2013/05/31
キンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
キンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
QUINTA LAS CABRAS CABERNET SAUVIGNON 2012
チリ:セントラル・ヴァレー地域:ラペル・ヴァレー地区:カチャポアル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
セブンイレブンで、500円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:薄め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:硫黄、なめし革、ケミカル、黒い果実、グリーン系スパイス、カラメル
香りの印象:やや閉じ気味?第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、やわらか
バランス:やや肉厚、心地良い
タンニン分:強い
アルコール度:強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
濃縮感と力強さがある。
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は若々しくて濃厚、深い透明感があって、底が何となく見えるくらいの濃さ。
液面は艶っぽくテラテラしてます。
香りはなめし革やケミカル、硫黄の印象があって、最初は閉じている印象。
ちょっと時間が経つと、カベルネ・ソーヴィニヨンらしいグリーン香と、カラメルのような甘い焦げ臭が出てきました。
チョコレートっぽいような、キャンディっぽいような、デザート系の香りですね。
味わいは、優しいアタックから、果実感がじわっと沁みるように広がります。
後味は渋みが強く残りますが、甘い余韻があってジューシーな印象です。
全体的に良く出来た印象。
かなり温度高めで飲み始めましたが、ダレた印象はありません。
ワイン自体がしっかりとしているみたい。
試しに、冷蔵庫で少し冷やしてみます。
今日の晩御飯は、コンビニのミートソースパスタ。
合わせると甘さが強調されますね。
かなり濃厚で甘い感じが、酒精強化ワインくらいの感じ。
マディラとかポートじゃない、赤玉パンチみたいな感じでしょうか。
食事と合わせると、とてもジュースっぽいというか、果実感と甘みが際立つというか、まず和食には合わないだろうな、って感じです。
ミートソースパスタでも、さすがに甘いだろうって感じ。
冷蔵庫でちょっと冷やして、温度がさがってくると、さらに果実感が全面に出てきますね。
食事が終わって、ストリングチーズのとうがらし味に合わせてみると、まったく馴染みませんが、邪魔もしません。
むむ、このワイン、だんだん飽きてきた?
冷やしすぎると、単調でつまらない印象になりますね。
マカダミアナッツチョコに合わせると、単純にチョコレートボンボンみたいな味になります。
これは食事に合わせるというよりは、パーティ用のワインですね。
でも、ワンコインワインとしては、コストパフォーマンスは悪くないと思います。
というか、こういうタイプが好きな人は多いかも。
多分、リピートすると思いますが、このワインが活きるシーンがイマイチイメージ出来ないのがマイナスポイントかも。
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)
2013/05/28
キンタ・ラス・カブラス シャルドネ 2012
キンタ・ラス・カブラス シャルドネ 2012
QUINTA LAS CABRAS CHARDONNAY 2012
チリ:セントラル・ヴァレー地域:ラペル・ヴァレー地区:カチャポアル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ
セブンイレブンで、500円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、ちいさな気泡がグラスの内側につく
【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:酵母、クリーム、ミネラル、甘い果実、南国系果実、マンゴー、ハーブ、柑橘系、白い花
香りの印象:開いている、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:まろやか、ふくよか
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)
【評価】
濃縮した果実感があり、ボリューム感もある
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【総評】
実はこのワイン、2度目です。
1度目のテイスティングメモが、ブログのエラーでふっとんでしまって記録は残ってないのですが、このワイン、ヘビーローテーションしそうなコストパフォーマンスの高いワインなんですよね。
外観はちょっと淡めで、健全な輝きを持ってます。
香りは、厚みのある果実香に、クリームやシロップ、ハーブはフローラルの印象があって、この価格ではない厚みを持ってます。
味わいは、トロッとしたネクターっぽいマイルドな口当たり。
ボリューム感もあって、ふわっと広がって、心地良い果実感が広がります。
後味は、アルコール度が高いので、やや辛めで乾く印象がありますが、果実感がフォローしてくれます。
バターリィな濃厚なタイプの、ワンコインのシャルドネが増えつつありますが、その中でもダントツにいいですね。
初夏の室温なので、かなり温度高めで飲んでも、まったくダレず、逆にとろとろの果実感が良い感じ。
とてもしあわせ感のある飲み心地です。
今日の晩御飯は、コンビニのカルボナーラパスタ。
ワインだけで、完成してるので、いわゆるマリアージュ的な合い方ではないですが、食事に華やかさを加えるような合い方をします。
ワンコインの白では、現時点では一番良いかな。
シャルドネ嫌いなカミさんに飲ませて感想を聞いてみたいものです。
食事が終わって、サラダせんべいとか、マカダミアナッツチョコとかに合わせても、まったく問題なし。
どちらかというと、パーティワインだけど、完成度が高いので、一人飲みでも十分楽しめます。
オールマイティに、いろいろなシーンで活躍しそうですね。
ワイン飲める人で、このワインを嫌いという人はほとんどいないのでは、って感じ。
安心して勧められます。
食事が終わって、ワインだけになっても、まったく問題ありません。
桂花陳酒のような飲みやすさがありますね。
このワイン、超オススメです。
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)
2013/05/26
パラ・ヒメネス カベルネ・ソーヴィニヨン オーガニック 2011 (ブラインドテイスティング:外す)
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:11)\980
(4)カリニャン90%、ガルナッチャ10%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:11)\980
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃いが、深い透明感がある
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い、艶がある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ブラックベリー、グリーン系スパイス、茎っぽいグリーン香、アルコール、スパイス、血液、鉄さび
香りの印象:第1アロマが強め、やや閉じている?
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:ちょっと酸化の印象がある、収斂性を感じる酸味
バランス:軽めながら、強い渋みと収斂性があり、バランスが悪い
タンニン分:強い、後味に強く残る
アルコール度:やや強め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
軽めの口当たりだが、タンニンやアルコール度は強め。バランスが悪い。
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
外観は若々しくて濃いが、深い透明感と輝きを持っている。
ニューワールドよりは伝統産地のイメージ。
香りは茎っぽいグリーン香が中心だが、鉄さびのような印象が特徴的。
カリニャンか、サンジョヴェーゼ?
味わいは、軽めながら、強いタンニンとやや酸化したような収斂性のある酸味が特徴。
印象としてはサンジョヴェーゼ。
サンジョヴェーゼは、紹興酒のようなオリエンタルスパイスの印象を感じることが多いが、たまに鉄さびっぽい感じもある。
カリニャンはグルナッシュとのブレンドなので、もう少しフルーティさがありそう。
ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、メルロー
で、ブー
なんと、カベルネ・ソーヴィニヨン。
【総評】
パラ・ヒメネス カベルネ・ソーヴィニヨン オーガニック 2011
Parra Jimenez Cabernet Sauvignon Organic 2011
スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
リカーランドトップで、980円で購入。
カベルネ・ソーヴィニヨンは、まったく選択肢に入ってきませんでした。
このグリーン香は確かにカベルネ・ソーヴィニヨンなのですが、オーガニックのせいか、ちょっと生っぽいというか、管理が悪くて酸化が進んでるというか、いわゆる、美味しくない方向のオーガニックみたい。
外観は、輝きと深い透明感があって、澄んだ印象だったのですが、よくよく見るとオーガニックらしい濁りが、ちょっとあるようです。
香りは、生木のようなグリーン香と、鉄さびのような印象で、良い香りではありません。
味わいは口当たりは軽めで優しい感じですが、その後に強い渋みが広がります。
広がる感じは無くて、ちょっと痩せた、ギスギス感のある味わい。
後味にも強い渋みが残ります。
オーガニックなんだから、我慢して飲めよ、みたいなまとまりですね。
ワインだけで飲んでると、薬飲んでるみたいな気分になります。
食事と合わせると変わってくるかも。
今日の晩御飯は、酢豚。
豚肉なので、どうかと思いましたが、やはりワインがフィットしません。
よそよそしいというか。
アボカドのサラダがあったので、合わせてみると、これも青臭さが出て合わない。
ビーフジャーキーなら合うかと思ったら、これも何だか、イマイチ。
ワインがバリアをはって、食事とのコンタクトを拒んでるようなイメージがありますね、なんでしょう?
カミさんに価格感を聞いたら、680円。
可もなく不可もなく、普通の安いテーブルワインの印象、との評価。
時間が経つと、マイルドで飲みやすくなりましたが、でも何か、なんだろう、口当たりが重いというか。
辛くて、余韻がいまいちなんですね。
良さもありますが、全体的にはイマイチかな~。
■楽天ショップへのリンク
パラ ヒメネス カベルネソーヴィニヨン オーガニック 750ml
※サイトより引用
スペインの大地からお薦めオーガニックワイン!
