2014/01/31

サン・ヴァンサン ルージュ NV

サン・ヴァンサン ルージュ NV
サン・ヴァンサン ルージュ NV
SAINT-VINCENT ROUGE NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

グルメシティで、580円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少し落ち着いた黒っぽいルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:少し落ち着いた印象で、透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:少しケミカルななめし革、血液、ドライフルーツ
香りの印象:弱い、やや閉じ気味

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:やわらか、やや頼りない
タンニン分:弱め、サラサラした
バランス:優しい、痩せた、ちょっとぼんやり
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
頼りないフルーツ感

【評価】
ライトで優しいが、ぼんやりしたまとまり。

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
少し黒っぽく落ち着いたルージュで、グラスの底がギリギリ見えるくらいの透明感、輝きは弱めで、ちょっと大人しい印象。

香りは弱く、ケミカルでやや閉じた印象で、なめし革のような動物香や、血液、ドライフルーツのような印象があります。

味わいは、ライトで優しいアタックから、まったくふくらまない痩せた印象で、酸味もやや大人しく、タンニンがちょっと強めに残るものの、ジューシーな後味ですね。

第一印象は、ちょっと頼りないけど、まあ悪いやつではない、って感じ。

今日の晩御飯は冷凍パスタのボロネーゼ。
ちょうどいいバランスで合います。
ワインが素直に馴染む感じですね。

ワインだけになっても、それなりに飲めます。
口当たりがマイルドなので、飲みやすいんですね。
後味にタンニンが締まって、ジュースっぽさを解消してくれてます。

ワンコインよりワンランク上だけど、まあ普通って感じでしょうか。

個人的にリピートするかというと微妙ですね。
もっと良いワインがあるので、あえてこれは選ばないかも。

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サン・ヴァンサン・ルージュ・スクリューキャップ 750ml【フランスワイン】【02P01Feb14】

※サイトより引用
フランスの新鮮な赤ワインらしい濃い色あい。繊細な香りの中にベリー系の果実やスパイスのニュアンスを含みます。
渋味と酸味のバランスがよく、様々な料理によく合います。

2014/01/28

アンデス・リヴァース カベルネ・ソーヴィニヨン 2012

アンデス・リヴァース カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
アンデス・リヴァース カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
ANDES RIVERS CABERNET SAUVIGNON 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかなルージュ色の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深みのある輝きがある

【香り】
豊かさ:やや強め、刺激的
特徴:鼻を突くケミカルな印象、濡れた犬のような動物香、重いグリーン香、硝煙
香りの印象:ケミカルな印象が強く、重い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:軽め、サラサラした
バランス:流れるような、心地良い
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感が残る

【評価】
香りは重いが、飲みくちはスッキリしていて、後味にはジューシーな果実感が残る

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調で、中庸な色味のルージュ、深い透明感があり、キレイな輝きがあります。

香りは、最初に鼻を突くケミカルな印象があって、濡れた犬のような重い動物香に、生の茎のような重いグリーン香で、全体的に暗く重い印象。

飲みくちは、軽めで、フレッシュなフルーティさがあり、ちょっとヒンヤリした心地よさを持っています。
ボディは膨らまず、スッキリした細身で、流れるようにフィニッシュまで進みますね。
後味には軽い渋みと、ジューシーな果実感が残ります。

香りは良くありませんが、飲みくちはとてもスッキリしてて、爽やかさがあって飲みやすい。
しっかりタンニンもあるので、ただ飲みやすいジューシーなタイプとは違います。
第一印象は、結構いい感じ。

今日の晩御飯は、唐揚げと、大根の甘酢漬け。

唐揚げは、ワインが勝ち気味です。
イマイチ馴染みが悪いですが、醤油ベースの味付けにワインが反発してるような印象があります。
それと、ちょっとワインが辛く感じますね。
食事と合わせると急に辛くなるところが、このワインと食事を合わせるポイントかも。

大根の甘酢漬けは、合うわけがないと思って合わせてみたら、何とも不思議な合い方をします。
ワインが完全に負けるんだけど、マイナスに働かず、フルーツビネガーのような風味を与えるというか。
これは意外ですね。

三杯酢をつかった酢の物に赤ワイン、という新しいジャンルがある?

だいたい、お酢を使った食事とワインは、酸がケンカして合わないと言われていますが、バランスによっては酸がつなぎになる事もありますね。

ワインと食事の合うパターンは、補い合う合い方(脂とタンニン)と、同じ味の構成でフィットする、という合い方があって、甘いワインと和食のみりんがつなぎになる事はありますが、赤ワインで酸でフィットするという感覚ははじめて。

おつまみでピスタチオに合わせると、やっぱりワインの辛さが出ます。
ワインだけだと、そんなに悪くないけど、食事と合わせるのはちょっと気を使いますね。

このワイン、しっかりした肉系で、しかもビーフとかラムとかに合いそう。
ミートソースのパスタとかでも意外といけるかも。

ワンコインなら悪くないワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

アンデス・リヴァースカベルネ・ソーヴィニヨン [2012]赤ワイン ミディアムボディ 750ml チリ DOセントラル・ヴァレーAndes Rivers Cabernet Sauvignon

※サイトより引用
ドス・アンデス
20年以上前から当時チリの産地の中でも最南端に位置する”ビオ・ビオ”ヴァレーの土壌や気候に注目し開発をしてきた”先駆者”的な存在。チリのみならず、アルゼンチン南部のネウケンやパタゴニアにもワイナリーを所有しており、”ドス・アンデス”という社名は、”アンデス山脈を挟んだ2つの地域”(チリとアルゼンチン)を意味します。
このワイナリーにて活躍していたフランス・ブルゴーニュ地方の著名なワイン・メーカーと共にブドウ栽培やワイン造りを学んだロドリゴ氏が造るワインは、欧米でも高い評価を受けています。
色合いは濃いルビー色。香りはドライフルーツの香りの中に黒胡椒のスパイシーなニュアンス。心地よいタンニンが長く口の中に広がります。
今や日本へのワイン輸入量でフランス・イタリアといった有名ワイン原産国に続き、3位を誇るチリ。チリと言えば、コストパフォーマンスに優れたワインとして有名ですが、その中でも国内生産量で一位となるカベルネ・ソーヴィニヨンはチリを代表するブドウ品種として世界的にも有名です。
”アンデス・リヴァース カベルネ・ソーヴィニヨン”はチリ特有の芳醇でしっかりとした果実味が手軽に楽しめるワインです。

2014/01/26

ゾーニン・リージョンズ・コレクション カベルネ 2011

ゾーニン・リージョンズ・コレクション カベルネ 2011
(1)ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:12)\1200
(2)シラーズ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:12)\780
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン(伊:地理的表示無し:11)\780

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかなルージュ色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい色調で、美しい輝きがあり、タンニンたキレイに溶けている

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:なめし革、ちょっとケミカル、グリーン系スパイス、ややヴェジェタル
香りの印象:弱めで、まだ閉じている印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:はっきりした、フレッシュな
タンニン分:緻密、後味に強めに残る
バランス:心地よい、流れるような、ややアルコールが主張してる
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプルでスレンダー、フレッシュなまとまり

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
色調は、紫がかってない中庸なルージュで、深く輝きのある透明感があり、美しい。
この中では、ガルナッチャ?

