2014/08/31

プラヤ・ドラダ 白 NV

プラヤ・ドラダ 白 NV
プラヤ・ドラダ 白 NV
Playa Dorada White NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:品種不明

リカーランドトップで、820円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:ちょっとオレンジっぽいのが気になる

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>柑橘系
<花・植物>白い花
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル、シロップ
<化学物質>硫黄
香りの印象:弱い、硫黄の影響が強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やや荒い
苦味:控えめ
バランス:フラットでシンプルややバランスが悪い
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
後味がちょっと水っぽい印象

【評価】
ライトでシンプルながら、酸味や苦味が弱めで、えぐ味が強く、バランスが良くない

【供出温度】
7度以下 力がなく水っぽさがあるので、冷やしてごまかして飲むのがおすすめ

【グラス】
小ぶり

【総評】
このシリーズ、赤がイマイチだったので、あまり期待しないで白も開けましたが、案の定美味しくない。。。

外観は、少しオレンジがかっている中庸のイエローで、少し輝きがあります。

香りは、まず硫黄とミネラル、それらが落ち着くと全体的に弱くなって、かすかに白い花や柑橘系、少し樽っぽい感じもあります。

味わいは、軽めのアタックから、弱く力のない酸味と、弱めの苦味、後味には水っぽい印象とえぐ味が残ります。

第一印象は完全にハズレ。
休日なのに、これ飲むの?ってやや自分の不幸を嘆く感じ。

それこそ、クレーム・ド・カシスでも入れて、キールにしたい味わいです。

まあ、飲み進むと新しい世界が開けてくるかもしれないので、ここは我慢して飲み進めてみます。

今日の晩御飯は、サーモンのムニエル。
タルタルソースと、レモンバターソースの2種類。

ワインとゆでたまごはもともと合わないとされていますが、タルタルソースもワインとの相性が良くないですね。
レモンバターソースだとよく合いました。
ワインの欠点を隠してくれる感じ。

食べ物があった方が美味しく飲めますね。

おつまみでビーフジャーキーに合わせると、ワインが負けるけど、でもあったほうが飲みやすいみたい。

食事が終わってワインだけになると、やっぱり水っぽくて、そっけない感じ。

文句言いながらも、なんだかんだで1本飲んでしまいそうですが、人におすすめできるような味わいではないかな~。
最後まで、ちょっと残念な感じでした。

■関連リンク

プラヤ・ドラダ 赤 NV

2014/08/30

ロス・サントス ガルナッチャ ロゼ 2012

ロス・サントス ガルナッチャ ロゼ 2012
ロス・サントス ガルナッチャ ロゼ 2012
Los Santos Garnacha Rose 2012

スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルナッチャ

町田の藏家さんで、税抜き742円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:赤味の強い、黒っぽい色調の濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、かなり黒っぽく濃い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ラズベリー、チェリー
<花・植物>ゼラニウム、赤ピーマン、紅茶
<香辛・芳香>ローズマリー
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、紅茶の香りがとても強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:ロゼとしては強め
バランス:軽めでドライ、スマートな
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーツティのような紅茶の香り

【評価】
軽めながら、甘みが極端に少なく辛い印象

【供出温度】
7度以下、8-10度 軽くてドライなので、冷やした方がスッキリ飲めそうだが、ちょっと面白みが無いので、温度高めで変化をみるのがいいかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、黒っぽい色調で、ロゼとしてはかなり濃く、淡い赤ワインくらいの印象です。

香りは、赤い果実やグリーン系のハーブ、特に紅茶の印象が強く、華やかさがあります。

味わいは、軽めのアタックで、残糖少なめの辛口、強めの酸味がフレッシュ感を出しますが、かなり辛いので締まるような印象でのフィニッシュ。

香りは個性的でいいのですが、味わいがややそっけない感じでしょうか。
何か食べ物が欲しいタイプですね。

食事が入ると印象が変わるかもしれません。
温度が上がっても変化があるかもしれませんね。

カミさんの感想は「香料臭い、カンパリソーダみたいな感じでイマイチ。」だそうです。

今日の晩御飯は、ポークソテー和風ソース。
このワイン、香りが強いので、和風のソースには合いません。

キャベツの塩漬けとトマトが付け合せでしたが、これらもイマイチ。

ホントにカンパリソーダみたいな味わいで、ちょっとワインっぽくないかも。

おつまみで、ビーフジャーキーに合わせると、悪くない組み合わせ。
ロゼって豚肉くらいに合うイメージがありますが、このワインかなり赤に近いので、ビーフの方が馴染みがいいみたい。

ハイボールとかカンパリソーダに合わせたような、大人な飲み会系の組み合わせになります。
ただ食べ物があった方が飲みやすいですね、急にワインが進みます。

後に残る果実感がワインっぽくないのかも。
オーガニックなんですが、ちょっと香料が入ってるイメージがあります。

価格も手頃で、華やかさもあって、パーティワインとしては悪くないと思いますが、ちょっと辛くてキツ目なので、女性にはウケないかも。

2014/08/29

エル・ミシオネロ テンプラニーリョ NV

エル・ミシオネロ テンプラニーリョ NV
エル・ミシオネロ テンプラニーリョ NV
EL MISIONERO TEMPRANILLO NV

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOバルデペーニャス
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

ワイン館ビバヴィーノで、5本セット3199円、1本あたり640円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若いがやや落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若い、落ち着いた大人しい外観

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>干しプラム、木苺
<花・植物>ヴェジェタル、茎のようなグリーン香
<香辛・芳香>血液、赤身の肉
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:少し閉じている?硫黄の印象が強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらかな、はっきりした
タンニン分:ざらついた、軽め、収斂性がある
バランス:やわらかい、後味に強い渋みが残る
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
優しい口当たりで、全体にマイルドな印象ながら、後味に強いえぐ味と渋みが残る

【供出温度】
10-13度 軽めなので温度低めが良さそうだけど、後味の渋みを考えるとちょっと温度高めでもいいかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、まだ若さがあるものの色合いは落ち着いていて、輝きもやや弱めの大人しい印象。

香りは、硫黄やケミカルな印象が強く、青っぽい茎、血液、木苺や干したプラムのような印象があります。

味わいは、マイルドで優しいアタックから、残糖の甘みと果実感が控えめに広がり、優しい酸味が支えて、フィニッシュは強いえぐ味と渋みが襲ってきます。

飲みくちは穏やかでやさしいのに、後味の渋みが強くて、ワインだけだとだんだん辛くなって、何か食べ物が欲しくなります。

香りもケミカルだし、第一印象はイマイチかな。
でも何となく良さは感じるんですよね。

今日の晩御飯は、スパイス強めのキーマカレー。
自家製なので、野菜多めです。

合わせてみると、ワインがやや勝ち気味。
でもワインだけより、優しい印象になって、ちょっと落ち着きます。

バランス的にはいい感じで、ややタンニンが余る感じだけど、ワインだけよりずっと飲みやすいですね。
キーマカレーもワインが入ることで、ちょっと上品な料理のようになります。

食事が終わって、ビーフジャーキーに合わせると、塩辛すぎてワインに合わない。
コンビニのビーフジャーキーって、ちょっと加工しすぎですよね。
肉の味があまりしない。
でもちょっとあると、ワインの後味が気にならないので、無いよりましかな。

薄皮ピーナッツは、苦味が完全にケンカしてダメでした。

時間が経つと、ワインがやや柔らかくなってくるので、さらに温度高めの方が飲みやすくなりますね。
最初はやや温度低めで初めて、あとは室温であたたかくなるのを楽しむと良さそうです。

このワイン悪くないけど、ちょっとクセがあるので、おすすめって感じではないかな。

■楽天ショップへのリンク

【送料無料】お手頃ワイン4本とメダル受賞ワイン1本 「赤白泡ワイン」5本セット ワインセット/スペイン/フランス

※サイトより引用
香ばしいナッツや熟した果実の調和した柔らかで繊細な香りが広がります。フレッシュ感溢れる凝縮された果実の味わいが、口中を豊かに満たします。スペイン特産のぶどう品種添付他ニーリョの魅力がぎゅっと詰まった濃密な味わいのワインです。

2014/08/27

コスタネラ メルロー 2012

コスタネラ メルロー 2012
コスタネラ メルロー 2012
COSTANERA MERLOT 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー

まいばすけっとで、税込み494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい青味の強い紫色のフチの、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、透明感がある

【香り】
豊かさ:やや刺激的
特徴:
<果実>ブルーベリー
<花・植物>ゼラニウム、生木のような印象
<香辛・芳香>なめし革、赤身の肉
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:若々しい、茎のような印象が強い

【味わい】
アタック:荒い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、トゲのある
タンニン分:控えめ、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような、やや荒い
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプルでドライ、スッキリしているが、やや荒い印象の味わい

【供出温度】
10-13度 ドライでシンプルなので、あまり冷やすとそっけない印象になる 

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫かがった色合いの、やや透明感のある、濃いガーネット。

香りは、鼻をつくようなケミカルな印象、黒い果実、グリーン系のフローラルやハーブ、生木のような青臭い感じも強いですね。

味わいは、ライトでシンプル、ドライな口当たりのスリムなボディで、ちょっと荒い印象の強めの酸と控えめのタンニン、刺々しい味わいながらジューシーにフィニッシュ。

冷蔵庫で冷やしてあったので、温度が低かったせいかもしれませんが、やや酸味が強めで、荒い印象の味わいです。
香りがとにかく良くないですね。ケミカルで青臭い感じ。

でもまあ価格を考えると許容範囲?

