2015/05/31

運だめし! 夏のワイン宝くじ 1口1本5400円(税込み)


<販売終了しました>

ベルーナさんのワイン通販「My Wine CLUB」で面白い企画をやっているのでご紹介。

限定300本で、一口5,400円(税込)、1等はオーパス・ワンで、2等以下も魅力的なワインが揃っています。
当たらなくても、5000円以上のワインが届くみたいなので、損はないですね。

<6月28日追記>
私も一口、購入しました!
さて何が当たるだろうか・・・

<当たりワイン>

1等:オーパス・ワン 2009
1等:ル・クラレンス・ド・オー・ブリオン 2007

2等:シャトー・コス・デストゥルネル 2007
2等:クロ・ヴォージョ・グラン・クリュ 2007 エジョルテ
2等:ソシアント・マレ トップキュヴェ ジャン・ゴートロー 2000
2等:シャトー・レヴァンジル 2001

3等:シャブリ・グラン・クリュ・ヴォージデール 2011 ピエール・グリュベール
3等:シャトー・リューセック 2011
3等:クロス・モガドール 2007
3等:ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ヴィニュロンド 2004(オスピス・ド・ニュイ)
3等:エルミタージュ・シュヴァリエ・ド・スタランベルグ 2004 ポール・ジャブレ・エネ

4等:ジュブレ・シャンベルタン・ジョセフ・エジェンヌ・メリーニ 2012
4等:コート・ロティ 2010 ロマン・デュヴェルネイ
4等:シャンボール・ミュジニー・ルイシャヴィ 2009
4等:エルミタージュ 2009 ロマン・デュヴェルネイ
4等:シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ 2011 クリスティアン・シモン

5等:イル・マッロネート・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2007 他8本

300本中なので、当たり確率は高そうですが。。。

2015/05/30

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
CADET D'OC CABERNET SAUVIGNON 2013

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%

ヤオコーの2割引セールで、774円で購入。
元値は、968円。

【外観】
清澄度:濃くてわからない
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、とても濃い、輝きがある

【香り】
豊かさ:少し弱め
特徴:
<果実>カシス、黒い果実
<花・植物>青ピーマン
<香辛・芳香>タバコ、焦げ臭、血液
<化学物質>ちょっと薬箱
香りの印象:若々しくてちょっと青っぽいが、これから変わってきそう

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライだがアルコールのボリューム感はある
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:サラサラしてるが強め
バランス:流れるような心地よさはあるが、固くて強い印象もある
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸味の尖った黒い果実

【評価】
力強くパワフルでドライだけど、すっきり感も持っている

【供出温度】
14-17度、フルーツ感弱めのドライで強いので温度高めの方が飲みやすそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
飲む直前にデカンタージュすると、少し開いてくれるかも

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い濃さのガーネットで、輝きとツヤがあります。

香りは温度低めのせいかちょっと弱めで、黒い果実や青ピーマン、タバコの葉や焦げ臭、時間が経つとカラメルの印象も出てきます。

味わいは、強めのアタックから、控えめな果実感でドライな味わい、しっかりした酸味と強いタンニンが広がり、少し長めにつづいて、えぐ味を残した辛い印象のフィニッシュ。

とても濃くて強くて苦い印象ですが、クールな印象とすっきり感で救われています。

素性の良い、しっかりした体育会系の男子、って感じで、強くて男っぽいワインですね。
強くて渋いのでワインだけだと飲みにくいかな、って思ってたら、結構グラスが進んで食事前にちょっと酔っ払ってる感じになってきました。

あれ、でもアルコール度13%しかないですね。
印象では、14~14.5%くらいはあるように感じます。

グラスに入れて時間が経つとガリーグのような、南仏らしい強いハーブ系の印象が出てきましたね。

今日の晩御飯は、炊き込みご飯と冷奴。
まったく赤ワインに合わなそうなメニュー・・・

冷奴は醤油をつけずに豆腐そのままだとまだ接点がありますが、それでもワインが紳士的にお断りを入れてくる感じ。
炊き込みご飯も同じですね。

おつまみで豚肉のスモークタンに合わせて見ると、やっぱりワインが勝ち気味。
強さがあるので、合わせる料理はしっかりした肉料理じゃないとダメみたいですね。
焼き肉とかカレーくらいでもいいかも。

コストパフォーマンスは高めで安定感のあるワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

【全品ポイント10倍!!】[2013] カデ・ドック・シャルドネ(スクリューキャップ)/ フランス ラングドック・ルーション / 750ml / 白

※サイトより引用
名門バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が手がけるフランス、ラングドック・ルーションからのデイリーワイン。
こちらのワインは、南仏ラングドック・ルーションで、最も古い歴史を持つ栽培地区で造られ、ブドウ品種ごとに厳選された畑のブドウのみを使用して仕立てます。
バロン・フィリップ社の醸造家チームのもと、伝統的なノウハウと最新技術の融合により、造りだされた芸術品。
ワイナリーは海に面した巨大な三日月型の盆地で、スペインとの国境からローヌ地区に渡って300kmに連なる地中海沿岸にあります。
この地形の特徴を存分に発揮されている豊かな味わいが特徴。
こちらのワインは、 ダークレッドの中にガーネットの色調。
赤系果実やスパイスの魅力的でリッチなアロマがあります。
しっかりとしたタンニンと、綺麗に丸みを帯びた味わいの完璧なコンビネーション。
カベルネ・ソーヴィニヨン独特の豊かなタンニンが特長です。
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドのノウハウを手軽に楽しめるデイリーワイン。
シンプルなお肉料理や生ハム、ソーセージなどとの相性が抜群です。
■関連リンク(ヤオコーのワイン)


はじめてのワイン法 蛯原 健介 (著)


はじめてのワイン法
蛯原 健介 (著)

単行本: 367ページ
出版社: 虹有社 (2014/9/5)
発売日: 2014/9/5
商品パッケージの寸法: 18.8 x 13 x 2.6 cm

ワインエキスパート試験の中でも覚えるのが難しいワイン法ですが、この本は法律が制定されるまでの歴史や背景などが丁寧に書かれていて、とてもワイン法に興味を持たせてくれます。

ヨーロッパのワイン法は、昔から今の形で存在しているような印象がありますが、現在のワイン法になるまでには、暴動や流血、さまざまな利権関係などが影響していることが分かりますね。
どんだけ細かいんだよ、ってところまでワイン法で定められているのが、具体的な事例で紹介されています。

それに対して、日本のワイン法の不備と、その歴史的な背景、ワイン法が整備されていないことで世界に日本のワインが認めらなかった事なども丁寧に解説されています。

ただ現在は、山梨のワインをEU諸国に向けて本格的に輸出する段階になって法的障壁が明らかになり、甲州やマスカット・ベーリーAのOIV(国際ブドウ・ワイン機構)への登録、国税庁長官による地理的表示「山梨」の指定が行われ、対策が取られるようになりました。

日本のワイン法もその実現に一歩進みだしたと、筆者は語っています。

分厚い本(367ページ)なので一回読んでも10%も頭に入らないかもしれませんが、何度も読み直すとその都度新しい発見があるタイプの本ですね。

ワインエキスパートを受けようと思っている人にはおすすめの一冊です。

<本書のトピック>

ワイン法の最低限の事項は「ワインの定義」「原産地呼称」「ラベル表示のルール」。
近代以前のヨーロッパでは、ワインは水に替わる必需品で、重要な財産だったため法律の整備が必要だった。
古代エジプト時代に原産地呼称制度の原型があった。
パリ近郊にワイン産地が無いのは「20リユ規制」があったため。
19世紀以前の法規制は利権を守るための上からの規制、1860年代後半のフィロキセラ禍以降はワインの品質と産地表示の守るために変わった。
EUワイン法は、加盟国法に優位する。
AOP(保護原産地呼称ワイン)は、「原産地」の「呼称」を「保護」されたワイン。
IGP(保護地理的表示ワイン)は、「地理的表示」を「保護」されたワイン。
EUワイン法では適応される「ブドウ生産物」を17品目定めている。
1.ワイン 2.発酵中のワイン 3.ヴァン・ド・リクール 4.ヴァン・ムスー 5.優良ヴァン・ムスー 6.芳香性優良ヴァン・ムスー 7.炭酸ガス添加ヴァン・ムスー 8.ヴァン・ペテイアン 9.炭酸ガス添加ヴァン・ペテイアン 10.ブドウ果汁 11.部分醗酵ブドウ果汁 12.乾燥ブドウ由来の部分醗酵ブドウ果汁 13.濃縮ブドウ果汁 14.濃縮ブドウ調整果汁 15.乾燥ブドウ原料ワイン 16.過熟ブドウ原料ワイン 17.ワインビネガー
EUワイン法のワインとは「破砕された、もしくは破砕されていない新鮮なブドウ、またはブドウ果汁を部分的または完全にアルコール発酵させて生産されたもの」。
AOPワインは官能審査が義務、IGPワインは任意。
保護されるためには「生産基準書」の作成が必要。
ボルドーの格付の対象は醸造所、ブルゴーニュの格付の対象は原産地呼称と結びついている畑。
EUではショ糖による「補糖」が条件付きで認められている。
条件付きで「補酸」「除酸」も認められているが、「補糖」との併用は認められない。
「シャトー」「クロ」のラベル表示は、AOPに属するフランスのワインのみ表示可能。
EUワイン法は、特定の瓶の形状も使用条件を定めている。
近年EU産ワインの状況は厳しく思い切った減反政策を行ったが、ラングドック・ルーシヨンの減反希望が多く、ニューワールドとの競争で苦境にあることを示した。
減反で最も減ったブドウ品種は、「カリニャン」。
日本の酒税法ではワインは「果実酒」「甘味果実酒」に分類されるが、果実に含有される糖類の総量を超える補糖を行っても「甘味果実酒」として表示出来る。
大量の補糖はEUの基準に合わないため、輸出する場合は、EUワイン法の基準に適合していることを証明する必要がある。
国際的に認められていない水の添加や乾燥ブドウの使用も、日本の「果実酒」は認められている。
日本のワイナリーは農地法により農地の所有が規制されていたため「買いブドウ」を使用していたが、農地法改正により自社畑を持つことが出来るようになった。
「長野県原産地呼称管理制度」は長野の産地名は保護されていない、唯一「山梨」だけ「地理的表示」に指定され、保護される。
ワイン市場はグローバル化していて、国際基準に適合したワイン造りのルールが求められている。日本でもワイン法の整備は避ける事ができない。


2015/05/29

ドミニオ・デ・プンクトゥン ロベティア シャルドネ 2013

ドミニオ・デ・プンクトゥン ロベティア シャルドネ 2013
ドミニオ・デ・プンクトゥン ロベティア シャルドネ 2013
Dominio de Punctum Lobetia Chardonnay 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ 100%

ドン オンラインショップの通販で、6本セット4980円、1本あたり830円で購入。
参考価格は、972円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:少し強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>南国系の果実、白い実の果実
<花・植物>すいかずら、麦わら
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル香、硝煙
<化学物質>なし
香りの印象:若々しい、大人しい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:少しトゲのある印象
苦味:キツめの苦味が残る
バランス:中間の大事なところが抜けてるようなバランスの悪さ
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
苦味の強い柑橘系