香りは弱く、閉じている印象。
ちょっとケミカルで、なめし革の印象や、グリーン系の印象。

味わいは軽めで、残糖の甘みがある。
スペイン、フランスよりはイタリアっぽい。

品種もこの中ではカベルネ・ソーヴィニヨンが近いかな。

ファイナルアンサーで、イタリアのカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
で、ピンポン

いかにもイタリアっぽい、カベルネ・ソーヴィニヨンです。

【総評】
ゾーニン・リージョンズ・コレクション カベルネ 2011
ZONIN CABERNET VINO VARIETALE 2011

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン

グルメシティで、780円で購入。

若々しい、鮮やかなルージュ色で、深い透明感と底光りするような輝きがあり、とても美しい外観。

香りは、まだ閉じた印象で弱く、ちょっとケミカルななめし革、ちょっと生っぽい茎のようなグリーン香、香水っぽいフローラルな印象などがあります。

味わいは、軽めのマイルドなアタックから、しっかりした酸味とほんのり甘みがあり、ボリューム感は無くスマートで流れるような口当たりで、しっかりと渋みが残るものの、酸味が勝って後味はジューシー。

角の取れた、万人受けする、飲みやすいタイプですね。
個人的には、ちょっとジュースっぽい感じが気になります。

今日の晩御飯は、とんかつ。
中濃ソースとカラシをつけて合わせてみましたが、馴染みません。

やはりとんかつと赤ワインって合いませんよね。
カラシがつなぎになってくれるかと思ったけど、完全にワインを隠してしまいます。

量を調整してバランスをとっても、全然歩み寄りません。
やっぱり、豚肉と赤ワインをあわせるのは高度なテクニックが必要です。

おつまみで、ピスタチオに合わせてみても、ワインの酸味が浮く感じ?
意外と食事に合わせにくいタイプみたい。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
ワインだけで飲んだほうが美味しい、という評価でした。

確かにこのワイン、無理に食べ物に合わせるよりもワインだけで飲んだほうがまとまってるかも。
おつまみとカジュアルに合わせる、パーティワインですね。

コストパフォーマンスは悪く無いと思います。

■楽天ショップへのリンク

ゾーニン リージョンズ コレクション カベルネ

※サイトより引用
ゾーニン社は17世紀、北イタリアのヴェネト州でワイン造りをはじめ、1821年に会社として創立した名門ワイナリーです。現在では、その数は10にのぼり、北からフリウーリ・ヴェネチア・ジューリア州、ヴェネト州、ロンバルディーア州、ピエモンテ州、トスカーナ州、プーリア州、シチーリア州の7つの州に点在しています。総面積は3,000ヘクタールを超え、ヨーロッパでも上位に位置する規模です。さらに、アメリカのヴァージニア州にも1つのエステートがあります。
ゾーニン社のワイン造りの哲学は、「代々続くワインメーカーとして最高のクオリティであるワインを造ること」、そして「ワインの原料は自社で所有するぶどう畑のぶどうを使うこと」の2つ。これらの哲学を支えるのが、26人のエノロジストたちの存在です。そのトップであるフランコ・ジャコザ氏は、イタリアで最も有名なエノロジストの1人で、彼の動向をヨーロッパ中のワイン関係者が注目するとまでいわれます。
このスペシャリストたちによるチームは、日々イタリア全土のエステート──ぶどう畑やワイナリーの現場に足を運び、温度や日照などの気候条件だけでなく、ぶどうの苗木の剪定、手積みの方法・時期、輸送方法などワインの仕上がりを微妙に左右するポイントに目を光らせます。ぶどうからワインに至るまでのこの徹底した品質管理が、ゾーニン社の優れたワインを生み出しているのです。
ベリー系の香りにハーブのニュアンスが感じられます。しなやかなタンニン、フルーティで軽やかな味わいが特徴です

2014/01/25

アズダ・エクストラ・スペシャル 南アフリカ産 ピノタージュ 2012

アズダ・エクストラ・スペシャル 南アフリカ産 ピノタージュ 2012
(1)ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:12)\1200
(2)シラーズ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:12)\780
(3)ピノタージュ(南アフリカ:WOウェスタン・ケープ:12)\780
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン(伊:地理的表示無し:11)\780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:ちょっと大人しい紫色の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:ちょっと濁った大人しい色調で、深い透明感があり、液面はツヤがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:チョコレート、野趣のある動物香、タバコ、ドライフルーツ、やや動物小屋系
香りの印象:悪臭系と動物系で重い印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:なめらか、きめ細かい
バランス:やわらか、ややふっくら
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ドライフルーツ

【評価】
軽めながら、やや熟成感を感じる、落ち着いた大人しいバランス

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
かすかに濁っているような落ち着いた色調で、深い透明感がある。
ニューワールドのピノ・ノワールっぽい感じだが、この中ではピノタージュ?

香りは弱めだけど、動物っぽい感じが強く、テンプラニーリョのような印象だけど、カベルネ・フランっぽくもある。

味わいは、軽めでやや残糖多めで、ほんのり甘い。
ちょっとニューワールドっぽい。
そうなるとピノタージュ?

何となく、ニューワールドのカベルネ・ソーヴィニヨンって雰囲気もある。
香りが弱いので何とも決定的な要素がないけど、ピノタージュではないかな。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
で、ブー

ピノタージュでした。

【総評】
アズダ・エクストラ・スペシャル 南アフリカ産 ピノタージュ 2012
ASDA Extra Special W.O. WESTERN CAPE PINOTAGE 2012

南アフリカ:WOウェスタン・ケープ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ピノタージュ

西友で、780円で購入。

まだ若いのに熟成したような印象があるのが、ピノタージュっぽいのかも。

外観は、少し紫色がかった落ち着いた色調で、深い透明感があります。
液面はツヤがあって、輝きもありますね。

香りは、弱めで、濡れた犬のような動物香に、ドライフルーツや、プルーンのような果実香、重い茎っぽいグリーン香があって、全体的に重い感じ。

味わいは、軽めのアタックで、ほんのり甘みと、プルーンのようなフルーツ感がじわっと広がり、ボリューム感は無く、少し長めに味わいが続きます。

ASDAワインは、安定感があるシリーズでハズレが少ないですが、これはちょっと微妙かも。
ちょっと荒い感じがありますね。

最近の南アフリカワインは当たりが多かったのですが、これはイマイチ。

今日の晩御飯は、自家製のピザと、帆立のクリームパスタ。
帆立のクリームパスタはさすがに合いません。
ベーコンとトマトソースのピザは、ワインが勝ち気味で、やっぱり肉系じゃないとダメみたい。

お土産の牛たんのサラミがあったので合わせると、イマイチ馴染みません。
サラミって赤ワインに合わないですよね。

おつまみのピスタチオも何だか合わない。

ちょっと熟成感のある印象があって、すき焼きとか、焼き鳥のタレとか、醤油とか照り焼き味に合いそうな気もします。

品質的には悪くない感じですが、イマイチ魅力が無いかな~。

■関連リンク(ASDAワイン)

ベアフット ソーヴィニヨン・ブラン NV

ベアフット ソーヴィニヨン・ブラン NV
(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ロワール地方:AOCプイィ・フュメ:12)\1380
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ヴァン・ド・フランス:12)\1470
(3)ピノ・グリージョ(伊:ロンバルディーア州:IGTプロヴィンチャ・ディ・パヴィア:12)\780
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(米:カリフォルニア州:NV)\650

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほぼ無色のグレー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:色づきが弱い、ツヤがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:柑橘系、シロップ、ややミネラル、ややスモーク、青草香
香りの印象:極端に香りが弱い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ほんのり残糖の甘み
酸味:シャープ、爽やか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
爽やかなフルーツ感

【評価】
シンプルでスッキリしたフルーティな印象

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
ほぼ無色の外観からは、ピノ・グリージョが候補。

香りは、極端に弱いが、シロップやアメのような甘い印象と、柑橘系のフルーツ感。
ソーヴィニヨン・ブランって感じではないので、やはりピノ・グリージョ。

味わいは、軽めで強い酸味。スレンダーでやや炭酸を感じるような後味はイタリアワインっぽい。

ファイナルアンサーで、ピノ・グリージョ
で、ブー

カリフォルニアのソーヴィニヨン・ブランでした。

【総評】
ベアフット ソーヴィニヨン・ブラン NV
BAREFOOT SAUVIGNON BLANC NV

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、特売650円で購入。
元値は980円。

外観は、甲州かと思うほど淡く、無色に近い印象ですが、輝きは強めで、金属質なギラギラした輝きがあります。

香りは弱めで、シロップやキャンディのような甘い印象、柑橘系や白いモモのようなフルーツ香、硝煙、青草香などあり、しっかりソーヴィニヨン・ブランらしさがありますね。

味わいは、軽めのアタックから、ほんのり甘みがあって、ボディはスレンダーですが、しっかりした酸味が支えてくれて、フィニッシュはジューシーです。
アルコール度が低めに抑えられているので、軽めでもバランスがいいみたいですね。

ワインだけでもスイスイ飲めるタイプ。
第一印象は悪くないけど、780円程度の印象かな。

今日の晩御飯は、自家製のピザと、帆立のクリームパスタ。
このワイン合わせると、後味の苦味が気になります。

ワインだけの方が飲みやすいですね、食事と合わせるタイプではないみたい。
スナックとかと、カジュアルに合わせる、パーティワインって感じ?

