Fazio Sibilia Bianco NV
イタリア:シチリア州:I.G.T.テッレ・シチリアーネ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カタラット、シャルドネ
セブンイレブンで、645円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い
【香り】
第一印象:ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>洋梨のような白い実の果実、香水っぽいフローラル
<香辛料・芳香・化学物質>粉っぽいミネラル、ウッドチップ
香りの印象:変に個性的、ちょっと香料っぽい
【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かすかに残糖の甘み
酸味:しっかりした、果実っぽい
苦味:後味に残る感じ
バランス:スリムだけど、トゲトゲした飲み口
アルコール:弱い
余韻:短い
【フレーヴァー】
柑橘系の皮のような印象
【評価】
ライトでライムのようなフレッシュな果実感があるが、やや荒っぽいまとまり
【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてフレッシュ感を楽しむ
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は淡く、ほぼグレーのグリーンがかったレモンイエローで、輝きは少しあります。
香りは、洋梨のような白い実の果実、香料っぽいフローラル、チョークのようなミネラル、かすかにウッディがあるような気がします。
味わいは、ライトなアタックから柑橘系のフレッシュな印象がパッと広がり、強めで荒い酸味が支配的になって、妙な苦味とえぐ味の残るフィニッシュ。
皮まで搾ってしまった柑橘系のチューハイって感じで、荒っぽいんだけどフレッシュ感は強いですね。
2015年に一度飲んでますが、その時の印象は
フレッシュなようで、フレッシュじゃない、何とも中途半端な印象の味わい。という評価。
方向性がぶれてて、掴みづらいというか、ワインだけだとアラが目立ってしまいます。
ただ、ちょっとお茶っぽいグリーン感があって、個性はあるかも。
お茶っぽいグリーン香というのは確かにそうですね。
ただ、2015年の時は後味が重いと記録してますが、今回はそんなことはないので、1年前よりは良くなっているような気がします。
味に慣れてくると結構美味しいですね。
ワインだけでグイグイいってしまいます。
今日の晩御飯はコンビニパスタのボンゴレビアンコ。
レモンやライムを搾ったような合い方で、しっくり馴染みますね。
食べ終わりで飲んでも、とてもフレッシュになっていい仕事をします。
食事と合わせると、お茶っぽいグリーン感が際立って、フレッシュな印象を与えてくれます。
甘さ控えめで、さらにトゲトゲしさが食事とのつなぎになってるようです。
社交的でコミュニケーション好きみたいな、外向きのエネルギーがあるんですね。
ワインも内向的なタイプと外交的なタイプがありますが、これは完全に外交的な印象です。
食事と合わせると、とても美味しくて、しかも個性がしっかりあります。
なかなか珍しいタイプで、カクテルみたいな割り切り感がありますね。
「黒豆せんべい」は、パーティ的な合い方で、お互いに干渉しないけど、適当に合わせてくれます。
「揚げ塩ピー」にもチューハイ的に合います。
基本的にはパーティワインだと思いますが、かぼすやすだちを絞る感じで和食もいけそうです。
人に例えると、ちょっとガサツだけど、陽気で楽しく、誰もでもすぐ仲良くなれる女子高生みたいな感じ?
個性的なので好き嫌いがありそうですね。
まあこの価格なので、試しに飲んでみても良いのではないでしょうか。
低価格ワインは毎年毎年進化してて、以前飲んで美味しくなかったものも1年経つと劇的変わっていることもあるので、懲りずに試してみることをオススメします。
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)
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