今日の晩御飯は、コンビニの野菜ゴロゴロカレー。
合わせると、香りが気にならなくなって、飲みやすくなりますね。

水替わりに飲むような感じになりますが、酸味の強さがちょっと主張します。

食事が終わって、アーモンドチョコレートに合わせると、ワインが完全に消えてケミカルな香りだけがふっと残り、これはアウト。

香りが完全にアウトで、飲みくちも荒くて、ギスギスしてて、人に進められる感じではないかな~。
ちょっと人工的な印象もありますね。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/08/26

アマランタ 白 NV (2014年購入)

アマランタ 白 NV
アマランタ 白 NV
AMARANTA AIREN NV

スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:アイレン

グルメシティで、税込み440円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>白桃、洋なし
<花・植物>菩提樹、杉
<香辛・芳香>シロップ、ミネラル
<化学物質>硫黄
香りの印象:弱め、ややケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:尖った、シャープな
苦味:弱め
バランス:スリムな、シャープな
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
梨のような、ちょっと水っぽい果実感

【評価】
スリムでシャープ、酸味が尖っていて、キレが良いが、やや酸っぱすぎる感じ

【供出温度】
7度以下 ライトでシャープな果実感なので、しっかり冷やして爽やかに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかった淡いイエローで無色に近い印象、輝きは普通で若々しさもあります。

香りは、ちょっとケミカルな硫黄の印象で、白桃や洋なし幸水のような個性的な果実感と、白い花やミネラルの印象もあります。

味わいは、ライトでスリム、強烈でシャープな酸味とフレッシュさがあり、後味はジューシーです。

ちょっとジュースが混ざってるような味わいですね。
かなりシャープな酸味ですが、前回飲んだ時も「果汁のような酸味」と記録が残ってるので基本は変わってないみたいです。
前回はかなり良い評価でしたが、今回はちょっと酸っぱさが強すぎる感じがします。

ちょっと不思議な香りも気になりますね。
個性的ではあるけど、ちょっと嫌な感じもあります。

今日の晩御飯は、オムハヤシ。
卵は薄くてしっかり焼いてあるタイプです。

ワインを合わせると、スッキリと食事の邪魔をしなくて、ナチュラル感があって、レモンを絞るような合い方で、これは悪くありません。
フライとか、いろいろな料理に合いそうです。

かなりシャープな酸味で、香りもやや気になったものの、食事と合わせるととても素直な印象になります。

逆に香りはちょっと変な感じになってきて、グラスを口に近づけると息を止めたくなる感じ。
なんでしょう、この生くさい感じは。飲んで大丈夫?ってくらい怪しい匂い。
雑草の匂いとでもいうのでしょうか。
茎のようなグリーン系の香りが強すぎるんですね。

コールスローにも、酸味がケンカするものの、何となく馴染む。

おつまみの薄皮ピーナッツだと、ちょっと油脂分が足りない感じ。
薄皮の渋みがピーナッツの油脂分を吸収するので、そこに酸味を乗っけても、ちょっと余計な感じになります。

このワイン、食事と相性はいいけど、ちょっと香りが気になりますね。
ワインコインで、家庭料理と合わせやすい、スッキリシャープな白という点ではいいと思うのですが、香りがマイナスポイント。

たまたま、このロットがそうだったのかもしれませんが、おすすめできる感じではありません。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2014/08/24

サンダラ ブランコ NV

サンダラ ブランコ NV
サンダラ ブランコ NV
SANDARA BLANCO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:8%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィウラ

ワイン館ビバヴィーノで、5本セット3199円、1本あたり640円で購入。
参考価格は、税込726円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジっぽい、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
泡立ち:弱発泡性
外観の印象:若々しい、色づきが弱め、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>リンゴ、洋なし、ナッティ
<花・植物>アカシア
<香辛・芳香>畳のようなハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、ハーブ系の印象が強い

【味わい】
アタック:軽め、甘口、おだやかな泡立ち
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か、残糖が多め
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:穏やかな
バランス:溌剌とした、シャープな
アルコール:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
甘いマスカットのような果実感

【評価】
甘口の弱発泡性で、フレッシュで優しく飲みやすい、とてもバランスよくまとまっている

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり、中庸

サンダラ ブランコ NV
【総評】
グラスに注いだときは泡が多く立ちますが、すぐに消えて、フチに少しだけ残って、泡立ちは弱めです。
外観は、ちょっとオレンジっぽい淡いイエローで、若々しさと輝きがあります。

香りは、リンゴや洋なしのような甘い果実香と、ちょっと畳のような個性的なハーブ香、フローラルな印象もあって、弱めながら華やかさがあります。

味わいは、残糖多めの甘口の弱発泡性でアタックは優しく、幸せ感のある甘みと果実感が広がり、酸味がキュッと締めてくれて、ジューシーな印象でフィニッシュ。

とてもバランスがよくて、カジュアルに気軽に飲めて、テンション上がるタイプですね。

お休みの夕方、ちょっと早いうちから開けるとか、ランチのパーティでもこれならいいかも。
とにかくボトルのデザインがオシャレなので、おみやげに持って行っても喜ばれそうですね。

アルコール度が低めでも、酸味がしっかりしているので、締まった味わいになってます。
ただ、飲み進むとちょっと舌に残るワックスのような感触が気になってきました。

今日の晩御飯は、豚しゃぶうどん、たれはゴマだれ。
甘くてフルーティなので、ピッタリフィットはしませんが、まあ特に邪魔もしないので、まあいいか、って感じ。

普通の晩御飯に合わせるタイプではないですね。
パーティのオードブルとか、スナック、甘口スパークリングなので生ハムにも合うかも。

食事が終わってワインだけになっても全然大丈夫。
泡ものがあまり好きじゃない私ですが、これは1本明けそうな勢いで飲んでます。

甘いワインも泡物も好きじゃないカミさんも、結構美味しそうに飲んでました。

このワインはいいですね。
コストパフォーマンスも高くておすすめです。

■楽天ショップへのリンク

サンダラ・スパークリング・ブランコ

※サイトより引用
シュワっと軽く細かい泡立ちとともに華やかな風味とフルーティな甘さが口いっぱいに広がります。
フローラルな癒し系の香り、ぶどうやマンゴーなど夏の果物のフレッシュな味わいにしとらすなどの柑橘系の酸味が調和しています。シュワっと細やかな泡と華やかな風味が新鮮で、軽やかな飲み口が楽しめます。アルコールも低めの8%なのでお酒の苦手な方にもおすすめです。スパイシーなアジア料理といかがですか?

