2012/10/28

ル・プティ・ソムリエ メルロー 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ル・プティ・ソムリエ メルロー 2010
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)マスカット・ベーリーA(日本:長野産:NV)\980
(4)メルロー(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\798

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:カシス、少しフローラル、燻製肉、グリーン系スパイス、少し生木っぽい感じ
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少ない
酸味:優しい、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:サラサラした、軽い
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
軽めのボディで、すっきりと心地よい飲み口

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
濃いながらも、深い透明感がある。
この中ではメルローが候補。

香りは、品種由来の香りが主体だが、生木や茎っぽい印象が強い。
カベルネ・ソーヴィニヨンのものとはちょっと違う。
最初に少し華やかなフローラルな印象があったが、時間とともに青っぽい香りが支配的になる。

アタックは拍子抜けするくらい軽い。
ちょっと水っぽさがあるくらい。
でもスムーズで流れるような心地良い飲み口。
全体的な印象ではメルローくらいのイメージ。

テンプラニーリョやモナストレルだともっと濃厚で、マスカット・ベーリーAだともっと軽い。
という消去法で、メルローかな。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ピンポン

軽めながら、フィネスを感じる味わいです。

【総評】
ル・プティ・ソムリエ メルロー 2010
Le Petit Sommelier Merlot 2010

仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

リカーランドトップで、798円で購入。

最初の香りの印象は、華やかさがあったのですが、時間が経つと地味な印象になってきました。
でも、さらにまた時間が経つと、ふっとフローラルが香ったりして、意外と楽しめそうなタイプかも。

飲み口は最初水っぽい感じでしたが、後味がスッキリしてて飲みやすいので、バランスは悪くありません。

カミさんに価格感を聞いたら、「う~ん、可もなく不可もなくって感じ、980円くらい?」。

今日の晩御飯は、自家製のデミグラスソースのハンバーグ。

このワイン軽めなので、ハンバーグだと、完全に負ける感じです。
でも裏方に回って、サポートしてくれるような印象はありますね。

ハンバーグとご飯を一緒に食べて合わせるくらいの方が、ワインが活きてきます。
ポテトサラダでも、ワインが文句言わない感じで、かなり控えめな印象。

食事が終わって、ミックスナッツのアーモンドに合わせると、良いバランスで合います。
カシューナッツでも良く合うみたい。

時間が経つと、フローラルというか、ちょっと香水みたいな印象がでてきました。
最後まで口あたりは軽いのですが、ワインだけだとちょっとつまらないかも。

悪くないけど、そんなに良くもない。
ラングドック・ルーシヨン地方のメルローって珍しいですが、両方の良さがイマイチ出てない感じでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ル プティ ソムリエ メルロー 2002

※サイトより引用
パリコンクール2011金賞受賞
赤紫色がかったガーネット色。
香りはカシスなどの赤い果実の香りが主体です。
味わいは豊かな果実味が口の中に広がり、タンニンも柔らかく感じます。

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