スペイン中部、ラ・マンチャ地方からのオーガニックワイン。
芳醇でクリーンな果実の風味、自然の大地で作られた旨みが詰まったお薦めの一品!
味わい:スミレ、バラ、チェリー系の果実の芳香とカベルネからのスパイシーな風味、オーガニックならではのいきいきとした口当り、熟した果実味と丸みのある味わい。(辛口)
適温:14~16℃
合う料理:牛肉の赤ワイン煮、焼き肉
2013/05/25
コノスル シラー ヴァラエタル 2012 (ブラインドテイスティング:当てる)
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(3)カリニャン90%、ガルナッチャ10%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:11)\980
(4)シラー(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:フチは鮮やかな紫の、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:フローラル、カラメル、タバコの葉、ガリーグ、硫黄、なめし革、スパイス
香りの印象:開いている、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:柔らかい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:穏やか、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:やや強い
アルコール度:強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
濃縮感があり、強さもあるが、全体的にマイルド
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
濃縮感があり、若々しい印象はどれも候補。
香りは、ガリーグのようなハーブ香が特徴的。
南仏のグルナッシュ、シラーなどに感じるタイプ。
味わいはマイルドで、優しい。
ニューワールドタイプ。
この中ではカルメネールかシラー。
全体的にスパイシーなので、ここはシラーか。
ファイナルアンサーでシラー
で、ピンポン
いかにもコノスルっぽいまとまりです。
【総評】
コノスル シラー ヴァラエタル 2012
Cono Sur Syrah 2012
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー
ワインダールの通販で、5本セット3980円、1本あたり796円で購入。
参考価格は735円。
外観は若々しく色は鮮やか。
濃いけど、深い透明感があります。
香りは、南仏のガリーグを思わせるハーブ香が強め。
フルーツと、カラメルなどの焦げた甘い香りもあって、ちょっとしたデザートみたいな感じ。
味わいは滑らかでソフトなアタックから、甘いフルーツ感が広がりますが、意外とタンニンが強く、渋みがじわっと残ります。
後味はアルコール度が高いこともあって、意外と乾く感じです。
全体的なバランスはちょっと「?」な感じ?
でもサービス精神旺盛な、コノスルらしい、飲みやすくて美味しいまとまりです。
でもちょっと、飲みやすいジュースっぽい感じが気になるかも。
クセや個性をすっかり削り落としたような、ちょっと没個性な印象をうけますね。
というか、やや水っぽい感じがある?
今日の晩御飯は、ミラノ風ドリア
ミートソースとホワイトソースのコラボ。
やや赤ワインには軽めかと思ったらこのワインはよく合います。
ちょっと水っぽい軽さが食事との相性を広げているようです。
食事が終わってビーフジャーキーに合わせてみると、ワインがややジュースっぽくなりますね
というか時間とともに、ジュースっぽくなってきたかも。
香りも弱く、生木っぽい感じに。
力がない感じですね。
700円台のワインとしては、十分な品質だと思うけど、コノスルに対する期待感が強くて、もうちょっと上を行って欲しい感じなんですよね。
コストパフォーマンスは問題ないと思いますが、もうちょっと頑張って欲しい感じもあります。
■関連情報(コノスルのワイン)
■楽天ショップへのリンク
コノスル シラー ヴァラエタル
※サイトより引用
“コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
60%をフレンチオーク樽、20%をステンレスタンクで13ヶ月熟成。苺や無花果のジャム、煮詰めた赤い果実の濃厚な香り。シラー独特のスパイシーなノートもかすかに感じられます。豊富なタンニンと、ジャムのような甘さが印象的。やや若さはあるもののベルベッドのようななめらかさ、スムーズな舌触りとボリューム感が味わえるワインです。
フォンテレジーア フラスカーティ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)
(1)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーラン他(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPセヴェンヌ:11)\1080
(2)マルヴァジア・ビアンカ・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノ(伊:ラツィオ州:DOCフラスカーティ・スペリオーレ:11)\920
(3)リースリング(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
(4)グルナッシュ・ブラン35%、ヴェルメンティーノ25%、シュナン・ブラン5%、シャサン15%、モーザック10%、ソーヴィニヨン・ブラン10%(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPペイ・ドック:11)\728 (トップ)
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、白い花、石油香、柑橘系、レモン、グリーン系ハーブ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:フレッシュ、強め
バランス:スリムでフレッシュだが、強さもある
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:強め
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)
【評価】
スリムで、ドライで、フレッシュ、アルコール強め
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり、中庸
【判定】
やや淡く、輝きがある感じはリースリング。
香りはミネラル感が強く、やや石油香も感じる。
石油香がある段階で、リースリング。
味わいは、フレッシュでドライ。
アルコール度が高い感じがニューワールドっぽい。
ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブー
なんと、マルヴァジア・ビアンカ・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノのフラスカーティでした。
【総評】
フォンテレジーア フラスカーティ 2011
FONTEREGIA FRASCATI 2011
イタリア:ラツィオ州:DOCフラスカーティ・スペリオーレ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マルヴァジア・ビアンカ・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノ
カルディコーヒーファームで、920円で購入。
外観はやや淡く、若々しいグリーンがかった色調で、輝きはやや強め。
香りはミネラル感とフローラル、ちょっと石油香を感じましたが、時間とともに無くなりました。
気のせいだったかも。
全体的に硬質な香りですね。
味わいはスリムでフレッシュなアタック。
膨らみはなく、苦味が強めです。
イタリアらしいスレンダーでドライな味わいで、余計なものがない、そぎ落としたソリッドな印象。
今日の晩御飯は、ミラノ風ドリア。
ピラフにミートソースとホワイトソースがかかってるドリア。
このワイン、レモンの絞り汁のような爽やかさがあるので、レモンを絞って美味しい食事だったらどんなものでも合いそう。
素直で、フレッシュ、な味わいなので、飲み進んでも嫌味がでてこないですね。
素直でストレート、ブレがない感じで、アイデンティティをしっかり持っている印象を受けます。
ローカル品種のもっているアイデンティティかもしれません。
グローバル品種では出せない良さがありますね。
それでいて、クリーンでモダンです。
軽めだけど、アイデンティティと存在感がしっかりある、良いワインだと思います。
■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)
2013/05/21
メディアノーチェ シャルドネ 2012
メディアノーチェ シャルドネ 2012
MEDIANOCHE CHARDONNAY 2012
チリ:セントラル・ヴァレー地域:ラペル・ヴァレー地区:カチャポアル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ
マルエツで、629円で購入
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:クリーム、バター、マンゴー、パイナップル、グリーン系のハーブ、ミネラル、硫黄、花の蜜
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや辛め
酸味:フレッシュ、強め
バランス:芯の強さとフレッシュ感がある
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや高め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
フルーティ、スパイシー
【評価】
濃縮感と力強さがあるが、後味が辛く、アルコールが浮き気味
【供出温度】
11-14度
【グラス】
中庸
【総評】
外観は輝き強めで、色合いも濃く、力強さを感じる外観です。
香りは、まずクリームやバター、その後に南国系の果実香が来て、そのあとにハーブやフローラルの印象が続きます。
強さと、複雑性があって、価格以上のイメージがありますね。
味わいは、香りの印象よりも、ドライで辛め。
フレッシュ感のあるドライな口当たりから、膨らみが無く、余韻も少なめでフレッシュな果実感が残るけど、でも後味は乾く感じ。
微妙なバランスですが、でも悪くありません。
もうちょっとトロトロの果実感のある味わいを期待していたけど、結構サバサバしてて、ドライで強めですね。
余韻に残る果実感はちょっと濃厚です。
温度高めで飲み始めたので、ちょっと冷やしてみると、フレッシュ感が強くなりました。
辛さはやや和らぎますが、収斂性が残る?