【評価】
柔らかいようで変な強さがあって、頼りない酸味と強い苦味がバランスの悪い印象

【供出温度】
7度以下 第一印象では冷やさないと美味しく飲めなさそう → 温度高めでまったり飲んだほうが美味しい

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかった中庸なイエローで、少し輝きがあります。

香りは、ウッドなのか硝煙なのか、ちょっと焦がしたようなカラメルのような個性的な印象に、南国系の果実や、甘みのあるフローラル、石灰のようなミネラル感もあります。

味わいは、やさしいアタックから、刺々しい酸味が最初は主張して、その後だらしない印象になり、アルコールの辛い印象と強めの苦味が重い印象で、なんだかバランスの悪いフィニッシュ。

なんだかな~、って感じの、チグハグでせわしないというか、落ち着きのない、不安感のある味わいです。
これは冷やさないと飲めない、って思ったけど、温度が上がってきたほうがまったりして、飲みやすくなってきました。

う~ん・・・
でもやっぱりなんだか情緒不安定な印象ですね。
ものすごくかき乱される印象の味わいで、眼の焦点が合ってない人と話しているような不安感があります。

今日の晩御飯はチキンカツ。
何もつけずに合わせると、苦味が強くなってイマイチ
中濃ソースをつけるとちょっと馴染むけど、やっぱり後味が苦い。
マヨネーズもプラスしても後味の苦味は消えません。

スーパーで売ってる、塩辛いゴーダチーズに合わせると、ワインのヤサグレ感が半端じゃありません。

このワイン飲んでると、人生を呪いたくなるような感覚に襲われますね。
過激な事とか、不安な事ばかり考える、これはちょっと「暗い日曜日」に匹敵するようなマイナス効果があるのでは。
呪いのワイン??

しかもだんだん生臭くなってきましたね。
生木のような変な匂いもあって、失敗ワインなのではないでしょうか。
これはだめなタイプのオーガニックですね~。
最近品質が良くなってきたオーガニックを、やっぱりダメじゃんって思わせる、安いワインの失敗感よりも責任の重い失敗感ですね。

人に例えると、人生に失敗して世の中に復讐をしてやろうと企んでる、マイナスオーラ全開の暗い若者、って感じ。

・・・

次の日に残ったワインを飲んでみました。
全体に穏やかになってて、不幸オーラは消えてますが、後味の苦味は強めです。

なんでしょうね、昨日あんなに呪いの印象があったのは、天気のせい?
晴れるはずが大雨だったからでしょうか??

後味は苦いですが、少なくとの次の日の方が美味しく飲めるみたいです。

1000円以下のおすすめワイン

ステファン・ドゥルノンクール氏の醸造哲学 日本ソムリエ協会 関東支部 分科会セミナー

ステファン・ドゥルノンクール氏の醸造哲学
日本ソムリエ協会 関東支部 分科会セミナー「ステファン・ドゥルノンクール氏の醸造哲学」に行ってきました。

協 力:国分株式会社
開催日:2015年5月21日(木)
会 場:目黒雅叙園 2F 華しずか
時 間:14:00~16:00
テーマ:「ステファン・ドゥルノンクール氏の醸造哲学」

試飲ワイン(5種類):
ドメーヌ・ド・ラ(2010、2011、2012)
シャトー・ジゴー キュヴェ・ヴィヴァ 2010
シャトー・パヴィー・マッカン 2012

講 師:ステファン・ドゥルノンクール氏
コメンテーター:中本 聡文氏

会場は120名程度入れそうな大きさでほぼ満員。
申し込みは200名あったそうです。 ※写真は開場直後です

■ステファン・ドゥルノンクール氏の経歴

フランス北部のビールで有名な村で産まれ、18歳でボルドーで収穫の手伝いから初める。
仕事をしているうちにブドウは魔法の木であることを知ったそうです。

1990年にシャトー・パヴィー・マッカンに入り、サン・テミリオン グラン・クリュ・クラッセの中で初めてヴィオディナミを始め品質が向上、評判が高まる。
シャトー・ジゴーなどでも腕をふるい、その後シャトーでの仕事を辞めてコンサルタント会社を設立。
醸造家とは違う、全体的なワイン造りの視点を持ち、とくにぶどう栽培を重視している。

コンサル会社をはじめて、自分の畑と醸造所が必要になった。
サン・テミリオンの特級畑が欲しかったが、銀行がお金を貸してくれなかったので、他のアペラシオンを探して、サン・テミリオンの東にあるカスティヨンにした。
土壌はサン・テミリオンと同じでも、カスティヨンなら安く買える。
まずは2.5haの畑から始めたが、現在は10haになっている。
社員はほとんどが醸造家で、畑のことは分からない人が多いので、トレーニングセンターにもなっている。

■ヴァン・ド・テロワール

ワインはブドウから出来、ブドウの木は土地から生え、土によってブドウが変わる。
その土地を表現しているワインを、ヴァン・ド・テロワールと呼ぶ。
ヴァン・ド・テロワールは収穫量を減らして、さらにブドウが完熟していないと出せない。
それが出来ないと、ただのセパージュワインになってしまう。
(たぶんどこでも作れるその品種のワインって意味)

■土壌について

栽培はメルローとカベルネ・フラン。
土壌によって同じぶどう品種でも味が違ってくる。

砂地のメルローはチェリーの香り、粘土質のメルローはラズベリー、石灰質のメルローは野生のくわの実、スミレ、スパイシーなフローラルがある。
石灰粘土質は複雑で、そこに惚れ込んでいる。

石灰質はレアな土壌、地球上の5%しかない。
にもかかわらず、フランスの55%は石灰土壌、だからフランスのワインは美味しい。(自慢)

6000年前のトルコでワイン造りが始まった、そこも石灰土壌でオリーブと同じ土地で栽培された。
石灰土壌をブドウが吸い上げるとワインのアロマが変わる、ワインを口に含んだ時のフォルムが変わる。
タンニンを優しくして触り心地を良くする、チョークのような口当たりになる。

石灰土壌は塩味を出せて、粘土質は甘みを出す。
ドメーヌ・ド・ラは粘土石灰質

粘土質は土が冷たく、ぶどうに実がつきすぎるとタンニンが熟さない。
A.O.C.が有名だと高く売れるので、収穫量を減らせるが、有名ではないA.O.C.では収穫量を上げないと元が取れないため品質をあげるのが難しい。

■インターナル・サーフェス

ビッグワインを作るための指標として「インターナル・サーフェス」という考え方がある

1グラムの粘土のミルフィーユ状になっている層を1枚づつ剥がして土地をおおう、計算上75平米に広がる。
という粘土の力を推し量る指針らしいのですが、よく分かりませんでした。。。

■ドメーヌ・ド・ラ

われわれはビッグワインを造る気概で始めた。
1haあたり55hlは取れる土地だが、20~25hlしか収穫しない。
有機栽培で人手もかかる、すべて手仕事で、収穫も手摘み。
最高のぶどうができれば醸造は簡単で大変ではない。

ぶどうを破砕せずに醗酵させる方法をとっている、破砕させないとつぶの中から醗酵が始まり、時間がかかりゆっくりと醗酵する。
ぶどうはすべて均一に熟しているわけではないので、未熟なものは醗酵せず破裂しない、タンクのなかでも選別が行われる。
1日2~3回醗酵の手伝い(ピジャージュ)をしてあげる。
ぶどうの果帽や果皮をしっかり観察してどのように変化するかを見て、料理をつくるようにワインを造っている。

抽出すぎるとドライで苦いワインになる。
また抽出しすぎはタンニンが壊されてしまい、樽との相性が悪くなる

抽出しすぎるとアタックワインになり、口に入れると幅広く広がるが余韻がなくなる
口に入れて物語を始める起承転結のあるワインを目指していて、ビッグワインは最後のフィナーレで分かる。

樽熟成しているが、ワイン専用の熟成庫を作った。
9世紀の建設手法で、基礎がなく、石灰質の土壌に樽が置いてある
船の底をひっくり返したような基礎をつくり、石灰系の土をもって石膏を流し込んでつくる。
大聖堂のようで、温度や湿度が完璧で、香りがよい。
汚染も電磁波の影響もない。
土から天につながっているワインが心地よく熟成する

■ぶどうの育成

ブドウは、春には狂ったように芽吹いて、あちこちにツルを巻きつけようとするが、それを剪定してくっつけて、おとなしくさせる。
7月末くらいには成長は止まり、秋前まではお母さんのように果実を育てようとする。
春に雨が降ると成長がとまり、8月中旬くらいまで成長して、そこから成長が止まって実をつけようとするので、タンニンが熟する期間が足りなくなる。
たくさん剪定して収量が適正になるように調整する。

■醗酵温度

高温になるほど抽出や醗酵が促進され、スピーディに進む。
限界温度は酵母が働ける温度、32℃を超えると厳しい。
28℃~30℃くらいで醗酵するとグリセロールが抽出され、ねっとり感が出る。
グリセロールを抽出するため、マセラシオンは高温の30℃くらいで行う。

■マロラクティック醗酵

マロラクティック醗酵はミステリアス。
バクテリアがリンゴ酸を食べて、乳酸に変わるので、醗酵ではなくトランスフォーメーション。

乳酸は安定した酸で、リンゴ酸は青りんごのような味で安定していない。
バクテリアがどのように反応してどの条件で行われるかは分かっているが、思うようにすることはできない。
アルコール発酵のすぐあとに始まることもあれば、2~3ヶ月かかることもある。

ステファン・ドゥルノンクール氏の醸造哲学

■ドメーヌ・ド・ラ 2012

<中本ソムリエのコメント>

若々しい、色が濃く鮮やかだが、ちょっとマットな印象で茶色っぽく二面性がある、粘性は豊か。

若いが芳香力が豊か。
ブルーベリーやカシスプラム、クミンのようなスパイス、3年目にしては豊かな香り。

味わいはどっしりしてるかと思いきや、酸がイキイキしていてボディをミディアムに引き締めている。
バランスが良い。
タンニンはキメ細かくアフターにシダやスパイス。
ドライな雰囲気もある。
今飲んで美味しい、ロオジエにグラスで置くことにした。

■ドメーヌ・ド・ラ 2011

夏が寒く、涼しかった年。
酸が効いているビンテージ。
2012は黒系果実野生のくわの実プラムのようだが、2011は酸味があり、緊張感がある。
口に含むと幅ではなく長く感じる。
タンニンが強く存在感がある。
最初は甘みあり、中間で石灰土壌独特の塩味があり、爽やかさがあるワインは飲み飽きない。

<中本ソムリエのコメント>

外観は、中心の黒みが2012年よりも明るい。

経験豊かな女性のようで、ロースト香やムスク、濡れた印象があり、焼き肉に良さそう。
土の香り、リコリス、デコリーズ 涼しい、緑や土、ふきのとう、芽吹く山菜。

酸とタンニンのストラクチャがしっかりしていて、凝縮感がある。
酸が重要で、凝縮感を軽快にしている。

■カスティヨンのぶどう栽培

カスティヨンは標高が高く、霜の害から守るために棚を高く造っている?という質問に対して、それは違って、経費を削るために収穫の工機を入れる必要があり、ブドウの背が低いと機械が入らないためである、という答え。

