2012/10/30

ララン・ヴィーノ 赤 NV

ララン・ヴィーノ 赤 NV
ララン・ヴィーノ 赤 NV
lalan vino rouge NV

日本:輸入ワイン・輸入ぶどう果汁他使用
アルコール度:3%
ブドウ品種:メルロー主体

リカーランドトップで、378円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ニュートラルなルージュの、濃いめのルビー
濃淡:やや淡め
ディスク:薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、透明感がある

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:エーテル香、フルーツヴィネガー、赤くて酸っぱいフルーツ
香りの印象:不思議な香り

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少ない
酸味:穏やか、弱め
バランス:超ライト、すっきりした
タンニン分:弱い、ほとんど無い
アルコール度:かなり弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
超ライトだが、すっきりとしてバランスは良い。

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
前回、白を飲んだ時に、あまりのアルコール度の低さに取り乱してしまった、ララン・ヴィーノ。

ワインを飲んだ気がしないので、開けるタイミングが無いかと思っていた赤ですが、今日はまったくワインに合わなさそうな晩御飯だったので思い切って開けてみました。
まあ、ダメだったらビール開けよう、くらいの気分ですね。

第一印象は、そんなに悪くありません。
白でショックを受けたので、ちょっと免疫が出来たみたい。

でも、カミさんに感想を聞いたら、「これはひどい。白より全然悪い。のどにひっかかる感じがダメ。ラムでも入れるか、いやこれにラムを入れるんだったらラムだけで飲んだ方いい。まったく飲む必要のない飲み物。」

と・・・
白とうってかわって、酷評です。
飲む曜日や時間帯によっても、感想が変わってきそうですね。

今日の晩御飯は野菜たっぷりのつくね風肉団子。

合わせると、やっぱりジュースっぽくなってしまいます。
普通の食事には合わせにくそうですね。

ジュースと合わせても違和感のない、ピザとかクラッカーだといいんでしょうかね?

軽いだけじゃなくて、ちょっと人工的な味わいなので、スナックとかの方が合いそうな気がします。

ちなみに、赤ワイン最大の敵、納豆に合わせてみたら、やっぱり大変な事になりました。
口いっぱいに雑巾臭が広がるんですよね、この取り合わせ。
軽いからどうかな、と思ったけど、やっぱりダメでした。

それにしても、白と赤両方を飲んでみましたが、やっぱりアルコール度3%は無理があるような気がしますね。

まず食事に合わせるのが難しい。
完全にジュースと合わせてる感じになってしまいます。

ノンアルコールみたいな、無理している感が強いんですよね。

やはり酒飲みにはオススメできないワインです。

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ララン・ヴィーノ・赤ワイン・かろやかワイン・アルコール度数3%・やや辛口・サントリー株式会社・500mlLalan Vino Red Wine 3% Dry Suntory 500ml

※サイトより引用
女性を中心に大人気!アルコール度数3%の本格赤ワイン!日曜の昼下がり!ちょっとしたお昼のパーティーに!自宅で食事と共に!というコンセプトからリリースされた、サントリー独自の技術でアルコール分3%と低アルコールでありながら、本格的な味わいの赤ワイン!がリリース!その名もララン・ヴィーノ!lalanとは楽しい気分を示す言葉とイタリア語でワインを表すVinoを組み合わせ、このワインを飲む時の“楽しい”、“リラックス”という情緒を表し、思わず“ララン♪”と口ずさむ気分から名づけられた、ブドウの豊かな香りが広がり、程よいコクと優しい渋みが特徴的で、しかもアルコール度数3%なので、気軽に飲んでいただける大人気ワイン!しかもラベルデザインは色々な業種のパッケージデザインをされており、絵が特長の人気作家!堀川理万子氏が手がけており、まさに大人の絵本の1ページのようなデザイン!パーティーや女子会でも大人気間違いなし!の低アルコール赤ワイン!が入荷!

2012/10/28

ル・プティ・ソムリエ メルロー 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ル・プティ・ソムリエ メルロー 2010
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)マスカット・ベーリーA(日本:長野産:NV)\980
(4)メルロー(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\798

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:カシス、少しフローラル、燻製肉、グリーン系スパイス、少し生木っぽい感じ
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少ない
酸味:優しい、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:サラサラした、軽い
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
軽めのボディで、すっきりと心地よい飲み口

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
濃いながらも、深い透明感がある。
この中ではメルローが候補。

香りは、品種由来の香りが主体だが、生木や茎っぽい印象が強い。
カベルネ・ソーヴィニヨンのものとはちょっと違う。
最初に少し華やかなフローラルな印象があったが、時間とともに青っぽい香りが支配的になる。

アタックは拍子抜けするくらい軽い。
ちょっと水っぽさがあるくらい。
でもスムーズで流れるような心地良い飲み口。
全体的な印象ではメルローくらいのイメージ。

テンプラニーリョやモナストレルだともっと濃厚で、マスカット・ベーリーAだともっと軽い。
という消去法で、メルローかな。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ピンポン

軽めながら、フィネスを感じる味わいです。

【総評】
ル・プティ・ソムリエ メルロー 2010
Le Petit Sommelier Merlot 2010

仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

リカーランドトップで、798円で購入。

最初の香りの印象は、華やかさがあったのですが、時間が経つと地味な印象になってきました。
でも、さらにまた時間が経つと、ふっとフローラルが香ったりして、意外と楽しめそうなタイプかも。

飲み口は最初水っぽい感じでしたが、後味がスッキリしてて飲みやすいので、バランスは悪くありません。

カミさんに価格感を聞いたら、「う~ん、可もなく不可もなくって感じ、980円くらい?」。

今日の晩御飯は、自家製のデミグラスソースのハンバーグ。

このワイン軽めなので、ハンバーグだと、完全に負ける感じです。
でも裏方に回って、サポートしてくれるような印象はありますね。

ハンバーグとご飯を一緒に食べて合わせるくらいの方が、ワインが活きてきます。
ポテトサラダでも、ワインが文句言わない感じで、かなり控えめな印象。

食事が終わって、ミックスナッツのアーモンドに合わせると、良いバランスで合います。
カシューナッツでも良く合うみたい。

時間が経つと、フローラルというか、ちょっと香水みたいな印象がでてきました。
最後まで口あたりは軽いのですが、ワインだけだとちょっとつまらないかも。

悪くないけど、そんなに良くもない。
ラングドック・ルーシヨン地方のメルローって珍しいですが、両方の良さがイマイチ出てない感じでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ル プティ ソムリエ メルロー 2002

※サイトより引用
パリコンクール2011金賞受賞
赤紫色がかったガーネット色。
香りはカシスなどの赤い果実の香りが主体です。
味わいは豊かな果実味が口の中に広がり、タンニンも柔らかく感じます。

2012/10/27

ビウルコ・ゴリ アルバンタ 2009 (ブラインドテイスティング:外す)

ビウルコ・ゴリ アルバンタ 2009
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)テンプラニーリョ100%(スペイン:北部地方:DOリオハ:09)\990
(4)マスカット・ベーリーA(日本:長野産:NV)\980
(5)メルロー(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\798

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる。
特徴:カシス、タバコ、黒胡椒、茎っぽいグリーン香、燻製肉
香りの印象:木樽からのニュアンス、やや刺激的

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:強め、少しトゲトゲしい
バランス:強さがあるが、肉厚な印象ではない
タンニン分:それほど強くないが、後味に残って収斂性を感じる
アルコール度:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー、アンピルマティック

【評価】
強さがあるが、ボリューム感がなく、辛い印象

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて、色は濃いが、輝きは弱めで、ちょっと安めのイメージ。

香りは、木樽からの要素が強く、ちょっと鼻を突く感じ。
グリーン香が強く、カベルネ・ソーヴィニヨンのイメージがあったが、選択肢に無い。

この中では、テンプラニーリョかモナストレル。
メルローも違う気がする。

味わいは、キツめで、やや粗雑な感じ。
ドライで、厚みが無く、余韻も短い。

価格的には、680円とか、780円くらいの印象。

木樽からの印象が強すぎて、品種の特定はなかなか難しい。

スペインに絞ると、鉄サビや血液の印象が強いとモナストレル。
動物香が強いとテンプラニーリョ。

そういう点では、鉄サビの印象が強いかな。

ファイナルアンサーで、モナストレル
で、ブー

リオハのテンプラニーリョでした。

【総評】
ビウルコ・ゴリ アルバンタ 2009
Biurko Gorri Rioja Arbanta 2009

スペイン:北部地方:DOリオハ
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ100%

リカーランドトップで、990円で購入。

ネタバレしてみると、かすかな熟成感があって、2011年(去年)のワインでは無い。

本来なら1980円するところを半額の990円というセール品だったのですが、第一印象では、990円でもちょっと高いかな、って感じです。

ボリューム感とか、厚みがなくて、余裕のない、ちょっとギスギスした印象。
香りも樽の印象が強すぎて、魅力を感じません。

食事と合わせると良くなるタイプかもですね。

今日の晩御飯は、鶏肉のねぎマヨポン炒め。
マヨネーズとポン酢が入ってますが、どちらも主張してなくて、思ったより落ち着いた味わい。

七味とかカラシをつけると、このワインにも良く合います。
主張の弱めのワインなので、割と和食にも馴染みそうです。

それにしても、時間がたっても、香りは良くなってきませんね。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
このワイン価格感がつかみづらい、という感想。

食事が終わってワインだけで飲んでると、何か食べ物が欲しくなります。
やっぱり食事を合わせた方が活きてくる印象でしょうか?