2014/08/23

プラヤ・ドラダ 赤 NV

プラヤ・ドラダ 赤 NV
プラヤ・ドラダ 赤 NV
Playa Dorada Red NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:品種不明

リカーランドトップで、820円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った印象
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチの濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感とツヤがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ブルーベリー、ラズベリー
<花・植物>ドライフラワー、ヴェジェタル
<香辛・芳香>なめし革、血液、シナモン、黒胡椒
<化学物質>ケミカル
香りの印象:ややケミカル、ハーブやスパイスの印象が強い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:強めで、少しトゲのある
タンニン分:強め、やや粗い
バランス:ちょっと荒っぽい感じ
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
やや荒さのある口当たり、香りはハーブやスパイスの印象が強く、後味に強めのタンニンとえぐ味が残る

【供出温度】
10-13度 温度高めだとワインの弱さとバランスの悪さが目立つ

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチの濃い色調ながら、深い透明感と底光りする輝きがあります。

香りは、ややケミカルで、なめし革や血液、強いハーブ香もあり、揮発性のあるユーカリオイルのような印象、時間が経つとカラメルっぽさも出てきます。

味わいは、やや荒っぽい印象のアタック、酸味やタンニンも荒い印象ながら、残糖の甘みと果実感があるので、カジュアルに楽しめる感じでしょうか。
後味はえぐ味と強めのタンニンが残ります。

荒っぽいまとまりながら、フルーツ感はいいですね。
強いハーブ香とともに、個性的なまとまりです。

スペインというよりはニューワールドっぽい感じでしょうか。

温度低めにするとやや渋みが強くなるみたいなので、あまり冷やさない方がいいかも。

今日の晩御飯は、豚肉の生姜焼き。
合わせると思ったより邪魔しませんが、でもやっぱりちょっと違和感があります。

果実感強めなのと、ハーブ香が強めなので、香りの強めの肉料理がいいでしょうね。
カジュアルな印象なので、バーベキューとか焼き肉とか良さそうです。
バターチキンカレーとかキーマカレーもいいかも。

ワインだけになっても、温度上がってきても問題なく飲めます。
というか温度やや高めの方が飲みやすいですね。

荒さが落ち着いて、果実感も優しい、おだやかな、品のいい感じになってきました。

コストパフォーマンスはまあ普通?
果実感とハーブ香強めでカジュアルなタイプなので、あとは好みの問題でしょうか。

■関連リンク

プラヤ・ドラダ 白 NV

2014/08/21

イーエックスワイン 品種別ハーフセット

ワインエキスパート2次試験対策は、基本の品種をブラインドで飲んでみるのが一番。

ハーフボトルのセットで、さらに模範解答までついているイーエックスワインさんのセットは2次試験対策にピッタリです。



基本の品種別ハーフ・6本セット 《情野ソムリエ模範解答付》 \9,800(税別)

品種別ワイン12本セット 《情野ソムリエ模範解答付》 \19,800(税別)

過去問題ワインセット 《JSA模範解答付》 \19,800(税別)


【注意】ワインの内容は常に変わっていますので、イーエックス・ワインさんのサイトでご確認ください。

セットは3タイプあります。

1)超基本のぶどう品種6本が入った、コンパクトなハーフセット
2)基本のぶどう品種12本が入ったベーシックなハーフセット
3)過去に出題されたワインタイプが12本入った、ハーフとフルボトルの混ざったセット


1) 「超基本」のぶどう品種6本をまとめた、コンパクトなハーフセット

<セット内容 ※すべてハーフボトル>

基本の白ワイン

◆ミュスカデ
ロワール/フランス

◆ソーヴィニヨン・ブラン
ロワール/フランス

◆シャルドネ
シャブリ/フランス

基本の赤ワイン

◆ピノ・ノワール
ブルゴーニュ/フランス

◆カベルネ・ソーヴィニヨン
ボルドー/フランス

◆シラー
ローヌ/フランス

もっとも良く出題される、基本品種6種類のハーフセット。
価格も9,800円とお手頃ですね。

基本の品種別ハーフ・6本セット 《情野ソムリエ模範解答付》 \9,800(税別)


ただ、最近の出題傾向としては、赤ワインがかなり幅広い範囲から出題されることもありますので、下記の12本セットの方がおすすめです。


2) 自由が丘ワインスクールが厳選した、基本ワイン12本を網羅するハーフワインセット

基本の赤ワイン

◆シラーズ/オーストラリア

◆カベルネ・フラン
ロワール/フランス

◆ガメイ
ブルゴーニュ/フランス

◆ピノ・ノワール
ブルゴーニュ/フランス

◆カベルネ・ソーヴィニヨン
ボルドー/フランス

◆シラー
ローヌ/フランス

基本の白ワイン

◆ミュスカデ
ローヌ/フランス

◆シャルドネ
ブルゴーニュ/フランス

◆リースリング
アルザス/フランス

◆ゲヴュルツトラミネール
アルザス/フランス

◆ソーヴィニヨン・ブラン
ロワール/フランス

◆シャルドネ
チリ

品種別ワイン10本セット 《情野ソムリエ模範解答付》 \19,800(税別)


基本品種を押さえたら、過去問題のワインもテイスティングしておくことも重要ですね。
以下のセットはソムリエ試験の方で出た過去問題ですが、エキスパートでも役に立つことは間違いありません。


3) 実際に出題されたワインを集めた、過去問題ワインセット
※同品種、同産地のワインをご用意しています。銘柄、ヴィンテージは実際に出題されたものとは異なります。

<セット内容 ☆マークはフルボトル>

過去出題の赤ワイン

◆カベルネ・ソーヴィニョン
チリ

◆グルナッシュ
ローヌ/フランス

◆メルロ
長野/日本☆

◆サンジョベーゼ
イタリア

◆テンプラニーリョ
スペイン

◆ジンファンデル
カリフォルニア/アメリカ

過去出題の白ワイン

◆ゲヴュルツトラミネール
アルザス/フランス

◆甲州
山梨/日本

◆リースリング
ドイツ

◆シャルドネ
長野/日本☆

◆ソーヴィニョン・ブラン
ニュージーランド☆

◆リースリング
オーストラリア☆

ワインセットとしても魅力的な内容ですね。
エキスパートはここ数年で、テンプラニーリョ、ガメイ、ネッビオーロ、カベルネ・フランが出ているので、幅広くワインを飲んでおく必要があります。

過去問題ワインセット 《JSA模範解答付》 \19,800(税別)


予算が許せば、3セットすべて欲しいところですが、ひとまず、2)の12本セットは抑えておいた方がいいかもしれません。
みなさんの健闘をお祈りします。

■関連情報(ワインエキスパート二次試験)

ワインエキスパート 呼称資格認定試験 二次試験対策講座

二次試験対策は、自宅での地道な練習も必要ですが、やはり試験対策セミナーで、実際の試験の雰囲気を味わってくる、というのも重要。
試験会場って、結構緊張しますからね~。

ざっと、各ワインスクールの2次試験対策講座を調べてみました。

※2014年8月9日更新しました。

■田崎真也ワインサロン
http://www.tasaki-shinya.com/winesalon/wine/jsa_taisaku.html

2次試験対策講座(テイスティング)
受講期間:1day
開講月:8月23日~9月15日
受講料:各回6,480円(税込)

白ワイン、赤ワイン、MIX、蒸留酒、実践1、実践2など、数パターンあります。
実際の試験の雰囲気を体験という点では、実践1、2あたりの受講がオススメでしょうか。
フリーは4320円なので、何回か入れると良いかもしれません。

■アカデミー・デュ・ヴァン
http://www.adv.gr.jp/cat/curriculum/tokyo/201404T/class/J-1404-16T.html
http://www.adv.gr.jp/cat/curriculum/tokyo/201404T/class/6805.html

受講期間:2014年8月19日(火)~ 9月15日(月)
受講料:一括 登録生 1コマ 5,400円 (税込) 一般・非登録生 1コマ 6,480円 (税込)

エキスパート対象は全20回!
コマ数が多すぎて、どれを選んでいいか分かりませんが、全部受けたら、129,600円!
本番形式が4回あるので、それを1~2回くらい受ければいいのではないでしょうか。

■Wine Salon EZ (ワインサロン・イーズィ)
http://www.wsez.jp/course/jsa2

◇二次デギュスタシオン対策講座[1回講座] ※全呼称対象

ワイン12種類
酒精強化ワイン、リキュールなど2種類
模範解答集付き

A. 白ワイン4種類
B. 赤ワイン4種類
C. Aから1種類(記憶のワイン)
+Bから1種類(記憶のワイン)
+白、赤ワイン各1本
+酒精強化ワイン又はワイン以外の酒2種類

・ワインはすべてブラインドでテイスティングをします。
・AとBのワインはテイスティング後に品種の特徴を解説します。
・Cのワインは本番と同様の試験形式で行います。

【受講料】
9,000円(税込)/1回

◇二次デギュスタシオン直前対策講座[1回講座]

