造る場合(アッサンブラージュ)各ワイナリーがいろいろな品種をそれぞれ独自の割合でブレンドしたもので、生産者の個性を色濃く反映されています。

2014/11/29

ティエラ・ヌエバ トラディション カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

ティエラ・ヌエバ トラディション カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
ティエラ・ヌエバ トラディション カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
TIERRA NUEVA TRADICION CABERNET SAUVIGNON 2013

チリ:セントラル・ヴァレー地域:ラペル・ヴァレー地区
アルコール度:14%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%

Zinc(ジンク)の通販で、6本セット税込み4298円+送料740円の5038円、1本あたり840円で購入。
参考価格は、753円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>黒い果実、カシス、ジャム
<花・植物>バラ、茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>血液、赤身の肉
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、収斂性がある
バランス:スマート、アルコールの強さがある
アルコール度:強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと薬草っぽい辛い果実感

【評価】
スマートでドライな口当たりで、果実感少なめの辛い後味

【供出温度】
14-17度 そうとうドライな味わいなので、あまり冷やさない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった濃いルビー色で、深い透明感と輝きがあります。

香りは、まず硫黄、それから香水のようなフローラル、茎っぽいグリーン香、硝煙のような印象もあり、やや重い印象。

味わいは、スリムでドライな口当たりから、シャープな酸味が広がり、その後アルコールの辛さとタンニンの収斂性が出てきて、かなり辛い印象のフィニッシュ。

なんかちょっと不思議なバランスで、軽く入ってくるけど、後味が辛く、渋みとえぐ味が残ります。
香りも重い印象で、ちょっと雑な印象があるのですが、でもなんか魅力もあって、ちょっとヒンヤリした味わいとか、後味に残るちょっとクセのあるハーブ香が良く、またグラスに手が伸びますね。

最初はものすごく辛い印象で、これ飲めるかなって思うくらいでしたが、時間とともに甘みと果実感が出てきました。
口当たりは落ち着いてきて、なめらかでスマートな印象になってきましたが、香りは還元的な閉じた印象があって、時間が経ってもなかなか良くなりませんね。

今日の晩御飯は、レトルトのキーマカレー。
ドライなので、食事にも合いやすい感じで、カレーにも負けない強さがあります。

すっきりしてるので、各種チーズにも合わせやすいですね。
カジュアルで、気兼ねなく合わせられる感じ。

最初に感じた辛くて強い感じはなくなってきて、食事が終わっても、ワインだけでもスッキリ飲めます。

香りは最後までちょっと還元的というか硫黄の印象がありますが、800円程度だったらコストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

チリワイン 飲み比べセット (赤4・白2)

※サイトより引用
収穫されたブドウの中から状態の良いもののみ使用し、酸化・劣化を防ぐために即時に房から分けられ、ステンレスタンクに保管されます。丁寧に正確に伝統的手法に従い作られています。
トラディション・シリーズとは、一般的に、単一の葡萄品種で造られており、オーク樽での熟成をしていない最もシンプルのベースのワインになります。

2014/11/28

ゴールデン・ガーデン カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

ゴールデン・ガーデン カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
ゴールデン・ガーデン カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
GOLDEN GARDEN Cabernet Sauvignon 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

肉のハナマサで、税込み409円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい鮮やかなマゼンタピンクのフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実
<花・植物>少し香水っぽいフローラル
<香辛・芳香>青味の強いハーブ香、メントール
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:弱めだが、華やかな印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、爽やかな
タンニン分:サラサラした、少し荒い
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
少し青味のある赤い果実

【評価】
フレッシュフルーティな味わいで、強めのボディと爽やかさがあり、しっかりタンニンもある

【供出温度】
14-17度 フレッシュフルーティなので冷やしても良さそうだけど、タンニンがしっかりしているのでやや温度高めが飲みやすいかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、鮮やかなマゼンタピンクのフチをした濃いガーネットで、輝きもあります。

香りは弱めで、硫黄の印象から、赤い果実、ガリーグっぽい青っぽいハーブ香、香水っぽいフローラル、など華やかさがあります。

味わいは、フレッシュフルーティなアタックから、しっかり爽やかな酸が広がり、ボディもしっかりしていて、ひんやりしたクールな印象が続いて、タンニン強めの収斂性のあるフィニッシュ。

