2016/04/30

レア・ヴィンヤーズ グルナッシュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014

レア・ヴィンヤーズ グルナッシュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014
レア・ヴィンヤーズ グルナッシュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014
RARE VINEYARDS GRENACHE VIEILLES VIGNES 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ

町田の蔵家さんで、税抜き900円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ブルーベリー、赤い実の果実、ドライハーブ、杉
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、なめし皮、スパイス
香りの印象:温度が低くてまだ閉じている印象
※温度が上がると樽香が強くなる

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:サラサラした、ちょっと収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイスとドライフルーツのような感じ

【評価】
フルーティだけどスッキリした味わいで、樽の影響が複雑性を加えている

【供出温度】
14-16度 軽めだけど樽の影響が強いので温度少し上げた方がワインの個性がしっかり出る

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、底光りするような輝きと液面のツヤがあります。

香りは、樽の影響が強く、ブルーベリージャム、ミントやユーカリオイル、杉板、などの印象があり、華やかさと複雑性があります。

味わいは、軽めでスッキリしたアタックから、チャーミングな果実感と甘みがふわっと広がり、優しい酸味がしっかり支えた後に、えぐ味と渋みが強く出てきて、しっかり果実感の残るフィニッシュ。

余韻がとても良いので、またグラスに手が伸びますね。
冷蔵庫で冷やしてあったので、最初はちょっと温度低すぎたのですが、温度が上がってくるとこのワインの良さが出てきました。

カジュアルでスマートな味わいに樽香がしっかりあって、何とも不思議な感じ。
最近珍しいくらいの樽香ですが、とても効果的に使っていて嫌味もなく、この価格帯では他にあまりないかも。

今日の晩御飯は、「豚肉の肉じゃが」と「アジのみりん干し」。
アジのみりん干しは絶対合わないので、合わせません。

肉じゃがは、ワインがすーっと後ろに引くのですが、食事の邪魔をしないで、ちょっとアクセントと魅力を加えてくれるような合い方です。

おつまみの「ペッパービーフ」は味が付き過ぎてて世界観合わず、このワインには馴染みません。

「クリームチーズ シャルドネ味」は、意外と受け入れる部分がありますね。
アメをなめてるような人工的な香りがあるのですが、ワインがそれを水のハケで薄めるような感じで馴染ませて、全体が幸せになる感じです。

コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

レア・ヴィンヤーズ・グルナッシュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014【フランス】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】【金賞】【Rare Vineyards】

※サイトより引用
今回ご案内する2014年は日本初の女性審査員のみによるワインコンクール【サクラ・ワインアワード2015】にて金賞大激賞!!
『サクラ・ワインアワード』は「審査員全てが日本人の女性」!!女性目線による、従来の常識を打ち崩す、 新しいワインの価値基準の提案を目指して、世界初の女性審査員のみのワインコンペティションを行っています。
ワインを審査するのは、ソムリエ、ワインジャーナリスト、愛好家、インポーターと様々な職種のワイン界のプロフェッショナル総勢340名。審査員全員が日本人女性という世界初の試みに、世界中から大きな注目が集まっています。
その美味しさの秘密は、樹齢40年にもなる古樹からわずかしか取れない貴重なグルナッシュを100%使用しており、その収量はなんと『50hl/ha!!』。この価格帯では異例とも言える、やっとの思いで搾り出した超濃縮果汁だからなのです!!
そんなワインを造るLGI社は、大規模な生産者組合でエクスポートマネージャーの経験を持つアラングリニョン氏が設立した会社です。ラングドック出身で革新的なワインの造り手でもある彼の造り出すワインは、ラングドックのテロワールと葡萄の個性を見事に表現しています。
その味わいたるや、
『カシス、ブルーベリー、イチゴとふんだんな紫果実、赤果実、の甘くチャーミングな香りが心地よい!!そしてほのかな樽の香ばしさを感じさせ、口に含むと甘味を感じさせる凝縮した果実味、そして外観・香りから想像した以上にタンニンの力強さ、そして豊かな酸味を感じる。』・・・
もの凄いバランスの良さです!!非常にジューシー!!そしてほどよく厚みのある味わい!!
『これはもう絶対に!!絶対に飲んでみて下さい!!』

2016/04/29

ウィリ・ギッセルブレッシュトゥ シルヴァーナー 2012

ウィリ・ギッセルブレッシュトゥ  シルヴァーナー 2012
ウィリ・ギッセルブレッシュトゥ シルヴァーナー 2012
W.GISSELBRECHT SYLVANER 2012

フランス:アルザス地方:A.O.C.アルザス
アルコール度:11%
ブドウ品種:シルヴァーナー

リカーランドトップで、税抜き1100円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱い
外観の印象:少し落ち着いた印象で、テラテラした輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バナナ、熟した果実、キンモクセイ
<香辛料・芳香・化学物質>シナモン、ハチミツ
香りの印象:甘い果実感が中心

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:旨みを伴った
バランス:まろやかな、ねっとりした、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
ネクターのような果実感

【評価】
マイルドでねっとりした味わいで充実した果実感があり、カジュアルだけどひとクセあって奥深さも感じる

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しそうだけど、温度上がってからの個性も楽しめる

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、バナナや熟した果実、キンモクセイ、シナモンのようなスパイス、ハチミツやカンロ飴、全体的に甘さを感じます。

味わいは、トロ味のある柔らかいアタックから、熟した果実感としっかりした酸味がじわっと広がり、スマートで心地よい印象が続いた後に、苦味とスパイシーな印象が出てきてフィニッシュ。

フルーティでカジュアルなのですが、ニューワールドやグローバル品種には無い個性があって、スイートで色っぽい大人って感じです。

あれ??
グラスが空になると、ちょっと饐えた香りが残って、悪くいうとちょっと雑巾っぽい感じ?
でもさらに時間が経つと、カラメルのような甘さが出てきて香りのバランスを整えますね。

なんだか不思議な印象で、悪臭要素をうまく取り込んで個性にしている、伝統産地の奥深さというか、香りの文化の深さを感じます。
これはニューワールドでは、なかなか真似できませんね。

今日の晩御飯は、カツ丼。
明日は子供が就活なので、カツ丼だそうです。
がんばれ~。

合わせるとワインの繊細さはすべて吹っ飛んで、チューハイ的な合い方になりますね。
でも食事の邪魔をせずに口をサッパリしてくれて、悪くありません。

食事が終わってワインだけになると、だんだん重さが気になってきました。
力が落ちてくるというか、酸味も荒れた感じになってきますね。

あまり力がないワインなので、開けた後は冷えているうちに早めに飲むのがオススメです。

■楽天ショップへのリンク

よりどり12本送料無料 ウィリ ギッセルブレッシュトゥ シルヴァーナ 2012 750ml 白ワイン フランス

※サイトより引用
ウィリ・ギッセルブレッシュトゥは1936年に設立されたフランス・アルザス地方にある家族経営のワイナリーです。
3世代に渡り受け継がれ作られてきた高品質なワインは世界中のワイン愛好家に愛されています。
アルザスのダンバッハ・ラ・ヴィルの最も品質の高い土壌17haを所有し、アルザスワインやクレマンはもちろん、グランクリュ・フランクシュタインやグランクリュ・ミュンヒベルクも生産しています。
ウィリ・ギッセルブレッシュトゥでは、家族経営らしく収穫は全て手作業で行い、選別は熟練の作業員が厳しく行うため、17haの畑を所有していますが、生産量は少なめ。
醸造も昔ながらの手法を取り入れ、特には目新しい事はしていませんが、地道で真面目なドメーヌの気質がよく現れた、とっても素直なワインを造ります。
アルザスで最も古くから生産される品種の一つであるシルヴァーナは、軽快で柔らかな味わいが存分に楽しめるワインです。
サラダやシーフードによく合います。
アカシアや青リンゴ、グレープフルーツ、白桃のアロマがあり、新鮮な果実の味わいを楽しめます。
フレッシュでフルーティな口当たり、さっぱりとライトで飲みやすい白ワインです。