ワイン16種類
酒精強化ワイン、リキュールなど全12種類〔各15cc 持ち帰り可〕
模範解答集付き

A. ワイン6種類(白ワイン3種類、赤ワイン3種類)
B. ワイン6種類(白ワイン3種類、赤ワイン3種類)
C. ワイン4種類 + 酒精強化ワイン、又はワイン以外の酒(白ワイン2種類、赤ワイン2種類、酒精強化ワイン、又はワイン以外の酒2種類)
D. 酒精強化ワイン、リキュール、F焼酎、ウイスキー、ブランデー、清酒、中国酒など(10種類)

・ワインはすべてブラインドでテイスティングをします。
・AとBのワインはテイスティング後に、品種の特徴を解説と品種を導き出すための方法を学びます。
・Cのワインは本番と同様の試験形式で行います。
・Dの酒精強化ワイン、又はワイン以外の酒は15cc持ち帰りができます。(容器は配布します)
・この講座で供出するワインは、毎回、国や銘柄、年号などが異なります。

【受講料】
16,000円(税込)/1回

ワインサロン・イーズィさんの2次試験対策講座はリーズナブルで実践的。
これは受けてみたくなりました。

■関連情報(ワインエキスパート二次試験)

2014/08/20

コスタネラ ソーヴィニヨン・ブラン 2013

コスタネラ ソーヴィニヨン・ブラン 2013
コスタネラ ソーヴィニヨン・ブラン 2013
COSTANERA SAUVIGNON BLANC 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

まいばすけっとで、税込494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きは弱め

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>柑橘系、レモン
<花・植物>白い花
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル
<化学物質>硫黄
香りの印象:弱い、硫黄の印象が強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かすかに残糖の甘み
酸味:爽やかな、やわらかな
苦味:穏やかな
バランス:溌剌とした、まろやかな
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
軽めでフレッシュ、優しい味わいながら、しっかりした印象もある

【供出温度】
7度以下、8-10度 しっかり冷やして飲むと爽やかさが出る

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかった淡いイエローで、輝きは少しあります。

香りは弱めで、硫黄の印象が強めで、他の要素が隠れてますね。

味わいは、軽めでソフト、ほんのり残糖の甘みと果実感が広がり、優しい膨らみがあり、おだやかでジューシーなフィニッシュ。

飲みくちがとても心地よくて、ワンコインの中では上出来なのでは。

今日の晩御飯は、コンビニのトマトソースとチーズの生パスタ。
合わせると、トマトソースとワインの酸味がややケンカしながらもつなぎになって、全体的に爽やかさが増す感じ。
ただ、料理の味が濃いので、ワインが若干水っぽく感じます。
ワインだけだとライトで爽やかだったのに、そっけなくて水っぽい感じになってしまいますね。

塩味のポテトスナックに合わせると、酸っぱい感じが気になります。
まあ、ワンコインだと思えば悪くないレベルだと思いますが。

食べ物と同時ではなくて、食べ終わってからワインだけでのむと、最初に感じた良さを感じますね。

試しに、ミルク感の強いチョコレート、ダースミルクに合わせると、ワインが消滅するけど後味にじわっと果実感を残して、これはこれで悪くありません。

このワイン安いですが、時間がたってもダレてきたり、変質したりしませんね。

香りは最後まで良くなりませんでしたが、トータルのバランスではいいと思います。
個人的にはリピートしても良いワインです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/08/19

アロンドラ カベルネ・ソーヴィニヨン NV

アロンドラ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
アロンドラ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
Alondra Cabernet Sauvignon NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ヤオコーで、税抜き378円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:やや熟成感があり、大人しい印象

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>ブルーベリー、キャンディ
<花・植物>赤い花、メントール
<香辛・芳香>血液、鉄さび、
<化学物質>硫黄、セメダインのような
香りの印象:弱い、ちょっとケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:流れるような、スマートな
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトですっきりした飲みくちながら、後味にしっかりと渋みと味わいが残る

【供出温度】
10-13度 軽めながらわりと温度高めでも大丈夫そう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた色調ながら、深い透明感と底光りする輝きがあります。

香りは弱く、ややケミカルで、血液や鉄さびのような印象、ちょっと饐えた果実感が気になりますね。

味わいは、ライトですっきした飲みくち、ボデイは細いけど、しっかり酸味と後味に渋みとじわっと旨みがあって、余韻がちょっと残るタイプ。

軽めながら、上品な印象のまとまりで、これはなかなかいい感じではないでしょうか。

今日の晩御飯は、自家製の和風ハンバーグと、マカロニサラダ。
軽いけど、ワインらしい味わいがあるので、家庭料理にも合わせやすそうですね。

家庭の肉料理には全般的に合いそうですが、合い挽きのハンバーグくらいがちょうど良さそう。
中華とかもいいかも。

チョコバニラアイスに合わせると、バニラアイスにはうまく馴染むけど、チョコレート部分は苦味が強くなってダメ。
普通のバニラアイスとか、ジェラートとか合いそう。

ライトでドライで、果実感控えめなタイプ。
ちょっと辛めなのか、何か食べ物が欲しくなるタイプみたいですね。

ワインコイン以下のワインとしては悪くありません。
リピートしそうなワインです。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2014/08/17

ドミニク・ヴェルサーチワインズ プレミアム・スパークリング・シラーズ




いろいろ話題になっているドミニク・ヴェルサーチワイン。
1本19,800円と高くて買えないので、何がすごいのかまとめてみました。

■赤のスパークリング

スパークリングワインは通常白ワイン、ロゼワインも少しありますが、赤ワインのスパークリングはほとんど見かけません。
赤ワインのスパークリングで有名なのは、イタリアのランブルスコですが、これは弱発泡性のカジュアルで軽め、価格も安めです。
最近話題になったのは、太田光代さんプロデユースの、国産葡萄100%の赤のスパークリング、『SundayJapon324』浅間メルロースパークリング。
これは3800円とやや高めですが、国産のブドウを使ってる赤のスパークリングと考えると適正な価格ですね。飲んだことはありませんが、国産メルローだと赤ワインでも軽めの方ではないでしょうか。
ドミニク・ヴェルサーチのワインは、フルボディのスパークリング。乾杯からメインのお肉までこれ1本で大丈夫だそうです。

■マスターオブワイン”ロン氏がお勧め

マスターオブワインは全世界で約300名しかいない、ソムリエ界最高の格付けですね。
ちなみにロン氏というのはこんな人。
ロン・ジョルジオ氏
※WEB-NILEより引用
http://www.web-nile.com/article/article.php?category=07&article=000045&page=1
シドニーで歯科医を営む傍ら、ワインに多大なる情熱を傾け、2000年にマスターオブワインの称号を取得。以降、内外の著名なホテル、レストランでワインリストの作成に携わる。モルディブ、東京、シドニー、クアラルンプール、メルボルン、北京など世界各国のヒルトン・コンラッドホテルでワインコンサルタントを務める。
好きなワインはギガル「ラ・ムリーヌ」、シャンパーニュ「クリスタル」、バロッサ・ヴァレー「チャールズ・ミルトン」、マーガレット・リヴァー「カレン」、ヴェネト「アマローネ」。

■丁寧なぶどう栽培

ぶどうの栽培も収穫もすべて手作業、収穫した4割しかワイン造りに使わず、防腐剤も通常の10分の1、ノンフィルター、化学肥料や農薬は一切使わない、ということで収穫量が少なくなり、生産量が少なく希少価値が高くなるようです。
ただし、イコール美味しい、とは限りません。

■生産地は世界5大ワイン生産地の、バロッサ・ヴァレー

オーストラリアのバロッサ・ヴァレーは、世界ワイン協会が選出した、「世界5大ワイン生産地」らしいですが、その5つが何か、いろいろ調べても分かりませんでした。
普通に有名なワイン産地を上げると、フランスのボルドー、ブルゴーニュ、コート・デュ・ローヌ、イタリアのヴェネト、トスカーナ、ピエモンテ、スペインのリオハ、ドイツのモーゼル、ラインガウ、アメリカのナパ・ヴァレー、アルゼンチンのメンドーサ、チリのセントラル・ヴァレーなどでしょうか。

■なんと2本同時購入で、白もプレゼント

2本同時購入(39,600円)で、日本未発売の白のスパークリング(19,800円予定)をプレゼントだそうです。スーツ3着目は無料、みたいな感じでしょうか。
この白の詳細は分かりませんが、ラベルには「BEL MOSCATO」とあります。
どうもマスカット品種の甘口スパークリングのようですが、それで19,800円というのは相当強気な価格です。

■19,800円のワインというと



レ・フォール・ド・ラトゥール 1983
レ・フォール・ド・ラトゥール 1983
価格:19,800円(税込、送料別)

Chレオヴィル・ラス・カーズ 1970
Chレオヴィル・ラス・カーズ 1970
価格:19,800円(税込、送料別)



クリュッグ・グランド・キュヴェ・ブリュット
クリュッグ・グランド・キュヴェ・ブリュット
価格:19,800円(税込、送料別)



というようなワインが買える価格ですね。

■どんな人が買うの?