■ドメーヌ・ド・ラ 2010

太陽に恵まれた年。
ぶどうの成熟がありちょっと南のイメージがある。
果実、ジャム、スパイス、ショコラ。
良い斜面で熟した印象。
酸が重要だが、塩味が重要酸が前に出ているわけではない。

■ボルドーの2010年とは

毎年こうだったらいいな、という年で、安心して落ち着いていられた。
ぶどうが成長するのに合わせた最適な気候が続き、病気も出ない
熟成は完璧でビッグワインになる。
収穫量も多く手がかからない。
だれもが素晴らしいという。
ダメな年は、1年中犬のように働きづくめ。

2009年も良かったが、太陽の影響が強いエキゾチックな年。
評論家は2009年が好き。
2010年は貴重でレアな年、熟しながら爽やかさも出ている。
美味しい食べ物が欲しくなるし、飽きない。
ワインを飲む人が、2杯目に手を伸ばしているのを見ると醸造家はとても嬉しく感じる。

■シャトー・ジゴー キュヴェ・ヴィヴァ 2010

アルコール度が14.5%もあるが、熟していて優しい味わい。
粘性が強くゆっくりと降りてくる。
果実味が軽やかで動物的な香りもある、ドライハーブやセージ、ローリエ、サンディボーカー(?)。
広がりがあるボディで球体のイメージ。
強すぎず、熱くなく、心地良い。
タンニンは優しくメルローらしい優しさが出ている。

ブライ・コート・ド・ボルドーは、土壌が軽く砂が混ざっている、ド・ラは石灰岩、ジゴーは石灰小石。

メルローは丸いワイン、カベルネは長いワインになる。
アッサンブラージュで、丸みに長さを加える。

■シャトー パヴィ・マッカン 2012

サン・テミリオングラン・クリュの中でもテロワールが特殊で、最も標高の高いところにあり、粘土の割合が高い。
たくさんの酸をキープしつづけることができる。
ブルゴーニュの香りがあり、外観の分からない黒いグラスに入れると、シャンボール・ミュジニーと答えたくなる。
ボルドーの中でも最もPHが低い。

輝きがあり、澄んでいて、粘性が豊か。

ロースト香、プラム、カシス、ジャム、赤系の果実でチャーミング、重々しさがない 余韻が長く素晴らしい。
タンニンが若く収斂性がある。

新樽は4割で、ローストはゆっくり行う、あまり焦がさないけど時間はかける。
樽熟成はワインにストラクチャを与えるが、香りはつけたくない。
焦がすほどロースト香が強くなり、修正がきかなくなってしまう。

■まとめ

ステファン・ドゥルノンクールさんは、完全にワインに取り憑かれた人って感じでしたね。
ワインオタクというか、ぶどうオタク?
ぶどうと会話できるタイプの人間です。

ぶどうを破砕しないで醗酵させる事を思いついたのは、収穫前まではとても大事に育てられ宝石のように扱われるぶどうが、収穫後は除梗、破砕、プレスなどひどい仕打ちをうけるのを見て可哀想に思ったから、という理由でした。

そして、「ヴァン・ド・テロワール」と「ヴァラエタルワイン」の違い。
世界中どこでもその品種を使えば出来るワインは「ヴァラエタルワイン」。
しっかり熟成させて、収量を減らして、その土地の個性をしっかりワインに反映させたものが「ヴァン・ド・テロワール」。
なるほど、と思いました。

最近は生産者の立場が強くて、飲む方が気を使うような傾向にありますが、今回のセミナーもそんな印象でしたね。
そんな中でも、中本ソムリエはいろいろぶっ込んできてステファンさんがちょっと機嫌を損ねるような場面もありましたが、最終的には中本ソムリエのコメントに感心してようでした。
中本ソムリエ、グッジョブです。(お前が言うな!)

どのワインもグラスに少し飲んで全容が分かるようなタイプではないので、機会があればじっくり飲んでみたいですね。

その他のセミナー・試飲会

2015/05/27

ファツィオ シビリア ビアンコ NV (2015年購入)

ファツィオ シビリア ビアンコ NV
ファツィオ シビリア ビアンコ NV
Fazio Sibilia Bianco NV

イタリア:シチリア州:I.G.T.テッレ・シチリアーネ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カタラット、シャルドネ

セブンイレブンで、税込み645円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:少し強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、炭酸を含んでいる

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>白い実の果実
<花・植物>香料のようなフローラル
<香辛・芳香>石鹸のようなミネラル
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:硫黄の印象が強く、人工的

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:弱め
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュな柑橘系フルーツ

【評価】
少し炭酸を含んだフレッシュな味わいだけど、後味がやや重い

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして爽やかに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったイエローで、グラスの内側に小さな気泡が多く現れます。

香りはケミカルで人工的な印象で、石鹸のようなミネラルや、香料のようなフローラル、白い実の果実などがあります。

味わいは、炭酸を少し含んだ、爽やかでドライなアタックから、じんわりと果実感と酸味が出てきて、細身のボディから重い印象とえぐ味が出てきて、ちょっと後味の悪い印象でフィニッシュ。

何でしょうか・・・ちょっとカビ臭い?
薬箱っぽいのか、舌にねっとり絡むようなえぐ味が残って、後味が良くないですね。

フレッシュなようで、フレッシュじゃない、何とも中途半端な印象の味わい。
方向性がぶれてて、掴みづらいというか、ワインだけだとアラが目立ってしまいます。

ただ、ちょっとお茶っぽいグリーン感があって、個性はあるかも。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、ボンゴレビアンコ。
合わせると、せっせと働く感じで、食事との相性は良さそうです。

おつまみで、生チーズのチーザスナックに合わせると、ワインが必死で食らいついてきます。
結構塩辛くてチーズの味も強いのですが、ワインが負けません。

ただ、喧嘩してる感じで、あまり幸せ感はないかも。

人に例えると、何も分かってないのに場を仕切ろうとする、勢いだけの若者みたいな?

個人的にはあまりリピートしたいタイプではないですね。

■POPのコピー
シビリアという名前は、私のことを魅了してやまない故郷シチリア島の古名です。このワインはみなさまのことを惹きつけてやまないものになるでしょう。エレガントなボディ、余韻の残る舌触り、フルーツの香り、FAZIO社が管理する畑で育まれた葡萄から、徹底した品質管理の下で最大の情熱を注いで正しく丁寧に醸造しました。ひとくちお飲み戴ければ、きっと太陽の大地の息吹を口の中で感じ取っていただけることでしょう。
FAZIOワイン醸造所
リリー・ファツィオ
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2015/05/26

ピカンテ メルロー リザーブ 2012

ピカンテ メルロー リザーブ 2012
ピカンテ メルロー リザーブ 2012
PKNT Merlot Reserve 2012

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

ヤオコーの2割引セールで、税抜き670円で購入。
元値は、税抜き838円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々し紫かがった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、黒い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>ケミカルななめし革、タバコの葉、スモーキー
<化学物質>ケミカル、還元的?
香りの印象:木樽からのニュアンス、還元的な印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:ざらついた、粗い
バランス:フレッシュだけど、ちょっと荒っぽさがある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ジューシーで甘みのあるジャムっぽい果実感

【評価】
ジューシーでフルーティだけど、タンニンがちょっとキツメでアルコールもやや辛さを感じさせる
温度低めで飲み始めたので、これから変わってくるかも

【供出温度】
10-13度、渋みが強いけど、ボディが弱いのであまり温度が上がるとダレてきそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、ケミカルで、生っぽい茎の印象が強く、黒い果実や、タバコの葉、スモーキー、ちょっと雑で荒い印象です。

味わいは、軽めでフレッシュ、スッキリしたフルーツ感のあるアタックから、じわっと甘みとしっかりした酸が広がるけど、その後強いタンニンが出てきて、アルコールの辛さもあり、やや乾くフィニッシュ。

温度低めで飲み始めたせいか、とても渋みを強く感じます。
えぐ味と茎のようなグリーン感もあって、かなり雑で荒い感じで、第一印象はあまり良くありません。

メルローだけど、昔のチリカベみたいな濃くて樽香が強くて甘い味わいで、ちょっと懐かしい感じですね。

今日の晩御飯はメンチカツとトマトベースのカレー。
メンチカツはそのまま合わせると、まったく無意思な二人って感じでボーっと合います。

辛子とソースをつけると、しゃんとする感じ。
食事があった方がワインがイキイキしますね。

カレーは実によく合います。
さらにカレーをメンチカツに乗せると、ワインが勝って最後の辛さと渋みが残りますね。
ワインが負ける料理だと良いけど、ワインが勝つとイマイチです。

スーパーで売ってるレッドチェダーチーズに合わせると、チーズの塩気が強まって、ワインがジュースっぽくなります。

ベビースターラーメンおつまみに合わせると、完全に場末の飲み屋の印象。
ワインだろうがビールだろうが関係ない感じです。
でもレッドチェダーチーズよりもワインがのびのびする感じで、こっちの方がいいかも。

レッドチェダーチーズは息苦しい親族のイベントに参加してる感じで、ベビースターラーメンおつまみは、旧友のダメな友達と飲んでる感じ。

最後まで相変わらず、チリカベのような濃い印象が続きますね。

人に例えると、とても陽気でにぎやかで、誰とでも友達になれるけど、ぞんざいで繊細さがない、荒っぽい性格の大人の男性、って感じ?
この価格だったらリピートはないかな~。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)


2015/05/24

勝沼醸造 クラシック 白 NV

勝沼醸造 クラシック 白 NV
勝沼醸造 クラシック 白 NV
Katsunuma jyozo Classic White NV

日本:勝沼
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州100%

ヤオコーの2割引セールで、税抜き1056円で購入。
元値は、税抜き1320円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:少し強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、色付きが弱い、少し炭酸を含んでいる

【香り】
豊かさ:少し弱め
特徴:
<果実>柑橘系、白い実の果実、ちょっとバナナ
<花・植物>花の蜜
<香辛・芳香>酵母や澱の印象
<化学物質>なし
香りの印象:上品なクリーンな甲州の印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ややドライ)
酸味:鋭さがあって、強い
苦味:軽めだが、後味に残る
バランス:ドライ、スッキリしているがアルコールの辛さがある
アルコール:強めに感じる
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツやレモンのような柑橘系

【評価】
ドライで辛い味わいで、アルコールの印象が強めに残る

【供出温度】
8-10度 辛さがあるので人によって好みの温度が違うかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、少しオレンジがかった色調のイエローで、輝きがあります。

香りは、よく出来た甲州の印象で、柑橘系やバナナのような果実香、白い花や蜜、酵母や澱、上品で繊細なまとまりです。

味わいは、やや強めのドライなアタックから、上品な抑えめの果実感と強めの酸が広がり、すーっと長めに続いて、その後えぐ味とアルコールの辛さが出てフィニッシュ。

実はこのワイン、買ったときに浮遊物があって、明らかにコルクだったのですが、念のため勝沼醸造さんに写真を送って問い合わせました。(クレームじゃないよ)

