2007/06/30

コノスル ピノ・ノワール コンバージョン(ブラインドテイスティング:産地外す)

・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ ピエール・ネジョン)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880
・ピノ・ノアール(チリ コノスル)\1050
・シラー(米 マーカム グラスマウンテン)\880
・サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ)\980

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
透明度の高い
明るい色合い
紫色を帯びた
ルビー色
粘性あり
若々しさのある外観

【香り】
ブラックチェリー
スミレ
ヴェジェタル
木樽のニュアンス
コーヒー
しおれたバラ
なめし革
黒こしょう

【味わい】
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
収斂性のある
適度なタンニン
軽く心地よい
バランスのとれた
若々しい味わい
現在飲み頃に入っている
余韻は10秒以上

アルコール度:12.5%? ×→ 14%
収穫年:2003年? ×→ 2006年
飲用温度:15℃ ×→ 16℃~18℃

【判定】
外観はやや暗めだけど、透明感がある。
底がぎりぎり見えるくらい。
今回のすべてのワインが当てはまる。
香りは、華やかさがあり、フランスっぽい香り。
木樽のニュアンスもあり、少しコーヒーのような香りもある。
ややヴェジェタルな感じがあって、カベルネ・ソーヴィニヨンが候補に上がるが、その後なめし革のような動物香。
ここで、ややピノ・ノアールに傾く。
味わいはフルーティで、軽い印象。
収斂性もあり、ピノ・ノアールがほぼ決定。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ピンポン!
と思いきや、チリのピノ・ノアールだった・・・

なんと、びっくり。

【反省点】
つけた項目でやや怪しいもの

■外観(不足分)
・健全な外観→これは当たり前だけど必要かな

■香り(不足分)
・若々しいアロマに満ちた →これは若いから必要かも
・豊かな香り →今回はあり、香りが強い時は入れる
・カシス →微妙にあるかな
・ジャムのような濃縮感 →無いかと言われるとあるかも
・フルーティ →今回はあり
・苺キャンディー →今回はややあり

■香り(余計なもの)
・ヴェジェタル →最初感じたが、ピノ・ノアールでは無いかも
・しおれたバラ →これはややあるかな
・コーヒー →これもあるんだよねー
・黒こしょう →これはあえて入れなくてもいいか

■味わい(不足分)
・溶けたタンニン →確かに溶けてる

■味わい(余計なもの)
・収斂性のある →これは無いかも
・適度なタンニン →溶けたタンニンと選択に迷う

コノスル ピノ・ノワール コンバージョン
cono sur pinot noir conversion 2006

http://www.rakuten.co.jp/winewine/575063/1848689/
※サイトより引用
現在有機転換中の畑のブドウを使用している事からコンバージョンと名付けられたこのピノはオーガニック カベルネ・カルメール同様天然コルクを使用し、瓶はかなり気合いの入った大きなものを使用しています。

イチゴやチェリー系の果実香に、新鮮なプラムを思わせる果実味。綺麗な酸が印象的で全体的にはやさしく上品に仕上がってします!

http://www.rakuten.co.jp/mashimo/701563/701569/796735/
※サイトより引用
こちらのワインは、現在有機転換中の畑のブドウを使用している事からコンバージョンと名付けられました。もうあと数年で「オーガニック」と呼べるようになります。上のカベルネ・ソーヴィニヨン・カルメネールとは兄弟のような関係といえますね。
やさしい酸、プラム(梅)の香り、豊かな果実実、さすがはチリNO1のピノのつくりてですね。 (コンバージョン = 「転換中」)
【使用品種】
ピノノワール 100%(有機転換中)
【醸造】
ステンレスタンク。選果後圧搾、果汁の50%を8℃で4日間マセレーション。
その後29℃で7日間発酵。パンピングオーバーは1日8時間。
マロラクティック発酵も行う。
SO2はごく微量ながら必要最小限な量のみ使用。
【熟成】
セカンドユースのフレンチオーク樽(ミディアムロースト)で6ヶ月。
ステンレスタンクで2ヶ月。
【香り・色】
透明感のある、明るいチェリーレッド
苺やチェリージャムの果実香に、煙草やなめし皮などの香りが感じられ、微かな腐葉土やキノコなどの香りが複雑性を与える。

最初の印象は非常に華やかで複雑で、ボルドーやブルゴーニュと間違えてしまった。
ただ、時間がたつと、ややボロが出てくる。
第一印象はとてもいいけど、だんだんそっけなくなってくる。
映画モンドヴィーノでいうところの「裏切り者のワイン」ってやつかなー、これが。
でも1000円程度で考えると十分なワイン。
我が家的にリピートするかは微妙・・・

■関連情報(コノスルのワイン)

サンセール ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー:ハーフ)\1575
・シャルドネ(リュリーモンバレ98:ハーフ)\980
・グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン(ヴァン・ド・ペイ・ドック グランザルブル:ハーフ)\520

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

サンセール ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー 2005 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
輝きのある
粘性は弱い

【香り】
爽やかな
フルーティ
グレープフルーツ
パイナップル
バナナ
ハーブ香
アカシア


【味わい】
新鮮なアタック
しなやかな酸味
豊かな酸味
シャープな酸味
セック
わずかな苦味
バランスのとれた
余韻は10秒以上

アルコール度:12.5度? ○→正解!
収穫年:2005年? ○→正解!
飲用温度:10度? ○→ほぼ正解、10~12℃

【判定】
中庸な色合いで、見方によっては緑色を帯びている。
やや輝きを感じて、粘性はそれほど強くない。
香りはフルーツ香主体で、特徴的なパッションフルーツのような香りがある。
グレープフルーツやレモンのような柑橘系と、パイナップルやバナナのような香りを同時に感じる。
華やかなフローラルな印象も感じる。
そこに森のようなハーブのような、ややスモーキーなグリーン香。
味わいはフレッシュで酸味が特徴的。
非常になめらかなアタックで酸味がしっかりとしている。
豊かで爽やかでシャープな酸味。
とてもバランスがよく、おいしい。
すでにソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを感じてほぼ決まりだったが、さらに味わいでサンセール決定。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

おいしー、このサンセール。

【反省点】

■香りで不足な項目
・豊かな香り →香りの強いものは入れとこう
・上品な香り →これも今回はあり
・華やかな →とりあえず入れてもいいかな
・濃縮感のある →レベル感がつかめないが、いれてもいいかも
・アマンド・グリエ →樽の影響が強い時に入れるのかな?
・ノワゼット(ヘーゼルナッツ)→んん、難しい
・ミネラルのニュアンス →今回は微妙

■香りで余計な項目
・グレープフルーツ →ソーヴィニヨン・ブランだったらOKじゃないか
・パイナップル →パッションフルーツがあるといいんだけど無かったらこれ?
・バナナ →これはやや特殊は項目なので入れない方がいいかな?
      ※いままでの問題でも選択された事がない
・アカシア →なんと今までの問題では、白ワインでフローラルが選択された形跡が無い!

