2012/10/12

セニョリーオ・デ・パニッサ ブランコ 2011

セニョリーオ・デ・パニッサ ブランコ 2011
(1)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660
(3)シャルドネ(チリ:地理的表示無し:NV)\576
(4)マカベオ100%(スペイン:DOカリニェーナ:11)\314

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかったイエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、強さがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:熟したバナナ、パイナップル、とにかく強い果実香で他の香りがあまりない
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:シャープな、キツめ
バランス:ギクシャクしてトゲトゲしい
苦味:後味に強めに残る
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(人工的)

【評価】
強さがあるが、バランスが悪く、飲み口も悪い

【供出温度】
8-11度

【グラス】
小ぶり

【判定】
輝きが強めの外観からはシャルドネが候補。

香りは、とにかくバナナ。
香料が入ってるような、強いバナナ香。
品種の特定は難しい。

味わいは、強めで、荒い。
ギクシャクした味わいで、低価格な印象。

チリのシャルドネとソーヴィニヨン・ブランは多分違うので、マカベオか、ペイ・ドックが怪しい。

非常に強さのある外観なので、314円のワインでは無さそう、となると1050円のペイ・ドック。
でも全体のバランスの悪さは、ワンコインのレベル。

ワインとしてどうなの?という感じなので、これは一番安いやつかな。

ファイナルアンサーで、マカベオ
で、ピンポン

マカベオらしさは、ほとんど感じないような・・

【総評】
セニョリーオ・デ・パニッサ ブランコ 2011
SENORIO DE PANIZA BLANCO 2011

スペイン:DOカリニェーナ
アルコール度:12%
ブドウ品種:マカベオ100%

OKストアで、314円で購入。

マカベオは、マスカットやオレンジの香りのアロマティック品種、というのがいままでのイメージ。
今回もまさにアロマティックなのですが、香りは熟したバナナです。

あまりにバナナ過ぎて、香料でも入ってるのでは、って感じ。

ただ、時間が経つと、香りも落ち着いてきて、穏やかな優しい果実香になってきました。
味わいも、弱めながら、しっとりしてきたような。

最初の印象があまりに荒っぽかったので、どうなることかと思っていましたが、だんだん良くなってきましたね。

でも、ボトルからグラスに注ぐと、やっぱりアルコールが立ってて、荒っぽい。
アルコール度12%なのに、やたらアルコール感が強い感じです。

今日の晩御飯はエビシュウマイ。
自家製の、野菜たっぷりタイプ。

そこそこ良く合いました。

カミさんに価格感を聞いたら、780円と、意外と高評価。

いろいろ気になる点はあるものの、この価格ならまあ、我慢できるレベルかも、って感じでしょうか。

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