(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)ゲヴュルツトラミネール(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
(4)リースリング(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きが良い、輝きがある
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ライチ、パッションフルーツ、花の蜜、白い花、クリーム、柑橘系、オレンジ
香りの印象:アロマティック、華やか
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):抑えた感じ
酸味:シャープ、強め
バランス:スリムで、溌剌とした
苦味:爽やかさを加える
アルコール:やや強め
余韻:やや続く
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
アロマティックで華やか、ボディはスリムでフレッシュ。
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり、中庸
【判定】
外観はオレンジがかった、ちょっと濃い色調。
輝きがあって、若々しい。
香りは、まずライチ。
南国系の果実が来て、蜜やクリーム、そのあとに、柑橘系の爽やかな果実感。
華やかさがあります。
アロマティックな印象なので、ゲヴュルツトラミネールかトロンテスに絞られる。
味わいは、香りの印象よりはドライ。
香りの印象ではもっと甘くて、重い感じだけど、すっきりフレッシュな味わい。
ほぼ、ゲヴュルツトラミネールで決定だが、他の品種の可能性も検討。
リースリングはペトロール香が無いので、候補から外す。
2008年のスペインは、若々しい味わいなので、外す。
トロンテスは、ゲヴュルツトラミネールとかなり近い印象なので、ここは悩みどころ。
香りは時間とともに落ちてきて、フルーツタルトのような印象に変わってきた。
飲みくちは、スッキリとフレッシュで、ドイツワインをイメージさせます。
ゲヴュルツトラミネールはコノスルですが、以前飲んだ時もドイツワインのようなスッキリ感がありました。
ファイナルアンサーで、ゲヴュルツトラミネール
で、ピンポン
相変わらず、コノスルのゲヴュルツトラミネールは美味しいですね。
【総評】
コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2012
Cono Sur Gewurztraminer 2012
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール
ワインダールの通販で、5本セット3980円、1本あたり796円で購入。
参考価格は735円。
外観は、オレンジっぽい色調で、やや濃いめ。
強い輝きを持っています。
香りは、鼻を近づけなくても分かるくらいの、ライチ香。
アロマティックな、強めな香りなのですが、クリームやフローラル、蜜のような印象や柑橘系の印象も混ざって、とても華やかさがありながら、上品にまとまっています。
グラスに入れて時間が経つと、南国系の果実香は抑えられて、フローラルで上品な印象で落ち着きます。
味わいは、フルーティで、すっきりとしてて、ドライ。
ゲヴュルツトラミネールというと、ついつい甘口を想像してしまいますが、このワインはすっきりとドライな味わい。
心地良いフルーツ感と、キレイに消えるフィニッシュが好印象。
全体的に、計算し尽くされているワインって印象がありますね。
このワインはとてもいい。
今日の晩御飯は、チキンバターカレー。
トマトベースに、ヨーグルトも入ってて、ちょっとヘルシーなカレーです。
このワイン、合わせると、お互いにフォローしあうような合い方ではなくて、それぞれ勝手に楽しんでるような、合い方をします。
でも何だか楽しい感じで、これはこれでいいかも。
辛さもうまくフォローしてくれますね。
ビールも用意したのですが、ビールよりはこちらに手が伸びる感じ。
パプリカのサラダにもバッチリ合いました。
和食とかにはまず合わないでしょうが、香りの強めの食事には合わせる幅がひろそう。
もちろんパーティワインとしても重宝しますね。
食事が終わって、ワインだけになっても美味しく飲めます。
ゲヴュルツトラミネールって香りのクセが強すぎて敬遠してる、って人に飲んで欲しいワインです。
パーティで持って行くには最高じゃないでしょうか。
男性が持っていけば、きっと、女子たちの見る目が変わると思いますね。(ホントか?)
■関連情報(コノスルのワイン)
■楽天ショップへのリンク
コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル
※サイトより引用
“コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
コノスルのワインは一般に果実味にあふれ、力強さとエレガンスさを感じさせる味わいのワインを造っています。カベルネソーヴィニヨン、ピノノワールを中心に高い評価を得ており、最近はメルロー、ゲヴェルツトラミネールの評価が高まっています。
鮮烈なライチの香りや、マスカット、メロン、バラの花びらの甘くエキゾチックな香りが印象的です。香りがそのまま味わいにつながるような独特の風味が特徴。クリアーで雑味がなく飲み易い。しっかりとした酸味で、香りの印象に比べドライな味わいです。
※2009年6月27日の朝日新聞“beランキング”で『千円で満足のワイン』で1位にランクされたワインです。
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