飲み進んで、かなり時間が過ぎたあたりで、ちょっと香りが開いてきた感じ?
デキャンタージュとかして開かせると美味しかったのかも。

これは、ちょっと評価の難しいワインですね。

次の日、ボトルに少し残ったワインを飲んでみたら、まだまだ大丈夫そうで、煮詰めたブルーンのような、ちょっとオリエンタルスパイスを感じさせるような、独特の香りになっていました。
飲み口もフルーティさが残ってましたが、後味にワックスのような収斂性が残って、トータルではイマイチな印象でしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ビウルコ・ゴリアルバンタ[2009]【円高還元】【YDKG-t】【RCP1209mara】

※サイトより引用
高級産地リオハからパーカーポイント89点が35%OFF★1,365円!
スペイン政府が公式に認定の体にやさしい100%自然派ワイン!!
ビウルコ・ゴリ
シエラ・カンタブリア山脈の山裾、バルゴータという街にあるワイナリー。何世代にも渡ってジョレンス家による家族経営が続いており、現在は3人兄弟によって運営。標高600メートルの高地にガルナッチャ、グラシアーノ、テンプラニーリョで合計30ヘクタールを自社所有、その他80~90ヘクタール分のぶどうを契約農家から購入している。近代的な醸造設備のポテンシャルをフルに使いながらも、リオハに代々継承された伝統的でオーソドックスな醸造法を採用している。販売先はスペイン国内のレストランがメイン。アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、スイスなどに輸出されています。

アルファ ゼータ G ガルガネーガ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

アルファ ゼータ G ガルガネーガ 2011
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)ソーヴィニヨン・ブラン100%(仏:ロワール地方:AOCサンセール:10)\1480
(3)リヴァーナー(ドイツ:ファルツ地域:Q.b.A.:08)\1320
(4)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(5)ガルガネーガ(伊:ヴェネト州:IGTプロヴィンチャ・ディ・ヴェローナ:11)\890

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかった、ちょっとグレーっぽいイエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、艶やかな

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:洋ナシ、モモ、白い実の果実、石灰のようなミネラル、ハーブ、かすかに青草の香り
香りの印象:第1アロマが強い、上品で爽やかな印象

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、フレッシュな
バランス:スリムでシャープ。
苦味:後味に強めに残る
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(切れのある)

【評価】
スリムでシャープ。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
色味は淡いが、ギラギラした強さがある。
見た目の印象だけでは、サンセールあたりが候補。

香りは、洋ナシのような果実香が中心。
ミネラル感もあって、複雑性と上品さがある。
独特な印象で、シャルドネでもソーヴィニヨン・ブランでもない感じ。

味わいは、スリムで切れのあるタイプ。
後味に種の部分のようなエグ味が残る。
独特の後味がどうもドイツっぽい感じ。

改めて香りを嗅ぐと、ヴァニラのような印象もあって、丁寧に熟成されているイメージ。

よく分からないが、何でも入りの、ペイ・ドックあたりもちょっと怪しい。

若々しさから考えると、ドイツのリヴァーナーは2008年なので、多分違う。

香りも味わいもいろいろ混ざっているような、品種を特定できない感じが、複数の品種をアッサンブラージュしたワインのイメージ。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、テレ・ブーレ、カリニャン・ブラン、シュナン・ブラン、ヴィオニエのペイ・ドック
で、ブー

何と、シンプルにガルガネーガ。

【総評】
アルファ ゼータ G ガルガネーガ 2011
ALPHA ZETA GARGANEGA 2011

イタリア:ヴェネト州:IGTプロヴィンチャ・ディ・ヴェローナ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガルガネーガ

リカーランドトップで、890円で購入。

ガルガネーガって、イメージを特定するのが難しい品種ですよね。
シャルドネみたいに、産地や造り方で、印象が全然が違う感じがします。

このワイン、見た目ギラギラしてて、ちょっと高そうなんですが、香りもすぐに飛んでしまって、味わいもちょっと酸っぱめになってきて、何かイマイチ?

第一印象だけ良いワインって感じがちょっと。

今日の晩御飯は、鶏肉のねぎマヨポン炒め。
クックパッドのレシピですね。

マヨネーズの香りとか、ポン酢の印象が強くなるかと思ったら、意外と和風の食べやすい味わい。
キャベツの千切りと一緒に合わせると、よく合いました。

食事が終わって、ワインだけになると、美味しくなってきました。
最初に感じた、イマイチ感はだんだん薄れてきました。

おつまみのミックスナッツにも良く合います。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
後味が良くて、好きなタイプだそうです。

これといって、突出した特徴とか魅力は無いのですが、安定感のある、品質の良いワインではないでしょうか。
合わせる食事によっては、とっても美味しくなりそうです。

■楽天ショップへのリンク

‘G’ ガルガネーガ アルファ・ゼータ [2010] 【あす楽対応_関東】

※サイトより引用
アルファ・ゼータは、マスター・オブ・ワインの一人であるデイヴィッド・グリーブと、ニュージーランド出身の醸造家マット・トムソンが、良い品質と良い価格を両立したいとの思いから、1999年に立ち上げたブランドです。
収穫量の制限や遅摘みにより完熟したブドウを収穫させるなど、ブドウの栽培に関しても指導していることもアルファ・ゼータの品質を高めています。
ガルガネーガはギリシャ原産で、金色を帯びた黄色。皮は厚く果肉はジューシー。
梨やパイン、アンズなどのデリケートな香りがする品種で、ヴェネト州で優れたワインが造られています。
ガルガネーガで造られたワインといえば、「ソアヴェ」が有名ですよね。
=味わい=
爽やかで良く熟した白桃を思わせる香り、生き生きとしてフレッシュ。
かすかにバニラの香りが感じられ、 リッチでドライな口当たり。
心地よい果実味を感じるフィニッシュ。非常にクリーンでバランスの良さが絶妙です!
なんと言っても、ビターな後味がたまらない美味しさ!
これは…イタリアンには絶妙の相性ですよ!!
=お料理= 
ポークソテー、グリルチキン、白身魚の塩焼き、魚介のサラダ、甲殻類、塩味のパスタなどのお料理に良く合います! 

2012/10/26

ララン・ヴィーノ 白 NV

ララン・ヴィーノ 白 NV
ララン・ヴィーノ 白 NV
lalan vino blanc NV

日本:輸入ワイン・輸入ぶどう果汁他使用
アルコール度:3%
ブドウ品種:シャルドネ主体

リカーランドトップで、378円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱い
色調:少しベージュっぽいイエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:甘酒のような酵母、柑橘系、グリーン系のハーブ、イースト香
香りの印象:非常に弱い、醸造系の香りが強い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:フレッシュ、弱い
バランス:軽すぎて、水っぽい
苦味:微かにある
アルコール:相当弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
アルコール度が弱すぎて、ジュースのイメージ

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【総評】
話題の低アルコールワインですが、酒飲みにはまったくダメ。
軽すぎて、水っぽくて、何飲んでるか分からない感じ。

ノンアルコールワインを飲んでるような、何ともじれったい感じ。
飲むことに何の意味も無い、蛇の生殺し状態。

インフルエンザの予防接種をしたけど、どうしても飲みたい!みたいな、イレギュラーな状態じゃないと、まったく納得できないと思います。(実はそういう状態です)

おなかにたまる一方で、全然酔った感じがしませんね。
いやいや、これはまったくどうしたものか、って感じ。

今日の晩御飯は、ワインに全く合わない、炊き込みご飯と味噌汁。

このワイン、軽いので合うかとおもいきや、ジュースと一緒に食べてるみたいで、全くダメです。

和食をワインにあわせるにはスパイスが一番、と七味をふってみたら、ドバっとかかって激辛炊き込みご飯に、とほほ。

これは飲みのも無しでは食べられないぞ、って感じになると、ようやく出番が回ってきました。

辛いものに合わせると悪くありません。
というか、ごくごく飲めるので、辛いものにはちょうどいい感じですね。

まあ、そういう飲み方を薦めてるワインではありませんけど・・

あまりのアルコール度の低さに我を忘れて、さんざん悪口を書きましたが、食べ物と合わせると素直で美味しい感じがします。

何か。
慣れてきたら、これでもいいか、なんて思っている自分がいる。

平日に飲むには、こういう選択肢もあるのかも。

カミさんに感想を聞いたら、「これはジュースだね。でも夜中の飲むんだったら、これくらいでいいかも。」という、割と肯定的な意見。

新しい価値観を生み出すワインなのかもしれません。
まあ、酒飲みにはオススメしませんけど。

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ララン・ヴィーノ・白ワイン・かろやかワイン・アルコール度数3%・ほのかな甘さ・サントリー株式会社・500mlLalan Vino White Wine 3% Suntory 500ml

※サイトより引用
女性を中心に大人気!アルコール度数3%の本格白ワイン!日曜の昼下がり!ちょっとしたお昼のパーティーに!自宅で食事と共に!というコンセプトからリリースされた、サントリー独自の技術でアルコール分3%と低アルコールでありながら、本格的な味わいの白ワイン!がリリース!その名もララン ヴィーノ!lalanとは楽しい気分を示す言葉とイタリア語でワインを表すVinoを組み合わせ、このワインを飲む時の“楽しい”、“リラックス”という情緒を表し、思わず“ララン♪”と口ずさむ気分がら名付けられた、爽快な香り立ちと爽やかな酸味、切れの良いスッキリとした後味が特徴的で、白ワイン愛好家に大人気!しかもアルコール度数3%なので、気軽に飲んでいただける大人気ワイン!しかもラベルデザインは色々な業種のパッケージデザインをされており、絵が特長の人気作家!堀川理万子氏が手がけており、まさに大人の絵本の1ページのようなデザイン!パーティーや女子会でも大人気間違いなし!の低アルコール白ワイン!が入荷!

