2007/06/23

ジル・ロバン クローズ・エルミタージュ・パピヨン2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・シラー(クローズ エルミタージュ)\2678
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ ピエール・ネジョン)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ジル・ロバン クローズ・エルミタージュ・パピヨン2005 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観

【香り】
ブルーベリー
チェリー
コーヒー
なめし革
硫黄

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
甘さを持った
心地よい渋み
バランスのとれた
若々しい味わい
余韻は5秒以下

アルコール度:13度?○正解
収穫年:2004年?×→2005年
引用温度:15~18℃?

【判定】
濃い色合い、透明度も低い。
この段階ではカベルネ・ソーヴィニヨン。
香りは硫黄の香りが強く、他の香りが感じにくい。
果実はチェリーやブルーベリー程度。
コーヒーのような香りもあり、動物的な印象もある。
飲み口では柔らかさと、ほんのりと甘さが特徴的。
香りではやや判定がつかないが、飲み口はシラーっぽい。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ピンポン

ちょっと期待外れなシラー。

【総評】
ジル・ロバン クローズ・エルミタージュ・パピヨン2005
Gilles Robin Crozes Hermitage Papillon 2005

http://www.winegrocery.com/shop/A123/JYP2RYXwE/syoinfo/4770
無農薬栽培。
田崎真也セレクションで、第1回最優秀ワインにも輝いたらしい。

ちょっとケミカルっぽい、有機溶剤っぽい香りが気になっていたが、だんだん硫黄のような香りになり、それが落ち着くと、コーヒーやタバコ、燻製のような香りが立ってきた。

最初はシラーっぽさを感じるのが難しかったが、時間がたつとシラーっぽいスパイシーな香りが立ってくる。
とはいえ、香ばしい系統(アンピルマティック)の香りが強く、いわゆるシラーっぽい香りとはやや違うような気がする。
また、全体的な印象ではフランスというよりはオーストラリアのシラーズのようなイメージもある。
癖のある香りに穏やかで飲みやすい口あたり、ってのが特徴でしょうか。
やや2000円代後半は高いような気もするけど、良いワインです。

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