すぐに回答があって、丁寧なお詫びとともに
 異物に関しましては、送付して頂きました写真から、「コルクのスジ切り不良」または「コルク打栓時の千切れ」による『コルクごみ』と推測いたします。「千切れ」や「スジ切り」に関しましては、文章説明では十分伝わらないと思いますので、後日写真を撮って説明させていただきます。
まずは、ご指摘の通り、コルク由来の異物ですので、人体に問題のあるものではないことをいち早くお伝えいたしたく、一報としてこのメールを書いております。後日分かりやすい形で再度報告させていただきます。(一部抜粋)
と説明がありました。
クレームではないので「後日の説明は不要です。」と連絡をし、その後の説明は受けていません。

赤ワインだったら多少異物が入っていても分からないのでしょうけど、白ワインで特に透明なボトルは神経使いますよね。
以前、レ・タン・ペルデュ サン・ブリ 2010に小さな黒い異物が入っていたことがありましたが、とても美味しいワインでしたね。

このワインも第一印象はとてもよい感じ。
1000円台前半の甲州としては、抜群にいいと思います。

今日の晩御飯は、豚肉の冷しゃぶ、納豆、いぶりがっこ。
豚肉の冷しゃぶは悪さをしないけど、ピッタリフィットって感じではありません。

納豆は完全にアウト。
納豆にあうワインは無いと思いますね。

いぶりがっこは燻製の香りが強すぎて、ワインが完全に負けてしまいます。
酸味が浮き出される感じ。

ピスタチオに合わせると、悪さをしないけど、歩み寄らない。
あまり幸せな感じではありません。
薄皮の苦味が、ワインの酸味と辛さを強くしているみたい。

スーパーで売ってるパルメザンチーズに合わせると、ワインが完全に負けるうえにちょっと反発する感じで、イマイチ。
なかなか合わせる食事が難しそうな手強い印象ですね。

でも、ワインだけだとちょっと辛くて、何か食べ物が欲しくなるんですよね。

人に例えると、クールで真面目な草食系の男子、だけど意外と細マッチョ、みたいな。

スッキリした甲州だけど、アルコールはちょっと強めの、しっかり造られてる印象で、良いワインだと思います。

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【要エントリー店内全品10倍!6月27日10時から】勝沼醸造 蔵元厳選クラシック 白辛口 750ml(17967940)[白ワイン][日本ワイン][国産ワイン][山梨県]

※サイトより引用
■製造元 勝沼醸造
■種類 白 : 辛口
■味わい 果実味とふくよかな酸味が味わえる
■香り 優しい果実香
■品種 甲州
■生産地 山梨県
■Alc.度数 12.0%
■適温 6~8℃
■内容量 750ml
■相性の良い料理 魚料理全般、根菜の煮物
繊細な日本人の味覚と料理との相性を大切にしたワインです。
日本固有の甲州ぶどうの繊細で優雅な味わいは、料理の味を引き立てます。
生ものや煮物、焼き魚、鍋もの等の日本料理にも良く合います。
おすすめの日本(国産)ワイン

■関連リンク(ヤオコーのワイン)



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2015/05/22

グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN- 2010

グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN- 2010
グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN- 2010
Grande Polaire Esprit de vin japonais SEN 2010

日本:山梨県産、岡山県産
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州主体、マスカット・オブ・アレキサンドリア

リカーランドトップで、税抜き1130円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:少し弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きが弱い

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:
<果実>ライチ、マスカット、オレンジ
<花・植物>白い花、菩提樹、杉
<香辛・芳香>ちょっと洗剤っぽい香料のような印象
<化学物質>ちょっとケミカル?
香りの印象:アロマティック、上品

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:柔らかな、爽やか
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムな、品のいい、後味にちょっとジュースっぽさが残る
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系の生果汁のような印象

【評価】
ライトでフレッシュ、フルーティだけど、ちょっとジュースが混ざっているようなギクシャク感があり、後味に強めのえぐ味と収斂性が残る

【供出温度】
7度以下 冷やした方がすっきり飲めそうだけど、後味の収斂性が強まるかも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったイエローで、輝きはやや弱めです。

香りはアロマティックな果実香があり、ライチやマスカット、オレンジ、菩提樹のようなグリーン系のフローラル、爽やかな洗剤のようなハーブ香で、全体的に上品な印象。

味わいは、かなり軽めのアタックから、爽やかなフルーツ感と穏やかな酸味があり、スレンダーなボディで短めのフィニッシュ、後味に強めのえぐ味と収斂性が残ります。

ジュースが混ざっているかのような印象で、ちょっと分離した果実感があり、全体的にギクシャクしたバランスで、後味は舌にべったり残るような収斂性がありますね。
香りと、最初の口当たりまでは良かったけど、後半ボロボロ崩れる感じです。

ライトなのに、後味がべったり重くて、あまりグラスが進みません。

今日の晩御飯は、アジフライ。
青魚系はワインに合いにくいですが、そのまま合わせるとアウトですね。

バジルをふってみると微妙に歩み寄る感じ。
さらに中濃ソースかけると、今度はちょっと距離を置いて、ワインが完全に独立する感じ。
全然からまなくて、結局あまり美味しくありません。

食事に合わせると、ジュースっぽいというより水っぽくなりますね。
これはダメだ・・と思ってたら、しっかり冷やしてグラスに注ぎたてのワインは意外と悪くありません。

ちなみにワインのボトルって、世界標準の750mlだけじゃなくて、日本基準の720mlボトルが存在します。
いわゆる4号瓶ってやつですね。
輸入ワインや果汁をつかった国産ワインが720mlが多いのですが、このワインも720ml、ちょっと損した感じ。

スーパーで売ってる塩辛いゴーダチーズに合わせると、ワインが木っ端微塵に消えて何も残りません。

ピスタチオはカウンセラーのようにワインにはたらきかけて、しっくりと馴染みます。
最後ちょっと回復しましたが、ポレールのワインは相性が良くないみたい。

ビールはサッポロを選ぶのですが、ワインのサッポロポレールは、大体相性が悪いんですよね~。
個人的に好きなタイプじゃないものが多いですね。

ただ、国産ブドウを100%使った日本ワインで、1000円ちょっとというのはかなり頑張った感がありますね。

■関連リンク

グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢-AYA-2009

■楽天ショップへのリンク

サッポロ  グランポレール リミテッドシリーズエスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN-2010 720ml瓶

※サイトより引用
山梨県産甲州種主体、国産ぶどう100%繊細で爽やかな香りとほのかな渋みや酸味が感じられる優しい味わいが特長です。
■Amazonへのリンク


2015/05/21

ヴィラ・モリーノ ビアンコ ヴィーノ・ダ・ターヴォラ NV (2015年購入)

ヴィラ・モリーノ ビアンコ ヴィーノ・ダ・ターヴォラ NV
ヴィラ・モリーノ ビアンコ ヴィーノ・ダ・ターヴォラ NV
VILLA MOLINO BIANCO VINO DA TAVOLA NV

イタリア:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ
アルコール度:11%
ブドウ品種:ガルガーネガ90%、トレッビアーノ10%

グルメシティで、税込み597円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:少し弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
豊かさ:ちょっと鼻を突く感じ
特徴:
<果実>青りんご、梨
<花・植物>針葉樹
<香辛・芳香>硫黄由来のミネラル、炭酸のイメージ
<化学物質>硫黄
香りの印象:硫黄の印象、フレッシュな果実感

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):変な残糖の甘み
酸味:おだやか、やや弱め
苦味:軽め
バランス:ライトで水っぽい
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系だけど薄い

【評価】
かなりライトで人工的な味わいで、ほぼ国産ワインのイメージ

【供出温度】
7度以下 力がないので、しっかり冷やして飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったイエローで、ちょっと輝きがあります。

香りは、硫黄の印象が強く、ミネラルや、青りんご、梨、針葉樹系のグリーン香、炭酸っぽいイメージもあります。

味わいは、水っぽいくらい軽いアタックから、人工的な甘みとフルーツ感があり、痩せたボディで広がらず、えぐ味を残した残念な印象のフィニッシュ。

これは輸入果汁を使用した国産ワインの味わいですね。
とても人工的で、深みがなく、個性もありません。

今日の晩御飯は、豚肉と豆腐の中華風炒め、塩味です。
合わせると、意外と悪くありません。
食事がワインの欠点をカバーしてくれる感じ。

このワイン、何だか悪くないかも。

付け合せのマカロニサラダも問題なし。
ピスタチオはワインが負けるけど、悪さはしない。

でもやっぱり食事が終わってワインだけになると、ダメダメな感じでした。

国産ワインが好きな人には大丈夫そうですが、個人的にはオススメ出来ないタイプですね。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2015/05/20

グーマ― シャルドネ NV

グーマ― シャルドネ NV
グーマ― シャルドネ NV
Goomor Chardonnay NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

ヤオコーの20%引きセールで、税抜き438円で購入。
元値は、税抜き548円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:少し弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、大人しい印象

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>熟した果実香
<花・植物>香料のようなフローラル
<香辛・芳香>石鹸のようなミネラル香
<化学物質>ちょっと硫黄、還元香?
香りの印象:やや人工的で弱め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、爽やか
苦味:爽やかさを与える
バランス:軽めの印象ながら、アルコールがやや浮き気味
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
オレンジのような、甘さのあるフルーツ感

【評価】
ライトでフルーティな味わいながら、ちょっと人工的でバランスの悪い印象がある

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてフレッシュに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、オレンジがかった色調のイエローで、輝きは弱め。

香りは、熟した果実とちょっと傷んだ系の果実、硫黄由来のミネラル、人工的な香料のような印象もあります。

味わいは、ライトでフレッシュなアタックから、果実感と甘み、ほどよい酸味がジューシーに広がりますが、その後アルコールがやや浮き気味に出てきて、苦味と重なってちょとギクシャクしたフィニッシュ。

バランスはあまり良くない印象ですが、しっかり冷やしてカジュアルに飲むとそれなりにいい感じ。
フルーティでジューシーですが、ワインらしさはしっかり持っています。

第一印象は、まあ価格なり、って感じでしょうか。
後味が重い感じが人によって評価が分かれそう。

気軽に飲めて、国産ワインよりはワインらしい、という感じでしょうか。

今日の晩御飯は、自家製コロッケで、ノーマルとカレー味があります。
カレー味コロッケは、ワインが負けるものの、後味をリフレッシュしてくれるという点で良く合います。
ノーマルコロッケは、ワインのアラがそのまま出てしまって、あまり良くないかも。
中濃ソースをかけると、とたんにバランスが良くなって、フィットします。

普段の家庭料理にも問題なく合わせられそうですね。

ピスタチオに合わせると、ワインの欠点をうまくカバーシてくれて、深みが出て、なかなかいい感じ。

この価格ならまあいいかなって感じでしょうか。
しっかり冷やして飲むと欠点も気になりません。

人に例えると、まだ雑で使い物にならないけどフレッシュさはある新社会人で、一緒にいると楽しい、みたいな感じでしょうか。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)


2015/05/17

シャトー・デ・ジラレ ブラン 2013

シャトー・デ・ジラレ ブラン 2013
シャトー・デ・ジラレ ブラン 2013
CHATEAU DES ILLARETS BLANC 2013

フランス:南西地方:A.O.C.ベルジュラック
アルコール度:12%
ブドウ品種:セミヨン60%、ソーヴィニヨンブラン40%

ヤオコーで、税抜き838円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>桃やオレンジのような甘い果実香、
<花・植物>キンモクセイ
<香辛・芳香>シロップ、爽やかなグリーン系のハーブ
<化学物質>なし
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、ちょっと酸化の印象
苦味:軽め
バランス:スリムな、やや痩せた印象
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっとすっぱい青りんご

【評価】
ライトでスッキリした味わいながら、ボルドーブラン的なちょっとクセがある

【供出温度】
7度以下 ちょっとボディが弱いので、しっかり冷やして飲みたくなる 

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はやや淡めで、オレンジがかったベージュっぽいイエローで、強めの輝きがあります。

香りは、桃やオレンジのような甘いフルーツ、爽やかなグリーン系のハーブ、ちょっとシードルのような酸化の印象もあります。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、爽やかなリンゴのようなフルーツ感と抑えめの甘み、ちょっと酸化したようなクセのある酸味が広がり、軽い細めのボディで、軽い苦味を残したジューシーなフィニッシュ。

ベルジュラックはボルドータイプと言われますが、これはまさにボルドーブラン。
ブラインドで飲んだら間違いなくボルドーブランって答えますね。

しかも伝統的なボルドーブランの印象があって、独特の酸化したリンゴのような酸っぱさが特徴的です。

最初はハズレワインかと思いましたが、決して酸化してるわけでもなく、個性ととらえるとこれはこれで面白い味わいです。
でもまあ、人によっては酸っぱく感じるかもですね。

今日の晩御飯は、サバの竜田揚げと、木綿豆腐の冷奴。

青魚はさすがに生臭さを抑えきれません。
木綿豆腐の冷奴は、ワインが勝ってしまうけど、意外と悪くないですね。
おつまみのピスタチオは実にピッタリと良く合います。

人に例えると、物静かだけど、深い考え方をもっている、質素な装いの若者、って感じ?