2016/04/26

ラデラ・ヴェルデ レッド NV (2016年購入)

ラデラ・ヴェルデ レッド NV
ラデラ・ヴェルデ レッド NV
LADERA VERDE RED NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

まいばすけっとで、399円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、底がうっすら見えるくらいの透明感

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>濃縮ジュース、干しぶどう、干し肉
<香辛料・芳香・化学物質>ケミカル、石鹸、アルコール臭
香りの印象:人工的でケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、キツイ
タンニン分:控えめだけど収斂性がある
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ぶどうジュース

【評価】
人工的で飲み口が悪く、チグハグなバランス

【供出温度】
10度以下 温度高くても冷えていても美味しくない

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、底がうっすら見えるくらいの透明感と液面のツヤがあります。

香りは、濃縮ジュースや石鹸、アルコール臭、ケミカルで人工的な印象。

味わいは、ライトでギスギスしたアタックから、人工的な果実感が強い酸味とともに広がり、痩せたボディでストンと終わり、アルコールの余韻が残るフィニッシュ。

安いワインなのであまり文句も言えませんが、やはりペットボトルワインは美味しくないな~、というのをさらに印象付けました。
ただ、このワインあまり悪意がないというか、ダメなんだけどサバサバしてるというか、飲み進むと意外と良くなってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、冷凍食品の「ベーコンときのこの和風パスタ」と「23品目の豆の入ったサラダ」。

和風パスタはちょっと魚介系のつけ麺みたいな味がしますが、このワインは大丈夫ですね。
醤油との相性が良くて、軽いので合わせる幅も広そうです。

肉じゃがとか手羽煮、筑前煮などの煮物系は合いそうです。
ミックスナッツはまったりと普通に合います。

人に例えると、ダメ人間なんだけど、落ち込んでる時には親身に話を聞いてくれる、親戚のおっちゃん、みたいな。

まあ、この価格なら納得出来る・・・かな。
ペットボトルのワインって管理の問題とかロットの品質差とか、いろいろあって品質が安定してないと思うので、また1年位経ったら飲んでみようと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/04/24

クロード・ヴァル 赤 2014

クロード・ヴァル 赤 2014
クロード・ヴァル 赤 2014
CLAUDE VAL ROUGE 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%

リカーランドトップで、税抜き850円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかったフチをした、黒に近い濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>野ばら、ブルーベリー、
<香辛料・芳香・化学物質>シナモン、メントール、ジビエ、カラメル
香りの印象:華やかさがあり複雑

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:なめらか、溶け込んだ
バランス:ややふっくら、流れるような
アルコール度:やや弱め(に感じる)
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
チャーミングな果実味とスパイシーさ

【評価】
優しくチャーミングで幸せ感たっぷりな味わいだけど、ワインとしての品格を持っている

【供出温度】
10-13度 少しひんやりしてるくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした黒に近い濃いガーネットで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りはフローラルでスパイシー、ちょっと香水のようなフローラルに、メントールやシナモンのようなスパイス、黒い果実、カラメル、生肉、など華やかさあり複雑性があります。

味わいは、なめらかで優しいアタックから、チャーミングな果実感と甘みがじわっと広がり、ふくらしたボディを酸がしっかり支えて長めに続き、えぐ味と乾く印象が出てくるものの、ジューシーさを保ったままフィニッシュ。

レ・ドメーヌ・ポール・マスのこのシリーズは何度か飲んでますが、さすがの品質というか貫禄がありますね。

グラスに入れたばかりだとちょっと青臭い感じがありますが、少し時間が経つと香りが開いてきます。

ワインだけで美味しいですね。
セーブしながら飲まないと、ついつい飲み過ぎてしまいます。

余韻がいいんですね~。
後味の果実感がとても心地よいので、またグラスに手が伸びます。

ニューワールドのような強い果実味ではなく、控えめだけど効果的みたいな。
心地が良いというのが一番当てはまる言葉かもしれません。

今日の晩御飯は、豚丼っぽい味付けの豚肉とキャベツと玉ねぎの和風の煮物。
合わせると、ピッタリフィットはしませんが、ワインが大人な対応で合わせてくれます。

おつまみで、薄皮付きの揚げ塩ピーに合わせると、苦味と塩気がケンカするかと思いきや、意外と大丈夫。

ワインだけでも美味しいですが、合わせる食事の幅も広そうです。
温度が上がってきても、チャーミングな果実感は変わりません。

人に例えると、陽気でニコニコ微笑んでいる、褐色の肌のかわいい女の子みたいな印象で、太陽のイメージがありますね。

コストパフォーマンスの高い、良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

クロード・ヴァル 赤 [2015]赤ワイン ミディアムボディ 750ml フランス ラングドック・ルーシヨン I.G.P.ペイ・ドック Claude Val Rouge レ・ドメーヌ・ポール・マス

※サイトより引用
オランダTOP100に選出!これぞ旨安!!決定版
南仏の魅力がぎっしり。デイリーで飲める本格派!
相反する才能を持ち合わせた稀有な生産者
新進気鋭の若手生産者として登場して十余年、当時無名であったワイナリーを、今や揺るぎ無い地位にまで育て上げた「レ・ドメーヌ・ポール・マス」社のジャン・クロード・マス氏。
「年間総生産量約900,000ケース(2008年末時点)という規模を誇りながら、その品質にかける情熱はどんなこだわりを持つ生産者にも負けない」
「土に根ざした醸造家として、そして時代をリードする経営者として、飲む人の心に届くワインを造り続ける」
価格の面では気軽にお楽しみいただける“デイリー・ワイン”のレンジにありながら、一口飲めば誰もがそのクオリティに唸る。
そんなジャン・クロード氏のワインは、世界のマーケットから支持を集めており、その挙げればキリがないほどの輝かしい評価・受賞歴の数々が、何よりも彼の生み出すワインのクオリティの高さを物語ります。  
クロード・ヴァル ルージュは南仏の豊かな気候を表現した赤ワイン。フルーティなアロマと豊かな果実の味わい、軽快な口当たりが心地よくカジュアルなシーンにぴったりです。
受賞歴
(2012)コンクール・デ・グラン・ヴァン・デュ・ラングドック 2013 金賞
(2009)コンクール・デ・グラン・ヴァン・デュ・ラングドック 2010 金賞

