ピカンテ メルロー リザーブ 2012
PKNT Merlot Reserve 2012
チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー
ヤオコーの2割引セールで、税抜き670円で購入。
元値は、税抜き838円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々し紫かがった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きがある
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、黒い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>ケミカルななめし革、タバコの葉、スモーキー
<化学物質>ケミカル、還元的?
香りの印象:木樽からのニュアンス、還元的な印象
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:ざらついた、粗い
バランス:フレッシュだけど、ちょっと荒っぽさがある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
ジューシーで甘みのあるジャムっぽい果実感
【評価】
ジューシーでフルーティだけど、タンニンがちょっとキツメでアルコールもやや辛さを感じさせる
温度低めで飲み始めたので、これから変わってくるかも
【供出温度】
10-13度、渋みが強いけど、ボディが弱いのであまり温度が上がるとダレてきそう
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と輝きがあります。
香りは、ケミカルで、生っぽい茎の印象が強く、黒い果実や、タバコの葉、スモーキー、ちょっと雑で荒い印象です。
味わいは、軽めでフレッシュ、スッキリしたフルーツ感のあるアタックから、じわっと甘みとしっかりした酸が広がるけど、その後強いタンニンが出てきて、アルコールの辛さもあり、やや乾くフィニッシュ。
温度低めで飲み始めたせいか、とても渋みを強く感じます。
えぐ味と茎のようなグリーン感もあって、かなり雑で荒い感じで、第一印象はあまり良くありません。
メルローだけど、昔のチリカベみたいな濃くて樽香が強くて甘い味わいで、ちょっと懐かしい感じですね。
今日の晩御飯はメンチカツとトマトベースのカレー。
メンチカツはそのまま合わせると、まったく無意思な二人って感じでボーっと合います。
辛子とソースをつけると、しゃんとする感じ。
食事があった方がワインがイキイキしますね。
カレーは実によく合います。
さらにカレーをメンチカツに乗せると、ワインが勝って最後の辛さと渋みが残りますね。
ワインが負ける料理だと良いけど、ワインが勝つとイマイチです。
スーパーで売ってるレッドチェダーチーズに合わせると、チーズの塩気が強まって、ワインがジュースっぽくなります。
ベビースターラーメンおつまみに合わせると、完全に場末の飲み屋の印象。
ワインだろうがビールだろうが関係ない感じです。
でもレッドチェダーチーズよりもワインがのびのびする感じで、こっちの方がいいかも。
レッドチェダーチーズは息苦しい親族のイベントに参加してる感じで、ベビースターラーメンおつまみは、旧友のダメな友達と飲んでる感じ。
最後まで相変わらず、チリカベのような濃い印象が続きますね。
人に例えると、とても陽気でにぎやかで、誰とでも友達になれるけど、ぞんざいで繊細さがない、荒っぽい性格の大人の男性、って感じ?
この価格だったらリピートはないかな~。
■関連リンク(ヤオコーのワイン)
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クロード・ヴァル 赤 2016
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2015/05/26
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