価格なりな感じですが、悪くないと思います。
ニューワールドとは違う、伝統産地の深みとクセを持って、合わせる食事よってはぴったりハマりそうです。

■楽天ショップへのリンク

【白ワイン】シャトー・デ・ジラレ ブラン フランス 白ワイン 750ml

※サイトより引用
シャトー・デ・ジラレは、16 世紀の哲学者モンテーニュの生誕地として知られる、サン・ミッシェル・ド・モンテーニュ村に位置します。A.O.C. はベルジュラック地区ですが、畑はボルドーのカスティヨン地区に極めて近いところに位置する為、ソーヴィニヨン・ブランを主体にボルドースタイルが強く出たワインに仕上がっています。
■関連リンク(ヤオコーのワイン)



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2015/05/16

サンタ・リタ ヒーローズ ソーヴィニヨン・ブラン 2014

サンタ・リタ ヒーローズ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
サンタ・リタ ヒーローズ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
Santa Rita Heroes Sauvignon Blanc 2014

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、税抜き699円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:かなり淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:最初強いがだんだん弱くなる
特徴:
<果実>パッションフルーツ、白い実の果実
<花・植物>白い花、若葉のようなハーブ香
<香辛・芳香>シロップ、花の蜜
<化学物質>なし
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムで溌溂としているが、強さもある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
20世紀梨のような酸味が強めの果実感

【評価】
爽やかでフレッシュ、フルーティながらしっかり強さもある

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しいそうだけど、強さがあるのでちょっと温度上げても大丈夫そう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はかなり淡く、グリーンがかったレモンイエローで、少し輝きもあります。

香りは、トロピカルフルーツや梨、柑橘系などのフルーツが中心で、シロップやハチミツ、白い花のような印象もあり、上品で爽やか。

味わいは、ちょっと強めのフレッシュなアタックから、爽やかなフルーツ感と甘み、強めの酸味が広がりますが、ちょっと早めにえぐ味と苦味が出てきて、酸味の強いジューシーなフィニッシュ。

とても爽やかな味わいですが、えぐ味と苦味、アルコールの後味が強めに残るので、ちょっと雑な印象を受けますね。
しっかり冷やして、フレッシュさを楽しむ感じがいいかも。
アルコール度も強めなので、温度上がっても大丈夫そうですが、雑味の多い後味が気になります。

今日の晩御飯は、チキン南蛮。
合わせると、チューハイ的な感じで合います。
ラフでカジュアルな合い方。

でもまあ、あまり気を使わない感じで、家庭料理にはいいのかも。

おつまみで、チルドのピザとかピスタチオ、チーズに合わせても、カジュアルにフランクに、「よっ」って感じで馴染みます。

この価格帯だったら十分な品質でしょうか。
カジュアルでフランクなワインです。

人に例えると、あいさつがチャラいけど、意外と人に好かれる、陽気な青年みたいな感じ?

■楽天ショップへのリンク

サンタ・リタヒーローズ・ソーヴィニヨン・ブラン 白 750ml -チリ-

※サイトより引用
デイリーワインにおすすめ!
旗艦ブランドの120(シェント・ベインテ)はチリ建国の歴史的エピソードにその語源を持ちます。スペインとのチリ独立戦争の際に、120人の兵士が、後にサンタ・リタ社のワイナリーとなるワイン・セラーに立て篭もったという伝説が元になっています。
デイリーワインとしてもおすすめ出来る出来栄え!華やかなハーブの香りが楽しめます。フレッシュな果実味にバランスよく酸味が混ざり合い、しっかりとした余韻も感じられます。雑味が無くキリッとしたきれいな辛口の味わい。
1000円以下のおすすめワイン

2015/05/15

デライトフル シラーズ 赤 NV

デライトフル シラーズ 赤 NV
デライトフル シラーズ 赤 NV
delightful shiraz NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ

肉のハナマサで、税込み540円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>黒い果実
<花・植物>生っぽいグリーン香、
<香辛・芳香>ケミカルななめし革、赤身の肉
<化学物質>還元的な印象、ケミカル
香りの印象:やや閉じた印象でケミカル

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:軽い、サラサラした、収斂性がある
バランス:スマート、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
アルコールの印象が残り、スパイシー

【評価】
ドライで堅めの飲み口で、強い収斂性とアルコールの印象が強い

【供出温度】
10-13度 堅くて渋い印象なので温度高めが良さそうだけど、バランスが悪いのであまり上がると微妙かも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、閉じた印象でケミカル、生っぽいグリーン香となめし革、時間が経つとカンロ飴のようなカラメル香が出てきます。

味わいは、やや強めでほんのり甘みがある味わいながら、全体的に重く渋く堅い印象で、さらにアルコールが添加されているかのような浮き気味の印象。

第一印象はあまり良くないですね。
フルーツ感弱めの渋くて堅い印象ながら、へんな甘みと重さがあって、フレッシュ感も弱めで、さらに後味でアルコールが強めに出て浮いた印象。

最近、低価格のオーストラリアワインをいくつか飲んでますが、このワインが一番ハズレかも。
ワインだけだとちょっとつらい感じです。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのミートソース。
合わせるとワインが勝ち気味で、さらに重い印象になりますね。
食事をぶっ潰す感じ?

コンビニパスタの脂っこさを洗い流してくれずに、さらに重石を加えるような合い方で、まったく幸せ感がありません。
このワイン、どんな料理でも同じ感じになりそうですね~。
フレッシュ感が無いんですかね。サッパリせずに、暑苦しい感じ。

甘みも重さにつながってるみたいですね。
残ったワインを次の日に飲んだら、ウッディな香りが強くなってました。

人に例えると、ガサツで空気を読まない、未熟な男子みたいな感じ?

リピートすることはなさそうなワインです。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


2015/05/13

ビーニャ・オチャガビア エスプエラ ホワイト 2014

ビーニャ・オチャガビア エスプエラ ホワイト 2014
ビーニャ・オチャガビア エスプエラ ホワイト 2014
OCHAGAVIA Espuela White 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

miniピアゴで、513円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きは弱め

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>熟した果実、南国系の果実
<花・植物>すいかずら
<香辛・芳香>ハチミツ、バタークリーム
<化学物質>なし
香りの印象:アロマティックな印象、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、やわらかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかで、ふくよか
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
熟した厚みのある果実感

【評価】
濃厚な果実味のある味わいと厚みのあるボディ、安定感がある

【供出温度】
8-10度 ボリューム感があるので、あまり冷やし過ぎないくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はやや淡めの、若々しいグリーンがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、南国系の熟した果実、強めのフローラル、バタークリーム、ハチミツ、などちょっとアロマティックな印象。

味わいは、やや強めのアタックから、濃厚な果実感と甘み、やさしい酸味が広がる、ふっくらしたボディで、軽いえぐ味と苦味を残したジューシーなフィニッシュ。

普通に美味しいワインですね。
ヴィオニエとかマスカットのような印象がありますが、実はシャルドネとソーヴィニヨン・ブランとかかも。
アロマティックなのですが嫌な感じではなく、華やかさがあって落ち着きもあります。

全体的にとてもバランスが良くて、ワンコインの中ではかなり良い方だと思います。
後味のちょっとえぐ味が気になりますが、甘みとフレッシュなフルーツ感がいいですね。
なんだかとても幸せ感があります。

ワインだけでどんどんいけるタイプですね。
減りが早くて、酔も早い・・

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、ボンゴレビアンコ。
どちらかと言うとクリーム系のパスタの方が合いそうなボリューム感なので、ちょっと選択ミスでした。
ワインが勝ってしまって、料理の味を活かしません。

かっつり合わせるのではなくて、食べ終わってからワインを飲むと、フルーツで口直ししてるみたいで、悪くありません。
コンビニパスタの脂っこさもワインがリフレッシュしてくれます。

ワインの主張が強めなので、普通の家庭料理は難しそうですね。
カレー系の料理とか、唐揚げ、焼き鳥の塩にちょっとスパイスふりかけたりすると合うでしょうか。

どちらかというとパーティワイン系なので、食事と合わせるというよりは、みんなでワイワイ飲むのが良さそうです。
万人受けしそうな味わいなので、飲み会でワンコインワインを選ぶときは筆頭候補ですね。

おつまみで堅揚げポテトに合わせると、ポテチとコーラくらいの相性で、ワインがイキイキしてきます。
ピーナッツブロックチョコに合わせると、これも問題なし。

人に例えると、陽気で社交的な、酒飲みの大人な女性、鈴木砂羽さんって感じ?
とてもフレンドリーで、懐が深い感じです。

これはお得感強めですね。
またリピートしたいワインです。

1000円以下のおすすめワイン

2015/05/12

グーマ― シラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン NV

グーマ― シラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
グーマ― シラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
Goomor Shiraz Cabernet Sauvignon NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン

ヤオコーの20%引きセールで、税抜き438円で購入。
元値は、税抜き548円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しさのある紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:極端に弱い
特徴:
<果実>かすかに黒い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>なめし革
<化学物質>ケミカル
香りの印象:ケミカルで、ほぼ香りがない

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:粗めで、しっかりしている
バランス:ライトだけどタンニンが極端に強い
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
タニックでスパイシー

【評価】
口当たりはライトでフレッシュだけど、タンニンが極端に強く、後味はカラカラに乾く印象

【供出温度】
10-13度 ライトだけどタンニンが強いので、適温が難しい

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、輝きは弱め。

香りは、最初にちょっと果実香がありますが、グラスを回すとどんどん飛んでしまって、最後はケミカルな印象だけ残ります。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュなフルーツ感としっかりした酸味が広がり、そこから急にタンニンが強く出てきて、カラカラに乾くような印象でフィニッシュ。