2016/04/23

リーリコ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015

リーリコ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
リーリコ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
LIRICO MERSEGUERA SAUVIGNON BLANC 2015

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、税抜き369円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い、のっぺりした輝き

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>熟した果実、甘い柑橘系、花の蜜、アカシア
<香辛料・芳香・化学物質>シロップ
香りの印象:甘い印象が強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やさしい、柔らか
苦味:控えめ、旨みを伴った
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
甘みのある柑橘系

【評価】
ライトでフルーティでカジュアル、チャーミングな果実感と甘みが特徴的

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてフルーティさを楽しむタイプ

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、少しオレンジがかったイエローで、金属質な輝きとツヤがあります。

香りは、熟した果実や甘い柑橘系、甘い花の蜜、アカシアなど、甘みが特徴的。

味わいは、ライトで柔らかいアタックから、チャーミングな果実感と甘みがふわっと広がり、細身のボディが少し長めに続いて、旨みとえぐ味と心地良い果実感を残すフィニッシュ。

やや水っぽいくらいの軽さですが、心地よい果実感が魅力です。
最後にちょっと「えぐ味」が残り、ややキレが悪い印象ですが、この価格だったらまったく問題ありません。
というか、この価格でこの品質はなかなか無いですね。

あらためて価格を見ると税込みで399円。
この価格だったら今まで飲んだ中で一番いいんじゃないでしょうか。

600円くらいのワインかと思いました。

軽いんだけど、とてもチャーミングで魅力的にまとまってます。
ただソーヴィニヨン・ブランらしくないのがちょっと気になるかも。

今日の晩御飯は、自家製のチーズの入ったチキンカツと、冷凍食品のベーコンときのこのクリームパスタ。

チキンカツは力関係もちょうど良く、バッチリ合います。

冷凍食品のクリームパスタは、きのこの苦味とワインの苦味がケンカしてちょっとイマイチ。
というか、この冷凍食品のパスタが美味しくないんですね。

化学調味料の感じが強くて、ナチュラル感がなく、ワインもちょっと引いてる感じになります。

軽めなので家庭料理にも合わせやすそうですが、やや強めに残る苦味と辛さがちょっと気になるかも。
苦味のあるメニューだとちょっとケンカしそうです。

今回はキノコの苦味がダメでしたが、和食は苦味があるものも結構あるので、油脂分のある洋食の方が良さそう。

このワイン時間が経つと若干傷んだ印象になって、だんだんアラが出てきました。
うまくごまかしていたけど、化けの皮がはがれてきた感じでしょうか。

香りも饐えたような印象が出てきて、味わいも魂が抜けてきて、なげやりな感じです。
このワイン、先に酔ってしまえば良い時の印象が残りますが、時間をかけて味わうとダメそうですね。

飲み終わりの印象ではリピートしたいとは思えない品質感になってきました。

人に例えると、口がうまくて最初の印象はいいけど、話を続けているとアラが出て信頼出来なくなってしまう若い男性みたいな。

飲み始めはものすごく良かったのですが、後半のダメダメっぷりで、また買うことはないでしょう。

■楽天ショップへのリンク

【5,000円以上送料無料】リーリコ メルセグラ ソーヴィニヨン ブラン 750ml

※サイトより引用
花と完熟フルーツに彩られたさわやかな酸味があり、親しみやすいスペイン産白ワインです。

2016/04/22

コスタネラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

コスタネラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
コスタネラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
COSTANERA CABERNET SAUVIGNON 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

まいばすけっとで、499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い、液面のツヤがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリージャム、ピーマン、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>ヴァニラ、チョコレート、スモーキー
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:強めでややザラついた印象
バランス:スマートながら、強さがある
アルコール度:強め(に感じる)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃縮感がありフルーティ、カジュアルだけど強く辛い後味

【供出温度】
14-16度 ちょっと温度高めの方が飲みやすいかも 

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクパープルのフチをした濃いガーネットで、輝きとツヤがあります。

香りは、強めのグリーン香とちょっと硫黄、ブルーベリージャム、なんとなくヴァニラ、カラメル、チョコレート、などがあります。

味わいは、やや強めでスムーズなアタックから、濃縮感のある果実味と甘みが一気に広がり、スマートなボディが少し続いた後に、強めのタンニンとアルコールの強さが出てきて、えぐ味と収斂性のあるフィニッシュ。

ひと昔前に大流行した、いわゆるチリカベ(チリのカベルネ・ソーヴィニヨン)って感じですね。

ちょっと違うとしたら、スッキリ感とかスマートさがあるところでしょうか。
以前のチリカベは濃けりゃいい、って感じでしたからね。

濃くてタンニンも強めなんだけど、全体にスマートで優しい感じ。
でも後味はキレイに消えなくて、重い感じです。

冷蔵庫で少し冷やしていたので、もう少し温度が上がると全体的に馴染んでくるかもしれません。

今日の晩御飯は、冷凍食品の「ミラノ風ドリアと鶏肉のトマト煮」それにフライドポテト。

合わせてみると、ミラノ風ドリアも鶏肉のトマト煮も味が軽すぎてワインが強めに残ります。
でも、冷凍食品独特の後味をワインが消してくれるという点ではちゃんと仕事しますね。

冷凍食品のフライドポテトは脂っこさをワインが中和してくれるという合い方。
それにしても、この冷凍のフライドポテト、チョー体に悪そう・・

このワイン、フルーティで甘みも強めなので、食事合わせるのは難しそうですね。
バーベキューとか焼き肉、ハンバーグ、カレーのイメージで、少なくとも繊細な料理には合いそうもありません。

おつまみのミックスナッツは、甘さが強く出てパーティ的な合い方。

人に例えると、苦みばしってるけどラテン系で、妙にテンション高くてナンパなオヤジ、みたいな。

ワンコインだと良い方だと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/04/20

エミュー シャルドネ NV

エミュー シャルドネ NV
エミュー シャルドネ NV
Emu Chardonnay NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

サンクスで、512円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>熟した果実感、
<香辛料・芳香・化学物質>硝煙、ハチミツ
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、やや厚みのある
アルコール:強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
熟した南国系の果実感

【評価】
濃縮感のある果実味でボリューム感がある

【供出温度】
8-10度 ボディはしっかりしているが温度が上がるとアラが出てきそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、少しオレンジがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、ちょっと過熟した南国系の果実、硝煙、ハチミツ、青臭い感じのグリーン香など、ちょっと雑な印象です。

味わいは、トロ味のあるアタックから、濃厚な果実感と甘みがゆっくり広がるボリューミーなボディで、その後えぐ味と苦味が出てきて、荒っぽい印象のフィニッシュ。

いかにもシャルドネらしいボリューム感のあるタイプなのですが、ちょっと全体的に荒っぽい印象がありますね。

今日の晩御飯は、冷凍パスタの「あさりとほうれん草のクリームソース フェットチーネ」と、お惣菜の「23品目のサラダ」。
あさりとほうれん草のクリームパスタは、とてもカジュアルな感じで合います。

「23品目のサラダ」は果実感を加えるドレッシング的な合い方をしますね。
果実味が強くて甘みがありますが、食事にも合わせやすそうです。

トロッとした口当たりがこのワインの良さでしょうか。
ワンコインでこの口当たりとボリューム感は魅力的ですね。

おつまみの揚げ塩ピーにもパーティ的に合いました。

人に例えると、ぽちゃぽちゃした頬の赤い可愛らしい女子だけど、性格はちょっと雑、みたいな?

