W.GISSELBRECHT SYLVANER 2012
フランス:アルザス地方:A.O.C.アルザス
アルコール度:11%
ブドウ品種:シルヴァーナー
リカーランドトップで、税抜き1100円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱い
外観の印象:少し落ち着いた印象で、テラテラした輝きとツヤがある
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バナナ、熟した果実、キンモクセイ
<香辛料・芳香・化学物質>シナモン、ハチミツ
香りの印象:甘い果実感が中心
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:旨みを伴った
バランス:まろやかな、ねっとりした、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:長めに続く
【フレーヴァー】
ネクターのような果実感
【評価】
マイルドでねっとりした味わいで充実した果実感があり、カジュアルだけどひとクセあって奥深さも感じる
【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しそうだけど、温度上がってからの個性も楽しめる
【グラス】
中庸
【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、輝きとツヤがあります。
香りは、バナナや熟した果実、キンモクセイ、シナモンのようなスパイス、ハチミツやカンロ飴、全体的に甘さを感じます。
味わいは、トロ味のある柔らかいアタックから、熟した果実感としっかりした酸味がじわっと広がり、スマートで心地よい印象が続いた後に、苦味とスパイシーな印象が出てきてフィニッシュ。
フルーティでカジュアルなのですが、ニューワールドやグローバル品種には無い個性があって、スイートで色っぽい大人って感じです。
あれ??
グラスが空になると、ちょっと饐えた香りが残って、悪くいうとちょっと雑巾っぽい感じ?
でもさらに時間が経つと、カラメルのような甘さが出てきて香りのバランスを整えますね。
なんだか不思議な印象で、悪臭要素をうまく取り込んで個性にしている、伝統産地の奥深さというか、香りの文化の深さを感じます。
これはニューワールドでは、なかなか真似できませんね。
今日の晩御飯は、カツ丼。
明日は子供が就活なので、カツ丼だそうです。
がんばれ~。
合わせるとワインの繊細さはすべて吹っ飛んで、チューハイ的な合い方になりますね。
でも食事の邪魔をせずに口をサッパリしてくれて、悪くありません。
食事が終わってワインだけになると、だんだん重さが気になってきました。
力が落ちてくるというか、酸味も荒れた感じになってきますね。
あまり力がないワインなので、開けた後は冷えているうちに早めに飲むのがオススメです。
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※サイトより引用
ウィリ・ギッセルブレッシュトゥは1936年に設立されたフランス・アルザス地方にある家族経営のワイナリーです。
3世代に渡り受け継がれ作られてきた高品質なワインは世界中のワイン愛好家に愛されています。
アルザスのダンバッハ・ラ・ヴィルの最も品質の高い土壌17haを所有し、アルザスワインやクレマンはもちろん、グランクリュ・フランクシュタインやグランクリュ・ミュンヒベルクも生産しています。
ウィリ・ギッセルブレッシュトゥでは、家族経営らしく収穫は全て手作業で行い、選別は熟練の作業員が厳しく行うため、17haの畑を所有していますが、生産量は少なめ。
醸造も昔ながらの手法を取り入れ、特には目新しい事はしていませんが、地道で真面目なドメーヌの気質がよく現れた、とっても素直なワインを造ります。
アルザスで最も古くから生産される品種の一つであるシルヴァーナは、軽快で柔らかな味わいが存分に楽しめるワインです。
サラダやシーフードによく合います。
アカシアや青リンゴ、グレープフルーツ、白桃のアロマがあり、新鮮な果実の味わいを楽しめます。
フレッシュでフルーティな口当たり、さっぱりとライトで飲みやすい白ワインです。
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