香りが極端に弱かったり、タンニンが強烈だったり、マイナス要因が強いのですが、なんか憎めないキャラクターで、とても陽気なフレッシュ感を持っています。
飲み進むとタンニンに慣れてくるのか、あまり気にならなくなってきましたが、えぐ味は強く残りますね。

あまり嫌な印象はなくて、とてもフレンドリーな印象で、この価格帯なら文句ない感じ。
後味えぐ味と渋みが残るのですが、そこに心地よい果実感があって、何だか余韻も悪くありません。

今日の晩御飯は、豚つくね。
醤油ベースの甘辛ダレです。
ちょっと七味をふってスパイシーにしてみましたが、このワイン、とてもしっかり絡んできます。

揚げた春巻きの皮がトッピングされてる、青じそドレッシングのグリーンサラダも、意外と合います。
こいつ意外といいやつじゃん、って感じ。

唐揚げ弁当とかでもよく合いそう。

グイグイ飲んで、お茶っぽい合い方なんですよね。
これはちょっと飲み過ぎ注意かも。

最初にスーッと入ってきて、渋みで締める感じがちょっと濃いめのペットボトルのお茶みたいな感じで、食事に合わせると特にそのイメージが強めに出てきます。
日本人に相性が良さそうですね。

チーズアソートコレクション「ゴーダハーブ」に合わせると、ワインが完全に負けます。
しかも辛くなってしまって、あまり相性が良くありません。

スーパーで売ってるチーズなので塩気が強いのですが、もうちょっと旨みとか脂分のあるつまみが良さそうです。

お菓子のELISEチョコクリームに合わせるとバッチリ。

飲み進んでも、最初に感じたクリーンな印象は変わりません。
スッキリ飲みやすいですね。

人に例えると、未来への強い希望を持っている、爽やかでアクティブな青年だけど、しっかり個性があって、ちょっとアクもある、って感じ?

またリピートしても良いワインですね。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2015/05/10

サンタ・リタ ヒーローズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

サンタ・リタ ヒーローズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
サンタ・リタ ヒーローズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
Santa Rita Heroes Cabernet Sauvignon 2013

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、税抜き699円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しさのある紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>黒い果実、ジャム、カシス
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>赤身の肉、血液
<化学物質>ケミカル
香りの印象:第1アロマが強め、ややケミカル

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:サラサラした、軽い
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティでスパイシー

【評価】
フレッシュ、フルーティな味わいで、サラサラしたタンニンの心地良いまとまり。

【供出温度】
10-13度 フレッシュフルーティなので、温度低めでカジュアルに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、輝きは強めです。

香りはケミカルな印象で、凝縮感のあるカシスやジャムのような果実、茎っぽいグリーン香、生肉や血液のような動物香、時間が経つとカラメルのような甘い印象が出てきます。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな果実感と甘み、爽やかな酸味がひろがり、スレンダーですっきりしたボディで、心地良い軽いタンニンがすーっと流れて、ジューシーなフィニッシュ。

フルーツ感があって、カジュアルで心地よい味わいですが、しっかりワインらしさもあって、実に良いバランスでまとまっています。
ワインだけでがぶがぶ飲んでしまいそうな感じ。

今日の晩御飯は、鶏の照り焼き。
マヨネーズあえの玉ねぎスライスが乗ってて、ちょっとチキン南蛮っぽい感じです。

合わせるとワインが完全に勝ってしまって、ちょっと辛さが出てきてイマイチ。
ビーフの焼き肉とか、カレーとかくらいが良さそうですね。

カジュアルでフルーティなので、野外のバーベキューとかに良さそうです。

カミさんに感想を聞いたら、「最初はフルーティで甘いけど、後味のアルコールが強くてブランデーみたい、680円くらい。」という感想。

後半、ちょっと荒っぽい感じになってきました。
アルコールがちょっと浮いてる感じがだんだん気になるようになってきましたね。

最終的にはちょっとイマイチかも。

人に例えると、初対面の人当たりはいいけど、実は自己中心的であまり人のことを考えていない人、的な感じでしょうか。
リピートしたい感じではありません。

■楽天ショップへのリンク

サンタ・リタ ヒーローズ カベルネ・ソーヴィニヨン 〔赤〕 ミディアムボディ 750ml

※サイトより引用
プラムのような赤系果実の強いブーケが特徴で、丸みのあるアタックに程よい渋みが感じられます。
心地よい後味も楽しめるワインです。
合う料理ミートソースのパスタ、ハンバーグ、チーズスフレ
※飲みやすいスクリューキャップ品です。

1000円以下のおすすめワイン

2015/05/09

コノスル ソーヴィニヨン・ブラン ヴァラエタル 2014

コノスル ソーヴィニヨン・ブラン ヴァラエタル 2014
コノスル ソーヴィニヨン・ブラン ヴァラエタル 2014
Cono Sur Sauvignon Blanc 2014

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

酒のいしかわの通販で、6本セット4525円、1本あたり754円で購入。
参考価格は、657円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、グレーに近いイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:ほんのりオレンジがかっているのが気になる

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>洋梨、パッションフルーツ、バナナ
<花・植物>菩提樹、若い針葉樹
<香辛・芳香>グリーン系のハーブ、若い青草香
<化学物質>なし
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、シャープ
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムで、凛とした
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
爽やかな柑橘系

【評価】
ライトでフレッシュな飲み口で、しっかりフルーツ感がありながら品の良さがある。

【供出温度】
8-10度 なんだかこのワイン凄そうなので、あまり冷やすともったいないかも

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、少しオレンジがかった色調のグレーに近いイエローで、輝きがあります。

香りは、洋梨やパッションフルーツなどの甘い果実香、上品なグリーン感のあるハーブやフローラル、品が良く爽やかな印象です。

味わいは、軽めのアタックから、すっきりした果実感とほんのり甘み、爽やかな酸味が広がり、スレンダーなボディが少し長めに続いて、じわっと旨みが残るジューシーなフィニッシュ。

このソーヴィニヨン・ブランは何か凄い。
何というか、未来志向というか、新しいソーヴィニヨン・ブランの味わいがある感じです。

すっきり爽やかなだけじゃなく、品が良くて柔らかさがあって、香りがとても心地よい、上品な癒し系のアロマって感じ。
このワインもしっかりコノスルマジックが入ってますね。

炭酸を含んでる感じも大きな要因の一つですね。とてもフレッシュな印象です。

いや、ホントにこれは凄い。
2000円くらいまでのソーヴィニヨン・ブランはことごとく負けるんじゃないかってくらいですね。

あくまで好みの問題ですが、無駄に力がはいってなくて、すーっと体に入ってくるクリーンさがあって、しかも心地良い飲み口と香り。
絶対女子に受けるパターンです。

第一印象は抜群にいいですが、飲み進んでどう変わってくるでしょうか?

今日の晩御飯は、自家製の春巻き。
低温の油でじっくり揚げて、皮もパリパリです。

このワイン炭酸を含んでいる印象もあって、揚げ物にはバッチリ合いますね。
サッパリしてくれます。

魚介類のフライとかフリッター、上品な印象なので、白身の天ぷらとかにも合うのでは。
後味のじわっと残る果実感がいいんですかね。とても余韻のいいワインです。

このワインオススメです。

■楽天ショップへのリンク

【ワイン】【白】【コノスル】 ソーヴィニヨン ブラン ヴァラエタル 750ml 白ワイン チリ

※サイトより引用
常に時代を先取りする”イノベーティブ”な生産者「コノスル」の、ハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワイン。ステンレスタンクで4ヶ月熟成。品種の個性がはっきりと現れた爽快でクリアーなタイプ。しっかりとした骨格を持つワインです。 緑色がかった淡い黄色。 柑橘系の爽やかな香りやスグリ、杏、林檎のキャンディの香りがあり、微かなハーブや緑の芝の香りが印象的。 品種の個性がはっきりと現れた爽快でクリアーなタイプ。骨格がしっかりとしていて和食との相性が良い。

■関連情報(コノスルのワイン)



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2015/05/08

デル・スール カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

デル・スール カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
デル・スール カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
Del Sur Cabernet Sauvignon 2013

チリ:セントラル・ヴァレー:D.O.マウレ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、税抜き570円で購入。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>カシス、黒い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香、バラ
<香辛・芳香>血液、なめし革、チョコレート
<化学物質>少しケミカル
香りの印象:若々しい、まだ少し閉じているかも

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:少し粗くて、強め
バランス:濃縮感があり、強さがある
アルコール度:やや弱めに感じる
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃縮したフルーティと力強さがあり、タンニンもしっかり強めで、飲みくちが重い

【供出温度】
14-17度 濃縮感とタンニンが強めなので、やや温度高めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観はとても濃く、若々しい紫色のフチをした黒に近い濃さのガーネットで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、濃縮感のあるカシスやジャムのような果実、ちょっとケミカルななめし革、血液や赤身の肉、茎っぽいグリーン香、時間が経つとちょっと華やかなフローラルの印象も出てきました。

味わいは、やや軽めのアタックから、凝縮感のあるフルーツと残糖の甘み、しっかりした酸味が広がり、ボディは軽めながらタンニンはしっかり強く、舌全体が乾くような印象でフィニッシュ。

10年前くらいに流行ったいわゆる「チリカベ(チリのカベルネ・ソーヴィニヨン)」ってやつですね。
最近はこんなに濃厚でタンニン強めのものは流行らないですが、こういうタイプのファンもまだ多いのかも。
女性にはちょっと強い感じなので、男性向けでしょうか。

品質は悪くない感じなので、後は好みの問題でしょうね。
私はあまり好きなタイプではありませんが、こういうジャンルでは美味しい方でコストパフォーマンスも高いと思います。

今日の晩御飯は、ドライキーマカレー。
トマトも入って、野菜たっぷりタイプ。

食事にガッツリ合わせると、カレーの辛さとワインの渋みがケンカする感じ。
食べ終わってからワインを飲むと口がサッパリしていい感じ。
渋みはしっかり残りますが、とても心地よい余韻が残ります。

そういう点では、相性はいいですね。
食事に華を添えてくれます。

食事が終わって、おつまみでパルメザンチーズに合わせると、ワインが余る感じでもうちょっと何か欲しくなりますね。
しかもスーパーの安いチーズなので、塩気が多くてワインにイマイチ合いません。

ベビースターラーメンおつまみは、完全にアウト。
だし塩味のせんべいにあわせると塩気と渋みがケンカしてダメ。

このワイン、アルコール度13%ですが、もうちょっと高い感じで、結構酔っ払います。

人に例えると、見た目はキレイだけど、性格はがさつなニューハーフ、って感じ??