まずはフルボディの赤ワインのスパークリング、というのが最大の特長ですが、それだけではこの価格は出せないですね。
ヴェルサーチブランドがものすごく好きな女性へのプレゼントとか、ワイン会で珍しいワインを持って行って自慢したいとかでしょうか。
少なくとも一般庶民には縁のないワインってことでしょうね~。
以下のリンクから購入してもらうと、アフィリエイト報酬がもらえるので、たくさん売れたら買って飲んでみようかな。
ドミニク・ヴェルサーチワイン

誰でもできる手づくりワイン―仕込み2時間2か月で飲みごろ


誰でもできる手づくりワイン―仕込み2時間2か月で飲みごろ

永田 十蔵 (著)

単行本: 111ページ
出版社: 農山漁村文化協会 (2006/01)
発売日: 2006/01
商品パッケージの寸法: 20.8 x 14.8 x 1.4 cm

この本、まず最初に気になるのが酒税法。

すでに、この本のタイトルでアウトじゃないかと思いきや、アルコール度1%未満であればセーフみたいです。
ただ、この本には酒税法に関する項目はありません。
何となくきな臭い雰囲気の漂う本ですね。

気になるトピックスをまとめてみました

■カラー写真でワインの作り方がシンプルにまとめてある

ソムリエ協会の教本などにも掲載されているワイン造りのステップですが、手づくりだとさらに具体的で分かりやすいですね。
これからソムリエ協会の呼称資格試験を受験する人にも、とても参考になると思います。

■はしがきの内容

ワインつくりは単純で、ブドウをつぶして醗酵させ、果汁を搾って静置するだけで、2~3ヶ月で美味しいワインが完成する。
難しい知識は不要で人は少しの手助けをするだけで、自然の摂理でワインは出来る。
一般に流通しているワインは、添加物が入っているので、うまくない。
手作りワインと比べるとその差は歴然としている。
ワインつくりの極意は「何も足さない、何も引かない、余計なことはしない。」人が余計なことをしなければブドウの持つポテンシャルは最大に引き出されて最高のワインができる。

という内容ですが、流通や保存のことを考えなくて良い自家製のワインは、ナチュラルでワインの原点といえる味がするんでしょうね。

■白ワインでも果醪発酵

破砕した果皮・果肉をまるごと漬け込んで醗酵させるのは「果醪(かろう)醗酵」、果汁だけを醗酵させるのが「果汁醗酵」。
白ワインは通常、省スペースで醗酵タンクの効率が良いという経済的な理由で果汁醗酵をするが、白ブドウの果皮や果肉にも無色のポリフェノールや旨味成分が含まれているので、手作りワインは白ワインも果醪醗酵を勧める。
今後白ワインも果醪発酵する作り手が出てくるかもしれない、と指摘しています。

■一次発酵と二次発酵

一次発酵は開放した条件で、ある程度アルコールを生成して色素やタンニンなどの成分を溶出させるのが目的。長く続けると、雑菌が発生して醪の状態が悪くなり腐敗臭がつく、しかし短いと色素などが十分に出きらない。切り上げのタイミングは作り手のセンスによる。
二次発酵は酸化を防ぐために、エアーロック付きの密閉容器で酸素を遮断した状態で、糖が完全なアルコールに変わるまで行う。

■清澄・おり引き

ワインの見栄えを良くするために、工場での「清澄・おり引き」は、遠心分離器、珪藻土を使って濁り成分を濾過、ワインマスト酸化防止のために亜硫酸塩を添加、遠心分離器ではとれなかった微細な混濁物質をタンニン、ゼラチン、活性炭、ペクチダーぜなどを使っており引き、褐変防止にナイロン66などを添加することもある、そして最後の仕上げとして精密濾過機や火入れによって除菌、殺菌を行ったあとにボトリングをする。
手づくりワインはそのような真似をする必要はない、醗酵が終了しマストがクリアになったらおり引きをかねて新しい瓶に移す。

■ワインの熟成について

熟成したワインは、大量流通させる側のレトリックで、亜硫酸塩がほどほどに低減し飲みやすくなったことをありがたがるのではないか。ボトリング直後に亜硫酸塩を入れたものは飲めたシロモノではない。
手作りワインは熟成させるものではない、出来たてが最高の状態である。

■白ワインの醗酵について

白ワインで果醪発酵をする場合は、一次発酵は早めに切り上げる。
白ワインのマストは酸化されやすく、酸化防止剤を入れない限り褐変は避けられない。
手作りワインでは糖分を残すことが難しいので、スウィートタイプが飲みたい場合は、飲む直前に補糖する。使用する糖は砂糖よりも果糖(フルクトース)が良い。

■まとめ

ワインというのは基本的にシンプルなお酒なんだ、ということを気づかせてくれる本です。
何かとウンチクの多い飲み物ですが、ワインメーカーのマーケティングに消費者が踊らされている可能性も指摘しています。
どのような食材もそうですが、出来たてを現地で味わうのが最高の贅沢なんでしょうね。
いわゆるワインのウンチク本とはまったく違う角度からワインの造り方を理解出来ますので、ワイン資格試験を受ける人にはおすすめします。
ただし、本当にワインを造ってみるかどうかは、個人の判断にお任せします。
アルコール度1%未満であれば酒税法にはひっかからないみたいですので。



セップドール レゼルヴ ボルドー・ルージュ 2011

セップドール レゼルヴ ボルドー・ルージュ 2011
セップドール レゼルヴ ボルドー・ルージュ 2011
LE CEP D'OR RESERVE BORDEAUX ROUGE 2011

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、980円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫かがった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、ブルーベリージャム
<花・植物>杉、ヴェジェタル
<香辛・芳香>なめし革、燻製肉、タバコ
<化学物質>硫黄
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、やや弱め
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:ひと味抜けているような印象
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシーだが、ちょっと抜けた感じ

【評価】
シンプルでスリムでドライ、ちょっとひと味抜けた感じが気になる

【供出温度】
10-13度 軽めでシンプルな印象なので温度低めの方が飲みやすそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調で、底光りするような透明感があり、美しい輝きと液面のツヤがあります。

香りは、濃縮感のあるカシスやジャム、香木のようなグリーン系の深い香り、タバコ、ややケミカルななめし革、燻製肉、時間が経つとカラメルの印象が出てきます。

味わいは、やや軽めのアタックから、ちょっと頼りない酸味とスレンダーなボディで、甘みや果実味は弱くドライでシンプル、やや水っぽさのある印象でフィニッシュ。

全体的に力不足で時間が経つと生臭香も出てきて、第一印象は良くありません。
スッキリシンプルな印象が良かったのですが、時間が経って温度が上がるとクダクダな印象になりますね。

これはちゃんと冷蔵庫で冷やして飲んだ方がいいかも。

今日の晩御飯は、鶏のチリソース炒め。
エビチリの鶏肉版ですね。

合わせると軽めのせいか、特に文句も言わずに付き合ってくれる感じ。
ただ、ぴったりハマるって感じではないので、やはりそれなりに料理を選ばないとダメみたいですね。

コストパフォーマンスはイマイチでしょうか。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/08/16

サングリア・リコ 赤ワイン&オレンジ NV

サングリア・リコ 赤ワイン&オレンジ NV
サングリア・リコ 赤ワイン&オレンジ NV
Sangria Rico Red Wine & Orange NV

日本:地理的表示無し
アルコール度:9%
ブドウ品種:輸入ぶどう果汁、輸入ワイン、輸入オレンジ果汁、輸入グレープフルーツ果汁使用

リカーランドトップで、495円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若さのある明るめのルージュ
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:フチに出来る泡がいつまでも消えない、若い、軽い

【香り】
豊かさ:鼻をつく人工的な香り
特徴:
<果実>オレンジ、キャンディ
<花・植物>よくわからない
<香辛・芳香>よくわからない
<化学物質>人工的な芳香剤
香りの印象:人工的な芳香剤のような香りが強くて他の要素は分からない