1000円だとちょっと高いかな、と思うけど、品質は悪くないと思います。

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【ベアフットよりどり6本以上ご購入で送料無料】ベアフット・ソーヴィニヨン・ブラン・ベアフット・セラーズ・ワイナリーBARE FOOT Sauvignon Blanc Barefoot Cellars Winery

※サイトより引用
カリフォルニアワイン愛好家大注目!今、世界各国で大ブームを巻き起こしている超人気ワイン!「ベアフット」がついに日本初上陸!日本市場当店先行ご販売!販売数全米NO.1!さらには受賞数全米NO.1(15ドル以下のワインでアメリカにおけるコンペティションの受賞数NO.1)という快挙!ベアフットは飲みやすいから全米で大ヒットワインに!1995年からベアフット・セラーズ・ワイナリーで大活躍する女性ワインメーカーのジェニファー・ファール・ウォールの造りあげたワインは、多くの金賞や最高金賞を含む、2500もの賞を受賞!“ワインのウンチクを言わず、カジュアルに楽しんで下さい”!という思いからリリースされた今、話題騒然の「ベアフット」!このワインは、ソーヴィニヨン主体で造られた辛口白ワイン!爽やかなシトラスの香り!新鮮で爽快なスタイルが特長!メロンや西洋梨を想わせるアロマとフレーバー!また、グレープフルーツやライムの香りの中に、ハラペーニョや西洋すぐりのニュアンスもわずかに感じられるベストバランスな香りと味わいの超極上辛口白ワイン!このワインが、「ワイン&スピリッツ誌」の2013年4月号で“胡椒、キウイ、ライムを想わせる、とても爽やかで心地良い、グリーンのニュアンス”と絶賛!香りと味わいにハーブのような爽やかさ!魚やサラダとの相性抜群!カフェ・バー様、レストラン様にもおすすめ!待ちに待ったベアフットで日本初登場!

2014/01/24

アルマ・トレラ 白 NV

アルマ・トレラ 白 NV
アルマ・トレラ 白 NV
Alma Trera Blanco NV

スペイン:ヴィノ・デ・メサ
アルコール度:12%
ブドウ品種:アイレン

肉のハナマサで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:かすかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:ちょっと酸化しているような印象の微妙な色調

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:石灰のようなミネラル、白い実の果実、ちょっと硝煙、かすかにフローラル
香りの印象:極端に弱い、鉱物的な印象が強い

【味わい】
アタック:弱いが、やや刺激的
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:酸化した印象でキツめ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:コンパクトでドライ
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸化した印象の、リンゴっぽいフルーツ感

【評価】
痩せていて、ドライで、酸化している

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
買う時から、ちょっと微妙な色合いだなー、と思っていましたが、やっぱりイマイチ?

オレンジがかった、ちょっと酸化したようなイエローで、輝きは弱めで大人しい印象。
この段階で期待感はすっかりありません。

香りは、硫黄の影響か、石灰のようなミネラル感が主体で、そこに白くて柔らかい実のような果実香が重なります。
傷んでいるような印象は無いですね
硝煙っぽいような印象や、ちょっとフローラルな感じもあります。

味わいは、ライトですが、ギスギスした酸味のアタック。
ボリューム感はなく、痩せた印象で、強い酸味でフィニッシュしますが、後味はそれほど悪くありません。

第1印象は良くないですが、酸化してるかというと、そこまでいかないかも。
ただ、強くてギスギスした酸が、このワインの特徴で、誰からも好かれないタイプの酸味だと思います。

飲みくちが悪くて、慣れないと美味しくなかった、昔の安いテーブルワインみたいですね。

今日の晩御飯は、ローソンの、スープ生パスタミネストローネ。
パスタのフジッリがぷりぷりしてて、結構美味しいメニューです。

合わせると、ワインがちょっと邪魔して、料理だけで食べた方が美味しいかも・・
決定的に後味を悪くするので、ワインに手が伸びません。

もうちょっと脂っこいメニューで、ワインにフォローしてもらわないと美味しくない、というような料理じゃないとダメですね。
安いワインと合わせる時は、食事に難があるものがオススメです。

冷蔵庫で冷やすと、水っぽいくらい軽くなるけど、酸が気にならなくなって飲みやすくなりますね。
チューハイっぽい感じで、ワインだけでスイスイ飲めます。

食事に合いやすくなるし、このワイン、温度低めがオススメですね。
冷やすと食事に邪魔をしなくなるみたい。

温度下げると全然良くなりますね。
飲み始めがこの温度だったら、第一印象は全然違ったかもしれません。

でもさすがに軽すぎるかな~、ちょっと水っぽいくらいですからね。

ワンコインというジャンルの中では個性があって面白いかもしれませんが、オススメは出来ません。
興味のある人はどうぞ、って感じでしょうか。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


2014/01/21

ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2014年購入)

ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン NV
ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン NV
Perrito CABERNET SAUVIGNON NV

チリのワインをタンクで輸入し、日本で瓶詰め
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン種主体

リカーランドトップで、525円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫色がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、よく熟した

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:グリーン系の茎っぽい印象と、硫黄の印象があるが、ほとんど香りがしない
香りの印象:香りがほぼ無い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:強い、締まる感じ
タンニン分:粗い、ざらついた印象
バランス:ボディが弱く、タンニンが強い
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトでドライだが、渋みが強く、後味が重い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
以前飲んだ時に、あまりに不味くて、ひどい書きかたになってしまった、ペリート赤。
名誉回復で、3年ぶりに飲んでみました。

若々しい色調の濃い外観で、液面には艶があります。
生産年が表示していないノンヴィンテージのワインは、ヘタすると古くて下り坂のワインを買ってしまう場合もありますが、このペリートは売れているみたいで、回転も早そうですね。

香りは、びっくりするくらい弱くて、ほぼ香りなし。
温度が低いせいかもしれません。
硫黄の印象と、茎っぽいグリーン香で、あまり良くないですね。

味わいは、軽めでドライなアタックから、抑えたフルーツ感が広がり、渋みが強めに出て、後味はやや重くフィニッシュ。
タンニンがやや強めなのですが、飲み慣れてくると、だんだん舌が馴染んできました。

ワンコインなので、それなりに欠点はあって当たり前で、あとはどのくらい魅力を持っているかがポイントになります。
このワインは、香りが良くないですが、軽めのボディを酸味とタンニンが引き締めて、さらにクールな印象があり、スッキリした味わいです。
一口目は、やっぱりペリートの赤はダメだ、と思いましたが、すぐに舌が馴染んで、美味しく感じるようになりました。

魅力をもってて、渋みが強めだけど、ワインだけでも結構飲めるタイプです。
「苦味」はやっぱりありますが、3年前に感じた、「変な甘みと嫌な苦味」という事はありません。

多分、甘みが抑えられて、苦味も減ったんでしょうね。
角を落とさずにバランスを取った感じが、好印象です。

今日の晩御飯は、カレーと、中華風卵あんかけ。

カレーに合わせると負けずに張り合って、スッキリした爽やかさを加え、いい仕事をします。

中華風卵あんかけには、お酢の酸味に、ワインが馴染まず、苦味がやや強めに出る。
そもそも、赤ワインには合わないメニューですね。

このワイン、しずくのタンニンが残って、グラスがすごく汚れるのが気になりますね。
タンニンが溶けてない感じでしょうか。

試しに、チョコレートコーティングのバームクーヘンに合わせると、チョコの苦味がつなぎになって、バターにタンニンがうまくフォローして、意外と良く合うみたい。
ただ、この組み合わせは太りますね、バームクーヘンってカロリー高いですからね~。

