2012/11/24

ザ・リトル・ペンギン シャルドネ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ザ・リトル・ペンギン シャルドネ 2011
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(3)シャルドネ(スペイン:ヴァル・デル・シンカ:11)\980
(4)シャルドネ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:黄金色に近い、強い色味のイエロー
濃淡:濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きの良い、輝きのある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:バター、クリーム、カリン、パイナップル、スモーク、ヴァニラ、かすかにミント
香りの印象:濃縮感のある、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:まろやか、豊かな
バランス:ふくよかで、厚みがある
苦味:コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(ボリューム感のある)

【評価】
豊かでボリューム感のある味わい。やや熟成感を感じる。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
今日はすべてシャルドネ入りのブラインド。
ワインを選ぶ役のカミさんが、シャルドネ嫌いで、残ってしまうからです、とほほ。。

外観は、黄金色に近い、濃い、輝きのあるイエロー。

価格的には、2000円に近いプティ・シャブリが候補だが、黄金色のシャブリってあまりお目にかからないので、スペインあたりが怪しい?

香りはバターリィでリッチ、ヴァニラの香りもあって、しっかり樽熟成をしている印象。
安っぽくないので、780円のオーストラリアは違うような。
香りだけだと、プティ・シャブリも候補かも。

味わいは、まろやかで、残糖の甘みが強め。
これはシャルドネだけじゃないかも。
やや辛口、くらいの印象なので、シュナン・ブランやヴィオニエが入ってるようなイメージ。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、テレ・ブーレ、その他
で、ブー

おっと、オーストラリアのシャルドネでした。

【総評】
ザ・リトル・ペンギン シャルドネ 2011
The Little Penguin Chardonnay 2011

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、780円で購入。

外観と香りだけだと、1500円超えて2000円近いような印象がありますね。
飲み口は残糖の甘さがありますが、マイルドでスッキリした口あたりがとても好印象。
木樽の印象も控えめで、うまく使っているな、という印象。

ワインだけで、スイスイ飲んでしまうタイプです。
誰にでも好かれそうな、万人受けするタイプではないでしょうか。

で、カミさんに感想を聞いたら、「私これ嫌い、1280円くらい?」という評価、あれれ?
可愛いラベルと樽の印象のギャップが強すぎるみたいです。
樽香強めのワインってカミさんが嫌いなタイプなので、これはしょうがないか。

今日の晩御飯は、メンチカツと、パスタのサラダ。

このワイン、食事に合わせると、急に樽香が気になってきます。

木のチップを入れた、を通り越して、木の絞り汁を入れたくらいの感じ。
そのままで飲んでるとそんなに気にならないのに、不思議です。

カミさん的には、ギリシャの松ヤニの入っているワイン、レツィーナくらいらしい。
まあ、そこまではいかないと思いますが、最近レツィーナとか飲んでないですから、比較出来ないですね。

このくらい樽香が強いと、合わせるのはチーズくらいでしょうか。

食事が終わって、ワインだけになるとまた美味しく飲めるのに、ナッツとか合わせてみるとまた樽香が気になりますね。
食べ物との相性が悪い?

何とも不思議なタイプですね。

ワインだけで飲むと美味しく飲めると思います。

合わせる食事も、カレーとかだと結構いけるかも。

■楽天ショップへのリンク

ザ・リトル・ペンギン・シャルドネ

※サイトから引用
フランスとアメリカ産のオーク樽にて熟成。味わいはまろやかで全体にバランスがよく、アフターにフレッシュな印象を残します。
価格:1,767円 (税込) 送料別

2012/11/23

アントワーヌ・シャトレ ボージョレ・ヌーヴォー ロゼ 2012

アントワーヌ・シャトレ ボージョレ・ヌーヴォー ロゼ 2012
アントワーヌ・シャトレ ボージョレ・ヌーヴォー ロゼ 2012
Antoine Chatelet Beaujolais Nouveau Rose 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

町田の蔵家さんで、1580円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:綺麗な色調のピンク色のロゼ
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、とても綺麗な色調

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:淡い色の花、爽やかなグリーン香、リンゴ、キャンディ、蜜、ややカラメル
香りの印象:若々しい、上品、華やか

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):辛口
酸味:シャープ、爽やか
バランス:スリムでドライ
タンニン分:かすかに感じる
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
ミネラリー、スパイシー

【評価】
スリムでシンプルでドライ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
見た目はとてもキレイ。
可愛らしいピンク色で華やかです。

香りは弱めですが、花や蜜、爽やかなハーブの印象もあって、上品な華やかさ。

味わいは、外観と香りの印象とはやや違い、ドライでシャープ。
ちょっと地味めのバランス。

かなり白ワインに近い味わいです。
ホントにガメイ?ってくらいガメイっぽさがないですね。

軽めでドライなので、ワインだけだとちょっと物足りないかも。

今日の晩御飯は、鶏の水炊き。
ポン酢にゆずこしょうを入れて食べると、さすがに合いません。

シメのうどんと雑炊には合いました。
ポン酢の味がダメなのかも。

カミさんに感想を聞いたら、「白ワインみたい、素っ気ない、ロゼだったらもうちょっと味わいが欲しい、さっぱりしすぎ。」という答え。

ワインだけだと、嫌味はないのですが、何か欲しくなりますね。

このワイン、ロゼワインとしては、とても物足りない感がありますね。
新酒というカテゴリだから成り立ってる?

それにしても、ガメイのロゼって初めて?