■味わいで不足の項目
・なめらかなアタック →今回は必要
・切れのよい後味 →いいワインには必須かな

■味わいで余計な項目
・わずかな苦味 →これはあった

サンセール ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー 2005
Sancerre Domaine Etienne Daulny 2005

まろやかで、芳醇で、すっきりとしていて、とても上品に消える後味。
酸味がとても豊かで強くて、それでいて、とげとげしさが無い。
上品なまとまりで、ありながら、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマもきちんとある。
マールボロには負けないぜ、こっちが本家だ、と言わんばかりのソーヴィニヨン・ブランですね。
ちょっと高いけど、また買いたいなー。
次はもうちょっとランク上のやつでもいいかな。

2007/06/28

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・ヴィオニエ70%、ルーサンヌ30%(サン・コム・リトル・ジェームス)\1155
・ソーヴィニヨン・ブラン(米 モンダヴィ)\850
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック 我が家のワイン)\615

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン 2005 ボトル ラベル
【外観】
健全な
淡い色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
やや粘性あり

【香り】
爽やかな
グレープフルーツ
ヒマラヤ杉
木樽のニュアンス
ハーブ香
麦わら
ミネラルのニュアンス
草のような

【味わい】
新鮮なアタック
しなやかな酸味
心地よいアタック
シャープな酸味
収斂性のある
若々しい味わい
現在飲み頃の
余韻は9~10秒

アルコール度:12.5%? → ○正解
収穫年:2005年? → ○正解
飲用温度:10度?

【判定】
淡い色合い、ほとんどグレー。
粘性はそこそこあって、アルコール度もそこそこありそうな感じ。
香りは、フルーツは柑橘系のやや北の方のイメージで、ミネラルやグリーンっぽい香り。
ずばり、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマ。
味わいはシャープで切れが良く、好印象。
スレンダーだけどシャープなボディって感じ。
やや水っぽさを感じるけど、この価格帯なら全然OKな範囲。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

モンダヴィの低価格ワインで始めて美味しいかも

【反省点】
外観で足りていないのは
・澄んだ(これは一応いれなきゃ)

香りで足りていないのは
・青リンゴ→ソーヴィニヨン・ブランの時は入れたほうがいいかも
・洋梨→今回は無いかな
・パイナップル→今回は無い
・アマンド・グリエ→微妙???
・ノワゼット(ヘーゼルナッツ)→ああー・・・ちょっとあるかも。。。
・火打ち石→マッチを擦ったような感じだと、ソーヴィニヨン・ブランに入れてもいいのかも
・森→これはシートに項目がないけど、ソーヴィニヨン・ブランには便利な項目

香りで入れ無い方が良さそうなもの
・ヒマラヤ杉→良く分からずに入れてるけど、いままでの回答には無さそうだな
・麦わら→陽に当たったグリーン香って感じだけど、いままでの回答にはあまり無いな

味わいで足りないもの
・セック→これは絶対必要、入れ忘れるな
・バランスのとれた→一応お約束?

味わいで入れない方が良さそうなもの
・収斂性がある→白には入れないのかな?

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン 2005
ROBART MONDAVI WOODBRIDGE Sauvignon Blanc 2005
http://www.mercian.co.jp/rmw/wines/woodbridge/index.html
※サイトより引用
カリフォルニア育ちのソーヴィニヨン・ブラン特有の、ハーブに似た香りが フルーティな味わいを引き立て ます。クリスピーな酸味と、グレープフルーツ、 レモン、シナモンなどを感じさせる、フレッシュでいきいきとした風味が魅力の 辛口ワイン。


モンダヴィ不信の我が家でもこのワインは好印象。
この価格で、この品質だったら定番になる可能性あり。

暑い日にきりりと冷やして、サラダっぽいメニューに合いそう。
トマトの冷製パスタとか、カルパッチョとか。

確かにソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマって良く言えばハーブの香りなんでしょうね。
うまいこというな、メルシャン!

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/higuchiwine/558153/537384/#512208

2007/06/24

バロン・ド・レスタック白(ブラインドテイスティング:当てる)

・ピノ・ノアール(チリ コノスル)\1050
・シラー(米 マーカム グラスマウンテン)\880
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098
・サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ)\980

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
透明度の高い
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観

【香り】
豊かな直り
カシス
ブラックチェリー
すみれ
ヴェジェタル
木樽のニュアンス
コーヒー
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
心地よい渋み
収斂性のある
バランスのとれた
やわらかい(ソフトな)アタック
スパイシーな風味

アルコール度:12.5%?→○正解
収穫年:2004年?→○正解
飲用温度:15度~17度?

【判定】
透明度があり、濃い色調。
カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーが候補に残る。
香りはいかにもボルドーっぽい香り。
すみれのようなフローラルさと、ややグリーンっぽさ。
味わいは甘さをほとんど感じないキレのいい辛口。
甘さを感じないところでシラーは外れる。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

いつものバロン・ド・レスタックでした。

【総評】
今までの試験に出た項目と照らし合わせると以下の項目のチェックが必要か。

若々しいアロマに満ちた
 → 熟成によるブーケ、の方か、どちらか一つは選ぶ必要があるかも
濃縮感のある?
 → やや微妙
フルーティ?
 → たしかに入れてもいいかも
たばこの葉?
 → 入れてもいいかも
腐葉土?
 → やや微妙というか分からない
しおれたバラ?
 → これは入れておいてもいいかも
なめし革?
 → カベルネ・ソーヴィニヨンは基本的に草系を強く感じるが、確かになめし革もある

ピエール スパー アルザス リースリング 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー)\1575
・リースリング(アルザス:ピエール スパー:ハーフ)\1365
・シャルドネ(リュリーモンバレ98:ハーフ)\980
・グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン(ヴァン・ド・ペイ・ドック グランザルブル:ハーフ)\520

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ピエール スパー アルザス リースリング 2004 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
濃い色合い
輝きのある
粘性は強い

【香り】
濃縮感のある
フルーティ
カリン
バニラ
ハーブ香

【味わい】
新鮮なアタック
豊かな酸味
シャープな酸味
セック
バランスのとれた
現在飲み頃の
余韻は6秒以下

アルコール度:12.5%?
収穫年:2005年?
飲用温度:10度?

【判定】
濃い黄色に、熟した果実のようなフルーツ主体の香り。
ソーヴィニヨン・ブランやリースリングのヴァラエタルアロマは感じられないので、シャルドネかグルナッシュに絞られる。
味わいはやや収斂性のある酸味が強い味わいで、ボディはあまり厚くない。
そうなるとやはりグルナッシュか。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ
で、ブー

なんとリースリングでした。

【反省点】
リースリングと分かると、フローラルな香りが立ってくる。
華やかさと、フローラルな香りを感じないと、ペトロール香だけでは判断が難しいかもしれない。
でも試験本番で恐らくグルナッシュは出ないので、この方面だとリースリングになるのかな?
白い花に白っぽい石のようなミネラル香。
両側に白い花が咲いている、石が敷いてある道、季節は5月って感じかな。
全体に爽やかさを感じる香りが特徴か。

Pierre Sparr Alsace Riesling 2004
ピエール スパー アルザス リースリング 2004

熟した果実味でグルナッシュと間違えてしまったが、じっくり味わうと非常に上品で繊細なワイン。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/kitaya-wine/769390/769404/#643603

※サイトより引用
メーカーのスパー家は、1680年からの古い一族で上質なアルザスワインの醸造を代々行ってきており、近代的醸造設備と250万リットルの発酵槽を備え200万ボトルをストックし、醸造の全工程がコンピューターで管理されています。
輝きのある、レモンイエロー色。
清らかなすんなりとした酸味があり、若々しい。
余韻もスッキリ! 