食事が終わって、あらためてワインだけになってしまうと、なんだか物足りません。

まあ、ワンコインなので、しょうがないですね。
食事と合わせた方が活きるワインだと思います。。

しっかりしたタンニンがあるので、カジュアルな肉料理に合いそうですね。
気軽にバーベキューとかに持って行くといいのかも。

濃厚でしっかりしたタンニンがあるのに、スッキリしてるというのがこのワインの良い点ではないでしょうか。

ワンコインとしては良い方だと思います。

■楽天ショップへのリンク

【赤ワイン】ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン チリ 赤ワイン 750ml

※サイトより引用
良質のチリワインをお手頃価格でご提供いたします。
人気の高いカベルネ・ソーヴィニヨン種を主に使用(75%)。
「ペリート」とはスペイン語(チリの公用語)で“子犬”を意味し、ペットの犬のように毎日愛される存在でいたいという願いが込められています。
ラベルは、犬の顔とワイングラスがだまし絵になった、遊び心あふれる楽しいデザインです。
カシスなど黒い果実を想わせる豊かな香り。凝縮感があり、しっかりとしたコクのある力強い味わいです。

■関連リンク

ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2010年購入)
ペリート シャルドネ NV (2014年購入)
ペリート シャルドネ NV (2010年購入)

2014/01/19

アズダ・エクストラ・スペシャル フランス産 ロゼ 2011

アズダ・エクストラ・スペシャル フランス産 ロゼ 2011
アズダ・エクストラ・スペシャル フランス産 ロゼ 2011
ASDA Extra Special Pays d'Oc Rose 2011

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:品種不明

西友で、780円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ややオレンジがかった、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしてはやや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:赤い果実、木イチゴ、フローラル、グリーン系のハーブ、ミネラル感、清涼感
香りの印象:開いている、南フランスのハーブの印象

【味わい】
アタック:少し残糖のある甘みのあるアタックながら、しっかりした強さもある
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、フレッシュな
タンニン分:ロゼとしては強めで、後味に微かに渋みが残る
バランス:まろやか、しっかりしたボディもある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイス感のあるフルーティさ

【評価】
フレッシュでフルーティ、飲みやすいまとまりだが、アルコール度が高く、ボディも強め

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
久しぶりに買った、ASDAワインシリーズ。
ハズレの少ない、高パフォーマンスなワインが揃ってますよね。

外観は、サーモンピンクのやや濃いロゼで、まだ若々しく、輝きも強め。

香りは、赤い果実の印象と、南仏のガリーグを思わせるハーブ香、ミネラル感や清涼感、フローラルな華やかさもあって、複雑性を持っています。

味わいは、ほんのり甘い、フレッシュでフルーティなアタックから、しっかりしたアルコールがボディの強さと辛さを出すものの、後味は軽い苦味とフルーツ感が残り、爽やかです。

第1印象はしっかり造られた、安定感のあるロゼって感じですね。
アルコール度がやや強めなので、このあたりは好みが分かれるかもしれません。
もう少し時間が経つと印象が変わってくるかな?

今日の晩御飯は、麻婆豆腐。
合わせてみると、料理の辛味とワインのスパイシーさがフィットするものの、あまり馴染みは良くありません。

中華料理とは馴染みがいいとは思いますが、もう少しスパイスが効いていたり、フルーツとか入っている方がいいもしれません。

フルーツ感が強いのと、アルコール度が高めで辛い点が、食事と合わせるときにポイントになりますね。
強めの味わいの食事じゃないとワインが勝ってしまいます。

魚介系よりは肉系の中華が良さそう。
ステーキやハンバーグみたいな、ちゃんとした肉料理も合うかも。

このワイン、1000円~1500円くらいの品質感を感じますね。
カミさんに価格感を聞いたら「980円くらい」という評価でした。

コストパフォーマンスが高く、しっかりした味わいで、このワインはオススメです。

■SEIYUドットコムより

http://www.the-seiyu.com/front/commodity/00000000/994973450470494/

※サイトより引用
【商品詳細】受賞醸造家による、南フランスのロゼワイン。ラズベリーの果実味溢れる、口当たりの良い辛口。鮭のソテー、鶏肉の香草焼きとよく合います。

■関連リンク(ASDAワイン)

2014/01/18

ル・プティ・コショネ ピノ・ノワール 2010

ル・プティ・コショネ ピノ・ノワール 2010
(1)ピノ・ノワール(仏:ヴァン・ド・フランス:10)\1680
(2)ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:12)\1200
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン(伊:地理的表示無し:11)\780

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:かすかに濁った
輝き:やや強め
色調:落ち着いたルージュの、やや濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:深い透明感がある、落ち着いた色調、液面にツヤがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:なめし革、ドライフラワー、カラメル、硫黄、ブラックチェリー、グリーン系のスパイス
香りの印象:木樽のニュアンスを少し感じる

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:すっきりした、爽やか
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:すっきりと心地よいまとまり
アルコール度:やや低め
余韻:少し長く続く

【フレーヴァー】
スッキリしたフルーティ

【評価】
すっきりドライだが、じわっと旨味がある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
落ち着いた色調に、底がうっすら見えるくらいの透明感は、ピノ・ノワール。

香りはドライフラワーやなめし革で、ピノ・ノワール。
温度が低いのか、閉じているのか、まだ還元的な印象。

味わいは、軽めでドライでスッキリしていて、ジワッと旨味のある感じが、ピノ・ノワール。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

ニューワールドではないけど、ブルゴーニュでもないって感じ。

【総評】
ル・プティ・コショネ ピノ・ノワール 2010
Le Petit Cochonnet Pinot Noir 2010

フランス:ヴァン・ド・フランス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1680円で購入。

外観は、落ち着いた色調のルージュで、やや濁りがあり、深い透明感と、輝きがあります。

香りは、弱めながら、なめし革やドライフラワーのピノ・ノワールらしい印象に、カラメルやチョコレートなどの樽由来と思われる香りが重なります。
時間とともに甘いチョコレートのような印象が強くなってきました。

味わいは、スムーズですっきりしたライトなアタックで、ボディはスリム、膨らみはなく、ストレートにスーッと流れて、じわっと果実感と旨味が残ります。

最初、香りに悪臭系が混ざっているかと思ったけど、すっきりとした飲みくちと、後味の果実感と旨味がとても好印象ですね。

サービス精神旺盛なピノ・ノワールで、方向性はオレゴンなどに近いのだけど、ドライでソリッドな印象はフランスらしさを持っていて、ニューワールドと伝統産地のハイブリッドって感じがします。

ただ、飲み進むと、ちょっと舌に残るワックス感とか、重い感じが気になってきました。

今日の晩御飯は、ミートソースのパスタ。
このワイン、ちょっと控えめなので、合わなくはないのですが、もうちょっとちゃんとした料理に合わせたい感じですね。

鶏のトマト煮込みとか合いそうです。

ワインだけになっても、軽くて、スッキリしてて、飲みやすいですね。

カミさんに価格感を聞いたら、880円で、水っぽくて1680円は高いという感想でした。

確かに、良いワインだとは思うけど、1680円はちょっと高いかな~。
コストパフォーマンスはイマイチな感じでしょうか。

■関連リンク

ル・プティ・コショネ ソーヴィニヨン・ブラン 2012

■楽天ショップへのリンク

2010ピノ・ノワール(ル・プティ・コショネ)

※サイトより引用
「ル・プティ・コショネ」(「ちっちゃな子豚ちゃん」)は、コート・デュ・ローヌ地方の名門メゾン「ラ・コンパニ・ローダニエンヌ」社が、2013年春に発売を開始した新ブランド。「豚は何でも食べ、逆に豚のどの部位も美味しく食べられる」ことから、「グルメの象徴」として、ブランド名に採用されました。南仏ペイ・ドック産。濃すぎずナチュラルな味わいがポーク料理にもぴったりであるとの意味も込められています。気軽に、美味しく、食卓を明るくするワインです。

ペリート シャルドネ NV (2014年購入)

ペリート シャルドネ NV
ペリート シャルドネ NV
Perrito Chardonnay NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、525円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:やや強め、ちょっと刺激的
特徴:石灰のようなミネラル、白い実の果実、硝煙、ちょっと硫黄、白い花、石鹸
香りの印象:若干タールのような嫌な印象がある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、キツめ
苦味:軽い
バランス:スリムでコンパクト
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーティ

【評価】
ドライでシンプルなまとまり、スッキリとした果実感があるが、後味がやや重い

【供出温度】
7度以下、8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、無色に近いグレーっぽい淡い色調で、輝きは強めでギラギラと金属質な輝きです。