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖と果汁の甘み
酸味:優しい、ちょっとギスギスした
タンニン分:弱め
バランス:人工的
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
人工的な香料のような香り

【評価】
かなり人工的な香りのするジュースっぽい味わいで、ナチュラル感がない

【供出温度】
7度以下 氷入れても良さそう

【グラス】
サングリアなので、普通のグラスでOK

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、ニュートラルなルージュで、透明感があり液面にツヤがあります。
注いだあとに、フチの泡がいつまでも消えないのがちょっと気になりますね。

香りは、人工的な果実感がすべてを覆って、他の要素を感じません。

味わいは、ライトで人工的なアタックで、ボディも膨らみもなく、ただジュースを飲んでるような印象。

Wikipediaによると・・
サングリア (スペイン語 : sangría) とは赤ワインを甘いソーダやオレンジジュースなどで割って、一口大に切った果物(レモン、リンゴ、バナナ、オレンジなど)とシナモンを少々加えた飲み物。フレーバードワインの一種.
間違ってはなさそうですが、ちゃんとしたサングリアの味を期待すると、大分違うと思います。

ただ、このサングリア、ワンコインなので、あまり責めてもいけません。
ペットボトルで冷蔵庫に入れておくとわりと長持ちすると思うので、毎日食前にちょっとフルーティなワインを飲みたい、という人にはいいのではないでしょうか。

この香料の感じは、いわゆるペットボトルの清涼飲料水に共通するもので、ペットボトル飲料を飲み慣れているひとには気にならないかも。
この辺は、好みの問題でしょうか。

ただ、食事には合わせにくそうですね。

今日の晩御飯は、海鮮丼と冷奴。
どちらも明らかに合いません。

まあ、赤ワインなので海鮮丼は厳しいだろうと思いましたが、それ以前に、香料臭い感じがもうダメ。
冷奴も、繊細な食べ物なので、香りでアウト。

何が合うんだろう。
明らかにスナック系とか、ファストフード系ですね。

食事が終わって、野菜チップスに合わせると、まったく問題なし。
というか、バナナチップスはとても良く合いました。

やはりこういう系でしょうね。

飲み会に1本あると、ちょっと雰囲気が変わっていいかも。
宴会用のお酒としてはいいと思います。
500円で買えれば宴会用のお酒としては文句ないかな。

ただナチュラル感が無いので、通常のサングリアを期待して買うと後悔しそうですね。

■楽天ショップへのリンク

サングリア リコ<赤ワイン&オレンジ720ml>【クール便がオススメ】

※サイトより引用
使用するワインと果汁を厳選、口当たりの良い飲みやすさと果実味あふれるフレッシュな味わい。
軽くて便利なペットボトルタイプです。
【中身特徴】
赤ワインにオレンジ果汁を加えた、ほんのり甘くフルーティーな美味しさ。

セップドール レゼルヴ ボルドー・ブラン 2012

セップドール レゼルヴ ボルドー・ブラン 2012
セップドール レゼルヴ ボルドー・ブラン 2012
LE CEP D'OR RESERVE BORDEAUX BLANC 2012

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン

グルメシティで、980円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>柑橘系、グレープフルーツ、レモン、白い果実
<花・植物>菩提樹、麦わら
<香辛・芳香>石灰、ミネラル、ハーブ
<化学物質>無し
香りの印象:開いている、ソーヴィニヨン・ブランのアロマティックな印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、強さのある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ミネラル感と柑橘系の果実

【評価】
スッキリ爽やかだが、芯の強さがある

【供出温度】
7度以下、8-10度 爽やかなので夏場はしっかり冷やしても美味く飲めるが、ベースがしっかりしてるので、多少温度高めでも良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、やや淡いグリーンがかったイエローで、輝きは強め。

香りは、最初は柑橘系や梨のような白い果実香、ミネラル感、バタークリーム、爽やかなハーブのような印象があり、時間が経つとソーヴィニヨン・ブラン固有の青草香が強くなってきます。

味わいは、スッキリ爽やかだけど優しいアタックから、しっかりした酸味とボディが支えて、少し長くつづいて、ジューシーさのあるフィニッシュ。

素直で、ソーヴィニヨン・ブランらしさがあって、飲みくちも優しくて、全体的にとてもバランスが良い感じですね。
温度低めだと、フレッシュな印象でワインだけで美味しく飲めます。

後味にちょっとえぐ味が残るのが気になるものの、第一印象は悪くありません。

今日の晩御飯は、海鮮丼と冷奴。
どちらに合わせても、食事の邪魔はせず問題無いのですが、ちょっと距離がある感じ。

やはりピッタリ合わせようと思ったら洋食系でしょうね。

魚のハーブを効かせたグリルとか、鶏のフライでもいいかも。
ちょっとチーズをはさんだりするとさらによく合いそうです。

食事が終わって、おつまみの野菜チップスに合わせると、どれもよく合いました。
スッキリさっぱりしてるので、野菜系の料理にも良さそうですね。
トマトとチーズのサラダとか、シーザーサラダとかでしょうか。

ソーヴィニヨン・ブランのフレッシュさが全面に出てる感じですが、セミヨンが厚みを与えていて、他の産地にはないボルドーらしさをちゃんと持ってますね。

良いワインではないでしょうか。
ちょっと個性が少なめで大人しい印象ですが、買って損は無いワインだと思います。

ラベルにトップバリュマークが入ってて、見た目がイマイチ、というのがちょっと残念なところですね。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2014/08/13

セップドール ソーヴィニヨン・ブラン レゼルヴ 2012

セップドール ソーヴィニヨン・ブラン レゼルヴ 2012
セップドール ソーヴィニヨン・ブラン レゼルヴ 2012
LE CEP D'OR SAUVIGNON BLANC RESERVE 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

グルメシティで、税込み980円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、軽め、色付きが弱め

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>レモン、グレープフルーツ
<花・植物>アカシア、ミント、青草香
<香辛・芳香>石灰、ミネラル、やや石油香、ハーブ香、クリーム
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ドライな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のグレープフルーツようなフルーツ感

【評価】
シンプルでドライ、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
7度以下、8-10度 しっかり冷やしてフレッシュさを楽しむのが良さそうだが、温度やや高めでも意外と大丈夫そう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかった、やや淡めのイエローで、少し輝きがあります。

香りは、ソーヴィニヨン・ブランらしい、グレープフルーツやレモンのような果実香に、ミネラル感、青草香があって、爽やか。

味わいは、ちょっと軽めのフレッシュ感のあるアタックから、爽やかな酸味と果実感が広がり、やや長く続いて、少しえぐ味があるものの、爽やかでジューシーなフィニッシュ。

ソーヴィニヨン・ブランの見本のようなまとまりですね。
フレッシュ感もあって、ワインだけでも飲みやすく、これはいいですね。

今日の晩御飯は、自家製の冷や汁。
宮崎の伝統食で、鯵の干物や胡瓜、茄子などが入った冷えた味噌汁をご飯にかけたやつですね。
茗荷や大葉が入ってさっぱりした味わいが夏にピッタリ。

このワイン、合わせると、まったく距離感をおくものの、悪さはしない感じで、まあ、悪くないって感じ?
冷や汁に合わせるんだったら、やっぱり焼酎ですからね~。ワインに合わせるな、ってことでしょうね。
ただ、そのアウエー感の中でも、そこそこ健闘してくれてる感があります。

バターの効いたスイートポテトみたいな、おみやげの「博多通りもん」に合わせると、レモンを絞るようなさっぱりした合い方で、これはOK。
明らかに洋食の方が合いそうです。

飲み進むと、すっきりさっぱりしている感じは、悪くないけど、ちょっと個性が無いというか、シンプルすぎるので、やや飲み飽きてきました。

カミさんに感想を聞いたら、「悪くない。ちょっと発泡してる?」と言ってましたが、確かに発泡してる感じの後味かも。

コストパフォーマンスは悪くないけど、これといって個性や特徴が無いのが残念。
ラベルデザインが決定的に悪いのも、ひとつの問題ですかね~。

自宅の自分飲み意外では使えない感じのラベルデザインですよね。
味が気に入れば、夫婦で自宅用ってことも十分ある品質ではあります。

身近で手に入るワインの中では、シャルドネにないソーヴィニヨン・ブランらしさがしっかりあって、それはそれでいいと思いますが、ただ、個人的にはリピートしたいと思う感じでもないかも。