今日の晩御飯は、コンビニのカルボナーラ。
合わせると、チャーミングなフレッシュ感が出てきます。
スーっと入るので、ちょっと危険ですね。
ピッタリ合うって感じじゃないけど、ワインが飲みやすくなるってのは、まあ合ってるって事でしょうね。
やはりある程度は温度低めの方が美味しいかも。
でもこのワイン、アルコール度は13%もあるので、飲み過ぎに注意です。
冷やすと、フレッシュで飲みやすいので、ナッツとか、おせんべいにもよく合いますね。
629円という価格ですが、ワンコインよりはワンランク上って感じで、なかなか絶妙な価格設定だと思います。
コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。
■関連リンク(マルエツのワイン)
■メディアノーチェのワイン
メディアノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
メディアノーチェ シャルドネ 2012
メディアノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
メディア ノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2006
メディアノーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2008
2013/05/18
ヴィーニャ・ルナ レッド 2011 (ブラインドテイスティング:外す)
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(3)カリニャン90%、ガルナッチャ10%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:11)\980
(4)品種不明(スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:11)\780
(5)シラー(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カシス、タバコの葉、グリーン系のスパイス、フリンティ、ヴェジェタル
香りの印象:やや閉じ気味、木樽からのニュアンス
【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:強め、収斂性がある
バランス:芯が弱く、バランスが悪い?
タンニン分:突出した強さ、後味に強く残る
アルコール度:やや強め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
強さを持っているが、バランスが悪い
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
若々しくて、とても濃い外観は、ニューワールドが候補。
香りは、茎っぽいグリーン香が強く、鉄さびのような印象もある。
ムールヴェードルのような感じ?
味わいは、アタックが弱いけど、渋みとアルコール度は強め。
バランスが悪くて、ちょっと出来損ないな印象。
ドライで甘みやフルーツ感は少なめ。
ニューワールドは外して、イタリアかスペイン。
鉄さびっぽい感じがスペインかと思ったけど、トータルの印象はサンジョヴェーゼ?
かなり濃いので、サンジョヴェーゼを選択するのは、ちょっと冒険。
ぶどう自体がちょっと特殊な印象、という点では、カリニャンあたりも怪しい。
やはりイタリアよりはスペインかも。
ファイナルアンサーで、カリニャン、ガルナッチャ
で、ブー
品種不明のスペインの方でした。
【総評】
ヴィーニャ・ルナ レッド 2011
Vina Luna Red 2011
スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:不明
KISSYOで、780円で購入。
フチは鮮やかな紫で、かなり濃い外観は、ほぼニューワールドワイン。
香りは弱く、鉄さびとか、ちょっとゴムっぽいような印象があります。
閉じているせいだったら、これから開いてくるかもしれませんが、あまり期待は出来なさそうな雰囲気。
飲みくちは、ちょっとダレた、フレッシュ感のないアタックで、ほぼ膨らまず、渋みが強く出てきて、後味はカラカラに乾く感じ。
収斂性が残って、後味はイマイチですね。
全体的に、完成度が低く、バランスが悪い感じです。
温度がやや高めだったので、ちょっと冷やしてみましたが、温度低めの方が飲みやすいみたい。
飲み進むと、嫌味がなくて、意外といいやつ、というのが分かってきました。
飲んでてストレスがない感じ。
今日の晩御飯は、ミートボールとキャベツのトマト煮込み。
合い挽きなので、ちょっと軽めの肉料理ですが、このワインはちょうどいい感じに合います。
食事があったほうが美味しいタイプですね。
焼いたバゲットにキューブチーズを乗せて合わせると、バゲットの香ばしい香りとチーズの味わいがワインを引き立たせて、さらにワインが美味しく飲めます。
第一印象はイマイチだったけど、飲み進むと、なかなか美味しいかも。
最初は温度低めで飲み始めて、後半はやや温度高めで、まったり飲む、ってのが良さそう。
時間が経つと、まろやかさが出てきます。
基本的には、あまり冷やさない方が美味しいワインみたいですね。
信頼出来る感じの、なかなかいいワインだと思います。
ラベルデザインがイマイチで、ちょっと安そうに見えるのが、マイナスポイントかな。
見た目はワインコインでも味わいはしっかりしてますね。
1000円弱のなかでは良い方だと思います。
■関連リンク(KISSYOのワイン)
デュック・デ・ペルノン ボルドー・ロゼ 2011
デュック・デ・ペルノン ボルドー・ロゼ 2011
Duc d'Épernon Bordeaux Rose 2011
フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー30%
リカーランドトップで、980円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた色調の、赤味が強い鮮やかなロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、穏やかな外観
【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:赤い果実、イチゴ、キャンディ、コンポート、爽やかなハーブ、ミネラル
香りの印象:若い、第1アロマが強い
【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ほんのり
酸味:爽やか、強め
バランス:スリムな、溌剌とした
タンニン分:後味にしっかり残る
アルコール度:やや強め
余韻:やや続く
【フレーヴァー】
フルーティ(ドライ)
【評価】
スリムですっきり爽やか、後味はドライ
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
キラキラしたキレイな外観で、落ち着いた色調は、トマトゼリーって感じの印象。
香りは、赤い果実と、カラメルっぽいシロップっぽい、甘い印象が中心ですね。
ただ、時間が経つと、スパイスやハーブ、ミネラルなどの印象が出てきました。
複雑性と上品さはありますが、香りはやや弱め。
味わいは、すっきりスリムでフレッシュな飲みくち。
抑えたフルーティさがあって、後味はドライ。
ベタベタしない感じが、潔い感じです。
後味は辛いのですが、乾く感じはなく、ジューシーさが残りますね。
グラスを口に運んだ時の香りは華やかです。
冷やした方が美味しく飲めるけど、香りは立たないので、あまり冷やさない方が良さそうですね。
冷やすと、生っぽい香りになります。
今日の晩御飯は、ミートボールとキャベツのトマト煮込み。
合い挽きの肉ですが、ちょうど良く合いました。
ドライで、フルーツ感も控えめなので、洋食には広く合いそう。
ただ、香りが華やかなので、和食にはちょっと合いにくいかも。
焼いたバゲットにキューブチーズを乗せて合わせたら、華やかさが加わって、バッチリ合いました。
食事が終わって、ワインだけになっても、大丈夫ですね。
時間が経つと、香りは落ちてきますが、味わいはまろやかで飲みやすくなります。
意外とアルコール度は高めだけど、カジュアルに昼間から飲めるタイプのロゼかも。
ピクニックやバーベキューに持って行っても良さそうな印象です。
このワインはいいですね~。
オススメです。
2013/05/17
メディアノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
メディアノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
MEDIANOCHE CABERNET SAUVIGNON 2012
チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:カチャポアル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
マルエツで、629円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い、少し透明感がある
【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:硫黄、ケミカル、動物香、ブルーベリー、ミント、茎っぽいグリーン香、メントール
香りの印象:第1アロマが強め、スパイシー
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、強め
バランス:やや尖った強さ
タンニン分:強い、収斂性がある
アルコール度:強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
濃縮感と力強さを持っているが、辛く、渋くて、口当たりが悪い
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前
【総評】
若々しい色調で、フチは紫。
濃いけど、深い透明感がある、健全な印象です。
香りは、最初はケミカルと動物っぽさが強かったものの、落ち着いてきたらスパイシーな印象になってきました。
メントールやミントのような揮発性のある印象で、南フランスのガリーグをイメージさせますね。
飲みくちは、強くて、辛くて、荒い。
やや強めのアタックから、あまり膨らまず、辛さがジワッとひろがり、後味は渋みが強く残って、からからに乾く印象。
いわゆる、ガツンとくる、男っぽい飲みくちで、バランスは良くないですね。
今日の晩御飯は、レトルトのキーマカレー。
合わせてみると、ちょっとヌーボーっぽいブドウ感が出てきて、ワインが飲みやすくなりました。
ジュースっぽくなるというか。
安いワインは冷やして飲むというのが、鉄則ですが、このワイン、ちょっと温度高めで時間を置いた方が美味しくなるかもしれません。
温度高めの方が、味わいが滑らかに感じます。
このワイン、濃厚で果実感が強めの、いわゆるチリカベって感じ。
相変わらず渋みは強めですが、時間が経つとフルーティさが強めに出てきます。
飲み進むとそんなに悪くありませんね。
優しさはありませんが、ちょっとワイルドで強めのワインが欲しいときにはいいかも。
全体的な満足感はありますね。
コストパフォーマンスは悪くないと思います。
■関連リンク(マルエツのワイン)
■メディアノーチェのワイン
メディアノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
メディアノーチェ シャルドネ 2012
メディアノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
メディア ノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2006
メディアノーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2008
2013/05/15
ビニャ・ソエ 白 2011
ビニャ・ソエ 白 2011
VINA ZOE BLANCO 2011
スペイン:アラゴン州:カリニェーナDO
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ビウラ(マカベオ)
肉のハナマサで、498円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、やや弱め
【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:ミネラル、硫黄、石鹸、熟した果実、スモーク、やや重い果実感
香りの印象:やや還元状態?