香りは、石灰や石鹸のようなミネラル感と、白い実の梨のような果実香、スモーキーな硝煙の印象、石鹸のような白い花のイメージ、ややタールっぽい印象がちょっとあります。

味わいは、スッキリしたドライでシンプルなアタック。
スリムなボディだけど、酸味がしっかり効いていて、締まった印象。
アルコールが後味にやや重さを加えるのと、やはりタールっぽい石油香のようなものが後味を重くしている感じがありますね。

ワンコインとしては、十分な品質だと思います。
嫌味の無い飲みやすさは、ちょっと国産ワインの印象です。

ワインだけで飲んでても飲みやすくて、どんどん飲んでしまいますね。
なんというか嫌味がない味というか。

今日の晩御飯は、ミートソースのパスタ。
合わせると、邪魔もしないけど、馴染みもしないって感じで、マイペース。

カミさんに価格感を聞いたら「680円」。
「香りが悪い、後味が良くない、美味しくない。」という評価でした。

まあ、個人的にはワンコインならありかなー、って思います。

■楽天ショップへのリンク

【白ワイン】ペリート シャルドネ チリ 白ワイン 750ml

※サイトより引用
良質のチリワインをお手頃価格でご提供いたします。
人気の高いシャルドネ種を主に使用(75%)。
「ペリート」とはスペイン語(チリの公用語)で“子犬”を意味し、ペットの犬のように毎日愛される存在でいたいという願いが込められています。
ラベルは、犬の顔とワイングラスがだまし絵になった、遊び心あふれる楽しいデザインです。
洋梨やレモンなどのかんきつ類を想わせるフルーティな香り。生き生きとした酸味のある、すっきりと切れのよい辛口です。

■関連リンク

ペリート シャルドネ NV (2010年購入)
ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2014年購入)
ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2010年購入)

2014/01/15

ヴィノワール 白 2013

ヴィノワール 白 2013
ヴィノワール 白 2013
Vinoir White 2013

チリ:原産地表示なし
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

マルエツで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強い
外観の印象:色づきが弱い、やや大人しい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:硫黄、南国系の果実、パイナップル、クリーム、花の蜜、グリーン系ハーブ
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強め(刺激のある)
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:強い、収斂性がある
苦味:舌に残る
バランス:ドゲトゲしい、バランスが悪い
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸化した、シードルのような

【評価】
ドゲトゲしいバランスの悪いまとまりで、舌にワックスのような感触が残る

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
久々に、体に悪そうな印象のワインに当たってしまいました。。。

外観は淡めで、グリーンがかった、やや大人しい色調ながら、輝きは割りと強め。

香りは、最初アロマティックな果実の印象があったけど、その香りが飛んで行くとケミカルな印象が残ります。
ちょっと鼻を突く刺激臭。

味わいは、雑な荒い感じのアタックで、酸味も荒っぽく、収斂性があって、なにより舌にへんなワックスのような感触が残り、これ飲んで大丈夫?って感じ。
なんというか、あれこれブレンドしてワイン風のアルコールを作ってみました、的な味わいですね。

第一印象は完全にアウト。
それでも飲み進むのが、変態ワインラヴァーの私のいいところです。σ( ̄^ ̄)

今日の晩御飯は、コンビニのミネストローネパスタ。
結構トマト感があって、美味しいです。
ねじれパスタのフジッリもぷりぷりして良い食感で、野菜も多くヘルシーな印象。

このワイン、がさつな感じが、紙やすりのように食事に絡みますね。
なんでしょうか、この食事に食い込んでいく感じ。

トマトの酸味にちょっと荒れた酸味の感じが何か馴染むんでしょうね。
グイグイ食い込みます。

悪くない、というか、良く合います。
気兼ねなく合わせられますね。

何か、ワインが最後突き放すような印象がありますが、ベタベタしない関係が逆に心地よいですね。

あー、食事があるとこのワイン実によく仕事をしますね。
398円ワインの満足度としては非常に高いかもー。
でもそれは、このコンビニパスタがいいのかもしれません。

ローソンの「スープ生パスタミネストローネ」は、量が少ないので、ダイエットしてる女子で、ワインも一緒に楽しみたい、って人にはオススメですね。

「ガーナチョコレートとろける口どけミルク」に合わせると、まったく絡みませんでした。
でも反発はしないので、まあ、特に問題なし。

ちなみにこのワイン、軽いようで、12.5%もアルコール度があるので、飲み過ぎには注意が必要です。

最初に感じた身の危険はどこへやら、気が付くと1本空けそうな勢いですが、やはりワインだけになると、ちょっと気になる点が多くてオススメは出来ないかな。

個人的にもリピートはしないと思います。

■関連リンク(マルエツのワイン)

2014/01/14

ベアフット リースリング NV

ベアフット リースリング NV
ベアフット リースリング NV
BAREFOOT RIESLING NV

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:8%
ブドウ品種:リースリング

リカーランドトップで、特売650円で購入。
元値は980円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強い
外観の印象:若々しい、色づきは弱め、輝きがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ミネラル、白い花、蜜、マンゴー、カリン、ローズマリーのようなスパイス、やや石油香
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め、残糖が多く甘い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:爽やか、フレッシュ
苦味:弱め
バランス:溌剌とした、チャーミングな
アルコール:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
チャーミングなフルーティさ

【評価】
残糖の多い甘口、フレッシュで爽やかなまとまり

【供出温度】
7度以下、8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、淡めで、グリーンがかった、若々しい色調。
輝きは強めで、粘性もあります。

香りは、まずミネラルの印象があり、そこに南国系の甘い果実の香りと、蜜のようなキャンディのような香り、そのあとにフレッシュでさわやか系のハーブやスパイスの印象があります。
弱めながら、爽やかさを感じるまとまりですね。

味わいは、しっかり残糖を残した甘さがあり、そこにしっかりした酸味が加わって、爽やかさを加え、フレッシュなフルーツ感が甘みとうまくバランスがとれていて、とても美味しい印象です。
ワインだけで、グイグイ飲んでしまうタイプ。

甘いワインは敬遠しがちですが、たまに飲むと、最初はとても美味しいんですよね。
疲れた体に、スーッと入っていく感じ。癒されます。

でもだんだん、飽きてきちゃうんですよね。。。

今日の晩御飯は、八宝菜と、黒はんぺんと、焼いた明太子。

イワシの青魚の香りがしっかりある、黒はんぺんはワインの天敵ですが、このワインもやっぱりダメ。
焼いた明太子は意外と大丈夫、でもお互いに干渉なし、って感じ。
八宝菜風の肉野菜炒めは、ジワッと馴染んで悪くありません。

甘いんだけど、食事の邪魔をしない甘さというか、なんか馴染みますね。

焼き鳥のタレとか、ブリの照り焼きとか、意外と白身魚の天ぷらとかも合いそう。

鍋もいけるかな、湯豆腐とか水炊きみたいな繊細なやつじゃなくて、ちゃんことかきりたんぽ鍋とか。
ほうとう鍋とか、かぼちゃが入った料理もいけそうですね。

パーティシーンでも活きるワインだと思いますね。
唐揚げとか、オードブル系にも合いそう。

ベアフットのシリーズ、何だか売れてなさそうで特売になってましたが、この1本を飲んだ限り、品質は良さそうです。
アメリカのワインってあまり好きじゃないのですが、このワインはいいと思います。

誠実な感じとか、程よく力が抜けてる感じが、いいですね。
好感が持てます。

でも、ワインだけになって飲み進むと、甘いワインならではの、だんだんお腹に溜まる感じというか、お酒飲んでる感じじゃなくなってきました。
平日あまりお酒を飲まない、という日にはいいかも。

甘口ワインが嫌いじゃない人にはオススメです。

■楽天ショップへのリンク

【ベアフットよりどり6本以上ご購入で送料無料】ベアフット・リースリング・ベアフット・セラーズ・ワイナリーBARE FOOT RIESLING Barefoot Cellars Winery

※サイトより引用
カリフォルニアワイン愛好家大注目!世界各国で大ブームを巻き起こしている超人気ワイン!「ベアフット」がついに日本初上陸!日本市場当店先行ご販売!ベアフット・セラーズ・ワイナリーから販売数全米NO.1!さらには受賞数全米NO.1(15ドル以下のワインでアメリカにおけるコンペティションの受賞数NO.1)という快挙!ベアフットは飲みやすいから全米で大ヒットワインに!1995年からベアフット・セラーズ・ワイナリーで大活躍する女性ワインメーカーのジェニファー・ファール・ウォールの造りあげたワインは、多くの金賞や最高金賞を含む、2500もの賞を受賞!“ワインのウンチクを言わず、カジュアルに楽しんで下さい”!という思いからリリースされた今、話題騒然の「ベアフット」!このワインは、リースリング主体で造られた甘口白ワイン!新鮮な酸味と果実の甘さとがバランスよく調和し、爽やかで心地良い甘さが特長の白ワイン!桃やジャスミンを想わせるアロマが漂う、トロピカルでジューシーな味わい!桃や西洋梨、はちみつのニュアンスが余韻として続く、“Zesty”(興味深く、刺激的)なワイン!このワインが、「Wine Enthusiast2011年9月号」で“はちみつやみかん、桃のフレーバーが、溌剌とした酸味とバランス良く調和している。非常にコストパフォーマンスに優れたワイン。”と絶賛!はちみつ漬けのレモンのような甘味!これは癒される!よく冷やしてお飲み頂きたい!カフェ・バー様、レストラン様にもおすすめ!待ちに待ったベアフットで日本初登場!

