2015/05/03

エスピノ メルロー 2011

エスピノ メルロー 2011
エスピノ メルロー 2011
espino merlot 2011

チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:D.O.ピルケ
アルコール度:13.3%
ブドウ品種:メルロー

リカーランドトップで、税抜き1300円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った印象
輝き:やや強め
色調:落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:熟成感がある、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ドライフルーツ、干しぶどう、プルーン
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>赤身の肉、シナモン
<化学物質>少し硫黄?
香りの印象:熟成感がある、まだ閉じてる?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:緻密だけど、しっかり強め
バランス:軽めの口当たりだが、骨格はしっかりしている
アルコール度:高め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
熟成感のある口当たりだが、アルコール度とタンニンが強く、トゲトゲしてて辛い印象

【供出温度】
14-17度 かなりタンニンが強めなので、温度高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
やると開くかもしれないけど、すぐダメになりそうな感じもある

【総評】
外観は、熟成感のある落ち着いた色調の濃いルビーで、輝きと深い透明感があります。

香りは、熟成感のある干しぶどうやドライフルーツ、揮発性のあるユーカリオイルやシナモンのようなスパイス香、ちょっとケミカルで閉じた印象もあります。

味わいは、軽めで穏やかなアタックから、熟成感のあるフルーツとほんのり甘みが広がり、しっかりした酸が支えて、その後強めにタンニンが主張し、アルコール度の高さと相まって、乾く辛い印象のフィニッシュ。

4年前のワインですが、もっと熟成している印象で、ひょっとしたら管理が悪かったパターンかも。

このシリーズ、シャルドネとピノ・ノワールがとても良かったので、期待して買ったのですが、第一印象はイマイチ。
これから変わってくる事に期待しましょう。

今日の晩御飯は、ゴールデンウィーク豪華版でステーキ丼。
新玉ねぎを使ったステーキソースに牛肉を漬け込んで柔らかくしたもので、わさびを付けていただきました。

このワイン、なんか固いというか、馴染まないというか、合わなくは無いのですが、なんだかちょっとずれた感じ。
カミさんに感想を聞いたら、これちょっと酸っぱくなってない、品種はシラーかカベルネ・ソーヴィニヨン、という感想。

確かにスパイシーで、メルローって印象じゃないかも。

もうちょっと良いコンディションで飲みたかったですね。
開けたワインはイマイチでしたが、ベースは良さそうなので、ビンテージの新しいものがあったらまた買ってみたいと思います。

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エスピノ・メルロー [2013] (ヴィーニャ・ウィリアム・フェーヴル・チリ) Espino Merlot [2013] (Vina William Fevre Chile) 【赤 ワイン】【チリ】

※サイトより引用
チャレンジ精神に溢れる【ウィリアム・フェーヴル】が新天地を求め、5年間かけてようやく見つけたシャルドネに理想の土地は、ピノ家が所有していました。フェーヴルは、その一部を購入したいと申し出ましたが、残念ながら応じてもらえませんでした。それでも諦め切れなかったフェーヴルは、翌年もピノ家を訪問して交渉を続け、ついに1991年にフェーヴルとピノ家が共同で会社を設立する形でワイナリーがスタートしました。葡萄品種の選択はフェーヴルが決めて、苗をフランスから輸入し、畑を造っていきました。
 ワイナリー設立にあたっては、銀行からの借り入れや他の出資は受けず、全て自己資金で行なってきました。無理をせず、一歩一歩確実にワイナリーを確立していくことが、彼らの強い信条です。ワイナリーの設備は、フランスとイタリアから運びました。設立当初から2004年まではフェーヴルがワインのスタイルを決めていましたが、体調が悪化し、頻繁にはチリへ来られなくなったため、徐々にピノ家が引き継いでいます。オーナーは【ビクトール・ピノ(1935年生)】、ワインメーカーはフィリップ・ウリベです。ビクトールの息子、ゴンザーロは、6年前から参加し、栽培から醸造まで全てにかかわっています。
 わずか6年間で確立したとは思えないほどワインに対する専門的知識を持っています。彼をはじめ、このワイナリーにかかわるスタッフ全員からは、何よりも強い情熱に溢れた強いエネルギーが感じられます。また、ワイナリーに漂うアットホームであたたかな雰囲気は、彼らの「ワイン造りの喜び」からかもし出されていることは間違いありません。
<このワインについて>
マイポ・バレーの葡萄から造られています。暖かい気候とローム層の粘土質土壌は、上質なメルロの栽培に最適です。20kg入りのケースを使い、手摘みで収穫します。房を傷つけないように注意深く除梗し、破砕せずに240hlの発酵タンクに入れます。
 発酵中、1日に2回ポンピングオーバーを行います。また、発酵期間中に1~2回のデレスタージュ(液抜き静置)をします。全てのタンクをブレンドし、フレンチオーク樽で8ヶ月間、熟成させています。美しいチェリーレッド、スミレや甘酸っぱいチェリーとラズベリーのフルーティで心地よいアロマ。かすかに洗練された樽のニュアンスも感じられます。口当たりはフレッシュで豊かな果実味と酸があり、ビターチョコレートのようなスモーキーさとスパイスの風味は、程よいタンニンとバランスよく混ざり合っています。余韻には心地よい酸と渋みが感じられます。生産量は、13,000本。
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