厚みのあるシャルドネが好きな人にはオススメです。

■関連リンク(サークルKサンクスのワイン)


2016/04/19

ヴェラタ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015

ヴェラタ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
ヴェラタ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
VELATA MERSEGUERA SAUVIGNON BLANC 2015

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

まいばすけっとで、499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、ちょっと大人しい印象

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、熟した果実、グリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>クリーム、ハチミツ、硝煙
香りの印象:ちょっと過熟した印象がある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:やさしい
苦味:控えめ
バランス:ややふっくらした印象
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
あまり爽やかじゃない苦味のある果実

【評価】
軽めで穏やかな飲み口ながら、アルコールは強めで後味は辛い

【供出温度】
7度以下 温度高めだとちょっとボケる印象かも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、ちょっとくすんだような地味な印象。

香りは、ちょっと過熟して傷みかけたくらいな果実感、ハチミツやカラメル、硝煙、硫黄、畳のようなグリーン香もあります。

味わいは、軽めで優しいアタックから、シンプルな果実感と酸味が戸惑い気味な感じで広がり、ふっくらしたボディにえぐ味とアルコールの辛さ、苦味が強めにでて、ちょっと乾く感じでフィニッシュ。

ソーヴィニヨン・ブランなのにイマイチ爽やかさがないというか、全体的にくすんでるような印象ですが、まあそれなりに美味しいかな。

今日の晩御飯は、冷凍パスタのボンゴレビアンコと、スーパーのグリーンサラダとポテトサラダ。

冷凍パスタのボンゴレビアンコには、ダメダメカップル的な合い方で、お互いをなぐさめあうような雰囲気。

ポテトサラダとグリーンサラダにはお茶っぽい合い方をします。
苦味が強めに出ますが、爽やかさがあって悪くないかも。

おつまみのベビースターラーメンは苦味がケンカしていまいち。
揚げ塩ピーはギリギリOKなので、油脂分が欲しくなるワインなんでしょうね。

ワインだけになっても大丈夫で、さらに温度上がってもそこそこ問題ありません。

人に例えると、見た目地味なんだけど、人付き合いが良くて、意外と評判のいい若い男子みたいな。

ワンコインとしては許容範囲でしょうか。
また来年も飲んでみよう。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/04/17

ヴィニ・デル・モーロ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2013

ヴィニ・デル・モーロ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2013
ヴィニ・デル・モーロ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2013
VINI del MORO MONTEPULCIANO D'ABRUZZO 2013

イタリア:アブルッツォ州:D.O.C.モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:モンテプルチアーノ100%

リカーランドトップで、税抜き758円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいが黒っぽくてちょっと落ち着いた印象の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、ディスクが厚め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、ドライフルーツ、百合のようなキツ目のフローラル
<香辛料・芳香・化学物質>オリエンタルスパイス、樹脂
香りの印象:ちょっとケバケバしい、おばちゃんのような印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:シルキー、溶け込んだ
バランス:やや肉厚、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
干しぶどうのような印象

【評価】
香りにやや難ありだが、飲み口はライトでなめらか、熟成感のある落ち着いた味わい

【供出温度】
10度以下 なめらかでタンニン弱めなので、しっかり冷やして香りを抑えた方が飲みやすそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいけど黒っぽい、落ち着いた色調の濃いガーネットで、深い透明感と輝き、液面のツヤがあります。

香りは、干しぶどうやブルーンのような果実感に、百合のような鼻を突くフローラル、なめし革やオリエンタルスパイスなどがあります。

味わいは、軽めでなめらかなアタックから、抑えめの果実感とちょっと饐えたような酸味があり、地味な印象が続いて、軽いえぐ味のあるフィニッシュ。

キツめのフローラルに腐臭のようなものもあって、ちょっと香りはいただけない感じですね。
味わいは、想像通りの地味で落ち着いた感じで、モンテプルチアーノ・ダブルッツォってこんな感じだったよな~、と納得。

最初は香りも味わいも良くなかったのですが、時間が経つとだんだんまとまってきました。
グラスが空になっても、グリーンっぽいフローラルな印象が残ります。

今日の晩御飯は、自家製のガリバタチキン。
ニンニクもバターも控えめです。

ワインだけで完結してない分だけ、食事を許容する範囲が広そうですね。
一つの素材として、食事に取り込まれる感じ。

ワインだけになるとやはり何か欲しくなるものの、時間とともにワインがしっとりしてきて、おだやかな印象になってきました。
香りはだいぶ落ちてきましたね。

グローバル品種のような華やかさはありませんが、おだやかな味わいがあります。
じわっと穏やかな果実感と甘みが出てきました。

人に例えると、ユニクロを着てる地味な若者だけど、人柄が良くて信頼できる、でもまあ彼氏にするにはちょっと物足りないみたいな?

悪くはないけど魅力的ではないので、リピートしたいようなタイプではないかな~。

■Amazonへのリンク



※サイトより引用
コッレフリージオ監修の元近郊ワイナリーで生産したマグナムワイン。モンテプルチャーノ・ダブルッツォ100%。10月中旬に収穫。スキンコンタクト15~20日間ステンレスタンクで熟成。紫がかったルビーレッド。ベリー系フルーツやブラックチェリーの香り。ストラクチャーがしっかりしていて、バランスの取れた味わい。余韻が長い。
1000円以下のおすすめワイン

2016/04/16

ヴィエント・スール トロンテス 2015

ヴィエント・スール トロンテス 2015
ヴィエント・スール トロンテス 2015
Viento Sur Torrontes 2015

アルゼンチン:北西部:サルタ州:カファジャテ・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:トロンテス

イオンで、1058円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや弱い
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ライチ、みかん、柑橘系、きんもくせい
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ、ミネラル
香りの印象:アロマティック、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やか、しっかりしている
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、しっかりした強さがある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
蜜のような果実感

【評価】
アロマティックでフルーティ、心地よい甘みと爽やかな酸味があるが、アルコールも強い

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてカジュアルに楽しむのが良さそうだが、温度上がると違う表情が出そう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りはアロマティックで、ライチ、みかんなどの柑橘系、金木犀のようなフローラル、ミネラルやハーブの印象もあります。

味わいは、トロ味のある強めのアタックから、心地良い甘みと豊かな南国系のフルーツ感が一気に広がり、しっかりした爽やかな酸味と強めのボディが支えて、アルコールの辛さとえぐ味が出てくるけど、ジューシーさを保ったままフィニッシュ。

ブラインドで飲んだらゲヴュルツトラミネールと間違えそうなくらい、ライチ香が強く、アロマティックですね。
ただ、グラスを回すとみかんや柑橘系の果実感に変わってきて、その後で粉っぽいミネラル感が強くなります。

後半落ち着く感じがトロンテスの特徴なのでしょうか?