2007/06/23

ジル・ロバン クローズ・エルミタージュ・パピヨン2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・シラー(クローズ エルミタージュ)\2678
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ ピエール・ネジョン)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ジル・ロバン クローズ・エルミタージュ・パピヨン2005 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観

【香り】
ブルーベリー
チェリー
コーヒー
なめし革
硫黄

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
甘さを持った
心地よい渋み
バランスのとれた
若々しい味わい
余韻は5秒以下

アルコール度:13度?○正解
収穫年:2004年?×→2005年
引用温度:15~18℃?

【判定】
濃い色合い、透明度も低い。
この段階ではカベルネ・ソーヴィニヨン。
香りは硫黄の香りが強く、他の香りが感じにくい。
果実はチェリーやブルーベリー程度。
コーヒーのような香りもあり、動物的な印象もある。
飲み口では柔らかさと、ほんのりと甘さが特徴的。
香りではやや判定がつかないが、飲み口はシラーっぽい。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ピンポン

ちょっと期待外れなシラー。

【総評】
ジル・ロバン クローズ・エルミタージュ・パピヨン2005
Gilles Robin Crozes Hermitage Papillon 2005

http://www.winegrocery.com/shop/A123/JYP2RYXwE/syoinfo/4770
無農薬栽培。
田崎真也セレクションで、第1回最優秀ワインにも輝いたらしい。

ちょっとケミカルっぽい、有機溶剤っぽい香りが気になっていたが、だんだん硫黄のような香りになり、それが落ち着くと、コーヒーやタバコ、燻製のような香りが立ってきた。

最初はシラーっぽさを感じるのが難しかったが、時間がたつとシラーっぽいスパイシーな香りが立ってくる。
とはいえ、香ばしい系統(アンピルマティック)の香りが強く、いわゆるシラーっぽい香りとはやや違うような気がする。
また、全体的な印象ではフランスというよりはオーストラリアのシラーズのようなイメージもある。
癖のある香りに穏やかで飲みやすい口あたり、ってのが特徴でしょうか。
やや2000円代後半は高いような気もするけど、良いワインです。

ボッラ ソアーヴェ クラシッコ 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー)\1575
・リースリング(アルザス:ピエール スパー:ハーフ)\1365
・シャルドネ(リュリーモンバレ98:ハーフ)\980
・ガルガーネガ(ソアヴェ:ハーフ)\650
・グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン(ヴァン・ド・ペイ・ドック グランザルブル:ハーフ)\520

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
濃い色合い
黄金色
粘性は強い

【香り】
カリン
木樽のニュアンス
ミネラルのニュアンス
硫黄
酢酸

【味わい】
しなやかな酸味
豊かな酸味
収斂性のある
過熟した

アルコール度:12.5度?×→12度
収穫年:2003年?×→2005年
※色が濃くて少し熟成がすすんでいる感じだったが大外れ
飲用温度:12~14℃?

【判定】
外観は濃い黄金色。
粘性も強い。
しっかり熟成したワインか、樽の影響が強いワインか。
香りは熟した果実、やや痛んだような印象。
ペトロール香もソーヴィニヨン・ブランの香りもしない。
シャルドネかグルナッシュかソアヴェか。
味わいは、ボディの厚みが薄く、やや収斂性のある酸味。
シャルドネはやや後退。
飲み口の印象では、リースリングとかソーヴィニヨン・ブランっぽくもあるが、いかんせん色が濃すぎて、ボルドーのソーヴィニヨン・ブランなら候補だが、サンセールは違うかな。
もちろん、こんなに色の濃いリースリングもないかな。
かなりの消去法と、そういえばボッラのソアヴェって樽の影響が強かったような。

ファイナルアンサーで、ソアヴェ
で、ピンポン

ソアヴェらしくないソアヴェを当てるってエライ?

【総評】
BOLLA SOAVE CLASSICO 2005
ボッラ ソアーヴェ クラシッコ 2005

ソアーヴェってちょっと炭酸を含んでいて、すっきりとした飲みやすい、暑い時期にぴったりのワイン、って印象がありますが、このワインは全然違う。
重苦しくて、キレが悪く、暑さが増してくるような印象。よく言えば重厚。
シャブリもそうだけど、産地の持つ印象ってどんどん変化していきますよね。

2007/06/21

マシャレッリ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・モンテプルチアーノ(モンテプルチアーノ・ダブルッツィオ)\1389
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098
・ピノ・ノアール(米 ガロ ターニング・リーフ)\985

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ルビー色
粘性は強い
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
イチゴ
チェリー
すみれ
なめし革

【味わい】
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
過剰な酸味
収斂性のある
適度なタンニン
余韻は5秒以下

アルコール度:12%?×→13%
収穫年:2005年?→2003年
飲用温度:12~15℃?

【判定】
濃く、紫色の強い外観。
濁りはなく深い透明感はある。
非常にピンクの色味が強い。
粘性は強く、アルコール度が高そうだ。
香りは、フルーツがイチゴやチェリーくらいのフレッシュな感じ。
そこにフローラル、すみれくらいか。
さらにグラスを回すとなめし革のような動物香、
それからスパイス香も立ってくる。
香りは非常に複雑な印象。
ところが飲み口は軽く、やや軽薄なジュースのような飲み口。
余韻は短く、ふくらみも無い。

ファイナルアンサーで、モンテプルチアーノ
で、ピンポン

消去法なので、ちゃんと特性をつかんでおなかくては。

【総評】
Masciarelli Montepulciano d'Abruzzo 2004
マシャレッリ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ 2004

複雑な香りに、軽い飲み口。
香りは1500円、飲み口は800円、って感じかな。
今回特徴的だったのは、ピンクっぽい色味、フレッシュなフルーツ、ジュースっぽい飲み口。
やけに香りが複雑なのは何でしょうか。

2007/06/17

レ・グランザルブル ヴァン・ド・ペイ・ドック / ルージュ(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー(コート・ド・カスティヨン:プピーユ:ハーフ)\1780
・グルナッシュ・ルージュ、カリニャン、メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック グランザルブル:ハーフ)\520

の2本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ルビー色
粘性あり
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
イチゴ
チェリー
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
心地よい渋み
現在飲み頃に入っている
余韻は5秒以下

アルコール度:12.5%?×→13%
収穫年:2003年?×→2005年
飲用温度:12~15℃?×→18℃

【判定】
濃いが透明感のある外観。
やや若いイメージ。
香りは、まずイチゴやチェリーのようなフレッシュな果実の印象が香る。
それから、スパイス香が立ってくる。
濃縮感のある果実味とスパイス香、これはいつものグルナッシュとシラーの香り。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ・シラー
で、ピンポン

さすがに2拓でこれはサービス問題か

【総評】
いつものグランザルブル。

レ・グランザルブル ヴァン・ド・ペイ・ドック / ルージュ
http://www.oisix.com/ShouhinShousai.00015028.o.htm?SESSIONISNEW=TRUEID&sessionid=RnUr5i0cXPQNMRm92BqOml8UYqcgwMSPJ1XRKeu6rhPxhwwoOGNw
※サイトから引用

■ワインの特徴
このワインはフランスのラングドック地方にある、ユゼス村で作られています。この地域は、ブドウの栽培に絶好の地中海性気候と水はけがよい土壌であるため、フランスのブドウの約4割を生産し、「空に覆われた緑の宝石箱」と呼ばれています。このワインは有機栽培ブドウを使用のオーガニックワインで、フランス政府公認のECOCERT認証済。ブドウの品種はグルナッシュ・ルージュ、カリニャン、メルロー。色調は、深みのある赤。ラズベリー、カシスなどの果実とスパイス、ハーブ、ミネラルの香り、味わいはしっかりとしたタンニン、まろやかさ、繊細さ、上品さを感じるバランスの良いワインです。
■おいしい飲み方
飲みごろ温度 : 18度
合う料理 : 肉料理、チーズ
保存方法 : 直射日光を避け、冷暗所で常温(16~20度)保管。飲み頃は3年以内。飲みきれるハーフサイズ、扱いやすいスクリューキャップです。

えー!!、シラーは入っていないのね。勘違い。
グルナッシュとシラーは同じカテゴリで扱っているけど、この違いもちょっと気にしてないとかな?

