2008/03/28

カルロ・ロッシ カリフォルニア・ホワイト NV

カルロ・ロッシ カリフォルニア・ホワイト NV
Carlo Rossi CALIFORNIA WHITE NV

カルロ・ロッシ カリフォルニア・ホワイト NV ボトル ラベル
アメリカ:カリフォルニア州:モデスト市
アルコール度:10%
ブドウ品種:フレンチ・コロンバード、シュナン・ブラン、ユニ・ブラン

グルメシティで、468円で購入。

【外観】
やや淡い、中庸な黄色。
少し輝きがある。
粘性は弱くさらっとしている。

【香り】
南国系のフルーツの香り。
ミントのようなハーブ香。
少し、スモーキーで鉱物的な印象もある。
フルーツ香はとても抜けのいい、クリアな印象。

【味わい】
フレッシュで酸味の利いたアタック。
ほんのり甘さを感じるが、あと味はセック。
キレが良いが、じんわりと余韻が残る。
クリーンできれいな飲み口。
ボディはかなりライトで、ややもすると水っぽさがあるが、ぎりぎりセーフって感じかな。

【総評】
あまり期待せずに開けたカルロ・ロッシだけど、第一印象はかなりいい線いってます。
力の抜けたとても良いバランスで、人工的な感じはなく、酸味がしっかりと利いて全体を引き締めています。
アルコール度を10%と低く抑えてあるのも、全体のバランスの良さのポイントかもしれません。

これは冷やしておいて、ランチで飲むのがいいですね。
ペペロンチーノやバジルのパスタ、サンドイッチなんかにも良く合いそうです。
というか料理のじゃまをしない感じ。

これから暖かい季節にピクニックに持っていってもいいかもしれませんね。
花見なんてちょうどいいかもしれません。

このワイン、わりと誰にも嫌われないタイプじゃないでしょうか。

ただ、美味しいワインとして持っていくと、普段あまりいいワイン飲んでいないように見られてしまいますので、外で飲むのにちょうどいいんだよアルコール度も低いし、くらいの感じで持っていくといいですね。

花見に、ビールと一緒にカルロ・ロッシ。
普段あまり飲まない女性もついつい手が伸びるかも。

そういえばカルロ・ロッシはロゼもありますね。

花見にロゼ、ってのはイメージがピッタリなので、おいしいんだったらロゼがいいですね。
女性受けも良さそうだし。

しかし、カルロ・ロッシの赤はいまいちでしたが、ロゼはどうなんでしょうか。
今度飲む機会があったらレポートします。

■楽天ショップへのリンク

http://www.rakuten.co.jp/wineuki/468275/816229/#858402

※サイトより引用
日本で輸入ワインNo.1(※1)。美しい自然育んだカリフォルニアの良質のぶどうを100%使用(※2)。
熟練したワインメーカーが食事と合わせて美味しく、一日の締めくくりに飲んでリラックス、そんなワインを目指してまろやかでやさしい味わいに仕上げています。
果実味と酸味のバランスのとれたすっきりとした味わいが特長のやや辛口白ワイン!
※1 販売量2006 ACニールセン全チャンネル2006年
※2 コンコードのみ他の州のぶどうを使用しています

2008/03/27

ラブレ・ロワ コントゥ・ラブレ 白 NV

ラブレ・ロワ コントゥ・ラブレ 白 NV
LABOURE-ROI COMTE LABOURE BLANC NV

ラブレ・ロワ コントゥ・ラブレ 白 NV ボトル ラベル
フランス:テーブルワイン
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン

コミュニティストアで、847円で購入。

【外観】
やや濃い目で彩度の高い、中庸な黄色。
プレーンな黄色のイメージ。
粘性は弱く、さらっとしている。

【香り】
ミネラル感の強い、日にさらされた小石のような香り。
チーズのような発酵香。
少し白い花のような香り。
フルーツはレモンのような柑橘系の香り。

【味わい】
フレッシュで酸味の強い味わい。
やや苦味がある。
ボディはやや痩せた感じで、収斂性を感じる。
フルーティさはあるが、かなりの辛口。
余韻もそこそこ長く残る。

【総評】
そのまま飲むよりは、食事と合わせた方が美味しいでしょうね。
酸味が強く、レモンを絞るような料理に合いそうなんですが、微妙なスモーキーさが、ちょっと難しさを出してます。

そっけない飲み口で、飲み進むとだんだんと香りが飛んでしまい、生臭い印象になるところがいまいちかな。
良くも悪くもテーブルワインって感じでしょうか。
やや荒っぽい造りの印象がありますね。

そう考えるとこの価格はちょっと高いかも。

2008/03/25

レッドウッド クリーク メルロ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー(米:カリフォルニア)\880
・ボバル、シラーズ(スペイン:バレンシア)\768
・カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ)\525

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

レッドウッド クリーク メルロ 2005 ボトル ラベル
【外観】
ほとんど透明感を感じない、濃い色調。
よく見ると深い透明感がある。
エッジは強い紫。
粘性は強く、脚が後からゆっくりと降りてくる。
雫にややタンニンが残る。