そうそう、ヌーヴォーらしさ、ってものも無いので、中途半端な印象です。

と、カミさんと文句言いながら、1本キレイに無くなりました。

悪くは無いんですよね~。

■楽天ショップへのリンク

【新酒まとめ買い特典対象】ボージョレ・ヌーヴォー・ロゼ[2012]年・アントワーヌ・シャトレ社・航空便Beaujolais Nouveau Rose [2012] Antoine Chatelet Air

※サイトより引用
アントワーヌ・シャトレ社はネゴシアンであると同時に、多くのドメーヌ・ワインの輸出・販売元です。
30社以上の航空会社、世界各地の有名レストランでも取り扱われています。 伝統的な独自のワイン造りが、最新のテクノロジーに支えられ、素晴らしいワインを生み出しています。
アントワーヌ・シャトレ社は世界の第一級のレストラン・ホテルで高く評価されており、下記通りの実績があります。
ボジョレーのなかでも、珍しいロゼのヌーヴォーです。
ヨーロッパではロゼワインを氷がたっぷり入ったクーラーで冷やして飲む習慣があり、近年ではその美しい色合いや爽やかな味わいで特に若い人に好まれてます。
新鮮でフルーティ。華やかな色合いと白い花や新鮮な果実の香り。とびきりフルーティーでやさしい味わい。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2012/11/22

アントワーヌ・シャトレ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2012

アントワーヌ・シャトレ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2012
アントワーヌ・シャトレ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2012
Antoine Chatelet Macon-Villages Nouveau 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCマコン・ヴィラージュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

町田の蔵家さんで、1780円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかった、淡いイエロー
濃淡:やや淡め
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル(フチに小さな気泡が現れる)
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:ミネラル、石けん?、白い花、かすかにメロン、ハッカ
香りの印象:やや閉じている?若々しい

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:爽やか、やや控えめ
バランス:スリムでライト
苦味:控えめ
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでシンプルなまとまり。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
小ぶり

【総評】
とてもライトな味わい。

ヌーヴォーなので、フルーティさを期待していたら、意外とドライで、そっけない感じですね。
でも後味もスッキリしてて、飲みやすいタイプです。

新酒らしい、揮発香があって、ちょっとセメダインっぽい香りがあります。

ジェノベーゼのパスタに合わせると、スッキリ爽やかな合い方。
フルーツ感が控えめなので、食事には合わせやすいみたい。

でもこのワインって、ヌーヴォーなので、1780円もするんですよね。

白ってヌーヴォーの特徴があまりなく、普通だと、1000円前後の印象かも。

悪くないけど、2000円近い味わいは無いかも。

これは、来年また買いたいとは思わないかも・・

■楽天ショップへのリンク

<11/15解禁> 【3】 <マコン> マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー (白) [2012] アントワーヌ・シャトレ

※サイトより引用
マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、ボージョレ・ヌーヴォーの白バージョン。
できたてのピチピチフレッシュな美味しさがたまりません!
アントワーヌ・シャトレはブルゴーニュのニュイ・サンジョルジュに本拠地を構えるネゴシアン(酒商)。
生産されるワインは世界中で30社以上のエアラインの機内サービス用として確固たる信頼を得ています。
お手軽な価格のヌーヴォでも、絶対にはずしたくはない!
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★アントワーヌ・シャトレ社のボージョレ・ヌーヴォーは、ブドウ栽培からワイン造り、輸送までのプロセスに排出するCO2を、インドネシアで植林を行うことでCO2の相殺を行っています。
軽量ボトルを使用し、さらにCO2の排出を軽減しています。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2012/11/20

目玉おやじヌーボー 2012

目玉おやじヌーボー 2012
目玉おやじヌーボー 2012
Medama Oyaji Nouveau 2012

日本:山梨県大月市
アルコール度:11%
ブドウ品種:山梨県産甲州100%

町田の蔵家さんで、1200円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほぼグレーの、淡いイエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや薄め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きの弱い、若々しい

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:酵母、アルコール、日本酒の印象、たばこ、白い実の果実
香りの印象:酵母の印象が強め

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:おだやか
バランス:軽めだが、アルコールが浮いた印象
苦味:控えめ
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティな日本酒

【評価】
残糖を多く残した新酒だが、飲み口は鈍調。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
小ぶり

【総評】
最近、こういった甘くて重い甲州って少なくなってきましたが、とても昔を感じさせる味わいです。

香りがほぼ日本酒?
酵母で香りを出しているような感じでしょうか。

フルーツ感は弱めですね。

口に含むと、最初のアタックは、酸味がピリッとした爽やかさがあるのですが、その後、甘さが重い印象に変わって、後味はちょっとエグ味が残る印象。

それから、ちょっとブショネというか、カビっぽい香りがふっと香るのが気になります。
新酒だし、スクリューキャップだし、明らかにブショネでは無いのですが。

今日の晩御飯は、合い挽きのカレー。
カレーって、意外と甘口の白に合うんですよね。

合わせてみると、お互いに高め合うって感じじゃありませんが、カレーも、ワインも両立します。
つけあわせのクリームコーンスープには、フィットしました。

甘みのあるワインって、なんだかんだで、食事に合わせやすいですね。

食事があると、ワインの欠点が隠されるのですが、ワインだけになると、やっぱりかび臭い??
なんでしょう、この香りは。

時間が経つと、だんだん印象が変わってきたね。
ヒンヤリ感が出てきたというか。

香りも、ちょっとメントールの印象が出てきて。落ち着いてきました。
重さが払拭されて、後味がチャーミングな果実感に変わってきたような。

酔っ払ってるせい?

ひょっとすると、このワイン、新酒だけどデキャンタージュとかするといいのかも。

最後まで、ふっと香るカビっぽい感じが抜けず、あまり人には勧められないけど、話題性としては面白いのではないでしょうか。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

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