ドメーヌ シャテルス ボージョレ ブラン 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ ウィザーヒルズ)\2620
・リースリング(アルザス)\2035
・シャルドネ(ボージョレ ドメーヌ シャテルス)\1780

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
粘性は強い

【香り】
爽やかな
フルーティ
パイナップル
木樽のニュアンス
ミネラルのニュアンス
火打ち石

【味わい】
なめらかなアタック
豊かな酸味
セック
わずかな苦味
余韻は7~8秒

アルコール度:12.5%?
収穫年:2003年?×→2005年
飲用温度:8~10℃?

【判定】
外観はやや淡い黄色。
緑色をわずかに感じる。
粘性は強い。
外観では、リースリングとソーヴィニヨン・ブランが候補か。
香りは、フルーツ主体。
やや南国系のフルーツの香りが強い。
少しグラスを回して、あたたまってくると、樽の影響やミネラルっぽさ、それにわずかな煙っぽい雰囲気がある。
煙っぽいとは言っても、ソーヴィニヨン・ブランの香りではない。
リースリングのペトロール香もない。
味わいは、なめらかで、酸味が豊か、それにわずかに苦味がある。
最初はボディが厚い感じを受けないが、余韻でふくらみが出てくる。
消去法でシャルドネだが、全体の雰囲気からもシャルドネらしさを感じる。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ピンポン

シャルドネらしさを感じて当たったのは久しぶりかも

【総評】
ドメーヌ シャテルス ボージョレ ブラン 2005
DOMAINE CHATELUS BEAUJOLAIS BLANC 2005

上品なフルーツ香。
洋梨や、カリン、すもも、くらいのフルーツ。
それに嫌味では無い程度の樽のニュアンス。
バニラやクリーム、ややバター。
ミネラルやハーブ香も感じる。
香りは全体に張りがあり、好印象。
ただ、味わいはやや雑味を感じる。
すっきり感はあまり無く、キレもよくない。
苦味があるが、良い方に効いてなくて、全体に重い感じ。

2007/06/16

サン・ジョセフ デシャン ルージュ M.シャプティエ 2002(ブラインドテイスティング:外す)

・シラー(サンジョセフ シャプティエ)\3150
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ ピエール・ネジョン)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

サン・ジョセフ デシャン ルージュ M.シャプティエ 2002 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ルビー色
粘性は強い

【香り】
豊かな香り
カシス
すみれ
なめし革

【味わい】
なめらかな口あたり
控えめな酸味
軽く心地よい
酸味が不足した
現在飲み頃に入っている
余韻は5秒以下

アルコール度:12.5%?×→12%
収穫年:2003年?×→2002年
飲用温度:10℃~13℃?

【判定】
深い透明感。
シラーかピノ・ノアールが候補か。
香りはなめし革や動物的な印象が強い。
そこにすみれのようなフローラルな香りとほんのりスパイシー。
ちょっとムスク?
味わいは滑らかだが、酸味が弱く頼りない。
余韻は短くボディはミディアム。

動物的な印象ではピノ・ノアール、スパイス香が弱く、シラーとは思えない。
飲み口はやや渋みや酸味が大人しく、やや物足りない。
これはあまり高くない、かな。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ブー

ローヌ・サンジョセフのシラーでした、ガーン。

【反省点】
ローヌのシラーと、ピノ・ノアールを間違える事が多いので何とか対策しなくては。

今回間違えたポイントは、酸味や渋みが弱く口あたりが軽いのを価格が安いほうに考えたから。
香りでピノ・ノアールを感じても、飲み口が柔らかく大人しいのはシラーを考えた方がいいかも。

サン・ジョセフ デシャン ルージュ M.シャプティエ 2002
SAINT-JOSEPH DESCHANTS M,Chapoutier 2002

http://www.7dream.com/product/p/0312576
※サイトより引用
最初にすみれなどの花の香りがし、甘草、洋梨、スパイス、火打石などの香りへと展開していきます。柔らかい口当たり、まろやかな味わいの中には赤い果実の香りがふくらみます。残り香は長く、スパイスの香りが印象的です。


軽くて飲みやすい味わいだが、飲み進むと、深みが出てきて、おいしいワイン。
翌日には、コーヒーやチョコレートのような香りが出てきた。
飲んでいくうちに段々深みが出てくるワインは、ブラインドテイスティングでは厄介者だけど。

ブラインド・テイスティング トレッビアーノ 当てる

・ソーヴィニヨン・ブラン(米 モンダヴィ)\850
・トレッビアーノ/マルヴァジア(エスト!エスト!!エスト!!!)\1040
・シャルドネ(ボージョレ ドメーヌ シャテルス)\1780

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
淡い色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
粘性は強い

【香り】
フルーティ
白い花
ハーブ香
ミネラルのニュアンス
硫黄

【味わい】
新鮮なアタック
若々しい酸味
セック
やや軽い
若々しい味わい
現在飲み頃の
余韻は6秒以下

アルコール度:12%?
収穫年:2005年?
飲用温度:8~10℃

【判定】
外観は淡く、ややグリーン。
見た目はトレッビアーノだが、やや粘性は強い感じ。
香りはミネラルや、フローラル、樽の影響など複雑。
ソーヴィニヨン・ブランのバラエタルアロマは感じないので、シャルドネが候補に入れ替わり。
味わいはやや発泡を感じる、軽くてスレンダーなボディ。
やはりシャルドネじゃないかな。

ファイナルアンサーで、トレッビアーノ
で、ピンポン

エスト!エスト!!エスト!!!のイメージが変わってきてる?

【総評】

ドゥルト・b・ボルドー(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー ドゥルト)\850
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック 我が家のワイン)\615
・フレンチ・コロンバード/シュナン・ブラン(リヴァークレスト)\595

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
淡い色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
やや粘性あり

【香り】
グレープフルーツ
洋梨
ツゲ
ハーブ香
ミネラルのニュアンス

【味わい】
新鮮なアタック
若々しい酸味
セック
やや甘い
余韻は6秒以下

アルコール度:12%
収穫年:2005年
飲用温度:8~10℃

【判定】
色は明るく、ややグレーがかっていて、緑色も少し。
外観ではソーヴィニヨン・ブランが優勢。
香りは、ミネラルっぽい感じがあり、それからグレープフルーツや洋梨のようなフルーツ香。
グラスを回すと、スモーキーなグリーン香がしてくる。
ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタル・アロマと思われる。
ここまで完全にソーヴィニヨン・ブランだが、飲み口でやや迷う。
やや鈍調で重く、アルコールの味わいがやや残る。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

【総評】
いつものドゥルトのボルドー

ドゥルト・b・ボルドー
dourthe b bordeaux

フランス:ボルドーAC

2007/06/13

マシャレッリ トレッビアーノ ダブルッツオ 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・トレッビアーノ(トレッビアーノ・ダブルッツォ)\1293
・ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー ドゥルト)\850
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック 我が家のワイン)\615

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
粘性は強い

【香り】
フルーティ
ライチ
パイナップル
バニラ
アカシア

【味わい】
新鮮なアタック
若々しい酸味
豊かな酸味
セック
やや軽い
余韻は6秒以下

アルコール度:11.5%?×→12%
収穫年:2004年?×→2005年
飲用温度:8℃?