【香り】
やや、野性的で土臭い動物香。
生っぽい肉の感じもある。
カラメルの香り。
濃縮感のある果実香。
焦げ臭や樽の印象も強い。

【味わい】
冷たさを感じるフレッシュな口当たりで、酸味がしっかりと効いている。
やや甘さを感じる、フルーティな味わい。
余韻もそこそこあり、厚みのある印象。

【判定】
外観ではどれも候補となるが、深い透明感がポイントか。
香りの印象で一番強く感じたのが土っぽい動物香。
動物的な印象で考えると、スペインかアメリカ。
ただ、香りのスパイシーさや、茎のグリーンっぽさなどとても主張の強い香りで、メルロー

というよりは、シラーあるいは、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。
ややグリーンっぽさ印象ではカベルネ・ソーヴィニヨンか。
ところが味わいで評価が一変。
甘さの印象よりは酸味の強さや冷たさ、フレッシュ感が強く印象に残る。
このスッキリ感はやはりスペインかな?
香りも複雑で、複数の品種が混ざっているような印象を受ける。

ファイナルアンサーで、ボバル、シラーズ
で、ブー

なんとメルローでした。
フランスのメルローの印象しか無かったので、これは全然考えてなかった。

【総評】
レッドウッド クリーク メルロ 2005
REDWOOD CREEK MERLOT 2005

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー

リカーランドトップで、880円で購入。

そういえばよくあります、シラーと間違えるメルロー。
フランスのメルローはピノ・ノアールとよく間違えますが、新世界ワインのメルローはシラーやカベルネ・ソーヴィニヨンの力強さのイメージがあるものが多いですね。

このワインは最近の流行のフルーティさを前面に出したタイプで、やや飲んでいて単調な感じは受けますが、よく出来たワインなので、何となく飲み進んでしまいますね。

あまり食事と合わせるイメージは無くて、そのまま飲んだり、スナックや軽食くらいと合わせる感じでしょうか。

ピザやオードブルなんか合いそうですね。
ボイルしたソーセージとか良く合いそう。

我が家的にはあまりタイプのワインでは無いですが、トータルのバランスはおすすめです。

2008/03/23

コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2007

・ソーヴィニヨン・ブラン62%、セミヨン38%(ボルドー)\2310
・モスカテル、ゲヴュルツトラミネール(スペイン:ノルデステ カタロニア地方)\1600
・シャルドネ(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・コトー・ド・ラルデッシュ)\1040
・ゲヴュルツトラミネール(チリ南部:ビオ・ビオ・ヴァレー)\798

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2007 ボトル ラベル
【外観】
ややオレンジっぽさを感じる、中庸な黄色。
粘性はほどほど、艶っぽさもほどほど。

【香り】
強いフルーツ香。
鼻が痺れるくらいのライチの香り。
それに隠れてやや揮発性を感じるミントのようなハーブ香。

【味わい】
フレッシュで甘さを感じるアタック。
酸味がしっかりしていて、甘さをカバーしている。
アルコール度はしっかりありそう。

【判定】
外観は艶っぽさや粘性が弱くので、ボルドーあたりは消えるか。
香りは完全にゲヴュルツトラミネール。
そうなると、チリかスペイン。
スペインはマスカット系の品種も混ざっている。
飲み口は酸味がとてもしっかりしていて、甘さもあり、ドイツワインのイメージ。
香りも飲み口もストレートな感じがあるので、きっと単一品種だろう。

ファイナルアンサー、ゲヴュルツトラミネール
で、ピンポン

トーレスの方はどんなまとめかたなのか気になりますね。

【総評】
コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2007
Cono Sur GEWURZTRAMINER 2007

チリ:南部:ビオ・ビオ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール

リカーランドトップで、798円で購入。

今まで飲んだゲヴュルツトラミネールの中では、普段飲みワインとしては一番おいしいですね。

香りが強すぎるので、食事との相性も気になってなかなか買えない品種ですが、裏のラベルに「中華やアジア料理、カレーなど」とあり、ちょうど晩御飯がカレーだったので合わせてみました。

このワイン、カレーとなかなか面白い合いかたをします。
カレーに干しブドウやパイナップルを入れたような感じになるんですよね。
フルーツカレーみたいな感じで、違和感はなく、後は好みって感じです。
いままでカレーには赤でしたが、これからちょっとあれこれ試してみたくなりました。

ゲヴュルツトラミネールの独特の強い香りをうまく生かしたバランスはとても良いですね。

アルコール度が、13.5%もあるとは思えない、すいすいと気軽に無くなっていくワインです。

コノスルの、他のワインも飲んでみたくなりました。

■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/bacchus-vins/105211450/

※サイトより引用
コノスルはラペル地区チェンバロンゴに100年以上続く単一畑を所有するワイナリー。もとは川底であった肥沃な土地と穏やかな気候に恵まれ、果実味あふれた非常に力強く、エレガントな味わいを創り出しています。カベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワール種は特にイギリスでの評価が高く、それ以外の品種も海外で数多くのワイン賞を受賞しており、最近はメルロー、ゲヴュルツトラミネール種の評価が高まっています。

■関連情報(コノスルのワイン)

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