2014/01/12

ミッシェル・リンチ ロゼ 2012

ミッシェル・リンチ ロゼ 2012
ミッシェル・リンチ ロゼ 2012
MICHEL LYNCH ROSE 2012

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、1390円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:濃い桜色のようなピンク
濃淡:ロゼとしては中庸
粘性:強め
外観の印象:フラットな色味で、やや大人しい印象

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い果実、キャンディ、酵母、ややミネラル、かすかにハーブ
香りの印象:第1アロマが強め、チャーミングな果実感

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、シャープ
タンニン分:ロゼとしてはやや強め
バランス:フレッシュな果実感があるが、アルコールが強く、やや辛い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーティ

【評価】
爽やかなフレッシュ感があるが、アルコールがやや強く、辛さを感じる

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、八重桜くらいの濃い桜色で、濃淡が無くフラットな印象。
輝きはありますが、全体的に大人しい印象です。

香りは、赤い果実やキャンディのような甘い印象が強めで、そこに微妙にミネラルやハーブが重なります。
弱めだけど、悪い印象はありませんね。

味わいは、フレッシュな果実感のあるアタックで、そのあとにアルコールが強く主張して辛さが出て、フィニッシュはやや辛さが残るものの、酸味が勝ってジューシーです。

なんというか、せっかくフレッシュでフルーティなのに、辛さと強さが邪魔をするような、ちょっとバランスの悪さを感じますが、飲み進むと変わってくるかな?

今日の晩御飯はおでん。
ほとんど合いませんが、牛すじにカラシをつけたものは合いました。

食事が終わって、ミックスナッツに合わせると、ナッツの香りにフィットしてよく合います。

カミさんに価格感を聞くと、「難しいけど、1500円くらい?」という評価。
軽くて、印象に残らない、でもロゼは高めだから、1500円、白だったら1000円くらい、という感想でした。

たしかに、時間が経つと、最初に感じた強さはおさまってきたものの、全体的に素っ気ない、味気ないような印象になってきました。
やる気ない感じで、ベースは悪くないんだけど、気持ちがこもってない、みたいな。

コストパフォーマンスはそれほど悪くないと思いますが、個人的にはリピートしたいタイプではないかも。

■アサヒショップへのリンク
http://beer.asahishop.net/index.php/module/ShohinShosai/action/ShohinShosai/sno/3872/group/group4/catid/0-103-117-276/catno/276

※サイトより引用
エッジにはオレンジの輝きがある美しいピンクの色調。しなやかで生き生きとした骨格があり、ハーブやグレープフルーツの香りが感じられます。みずみずしく、エレガントなワインです。

2014/01/11

ドメーヌ・マズール コート・デュ・ローヌ カルト・マロン 2000

ドメーヌ・マズール コート・デュ・ローヌ カルト・マロン 2000
ドメーヌ・マズール コート・デュ・ローヌ カルト・マロン 2000
Domaine Mazurd Cotes du Rhone Carte Marron 2000

フランス:コート・デュ・ローヌ地方AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ、カリニャン、サンソー

リカーランドトップで、1580円で購入。

【外観】
清澄度:ちょっと濁ってる?
輝き:やや強め
色調:落ち着いた色調ながら、まだちょっと紫がかった、黒っぽい、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:14年前のワインの割には若さを感じる

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ちょっと閉じた印象、血液、なめし革、鉄さび、ドライフルーツ、オリエンタルスパイス
香りの印象:まだ閉じている印象、熟成感がある

【味わい】
アタック:ソフト
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:なめらか、優しい
バランス:やわらか、心地良い、フレッシュ感がある
アルコール度:やや高め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
熟成感のあるフルーティさ

【評価】
14年前のワインとは思えないフレッシュ感、程よい熟成感もある

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【総評】
このワイン蔵出しの古酒なので、実にしっかり管理された熟成感がとても好印象です。
この価格で、14年前のワインがこれほど品質が安定しているというのは、蔵出しならではでしょう。

出荷後の瓶内熟成は、バクチみたいなものなので、こうやってしっかりワインメーカーで熟成させたものは、これから人気が出そうですね。

でも、メーカーに10年以上置いておくというのは、その期間お金にならないし、場所もとるので、コストがかかっているはずなんですよね。
コート・デュ・ローヌでこの価格ってのは、とても良心的なワインだと思います。

外観は、熟成感のある落ち着いた色調ながら、まだ紫色がかっていて、若さを感じます。
底光りするような輝きを持っていて、粘性も強く、液面もツヤがあります。

香りは、まだ閉じている感じながら、鉄さびやドライフラワー、ドライフルーツなどの熟成感のある印象がありますね。
まだ開いていないので、これからどう変化するか楽しみです。

味わいは、マイルドで優しいアタックから、ジワッとジャムのようなフルーツ感が広がって、それほどボリューム感はないけど、フワッとソフトなボディで、フレッシュな果実感がアフターに残ります。

このワイン、美味しいですね。
ちゃんと管理された熟成感が素晴らしいと思います。
フルーティさとフレッシュ感を残した熟成感が、ワンランクもツーランクも上のワインを飲んでるみたい。

香りが開いてこないので、高い感じはあまりしませんが、スムーズでマイルド、熟成しているのにフレッシュという味わいは、20年熟成のシャトー・オーゾンヌとか、15年熟成のベルナール・デュガ・ピィ ジュヴレ・シャンベルタン クール・ド・ロワを思い出しました。

何とも、このワインは素晴らしい、と思っていたら・・・ あれ?アフターにちょっとカビ臭?
あれれ?このワイン、微妙にブショネ?

もうちょっと様子を見てみよう。

今日の晩御飯はトマト鍋。
鶏肉とキャベツなどなど入ってます。

パルメザンチーズを入れて合わせると、とても良く合いました。

熟成したワインって、懐が深くなって、合わせられる食事の幅が広がりますよね。

ピザとかパスタよりも、ちゃんとした食事に合わせたいですね。
和食も結構いけるかも。

この価格でこの安定した熟成感は抜群にいいですね。
ブショネっぽい感じも気のせいだったようで。

とても良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

[2000] コート・デュ・ローヌ カルト・マロン ヴィエイユ・ヴィーニュ (ドメーヌ・マズール)Cotes du Rhone ”Carte Marron” V.V.(Domaine Mazurd)

※サイトより引用
16世紀より代々コート・デュ・ローヌ地区でワインを造り続けているマズール家。
現在では、150ヘクタールもの自社畑を所有する由緒ある蔵元です。
代々続く蔵元だけあって、樹齢100年以上のぶどうの木が植えられている畑や、丘の上に広がる日当たりの素晴らしい斜面に畑を所有しています。
伝統的な醸造法を継承しながら造られるワインは、その生き生きとしたパワフルな生命力に驚かされます。
オーナーのマズール氏が言うには、「ワイン醸造においてはぶどうの品質が一番大事で後は、そのぶどう本来が持つポテンシャルを最大限にワインに浸透させることが必要」と力説します。
彼は、良く出来た年のワインを長期間タンクや樽で寝かせて熟成させています。
彼の造るワインの真価は、その長期熟成が可能である上に素晴らしい状態に変貌することです。
マズール家のワインは、フランス国内ではレストランや専門店のみに販売しており、欧米のワイン専門家や有名評論家が目を付けて接触して来ますが、彼の性格がそういった投機的なビジネスマンたちを受け付けなく門前払いしてしまうことも彼の魅力かもしれません。
何といってもそのワインの魅力は、時間が経つにつれて広がる華やかな香りと甘み。
じっくりと楽しみたい素晴らしいローヌワインです。