【判定】
色味はややグレーがかった中庸な黄色。
ほんのり緑を感じる。
粘性は強いかと思ったが、それほどでもないか。
やや炭酸を含んでいる。
香りはパイナップルやライチのような南国系の香り。
バニラやフローラルな印象もあり、華やか。
味わいはやや炭酸の影響を強く感じるが、香りのイメージとは異なり、セックな印象。
ボディは軽く、シャンパンの飲み口のような印象がある。
余韻は短いが、口に残る印象があり、キレはよくない。
香りが甘く、飲み口はセック、というのは個人的なイタリアの印象。

ファイナルアンサーで、トレッビアーノ
で、ピンポン

分かりやすいイタリアでした。

【総評】
Masciarelli Trebbiano d'Abruzzo 2005
マシャレッリ トレッビアーノ ダブルッツオ 2005

特徴のあるフルーツ香があると思っていたら、これはバナナですね。
やや熟したバナナ。
香りの選択肢ではバナナを選ばないとダメでしょうねー、残念。

2007/06/10

ボルドー・スーペリュール ジャン・ピエール・ムエックス 2003(ブラインドテイスティング:当てる)

・シラー(サンジョセフ シャプティエ)\3150
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ ピエール・ネジョン)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880
・メルロー75%、カベルネ・フラン15%(ボルドースーペリュール ムエックス)\1780

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ボルドー・スーペリュール ジャン・ピエール・ムエックス 2003 ボトル ラベル
【外観】
透明感の高い
健全な外観
濃い色合い
ルビー色
粘性は強い
熟成が感じられる

【香り】
カシス
ブラックチェリー
ローズマリー
硫黄

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
溶けたタンニン
軽く心地よい
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒

アルコール度:12.5%?
収穫年:2002年?
飲用温度:12~15℃?

【判定】
色合いは濃い、黒さを感じるルビー色。
ピノ・ノアール以外は候補だが、メルローとシラーがあやしい。
香りはまず硫黄の香りがして、やや閉じているような印象。
全体的にはやや香りは弱いが、特徴的なスパイス香。
黒こしょうとまではいかない、ややグリーン系のスパイス。
ローズマリーくらいか。
ほんのりグリーンを感じるので、カベルネ・ソーヴィニヨン候補にあがってくる。
飲み口は柔らかく、ミディアムボディ。
酸味もタンニンも柔らかい。
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローは渋みがやや強いイメージがあるので、今度はシラーが候補になる。
ただ全体的なまとまりでいくと、香りも味も個性が弱い印象。
こういったワインはメルローの場合が多い。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ピンポン

メルローはいまだに特徴が捉えられず。

【総評】
BORDEAUX SUPERIEUR JEAN PIERRE MOUEIX 2003
ボルドー・スーペリュール ジャン・ピエール・ムエックス 2003
※ニュースのコメントより
樽が目立たず、口中で赤い果実が目立つ。ボルドーの特色である冷たいテロワールを感じる

全体に柔らかく、すっきりとした味わいだが、嫌味も無く飲み飽きない良く出来たワイン。
「冷たいテロワール」という言葉に妙に納得したのだけど、清涼感のようなものを感じる涼しいワイン。
「コート・ド・カスティヨンとサンテミリオン衛星地区から、契約栽培ではなく、良いワインだけ購入する。」らしい。
メルローらしい革っぽい印象も時間とともに香ってきた。
革っぽい動物香とローズマリーくらいのスパイス香、これがサンテミリオンのメルロー?

ウンドラーガ・ソーヴィニヨン・ブラン 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(リュリーモンバレ98:ハーフ)\980
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:ウンドラーガ:ハーフ)\550
・グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン(ヴァン・ド・ペイ・ドック グランザルブル:ハーフ)\520

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
異物のある
(何か1.5mmくらいの白いものが入っていたが最初からか、後からか正体不明)
中庸な色合い
輝きのある
粘性は強い

【香り】
爽やかな
フルーティ
パイナップル
マンゴ
カリン
ハーブ香
菩提樹の花
草のような

【味わい】
豊かな酸味
セック
やや甘い
現在飲み頃の
余韻は7~8秒

アルコール度:13%?→不明
収穫年:2002年?×→2005年
飲用温度:8~10℃?→ビンゴ!

【判定】
色合いはややオレンジ方向なので、グルナッシュがやや優勢。
香りもやや南のフルーツ系。
でも、少し時間が経つと、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマがプンプンしてくる。
スモーキーでグリーンを感じさせる香り。
味わいはやや甘さを感じさせるが、爽やかですっきり感があり、ボディもスレンダーでいかにもソーヴィニヨン・ブラン。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

いかにもチリのソーヴィニヨン・ブラン

【総評】
ウンドラーガ・ソーヴィニヨン・ブラン 2005
UNDURRAGA SAUVIGNON BLANC 2005
http://store.yahoo.co.jp/wizumiya/680166.html
※サイトより引用
2005 チリ/セントラル・ヴァレー・白
生産者:ウンドラーガ
輸入元:サッポロビール株式会社
樽:なし
葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン
アルコール度数:15%未満
ソーヴィニヨン・ブラン種のもつアロマとブーケを最大限に引き出す為、ステンレスタンクで温度を16~18度に保ちながら16日間醗酵しています。果実味を大切にする為、樽熟は行っておりません。
緑の色調を帯びた黄色、フルーティでフローラルな香り、フレッシュな辛口の味わいで余韻のあるワインです。
サービス温度 8~10度

チリのソーヴィニヨン・ブランの典型的な印象。
パッションフルーツの香りやグレープフルーツのような印象もあり、まさに典型的。
やや甘さを感じるが、あと味はそこそこキレがいい。
でもまずくは無いが、また飲みたいとはあまり思わないかな。
よく出来たワインではありますが。

2007/06/09

E.ギガル ジゴンダス 2003(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー(コート・ド・カスティヨン:プピーユ:ハーフ)\1780
・グルナッシュ50%、シラー25%、ムールヴェードル25%(ジゴンダス:ギガル:ハーフ)\1480
・グルナッシュ・ルージュ、カリニャン、メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック グランザルブル:ハーフ)\520

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

E.ギガル ジゴンダス 2003 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性あり

【香り】
ブルーベリー
ジャムのような濃縮感
タイム
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
心地よい渋み
溶けたタンニン
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒

アルコール度:13%?×→ 13.5%
収穫年:2004年?×→ 2003年
引用温度:12℃?(全然違うぞ)→15℃~18℃くらい?
飲用温度参考:
重い赤→16~20度
軽い赤→14~16度
重い白→12~16度
軽い白→6~10度
発泡酒→4~8度
甘い白→4~6度