【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:シャープ、強め
バランス:スリム、ドライ
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
ライトで、ドライで、フレッシュ
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり
【総評】
見た目は、やや輝きと艶があって、健全な印象。
色付きは中庸で、まあ普通な濃さです。
香りは石鹸のような硫黄香と、熟した感じの重めの果実感。
シンプルで複雑性はなく、若干閉じてるような印象。
味わいは、ライトでスリムでシンプル。
酸味が支配的で、苦味もあって、爽やかな印象です。
軽いバランスで、うまくまとまっているものの、全体の満足感は弱いかな。
今日の晩御飯は、レトルトのグリーンカレー。
麦ごはんにかけて、枝豆を散らしてみました。
このワイン、そんなにフィットはしないけど、まあ、問題ないって感じでしょうか。
でも、なんでしょうか・・・
ちょっとやさぐれた、というか、人の輪に入らないというか、社交性がないというか、あまり、食事に歩み寄っていくタイプではないみたい。
ただ、軽くて、ドライで、シャープなので、食事の邪魔はしませんね。
枝豆にも、堅揚げポテトにも、チョコボールにも、問題無く合いました。
食事が終わって、ワインだけになると、物足りない感じはあるものの、悪くはありません。
冷やした方が飲みやすくて、アラが目立ちませんね。
ワンコインなら、リピートすることもあるかと思います。
■関連リンク(肉のハナマサのワイン)
2013/05/12
カリア レセルバード トロンテス 2011
カリア レセルバード トロンテス 2011
Callia Reservado Torrontes 2011
アルゼンチン:サンファン州
アルコール度:13%以上、14%未満
ブドウ品種:トロンテス100%
伊勢丹で、1260円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:濃め
ディスク:やや厚い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きがよくて、過熟した印象
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ライチ、パッションフルーツ、パイナップル、グリーン系ハーブ、ミント、蜜、過熟した果実、ナッツ、シナモン
香りの印象:アロマティック、厚みと複雑性がある
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:強め、やや酸化した印象
バランス:強さがあり、熟した印象
苦味:強め、コク(深み)を与える
アルコール:高め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティ(過熟した)
【評価】
濃縮し、力強いが、酸化した印象がある
【供出温度】
11-14度
【グラス】
中庸
【総評】
ちょっと熟した印象の外観ですが、まだ2年前のワインなので、過熟した葡萄を使っているのかもしれません。
というか、トロンテスの果皮自体色付きが良いのかも。
輝きは強めですね。
香りは、トロンテスらしい、アロマティックな印象、
特徴的なライチ香と、南国系のフルーツが中心で、そこにスパイスやハーブ、蜜の印象が入ります。
でもちょっと時間が経つと、シードルのような酸化した印象が出てきますね。
飲みくちは、強めのアタックから、すぐに酸化した印象の酸っぱさが広がってきます。
これは管理が悪かった感じかも。
飲めないほどでは無いけど、ちょっと外れちゃったかな、って感じ?
クリーンじゃなかった時代の、ボルドーブラン、ってくらいなので、慣れると意外と美味しいかもしれません。
食事と合わせると、気になる部分が減るかも?
今日の晩御飯は、カツ丼。
普通だと合わなさそうですが、意外と悪くありません。
でもやはりワインの個性が強いので、馴染みはイマイチ。
カミさんに価格感を聞いたら、780円。
1280円と伝えると、それは高い、という評価。
甘いので、食事には合わない、という感想でした。
今回のコンディションでは、ちょっと評価出来ないかも。
潜在的なポテンシャルは持っているかな、って印象です。
■楽天ショップへのリンク
△カリア レセルバード トロンテス/ボデガス・カリア 750ml (白ワイン)
※サイトより引用
コンクール入賞歴:(2010)アルゼンチン ワインアワード トロフィー(トロンテス部門最優秀金賞)
香りの第一印象は甘酸っぱくて、とてもフルーティ。これは期待大!! で、飲み口は期待通りとても瑞々しく爽やか~。
香りで甘みを感じ、 飲み口もフルーティなんですが、後味は綺麗な酸を感じてスッキリいただけます。
よぉ~く冷やしてスッキリ味わうも良し!少し温度を落ち着かせてまろやかさを楽しむも良し!!これは最優秀金賞もうなずけます。
2013/05/11
コノスル カルメネール ヴァラエタル 2011 (ブラインドテイスティング:外す)
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)品種不明(スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:11)\780
(3)シラー(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
(4)カルメネール(チリ:コルチャグア・ヴァレー:12)\735
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、鮮やかな色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレのようなフローラル、グリーン系のスパイス、カシス、タバコの葉、なめし革
香りの印象:木樽からのニュアンス、開いている
【味わい】
アタック:マイルド
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:強め
アルコール度:強め
余韻:長め
【フレーヴァー】
フローラル、スパイシー
【評価】
軽めのボディながら、香りも、味わいも上質感がある
【供出温度】
11-14度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
かなり濃くて、鮮やかな色調。
フチだけ赤紫で後は黒。
印象はニューワールド
香りはフローラルな印象があり、華やか。
ボルドーやローヌに良くあるタイプ。
カベルネ・ソーヴィニヨンのようなグリーン香があるが、ローヌのシラーのような印象でもある。
多分中にボルドーが入っていたら、ボルドーを選ぶ感じ。
チリの3本に絞られるが、品種の印象はシラー。
カルメネールもグリーン香を感じるが、これほどフローラルでスパイシーなのは、やはりシラー。
ファイナルアンサーで、シラー
で、ブー
なんと、カルメネールでした。
【総評】
コノスル カルメネール ヴァラエタル 2011
Cono Sur Carmenere 2011
チリ:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カルメネール
ワインダールの通販で、5本セット3980円、1本あたり796円で購入。
参考価格は735円。
このカルメネールも、コノスルマジックがかかってますね。
外観は、鮮やかな色調で濃厚、いかにもニューワールドワインって感じ。
液面の艶とか、フチに見られる輝きは、期待感があります。
香りは、華やかで、第1印象は、上質なボルドー。
フローラルとスパイス、にタバコの葉のようなアンピルマティックな香りが混ざって、複雑性と厚みを感じますね。
味わいは、なめらかに入ってきて、やさしく広がって、余韻が長めに続きます。
こんなに上質感のあるカルメネールは初めてかも。
今日の、晩御飯は、鶏とキャベツの塩炒め。
シンプルな味わいなので、ワインの華やかさとフルーティさががやや勝ち気味。
悪くはないけど、もうちょっと良い取り合わせがありそうです。
グラスに残り少なくなると、さすがに酸っぱくなりますね。
さらに時間が経つと、香りも落ちてきました。
飲み口も、結構サバサバした、素っ気ない感じになってきたみたい。
香りも、最初は良かったけど、時間が経つと、生木っぽい感じが出てきました。
味わいもニューワールドっぽい、濃厚な果実感中心のややジュースっぽい味わいに。
これはなかなか微妙かも。
また次の機会に試してみたいワインです。
■関連情報(コノスルのワイン)
■楽天ショップへのリンク
コノスル カルメネール ヴァラエタル
※サイトより引用
“コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
リーズナブルな価格で高品質&高コストパフォーマンスのコノスルワインは、各種コンクール等の賞やワイン誌での高い評価を国内外で獲得しており、農夫達のハードワークと有機栽培畑のシンボルである「自転車」ラベルで親しまれています。
コノスル社は、英カーボンニュートラル社を通じて、カーボンオフセット事業のために資金を提供し、CO2削減活動に取り組んでいます。カーボンオフセットとは、ワインの生産から運搬、施設の運営から輸出に関わる際に発生する二酸化炭素(CO2)の排出量を測定し、植林や自然エネルギーの導入などによって実質的に相殺(オフセット)してゼロに近づける取り組みのことです。
コノスル社が認証を受けているのは、「コノスルワインが世界各国に輸送されていく際に排出される二酸化炭素が、実質ゼロになっています」ということを認証する「カーボン ニュートラル デリヴァリー」です。
80%はインナーステーヴ、20%はステンレスタンクで7ヶ月熟成。ブラックペッパーのようなスパイシーな香り、熟したベリー系の果実香、樽熟成に由来するヴァニラ香、コーヒーなどの香り。 フルボディで質の良い酸味、まろやかなタンニンがあり、バランスのよい味わい。余韻は長めです。
バランス 白 シュナン・ブラン コロンバール 2012 (ブラインドテイスティング:外す)
(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)マルヴァジア・ビアンカ・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノ(伊:ラツィオ州:DOCフラスカーティ・スペリオーレ:11)\920
(3)シュナン・ブラン、コロンバール(南アフリカ:ウエスタン・ケープ:12)\860
(4)リースリング(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:クリーム、シロップ、ヴァニラ、白い実の果実、白桃、柑橘系、白い花
香りの印象:開いている、上品な印象
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、やわらか
バランス:スリムで、まろやか
苦味:控えめ
アルコール:弱めな印象だが、実は高そう
余韻:短め
【フレーヴァー】
フルーティ(シンプルな)
【評価】
スリムで、シンプルなまとまりだが、バランスは良い
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり、中庸
【判定】
淡めの色調で、輝きがある外観。
どれも候補になる。
香りは、甘い印象が強い。
クリームやシロップ、ヴァニラ?