ワインだけでどんどん飲んじゃうタイプですね。
というか、このワインに合う食事あるのか?って感じ。

パイナップルを入れても大丈夫な、酢豚やカレー、ハンバーガーのようなメニューでしょうか。
完全にパーティワインだと思います。

派手な味わいなので、お土産で持って行くと盛り上がりそうですが、ラベルデザインがちょっと地味なのが残念かな。
飲み進むと、みかん味を強く感じて、これは日本人に合いそうな気がします。

このワイン、飲みやすいのにアルコール度は14%もありますので、飲み過ぎは注意ですね。

アルコール度14%の白ワインを過去の記録で調べると、
ロス・ヴァスコス シャルドネ 2013
ティエラ・ヌエバ レゼルバ シャルドネ 2011
ドメーヌ・ド・マラヴィエイユ シャルミュール ブラン 2011
などがありました。

今日の晩御飯は、ポークチャップ。
何となくワインに合わせにくいメニューですが、このワインは適当に合わせてくれます。

おつまみのミックスナッツも牛タンスモークもパーティ的に合わせてきますが、強い香りがあるので最終的にはワインが持っていく感じです。
甘みがあって香りが強いので、タイ料理とか、香りの強い中華とかにに合いそうな気がします。

とても主張の強いワインなので、最終的にはパーティっぽい雰囲気になりますね。
人に例えると、派手好きなパーティピープルだけど、回りに妥協しない、ブレない若い女子みたいな感じ?

個人的は好きなタイプで、品質感も悪くないと思います。
オススメです。

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2016/04/15

コンチャ・イ・トロ アヴァンサ カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2016年購入)

コンチャ・イ・トロ アヴァンサ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
コンチャ・イ・トロ アヴァンサ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
CONCHA Y TORO AVANZA CABERNET SAUVIGNON NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

セブンイレブンで、645円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>濃縮感のある果実、カシス、ブルーベリージャム、杉
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、チョコレート、ジビエ、スパイス
香りの印象:若々しい、濃縮感と複雑性がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:なめらか、やさしい
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートながら、しっかりした芯を持っている
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
スムーズでなめらか、ドライな味わいで芯の強いワンクラス上の印象

【供出温度】
10-13度 かなり温度高めで飲み始めたが問題なし、冷えてても温度高めでも楽しめる

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と輝き、液面のツヤがあります。

香りは、濃縮された果実、カシスやブルーベリージャム、生肉やジビエ、チョコレート、スパイス、時間が経つとカラメルなど、複雑性があり楽しめます。

味わいは、滑らかなアタックから、抑えめの果実感と優しい酸味がじわっと広がり、ドライでアルコール強めの芯の強いボディで、スーッと流れるように余韻の残るフィニッシュ。

ニューワールドですが、フルーティカジュアルなタイプではなく、果実味と甘み抑えめのしっかりした味わいで、なめらかな口当たりもあって、ワンクラス上の印象ですね。

かなり温度高めで飲み始めた事もあって、なめらかな印象で香りも開いていますが、冷やしてみると味わいも印象も変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯はコンビニパスタのミートソース。
合わせると、果実感と甘みが強めに出て、ワインの辛さも強くなって、ちょっとバランスが崩れる感じです。
ワインが勝っちゃうというか、後味の苦味が気になります。

しっかりした肉調理が良さそうですね。
ミートソースだけに合わせると、何となくしっくりきました。

冷蔵庫で冷やしてみると、コンパクトでチャーミングな印象に変わってきました。
香りもしゅっと縮まって、素直で従順な感じです。

温度高いときは、ちょっとエラそうな上から目線だったのが、猫を被ったようになりますね。

香りが閉じる分、価格感はぐっと下がって、飲みやすいフルーティなニューワールドワインの印象になりますが、トータルのバランスで言えばこっちの方がいいかも。

おつまみの「薄焼きせんべい」は塩気が苦味とケンカしてイマイチ。
砂糖がかかってるおせんべいの「雪の宿」はまったく合いません。
「ミックスナッツ」に合わせると、パーティっぽく合いますね。

人に例えると、質素だけどセンスのいい服装の、真面目でとても思慮深い、若い落ち着いた女性みたいな?

1000円弱くらいの印象で、コストパフォーマンスは高いと思います。
またリピートしてみたいワインです。

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2016/04/13

ファツィオ シビリア ビアンコ NV (2016年購入)

ファツィオ シビリア ビアンコ NV
ファツィオ シビリア ビアンコ NV
Fazio Sibilia Bianco NV

イタリア:シチリア州:I.G.T.テッレ・シチリアーネ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カタラット、シャルドネ

セブンイレブンで、645円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>洋梨のような白い実の果実、香水っぽいフローラル
<香辛料・芳香・化学物質>粉っぽいミネラル、ウッドチップ
香りの印象:変に個性的、ちょっと香料っぽい

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かすかに残糖の甘み
酸味:しっかりした、果実っぽい
苦味:後味に残る感じ
バランス:スリムだけど、トゲトゲした飲み口
アルコール:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系の皮のような印象

【評価】
ライトでライムのようなフレッシュな果実感があるが、やや荒っぽいまとまり

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてフレッシュ感を楽しむ

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、ほぼグレーのグリーンがかったレモンイエローで、輝きは少しあります。

香りは、洋梨のような白い実の果実、香料っぽいフローラル、チョークのようなミネラル、かすかにウッディがあるような気がします。

味わいは、ライトなアタックから柑橘系のフレッシュな印象がパッと広がり、強めで荒い酸味が支配的になって、妙な苦味とえぐ味の残るフィニッシュ。

皮まで搾ってしまった柑橘系のチューハイって感じで、荒っぽいんだけどフレッシュ感は強いですね。

2015年に一度飲んでますが、その時の印象は
フレッシュなようで、フレッシュじゃない、何とも中途半端な印象の味わい。
方向性がぶれてて、掴みづらいというか、ワインだけだとアラが目立ってしまいます。
ただ、ちょっとお茶っぽいグリーン感があって、個性はあるかも。
という評価。

お茶っぽいグリーン香というのは確かにそうですね。
ただ、2015年の時は後味が重いと記録してますが、今回はそんなことはないので、1年前よりは良くなっているような気がします。

味に慣れてくると結構美味しいですね。
ワインだけでグイグイいってしまいます。

今日の晩御飯はコンビニパスタのボンゴレビアンコ。
レモンやライムを搾ったような合い方で、しっくり馴染みますね。

食べ終わりで飲んでも、とてもフレッシュになっていい仕事をします。

食事と合わせると、お茶っぽいグリーン感が際立って、フレッシュな印象を与えてくれます。

甘さ控えめで、さらにトゲトゲしさが食事とのつなぎになってるようです。
社交的でコミュニケーション好きみたいな、外向きのエネルギーがあるんですね。

ワインも内向的なタイプと外交的なタイプがありますが、これは完全に外交的な印象です。

食事と合わせると、とても美味しくて、しかも個性がしっかりあります。
なかなか珍しいタイプで、カクテルみたいな割り切り感がありますね。

「黒豆せんべい」は、パーティ的な合い方で、お互いに干渉しないけど、適当に合わせてくれます。
「揚げ塩ピー」にもチューハイ的に合います。

基本的にはパーティワインだと思いますが、かぼすやすだちを絞る感じで和食もいけそうです。

人に例えると、ちょっとガサツだけど、陽気で楽しく、誰もでもすぐ仲良くなれる女子高生みたいな感じ?