【判定】
やや濃さを感じる外観。
透明感はあるが、ルビーのような深みでは無い。
香りは、シラー、グルナッシュのイメージ。
黒こしょうの香りが印象的。
香りはかなり強くしっかりしているので、ギガルの方がやや優勢。
味わいはやや甘さを感じて、少し軽い?
すっきりとした飲み口はちょっと安いのかな?
そうなるとグランザルブルか。

ファイナルアンサーで、グランザルブル
で、ブー

答えはジゴンダスでした。

【反省点】
E.ギガル ジゴンダス 2003
E.GUIGAL GIGONDAS 2003
http://www.eswine.co.jp/wne/winery/winery_00_02.html
※サイトより引用
[WA:87-88][IWC:87][WS:88]
品種:グルナッシュ50%、シラー25%、ムールヴェードル25%
▼ワインアドヴォケイト#163 (Feb 2006)より抜粋
非常に難しいこの2003年ヴィンテージのジゴンダスは、しっかりとした力強いジゴンダスより、ピノ・ノワールのような軽いスタイルのほうが一般的である。バランス良く仕上がっている。
▼ワインスペクテーター(Nov,15,2006)より抜粋
たっぷりのラズベリーとカラントなどの果実の香りが、ゆっくりと流れるように香ってくる。フレッシュで、良く熟成されている。甘いスパイスのノートはフィニッシュまで長く続く。予想される飲み頃:現在~2007年

香りの強さに対して軽い口あたりは良いワインの証拠ですね。
色も力強いルビーで、ギガルらしい外観。
最初はやや濁って見えたんですけどね。
やや黒っぽいルビー色がギガルの特徴のような気がします。
土っぽかったり、ちょっとなめし革だったり、そこにピリッとスパイシーな香りがアクセントになって、複雑味のあるとてもよい香り。
飲み口は優しく、メリハリもあって、飽きさせない。
ギガルのワインはいいですね、いつ飲んでも。
って、グランザルブルと間違えたじゃねえかー!

フラミンガム・マールボロー・ソーヴィニヨン・ブラン 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・リースリング(アルザス)\2035
・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ フラミンガム)\1980
・シャルドネ(ボージョレ ドメーヌ シャテルス)\1780

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
淡い色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
粘性は弱い

【香り】
爽やかな
レモン
ミネラルのニュアンス
菩提樹の花

【味わい】
新鮮なアタック
若々しい酸味
シャープな酸味
セック
わずかな苦味
ミネラル
現在飲み頃の
余韻は7~8秒

アルコール度:12.5%?
収穫年:2004年?
飲用温度:8~10℃?

【判定】
淡くて緑を感じる外観、粘性はそれほど強くない。
香りの特徴はミネラル香。
しかもペトロール香を感じる。
フルーツは柑橘系でレモンからグレープフルーツ、それにややシロップというか蜜のような印象もある。
飲み口はしっかりとした酸味、それにやや甘さを感じる。
樽の影響と思われる収斂性も感じる。
最初から最後までこれはリースリングでしょ、って感じ。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブー!
ええー! 答えはソーヴィニヨン・ブランでした。

【反省点】
この間違いは結構痛い!
が、勉強にもなった。

Framingham Marlborough Sauvignon Blanc 2004
フラミンガム・マールボロー・ソーヴィニヨン・ブラン 2004
http://store.yahoo.co.jp/sakenohanai/w1487.html
※サイトより引用
1999 年ヴィンテージが2000年のインターヴァン・インターナショナルワインコンペティションで金賞を受賞しています。マール・ボロ地方を代表するワイラウ・ヴァレーの上質なブドウ畑で収穫されたブドウから造られました。パッションフルーツやグレープフルーツの香りと甘いハーブの風味が印象的な、さわやかな風味を持つ辛口白ワインです。
ニュージーランド南島の最北端に位置するワイン産地マール・ボロで12人の従業員によって運営されるブティックワイナリーです。マール・ボロを代表する品種として有名なソーヴィニヨン・ブランをはじめ、ピノ・ノワールなどアロマティックな品種のワインを生産しています。

確かにソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマがプンプン。
カシスの芽っていうのかな?スモーキーなグリーン香。
パッションフルーツを感じる、と書いてあるがいまいち分からない。
というのもパッションフルーツ自体良く分かっていないから。
パッションフルーツは、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマらしいけど。

最初に感じたペトロール香は何だったのだろう・・・
ミネラル香を強く感じすぎたのか、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマとミネラルが合わさるとペトロール香を感じるのか。

開けたては、ぎくしゃくした印象だったが、開栓後すこしたつとまとまってきてバランスが良くなってきた。
とはいえ、やや我が家的には評価の低いワイン。
全体的な重苦しさと、キレの悪い酸味、ややベトつく甘さ、深みの無い余韻。
他のワインが欲しくなる。

ソーヴィニヨン・ブランもボルドーとニュージーランドでは全然違う方向で作られているようだ。
ボルドーはソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを押さえる方向で作っていて、NZはヴァラエタルアロマを強調する方向で作っているように感じる。
まあとにかく、この3本のテイスティングで外すようでは今年の試験も危ういな~。

ラブレ・ロワ ピノ・ノワール 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・モンテプルチアーノ(モンテプルチアーノ・ダブルッツィオ)\1389
・ピノ・ノアール(ヴァン・ド・ペイ・ド・ロード)\1155
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
透明度の高い
健全な外観
明るい色合い
ルビー色
粘度は弱い
熟成が感じられる

【香り】
若々しいアロマに満ちた
イチゴ
干しブドウ
バラ
たばこの葉
なめし革

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
心地よい渋み
収斂性のある
溶けたタンニン
軽く心地よい
バランスのとれた
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒

【判定】
明るい外観、紫というよりはオレンジ系の色合い。
外観ではピノ・ノアール。
香りは、まず干しブドウのような香りにスパイシーさ、そこにややフローラル。
ややフレッシュなイチゴのような香りもあれば、干しブドウのような濃縮した感じもある。
動物的な印象よりはスパイス香が強く、ピノ・ノアールっぽさよりもシラーっぽさを感じる。
味わいはやわらかい飲み口に程よい酸味と渋み。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ピンポン

【総評】
ラブレ・ロワ ピノ・ノワール 2004
Laboure-Roi Pinot Noir 2004

フランス:ラングドック:ヴァン・ド・ペイ・ドック

樽の影響か、それとも南で採れたブドウのせいか、スパイシーさを強く感じて、品種の特徴がやや弱いイメージ。
ローヌが入っていたらちょっと迷ったかも。
というより、イタリアと判定がつかず、随分迷っていた。
モンテプルチアーノってサンジョヴェーゼのクローンだったよな・・・と思って調べたら、ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノの品種と全然違うらしい。
紛らわしいわー!
なのでモンテプルチアーノ・ダブルッツオがどんなワインなのか全然分からない。

2007/06/06

シャトー・メゾン・ノーブル サン・マルタン 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン60%、セミヨン30%、ミュスカデル10%(アントル・ドゥ・メール)\1280
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック 我が家のワイン)\615
・フレンチ・コロンバード/シュナン・ブラン(リヴァークレスト)\595

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

シャトー・メゾン・ノーブル サン・マルタン 2005 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
健全な
淡い色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
粘性は強い

