2013/05/11

バランス 白 シュナン・ブラン コロンバール 2012 (ブラインドテイスティング:外す)

バランス 白 シュナン・ブラン コロンバール 2012
(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)マルヴァジア・ビアンカ・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノ(伊:ラツィオ州:DOCフラスカーティ・スペリオーレ:11)\920
(3)シュナン・ブラン、コロンバール(南アフリカ:ウエスタン・ケープ:12)\860
(4)リースリング(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:クリーム、シロップ、ヴァニラ、白い実の果実、白桃、柑橘系、白い花
香りの印象:開いている、上品な印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、やわらか
バランス:スリムで、まろやか
苦味:控えめ
アルコール:弱めな印象だが、実は高そう
余韻:短め

【フレーヴァー】
フルーティ(シンプルな)

【評価】
スリムで、シンプルなまとまりだが、バランスは良い

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
淡めの色調で、輝きがある外観。
どれも候補になる。

香りは、甘い印象が強い。
クリームやシロップ、ヴァニラ?
そのあとにモモのような果実香がきて、最終的には柑橘系の印象に変わる。
何となく、イタリアっぽい。
上質感があって、伝統産地のイメージ。

味わいは、思ったよりライト。
でもまろやかで、口当たりが良い。
後味に柑橘系の爽やかさが残る。
ややえぐ味もある。

トロンテスとシュナン・ブランは消える。
リースリングはペトロール香を感じないのと、口当たりのマイルドさで消える。

消去法で、イタリア?

ファイナルアンサーで、マルヴァジア・ビアンカ・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノ
で、ブー

なんと、南アフリカのシュナン・ブラン、コロンバール

【総評】
バランス 白 シュナン・ブラン コロンバール 2012
BALANCE CHENIN BLANC COLOMBAR 2012

南アフリカ:ウエスタン・ケープ
アルコール度:12%
ブドウ品種:シュナン・ブラン、コロンバール

カルディコーヒーファームで、860円で購入。

ネタバレして、あらためて飲んでみても、伝統産地のワインのような、落ち着きのあるたたずまい。

外観は淡い色調で、輝きがあります。
安っぽい感じはないですね。

香りは、ミネラル感があって、上品で控えめな印象で、伝統産地のローカル品種のような感じ?
シュナン・ブランって感じよりは、シャルドネに近いイメージ?
軽めなので、ミュスカデっぽい感じもありますね。

味わいは、まろやかで上品。
ボリューム感はありませんが、ふっくらとした優しい味わい。
後味はややえぐ味が残りますが、爽やかさが余韻に残りますね。

後味が良くて、グラスに手が伸びるタイプ。
軽くて優しいので、どんどん飲んじゃいます。
完全なブラインドで飲んだら、イタリアのシャルドネって答えそう。

南アフリカのワインって、あまりいいイメージが無かったのですが、最近は低価格のワインでも随分と品質が上がってきてる感じがしますね。

今日の晩御飯は、鶏とキャベツの塩炒め。
ちょうど合いそうだったけど、ワインのフルーツ感がイマイチフィットしませんね。

このワイン、食事よりはスナックとかの方が合いそう。

あとはパスタ系全般ですかね。
ペペロンチーノもクリーム系のパスタも良さそうです。

カミさんに価格感を聞いたら、780円か880円くらい、とほぼ正解。
価格的には、そのくらいの感じだけど、美味しいという評価で、たくさん飲んでました。

グラスに残り少なくなると、樽香が強く残ります。
意外と樽の影響が強いみたい。

良いワインですね。
これはオススメです。

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