品質は良くて、コストパフォーマンスも高いと思います。

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【500均】デル・スール・カベルネソーヴィニヨン[2014]年・ヴィカール社・D.O.マウレ・ヴァレー・自社畑産カベルネ・ソーヴィニヨン100%使用Del Sur aves Cabernet Sauvignon [2014] 【YDKG】

※サイトより引用
チリ フルボディ辛口赤ワインファン大注目!安旨!濃!チリ超お買い得!21世紀最高超コスパワイン!究極辛口赤ワイン!1825年設立の伝統ある造り手!現当主で7世代に渡り家族経営を貫く人気醸造所(ビカール社)(現在チリワイン生産者ランキング第12位)からD.Oマウレヴァレー規格のカベルネソーヴィニヨン100%!しかもびっくりフルボディ規格!ブラックベリーやカシスなどのベリー系の深いアロマ!にシルキーなタンニンとふくよかで豊満な果実味が広がり、長く余韻が続く究極の人気辛口フルボディ赤ワイン!当店スタッフ全員一押し!このプライスとはとうてい思えない飲み応えのある驚愕の味わい!しかもかわいい野鳥の自然をアピールしたラベルも人気の秘密!レストラン様やカフェバー様にも自信を持っておすすめです。
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1000円以下のおすすめワイン

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2015/05/07

フロンテラ シャルドネ 2013

フロンテラ シャルドネ 2013
フロンテラ シャルドネ 2013
FRONTERA CHARDONNAY 2013

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

グルメシティで、642円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きとツヤがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>南国系果実、パイナップル
<花・植物>すいかずら
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル、ヴァニラ、クリーム
<化学物質>硫黄
香りの印象:開いている、第1アロマと硫黄の印象が強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、強さがある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツのような柑橘系

【評価】
フレッシュでフルーツ感の強い味わいながら、アルコールと苦味が強めで辛い後味

【供出温度】
8-10度 キンキンに冷やしても美味しく飲めそうだけど、強さがあるので冷やし過ぎないくらいがいいのでは

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はやや淡く、グリーンがかったレモンイエローで、強めの輝きとツヤがあります。

香りは、最初に硫黄の印象があり、石灰のようなミネラル、パイナップルなどの南国系の果実、バタークリームなどがあり、ちょっと硫黄の影響が強めです。

味わいは、しっかり強めのアタックから、残糖の甘みと濃厚な果実感、しっかりした酸味がフレッシュに締めて、やや強めのアルコールが辛さを残しながら、最終的にはジューシーなフィニッシュ。

さすがに安定感のあるフロンテラのシャルドネ。
低価格ワインの中でも抜群のコスパですね。

濃厚なシャルドネタイプで、フルーティさと甘みがあり、ニューワールドらしい陽気な印象ながら、しっかりアルコールの強さもあります。
人に例えると、小麦色に灼けた、陽気な南米の美女、って感じ。
夏のイメージ、しかも暑いビーチですね。

ちょっとはじけたバランスで、ぎくしゃくした感じもありますが、それも含めて個性でしょうか。

今日の晩御飯は、自家製のオムライス。
薄い卵でチキンライスを巻いてあります。

合わせると、すごく子供っぽい印象で、お子様ランチみたいな合い方をします。
でも何というか、パーッと行こうぜ―的なノリで、押し切られてしまうみたいな、勢いがありますね。

「あ~、チキショウ酒がうめーな―、つべこべ言わずに酒を飲め!」って感じ?

平日なのに、ちょっと週末気分になってきますね。
危ない危ない。

柏餅があったので合わせてみたら、なんだかOKって感じ。
ベビースターラーメンのラーメンおつまみに合わせても、文句言いません。
とてもカジュアルに飲めるワインですね。

ワインだけになると、ちょっと辛いので何か食べ物が欲しくなるかも。
荒っぽい印象は最後まで変わりませんが、冷蔵庫に入れておけば、次の日も大丈夫そうですね。

コストパフォーマンスも高く、オススメです。

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コンチャ・イ・トロ フロンテラ シャルドネ 2013 750ml (ワイン) 【10P30May15】 【wineday】

※サイトより引用
 チリ・アンデスのふもとにあり、南米最高のプレミアムワイナリーとして知られるのがこのコンチャ・イ・トロ。その最高級ワイン「ドン・メルチョ」はワインスペクテーター誌から世界のトップ12にランキングされ、豪華客船クイーンエリザベス2世号のワインリストにも載せられたほど。
同社所有の豊穣な畑で栽培するカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネによるワインは、欧米のレストランで広く品質を認められています。
フレッシュで爽やかな酸味と、完熟した果実から生まれるほんのり感じる優しい甘みが、このワインに様々な表情を与えます。グレープフルーツや林檎のようなみずみずしい味わい。価格に対するクオリティとしてはパーフェクトと言える、カジュアルな辛口白ワインです。
「フロンテラ」は・・
キーワードは「クオリティ&フリースタイル」。品質の高い味わいを気取らず自由に楽しむそのスタイルはまさにフロンテラならではの醍醐味。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)



■関連情報(フロンテラ)



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2015/05/05

ロングビーチ ピノ・ノワール 2012

ロングビーチ ピノ・ノワール 2012
ロングビーチ ピノ・ノワール 2012
LONGBEACH PINOT NOIR 2012

南アフリカ:ウエスタン・ケープ:W.O.ロバートソン
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、税抜き1200円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:落ち着いた黒っぽい色調の、ちょっと明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:透明感がある、落ち着いた色調ながら輝きがある

【香り】
豊かさ:かなり弱め
特徴:
<果実>いちごキャンディ
<花・植物>針葉樹のようなグリーン感
<香辛・芳香>なめし革、フォクシーフレーヴァー
<化学物質>ケミカル
香りの印象:最初は閉じていて還元香、その後は極端に香りが弱くなる

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
キャンディっぽい人工的な果実感、フォクシーフレーヴァー?

【評価】
スムーズで甘みがあって飲みやすいが、人工的な印象がありワインらしくない

【供出温度】
10-13度 人工的でジュースっぽい軽さなので、温度低めじゃないと飲めなさそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
香りが閉じていたが開いてきても良くないので、あえて必要なし

【総評】
外観は、若さがあるものの落ち着いた色調で、底がしっかり見えるくらいの透明感と、強めの輝きがあります。

香りは、閉じた印象で還元香があり、他の要素は感じず、その後開いてきてもほぼ香りの無い状態。

味わいは、なめらかでスムーズな口当たりから、残糖多めの甘みと人工的なキャンディっぽいフルーツ感が広がり、強めの酸味が締めながらも優しいタンニンが穏やかなフィニッシュへと導きます。

口当たりはスムーズなのですが、とにかく人工的な印象なのと、何故かフォクシーフレーヴァーのような印象があって、キャンベル・アーリー的なお土産ワインのような味わいなんですよね。
個人的には、第一印象は完全にアウト。
最近、南アフリカワインもハズレが減ってきましたが、これは5年前くらいの出来が悪かった頃の南アフリカワインの印象ですかね~。

今日の晩御飯は、チキンステーキ和風ソース。
このワイン食事が入ると急に真面目な雰囲気になって、そこそこまじめに仕事をこなします。
ワインだけで飲んだときの、頼りなくてフラフラした感じはなく、シャンとなりますね。

意外とアフターがキレイなので、そこがこのワインのポイントかも。
食事にも合わせやすいのでしょうか。

最初はダメダメな印象でしたが、飲み進むと実は素直で誠実な性格だと分かってきました。
角が取れ過ぎててしかも人為的な印象があるものの、実に素直でクリーンな印象を持っています。

ゴーダとかレッドチェダーとかパルミジャーノとかいくつかチーズに合わせましたが、どれもそつなくこなします。

最後まで香りは良くならず、印象も人工的でジュースっぽい。
個人的にはリピートしないと思いますが、飲みやすくて、悪いワインではないので、人によっては好きなタイプかもしれませんね。

■楽天ショップへのリンク

カベルネ・ソーヴィニヨンロングビーチ(赤ワイン)[Y][A][E]

※サイトより引用
驚くほどピュア!
明るく、透明感のあるルビー色。熟したイチゴや、摘みたてのサクランボを思わせる、品の良い甘い香り。ソフトで滑らかなアタックの後に、ベリー系のピュアな果実味が溢れんばかりに喉を潤し、最後に、やわらかい酸がそっと包み込みます。
フランスとも、ニュージーランドとも違うピノを、味わって下さい!

2015/05/04

ヴィーニャ・アルタス ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼ NV

ヴィーニャ・アルタス ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼ NV
ヴィーニャ・アルタス ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼ NV
VINHAS ALTAS VINHO VERDE ROSE NV

ポルトガル:ミーニョ地方:D.O.C.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:セスバデーユ

イオンで、980円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかで赤味の強い色調の、濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや強め
泡立ち:微発泡
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤いフレッシュな果実、
<花・植物>薬草のようなハーブ香
<香辛・芳香>少しミネラル感
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
タンニン分:ロゼとしては強め
バランス:溌剌とした、心地良い
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
アセロラやカンパリソーダのような印象

【評価】
フレッシュでジューシー、スッキリと飲みやすいが、アルコールとタンニンがしっかりした印象

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてフレッシュな状態で飲むのが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
してはダメ(微発泡なので)

【総評】
外観は、鮮やかで赤味の強い濃いロゼ。

香りは、赤い果実や薬草系のハーブ香、ミネラル感も少しあって、グラスに残り少なくなると樽香も出てきます。

味わいは、微発泡の軽めのアタックから、フレッシュなフルーツ感と残糖の甘み、爽やかな酸味が広がり、その後やや強めのタンニンとアルコールの辛さが締める、ジューシーさを残したフィニッシュ。

フレッシュでジューシーで、ハーブ香やしっかりしたタンニンがワインらしさを出してて、とてもいいバランスでまとまっていると思います。
第一印象は、かなりいい感じ。

今日の晩御飯は、自家製の野菜多めの餃子と、ベーコンポテトを餃子の皮で包んで揚げたもの。

餃子にはピッタリフィットはしないものの、特に問題なく合いました。
ベーコンポテトを餃子の皮に包んで揚げたものは、とても良く合いました。

豚肉料理とかポテト料理とかにはよく合いそう。
とんかつかもでもいいかも、ベーコンとポテトのソテーとか、肉感がやや薄めの肉料理がいいですね。
ベーコンの乗ってるピザとか、カルボナーラもまあまあいける?

鶏や牛より、豚肉が合いそうなイメージです。

発泡嫌いなカミさんにも好評で、ブラインドで品種を聞いてみたら、日本のマスカット・ベーリーA?という答えでした。
確かに日本のロゼにも通じるものがあるかも。

レバーペーストにパルミジャーノとバジルを振ったおつまみに合わせると、とても良く合いました。
ベースの豚レバーがよく合って、バジルとパルミジャーノが香りを加えることで、ワインにとても良くフィットします。

懐が深くて、合わせる料理の幅も広そう。

人に例えると、とてもフレンドリーで社交的、どんな事でも笑顔で受け入れる、おおらかな人、って感じ?