【香り】
柑橘系が主体の
青リンゴ
ヒマラヤ杉
木樽のニュアンス
バニラ
ハーブ香
ミント
ミネラルのニュアンス

【味わい】
なめらかなアタック
しなやかな酸味
若干の塩味
セック
切れの良い後味
余韻は7~8秒

アルコール度:13%?×→12%
収穫年:2004年?×→2005年

【判定】
外観は明るく、色味が弱い。
粘性は高く、しっかりしたワインの印象。
香りは、樽の影響が主体。
バニラ香とミネラル香が先にくる。
フルーツは柑橘系で、時間が経つとグレープフルーツの印象が強くなる。
そこにミントの様な、杉のようなフレッシュなグリーン香。
味わいはなめらかで、穏やかで、控えめ。
ボディはスレンダーな印象で、あと味がすっきりとしている。
これは典型的な樽の影響の強いボルドーではないか。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ピンポン

【総評】
CHATEAU MAISON NOBLE Saint Martin 2005
シャトー・メゾン・ノーブル サン・マルタン 2005

フランス:ボルドー:アントル・ドゥ・メール

※2006年度 ボルドー・ワインコンクール 金賞受賞
樽の影響がかなり強いが嫌味になっていない。
ミネラルと酸味が程よく樽の影響を和らげている感じ。
あと味はすっきりとしていて、かなりの辛口。
ちょっと男っぽさを感じる。
ミネラルや樽の影響のバニラを感じてもバターまでいかないのがポイントかもしれない。
ちょっと時間が経つと、グリーン系のソーヴィニヨン・ブランを感じさせる香りも感じてくる。
グレープフルーツの感じも印象的。

2007/06/05

コート・デュ・ローヌ ルージュ"ベルルーシュ" 2003(ブラインドテイスティング:外す)

・グルナッシュ80%、シラー20%(コート・デュ・ローヌ ベルルーシュ)\1650
・ピノ・ノアール(ヴァン・ド・ペイ・ド・ロード)\1155
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

コート・デュ・ローヌ ルージュ
【外観】
健全な外観
明るい色合い
紫色を帯びた
ルビー色
粘性あり
若々しさのある外観

【香り】
濃縮感のある
カシス
ブラックチェリー
きのこ
なめし革
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
辛口の
心地よい渋み
若々しい味わい
余韻は6~8秒

アルコール度:12.5%?大外れ→13.5%
収穫年:2004?×→2003年
飲用温度:12℃くらい?

【判定】
明るく透明感のある外観。
底がぎりぎり見える程度。
粘性はそこそこ、ミディアムボディくらいか。
外観ではすべてのワインが範疇になる。
香りは印象的なスパイス香。
かなりシラーに傾くが、そこにかぶせて、動物的な厚みのある香りが香ってくる。
スパイス香だけではカベルネ・ソーヴィニヨンも候補なので、そこに動物的な印象という事はボルドーという事も考えられる。
味わいは、やや甘さを感じる辛口。
決して甘さがマイナスの要因にはなっていない。
渋みもしっかりしている。
酸味はややおとなしい。
余韻もキレイに消えるイメージ。
スパイス香ではシラーだが、動物的な印象があるので、やや候補から外れる。
中間をとって、ボルドーか、とほぼ決まりかけるが、この香りと飲み口、ボルドーじゃないだろう。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ブー

とほほ、ローヌでした。

【反省点】
Cotes du Rhone Rouge Belleruche 2003
コート・デュ・ローヌ ルージュ"ベルルーシュ" 2003
http://www.nlwine.com/wine/detail.php3?seqno=103
※日本リカーさんのページより引用
■栽培
収穫は手摘みで行われます。
■醸造、熟成
除梗を行い、約15日間発酵させます。品質を安定させる非常に良質のタンニンがあります。一部は樫の小樽で、その他は大樽で6ヶ月熟成の後、翌春ブレンドされます。 
■色
紫がかったガーネット色。 
■香り
さくらんぼや赤すぐりなどの赤い果実の熟した香りを思わせます。
■味わい
まろやかでコクがあり、果実味豊かな分、渋味は穏やかで、口の中を十分満たしてくれます。

“Belleruche”ベルルーシュの意味は、ベル(=美しい)、ルーシュ(=ミツバチの巣箱)の意味です。キュヴェ名になります。
シラーはローヌ南部から収穫されたものを使用し、ベルルーシュに良い骨格を与え、またローヌ南部から収穫されたグルナッシュは丸みと繊細さ、花の香りを与えます。

最初の黒こしょうの印象を大事にすれば良かった。
ボルドーじゃないと判断した段階でなぜローヌに行かなかったかというと、シラーにはあまり無いと思っている、動物香のせい。
動物的な印象でピノ・ノアールにひっぱられてしまった。
でも、ネタばれしてみたら、これは完全にローヌの味わい。
まだまだ舌にモノサシが出来ていない証拠ですね。
ローヌの特徴と思われるもの
・明るい色合い(やや黒っぽい?)
・黒こしょうの香り
・熟した果実あるいはカシスのような印象
・動物的な印象がある場合がある
・辛口だが、ほんのりやさしい甘さを感じる
・全体に穏やかなイメージ
柔らかくて飲みやすいんだけど、この間のオーストラリアのシラーズとはえらい違い。
香りの複雑さとあと味のすっきり感かな?
シャプティエのローヌはとてもおいしくて、ぐいぐい進みます。
ギガルといい、シャプティエといい、ローヌのワインは美味しいですねー。

2007/06/03

ペッシェヴィーノ 白(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ フラミンガム)\1980
・シャルドネ(ボージョレ ドメーヌ シャテルス)\1780
・ソーヴィニヨン・ブラン60%、セミヨン30%、ミュスカデル10%(アントル・ドゥ・メール)\1280
・トレッビアーノ、ヴェルディッキオ、シャルドネ(ペッシェヴィーノ)\998

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
黄金色
粘性は強い

【香り】
爽やかな
フルーティ
ヒマラヤ杉
ツゲ
木樽のニュアンス

【味わい】
なめらかなアタック
しなやかな酸味
セック
キレの良い後味
現在飲み頃の
余韻は10秒以上

【判定】
最初はフルーツ香が主体で、ややシロップ漬けの印象だが、レモンのような爽やかさもある。
グラスをまわすと、スモーキーなグリーンの香り。
これはソーヴィニヨン・ブランだろ、って感じ。
樽の影響も感じられる。
味わいはスマートで、キレのいい後味。
余韻は非常に長く残る。
全体に軽やかな印象なので、ソーヴィニヨン・ブランでもボルドーじゃないだろう。

ファイナルアンサーで、NZのソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

なんとびっくり、ペッシェヴィーノでした。

【反省点】
前回飲んだのは相当前だったが、全然印象が違う。
しかも、第一印象がイタリアっぽく無い。

ペッシェヴィーノ 白
PESCEVINO BIANCO

樽による熟成が感じられる。
余韻は長く、飲み口はスマート。
品種は分からず、でもソーヴィニヨン・ブランっぽい香りがある。

2007/06/02

ラ・キュヴェ・ミティーク 2003(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー(コート・ド・カスティヨン:プピーユ:ハーフ)\1780
・シラー、ムールヴェドル、グルナッシュ、カリニャン、カベルネソーヴィニヨン(ラングドック:ラ・キュヴェ ミティーク:ハーフ)\940
・グルナッシュ50%、シラー25%、ムールヴェードル25%(ジゴンダス:ギガル:ハーフ)\1480

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ラ・キュヴェ・ミティーク 2003 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
エッジにオレンジ色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
熟成が感じられる

【香り】
硫黄
なめし革

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
辛口の
心地よい渋み
バランスのとれた
余韻は6~8秒

アルコール度:13%?
収穫年:2002年?
引用温度:15度?