個性的なので好き嫌いがありそうですね。
まあこの価格なので、試しに飲んでみても良いのではないでしょうか。

低価格ワインは毎年毎年進化してて、以前飲んで美味しくなかったものも1年経つと劇的変わっていることもあるので、懲りずに試してみることをオススメします。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/04/12

ミチャイ ホワイト NV (2016年購入)

ミチャイ ホワイト NV
ミチャイ ホワイト NV
Michay White NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

ローソンで、395円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付が弱い

【香り】
第一印象:わりとしっかり
特徴:
<果実・花・植物>人口的な果実感のパイナップルやパッションフルーツ
<香辛料・芳香・化学物質>クリーム、硝煙、ハチミツ
香りの印象:香りは強いが人工的な印象

【味わい】
アタック:かなり軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:強め、やや荒い
苦味:収斂性がある
バランス:軽い飲み口なのに、全体的に荒っぽいまとまり
アルコール:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと傷んだ果実のような印象が残る

【評価】
全体的にチグハグでまとまりがなく、荒れ果てた印象

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてごまかして飲む

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱め。

香りは、人工的なパイナップルや南国系の果実感が強く、クリーム、硝煙、ハチミツのような印象もあります。

味わいは、とても軽いアタックから、甘みと人工的な果実感が広がり、強めでギスギスした酸味と収斂性のある苦味が全体に不協和音のようにバラバラに暴れるように出現して、何とも荒っぽい荒廃した印象でフィニッシュ。

まあ安いワインとはいえ、ちょっとこれはどうなの?って感じ。
ただ、完全に傷んでるとか、飲めないレベルではないので、価格なりに頑張っているのかもしれません。
飲み進むと印象も変わってくるかも。

今日の晩御飯は、ブリの煮付けと野菜のかき揚げ。
ブリの煮付けは直接ぶつけるとまったく合いませんが、食べ終わりで少し合わせると、アクセントになって悪くありません。

野菜のかき揚げは相性が良さそうで、玉ねぎの甘味にはフィットしますが、紫蘇は香りでぶつかりますね。
ニセモノっぽい香りが際立つみたいな感じ。

おつまみの「揚げ塩ピー」はわりと相性はいいものの、ワインの人工的な香りがちょっと浮く感じです。

最後まで荒っぽい感じと人工的な香りが気になりますね。

人に例えると、陽気で誰にでも明るく振る舞うんだけど、実は短気ですぐキレる若者みたいな。

個人的にはリピートしたくないタイプでしょうか。

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2016/04/10

メゾン・ルイ・ジラール ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2014

メゾン・ルイ・ジラール ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2014
メゾン・ルイ・ジラール ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2014
Maison Louis Girard Bourgogne Pinot Noir 2014

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブルゴーニュ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

イオンで、1382円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、やや明るめのルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、底が見えるくらいの透明感がある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>チャーミングな赤い果実、イチゴ、
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、燻製肉、還元的
香りの印象:まだ閉じている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、優しい
タンニン分:緻密、シルキーな
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや軽め
余韻:短い

【フレーヴァー】
苦味のある赤い果実

【評価】
とても軽いが、ナチュラルでスッキリとまとまっていて、心地良い。

【供出温度】
10-13度 あまり冷やしすぎないで、ちょっとひんやりしてるくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調ながら少し黒っぽく、底が見えるくらいの透明感のルビーで、美しい輝きとツヤがあります。

香りは閉じた還元的な印象で、よくよく嗅ぐとなめし革や、チャーミングな果実感があります。

味わいは、すっきりした軽いアタックから、上品な果実感と穏やかな酸味がじわっと広がり、甘み少なめのドライながら、すーっと体に染みていくようなナチュラルな印象で、ストンと落ちるようにフィニッシュ。

とても軽いのですが心地よい味わいで、ミネラルウォーターを飲んでるみたい。

今日の晩御飯は、紫蘇入りの肉だんご。
このワインとても落ち着いた印象で、大人な対応で合わせてくれます。

刺し身とか納豆じゃなければ、和食全般に良く合いそうな気がしますね。

とてもシンプルなミニマムなまとまりで、時間が経っても香りは開いてきません。

いろいろなものをそぎ落として、リーズナブルにまとめている、といった感じでしょうか。
ユニクロや無印良品みたいな感じ?

おつまみの薄皮付きピーナッツは、苦味がケンカしてイマイチ。
ジャイアントコーンはワインが負けてしまいますね。

半田ファームのナチュラルチーズ、「オーチャード」はあまり主張の強くない穏やかな味わいなので、このワインとの馴染みがとても良いですね。
静かに深く語り合うような合い方をします。
あまりに控えめなので、料理によってはワインが完全に消えてしまうケースがありそう。

1000円台前半で買えるブルゴーニュは数少ないですが、その中では納得感のある1本だと思います。
人に例えると、質素な服装をした、おしとやかで控えめな美人みたいな。

個人的にはこのワイン、オススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/04/09

ラユエラ レゼルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2015

ラユエラ レゼルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
ラユエラ レゼルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
RAYUELA Reserva Sauvignon Blanc 2015

チリ:セントラル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

イオンで、950円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>グレープフルーツ、青りんご、菩提樹、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、ハチミツ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やか、しっかりした
苦味:旨みをともなった
バランス:スムーズで爽やかだが、ややアルコールの重さがある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のレモンやグレープフルーツ

【評価】
口当たりは良くてフレッシュだが、強めのアルコールが全体に重さを与えている

【供出温度】
8-10度 アルコール強めなので、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、ほぼグレーのグリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、石灰のようなミネラル香、柑橘系、青りんご、蜜、グリーン系のフローラルやハーブ、クリームの印象もあります。

味わいは、スムーズな優しいアタックから、抑えめの柑橘系の果実感がじわっと広がり、しっかりした酸味と芯の強いボディに、アルコールがじわっとのしかかってきて重い印象でフィニッシュ。

とても口当たりがいいのですが、ちょっとアルコールが重い感じ。
でも飲み進むと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、アジのたたきとブリの刺し身、かぼちゃの天ぷら。

刺し身とワインって微妙な関係ですが、このワインちょっと抑えた果実感なので、フレッシュな日本酒のような合い方をしますね。
なんだか悪くない感じ。

かぼちゃの天ぷらはフルーティにしてくれて、これはこれでアリ。
和食全般に合わせやすいのではないでしょうか。

おつまみの、ジャイアントコーン、薄皮付きピーナッツ、イカフライ、みんな何となく合わせてきますが、ワインのスタンスは崩しませんね。

品質的には悪くないと思いますが、最初から印象が変わらず、あまり楽しくないタイプかも。

人に例えると、いつも冷静で大人しい、面白みのない、若い男子みたいな?

