2012/10/20

マンズワイン 山梨甲州 白 NV (ブラインドテイスティング:当てる)

マンズワイン 山梨甲州 白 NV
(1)ソーヴィニヨン・ブラン100%(仏:ロワール地方:AOCサンセール:10)\1480
(2)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(3)甲州(日本:山梨:NV)\980
(4)ガルガネーガ(伊:ヴェネト州:IGTプロヴィンチャ・ディ・ヴェローナ:11)\890
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱い
色調:ほぼ無色
濃淡:淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、無色のグレー

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:グレープフルーツ、レモン、酵母、白い花
香りの印象:控えめな、上品

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:フレッシュ、スムーズ
バランス:スリム、溌剌とした
苦味:ほぼ無い
アルコール:やや強く後味に残る
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(柑橘系)

【評価】
シンプルでライト。カジュアルに楽しむ。

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【判定】
ほとんど色が着いていない、無色のグレー。
日本酒より水に近いくらい。
こんな外観のワインは甲州以外には無い。

香りは、弱く、ほんのり柑橘系。
甲州独特な酵母感みたいなものがある。

味わいは、ライトでスッキリ。
でも後味にアルコール感とエグ味が残る。
こんなに軽いワインも甲州以外には無い。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン

これはそうとう軽いですね。

【総評】
マンズワイン 山梨甲州 白 NV
Manns Wines Yamanashi Koshu NV

日本:山梨県
アルコール度:11%
ブドウ品種:山梨県産甲州種100%

リカーランドトップで、980円で購入。

外観も、香りも、味わいも、超ライト。

イマドキの甲州で、スッキリと飲みやすい、クリーンなタイプです。
でも、後味にカルピスのようなエグ味が残るのが、ちょっと気になります。

この軽さは、食事の邪魔はしないだろうけど、料理を引き立てるような事も無いのでは?って感じ。

今日の晩御飯は、おでん。
このワイン、ちょうど良く合いました。

焼酎とか日本酒と違って、酸味を加えてくれるような合い方ですね。
軽くて主張しないので、料理の裏方に回ってくれます。

カラシをつけすぎると、完全にワインが負けてしまいますが、おでんに甲州は「アリ」ですね。
この取り合わせはなかなか良い感じ。

大根でも練り物でも、たまごでも、何でも大丈夫みたい。

ビールや焼酎もいいですが、おでんに甲州、もオススメです。

食事が終わってワインだけになったら、さすがに軽すぎて、つまらなくなってきました。
ワインだけで完結してるタイプじゃないんですね。

最初に感じた、浮いたアルコール感も落ち着いてきましたが、フルーツ感も弱めで、スリムで素っ気ない感じなので、何か食べ物が欲しくなります。

食事には合わせやすいので、1000円を切る甲州としては、良いのではないでしょうか。

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