そのあとにモモのような果実香がきて、最終的には柑橘系の印象に変わる。
何となく、イタリアっぽい。
上質感があって、伝統産地のイメージ。
味わいは、思ったよりライト。
でもまろやかで、口当たりが良い。
後味に柑橘系の爽やかさが残る。
ややえぐ味もある。
トロンテスとシュナン・ブランは消える。
リースリングはペトロール香を感じないのと、口当たりのマイルドさで消える。
消去法で、イタリア?
ファイナルアンサーで、マルヴァジア・ビアンカ・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノ
で、ブー
なんと、南アフリカのシュナン・ブラン、コロンバール
【総評】
バランス 白 シュナン・ブラン コロンバール 2012
BALANCE CHENIN BLANC COLOMBAR 2012
南アフリカ:ウエスタン・ケープ
アルコール度:12%
ブドウ品種:シュナン・ブラン、コロンバール
カルディコーヒーファームで、860円で購入。
ネタバレして、あらためて飲んでみても、伝統産地のワインのような、落ち着きのあるたたずまい。
外観は淡い色調で、輝きがあります。
安っぽい感じはないですね。
香りは、ミネラル感があって、上品で控えめな印象で、伝統産地のローカル品種のような感じ?
シュナン・ブランって感じよりは、シャルドネに近いイメージ?
軽めなので、ミュスカデっぽい感じもありますね。
味わいは、まろやかで上品。
ボリューム感はありませんが、ふっくらとした優しい味わい。
後味はややえぐ味が残りますが、爽やかさが余韻に残りますね。
後味が良くて、グラスに手が伸びるタイプ。
軽くて優しいので、どんどん飲んじゃいます。
完全なブラインドで飲んだら、イタリアのシャルドネって答えそう。
南アフリカのワインって、あまりいいイメージが無かったのですが、最近は低価格のワインでも随分と品質が上がってきてる感じがしますね。
今日の晩御飯は、鶏とキャベツの塩炒め。
ちょうど合いそうだったけど、ワインのフルーツ感がイマイチフィットしませんね。
このワイン、食事よりはスナックとかの方が合いそう。
あとはパスタ系全般ですかね。
ペペロンチーノもクリーム系のパスタも良さそうです。
カミさんに価格感を聞いたら、780円か880円くらい、とほぼ正解。
価格的には、そのくらいの感じだけど、美味しいという評価で、たくさん飲んでました。
グラスに残り少なくなると、樽香が強く残ります。
意外と樽の影響が強いみたい。
良いワインですね。
これはオススメです。
■カルディコーヒーファーム(楽天市場)
カルディコーヒーファーム
カルディコーヒーファームのワインがお手頃価格なワケ
カルディコーヒーファームのグループ会社「株式会社オーバーシーズ」が”おいしいワインをリーズナブルに”をコンセプトに世界各地の醸造元ワイナリーと直接取引してご提供しているから。
各産地の逸品を驚きの価格でお楽しみいただけます。
■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)
2013/05/10
ヨセミテ・ロード カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2013年購入)
ヨセミテ・ロード カベルネ・ソーヴィニヨン NV
YOSEMITE ROAD CABERNET SAUVIGNON NV
アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体
セブンイレブンで、598円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:落ち着いたくすんだルージュの、明るめのルビー
濃淡:淡め
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:明るい、色付きが弱い
【香り】
豊かさ:最初強めに香る
特徴:硫黄、なめし革、鉄さび、血液、野趣のある動物香、フローラル、赤い果実、チェリー
香りの印象:硫黄やケミカルな印象
【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:フレッシュ、やや強め
バランス:ライト、流れるような
タンニン分:控えめ
アルコール度:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー、ケミカル
【評価】
ライトでやや水っぽく頼りない
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
過去何度か飲んだことがある、このワイン。
今回で4回目です。
軽くて、ちょっとケミカルで、水っぽい感じ?
外観はかなり明るいルビーで、底がはっきり見えるレベル。
輝きも弱めで、期待感は少なめ。
香りは、鼻をつく強さがあって、硫黄や生っぽい動物香が強く、決して良い香りではありません。
時間が経つと、カラメルのような焦げ臭が出てきて、何だか人工的な印象。
味わいは、超ライトなアタックから、何だかとても頼りなく、後味はやや水っぽさを残す感じ。
まあ、あまりいいところは無いですね。
第一印象はダメダメ。
飲みやすいけど、それがさらに頼りない感じになってます。
スッキリ感やフレッシュさも無くて、なんだかどんよりしてますね~。
温度が高いせいかもしれないので、ちょっと冷やしてみます。
今日の晩御飯は、コンビニ弁当のカレー。
このワイン、ちょうどよく合いますね。
口をサッパリしてくれる感じで、食事の邪魔をしません。
微妙に甘みはあるのですが、変な甘みとか、行き過ぎたフルーツ感とかないので、ライトで頼りないけど、悪さをしない感じでしょうか。
というかこのワイン、食事があったほうが美味しく飲めますね。
ワインの弱点を、食事がフォローしてくれます。
ワインだけだと、頼りなくて、独り立ち出来ない感じ?
ビーフジャーキーに合わせると、ワインが完全に負け。
負けるけど、ワインがあったほうが美味しくなります。
冷やすと、溌剌とした軽さがでてきて、飲みやすくなってきました。
でも何か食べ物があったほうが美味しいですね。
冷やすと、香りは期待できませんが、まあ元々あまり良くないので、逆に弱点を隠せます。
国産ワインに近いイメージなのでしょうか。
ライトで、軽めで、飲みやすい感じ。
ガツンと強い赤ワインを期待すると、まったく違います。
コストパフォーマンスは微妙かな~。
手頃な価格で手に入りやすい、という点では、また買う事もありそうです。
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)
2013/05/09
センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV (2013年購入)
センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV
SENSI BORGO CIPRESSI BIANCO NV
イタリア:トスカーナ州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明
ローソンで、500円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが弱い
【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ミネラル、硫黄、リンゴ、カリン、クリーム、ヴァニラ、シロップ
香りの印象:木樽からのニュアンス、開いている
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め
酸味:弱め、フレッシュ
バランス:スリムで、やや弱め
苦味:控えめ
アルコール:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
全体的に弱めで、スレンダー
【供出温度】
7度以下
【グラス】
小ぶり
【総評】
以前飲んだ時の印象が良かったので買ってきたが、なんだか、とても軽くてサバサバしてます。
温度が高いせい?
