2008/11/30

ヴァン・ド・プリムール ヴィニュロン・ド・カルナス ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー90%、マルベック10%(仏:ボルドー:プルミエール・コート・ド・ブライAC)\1080
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(フランス:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:08プリムール)\980
・シラー(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:08プリムール)\980
・グルナッシュ、シラー(仏:ヴァン・ド・ペイ・ドック:NV)\858

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴァン・ド・プリムール ヴィニュロン・ド・カルナス ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール 2008
【外観】
とても明るいルビー色。
底まではっきり見える。
ブドウジュースくらいの色味。
輝きは少なく、単調な色調。
粘性は弱めで脚はあまり出来ない。

【香り】
キャンディ、ヴァニラ、シロップのような甘い印象。
果実はイチゴまでいかない、チェリーくらいの感じ。
ほんのりとした動物香がある。
少しフローラル。

【味わい】
甘さの印象が強い、中辛口くらいの飲み口。
ライトボディで、すっきりとした後味。
クリーンで少しヒンヤリとした印象。
余韻は短いが悪くない。

【判定】
外観、香り、味わいともに新酒であることには間違いない。
あとは、カベルネ・ソーヴィニヨン&メルローか、シラーか。
シンプルな外観と味わいなので単一品種のような印象が強いが、なにしろ新酒なので良く分からない。
極端に明るい外観も新酒なのでどちらともいえない。
そうなるとトータルでの印象だけど、飲み口の甘い印象がちょっとシラーっぽいかな。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ピンポン

まあ、二択なんでね、当てとかないと。

【総評】
ヴァン・ド・プリムール ヴィニュロン・ド・カルナス ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール 2008
Vin de primeur Vignerons de Carnas Vin de Pay du Gurd 2008

フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール
アルコール度:12%
ブドウ品種:シラー

町田の蔵家さんで、980円で購入。

新酒なので、普通のワインの基準で考えるとマイナスな要素も多いですが、、この秋と冬の間の時期にはとてもフィットする味わいです。

風物詩なので、やっぱり飲んどかないと、って感じですね。
しかも飲むと気分の上がる、幸せ系のワインです。

新酒ながら丁寧に作られている感じがして、印象はとてもいい感じ。

でも食事と合わせると、ちょっと印象が変わってきます。
そのまま飲むとあまり気にならないのですが、食べ物と一緒だとキツイ感じが出てくるんですよね。

今日の晩御飯は自家製焼き鳥だったのですが、ちょっとジャンキーっぽい感じが合うだろうと思っていたら、そうでも無く、ちょっとかみ合わない。

キューブチーズのトマトとハムに合わせてみましたが、それもいまいち。

ビーフジャーキーは問題外。

ピスタチオもなんだかアウト。

何が合うんでしょうかね?
そのまま飲むのが一番いいのかも。

ポテチとかだと合うのかな。
シンプルなグリル系の料理だと合いそうな気がします。

まあなんだかんだ言っても、フレッシュで美味しいワインですね、これは。

世界のワイン事典 2009-10年版

世界のワイン事典 2009-10年版 (単行本)

面白さ : ★★☆☆☆(2)
資格試験役立ち度 : ★★★★☆(4)
オススメ度 : ★★★☆☆(3)

ページ数:408ページ
定価:3800円+税

Amazonで見てついつい衝動買いしてしまいました。

届いてみると、400ページ超の分厚さ。
ソムリエ協会の教本とほぼ同じサイズと厚みがあって重いです。
世界の原産地呼称ブックが別冊でついています。(P48)



最初に特集が二つ。
「日本のワインの新時代を読む」と、「ロバート・パーカーを解剖する」の二つで両方とも9ページ。


そのあとはワインカタログになりますが、最初に各国の概要が見開きで2ページ。
各地域の説明が1ページ。


そこからはただのワインカタログです。
ワインカタログのボリュームがこの本のほぼ80~90%を占めてますね。
その数は膨大で、すごいデータベースです。
シャブリのグラン・クリュだけでも、30銘柄以上あります。
掲載内容は、日本語名、原産国語での表記、生産年、価格、輸入業者、簡単な説明、ボトル写真。


ワインカタログのあとには、酒通情報、ブドウ品種の一覧、ワイン取引業者索引、ワイン生産者索引、銘柄索引があります。


ワインカタログは資格試験に直接役立つ内容ではありませんが、グランクリュ名など覚えるときに、ラベルのデザインを確認できるので、名前だけで覚えるよりは頭に入りやすいかもしれませんね。

ホントに銘柄、産地の名前を覚えるのは大変ですからね~。

ワインの写真はきれいなので、パラパラ見ているだけでも案外楽しいかも。
いろいろなラベルのデザインがあって、お国柄なんかも分かりますよね。

意外と役立ちそうなのが、別冊の原産地呼称ブック。
薄い別冊ですが、世界の主要ワイン生産国の原産地呼称やグランクリュがしっかりとまとまられています。


しかし3800円はさすがに高いので、個人で買う種類の本ではないのな。

■Amazonへのリンク
世界のワイン事典 2009-10年版
お酒のバイブルの「ワイン専門版」が登場! 輸入業者など310社に取材し、いま買えるワイン8000点をオールカラーで収録。15ヵ国のAOC、DOCなどを網羅した「世界の原産地呼称ブック」付き!

