2015/12/31

奥尻ピノ・ノワール ロゼ 2014

奥尻ピノ・ノワール ロゼ 2014
奥尻ピノ・ノワール ロゼ 2014
OKUSHIRI Pinot Noir Rose 2014

日本:北海道:奥尻
アルコール度:10%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、税抜き2195円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジがかった、黒っぽいサーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、フチはほぼ無色、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、薬草系
<香辛料・芳香・化学物質>チョコレート、ヴァニラ?
香りの印象:いちごチョコレートのような不思議な香り

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:かなり強烈、強いリンゴ酸のイメージ
タンニン分:軽い
バランス:スマートだが、甘みと強い酸味がある
アルコール度:弱め
余韻:酸味が強めに残る

【フレーヴァー】
アセロラのような強い酸のある赤い果実

【評価】
ライトだが、甘みと強烈な酸が強い個性を出している

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてフレッシュに楽しむ

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジっぽい色調の鮮やかなサーモンピンクのロゼで、輝きがあります。

香りは、イチゴとチョコレートの印象が強く、薬草っぽいハーブ香や、ちょっとヴァニラようなイメージもあります。

味わいは、少し発泡しているライトなアタックから、甘みと強烈な酸味が広がり、酸がそのまま支配してジューシーなフィニッシュ。

これは個性的ですね。
まず香りがいちごチョコレート。
口に含んだ瞬間は軽めのライトな印象で入ってきて、そのあと甘みがあり、やっぱり甘口のロゼだと思ったら、そこに強烈な尖った酸味が出てきます。

白ワインでもこんな強烈な酸味はあまり無いと思います。

今日の晩御飯は、キスの天ぷらが乗った年越しそば。
ただ甘いだけのロゼだったら多分合わないのでしょうが、このワインは強烈な酸味が食事とのつなぎになって悪くありません。

というか、この強い酸が魚介系でも受け入れてくれます。

カジュアルな味わいなので、おつまみ全般大丈夫。
イカ系でもビーフ系でも大丈夫ですね。

44ヶ月熟成のイベリコ豚の生ハムに合わせると、とてもしあわせ感のある合い方。

2000円を超える味わいではないですが、まとまりは良くてバランスがいいので、それなりに納得して飲める感じです。

ただカジュアルなので、印象としては1500円くらいのイメージでしょうか。

人に例えると、チャーミングで可愛い、陽気でよく笑う大人の女性みたいな感じ?

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※サイトより引用
淡いサクラ色。苺、オレンジ、フルーツキャンディーのような香り。繊細な味わいの中にイチゴやベリーの風味。すっきりとした酸で飽きのこないチャーミングな飲み口です。
【奥尻ワインについて】
奥尻島は、北海道南西部の日本海に浮かぶ周囲約84kmの島です。
透明度が約25mという抜群に綺麗な海に囲まれ、ブナの原生林が島の約60%を覆い水が豊富な環境でもあります。
このように海と緑が溢れる自然環境の中で、ワインの原料となる葡萄を自社の畑で栽培しています。
ワインの世界にはテロワールと言って、その土地ならではの特性、その醸造者ならではの人格がにじみ出ているワインを求める傾向があります。
日本海の潮風を受けて育ったブドウはミネラルが豊富で、ワインにすると余韻に潮の香りが出るため、奥尻ワインにはテロワールが充分溶け込んでいます。

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