2012/10/25

フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2011

フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
FRONTERA CABERNET SAUVIGNON 2011

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

OKストアで、576円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:少し紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:濡れた犬のような動物香、樹脂、カシス、コショウ、ジビエ
香りの印象:まだ閉じ気味、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い、ドライ
酸味:おだやか、フレッシュ
バランス:軽くて、心地良い
タンニン分:弱め、サラサラした
アルコール度:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
軽めでフルーティながら、しっかりした芯を持っている。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
いわゆるチリカベなんですが、濃厚で重いタイプではなく、軽やかさとフレッシュさを持っているタイプです。

カミさんに感想を聞いたら、「安そうな味がする、480円くらい。ワインになってなくて、ジュースみたい。」という、辛口評価。

確かに若干、フレッシュジュースを混ぜたような生っぽいジュース感がありますね。

味わいはフレッシュなんですが、香りはやや鈍調で重くて、飲んだ時の印象を暗くしてます。

と、ちょっと文句が続きましたが、トータルでの飲み口はスムーズで、万人に好かれそうなタイプだと思います。

今日の晩御飯は、すき焼き味の肉豆腐。

普通に合わせると、ジュースっぽくなります。
七味をかけてからワインに合わせると、ワインが完全に負けます。

試しにからしをつけてみると、何とも不思議な取り合わせですが、意外と悪くありません。
ワインに合わない食事は、何かスパイスをつけてワインに合わせると、案外フィットしたりしますね。

ちなみに、肉の味が良く染みた、豆腐の方が良く合います。
ワインの出番がある、って感じ。
完全に裏方に回らずに、それなりに主張する感じがいいですね。

ご飯に乗せて、牛丼みたいにしても、このワインだと問題ありません。
牛丼にも合うかも。

チリカベですが、意外と和食にも合いそうなタイプです。

焼き鳥のタレに、七味をかけたのなんて、とっても良く合いそう。
血の味の強い、ハツとか砂肝なんて合いそうな気がします。

ワインだけになっても、グラスに手が伸びます。

気軽に飲むにはいいのですが、でもやっぱり、後味の重さが気になる?

ワンコインに近い価格帯の中では安定した品質だと思います。
でも、個人的には、ちょっと面白みがなくて、つまらないかも。
もう少し個性というか、クセが欲しい感じです。

■関連情報(フロンテラ)



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【555均】コンチャ・イ・トロ・フロンテラ・カベルネ・ソーヴィニヨン[2011]年・D.O.セントラル・ヴァレー・コンチャイトロ社(スクリューキャップ)Concha y Toro“FRONTERA”Cabernet Sauvignon [2011] D.O Central Valley

※サイトより引用
チリ辛口ミディアムボディ赤ワインファン大注目!チリ安旨カベルネソーヴィニヨン!チリワイン・カテゴリーで世界NO.1ブランド!!世界で一番売れているワイン!!
アンデスの豊かな大地が育んだフレッシュな味わいが世界中で大人気の「フロンテラ」!!コンテャ・イ・トロ社の8,400haの広大な自社畑から「大地の恵みのうまさ」!!このカベルネ・ソーヴィニヨンは、プラムやチョコレートの芳醇な香りと完熟した果実のフルーティーさが特長の辛口ミディアムボディ赤ワイン!
幅広いお料理に合わせやすい程よい渋味と優しい味わいが魅力!!ビーフ、ポーク、スパイスの効いたシチュー、ひき肉を使ったパスタなどとの相性バッチリ!

2012/10/23

ジャン・リヴァル ブラン NV

ジャン・リヴァル ブラン NV
ジャン・リヴァル ブラン NV
JEAN RIVAL BLANC NV

フランス:vin de la Communauté européenne(EU構成国の複数のブドウを使用)
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明(ヨーロッパの代表品種を使用)

ローソンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱い
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:やや熟成感がある、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:熟した果実、石けん、ケミカル、硫黄、ナッツ、ハーブ、蜂蜜?
香りの印象:熟成感がある、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、酸化した印象
バランス:熟成感とやや厚みがある
苦味:後味に収斂性がある
アルコール:軽めだが、後味にアルコール感が残る
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(やや酸化した)

【評価】
少し厚みのあるボディだが、やや酸化が進んでいて、後味に収斂性が残る

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
これは保管が悪かったのか、ちょっと酸化してますね。
個人的には、飲めないほどでは無いけど、ほとんどの人が失敗した、って感じるレベルだと思います。

最近のワインでは少なくなりましたけど、一昔前(二昔くらいかな)には白ワインって酸化してて当たり前みたいな時代もありましたね。

食事と合わせると、まあ問題無いってレベルかも。

いわゆる、現代的なクリーンでフレッシュな印象では無くて、ちょっと重くて、淀んだ感じです。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。

合わせた瞬間は、ワインの酸が食事を引き立ててくれる感じがあるのですが、ワインの後味が悪いので、食事も一緒に後味が悪くなってしまう感じ。。

ワインの後味の苦味とか酸味を、食事でごまかす?、という合わせ方になってしまいます。

クリームを折り込んだ、クリームデニッシュパンに合わせみると、ワインの足りない部分をサポートしてくれるような合い方です。

ボンゴレパスタよりも、クリームデニッシュの方が合いますね。

少なくともアサリに合わせると、生臭さがグッと強くなります。

ワインだけになってみると、酔っ払ったせいか、最初の酸化した収斂性のある飲み口が変わってきました。
後味がちょっとトロリとした、なめらかな印象。

香りは相変わらずイマイチだけど、明らかに印象が変わってきましたね。
酔っ払ってるせいじゃないと思います。

元々は品質がいいのかもしれませんね。

気が付くと、1人で1本開けてしまいそうな勢い。
なんだかんだで、グラスに手が伸びるワインです。

まあでも、人に勧められるような品質ではないかな。
イマドキのワンコインワインの中では、イマイチですね。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2012/10/21

アルテーノ サリーチェ・サレンティノ・リゼルヴァ 2009 (ブラインドテイスティング:当てる)

アルテーノ サリーチェ・サレンティノ・リゼルヴァ 2009
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)ネグロ・アマーロ(伊:プーリア州:DOCサリーチェ・サレンティーノ:09)\980
(4)テンプラニーリョ100%(スペイン:北部地方:DOリオハ:09)\990
(5)マスカット・ベーリーA(日本:長野産:NV)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少し紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル(小さな気泡がフチに現れる)
外観の印象:若い、やや透明感あり

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:なめし革、硫黄、ドライフラワー、ブラックベリー、鉄サビ、腐葉土
香りの印象:酸化熟成の段階にある、少し枯れた印象

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:やや強め、なめらか
バランス:流れるような、やや厚みあり
タンニン分:緻密、やや弱め
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(プルーンのような)

【評価】
軽めの飲み口だが、濃縮感と少しの熟成感がある

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
深い透明感のある、少し落ち着いた外観。
2009年の2本が候補。

香りは熟成感やドライフルーツのようなイメージがある。
紹興酒をちょっとイメージさせる感じは、サンジョヴェーゼに近い感じ。
そうなるとイタリア?

以前飲んだ時も、ネグロ・アマーロは干しぶどうのような印象があった。

ファーストアタックは軽めで、その後にフワッと厚みが出てくる。
やっぱりプルーンのような加熱されたフルーツみたいな感じ。

これはやっぱり、イタリアっぽい。

ファイナルアンサーで、ネグロ・アマーロ
で、ピンポン

最近よく売ってますが、独特な味わいがありますよね。

【総評】
アルテーノ サリーチェ・サレンティノ・リゼルヴァ 2009
ALTENO SALICE SALENTINO RISERVA 2009

イタリア:プーリア州:DOCサリーチェ・サレンティーノ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ネグロ・アマーロ

イオンで、980円で購入。

干しぶどうのような、プルーンジュースのような、独特な果実感を持ってるワインです。

アタックは、軽めでなめらか、そのあとフワッと独特な干しぶどうのような香りが広がって厚みが出て、後味は、かすかなタンニンとジューシーさでフィニッシュする感じ。

フルーツ感が強くて、ワインだけで楽しめるタイプですね。
逆に食事に合わせにくそう。

いただきもののシュトーレンに合わせてみると、これは良く合いました。
シュトーレンって、ラム酒に漬けたレーズンやナッツが、ワインに合わせやすいんですよね。

晩御飯のメニューは、チキンのソテー。
塩コショウベースのシンプルな味付けです。

そのままだとイマイチでしたが、粗びきのコショウをかけると良く合いました。
軽めの味わいなので、鶏肉くらいが良く合います。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
980円だとお買い得、独特なレムレーズンみたいな感じが悪くない、という評価。

甘みと独特なフルーツ感は食事に合わせにくいかと思いきや、意外と食事に合わせやすそうですね。
口あたりが良くて、ライトな感じがいいのかも。

食事が終わってワインだけになっても、口あたりの良さと、心地良いフルーツ感で、スイスイいけます。
ニューワールドとは違う、穏やかで、上品な、厚みのあるフルーティさがいいですね。

飲み進むと、どんどん美味しくなってくる、とても良いワインだと思います。

2012/10/20

ドメーヌ・デュ・タリケ ロゼ・ド・プレッセ 2010

ドメーヌ・デュ・タリケ ロゼ・ド・プレッセ 2010
ドメーヌ・デュ・タリケ ロゼ・ド・プレッセ 2010
DOMAINE DU TARIQUET ROSE DE PRESSE 2010

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・コート・ド・ガスコーニュ
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー30%、カベルネ・フラン30%、シラー25%、タナ15%

リカーランドトップで、950円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し黒みがかった、色味の強いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃いめ
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きの良い

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:薬草のようなハーブ香、シロップ、青草香、スパイス、赤い果実
香りの印象:南仏らしい個性的な香り