でも、時間が経つとちょっと良さが出てきたかも。

甘みとチャーミングな果実感が出てきて、ワインだけで美味しく飲めるようになってきました。
アルコール度が強いので、ちょっと時間が必要かもしれません。

余ったワインを次の日に飲んでみたら、またちょっと美味しくなってましたね。
ちょっと扱いにくいタイプかもしれませんが、良いワインじゃないでしょうか。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/04/08

ロス・モリーノス 赤 NV (2016年購入)

ロス・モリーノス 赤 NV
ロス・モリーノス 赤 NV
LOS MOLINOS RED NV

スペイン:内陸部地方:D.O.バルデペーニャス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、ガルナッチャ

セブンイレブンで、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、明るさのあるルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、底が見えるくらいの透明感

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、干しぶどう
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、血液、燻製肉、カラメル、ややケミカル
香りの印象:ややケミカルで、熟成香がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした
タンニン分:サラサラした、ちょっと収斂性がある
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
加熱したジャムや、濃縮ジュースのような印象

【評価】
軽くて落ち着いた味わいながら、タンニンが効果的に締めてくれる

【供出温度】
10-13度 あまり冷やしすぎると渋みを強く感じそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、紫がかった若々しい色調の明るさのあるルビーで、少し輝きがあります。

香りは、ジャムや干しぶどうのような加熱された果実や濃縮果汁、血液や干し肉、カラメル、のような印象。

味わいは、軽めのアタックから、落ち着いた果実感がじわっと広がり、しっかりした酸味が支えた後にタンニンがキューっと締めて、すぐにフィニッシュ。

ちょっとえぐ味の残る印象ですが、ライトなまとまりとしては、構成がしっかりしている感じです。

酸味と渋みがしっかりしているので、軽くてもメリハリのある味になっていて、甘みと果実味は抑えめ。
全体的にちょっと地味で大人しい印象なのですが、主張はしっかりしていて好印象です。
なぜかお笑いトリオ「東京03」のボケ担当、豊本明長をイメージしてしまいました。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのミートソース。
合わせると、すーっと馴染んでさっぱりしてくれる、とても良い仕事をします。

暴れる食事をすーっとおさめるみたいな。

おつまみの、「スモークタンスティック5種のチーズ」は、ちょっとお見合いするようなギクシャク感があります。
豚肉は赤ワインには合わせにくいですが、このスモークタンスティックも豚肉のタンですね。
ミックスナッツにも何となく合いません。

このワイン、ワンコインですが、食事と合わせたくなるタイプですね。

軽めなので和食に良さそうで、筑前煮とかの煮物、照り焼き系全般、焼き鳥、肉じゃがくらいでも大丈夫かも。
家庭料理のピザやパスタ、カレー、ハッシュドビーフ、ハンバーグくらいにはしっかり合いそうです。

ワンコインでは良い選択肢だと思います。

人に例えると、派手じゃないけど、とても社会の役に立っている、素朴で純情な真面目な若者みたいな感じでしょうか。

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2016/04/07

コンチャ・イ・トロ アヴァンサ シャルドネ NV (2016年購入)

コンチャ・イ・トロ アヴァンサ シャルドネ NV
コンチャ・イ・トロ アヴァンサ シャルドネ NV
CONCHA Y TORO AVANZA CHARDONNAY NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、645円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きは弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、グレープフルーツ、青りんご、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>硬質なミネラル、クリーム
香りの印象:若々しい、爽やか

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな、かなり強め
苦味:旨みをともなった
バランス:コンパクト、溌剌としている、しっかりした印象
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
オレンジのような柑橘系

【評価】
すっきりした爽やかさがある、ジューシーでカジュアルなまとまり

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しいけど、温度上がってきても大丈夫そうな印象

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はやや淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、柑橘系のグレープフルーツ、青りんご、硬質なミネラル、グリーン系ハーブ、クリームなど、爽やかなまとまり。

味わいは、やや強めのアタックから、フレッシュで爽やかな果実感がパッと広がり、強めの酸がギューっと締めながらもコクや旨みをじわっと感じて、ややえぐ味の残るジューシーなフィニッシュ。

かなりフレッシュな方向性に振っていて酸味もしっかり強めで、ソーヴィニヨン・ブランとかリースリングのような印象もあります。
とても美味しいですね。第一印象は抜群にいいです。

今日の晩御飯はコンビニパスタの、キャベツとアスパラのオリーブオイル仕立て。
オリーブオイルの香りはそれほど強くありません。

野菜のペペロンチーノって感じですが、合わせるとフレッシュ感とハッピーな果実感を加えてくれる感じで、悪くありません。
スレンダーで甘み抑えめなので、食事との相性は良さそうです。
特にコンビニ系の食事には相性がいいかも。

ちょっと青臭い感じがあるので、熟しきってない部分を使ったような印象ですが、それも個性的で悪くないですね。

「揚げ塩ピー」には、普通に合います。
おせんべいの「雪の宿」には甘さがぶつかってイマイチ。
「歌舞伎揚げ」は油の感じがいいのか、意外と大丈夫。
チョコレートはさすがに負けますね。

人に例えると、とても冷静なクールビューティで、その場を仕切ってくれる、美しい女子みたいな。

とても幸せ感のあるワインで、週末に1本空けたい感じです。
このワイン、オススメです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/04/03

フィッシュ・フック ピノタージュ 2014

フィッシュ・フック ピノタージュ 2014
フィッシュ・フック ピノタージュ 2014
Fish Hoek Pinotage 2014

南アフリカ:ウェスタン・ケープ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ピノタージュ

イオンで、950円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ブラックベリー、ヴェジェタル、干しぶどう
<香辛料・芳香・化学物質>チョコレート、シナモン、胡椒
香りの印象:ちょっと熟成感を感じる

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、はっきりした、後からちょっと強めの酸味
タンニン分:控えめ、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
フレッシュなブルーベリージャムのような果実感

【評価】
フレッシュでジューシー、甘みがありとても飲みやすい

【供出温度】
10度以下 ジューシーで甘みがあるのでしっかり冷やしてカジュアルに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような輝きとツヤがあります。

香りは、チョコレートやシナモン、スパイス、ブルーベリージャムや干しぶどう、ヴェジェタルな印象もあります。

味わいは、軽めのアタックから、心地良い甘みとフレッシュで濃厚な果実感がふわっと広がり、おだやかで優しい酸が支えて、タンニンは控えめ、スーッと流れるように続いてジューシーなフィニッシュ。

果実感と甘みが強くジュースっぽいのですが、とても心地よい感じでまとまっていて、幸せ感の強い味わいですね。
食事と合わせるというよりはワインだけで楽しめるタイプで、タンニン控えめなのでチョコレートにも合いそうです。

このワイン、2011年のものを飲んだことがありますが、その時の感想は、
樽の印象が強めだけど、チャーミングなフルーツ感があって、後味には樽臭さが残りません。
ただちょっといかにもニューワールドで、やや単調なイメージがあります。
時間が経つとちょっと酸っぱくなって、力が落ちきました。
という感想。

2014年はまったく樽の印象はありません。
チャーミングな果実感はしっかりあって、ジューシーだけど単調な印象ではありません。
ナチュラルなぶどうジュースをいただいているような感じで、以前おみやげでもらったオリファンにごりワインにも近い感じ。

