(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(3)カリニャン90%、ガルナッチャ10%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:11)\980
(4)シラー(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:フチは鮮やかな紫の、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:フローラル、カラメル、タバコの葉、ガリーグ、硫黄、なめし革、スパイス
香りの印象:開いている、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:柔らかい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:穏やか、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:やや強い
アルコール度:強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
濃縮感があり、強さもあるが、全体的にマイルド
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
濃縮感があり、若々しい印象はどれも候補。
香りは、ガリーグのようなハーブ香が特徴的。
南仏のグルナッシュ、シラーなどに感じるタイプ。
味わいはマイルドで、優しい。
ニューワールドタイプ。
この中ではカルメネールかシラー。
全体的にスパイシーなので、ここはシラーか。
ファイナルアンサーでシラー
で、ピンポン
いかにもコノスルっぽいまとまりです。
【総評】
コノスル シラー ヴァラエタル 2012
Cono Sur Syrah 2012
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー
ワインダールの通販で、5本セット3980円、1本あたり796円で購入。
参考価格は735円。
外観は若々しく色は鮮やか。
濃いけど、深い透明感があります。
香りは、南仏のガリーグを思わせるハーブ香が強め。
フルーツと、カラメルなどの焦げた甘い香りもあって、ちょっとしたデザートみたいな感じ。
味わいは滑らかでソフトなアタックから、甘いフルーツ感が広がりますが、意外とタンニンが強く、渋みがじわっと残ります。
後味はアルコール度が高いこともあって、意外と乾く感じです。
全体的なバランスはちょっと「?」な感じ?
でもサービス精神旺盛な、コノスルらしい、飲みやすくて美味しいまとまりです。
でもちょっと、飲みやすいジュースっぽい感じが気になるかも。
クセや個性をすっかり削り落としたような、ちょっと没個性な印象をうけますね。
というか、やや水っぽい感じがある?
今日の晩御飯は、ミラノ風ドリア
ミートソースとホワイトソースのコラボ。
やや赤ワインには軽めかと思ったらこのワインはよく合います。
ちょっと水っぽい軽さが食事との相性を広げているようです。
食事が終わってビーフジャーキーに合わせてみると、ワインがややジュースっぽくなりますね
というか時間とともに、ジュースっぽくなってきたかも。
香りも弱く、生木っぽい感じに。
力がない感じですね。
700円台のワインとしては、十分な品質だと思うけど、コノスルに対する期待感が強くて、もうちょっと上を行って欲しい感じなんですよね。
コストパフォーマンスは問題ないと思いますが、もうちょっと頑張って欲しい感じもあります。
■関連情報(コノスルのワイン)
■楽天ショップへのリンク
コノスル シラー ヴァラエタル
※サイトより引用
“コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
60%をフレンチオーク樽、20%をステンレスタンクで13ヶ月熟成。苺や無花果のジャム、煮詰めた赤い果実の濃厚な香り。シラー独特のスパイシーなノートもかすかに感じられます。豊富なタンニンと、ジャムのような甘さが印象的。やや若さはあるもののベルベッドのようななめらかさ、スムーズな舌触りとボリューム感が味わえるワインです。
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