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:しなやか、爽やか
バランス:ドライな、やや頼りない?
タンニン分:かすかに感じる
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めの飲み口ながら、芯の強さを感じる

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
このワイン2度目です。

前回のレポートはこちら
ドメーヌ・デュ・タリケ ロゼ・ド・プレッセ 2008

香りはガリーグのような香木をイメージさせる、スパイシーな印象。
飲み口は、やや軽めながら、アルコールは強めです。

ほんのり甘みもあるが、アルコールが強いのでフィニッシュは辛いですね。

香り、味わいともに、和食にはまったく合いそうにありません。

ワインだけだと、フルーティさが無くて辛いので、ちょっとつまらない感じ。
後味に炭酸の印象も残って、ペリエを飲んだ後のような感じ、でしょうか。

合わせる料理によっては、ものすごく良くなりそうだけど、残念ながら今日の晩御飯は、おでん。

大根とか玉子とか練り物はさすがに合いません。
でも、牛すじにカラシをつけて合わせると、ちょっと合いました。

カラシのスパイシーさが、つなぎになるみたいですね。

このロゼ、スパイシーだけど、和食でも、焼き鳥に七味とか、スパイスを加える事で合いそうな気がします。
焼き鳥とか、ものによっては素敵なマリアージュが生まれるかも。

食事が終わって、ワインだけになったら、最初の印象とちょっと変わってきました。
ちょっとフルーティな、チャーミング感が出てきましたね。

後味の辛さが弱まってきて、甘みが最後まで続く感じになりました。
穏やかで、優しい感じです。

そんなに華やかなタイプではありませんが、しっかりしててチャーミング。
よく見ると可愛らしい、真面目な生徒会長って感じ??

香りは、特徴があって、面白いですね。

ちょっと強めでドライな印象なので、チビチビ飲む感じですが、ちょっと食事があると、グッとペースが上がります。
自家製のウインナーパンにとても良く合いました。

強めで辛めのロゼですね。
品質は良いと思うので、食事と一緒に楽しむタイプだと思います。

1000円弱だったらお買い得ではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ドメーヌ・デュ・タリケVdPコート・ド・ガスコーニュ“ロゼ・ド・プレッセ”[2010]

※サイトより引用
ロバート・パーカーJr.が「世界で最もお買得」と絶賛したマージュを産み出した生産者がこのドメーヌ・デュ・タリケです。
ドメーヌ・デュ・タリケのワインが最上級だと賞賛を受け続けている理由は、 ワインメーカーのイヴ・グラッサによるところが大きいでしょう。今でこそ世界的に知られている彼は、 25年前から終始一貫してフレッシュ&フルーティーでエレガントな白ワインを追い求め、 まず従来のワイン造りの常識を打ち破ることからスタートしました。
彼はガスコーニュにシャルドネ、ソーヴィニヨン、シュナンといった、ファッショナブルではあるものの、当時はこの土地には向かないとされていたブドウを植え付けました。さらに、今までその相性の悪さから「まぜるな危険」とされていたブレンド… 例えばシャルドネとソーヴィニヨン、シュナンとシャルドネといった、技術的に難しいブレンドを成功させました。
こうして、イヴ・グラッサは真に際立った品質の白ワインを生産するための挑戦をし続け、1987年には遂に“ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー”に選出されました! 今では「大勢の賢明な輸入業者が、キレがあり、フルーティーで美味しく、軽い辛口白ワインを求めてコート・デュ・ガスコーニュに通っている」と ロバート・パーカーJr.からも評され、世界中から注目を集めています。

マンズワイン 山梨甲州 白 NV (ブラインドテイスティング:当てる)

マンズワイン 山梨甲州 白 NV
(1)ソーヴィニヨン・ブラン100%(仏:ロワール地方:AOCサンセール:10)\1480
(2)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(3)甲州(日本:山梨:NV)\980
(4)ガルガネーガ(伊:ヴェネト州:IGTプロヴィンチャ・ディ・ヴェローナ:11)\890
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱い
色調:ほぼ無色
濃淡:淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、無色のグレー

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:グレープフルーツ、レモン、酵母、白い花
香りの印象:控えめな、上品

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:フレッシュ、スムーズ
バランス:スリム、溌剌とした
苦味:ほぼ無い
アルコール:やや強く後味に残る
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(柑橘系)

【評価】
シンプルでライト。カジュアルに楽しむ。

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【判定】
ほとんど色が着いていない、無色のグレー。
日本酒より水に近いくらい。
こんな外観のワインは甲州以外には無い。

香りは、弱く、ほんのり柑橘系。
甲州独特な酵母感みたいなものがある。

味わいは、ライトでスッキリ。
でも後味にアルコール感とエグ味が残る。
こんなに軽いワインも甲州以外には無い。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン

これはそうとう軽いですね。

【総評】
マンズワイン 山梨甲州 白 NV
Manns Wines Yamanashi Koshu NV

日本:山梨県
アルコール度:11%
ブドウ品種:山梨県産甲州種100%

リカーランドトップで、980円で購入。

外観も、香りも、味わいも、超ライト。

イマドキの甲州で、スッキリと飲みやすい、クリーンなタイプです。
でも、後味にカルピスのようなエグ味が残るのが、ちょっと気になります。

この軽さは、食事の邪魔はしないだろうけど、料理を引き立てるような事も無いのでは?って感じ。

今日の晩御飯は、おでん。
このワイン、ちょうど良く合いました。

焼酎とか日本酒と違って、酸味を加えてくれるような合い方ですね。
軽くて主張しないので、料理の裏方に回ってくれます。

カラシをつけすぎると、完全にワインが負けてしまいますが、おでんに甲州は「アリ」ですね。
この取り合わせはなかなか良い感じ。

大根でも練り物でも、たまごでも、何でも大丈夫みたい。

ビールや焼酎もいいですが、おでんに甲州、もオススメです。

食事が終わってワインだけになったら、さすがに軽すぎて、つまらなくなってきました。
ワインだけで完結してるタイプじゃないんですね。

最初に感じた、浮いたアルコール感も落ち着いてきましたが、フルーツ感も弱めで、スリムで素っ気ない感じなので、何か食べ物が欲しくなります。

食事には合わせやすいので、1000円を切る甲州としては、良いのではないでしょうか。

2012/10/18

トゥール・ドリゾン 赤 NV

トゥール・ドリゾン 赤 NV
トゥール・ドリゾン 赤 NV
TOUR d'HORIZON RED NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:不明

デリドで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ニュートラルなルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着きがある、よく熟した

【香り】
豊かさ:やや強め(鼻を突く感じ)
特徴:硫黄、エーテル香、なめし革、血液、フローラル、ブルーベリージャム
香りの印象:やや鼻を突く感じ

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか弱め
酸味:強め、フレッシュ
バランス:軽めながら、心が強い
タンニン分:突出した強さ、収斂性がある
アルコール度:やや強く感じる
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ミディアムボディだが、芯の強さやしっかりした渋みがある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
最初の口あたりは軽く感じるのですが、アルコール感の強さとか、後味の強い渋みで、フルボディの印象があります。

アルコールがちょっと浮いた感じとか、全体的にバランスは良くないのですが、個人的にはきらいじゃないタイプですね。

今日の晩御飯は、スーパーで買った、親子チキンサンド。

レタスや玉子が入っているので、赤ワインにはちょっと合わないメニューですが、このワイン、タンニンが強めなので、さらに合いません。

もう一つ、ロージュネンブロードというレーズンたっぷりパンに合わせてみると、レーズンにうまく丸め込まれる感じですが、でも最終的にはフィットしません。

このワイン安いですが、、肉汁たっぷりの、しっかりした肉を要求してきますね。

ワンコインワインとしては、主張のある、しっかりしたタイプみたいです。

マカダミアナッツチョコレートに合わせると、ワインが完全に裏にまわりますが、まあ悪くない感じ。
ちょっと上質なスイーツを食べてる感じ?

ワインだけだとちょっと辛くて重さがあるので、食べ物が欲しくなるタイプですね。
しっかり肉の重いやつ。

一般的には飲みにくいタイプだけど思いますが、ワインらしさがしっかりあって、個人的には好きかも。

2012/10/16

フロンテラ シャルドネ NV (2012年リニューアル)

フロンテラ シャルドネ NV
フロンテラ シャルドネ NV
FRONTERA CHARDONNAY NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

OKストアで、576円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかったイエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、酵母、白い花、白桃、ハーブ、イースト香
香りの印象:控えめな、閉じている?

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:爽やか、なめらか
バランス:まろやか、ふくよか
苦味:穏やか
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
カジュアルなまとまりだが、ボリューム感がある。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
いままでも何度も飲んだことのある、安定感のあるフロンテラのシャルドネ。
パッケージが変わってリニューアルしたようなので、また飲んでみました。

いままでの印象よりは、やや荒さがあって、アルコールが浮いた印象がありますね。
香りもイマイチ弱めなんですよね。
ただ、人工的な感じはなく、素直な印象です。

カミさんに感想を聞いたら、「このワイン美味しくない、680円。」という評価。
ブドウの種のような、あと味のエグ味が嫌い、という感想。

今日の晩御飯は、自家製餃子と、サンマの煮物。

餃子には、ビールみたいな感じで良く合います。

サンマの煮物は、お酢が入ってて、ちょっと酸味があるタイプで、ワインにも合うかな、と思いましたが、やっぱり、生臭くなりますね。

揚げ物とか、鶏のグリルくらいには、よく合いそうです。

それにしても、今回ラベルがリニューアルしたフロンテラですが、以前とちょっと印象が違います。

懐の深さというか、ゆとりみたいなものが無くなって、ちょっとキツメの、当たりの強い印象。
果実感が減って、ドライで辛くて強い感じです。

いままでのフロンテラはフルーツ感が強くて、気分が上がるタイプでしたが、今回は飲んでてあまり幸せ感がない?