モンテス・アルファ シャルドネ 2011

モンテス・アルファ シャルドネ 2011
モンテス・アルファ シャルドネ 2011
MONTES ALPHA CHARDONNAY 2011

チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:シャルドネ

カルディコーヒーファームで、10%引き、1528円で購入。
元値は、1698円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、バター、カリン、マンゴー、ナッティ、蜜、硝煙、やや石油香
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス、厚みがある

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、厚みのある
アルコール:強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーティ

【評価】
濃縮感と力強さをもっているが、爽やかでフレッシュなフルーティさもある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
モンテスのワインはいいですね。
このワインも期待感をさらに超えてます。

色味は、グリーンがかっているが、ちょっとオレンジっぽくもある、中庸な濃さのイエロー。
輝きと粘性は強めで、テラテラと艶のある外観で、期待感があります。

香りは、しっかりしたシャルドネらしい印象。
石灰のようなミネラルと、こってりしたバターやクリームの印象、南国系の熟した果実の印象や、硝煙、ハーブの印象もあり、複雑で高品質な印象があります。

味わいは、思ったよりフレッシュで、フルーティ。
とても爽やかなアタックで、そのあとにしっかりとしたボディで厚みがあります。
アルコール度が強めなので、ややアルコール感が気になるものの、後味は酸味が勝って、ジューシーでフルーティ。

これは美味しいですね、フルーティなシャルドネのお手本みたいな感じ。
時間が経つと、しっかりした樽香が出てきて、どっしりした印象になります。

相当強いので、飲みやすいからってグイグイ飲んでたらあっという間に酔っ払うので、要注意ですね。

今日の晩御飯は、トマト鍋。
鶏肉とキャベツ等々入ってます。

このワイン、白でも強めなので、肉料理に良く合う感じ。
和食には合わないと思うけど、洋食は全般に合いそう。

香りや味わいの主張は強いけど、食事との馴染は良さそうです。
おつまみのナッツにもとても良く合いました。

この価格帯とは思えないまとまりで、ブラインドで飲んだら、かなり高いワインをイメージすると思います。
しかもブルゴーニュに間違えそう。

モンテスの完成度、恐るべしですね。
超コスパワインだと思います。

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モンテス アルファ シャルドネ

※サイトより引用
モンテスは、1987年に、ワインビジネスで長いキャリアを持つアウレリオ・モンテスとダグラス・ムライがチリで高品質ワインを造ろうという構想を立ち上げたのが始まりです。翌年ヴィニャ モンテス(当初はディスカバー ワインという社名)を設立しました。
モンテス アルファ、モンテス アルファ“M”(ボルドー クラシック スタイル)、モンテス フォリー2000(シラー100%)、パープル エンジェルといったブランドを立ち上げ、市場を開拓していきました。2004年には7百万ドルを投じて新しい醸造所を、コルチャグア ヴァレーのアパルタに新設し、更なる品質向上を図っています。
現在では、50万ケース以上が生産され、その94%以上が世界75ヶ国以上に輸出されています。モンテスではこれ以上生産量を増やすつもりはなく、むしろ品質を高めて行きたいと考えています。
非常にフルーティーで、美しいシャルドネの特性を持っています。はっきりとバナナ、パイナップル、トロピカルフルーツが感じられ、オークの香りとよく融合しエレガントさが加わりますが、決してブドウの香りを損なうことはありません。マロラクティック発酵をしており、長く心地よいフィニッシュで後味にバターの風味が残ります。ブドウとオークの素晴らしいバランスです。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)



■関連リンク(モンテスのワイン)

2014/01/10

ルイス・フェリペ・エドワーズ ピノ・ノワール 2012

ルイス・フェリペ・エドワーズ ピノ・ノワール 2012
ルイス・フェリペ・エドワーズ ピノ・ノワール 2012
LUIS FELIPE EDWARDS PINOT NOIR 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

マルエツで、648円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた、オレンジがかったルージュの、明るいルビー
濃淡:淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:濃いロゼくらいの明るさで、オレンジがかった特徴的な色味

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:木イチゴ、グリーン系のスパイス、なめし革、ドライフラワー、ラベンダー、芍薬?
香りの印象:スパイス系の特徴的な印象がある

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:キメ細やか、後味に強めに残る
バランス:スレンダーで芯が強い
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュなハーブ

【評価】
特徴的な外観と香り、ライトなアタックからのしっかり強めのボディ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
個性的で面白いワインですね。

外観は、ちょっとオレンジがさしているルージュで、とても明るく、濃い目のロゼくらいの透明感があります。
輝きもあり、キラキラきれいな外観です。

香りは、最初ケミカルでなめし革のような印象から、赤い果実、特徴的なハーブ香が出てきます。
ラベンダーやドライフラワーのようなフローラルな印象もあり、時間が経つと、カラメルの印象も出てきました。
複雑性や、個性的な特徴があって、面白い香りですね。

味わいは、ライトなアタックから、しっかりした酸味がジワッとひろがり、ボリューム感はなくスレンダーながら、しっかりした芯の強さを持っている印象。
アフターフレーヴァーもハーブの個性的な香りがあって、とても楽しめます。

何とも不思議なまとまりですが、個性的で好感がもてますね。
他にはあまり無い味わいで、美味しいと思います。

あっ、これ、フォクシーフレーヴァーだ、生ブドウの印象。
キャンベルアーリーとかにあるやつですね。
普通だとマイナスポイントになるところですが、それを逆手にとって個性にしてるみたいで、いたずらっぽくニヤニヤ笑っている生産者の顔が浮かんでくるようですね。

軽くてグイグイ飲めて、面白いです、このワイン。

今日の晩御飯は、コンビニのロコモコ丼。
すっきり、サッパリしてくれる、という点では、良く合います。

ピスタチオに合わせると、渋みが強調されるけど、香りがグッと立って、華やかさが出てきますね。
香りの相乗効果があるみたい。

やっぱりこのワイン、ロゼっぽいですね。
クラレットって感じ?
すごく挑戦的な感じがするけど・・・ ただ、造るの失敗しちゃった、ってことじゃないよね。

私はこのワイン、大好きです。
何かとても、新しいジャンルな感じがして。

これ安いから、色も薄い、みたいな捉えられ方をされそうだけど、1000円台でも全然通じるアイデンティティを持っていると思います。

軽いタイプが好きな人には、個性的で受け入れられそうですね。

個人的には是非リピートしてみたいワインですね。
次は、ロゼに近い感覚で、豚肉とか、中華、餃子とかもいいかも。

合わせるのが面白そうです。
一度飲んでみることをオススメします。

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ルイス・フェリペ・エドワーズ・ピノ・ノワール

※サイトより引用
1976年、ルイス・フェリペ・エドワ-ズ・シニアが、コルチャグア・ヴァレーの主要ワイン産地ブキリャイにある60haの葡萄畑を購入。そこには20世紀初頭に植えられた葡萄の樹々がありました。
丁寧なワイン造り、品質へのこだわりから家族による経営を貫いてきました。欧州市場で成功を収め、100%家族経営のワイナリーとしてはチリ国内最大になりました。2012年、ベストチリアンワインプロデューサーをダブル受賞。ワイナリーとして高い評価を受けています。
ルイス・フェリペ・エドワーズは現在でもリーダーシップを取り、彼の二人の息子と娘に加え二人の義理の息子たちによってワイナリー経営陣は構成されています。
現在輸出をおこなっているチリのワインメーカーは約300社。
輸出量上位3社がコンチャイトログループ等の大手資本に属する中で、家族経営のLFEは第4位に食い込んでいます。
常に上位3社と激しいシェア争いを演じており、近年の著しい成長ぶりが注目されています。
自社葡萄畑を、コルチャグア・ヴァレー、レイダ・ヴァレー、マウレ・ヴァレーの3地区に保有。このうちレイダ・ヴァレーは、近年注目されている高級葡萄の産地です。LFEは新しい畑の開墾、既存の畑の品質改善を絶えず続けていて、近年のチリ国内ではNo.1のヴィンヤード投資をおこなっています。これは、自社畑比率を高めることでコストと品質の安定を追求するLFEの哲学。また最高のテロワールを求めて高地に畑を開墾するなど他社にはできない取り組みを続けています。
淡い赤紫色、チェリーやラズベリー、プラムの香り、フルーティだが濃すぎず、酸やタンニンはまろやかで口あたりがよいワインです。この価格帯では驚くほどバランス良くまとまっておりおすすめです。