外観は、淡く輝きも弱めで、期待感のある印象ではありません。
香りは、果実感とクリームやシロップの甘い印象で、弱めながら複雑性と上品さがあって、これは良い感じ。
口当たりは、ライトなアタックから、まったく膨らまず、そのまま消える感じで、余韻もやや水っぽい。
ちょっと冷やしてみると印象が変わるかも。
今日の晩御飯は、コンビニのカルボナーラパスタ。
ちょうどいい感じに合いますね。
ワインが活きてきます。
温度が下がると、ライトでスッキリとしたフルーティさがあって、フレッシュ感もちょっと出てきました。
ライトなことは変わりませんが、心地良い、すっきりした飲みくちになりますね。
このワイン、嫌味がない、クリーンな印象が最大のポイントでしょうか。
後味に残る苦味も、爽やかさを感じます。
おつまみで買ってきた、ストリングチーズや、堅揚げポテトにもとても良く合いました。
食事の邪魔をしないタイプですね。
温度高めだと、口当たりが悪いのですが、冷やすと口当たりがスムーズになります。
ローソンでは常温で売ってると思うので、うちに帰ったらとりあえず冷やす、ですね。
これは平日でも飲み過ぎて危険ですね。
飲みくちが軽いので、セーブしないと、1本空いてしまいそう。
第一印象はイマイチだったけど、軽いワインの教科書みたいなまとまりです。
ただ軽いだけじゃなくて、飲み終わりの、重さみたいなものがあって、軽いわりには満足感がある。
相当酔っ払っても、まだ飲みたくなりますね。
飲み口のアルコール度の印象は11%くらいなのですが、実は12.5%もある。
これはかなり危険なワインです。
ワンコインの中では良い方だと思います。
■関連リンク(ローソンのワイン)
2013/05/08
トーレス ネローラ ホワイト 2009
トーレス ネローラ ホワイト 2009
TORRES NEROLA BLANCO 2009
スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ
リカーランドトップで、1090円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:厚め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し熟成感のある、色付きの良い
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、バタークリーム、白い花、塾した果実、ヴァニラ、バナナ、ハーブ、リンゴ
香りの印象:木樽からの印象、上品
【味わい】
アタック:やわらかい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、強め
バランス:ふくよかな、まろやかな
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや高め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
フルーティ(濃厚な)
【評価】
厚みがあり力強い
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【総評】
やや熟成感があり、濃い、輝きのある外観。
粘性も強く、力強さを感じます。
香りは、ミネラルやバタークリームと濃縮感のある果実香が、上品にまとまっていて、ちょっと時間が経つと、リンゴの印象が出てきます。
上質なボルドーブランのような印象。
飲みくちは、柔らかいアタックで、優しいフルーツ感がふわっと広がり、複雑な香りが広がって、やや苦味の残るフィニッシュ。
余韻がじわっと続きますね。
いわゆる、ちょっと高めの白ワインの味わい。
マイルドでフルーティにまとまっているので、おつまみも食事もいらない、ワインだけで美味しいタイプですが、後味にちょっとえぐ味がたまる感じはあります。
今日の晩御飯は、ホワイトソースのチキンピラフ。
このワイン、ホワイトソースにピッタリ合いますね。
これはいい。
欲を言えば、もう少しハーブが効いていと、もっと良さが引き立ちそうですね。
魚介のクリームパスタなんてバッチリ合いそう。
ワインがしっかりしてるので、豚肉料理あたりにも合いそうです。
価格感としては、2000円を超えてくるくらいのイメージですね。
特売で売ってましたが、元値は結構高いのでは?
週末に飲んでも、十分な品質ですね。
逆に平日に飲むとちょっともったいない感じ。
香りも華やかで、ちょっと香水のイメージがありますね。
しかも飲みやすい。
スイスイ飲めるけど、アルコール度が13.5%もあるので要注意です。
食事が終わって、サラダ味の揚げ餅に合わせてみたら、これはこれでOK。
しっかりしている本格的な味わいですが、スナック系に合わせると、とてもカジュアルな印象になります。
ちゃんとした食事にもしっかり合いそうだし、カジュアルな食事や、おつまみにも合いそうだし、このワインはなかなか幅がひろそうですね。
1500円くらいまでならお買い得ではないでしょうか。
■楽天ショップへのリンク
トーレス ネローラ 白 [2009] (ネロラ)
※サイトより引用
スペインの大生産者として、またチリワインのパイオニアとして広く名の知れ渡るミゲル・トーレス。
本拠地はカタルーニャのペネデスにあり、数多くの素晴らしいワインを生産してきました。
また、国際舞台でもその存在感は圧倒的で全世界を代表するワイン生産者の1人となっています。
ネローラは地中海にあるとされた楽園の名前で、不老不死の果実がなるといわれています。
このワインはミゲル・トーレスの娘のミレイアさんが総責任者として指揮をとったワインとなっています。
2013/05/06
コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2012 (ブラインドテイスティング:当てる)
(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)ゲヴュルツトラミネール(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
(4)リースリング(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きが良い、輝きがある
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ライチ、パッションフルーツ、花の蜜、白い花、クリーム、柑橘系、オレンジ
香りの印象:アロマティック、華やか
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):抑えた感じ
酸味:シャープ、強め
バランス:スリムで、溌剌とした
苦味:爽やかさを加える
アルコール:やや強め
余韻:やや続く
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
アロマティックで華やか、ボディはスリムでフレッシュ。
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり、中庸
【判定】
外観はオレンジがかった、ちょっと濃い色調。
輝きがあって、若々しい。
香りは、まずライチ。
南国系の果実が来て、蜜やクリーム、そのあとに、柑橘系の爽やかな果実感。
華やかさがあります。
アロマティックな印象なので、ゲヴュルツトラミネールかトロンテスに絞られる。
味わいは、香りの印象よりはドライ。
香りの印象ではもっと甘くて、重い感じだけど、すっきりフレッシュな味わい。
ほぼ、ゲヴュルツトラミネールで決定だが、他の品種の可能性も検討。
リースリングはペトロール香が無いので、候補から外す。
2008年のスペインは、若々しい味わいなので、外す。
トロンテスは、ゲヴュルツトラミネールとかなり近い印象なので、ここは悩みどころ。
香りは時間とともに落ちてきて、フルーツタルトのような印象に変わってきた。
飲みくちは、スッキリとフレッシュで、ドイツワインをイメージさせます。
ゲヴュルツトラミネールはコノスルですが、以前飲んだ時もドイツワインのようなスッキリ感がありました。
ファイナルアンサーで、ゲヴュルツトラミネール
で、ピンポン
相変わらず、コノスルのゲヴュルツトラミネールは美味しいですね。
【総評】
コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2012
Cono Sur Gewurztraminer 2012
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール
ワインダールの通販で、5本セット3980円、1本あたり796円で購入。
参考価格は735円。
外観は、オレンジっぽい色調で、やや濃いめ。
強い輝きを持っています。
香りは、鼻を近づけなくても分かるくらいの、ライチ香。
アロマティックな、強めな香りなのですが、クリームやフローラル、蜜のような印象や柑橘系の印象も混ざって、とても華やかさがありながら、上品にまとまっています。
グラスに入れて時間が経つと、南国系の果実香は抑えられて、フローラルで上品な印象で落ち着きます。
味わいは、フルーティで、すっきりとしてて、ドライ。
ゲヴュルツトラミネールというと、ついつい甘口を想像してしまいますが、このワインはすっきりとドライな味わい。
心地良いフルーツ感と、キレイに消えるフィニッシュが好印象。
全体的に、計算し尽くされているワインって印象がありますね。
このワインはとてもいい。
今日の晩御飯は、チキンバターカレー。
トマトベースに、ヨーグルトも入ってて、ちょっとヘルシーなカレーです。
このワイン、合わせると、お互いにフォローしあうような合い方ではなくて、それぞれ勝手に楽しんでるような、合い方をします。
でも何だか楽しい感じで、これはこれでいいかも。
辛さもうまくフォローしてくれますね。
ビールも用意したのですが、ビールよりはこちらに手が伸びる感じ。
パプリカのサラダにもバッチリ合いました。
和食とかにはまず合わないでしょうが、香りの強めの食事には合わせる幅がひろそう。
もちろんパーティワインとしても重宝しますね。
食事が終わって、ワインだけになっても美味しく飲めます。
ゲヴュルツトラミネールって香りのクセが強すぎて敬遠してる、って人に飲んで欲しいワインです。
パーティで持って行くには最高じゃないでしょうか。
男性が持っていけば、きっと、女子たちの見る目が変わると思いますね。(ホントか?)