酸味がやや立ってて、アルコールもちょっと浮いた感じ。

品質は安定していて、安心感のあるワインだと思いますが、期待してた分、今回ちょっとイマイチ感があります。
フロンテラのおおらかさが無くなっているというか。

まあ、文句を言いながらも、カミさんと二人で、平日に1本開けてしまったので、品質は良いんでしょうね~。

■関連情報(フロンテラ)



■楽天ショップへのリンク

コンチャ イ トロ フロンテラ シャルドネ

※サイトから引用
フレッシュで爽やかな酸味と、完熟した果実から生まれるほんのり感じる優しい甘みが、このワインに様々な表情を与えます。
グレープフルーツやリンゴのようなみずみずしい味わい。価格に対するクオリティとしてはパーフェクトといえる、カジュアルな白ワインです。

2012/10/14

ラ・カーヴ・ドギュスタン・フローレン モルゴン 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ラ・カーヴ・ドギュスタン・フローレン モルゴン 2010
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)ネグロ・アマーロ(伊:プーリア州:DOCサリーチェ・サレンティーノ:09)\980
(4)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCモルゴン:10)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した、やや透明感あり

【香り】
豊かさ:それほど強くない
特徴:赤い果実、フローラル、なめし革、ミネラル、硫黄、プルーンのような加熱した果実
香りの印象:控えめな、上品な印象

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:フレッシュ、おだやか
バランス:軽めで心地良い
タンニン分:強さがある、緻密な印象
アルコール度:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ライトで上品なまとまり

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
底がうっすら見えるくらいの透明感は、イタリアかガメイが候補。

香りは弱めで品種の特定が難しいが、焦がした飴のような印象や、赤い果実の印象がガメイっぽい。
ただ、イタリアも外せない。

味わいは、ライトで上品なイメージ。
タンニンがやや強く、後味を締めている感じがどちらかというとフランスっぽい印象。

クリュ・デュ・ボージョレは何回かしか飲んだことはないが、印象は近いかな。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ピンポン

カジュアルだけど、クリュ・デュ・ボージョレらしさもありますね。

【総評】
ラ・カーヴ・ドギュスタン・フローレン モルゴン 2010
La Cave d'Augustin Florent Morgon 2010

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCモルゴン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

イオンで、980円で購入。

カミさんに、ボージョレのワンランク上と伝えて価格感を聞いたら、1980円。
980円と伝えたら、まあお得感あり、との返答。
味わいは、可もなく不可もなくって事らしいです。

確かに、軽めのまとまりなので、第一印象でグッと掴むものはありません。
まあ、良く出来てるかな、くらいの感じ。

軽めのワインが嫌いな人はダメそうな感じで、ややそっけない印象があります。

こちらから、良いところを探しにいってあげないとダメなタイプ。

ただ、価格を考えると、気軽に普段の食事に合わせやすそうです。

今日の晩御飯は、チキンソテーとミネストローネ。
和風のステーキソースでちょうど合うかなと思っていたら、カミさんが失敗して、塩辛くて合いませんでした。

ミネストローネスープは粉チーズを振るととても良く合いました。

軽めで、香りも主張が少ないので、家庭料理には合わせやすそうなタイプです。

食事が終わってワインだけになっても、スーッと入ってくる感じがいいですね。
少しヒンヤリした、クールな飲み口がいいんですね。

香りはもともと弱かったものが、時間とともに、どんどん弱くなってきました。

メリハリのある、しっかり濃いワインが好き、って人にはまったく勧められませんが、ちょっとイジイジした内向的なワインも嫌いじゃない、という人はオススメですね。
(褒めてないかも・・)

■モルゴンの特徴
フランスAOCワイン事典より

AOCモルゴンはボージョレの赤ワインの中でも特級と見なされるクリュ・デュ・ボージョレに格付けされた10の生産地区の1つ。
ヴィリエ・モルゴン村に広がり、生産面積は1108ヘクタール、AOCブルイィに次いで2番めに大きい。
長期熟成のポテンシャルを備えた力強くコクのある芳醇な赤ワインが生産される。
特にテロワールが優れた7区画、Grand Cras、Les Charmes、Cote du Py、Corcelette、Les Micouds、Douby、Javerniereはモルゴンの呼称の後に併記できる。
深みのある紫紅色またはきらめくあざやかなルビー色で、チェリー、赤桃、アンズ、プラムなどの核果実の香りがする。熟成させると木イチゴやキルシュの香りが現れ、森の腐葉土の香りを伴う。
豊かで肉づきがよくストラクチャーがあり、複雑で力強い。
熟成すると有名な「ロッシュ・プーリー(風化した岩)」の土壌と密接に結びついた「モルゴンヌ」といわれる、ブルゴーニュワインを想起させる味わいが現れる。
畑は、南東に面し、ピ山を中心に標高250~500m、主体は350mに広がる。
風化した第一紀古生代の下層土、テール・プーリー(風化した土壌)と呼ばれる、粘土を含む花崗岩質砂土の上に植えられている。表土は、黄土を赤く染める酸化鉄とマンガンを多く含んだ黄鉄鉱片岩が風化したもろい岩、および、粘土を含む変成岩からなる。ロッシュ・プーリーと呼ばれるのは、風化の進んだ片岩とたいへん古い青緑の溶岩である。
ブドウ品種は、ガメイ。シャルドネ、アリゴテ、ムロンも13%まで認められるが、実際にはガメイ100%で造られる。


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2012/10/13

ドメーヌ・ラ・テシエル 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ドメーヌ・ラ・テシエル 2011
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)シラー、グルナッシュ、カリニャン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:11)\980
(4)ネグロ・アマーロ(伊:プーリア州:DOCサリーチェ・サレンティーノ:09)\980
(5)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCモルゴン:10)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、やや明るさのあるルビー
濃淡:やや濃い(透明感がある)
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、やや明るめ

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:キャンディ、カラメル、炭酸の印象、赤い果実、タバコの葉、スパイス
香りの印象:マセラシオン・カルボニックの印象、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、フレッシュ
バランス:ライトで、心地良い
タンニン分:緻密だが、後味に強く残る
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ライトながら、しっかりとした芯を持っている印象。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて、底までしっかり見える透明感。
この中ではガメイ。

香りは、キャンディとマセラシオン・カルボニックで、完全にボージョレ。

味わいは、軽めながら、しっかりした酸味や渋みがある。
いかにもボージョレ。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ブー

あれれ?コート・デュ・ローヌ??

【総評】
ドメーヌ・ラ・テシエル 2011
DOMAINE DE LA TEYSSIERE 2011

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー、グルナッシュ、カリニャン

イオンで、980円で購入。

こんなにボージョレっぽいコート・デュ・ローヌは初めてですね。
瓶詰め間違ってない?ってくらいボージョレっぽい。

マセラシオン・カルボニック特有の、焦がした飴のような印象があるのですが、実際にこのワインで採用されているかどうかは不明です。

今日の晩御飯は、ハヤシライス。
このワインはちょうど良く合いました。

カレーだったら負けてたかもしれませんが、デミグラスソースくらいの濃さに合うみたい。

ただちょっと、ワインの苦味が立ってくる印象がありました。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
軽いけど、バランスが良くて、飲みやすい、香りが華やかという評価。

カミさんは、最後まで割と良い、という評価だったのですが、私はずっとイマイチ感が抜けません。

グラスに入れて時間が経つと、青っぽい感じが強くなります。
ボージョレ・ヌーボーのような、ワインになりかけ、みたいな印象も抜けません。

個人的にはあまり好きなタイプじゃないですね~。

モンスーン・ヴァレー 白 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

モンスーン・ヴァレー 白 2011
(1)ソーヴィニヨン・ブラン100%(仏:ロワール地方:AOCサンセール:10)\1480
(2)マラガ・ブラン、コロンバール、シュナン・ブラン(タイ:サムットサコン県:サイアムワイナリー:11)\1300
(3)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660
(5)シャルドネ(チリ:地理的表示無し:NV)\576

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかったイエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、艶のある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:グレープフルーツ、すいか?きゅうり?、醗酵香、ヴェジェタル、酵母、ナッツ
香りの印象:控えめな、個性的な香り

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:まろやか、爽やか
バランス:軽めで、中辛口、ややふっくら
苦味:穏やか
アルコール:軽め
余韻:短い

【フレーヴァー】
独特な、野菜っぽい香り

【評価】
残糖をやや多めに感じる、中辛口。軽めで個性的なバランス。

【供出温度】
8-11度、7度以下

【グラス】
小ぶり

【判定】
若々しく、艶のある、輝きの強い外観。
やや高そうな、ソーヴィニヨン・ブランなどか。

香りは外観に反して弱め。
しかも独特なバランス。
きゅうりのような野菜香がある。
ちょっとオリエンタルな感じ?
というかタイっぽい?