品質的には、おすすめできると思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/08/09

アンティノリ トルマレスカ シャルドネ 2012

アンティノリ トルマレスカ シャルドネ 2012
アンティノリ トルマレスカ シャルドネ 2012
TORMARESCA CHARDONNAY 2012

イタリア:プーリア州:I.G.Tプーリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ100%

フェリシティーの通販で、5本セット5,054円、1本あたり1,011円で購入。
参考価格は1350円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:わずかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しいがちょっとオレンジ色がさしている、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>リンゴ、桃、バナナ
<花・植物>白い花
<香辛・芳香>ヴァニラ、クリーム、爽やかなハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:爽やかな、スムーズな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかな、ふくよかな
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
全体的にマイルドで、爽やかさとスッキリ感があるが、後味はややえぐ味が残り、辛い

【供出温度】
7度以下、8-10度 温度低めの方が爽やかに飲めるが、温度やや高めでも問題なさそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、ちょっとオレンジ色がかってますが、若々しく、美しい輝きがあります。

香りは、果実香が中心で、桃やリンゴ、南国系の果実、爽やかなハーブ香と、ヴァニラやクリームのような印象、イタリアワインらしい甘さを感じさせます。

味わいは、すっきりドライでやや強めのアタックから、さわやかな酸味と柑橘系のフルーツ感と、ふっくらとボリューム感があり、後半えぐ味が出てきて、ちょっと乾く感じでフィニッシュ。

スッキリ爽やかで、ちょっとふっくらボリューム感もあって、飲み始めはとても好感触だけど、後味にえぐ味が強めに残って、フィニッシュはイマイチ。
食事が欲しくなりそうなタイプですね。

後味の苦味と、炭酸のような印象が強いんですね。
このあたりは、スパークリングのようなフレッシュ感につながるので、好き嫌いが分かれそう。

でも、次々グラスに手が伸びますね。
グレープフルーツのような爽やかさがあって、嫌味がなくて、飲み進むとどんどん良くなってきました。

ちょっとソーヴィニヨン・ブランのような爽やかさですが、全体的にまろやかな感じがシャルドネらしいですね。

爽やかさがとてもよい感じなので、冷蔵庫でしっかり冷やして飲んだほうが美味しいみたい。
夏向きの味わいですね。

今日の晩御飯は、チキンカツ。
このワイン、レモンを絞るような感じで、ちょうど良く合いました。

きゅうりに味噌マヨネーズをつけたおつまみもピッタリ合う感じ。
家庭料理にも良く合って、合わせる幅が広そうです。

食事が終わってワインだけになると、何かおつまみが欲しくなるものの、ワインだけでも十分行ける感じ。
フレッシュ感と爽やかさがあって、さらにしっかりしたベースがあるのでいいんですね。

カジュアルにも楽しめるし、ワインもしっかりしている。
ちょっといい食事にも十分合わせられそう。

いろいろなシーンで活きるワインだと思います。

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アンティノリ トルマレスカ シャルドネ

※サイトより引用
アンティノリの歴史は、1385年、ジョバンニ・ディ・ピエロ・アンティノリがフィレンツェのワインギルドに加盟したことに始まります。それから6世紀以上を経た現在、この名門ワイナリーはトスカーナ地方キャンティ クラシコ地区を中心とした数多くの葡萄園、そしてウンブリア州のカステロ デ ラ サラを所有しています。さらに1989年にはピエモンテ州のプルノットも所有するなど、上質なワインを世に送り出し続けています。
アンティノリはスーパートスカーナの生みの親でもあります。1970年代に現当主であるピエロ・アンティノリが、イタリアの代表品種サンジョヴェーゼとフランスからの外来品種カベルネソーヴィニヨンをブレンドして「ティニャネロ」と「ソライア」を誕生させました。当初イタリア国内では伝統品種に外来品種を合わせたことで異端視され、厳しい評価を受けました。また当時カベルネソーヴィニヨンはDOCなどの原産地呼称ワインに使用することが認められていなかったことから原産地呼称も認められず、「ヴィノ ダ ターヴォラ(テーブルワイン:イタリア産ワインとしての最低の格付け)」としてしか販売を許されませんでした。しかし、やがて国外で評価が高まって高値で取引されるようになり、また「ソライア」は「サシカイア」「オルネライア」とあわせて3大スーパートスカーナと呼ばれるようになりました。
今ではアンティノリは、イタリアを代表するワイナリーとしての地位を不動のものにしています。
「トルマレスカ」は、アンティノリ社が肥沃な土壌で農業が盛んなプーリア州にワイン作りに適した環境と大きな可能性を見出し、立ち上げた新しいブランドです。プーリアは、長靴の形をしたイタリア半島のちょうどかかとにあたる南北に長い州で、昔から広大なワイン生産地として知られておりましたが、質より量というイメージでした。
アンティノリ社は絶好のテロワールであるこのプーリアで、トスカーナやウンブリアで培った経験と技術を生かしながら、ネグロアマーロ、アリアニコ、プリミティヴォ等の土着品種を使って魅力あふれるワインができるのではないかと取り組みました。
パイアラは「トルマレスカ」のセカンドブランドとしてリリースされたブランドです。プーリア伝統の土着ブドウ品種と、国際的なブドウ品種とをブレンドすることで、個性的でありながら飲みやすいワインに仕上がっています。
[ワインテイスティングコメント]
明るいグリーンがかかったイエローの色調。白い花、タイム、そしてオレンジやパイナップルの柑橘系のフレッシュな香り。海沿いでブドウが造られている為、 潮風や草原を感じる爽やかでイキイキとした味わいです。

2014/08/06

モーリス・グラニエール ルージュ NV

モーリス・グラニエール ルージュ NV
モーリス・グラニエール ルージュ NV
MAURICE GRANIER ROUGE NV

フランス:ヴァン・ド・フランス
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

まいばすけっとで、税込494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少しおちついたルージュの、濃いルビー色
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:やや落ち着いた、透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実、キャンディ
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>なめし革、血液
<化学物質>樹脂
香りの印象:弱い、やや閉じ気味?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、やや荒い
タンニン分:軽い、ちょっと収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
ドライなフルーツ感

【評価】
かなり軽くてドライな口当たり、やや荒い印象のまとまりながら、キュッとしまったバランスの良さがある

【供出温度】
10-13度 軽めでボディの厚みが無いので冷やした方が飲みやすそうだけど、ちょっとギスギスした印象がきになるかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、ちょっと落ち着いた色調の明るめのルージュで、底までしっかり見える透明感があります。

香りは、ややケミカルで閉じた印象で、赤い果実や、なめし革、血液のような印象、時間が経つとカラメルっぽい印象が出てきます。

味わいは、超軽いアタックから、フルーツ感控えめ、ちょっとギスギスした酸味が出てきて、軽めながら収斂性のあるタンニンがキューっと締める印象でフィニッシュ。

ちょっとギスギスした味わいが気になるものの、全体的なバランスは悪くないので、味に慣れると美味しくなるかも。
やや渋みが尖った感じは、肉料理との親和性を感じますね。
料理と合わせることで活きてくるタイプかもしれません。

冷蔵庫で冷やすと、フレッシュ感が強くなって、スッキリと飲みやすくなりますね。
温度低めだと、ワインだけでも美味しく飲めそうです。

甘さやフルーツ感が抑えめで、ドライで大人な印象。
これは意外といいかも。

今日の晩御飯は、コンビニのバターチキンカレー。
合わせると、ワインが負けるけど、実に親密な合い方をしてくれます。
しっかり食事に馴染む感じ。

食事が終わって、薄皮付きピーナッツに合わせると、フィットしないけど、邪魔しない。
薄皮の渋みとケンカするかと思ったら、そんなに問題なくて、ナッツ本体の油脂分に馴染みます。

しかもこのワイン、ラベルデザインがいいんですよね。
安っぽさが無くて、ワンコインには見えません。
そこも重要なポイントですね。

食事が終わって、ワインだけになると、さすがに軽すぎて、香りもイマイチ。
まあ、ワンコインなので。

ニューワールドのフルーツ感強めのタイプが好きな人には、軽すぎてダメでしょうね。
個人的にはきらいじゃないけど、イマドキ感が少なくて、あまりオススメ出来る感じではないかもしれません。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/08/05

アロンドラ ソーヴィニヨン・ブラン NV

アロンドラ ソーヴィニヨン・ブラン NV
アロンドラ ソーヴィニヨン・ブラン NV
Alondra Sauvignon Blanc NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ヤオコーで、税抜き378円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱く、力の無い印象

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>柑橘系、レモン
<花・植物>白い花、菩提樹
<香辛・芳香>石灰
<化学物質>エーテル、硫黄
香りの印象:ちょっと還元的なイメージ?