ワインだけになっても美味しいですね。
ジューシーだけど、しっかりワインらしいボディとタンニン、香りを持っていて飲み飽きません。

このワイン、オススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/05/03

エスピノ メルロー 2011

エスピノ メルロー 2011
エスピノ メルロー 2011
espino merlot 2011

チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:D.O.ピルケ
アルコール度:13.3%
ブドウ品種:メルロー

リカーランドトップで、税抜き1300円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った印象
輝き:やや強め
色調:落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:熟成感がある、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ドライフルーツ、干しぶどう、プルーン
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>赤身の肉、シナモン
<化学物質>少し硫黄?
香りの印象:熟成感がある、まだ閉じてる?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:緻密だけど、しっかり強め
バランス:軽めの口当たりだが、骨格はしっかりしている
アルコール度:高め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
熟成感のある口当たりだが、アルコール度とタンニンが強く、トゲトゲしてて辛い印象

【供出温度】
14-17度 かなりタンニンが強めなので、温度高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
やると開くかもしれないけど、すぐダメになりそうな感じもある

【総評】
外観は、熟成感のある落ち着いた色調の濃いルビーで、輝きと深い透明感があります。

香りは、熟成感のある干しぶどうやドライフルーツ、揮発性のあるユーカリオイルやシナモンのようなスパイス香、ちょっとケミカルで閉じた印象もあります。

味わいは、軽めで穏やかなアタックから、熟成感のあるフルーツとほんのり甘みが広がり、しっかりした酸が支えて、その後強めにタンニンが主張し、アルコール度の高さと相まって、乾く辛い印象のフィニッシュ。

4年前のワインですが、もっと熟成している印象で、ひょっとしたら管理が悪かったパターンかも。

このシリーズ、シャルドネとピノ・ノワールがとても良かったので、期待して買ったのですが、第一印象はイマイチ。
これから変わってくる事に期待しましょう。

今日の晩御飯は、ゴールデンウィーク豪華版でステーキ丼。
新玉ねぎを使ったステーキソースに牛肉を漬け込んで柔らかくしたもので、わさびを付けていただきました。

このワイン、なんか固いというか、馴染まないというか、合わなくは無いのですが、なんだかちょっとずれた感じ。
カミさんに感想を聞いたら、これちょっと酸っぱくなってない、品種はシラーかカベルネ・ソーヴィニヨン、という感想。

確かにスパイシーで、メルローって印象じゃないかも。

もうちょっと良いコンディションで飲みたかったですね。
開けたワインはイマイチでしたが、ベースは良さそうなので、ビンテージの新しいものがあったらまた買ってみたいと思います。

■楽天ショップへのリンク

エスピノ・メルロー [2013] (ヴィーニャ・ウィリアム・フェーヴル・チリ) Espino Merlot [2013] (Vina William Fevre Chile) 【赤 ワイン】【チリ】

※サイトより引用
チャレンジ精神に溢れる【ウィリアム・フェーヴル】が新天地を求め、5年間かけてようやく見つけたシャルドネに理想の土地は、ピノ家が所有していました。フェーヴルは、その一部を購入したいと申し出ましたが、残念ながら応じてもらえませんでした。それでも諦め切れなかったフェーヴルは、翌年もピノ家を訪問して交渉を続け、ついに1991年にフェーヴルとピノ家が共同で会社を設立する形でワイナリーがスタートしました。葡萄品種の選択はフェーヴルが決めて、苗をフランスから輸入し、畑を造っていきました。
 ワイナリー設立にあたっては、銀行からの借り入れや他の出資は受けず、全て自己資金で行なってきました。無理をせず、一歩一歩確実にワイナリーを確立していくことが、彼らの強い信条です。ワイナリーの設備は、フランスとイタリアから運びました。設立当初から2004年まではフェーヴルがワインのスタイルを決めていましたが、体調が悪化し、頻繁にはチリへ来られなくなったため、徐々にピノ家が引き継いでいます。オーナーは【ビクトール・ピノ(1935年生)】、ワインメーカーはフィリップ・ウリベです。ビクトールの息子、ゴンザーロは、6年前から参加し、栽培から醸造まで全てにかかわっています。
 わずか6年間で確立したとは思えないほどワインに対する専門的知識を持っています。彼をはじめ、このワイナリーにかかわるスタッフ全員からは、何よりも強い情熱に溢れた強いエネルギーが感じられます。また、ワイナリーに漂うアットホームであたたかな雰囲気は、彼らの「ワイン造りの喜び」からかもし出されていることは間違いありません。
<このワインについて>
マイポ・バレーの葡萄から造られています。暖かい気候とローム層の粘土質土壌は、上質なメルロの栽培に最適です。20kg入りのケースを使い、手摘みで収穫します。房を傷つけないように注意深く除梗し、破砕せずに240hlの発酵タンクに入れます。
 発酵中、1日に2回ポンピングオーバーを行います。また、発酵期間中に1~2回のデレスタージュ(液抜き静置)をします。全てのタンクをブレンドし、フレンチオーク樽で8ヶ月間、熟成させています。美しいチェリーレッド、スミレや甘酸っぱいチェリーとラズベリーのフルーティで心地よいアロマ。かすかに洗練された樽のニュアンスも感じられます。口当たりはフレッシュで豊かな果実味と酸があり、ビターチョコレートのようなスモーキーさとスパイスの風味は、程よいタンニンとバランスよく混ざり合っています。余韻には心地よい酸と渋みが感じられます。生産量は、13,000本。
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2015/05/02

パソ・ア・パソ・オーガニック・ホワイト NV ボデガスヴォルヴェール

パソ・ア・パソ・オーガニック・ホワイト NV ボデガスヴォルヴェール
パソ・ア・パソ・オーガニック・ホワイト NV ボデガスヴォルヴェール
Paso a Paso Organic White Bodegas Volver

スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

リカーランドトップで、税抜き1280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:色付きが弱い、輝きが強い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>白い実の果実、洋梨、柑橘系
<花・植物>爽やかな花の印象
<香辛・芳香>シロップ、クリーム、ヴァニラ
<化学物質>なし
香りの印象:上品で爽やか

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープ、爽やか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ドライで力強い
アルコール:強め
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
上品な香りに、爽やかな果実感と強めのボディ

【供出温度】
8-10度 温度低めの方がフレッシュに飲めそうだけど、温度が上がってもしっかりしてそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、淡めのグリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めのギラギラした印象。

香りは、洋梨や柑橘系のフルーツ、さわやかなフローラル、クリームやヴァニラの甘い印象、などがあり、上品にまとまっています。

味わいは、強めのアタックから、厚みのある果実感としっかりした酸が広がり、アルコール度高めのしっかりしたボディながら、ジューシーさを残したフィニッシュ。

上品な香りでしっかりした味わい、アルコール度高めだけどアフターはスッキリしてて、第一印象はかなり良いですね。
果実の香りも複雑で、オレンジとかメロンとか洋梨とか、いろいろな要素があります。

グラスに入れて時間が経つと、ちょっとミネラル感が強くなってきて、硫黄の印象が出てきましたが、でもとても美味しいです。
良いワイン感が満載です。

最初はドライな印象だったのですが、ワインだけで飲んでると、アルコールの影響の甘みがじわっと出てきます。
残糖もそこそこあるみたいですね。

ステンレスタンクでの醗酵らしいのですが、木のチップのような樽香がふっと香ります。
これはなんだろう?

今日の晩御飯は、鯛のソテー、トマトガーリックソース。
家庭料理なので、香りは弱めです。

このワイン、強いので、料理を負かすかと思ったけど、しっとり馴染みました。
食事との相性がいいですね。

ラムレーズンの入ったクリームチーズと、パルミジャーノ36ヶ月以上熟成に合わせましたが、どちらもバッチリ。
パルミジャーノは食事的な合い方、デザートチーズはデザート的な合い方でどちらも良いです。

おつまみのスモークレバーも薄皮付きピーナッツも問題ありませんでした。
懐深くしかも強さを持っているので、食事をドーンと受け止める感じ。

しっかりしたワインなので、しっかりした食事にも合わせやすそうです。

人に例えると、真面目で成績のいい優等生だけど、ちょっとぶっきらぼう(人当たりが悪い)印象もある男子、って感じ。

良いワインですね。
1500円くらいだったらお買い得だと思います。

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パッソ・ア・パッソ・オーガニック・ホワイト2013Paso a Paso Organic White【スペイン白ワイン】ラマンチャの荒涼とした大地から造られた【オーガニック・白ワイン】ハーブの香りがいっぱいのフルーティな白ワイン

※サイトより引用
ラマンチャの荒涼とした大地から造られた【オーガニック・白ワイン】ハーブの香りがいっぱいのフルーティな白ワイン。
スペインのカタルーニャ地方の有機農法性生産統制委員会(コード番号:ES-ECO-019-CT)取得。平均樹齢40年の古木から収穫された有機栽培のソーヴィニヨン・ブランの葡萄をステンレスタンクにて発酵しています。2012年のヴィンテージではパーカーポイント87点。メロンを感じさせる果実がふんだんにあふれ、ほのかなグレープフルーツとスパイスが加わり、肉厚で優しいハーブの香りが広がる軽やかなミディアムボディの白ワインです。さまざまな食事に合わせられますが、やはり魚料理(ハーブをまぶして焼いた魚にレモンをたっぷりかけた)や鶏のクリームソースかけなどによく合います。

2015/05/01

トップバリュ コンドル シャルドネ セミヨン 2013

トップバリュ コンドル シャルドネ セミヨン 2013
トップバリュ コンドル シャルドネ セミヨン 2013
TOPVALU Condor Chardonnay Semillon 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ、セミヨン

グルメシティで、580円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きは弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>熟した果実、南国系果実、カリン
<花・植物>白い花
<香辛・芳香>石鹸のようなミネラル、硝煙
<化学物質>硫黄
香りの印象:硫黄の印象が強い、若干還元的な印象がある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みと、アルコールのボリューム感
酸味:しっかりした、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ふくよかな
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツのような柑橘系

【評価】
果実感強めでボリューム感のあるタイプだが、アルコールが浮き気味で後味は辛い

【供出温度】
8-10度 ボリューム感があるのであまり冷やさない方がいいんだけど、温度が高いとちょっとどんよりする感じ

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、やや淡めのグリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、硫黄の印象が強めで、石鹸のようなミネラル、白い花、南国系の果実、スモーキーな印象があります。

味わいは、しっかりした強めのアタックから濃厚な果実感と甘みが広がり、強めの酸味と強めの苦味がボディを支えて、アルコール浮き気味でえぐ味が残る、辛いフィニッシュ。

しっかりしている印象はあるものの、ちょっとバランスが悪く、ラフな印象。
ニューワールドのシャルドネって感じだけど、あまり女性受けしなさそうですね。

今日の晩御飯は、豆腐入りナゲット。
淡白な味わいなので、ワインが完全に勝ってしまいます。

八丁味噌のつけダレをつけると、力関係は対等になるけど、歩み寄らない。
ケチャップ味のオーロラソースをつけると、俗っぽすぎてワインに合いません。

オリーブオイルにコショウをたっぷり入れたつけダレで、合わせると、ようやくワインが心を開いてくれる感じで、歩み寄りました。
当たり前ですが、洋食系の方が合いそうですね。

チーズとか、鶏肉とか、魚介よりは脂分のある料理でしょうか。
とんかつとか、チーズカツ、ピザ、カルボナーラ、鶏肉のシチューとか。

おつまみで、薄皮付きピーナッツに合わせるといい感じで合いました。
味の構成が同じみたいで、方向性もバランスもなかなかいいですね。
薄皮の渋みが邪魔するかと思いきや、悪い友達、みたいな合い方をしますね。
マイナス要素がフィットするみたいな。

人に例えると、ちょっとやんちゃな若い男子で、荒削りだけど、イキイキしていて、魅力もある感じ。

コストパフォーマンスは高いと思います。
また買ってもいいかも。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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