最近、甘みを残すワインが増えてて、甘口のワインにもフォーカスが当たってきたような印象がありますね。
というか、食事と合わせるというよりは、ワインだけで美味しいというのが最近のトレンドのような気がします。

ベタベタした甘みではなくて、ナチュラルですっきりした甘みがポイントだと思います。

このワイン、そういう点でかなり時代の空気感を反映しているような気がします。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
ニンニク、お肉少なめで、野菜が多め。

つけダレは、醤油とお酢とラー油です。

赤ワインには合わないメニューですが、このワインはパーティ的な合い方をしますね。
高めもしないけど、邪魔もしない、ちょっとジュースと合わせてるような印象。

ナチュラルな印象なので、食事との相性が悪くないのかもしれません。

甘さが特徴的なので、焼き肉とかハッシュドビーフ、デミグラスソースのハンバーグとか合いそうです。
焼肉のタレには馴染みが良さそうな気がします。

それしても、ピノタージュらしさは、ほとんど感じないかも。
最近のワインは品種の個性よりも造り手の目指す方向で大きく変わりますね。

半田ファームのナチュラルチーズ、チモシーとオーチャードに合わせると、両方ともナチュラルな自然体な感じなので、すっと馴染みますが、それ以上の変化はありません。
おたがいに邪魔せずに微笑み合って自然に消えるような合い方。

ココナッツチップスは香りがぶつかって、ちょっとハレーションを起こしてイマイチ。

人に例えると、いつも明るくニコニコしてる、自然体でみんなに愛される若い女の子、みたいな。

カジュアルでフルーティで甘みのあるワインが好きな人にはオススメです。

■楽天ショップへのリンク

【888均】フィッシュ・フック・ ピノ・タージュ・[2015]年・オーク樽熟成・W.O.ウェスタン ケープ・南アフリカ・フィッシュフック(アコレードワイン)(ワインメーカー・ブルース・ジャック氏)Fish Hoek Pinotage [2015] W.O. Western Cape (South Africa)

※サイトより引用
フィッシュ・フックでは、ワイン醸造における最良の技法とはシンプルさを保つことであると考えています。
南アフリカのスワートランド地区にある最上級ヴィンヤードでのみ栽培されたブドウを使用し、厳しいのルールの下で醸造を行っています。
それこそが素晴らしい単一品種100%ワインへのこだわりであり、フィッシュ・フックの混じりけのない純粋な味わいが全てを物語っています。
ブドウは気温24-26℃で収穫され、1日に2-3回撹拌し、28℃で培養酵母とともに発酵を行います。ステンレスタンクでアロマラクティック発酵後、フレンチオーク樽の風味が加えられ、6ヶ月熟成します。
ミディアム・ボディ。フルーツケーキ、プラム、モカチョコレートの風味。この伝統的なピノタージュは上品にまとまったオークと長い余韻をお楽しみいただけます。
良く合うお食事:バーベキュー、ローストビーフ、肉のお刺身、焼き野菜、熟成したチーズと合わせてお楽しみください。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2016/04/02

ドメーヌ・アムラン プティ・シャブリ 2014

ドメーヌ・アムラン プティ・シャブリ 2014
ドメーヌ・アムラン プティ・シャブリ 2014
Domaine Hamelin Petit Chablis 2014

フランス:ブルゴーニ地方:A.O.C.プティ・シャブリ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

リカーランドトップで、税抜き1199円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付が弱め、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>レモン、グレープフルーツ、グリーン系のハーブ、
<香辛・芳香・化学物質>白い小石のようなミネラル、貝殻、硝煙、クリーム
香りの印象:ミネラル感が強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やさしい
苦味:旨みをともなった
バランス:溌溂としていながらまろやか
アルコール:やや強め
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系の果実

【評価】
フレッシュでフルーティながら軸がしっかりしている、ややアルコールと甘みが重い印象

【供出温度】
8-10度 温度低めでカジュアルに果実感を楽しむのと、温度上がってからしっとり楽しむ2タイプありそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は少し淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、白い小石や貝殻のようなミネラルの印象が強く、レモンやグレープフルーツのような柑橘系、グリーン系のハーブ、時間が経つとバタークリームの要素が出てきます。

味わいは、やや軽めのアタックから、爽やかな果実感と心地良い甘みがふんわりと広がり、優しい酸味とコクのある苦味がしっかり支えて、その後アルコールの重さが出てくるもののフィニッシュはジューシー。

温度低めで飲み始めて、最初はカジュアルな果実感と程よい甘みが主体でしたが、時間が経って温度が上がってきたら、ボリューミーな印象に変わって来ました。

今日の晩御飯はアジの南蛮漬け。
お酢を使った料理ってワインには合わないですよね。

やはり、このワインも合いません。

おつまみで、半田ファームのチーズ、オーチャードとチモシーに合わせると、素直にフィットします。

オーチャードは、加熱タイプのプレスチーズで、表面を乾拭きしながら3ヶ月熟成させたセミハードタイプのチーズ。
チモシーは、加熱タイプのプレスチーズで、表面を塩水で拭きながら3ヶ月間熟成させた味と香りがまろやなタイプ。

2つとも、とてもナチュラルでシンプルな牛乳の味がするのですが、ワインも素直な味わいなので、素朴なカップルのような合い方をします。

ココナッツチップスにも合わせると、香りで負けてしまって、合わせる意味がありません。
パクチー味のポテトチップスは、香りで完全に負けてこれも合わせる意味が無い。

シンプルで普通にワインに合う食事が良さそうですね、

最初に感じたアルコールの重さは全然気にならなくなってきました。
ワインだけでもとても美味しく飲みやすいのですが、食事とも合わせやすそうです。

最近は、伝統産地のワインも甘みを効果的に残して、食事なしでも楽しめるタイプを目指しているような印象をうけますね。

人に例えると、育ちは良くて上品だけど、とても親しみやすくフレンドリーで、ほほ笑みを絶やさない女性みたいな。

高級感のあるワインではないですが、この価格はかなりコストパフォーマンス高めだと思います。

■楽天ショップへのリンク

よりどり6本以上送料無料 ドメーヌ アムラン プティ シャブリ 2014 750ml 白ワイン シャルドネ フランス ブルゴーニュ あす楽

※サイトより引用
ミネラル感溢れ、爽やかな味わい
花のような香り、あるいはグレープフルーツのやレモンを思わせる柑橘系の香り。
軽やかで飲みやすく、まろやかな口あたりで、ミネラル感あふれる爽やかな味わいが広がります。
スッキリしてて、シャープなボディで、アフターがとてもキレイ。
軽いタイプですが、フィネスを感じるワインです。
辛口の薫香を放ち、微量のレモンがつんとくる味わい。
「ミネラルのような果実味のしっかりした構造の核を備え、ライトボディからミディアムボディでキレがあり、石のような個性を示し、よく焦点が定まっている。
すがすがしく口の中が爽やかになる、この美味なワイン」(ロバート・パーカー)
ロバート・パーカー氏も「プティ・シャブリとしては、私が試飲した中で最も優れている!」と、プティ・シャブリとは思えない評価を与えています。

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