味わいは残糖を感じる、中辛口。
やや甘口くらいかも。
この中で可能性があるのは、やはりタイ。

タイは行ったことあるけど、なんでも甘い。

ファイナルアンサーで、マラガ・ブラン、コロンバール、シュナン・ブラン
で、ピンポン

なんだか、タイの香りがします。

【総評】
モンスーン・ヴァレー 白 2011
MONSOON VALLEY BLENDED WHITE 2011

タイ:サムットサコン県:サイアムワイナリー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マラガ・ブラン、コロンバール、シュナン・ブラン

イオンで、1300円で購入。

ワインとしては、もう一声って感じですが、個性があって面白いですね。

私がタイに行った時には、ワインも甘口が好まれてて、輸入のフランスワインも甘口でした。
モン・ジョリ 白 NV(タイで買ったフランスワイン)

このワインも、いかにもタイっぽい味わいです。
トムヤムクンに良く合いそう。

今日の晩御飯はハヤシライス。
問題なく合いましたが、付け合わせのサラダ、特にキュウリに良く合いました。

ちょっと生っぽい香りがあるのですが、これが意外といろいろな料理との接点になっているかも。

あと、ほんのりした甘口も食事に合わせやすいです。

甘めのワインって、ワインだけになると、だんだん飽きてくるのですが、そこが1つ評価のポイントでしょうか。

カミさんに価格感を聞いたら、680円。
1300円と伝えたら、それは高い、でもまあ、そんなに悪くはない、という感想。

ちょっと青い感じの香りが、意外といろいろなおつまみに良く合って、おつまみのアボカドを乗せたクラッカーにも良く合いました。

香りは最後までイマイチ。
なんだか、傷んだ果実が入っているようなイメージが少しありますね。
う~ん、これは香りに敏感な人には勧められないかも。

ただ、全体的には悪くありません。
ロットによる品質の差とかもあるかもしれません。

珍しいタイのワインだし、東南アジアで初めてパーカーポイントがついたとか話題性は十分なので、試してみると面白いと思います。

■楽天ショップへのリンク

モンスーンバレー 白

※サイトより引用
ワイン作りをするのは北緯30~50度という定説があるなかで、タイのワイナリーは緯度15度前後に位置します。タイワインはこの限界ラインを超えるワイン=New Latitude Wines(新緯度帯ワイン)として近年注目されているタイ産のワイン。
本格的にタイでワイン造りが始まったのは1990年代とまだそれほど長い歴史はありませんが、2003年のAPECバンコク首脳会合の晩餐会でタイ産ワインが提供され、スパイシーな料理に合うワインとして話題になりました。
土着品種マラガブラン主体のコロンバードとのブレンドワインとなっております。ラベルのデザインは世界的に活躍するタイ人デザイナーが手がけ、豊作、繁栄の象徴でモンスーンを司る蛇神ナーガをモチーフにしています。
緑がかった輝きのある黄色で、メロン、ミネラル、レモングラスなどのエキゾチックな香り。爽快感やトロピカルフルーツのニュアンスを持ち合わせるライトボディの白ワインです。シーフード料理と相性抜群で、タイ料理、エスニック料理、和食とよく合います。
パーカーポイント86点獲得!!

2012/10/12

セニョリーオ・デ・パニッサ ブランコ 2011

セニョリーオ・デ・パニッサ ブランコ 2011
(1)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660
(3)シャルドネ(チリ:地理的表示無し:NV)\576
(4)マカベオ100%(スペイン:DOカリニェーナ:11)\314

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかったイエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、強さがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:熟したバナナ、パイナップル、とにかく強い果実香で他の香りがあまりない
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:シャープな、キツめ
バランス:ギクシャクしてトゲトゲしい
苦味:後味に強めに残る
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(人工的)

【評価】
強さがあるが、バランスが悪く、飲み口も悪い

【供出温度】
8-11度

【グラス】
小ぶり

【判定】
輝きが強めの外観からはシャルドネが候補。

香りは、とにかくバナナ。
香料が入ってるような、強いバナナ香。
品種の特定は難しい。

味わいは、強めで、荒い。
ギクシャクした味わいで、低価格な印象。

チリのシャルドネとソーヴィニヨン・ブランは多分違うので、マカベオか、ペイ・ドックが怪しい。

非常に強さのある外観なので、314円のワインでは無さそう、となると1050円のペイ・ドック。
でも全体のバランスの悪さは、ワンコインのレベル。

ワインとしてどうなの?という感じなので、これは一番安いやつかな。

ファイナルアンサーで、マカベオ
で、ピンポン

マカベオらしさは、ほとんど感じないような・・

【総評】
セニョリーオ・デ・パニッサ ブランコ 2011
SENORIO DE PANIZA BLANCO 2011

スペイン:DOカリニェーナ
アルコール度:12%
ブドウ品種:マカベオ100%

OKストアで、314円で購入。

マカベオは、マスカットやオレンジの香りのアロマティック品種、というのがいままでのイメージ。
今回もまさにアロマティックなのですが、香りは熟したバナナです。

あまりにバナナ過ぎて、香料でも入ってるのでは、って感じ。

ただ、時間が経つと、香りも落ち着いてきて、穏やかな優しい果実香になってきました。
味わいも、弱めながら、しっとりしてきたような。

最初の印象があまりに荒っぽかったので、どうなることかと思っていましたが、だんだん良くなってきましたね。

でも、ボトルからグラスに注ぐと、やっぱりアルコールが立ってて、荒っぽい。
アルコール度12%なのに、やたらアルコール感が強い感じです。

今日の晩御飯はエビシュウマイ。
自家製の、野菜たっぷりタイプ。

そこそこ良く合いました。

カミさんに価格感を聞いたら、780円と、意外と高評価。

いろいろ気になる点はあるものの、この価格ならまあ、我慢できるレベルかも、って感じでしょうか。

2012/10/11

サンティアゴ カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2回目)

サンティアゴ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
サンティアゴ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
SANTIAGO CABERNET SAUVIGNON NV

チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、428円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した、やや透明感あり

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:茎っぽいグリーン香、ブルーベリージャム、たばこの葉、ヴェジェタル、ややフローラル
香りの印象:青っぽい印象が強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライだがアルコールのボリューム感はある
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:ミディアムボディだが、アルコールが突出した印象
タンニン分:なめらか、弱め
アルコール度:やや強い
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー(グリーン系)

【評価】
軽めながら、アルコールは強く、全体のバランスがイマイチ。

【供出温度】
11-14度(温度低めの方がアラが隠せそう)

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
全体的にギクシャクした、バランスの悪い感じ。
後味にもベタッとしたワックスのようなエグ味が残ります。

舌の表面が麻痺するような、何だか変な要素がありますね。

香りは、とにかく青臭く、とても粗雑な印象。

第一印象は、今どきの398円クラスのワインの中でも、かなり悪い方ですね。

カミさんに感想を聞いたら、「ぬるいし、生っぽい。498円。」
赤ワインとしてはそんなに温度が高いわけでは無かったのですが、確かに、何だか「ぬるい」という印象をうけてしまいますね。
メリハリがないというか。

今日の晩御飯は鶏肉とポテトのカレー炒め。
パワーバランスは、ちょうど良い感じ。

このワイン、食事があった方が飲みやすくなります。

鶏肉よりもポテトの方が良く合いますね。
表面がカリッと揚がっているので、油脂分が鶏肉よりも多いからかも。
それと、ジャガイモの甘みにワインの甘みがフィットします。

このワイン、飲み進むと、ちょっと甘い感じが強くなります。
生っぽいジュースのような印象でしょうか。

第一印象はさんざんでしたが、食事と合わせると、意外と飲めますね。

冷やしてみたら、温度低めの方が飲みやすいみたいです。
マイナス要因もうまく隠れるみたい。

そういう点では、冷やしてクイーっと飲むタイプなのかも?

飲み進むと何だか良くなってきました。

398円クラスのワインの品揃えも良くなっている中、まあ気になるところは多いけど、この価格ならギリギリセーフかな。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2012/10/07

ブルゴーニュ エピヌイユ 2003 ジャン・クロード・ミショー (ブラインドテイスティング:外す)

ブルゴーニュ エピヌイユ 2003 ジャン・クロード・ミショー
(1)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・エピヌイユ:03)\2580
(2)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(3)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(4)シラー、グルナッシュ、カリニャン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:11)\980
(5)ネグロ・アマーロ(伊:プーリア州:DOCサリーチェ・サレンティーノ:09)\980
(6)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCモルゴン:10)\980

の6本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:熟成感がある、濃いながら深い透明階がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:血液、なめし革、ブラックチェリー、ドライフルーツ、ミネラル、硫黄、ヴェジェタル
香りの印象:弱め、やや閉じている?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:フレッシュで、やや強め
バランス:ライトで細身
タンニン分:突出した強さで、後味に強く残る
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(スリムな)

【評価】
ライトで、スレンダー。 やや頼りない感じ。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
やや熟成感があって、深い透明感。
これは2003年、ブルゴーニュの可能性あり。

香りは弱め。
少しケミカルな印象とスパイシーさがあって、果実感は少ない。
なめし革の印象はちょっとピノ・ノワールっぽいが、弱々しくて、これは低価格な印象。

飲み口もライト。
深みがなく、細身。
余韻もとても短い。
イタリア、ネグロ・アマーロかガメイあたりだが、ちょっとオレンジっぽい独特の色調は熟成というよりは品種固有の色かも。

ファイナルアンサーで、ネグロ・アマーロ
で、ブー

なんと、2003年ブルゴーニュ。。

【総評】
ブルゴーニュ エピヌイユ 2003 ジャン・クロード・ミショー
Bourgogne Rouge Epineuil 2003 Jean Claude Michaut