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:シャープな、ちょっとお酢の印象
苦味:えぐ味をもった
バランス:スリムだが、ややクセがある
アルコール:弱め
余韻:ちょっと変な余韻が続く

【フレーヴァー】
フルーツビネガーのような、饐えた感じ

【評価】
ライトでスリム、フレッシュさがあるが、やや酸化由来のクセがあって全体的に鈍調な印象

【供出温度】
7度以下 酸化由来のクセがあるので、しっかり冷やして飲んだほうが無難

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかった淡いイエローで、ほぼ無色に近く、輝きも弱め。

香りは、ケミカルな印象が強めで、硫黄やエーテル、セメダインのような感じがあって、フルーツはレモンなどの柑橘系、白い花のような印象もあります。

味わいは、スリムでフレッシュ、コンパクトながら、ちょっと酸化したようなクセがあって、えぐ味をもって酸っぱい感じでフィニッシュ。

バランスがあまり良くありませんが、個性と捉えると、そんなに悪くない?

今日の晩御飯は、ひき肉の入ったオムレツ。
ケチャップがかかってます。

このワイン、ワインとしてのプライドが無い感じなので、チューハイのように合いますね。
食事の邪魔をしない、という点は評価できるかも。

このシリーズ、白はシャルドネじゃなくてソーヴィニヨン・ブランなのですが、家庭料理に合いやすいように果実感を控えめにしてるのでは、なんて思ってしまいます。
最初に感じた酸化した印象も、食事に合わせると、つなぎになってるんですよね。

人にたとえると、最初に会ったときは雰囲気が良くなかったけど、話しているとどんどん魅力が増してくるタイプ?
というかこのワイン、食事に合わせると良くなりますね。

食事が終わって、スーパーで買ったチーズの、コルビージャックとゴーダに合わせると、ちょうどいい感じ。
暑いのでチョコナッツのアイスに合わせてみた、最初これはいいと思ったけど、アイスだけの方がやっぱり美味しいね。

ワインだけになっても、それなりに飲めて、これはこれでなかなかいいかも。

税込で408円なので、コストパフォーマンスは高いと思います。
スクリューキャップで取り扱いも楽だし、冷蔵庫に入れておいて、気軽に飲めるのではないでしょうか。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2014/08/03

ヴィソロ フリザンテ ロゼ 2011

ヴィソロ フリザンテ ロゼ 2011
ヴィソロ フリザンテ ロゼ 2011
VIZORRO FRIZZANTE ROSE 2011

スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:10%
ブドウ品種:テンプラニーリョ100%

ヤオコーで、税抜き498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:赤味の強い、やや濃いロゼ
濃淡:ロゼとしてはやや濃い
粘性:やや弱め
泡立ち:弱発泡性
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>アセロラ、木苺
<花・植物>ちょっとヴェジェタル
<香辛・芳香>グリーン系のハーブ、ややオリエンタルスパイス
<化学物質>なし
香りの印象:弱め、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い、泡立ちも軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや残糖の甘み
酸味:フレッシュ、シャープ
タンニン分:後味にしっかり残る
バランス:心地よい、スマート、フレッシュ
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
苦味のあるアセロラのようなフルーツ感

【評価】
軽めのボディと泡立ちながら、フレッシュさとフルーツ感と、ロゼの持っているコクのバランスが非常に良い

【供出温度】
7度以下 これはしっかり冷やして飲んだ方が美味しいです。

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、アセロラジュースのような赤味の強い濃いめのロゼで、輝きは弱め。
注いだときに泡が多く出ますが、すぐに消えてしまいます。

香りは弱めながら、木苺やアセロラ、グリーン系のハーブに、ちょっとオリエンタルスパイスのような個性的な印象があり、複雑性を感じます。

味わいは、軽めのアタックで、泡立ちも軽く、フレッシュでフルーティ、しっかりした酸味と、旨みを感じるタンニンが支えて、とても味わい深い余韻でフィニッシュ。

口当たりの微炭酸のフレッシュさ、果実感とタンニンや旨みが非常に良いバランスでまとまっていて、とても美味しいですね。
これは気がつくとあっという間になくなっているタイプかも。

冷蔵庫でしっかり冷やしながら飲んだ方がいいですね。
あるいは氷を入れたワインクーラー。

夏場はやっぱり泡モノが欲しくなりますが、炭酸があまりすきじゃない私としては、このくらいの微発泡がちょうどいい感じ。

このワイン、超コストパフォーマンス高いですね。
ラベルデザインがイマイチですが、飲み会に持って行くととても喜ばれそう。

ロゼのスパークリングって普通に高いですからね。

飲み進むと、後味に残るえぐ味と、舌に残るワックスのような感じが気になってきましたが、まあ問題なし。

今日の晩御飯は、豆腐と豚肉のハンバーグ。
刻みネギもかかった、和風ソースです。

合わせるとフィットはしないものの、邪魔もしない感じ。
チューハイと合わせてるような感じ?

キャベツと小松菜のぬた、が付け合せだったので合わせてみると、香りが強めなので、こちらの方がやや親近感がある感じ。
でもぴったりフィットって感じではありませんが、「ぬた」に合うワインはそうそう無いでしょうね。

食事終わって、ピスタチオに合わせると、ワインが負け気味だけど、馴染みは良いですね。

このワイン、オードブルとか、おつまみ全般によく合いそうです。
ポテチとか、ナッツ系全般、サラミなんかもよく合いそう。
どちらかというと、パーティワインですね。

ワインのバランスがいいので、ちょっと高いレベルで期待してしまいますが、税抜498円のワンコインとしてはコストパフォーマンスは十分だと思います。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2014/08/02

アフター・ビフォー シャルドネ 2012

アフター・ビフォー シャルドネ 2012
アフター・ビフォー シャルドネ 2012
AFTER-BE FOR CHARDONNAY 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

タカムラの通販で、5本セット4608円、1本あたり922円で購入。
参考価格は、1029円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:色づきが良い、やや酸化熟成が始まっている

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、パイナップル
<花・植物>アカシア、蜂蜜
<香辛・芳香>ハーブ香、シナモン
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め、南国系の果実香が中心、

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:豊かな、しなやかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みがあり、力強い
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
南国系の果実

【評価】
濃縮感があり、力強さがある

【供出温度】
8-10度 冷やしても美味しいが、厚みがあるので温度高めの方がリッチ感が出る

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、ややオレンジがかった濃いめの色合いで、ちょっと酸化してる感じ?

香りは、カリンやパイナップルなどの南国系の果実香が中心、白い花や蜂蜜、ミントやシナモンっぽい印象もあります。

味わいは、厚みのある強めのアタックから、残糖とアルコールの甘み、さらに厚みのある果実感がひろがり、ボリューム感のあるリッチな印象で、後味はややアルコール度強めの乾く感じのフィニッシュ。

濃厚な果実感とボリューム感のある、リッチなタイプのシャルドネですね。
木樽の印象はあまり感じません。

今日の晩御飯は、豚しゃぶサラダの冷やしうどん。
リッチなシャルドネなので、これは合わないだろうと思っていたら、意外と食事の邪魔をしません。

ゴマだれの豚肉にはよく合いました。
意外と合わせる食事の幅が広いかも。
おつまみのピスタチオにもよく合いました。

スーパーで買ってきたチーズアソートセットに合わせると、ゴーダ、レッドチェダー、コルビージャックは塩辛いので、そのままだとフィットしません。
クラッカーとか、パンに乗せるとちょうどいいのかも。

食事が終わっても果実感がたっぷりあるので、ワインだけで美味しく飲めるタイプです。
後味の苦味とえぐ味がやや強めなのがちょっと気になるものの、コストパフォーマンスは高いと思います。

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※サイトより引用
パイナップルやマンゴーなどのトロピカルなニュアンスに、スモークのようなアクセントが感じられる香りと、味わいにも、程よい密度のある果実味が、タップリと感じられつつも、爽やかな印象です。果実味だけに終わらない味わいは、さすが「ラングドック・ルーシヨン・ワイン・コンクール2013」金賞受賞です!
南仏/タップリとした旨みの中口・辛口
品種:シャルドネ

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