ルーデバーグ 赤 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズ、ルビー・カベルネ(南アフリカ:ウェスタン・ケープ州:04)\1580
・メルロー90%、マルベック10%(仏:ボルドー:プルミエール・コート・ド・ブライAC)\1080
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(フランス:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:08プリムール)\980
・シラー(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:08プリムール)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ルーデバーグ(赤)2004
【外観】
濃い外観でとても黒い。
フチに赤味があるがやや落ち着いている。
粘性はやや強い。

【香り】
スミレのようなフローラルな印象と動物香。
ボルドー的な香り。
グラスを回すと動物香が強くなる。
ややケミカルな印象もある。
なめし革のような印象とやや生っぽい動物香が混ざっている感じ。

【味わい】
フレッシュ感とフルーティさが強い。
ミディアムとフルボディの間くらいの厚み。
余韻は短く、後味はややそっけない。
酸味が強く、飲み終わったあとも酸味が残る感じ。

【判定】
外観から二つのプリムールは消える。
残りは共にボルドータイプ。
香りの印象はややメルロー優勢。
ただ少し茎のようなグリーンの印象もある。
飲み口は落ち着いていて、ちょっと熟成感がある。
そうなると04の南アフリカが優勢か。
香りの印象も、飲み口も多くの品種が混ざっているような印象がある。

ファイナルアンサーで、南アフリカ
で、ピンポン

だんだんカベルネ・ソーヴィニヨンの印象が強くなってきました。

【総評】
ルーデバーグ(赤)2004
ROODEBERG RED 2004

南アフリカ:ウェスタンケープ
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズ、ルビー・カベルネ

グルメシティで、1580円の定価を30%オフで1106円で購入。

程よく熟成感のあるボルドータイプのワインですね。
ちょっと酸味が強くて酸っぱい感じがするので、熟成したサンジョヴェーゼやピノ・ノアールのような感じもあります。

やや酸化してる印象はありますが、ぎりぎりセーフみたいな熟成感です。

熟成の谷間なのか、4年もたないワインなのか、今の状態ではちょっと人には薦められないかな。

トーレス サングレ デ トロ 白 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペルヴァレー:07)\1407
・パレラーダ(スペイン:ペネデスDO:07)\1180
・シャルドネ、ヴィオニエ(フランス:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:08プリムール)\980
・ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:08プリムール)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トーレス サングレ デ トロ(白)2007
【外観】
中庸な黄色。
少しグリーンがかっている。
艶、輝きがある。
粘性はやや強く、脚が複雑に現れる。

【香り】
カリンくらいの果実香。
ミネラルやチーズのような発酵香。
グラスを回すと、青草のような印象。

【味わい】
しっかりした酸味ながら柔らかい口当たり。
ボディはやや厚く、しっかりとしている。
余韻は少し長く続く。

【判定】
外観からはしっかりしたワインが想像される。
香りの印象は最初は果実の印象がつよく、その後にスモーキーな青草香。
ソーヴィニヨン・ブランの印象。
ただ新酒では無いだろう??多分?
そうなるとチリのロス・バスコスだけど、ちょっと違うかも。
樽の印象が弱いのでこれは違う、きっと。
そうなるとこれはスペインのサングレ デ トロか。

ファイナルアンサーで、パレラーダ
で、ピンポン

パレラーダの特徴を覚えていたわけでは無いんですが。。

【総評】
トーレス サングレ デ トロ(白)2007
TORRES Sangre de Toro White 2007

スペイン:カタルーニャ地方:ベネデス
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:パレラーダ

リカーランドトップで、1180円で購入。

相変わらずサングレ デ トロは安定感があります。

香りの印象はシャルドネっぽい感じでしょうか。
ちょっと煙っぽい、重い印象のフルーツ香です。

飲んだときの印象は酸味が強くてボディがスレンダーでソーヴィニヨン・ブランのような印象があります。
後味は喉に少し残る感じがあって、あまりスッキリ感はありません。

ん?なんだか、ちょっと、いまいちな感じが強い?

以前は、こんな重い感じじゃなかったと思ったけど、ラベルと一緒に味も変わったかな?

キレがないというかスッキリ感が無いというか。

また今度飲んでみよう。

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