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

町田の蔵家さんで、2580円で購入。

我が家的には、2580円は高級ワイン。
期待していた1本でしたが、第一印象は大ハズレ。

でも9年寝てたワインなので、これから開いてくるかも。

いっそデキャンタージュしてみようか、などと考えてみるけど、もう少し様子をみてみます。

グラスに入れて、だいぶ時間が経っても、あまり良くなってきません。

カミさんに、2003年ブルゴーニュだけど、いくらだと思う?と聞いたら、1480円。
確かに飲んだ印象は、2000円を超えるような感じじゃないんですよね。

ちょっと冷やしてみたら、飲みやすくなったけど、さらにカジュアルな印象に。

ライトで、嫌味の無い飲み口なので、スイスイ飲んであっという間に無くなってしまいそうなので、我慢して、ちょっとづつ飲んでます。

あー、でも何だか、フランクな気さくな印象でも、体にすーっと馴染んでくるような感じは、安いワインにはなかなか無い良さですね。

今日の晩御飯は、ロールキャベツ。
9年熟成のブルゴーニュにはちょっともったいないメニューです。

でもこのワインは、軽めなのと、主張が少ないのもあって、とても良く合いました。
チーズをふったりするとさらに良く合います。

なんだかもったいないと思いながらも、良い感じで合います。

飲み進んでみると、このワインは相当いいですね。

とても軽くて、香りも弱いので、価格に期待するパワーとかボリューム感とかはありませんが、軽くて上質な、熟成したブルゴーニュを飲みたい時にはベストかも。

9年経ってますけど、まだまだ若々しい感じです。

時間とともに、軽くて優しい、上質な味わいになってきましたね。
後味もとってもいい。

カミさんも、ちょっと高いけど、このワインは美味しい、と言ってました。

予算に余裕があれば、また飲んでみたいと思わせるワインです。

■ブルゴーニュ・エピヌイユの特徴
フランスAOCワイン事典より

エピヌイユ村は、シャブリ村の東、トネールという町を中心とする、トネロワ地区に位置する小村。
中世から修道院によってワイン生産が行われ、ヨンヌ川を利用して水路でパリに運ばれた。
アンリ4世が好んだというこのワインは、当時「トネール・ワイン」と呼ばれていた。
フィロキセラで壊滅したが、1970年の終り頃に再生の運動が起こり、1993年にブルゴーニュ・エピヌイユという呼称で、AOCに認定された。
エピヌイユはロゼにより名声を得ている。ピノ・ノワール種とピノ・グリ種で、しなやかで生き生きとし、溌剌さを発揮しつつ品が良い。
同じ村で、ブルゴーニュ・トネールというAOC(AOP)の白ワインも造られる。
赤は、木イチゴ、チェリー、赤スグリなどの赤い果実、桑の実、ブルーベリーやカシスなどの黒い果実の香りで構成される。
胡椒の香りを伴い、軽くなめらか、タンニンの構成は心地よく、ビロードのようでバランスに優れ、肉づきがよい。燻した香りを感じることもある。
赤のブドウ品種は、ピノ・ノワール、セザール、トレッソ。15%以下で、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、シャルドネが使用できる。
土壌はシャブリ地区に良く似ていて、白い小石で満ちた、中生代ジュラ紀後期のキンメリッジアンの石灰質、またはオックスフォーディアンの粘土石灰岩に覆われている。


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ジャン・クロード・ミショー ブルゴーニュ・ルージュ エピヌイユ [2003]

※サイトより引用
ジャン・クロード・ミショーはフィロキセラで全滅した畑を見事開拓・再生した、まさにエピヌイユ生みの親とも言える存在。
ミショーのワイン造りの哲学は、「セカンドアロマまで発展した、ピノ・ノワール本来の実力を引き出したワインを造りたい!」というもの。樽とタンクを使い、ACブルゴーニュでは異例である、一年半以上もの間ワインを熟成させ、さらにさらに、数ヶ月間、瓶熟させなければ出荷はしないというこだわりよう!!
香りは華やかな香りの中に複雑な香りも潜み、飲み手をそそります。ラズベリー、チェリーのチャーミングな印象からすぐに革や土、ジビエなどの複雑な印象へと変わっていき、余韻がとても楽しめる仕上がりとなっています。

2012/10/06

ジャン・ド・モバスティ カベルネ・ダンジュー 2010

ジャン・ド・モバスティ カベルネ・ダンジュー 2010
ジャン・ド・モバスティ カベルネ・ダンジュー 2010
JEAN DE MAUBASTIT CABERNET D'ANJOU 2010

フランス:ロワール地方:AOCカベルネ・ダンジュー
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン(品種不明)

イオンで、1480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:暗いサーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては濃いめ
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きの良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カラメル、野いちご、チェリー、少し薬箱、少しヴェジェタル
香りの印象:第1アロマが強い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ まろやか
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:心地良い、ふんわりしている
タンニン分:ほとんど無い
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ほんのり甘口で軽めだが、とてもバランスが良い

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
以前、スーパーで買ったロゼ・ダンジュの甘みがイマイチで、それ以来、アンジュのロゼは買ってなかったのですが、このロゼはラベルデザインが良くて、ジャケ買い。

やっぱり、甘めの飲み口なのですが、とても上品で、心地良いバランスです。
後味に、ベタベタした甘みが残りませんね。

なんだか、幸せを感じるロゼですね。
とても穏やかな気持になります。

ほんのりとした甘みは、良い方に作用すると、とてもリラックスできる味わいになりますよね。

ただ甘めのワインって、飲み進んだ時に飽きてきやすいので、そこがポイントになりそうです。

少し飲み進んでも、優しい、穏やかな飲み口は変わりません。
印象はほとんど変わりませんが、それほど飲み飽きてくる感じでもない。

アルコール度が低くて軽めで、ほんのり甘いので、気が付くとグビッと飲んでますね。
これは結構危険なタイプかも。

今日の晩御飯は海鮮丼。

刺身を少し、イタリアンドレッシングで、カルパッチョ風にしてみました。

このワイン、ふわっと包み込むような懐の深さがあるので、カルパッチョにともよく馴染んで、さらに広がっていくような合い方をしますね。
マスタードを加えるととても馴染みが良くなります。

ピスタチオやクルミ、ビーフジャーキーなんかも、何となく丸め込んでしまいます。

穏やかで上品なまとまりだけど、意外とやり手、みたいな。

クルミはワインに合わせにくいナッツですが、油脂分とうまく馴染んで、渋みを甘さが丸め込む、みたいな絶妙な合い方をします。

ピスタチオも青臭さが広がらず、ふわっと丸め込んでしまいます。

このワイン実はすごいやつかも。

甘いワイン嫌いなカミさんも結構飲んでて、意外と美味しい、という評価。

辛口のワインしか飲まない人にはオススメしませんが、ワインのいろいろなバリエーションを楽しみたい人とか、女子会には、このワインいいと思います。

■カベルネ・ダンジューの特徴
フランスAOCワイン事典より

アンジューは「花と芸術の都」と謳われたアンジェ市を中心として、メーヌ・エ・ロワール、ドゥー・セーヴル、ヴィエンヌ、サルト、アンドル・エ・ロワールの各県にまたがる地域。
アンジューのAOC(AOP)は、アンジュー、アンジュー・ガメ、アンジュー・ムスー、アンジュー・フィーヌ・ビュル、ロゼ・ダンジュー、カベルネ・ダンジューがある。
ロゼ・ダンジューはグロロー種を主に使った甘口のロゼワイン。カベルネ・ダンジューはカベルネ・フラン種やカベルネ・ソーヴィニヨン種を使用した、半甘口、甘口のロゼワイン。
外観は済んで輝きがあり、サーモン・ピンクやオニオンスキン色を帯びた木イチゴ色。
イチゴやスグリなどの小さな赤い果実やミントの香りがし、白胡椒のニュアンスもある。
味わいは円く心地よくフルーティ。バランスのとれた甘口で、後味が爽やかである。
カベルネ・ダンジューの方が、ロゼ・ダンジューよりも芳香高く、柔らかいといわれる。


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プイィ・フュイッセ 2008 ルイ・ジャド

プイィ・フュイッセ 2008 ルイ・ジャド
プイィ・フュイッセ 2008 ルイ・ジャド
Pouilly-Fuisse 2008 Louis Jadot

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCプイィ・フュイッセ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ100%

リカーランドトップで、3900円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:オレンジがかったイエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し熟成感がある、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、ヴァニラ、ナッツ、モモ、バナナ、スモーク、白い花、ミントのようなハーブ
香りの印象:木樽の印象、濃縮感のある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:シャープな、豊かな
バランス:厚みのある、溌剌とした
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:ヴォリュームのある
余韻:長い

【フレーヴァー】
フルーティ、ミネラル感のある

【評価】
濃縮し、力強い

【供出温度】
8-11度

【グラス】
中庸

【総評】
半年以上開かずに、うちでずっと眠っていた、ルイ・ジャドのプイィ・フュイッセ。

ハズレだったらどうしようと、ドキドキして開けましたが、第一印象は、さすが、って感じ。

ベースはしっかりしていて、それでいてチャーミングな果実感と軽やかさがあって、余韻に深みが残ります。

香りはやや樽香の印象が強めなのが気になりますが、時間をかけてゆっくり味わいたいと思います。

グラスに入れて時間が経つと、どんどん樽香が強くなってきました。
う~ん、ちょっと強すぎる樽香。これは我が家的には苦手なタイプかも。

今日の晩御飯は海鮮丼。

そのままでは合わないので、刺身を少しイタリアンドレッシングで、カルパッチョ風にしてみました。
マスタードや粗挽きコショウを足してスパイシーさを出すと、このワインにとても良く合います。

お刺身の時は、イタリアンドレッシングのカルパッチョは手軽に出来てなかなか良いかも。

生の魚は、生臭さとワインとの戦いになりますが、このワインは強いので、当たりでは負けません。
さらにスパイスを加える事で、ワインにしっくりと馴染みますね。

このワイン、とてもしっかりしてて、安定感があります。

ピスタチオに合わせると、深みがグッと増して、ピスタチオの料理ソースになってしまったみたい。
深みと広がりが、さすがに高級ワイン?