■関連情報(コノスルのワイン)
■楽天ショップへのリンク
コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル
※サイトより引用
“コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
コノスルのワインは一般に果実味にあふれ、力強さとエレガンスさを感じさせる味わいのワインを造っています。カベルネソーヴィニヨン、ピノノワールを中心に高い評価を得ており、最近はメルロー、ゲヴェルツトラミネールの評価が高まっています。
鮮烈なライチの香りや、マスカット、メロン、バラの花びらの甘くエキゾチックな香りが印象的です。香りがそのまま味わいにつながるような独特の風味が特徴。クリアーで雑味がなく飲み易い。しっかりとした酸味で、香りの印象に比べドライな味わいです。
※2009年6月27日の朝日新聞“beランキング”で『千円で満足のワイン』で1位にランクされたワインです。
2013/05/05
バラオンダ カンポ・アリーバ 2010 (ブラインドテイスティング:外す)
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)モナストレル75%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%(スペイン:地中海地方:DOイェクラ:10)\880
の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブラックベリー、チョコレート、グリーン系スパイス、ちょっと生木、動物香
香りの印象:第1アロマが強め、木樽の印象
【味わい】
アタック:まろやか
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:まろやか、爽やか
バランス:肉厚で、心地良い
タンニン分:強い、なめらか
アルコール度:強め
余韻:やや長め
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)
【評価】
濃縮し、力強い
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
外観は若々しい紫がかった、濃い色調。
ニューワールドっぽいが、スペインの可能性も高い。
香りは、フルーツ香が中心で、グリーン系とスパイシーさが加わる。
カベルネ・ソーヴィニヨンっぽいグリーン香があるが、カルメネールも候補。
モナストレルに良くある、鉄さびっぽい感じは無い。
味わいは、濃厚フルーティで、すっきりと飲みやすい。
スムーズな飲みくちは、万人受けする、ニューワールドタイプ。
ただ、タンニンは強めで、後味にしっかり残り、ちょっと乾く感じ。
どちらも可能性があるが、すっきりと優しい果実感は、カルメネールっぽい。
ファイナルアンサーで、カルメネール
で、ブー
あれま、モナストレル、カベルネ・ソーヴィニヨンのスペインでした。
【総評】
バラオンダ カンポ・アリーバ 2010
BARAHONDA CAMPO ARRIBA 2010
スペイン:地中海地方:DOイェクラ
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:モナストレル75%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%
リカーランドトップで、880円で購入。
2択で外すってのは、ちょっと恥ずかしいですね。
ネタバレして、あらためて飲んでみると、複雑性と深みのある香りと、タンニンがしっかりしてるところが、カルメネールとは違うかも。
複数の品種が入っている複雑性がを感じます。
外観はとにかく濃く、液面もテラテラした輝きがあって、力強さを感じます。
グラスに残り少なくなると、輝きの強さが分かりますね。
香りは、最初は果実感が強めですが、時間が経つと、ボルドーっぽいフローラルな印象がちょっと顔を出します。
低価格のニューワールドには無い、複雑性を持っていますね。
ただ、動物香とかスモーキーな重い印象が強いので、華やかさはありません。
最初の口当たりは、とってもスムーズ。
でもこのワイン、アルコール度が14.5%もあるので、スッキリとは終わりません。
タンニンも強めで、後味はかなり、辛くて乾く感じです。
グイグイ飲めるタイプじゃなくて、チビチビ楽しむ感じ?
果実感がいいので、ワインだけでも、結構たのしめますが、だんだん渋みがたまってきて、何か食べ物が欲しくなります。
しっかりと脂の乗ったお肉と合わせたいですね。
イメージ的には、バーベキューとか焼肉。
ラベルデザインも味わいも、アウトドアにも合いそうだけど、アルコール度が強いので要注意かも。
このワイン、なかなか良い感じ。
濃厚フルーティなタイプって、あまり好みではないのですが、このワインはとても説得力があります。
ラベルデザインの印象と、ワインの味わいが、ピッタリマッチしてるのもポイント高いですね。
今日の晩御飯は、自家製のハンバーガー。
ハンバーグ、アボカド、トマト、レタス、目玉焼き、ベーコン、ソテーしたオニオン、とか入ってます。
合わせてみると、さすがにワインが強いので合いません。
しっかりした肉の方が合いますね。
カミさんに価格感を聞いたら、1800円くらい?という高評価。
好きなタイプじゃないけど、バランスが良くてしっかりしてるので、2000円弱かと思ったらしい。
確かにこのワイン、とてもしっかりしていて、存在感を持ってます。
濃縮した果実感がとてもチャーミング。
アルコール度がこれだけあって、果実感がチャーミングってのは、バランスが良い証拠でしょうね。
コストパフォーマンスは高いと思います。
これはオススメ。
■楽天ショップへのリンク
カンポ・アリーバ バラオンダ【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】
※サイトより引用
級地区の若木から非常に品質の高いブドウを使った、程よいボディのある飲みやすいスタイルのワイン。
バラオンダの造りだすワインの質の高さとコストパフォーマンスの良さを感じていただけます。
ワイン名の中にある『アリーバ』はスペイン語で『上・アップ』という意味。
エントリークラスのワインですが、その味わいの高さは上のクラスのワインと引けを取りません。
2013/05/04
マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ 2011
マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ 2011
Cuvee Marie Christine Provence Rose 2011 Chateau de l'Aumerade
フランス:プロヴァンス・コルス地方:AOCコート・ド・プロヴァンス
アルコール度:14%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、サンソー
KISSYOで、1420円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかなサーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い実の果実、グリーン系のハーブ、白い花、イチゴ
香りの印象:温度が低いせいか、香りが立ってこない
【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):チャーミング
酸味:おだやか、控えめ
バランス:スリム、ドライ
タンニン分:微かに感じる
アルコール度:やや強め
余韻:やや短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
スリムでドライでフレッシュながら、しっかりとした芯のある印象
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
サーモンピンクでキラキラきれいな外観。
輝きも粘性も強めです。
香りは、弱め。
フレッシュ感あるフルーツやハーブ、ミネラルの印象もあって、爽やかさがあります。
味わいは、軽めのアタックから、ドライでスパイシーな印象になって、後味はやや辛めの乾く感じ。
スッキリした後味なので、辛くてもそれほど気になりません。
全体的な印象が、日本酒の大吟醸、って感じなんですよね。
口に含んだ時のフレッシュ感、中間やや重くて辛い、最後の後味はスッキリ、という流れが似てるのかな?
ということは、ひょっとして、これは和食に合うのかも。
カミさんに価格感を聞いたら、1680円で、やや高め。
ちょっと上質な味わい、という感想でした。
今日の晩御飯は、ミラノ風チキンカツ。
パン粉にスパイスとチーズが入ってます。
そのままだと、ワインがやや勝ち気味なので、マスタードとか、スパイスを加えると、フィットします。
生ハムにも良く合いました。
香りはあまり強くないのですが、深み、複雑味はあります。
木樽の印象、木のチップや、ちょっと焦げ香もありますね。
飲みくちは華やかさがあって、さらに後味もスッキリ。
価格のわりには楽しめる、いいロゼだと思います。
■楽天ショップへのリンク
シャトー・ド・ロムラード・キュヴェ・マリー・クリスティーヌ・プロヴァンス・ロゼ
※サイトより引用
この[キュヴェ・マリー・クリスティーヌ・プロヴァンス・ロゼ]は、グルナッシュ、シラー、サンソーのブドウ品種の一番搾り果汁を13度に冷却しながら抽出し、それを10日間ゆっくりと醸造し、その年の終わりごろにブレンドして造られる、まさに伝統プロヴァンス・ロゼ。
低温で抽出された一番搾り果汁は、淡いピンク色がついており、一番果汁の美味しさと、この絶妙な色の抽出が伝統プロヴァンス・ロゼの真骨頂となるわけです。 これを休日のブランチに飲めば、気分はもうコートダジュールです!!。地中海料理にはもちろんのこと、アジアン料理にも、驚くほどマッチする!!!、と造り手自身がオフィシャルページで語っています。ロゼと言えば、このワインです!!。 ロゼを飲むなら、是非とも、このワインをオススメいたします!!。
■関連リンク(KISSYOのワイン)
コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル 2012 (ブラインドテイスティング:外す)
(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)ゲヴュルツトラミネール(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735 (6本セット@796円で購入)(ワインダール)
(4)リースリング(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
(5)ヴィオニエ(チリ:コルチャグア・ヴァレー:12)\735
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着いた色調、輝きが強め
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ライチ、パイナップル、白い花、若葉のようなグリーン香、タバコの葉?
香りの印象:アロマティック、木樽の印象
【味わい】
アタック:やわらかい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、強め
バランス:厚みのある、溌剌とした
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや高め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
果実感が強くフレッシュ、力強さもある
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【判定】
ちょっとオレンジっぽさのある外観で、輝きは強め。
粘性も強く、液面もテラテラしている。
香りはアロマティック。
今回見事にアロマティック品種が揃ったので、なかなか選択が難しい。
かすかにライチっぽい感じがあるものの、ゲヴュルツトラミネールでは無さそう。
ヴィオニエかトロンテス?
味わいは、フルーツ感が強めで、甘みもある。
酸味がしっかり強くて、味わいは若々しい。
後味はフレッシュなフルーツ感が強い。
ちょっと果汁が入っているかのようなフレッシュ感。
ヴィオニエはちょっと熟したようなクセのある果実感のような記憶があるので、どちらかというと、トロンテス?