価格のわりに、しっかりしていて、飲みやすく、バランスも良いですね。
第1印象はかなり良い方です。

タンニン強めで、ワインだけだとかなり渋みが溜まってくる感じですが、しっかりワインらしくて悪くありません。
ただ、飲み進むとちょっと青臭くて重い感じがだんだん気になってきました。

今日の晩御飯は、コンビニのビーフカレー。
かなり脂っこいやつです。

力関係は対等で、カレーの油脂分とタンニンがとてもフィットして、ワインがカレーを丸め込むような合い方をします。
最後はワインが勝つみたい。

バランスは悪くありませんが、食事を引き立てないでワインが勝つ、パーティ的な合い方ですね。
最後はふわっと甘い果実感が残る感じで、ワインが主役、という合い方です。

いまどきのこの価格帯では、抜群に良い方じゃないでしょうか。

ストリングチーズのスモーク味は、ワインが強すぎてイマイチ。
かなり脂っこい食事じゃないとワインが勝ってしまいますね。

週末でセーブする必要もないので、1本空いてしまいそうです。

カジュアルでフルーティ、しかもちゃんとワインらしい、という点ではとても良いですね。
リピートしてもいいワインです。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


2014/11/26

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2014

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2014
フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2014
FINCA LA ESCONDIDA CHARDONNAY 2014

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、税込み500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、南国系果実
<花・植物>アカシアの蜂蜜、
<香辛・芳香>ミネラル、ヴァニラ?、シロップ、ハッカ
<化学物質>少し硫黄
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やわらかな
苦味:えぐ味を伴う変な苦味
バランス:スリムな、ちょっとぎこちない
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
水っぽい梨のようなちょっと頼りない果実感

【評価】
スリムながらも強さを持っているが、飲みくちが荒くバランスが良くない

【供出温度】
8-10度 少し強さを持っているのであまり冷やさない方が良さそうだが、イマイチバランスが良くない 

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、やや淡めのグリーンがかった色調で、輝きが少しあります。

香りは、南国系の果実が中心で、蜂蜜やミネラル、爽やかなハーブの印象、厚みもあるので期待感がふくらみます。

味わいは、ちょっと頼りない感じのアタックから、それなりにボディの強さが出て、ややえぐ味や収斂性が強い、荒っぽくバランスの悪い印象でフィニッシュ。

いままで信頼のブランドだった、フィンカ・ラ・エスコンディダですが、2014年はちょっと飲みくちが良くないですね。
へんなクセというか、舌触りが悪いというか、えぐ味や収斂性が強いというか、ちょっと水っぽい感じというか、とにかく何だかちょっと気になる味わい。

まあ、普通においしくない、って印象です。
食べ物が入ると変わるかもしれません。

今日の晩御飯は、自家製の親子丼。
卵を蒸らす時間を間違えて、卵かけご飯風親子丼になってしまいました。

これが合わせると意外といい感じ。
いままで欠点だったのが、食事とあわせると急に長所に変わります。

豆腐とわかめ大根の味噌汁に合わせても、すっと馴染みます。
食事の邪魔をしないで、リフレッシュしてくれますね。

お茶とかに近い役割?
シャルドネでこれだけ家庭料理に合わせやすいのは初めてかも。

このワインのへんな苦味がお茶の苦味に近い感じなんですよね。
緑茶ハイみたいな感じ。

ワインだけで飲むと気になるけど、食事と一緒だとその苦味が良さに変わるんですね。
白米に合うワインです。

食事が終わって、薄皮付きピーナッツに合わせると、最初ケンカしますが、薄皮の渋みと塩分をうまくかわしながら懐に入り込む感じで、意外と油断できないやつみたい。
いろいろな食事に幅広く馴染みそうだけど、ワインだけだと美味しくないのが問題ですね。

いままでに飲んだ、2011、2012、2013が良かったので、ついつい辛口になってしまいますが、ワンコインなら問題ないと思います。

独特のお茶っぽいフレーバー、フルーツ感が弱め、炭酸の印象があってチューハイっぽいなど、いろいろありますが、個性と捉えると面白いですね。

飲み終わりのころにはこのワインを許せる感じになってきました。
ロットで違うかもしれないので、またリピートしてみたいですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


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