【判定】
濃い色合いだが透明感のある外観。
やや熟成した印象。
なめらかな口あたりとやや動物的な香り。
グルナッシュやシラーじゃ無さそうな。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー

答えはミティークでした。

【反省点】
以前からミティークはうまいのか?
というのが疑問になってましたが、今回のブラインドの結果は
「最初の印象はうまい」
ですね。
でも、飲み進むと単調でジュースっぽい飲みやすさだけが印象に残ってきます。
香りも弱くて、変化が無いし。
でも何でしょうか、幸せを感じるワインというか、単純においしいというか、やはりこの品質はたいしたものですね。
それにしても、これだけのブドウ品種が入っていると、品種の特性は分からないですね。
ラ・キュヴェ・ミティーク 2003
LA CUVEE MYTHQUE 2003
http://store.yahoo.co.jp/wizumiya/460313.html
※和泉屋さんのサイトより引用
このキュヴェ・ミティークは“AOCに守られなくても良いワインは市場に通用する”という考え方から生まれたワインでAOCの規定にない葡萄を使用することにより新たな可能性を求めてつくったワインです。
セパージュはシラー、ムールヴェドル、グルナッシュ、カリニャン(樹齢70年)、カベルネ・ソーヴィニヨンとなっていてヴィンテージによって多少の違いはあります。1/3が新樽、3週間ごとに全ての樽において官能検査を行い、熟成の段階をチェックしながら9ヶ月から12ヶ月の熟成の後、最低6ヶ月の瓶熟を経て出荷されます。
このワイン、ヨーロッパのマーケットではほとんどがレストラン、ホテルに販売され、1996にフランス最優秀職人賞を獲得したAuberge du Vieux Puitsをはじめとする著名なレストランで使われています。ミティークとは神話という意味でラベルのフクロウは知恵の象徴だそうです。

勉強になります。
それでAOC表示が無いんですね。
なんだかんだ文句いいながらも気が付くと残り少なくなっている、というのが品質の証でしょうか。
人に勧めるのには良いワインではないでしょうか。

キュヴェアルバン(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ フラミンガム)\1980
・グルナッシュ・ブラン(キュヴェアルバン)\1980
・シャルドネ(ボージョレ ドメーヌ シャテルス)\1780

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
中庸な色合い
輝きのある
やや粘性あり

【香り】
爽やかな
フルーティ

かりん
アカシア

【味わい】
新鮮なアタック
しなやかな酸味
セック
わずかな苦味
現在飲み頃の
余韻は6秒以下

アルコール度:12.5%?×→13%
収穫年:2002?×→2004年
飲用温度:8度?

【判定】
中庸な輝きのある外観。
シロップ漬けのフルーツのような香り。
桃やかりんの印象。
樽の影響と思われるやや収斂性を感じる酸の印象がある。
やや花の香り、アカシアくらいか。
南を強く感じる香り。
味わいは苦味を強く感じる。
ボディの厚みはあまり感じないのでシャルドネはやや後退。
飲み口の印象は樽の影響の強いソーヴィニヨン・ブランとも考えられるが、
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは違うかな。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ
で、ピンポン

【総評】
キュヴェアルバン

http://www.domaine-tour-trencavel.com/en/alban.html
Cinsault 62% - Grenache 38%
Yield : by hand
Maceration of 7 days at 7 ° for the Grenache
De-stemmed and fermented at the low temperature of 22°
Short time in the vat in order to reveal the fruit
Daily pumping over of the Grenache, in vat for 25 days
Ageing in vat and blending after the malolactic fermentation
Year after year this wine will be the witness of the vintage.
The blending and ageing will be achieved according to the inspiration of the vintage.
It will always astound you : wine of a new emotion, every time different.

サンソー62%、グルナッシュ38%
以下直訳
利回り: 手(手づみって事かな)
グルナッシュのための7°の7日間についてふやかすのは、このワインがヴィンテージの目撃者になる年後のmalolactic発酵Yearの後にDe食い止めて、25日間のAgeingにおいて、果物Daily揚水が大タンクの中に大タンクの中にグルナッシュを終わらせているのを明らかにするために大タンクにおける22°のShort回の低温でかき立てられて、混合されました。
ヴィンテージのインスピレーションに従って、混合と年をとることは達成されるでしょう。
それはいつもあなたを驚かせるでしょう: 異なるときはいつも、新たな感情のワイン。

何とサンソーの方が多かったですね。
ややミネラルというかヨード香というか、そこに柑橘系から桃、南国系の果実までのフルーツ、スパイスっぽい印象も香ります。
飲み口は樽香が支配的な印象。
爽やかさが足りずに、やや重い感じ。
うち的にはあまり好みじゃないかな。

ドメーヌ・ド・ロスピタレ シラー 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098
・シラー(ヴァンドペイ ロスピタレ)\1180

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ドメーヌ・ド・ロスピタレ シラー 2004 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は弱い
若々しさのある外観

【香り】
濃縮感のある
ブルーベリー
ジャムのような濃縮感
イースト香
ヒマラヤ杉
きのこ
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
控えめな酸味
辛口の
心地よい渋み
溶けたタンニン
余韻は6~8秒

アルコール度:13%?→正解
収穫年:2004年→正解

【判定】
外観は若い印象なので、クリュ・ブルジョワの95はほぼ外れる。
香りはまず、ジャムとイースト香。
それからスパイス香がたってきて、この段階ではシラー。
グラスを回していると、だんだん、きのこやスモーキーな香り。
やや動物っぽくてメルローっぽい。
しかもスモーキーでグリーンな印象はカベルネ・ソーヴィニヨン。
となるとメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンの入ったワインか。

ファイナルアンサーで、バロン・ド・レスタック
で、ブー

なんとシラーでした。

【反省点】
ネタばれすると明らかにシラー。
いつもそうだが、第一印象で合っていて、そのあとの印象で間違えるというパターンが多い。
第一印象を大事にしないとだめだね。

ドメーヌ・ド・ロスピタレ シラー 2004
DOMAINE DE L'HOSPITALET SYRAH 2004
※輸入業者のコメント
ロスピタレが得意とするシラー。南フランスの太陽をたっぷりと浴びた樹齢30年のぶどうから造った、溶け込んだ甘味とスパイス&複雑な感じがある。フルーツたっぷりの赤。
ドメーヌ・ド・ロスピタレについて
南フランスきっての醸造家が造るワイン。採用ワイン選択に関して世界一厳格と言われる「エールフランスのファースト&ビジネスクラスへのワイン搭載」で異例の4年契約を結び、更なる超一流蔵元へとステップアップ。

飲み進むとシラーらしい甘さを感じるようになる。
香りは時間を置いてもそれほど変化なし。
非常に良く出来ていて、そつのない印象。
今回はセールだったので、1180円だったが、売値は1380円。
1380円は、まあぎりぎりってところかな。
ちょっとラベルが安っぽいのが損してる感じがしますね。

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