ファイナルアンサーで、トロンテス
で、ブー
ヴィオニエの方でした。
【総評】
コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル 2012
Cono Sur Viognier 2012
チリ:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ヴィオニエ
ワインダールの通販で、5本セット3980円、1本あたり796円で購入。
参考価格は735円。
外観は、少しオレンジっぽさのある色調ですが、若々しさがあって、輝きも強め、キラキラしてます。
香りはアロマティックで、南国系のフルーツやオリエンタルフルーツ、ちょっと熟した果実の印象が中心で、そこにクリームやミネラル、フローラルな印象が混ざる。
ミントとかユーカリオイルのような揮発性のある印象もありますね。
味わいは、優しくフレッシュなアタックで、ジワッと甘みとフルーティさが広がって、しあわせ感が充実する感じ。
さすがコノスル、って感じの、華やかさがありますね。
後味はちょっとえぐ味が残るものの、ジューシーな印象が残って、余韻もじわっと続きます。
フレッシュ感がとても心地よくて、全体のバランスもいいです。
今日の晩御飯は、ミラノ風のチキンカツ。
パン粉にチーズとハーブが入ってます。
このワイン、香りが強めながら、味わいがスッキリしているので、香りの強めの食事にはよく合います。
というか、レモンを絞って美味しくなる料理には。全般的に合いそうです。
鶏レバーの甘辛いためにも合わせてみると、これはダメ。
レバーの臭みをカバーできません。
ハーブやスパイスの香りが効いている食事なら、合わせる幅は広そうですね。
キーマカレーとか、ドライカレーとかにも合いそうです。
食事が終わって、ドライマンゴーに合わせると、これもピッタリ。
甘みとか、香りとか、いろいろフィットします。
生ハムでアボカドを巻いて食べると、これもピッタリ。
ちょっと華やかさのある、オードブルとかに、良く合う、パーティワインって感じですね。
カミさんに感想を聞いたら、「このワイン、後味がイマイチ、780円くらい」と、意外と厳しい評価。
まあ、そのわりには、よく飲んでました。
安定感のある、コストパフォーマンスの高いワインだと思います。
■関連情報(コノスルのワイン)
■楽天ショップへのリンク
コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル
※サイトより引用
“コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
リーズナブルな価格で高品質&高コストパフォーマンスのコノスルワインは、各種コンクール等の賞やワイン誌での高い評価を国内外で獲得しており、農夫達のハードワークと有機栽培畑のシンボルである「自転車」ラベルで親しまれています。
鮮烈なアンズ、白桃、クチナシの香りに微かな樽熟成によるナッツのノートが複雑性を与えている。ボリューム感と酸を感じるが当りは柔らか。微かに樽熟成を感じさせるナッツの風味があり、マイルドな余韻が楽しめます。
2013/05/03
ヴィーニャ・ルナ ホワイト 2012 (ブラインドテイスティング:当てる)
(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)品種不明(スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:12)\780
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、輝きがある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:石灰のようなミネラル、白い身の果実、クリーム、柑橘系、ラムネのような炭酸の印象
香りの印象:第1アロマが強い、上品な印象
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:フレッシュ、強め
バランス:スリムで、溌剌としている
苦味:やや強めで、後味に残る
アルコール:やや高い
余韻:短め
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
スマートでフレッシュだが、苦味とアルコールの印象が強く、ややバランスが悪い
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり
【判定】
色付きが弱いが、輝きのある外観。
しっかりしてそう。
香りは、強くはないが、上品な果実感がある。
白い実の梨や白桃のような感じに、ミネラル感と、フレッシュな炭酸の印象がある。
アロマティックではないので、トロンテスでは無さそう。
味わいは、外観の印象よりは弱め。
フレッシュな果実感が強く、グレープフルーツのような苦味が残る。
トロンテスを除いた2本はどちらもスペインで、しかも片方は品種不明なので、何とも判断がつかない。
価格感の感じでは、1000円を超えないくらいのイメージ。
生産年も2008年の5年前の印象ではない。
ファイナルアンサーで、品種不明のスペイン
で、ピンポン
果実感の強い、フレッシュな味わいです。
【総評】
ヴィーニャ・ルナ ホワイト 2012
Vina Luna White 2012
スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明
KISSYOで、780円で購入。
色付きの淡い外観ながら、輝きは強めで、粘性もしっかりしてます。
香りは、弱めながら上品。
梨やモモのような果実感があって、そこにミネラルと、ラムネのような爽やかな印象が加わります。
イタリアの白に良く感じる香りです。
味わいは、シンプルな果実感で、スレンダーなタイプ。
梨の芯みたいな、苦味のあるフレッシュな果実感があります。
良くいえばグレープフルーツのような感じ、ちょっとえぐ味と苦味が強いので、梨の芯のような感じというか。
このワインのポイントはこのやや荒い感じの果実感ですね。
好き嫌いが分かれそう。
ちょっと重い感じもあるかな。
食事と合わせるとまた違うかもしれません。
今日の晩御飯は、海老天うどんと、中華街で買ってきたぶたまん。
このワイン、食事の邪魔をせずに、すっと馴染みますね。
どんな食事でも合いそうな感じ。
この柑橘系の苦味が食事のアクセントになってるみたい。
ゆずというか、すだちのような酸味みたいな印象です。
和食にも合わせやすいかも。
食事が終わって、ワインだけになると、バランスの悪さがちょっと気になりますね。
痩せた感じの味わいに、強めの苦味があって、飲み口にちょっとクセがあります。
カミさんに価格感を聞いたら、880円でまあ正解。
好き嫌いが分かれそうなタイプですが、悪くはないと思います。
■関連リンク(KISSYOのワイン)
2013/05/01
ヨセミテ・ロード シャルドネ NV (2013年購入)
ヨセミテ・ロード シャルドネ NV
YOSEMITE ROAD CHARDONNAY NV
アメリカ:カリフォルニア州:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体
セブンイレブンで、598円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きが良い、若い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、バター、フリンティ、カリン、熟した果実、蜜
香りの印象:木樽の印象、濃縮感がある
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やわらか、フレッシュ
バランス:厚みがある、まろやか
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感がある)
【評価】
濃縮感と厚みがある
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【総評】
このワイン、3回目ですが、前回は2011年の3月なので、もう2年前ですね。
セブンイレブンでいつも見かけますが、ラベルデザインとか美味しそうなイメージが無いので、なかなか手が伸びないんですよね。
最近はワンコインワインも充実しているので、598円という価格もちょっと微妙。
でも、以前のレビューを読み返してみると、意外とコストパフォーマンスが高いみたいなので、久しぶりに飲んでみました。
しっかり厚みのある味わいですが、嫌味は少なく、安いカリフォルニアのワインの中では、良くまとまっている方だと思います。
外観は、若々しくて、やや濃い色調。
酸化して変色したような濃さではないので、印象は悪くありません。
香りは、厚みのある果実感を中心にして、ミネラル感や、バターリィな印象があります。
ハーブ香や、フローラルの印象もあり、悪くありません。
いわゆるニューワールドのシャルドネ、って感じの、厚みを感じるタイプですね。
味わいは、香りの印象よりは、ずっと軽めの印象。
フレッシュ感のある、ちょっと強めのアタックから、ボディは膨らまずにカジュアルな印象で、そのままフィニッシュまで流れていく感じ。
後味はやや苦味と、フレッシュ感を残します。
厚みのあるフルーツ感なので、ちょっと濃厚な後味になりますね。
全体の印象は価格以上の印象です。
ちょっとバランスが悪くて、ギクシャクした感じはありますが、この価格では問題ないと思います。
お店で買ったときは温度高めだったので、冷蔵庫でちょっと冷やしながら飲むことに。
ちょっと冷えると、軽さが出てきますね。
いい意味の軽さじゃなくて、ちょっと気が抜けたような軽さ?
あまり冷やすとダメなタイプかも。
今日の晩御飯は、ボンゴレパスタ。
アサリに合わせると、魚介の磯臭さがカバーしきれません。
魚介に合わせると、ややグダグダになる感じ?
ワインが、何やっていいか分からず戸惑ってるような感じ?を受けます。
クリーム系のパスタとか、チキンの方が合いそうですね。
ホワイトチョコレート味のスナックや、アーモンドチョコレートに合わせると、意外とOK。
パスタより合う感じ。
温度低めの方が飲みやすいですが、温度高めの方が、厚みを感じられます。
このへんは好みの問題でしょうか。
強いワインではないので、ボリューム感は弱めです。
万人受けする、そつないまとまりですね。
コンビニで手頃な価格で買える、という点では、リピート率は高いかも。
飲み進んで、ちょっとゴムっぽい香りが出てきたのが、やや気になりました。
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)
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