ドライフルーツに合わせても、ワンランク上のレイヤーに持って行ってくれますね。

合わせる食事を、上に上に持って行ってくれる感じがさすがです。
良いワインと、安いワインの決定的な違いがそこにあるのかも。

プイィ・フュイッセって、昔から好きで、記念日なんかは良く買ってましたが、その当時の印象は、クセのある果実感。
まだシャブリなどがキンキンに辛い時代、プイィ・フュイッセのキーワードは果実感だったんですよね。

ある意味時代を先取りしていたのかも。

カミさんに価格感を聞いたら、2480円。

3900円と伝えたら、「それは高い、後味に、ちょっとカルピスみたいなエグ味が残るので、後味がキレイに消えれば価格なりって感じなのに。」という感想でした。
プイィ・フュイッセは、果実感はあるけど、後味はスッキリというのがカミさんのイメージみたいです。

しっかり出来てたワインなので、あとは好みの問題になりますが、我が家的には、この3900円はちょっと高いかも。

■プイィ・フュイッセの特徴
フランスAOCワイン事典より

マコン市より10km南にあるAOC。
その南にはクリュ・デュ・ボージョレの村々が続く。
いくつかの区画(クリマ)に分かれていて、主なものは、レ・ヴィーニュ・ブランシュ、シェル・ラ・ロッシュ、レ・プレシーなどがある。
擦った火打石のミネラル、アーモンドやヘーゼルナッツ、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類、パイナップル、白桃などの白い果実、菩提樹やアカシア、パン、ブリオッシュ、蜂蜜など異なる系統の複雑なアロマが香りを構成している。
骨組みは豊満で堅固。フィネスと品位を備え、豊かな風味に富んだおおらかなワインで、テロワールが多彩な味わいをもたらしている。
調和があり、エレガントで魅力に満ち、若いうちに飲む事も、長熟させることもできる。
土壌は一様ではなく、東側はジュラ紀中期後期の石灰岩と泥灰岩、西側は花崗岩の基盤上に広がる粘土質。
粘土質と砂岩質層の上の泥土層もある。粘土と石灰岩が入り混じった土壌である。


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【6本~送料無料】プイイ フュイッセ 2009 ルイ ジャドPouilly Fuisse 2009 Louis Jadot[フランスワイン]

※サイトより引用
黄金の反射光を持つプイイ・フュイッセはとても繊細なワインです。土壌の性質が、ヘーゼルナッツや煎ったアーモンドのような香りを増幅させます。数年以内に飲まれるのも良いですが、さらに熟成させると香りの複雑さが広がります。

2012/10/05

フレシネ アシュツリー エステート メルロー/テンプラニーリョ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

フレシネ アシュツリー エステート メルロー/テンプラニーリョ 2011
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)メルロー50%、テンプラニーリョ50%(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:11)\832
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:地理的表示無し:NV)\576

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きの良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カシス、茎っぽいグリーン香、硫黄、ミネラル、パンの酵母
香りの印象:弱い、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらかな、フレッシュな
バランス:芯が強い、心地良い
タンニン分:強い、収斂性がある
アルコール度:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
フレッシュだが、力強さをもっている

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若くて、濃い外観。
深い透明感があるところがポイント。

香りは、弱くて品種の特徴がつかみづらいが、茎っぽいグリーン香があって、ニューワールドのカベルネ・ソーヴィニヨンの印象。

味わいは、飲み口は柔らかいが、後味はしっかりタンニンが残る。
力強さもあって、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。
甘みの多めに残っているのは、ニューワールドのイメージ。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

スペインのメルロー、テンプラニーリョでした。

【総評】
フレシネ アシュツリー エステート メルロー/テンプラニーリョ 2011
Freixenet Ash Tree Estate Merlot/Tempranillo 2011

スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:14%
ブドウ品種:メルロー50%、テンプラニーリョ50%

ワインダールの3本セットの通販で、1本あたり960円で購入。
単品価格は、832円。

かなりニューワールドっぽい、スペインワイン。
フルーツ感は心地よいけど、タンニンもしっかりあるので、ジュースっぽい感じはありません。

後味にちょっと収斂性があるかな、って感じたけど、全体的に魅力があるので、グラスに手が伸びますね。

今日の晩御飯は唐揚げ。
このワイン、ちょうど良く合います。

つけあわせに、じゃがいも揚げもあったのですが、これも良く合う。
揚げ物に合うのかな?

ただ、若干、フルーツ感が食事の邪魔をするかも。

ビーフジャーキーだと、飲み会的な合い方で、悪くありません。

このワイン、後味が渋くて辛いので、何か食べ物が欲しくなりますね。

飲み進むと、ちょっと生木っぽい、青っぽい感じが気になってきました。
後味もやや苦味がたった感じに。。

う~ん、だんだん、マイナスポイントの方が勝ってきた感じです。
イマイチ、おすすめできないワインかも。

■関連リンク

・フレシネ アシュ・ツリー・エステート シャルドネ・マカベオ 2011
・フレシネ ミーア 赤 2011 ハーフボトル
・フレシネ アシュツリー・エステート ボバル/カベルネ ロゼ 2011

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フレシネ・アシュツリー・エステート・メルロー・テンプラニーリョ[2011]年・フレシネ・アシュツリー・エステートFreixenet Ash Tree Estate MERLOT TEMPRANILLO [2011]

※サイトより引用
スペインの“洗練”
目指したのは“世界で愛される”スペインワイン
“アシュツリー”とはフレシネ社の社名の由来である「ラ フレシネーダ」(トネリコの木)の意味で、ラベルデザインにもなっています。個性豊かな“スペイン原産品種”と、シャルドネ、メルロなど“欧州高級品種”をブレンドし、クリア&スムースのやさしい味わいです。繊細な味覚感性を持つ日本人女性醸造家 佐藤陽子が磨き上げた「フェミニン・テイスト」な味わいです。
紫がかったやや濃いガーネット色。カシス、ブラックベリーのような香りとスパイシーさがあります。フルーティでバランスの良いワインです。

2012/10/03

カルメン 赤 NV (2012年リニューアル:2回目)

カルメン 赤 NV
カルメン 赤 NV
PALACIO DEL CARMEN TINTO NV

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン

肉のハナマサで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:ニュートラルなルージュの、明るいルビー
濃淡:淡い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きの弱い、若い

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:硫黄、ケミカル、シダ、なめし革、赤い果実
香りの印象:弱々しい、閉じている?

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープ、フレッシュ
バランス:軽い、流れるような
タンニン分:弱い、ちょっとワックスのような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ミネラル感? フルーティでもスパイシーでもない感じ

【評価】
ライトで細身。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
二度目のリニューアルしたカルメン。

軽めのワイン好きな私でもちょっと戸惑うくらいの、スーパーライト。
あれ?こんなに軽かったっけかな?

しかもワックスのような舌にひっかかる感じがあります。
後味もエグ味が残って、あまり良くないですね。

前回こんなじゃ無かった気がするが、もう少し飲んでみよう。

今日の晩御飯は、レトルトのキーマカレー。
合わせると、ワインの辛さが際立って、カレーのフォローはしない感じ?

カレーに負けてる感はないけど、何かケンカしてます。

ちなみに、ミックスナッツに合わせてみると、そっちのほうがまだ合いますね。

安いので、香りがたってこないのは気になりませんが、ワインだけで飲んでるとあまり魅力がないですね。
辛くてギスギスした味わいで、なんだか品質が悪い感じ。

冷蔵庫で冷やしてみたけど、あまり良くなりません。

まあ、なんだかんだで結構飲んでるので、398円としては合格ラインだと思います。
でもやっぱり、気になる部分が多いかな。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

2012/10/02

セニョリーオ・デ・パニッサ ティント 2011

セニョリーオ・デ・パニッサ ティント 2011
セニョリーオ・デ・パニッサ ティント 2011
SENORIO DE PANIZA TINTO 2011

スペイン:DOカリニェーナ
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、ガルナッチャ

OKストアで、314円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱い
色調:やや紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した、力が無さそう

【香り】
豊かさ:弱い、ややトゲトゲしい
特徴:エーテル香、キャンディ、イチゴ、茎、青ピーマン、メントール
香りの印象:刺激の強い、人工的

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:スリムで、スレンダー
タンニン分:突出した、粗い
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(人工的)

【評価】
ミディアムボディで、渋みとアルコール感が強く、バランスが悪い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
OKストアで買った、税抜299円のワイン。(税込314円)
超激安なので、恐る恐る飲んでみましたが、まあ、それなりの品質みたい。

香りは人工的で、鼻をつく感じ。
味わいは軽めながら、渋みとアルコール感が強く、後味も苦味が残る。

飲み進んでさらにどうなるか分かりませんが、飲めないほどじゃないかな。

と思ってたら、すぐに、嫌な味わいが出てきました。
強い苦味が後味に残ります。

今日の晩御飯は、ボークソテーの和風ソース。
赤ワインにはイマイチなメニュー。

でも、このワイン、意外としっくりきます。
和風ソースとシンクロする「何か」があるみたい。

ポテトサラダに合わせてみても、そんなに悪くない。

海苔とゴマのふりかけに合わせてみたら、さすがにしっくりは来ないけど、磯臭さを強調するような事はありません。

家庭料理には合わせやすいタイプかも。

食事が終わったら、このワインなかなか進みません。
あまり美味しくないわりに、アルコール度が13%と高めなのが原因みたい。

嫌な感じはちょっと減って来ましたが、さらにジュースっぽい感じが強くなってきて、ますますペースが落ちてきました。

香りもますます鼻につく。
青臭くてさらに薬品っぽい、みたいな。

う~ん、さすがにこれはダメかも。

料理に合わせることで、ワインの欠点はカバーできてましたが、ワインだけになるとやっぱりダメ。

料理用ワインにするかどうかは、一日置いてから考えようかな。
今のままの香りと味わいだったら、せっかくの料理がダメになるかも。

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で、残ったワインを2日後に飲んでみたら、苦味がかなり強く、料理用にするのもあきらめました。

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