■POPの記述
ルイス・フェリペ・エドワーズは、チリを代表する家族経営のワイナリーで、高品質のワインを醸造するという情熱を持ち続けています。経験豊かで多くの受賞歴を持つワイン醸造チームが、味わいと飲みやすさのバランスが優れたワインを造りあげます。

■関連情報(ルイス・フェリペ・エドワーズのワイン)



■関連リンク(マルエツのワイン)



おすすめのチリワイン

2014/01/07

ポール・ローラン ルージュ NV

ポール・ローラン ルージュ NV
ポール・ローラン ルージュ NV
PAUL LAURENT ROUGE NV

フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:12%
ブドウ品種:グルナッシュ、カリニャン、サンソー

グルメシティで、580円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱い
色調:落ち着いた、黒っぽい紫の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:落ち着いた色合いで、大人しい

【香り】
豊かさ:最初強めだが、だんだん弱くなる
特徴:なめし革、ややケミカル、茎っぽいグリーン香、赤い果実、還元的でまだ閉じている印象
香りの印象:まだ閉じている、第1アロマが強め?

【味わい】
アタック:かなり軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:弱めだが、全体が弱いので、バランスは取れている
タンニン分:軽い
バランス:ライト、ドライ
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
ライトな果実感

【評価】
全体的にとても軽くできているが、バランスは良い

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた色調で、輝きも弱く、地味で大人しい感じ。

香りは、最初ケミカルさを強めに感じますが、そのうちだんだん弱くなります。
なめし革や茎のような生っぽいグリーン香があって、チェリーのような果実香とか、ミネラル感もありますが、全体的にとても地味な印象です。

味わいは、かなり軽めで、ちょっと水っぽいくらい。
酸味もタンニンも弱く全体的に力がありませんが、良いバランスで、すっきりと飲みやすく、後味もキレイ、軽く残る果実感が心地良い印象ですね。

ワインだけで、グビグビ飲めるタイプで、個人的には「アリ」ですが、これだけ軽いと一般的には受け入れられないかも。

今日の晩御飯は、メンチカツ。
中濃ソースとマスタードをつけて合わせると、ワインが完全に負けて、水のようになってしまいます。

何もつけないで合わせると、ワインが肉汁にジワッと染みこんでいい感じで合います。
このワイン、軽いけど、素性が良い感じなので、食事との相性が良さそうですね。

七草サラダ(マヨネーズかけ)には、意外と良く合いました。
七草の苦味が、赤ワインに足りない渋みを補うというか、なんか不思議な合い方。
マヨネーズにも合うみたい。

白ワインに合うメニューとかの方が合いそうですね。

鶏肉関連は一般的に良さそうですね、
焼き鳥の塩とか、餃子も合いそう。

パスタだったらトマトソース系か、カルボナーラも意外と合うかもしれません。

人に例えると、みんなに軽く扱われがちなんだけど、実はあちこちで人気者、誰とでも仲良くできて、人脈が広いみたいな感じ?

ものすごく軽いけど、個人的に全然OKですね。

平日、軽い食事に赤ワインをあわせるんだったら、良いチョイスかも。

ワンコインよりちょっと高い、という価格設定も納得出来ますね。

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ポール・ローラン・ルージュ Paul Laurent Rouge

※サイトより引用
飲みやすい赤ワインです。軽やかな味わい、フルーティでタンニンが柔らかです。
料理: あっさり牛肉料理、ハンバーグ、ミートソース
果実のフルーティな香りと軽やかな渋み、癖がない飲みやすいタイプの赤。

■三菱食品株式会社の情報サイトより
http://www.mitsubishi-shokuhin.com/liquor/product/item_detail/detail.php?jan=4962840090244

※サイトより引用
パトリアッシュ社は、18世紀創業のブルゴーニュ地区大手ネゴシアン(ワイン商)。ブルゴーニュワインの伝統を忠実に継承したクラシックスタイルで繊細なワイン造りで有名です。

2014/01/04

マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011

マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011
マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011
MARCEL DEISS ALSACE 2011

フランス:アルザス地方:AOCアルザス
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%

リカーランドトップで、2690円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ややオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:オレンジがかった独特な色合い、輝きとツヤがある。

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:石灰のようなミネラル、柑橘系、オレンジ、カリン、揮発性のある爽やかなハーブ、グリーン系のスパイス
香りの印象:クリーンで爽やか、清々しい香り

【味わい】
アタック:ソフトで優しい、残糖の甘みがある
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、きりりとした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、爽やか、厚みがある
アルコール:強め
余韻:少し長く続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーツ感

【評価】
優しい味わいで、爽やかさもあるが、濃縮感と力強さも持っている

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、特徴的なオレンジがかった色調で、ギラギラとした輝きを持っていて、濃縮感を感じます。

香りは、まずミネラルの印象があり、そこから複雑なフルーツ香が多層に重なっています。
カリン、オレンジ、柑橘系、パイナップルなどのいろいろなフルーツの香りがあって、すっきりしたハーブの印象と、オリエンタルスパイスのような個性的な印象、時間が経つとカラメルの印象も出てきました。

味わいは、穏やかで優しく、ほんのり甘みのある、しあわせ感の強い口当たりで、「うまっ!」って感じ。
酸味も穏やかながらしっかりと締めてくれるので、甘みが嫌な感じにならないでしょうね。
その後にアルコールの熱さみたいなものが出てきて、しっかり力強さを感じますが、フィニッシュはジューシー。
ややアルコールがやや浮いている感じがありますが、時間が経つと馴染んできそうです。

マルセル・ダイスのワインを私が評価するのもおこがましいのですが、あちこちで高い評価をもらっているだけの説得力を持っているワインですね。
つべこべ言わずに、飲めば分かる的な、ワイン自信が強い説得力を持っている感じです。

最近のワインの中では、結構甘めに仕上がっているのですが、その甘さがものすごく効果的。
最初に甘みにグッとつかまれて、その後を酸味とかフルーツ感が引き継いで、すっきりしたフィニッシュに持っていくので、他のワインではなかなか真似できない味の構成になっています。

後味に、軽く苦味とえぐ味が残りますが、それも爽やかさを感じる要素の一つになっているみたいですね。

まさに味わうというよりは、体験するワインのタイプですね。
とてもいいです、しあわせーって感じで、「あー、美味しいー!」って叫びたくなりますね。

人に贈りたいワイン、No.1かも。

今日の晩御飯は、キムチ鍋。
白菜、豆腐、豚肉、キムチ、しめじ等々、入ってます。

このワイン、食事の邪魔をせず、しかも馴染んで、実に良く合うのですが、この料理だとワインの良さがまったく活きません。

ワインの甘みが和食にも合いそうなので、家庭料理にも合うのではないでしょうか。

豚の角煮とか、焼き鳥のタレとか、ブリの照焼あたりでしょうか。
意外とちらし寿司とか。
酢飯に合いそうな気もします。

カミさんに飲ませたら、最近飲んだワインの中で一番美味しいと高評価。
価格は2000円くらい、とほぼ正解。

我が家的にはマルセル・ダイスはリピートしたいブランドになりました。
このワインも食事を変えて飲んでみたいし、他のワインも飲みたいですね。

ちょっと高いですが。。。

■関連リンク

マルセル・ダイス リースリング 2011

■楽天ショップへのリンク

【自然派】アルザス・ブラン[2011]マルセル・ダイス 税込 2,814 円

※サイトより引用
地元ベルグハイムの各品種畑区画のブレンド。ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%。平均樹齢20年。辛口。「最も安い(この)ワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質」(ワイナート田中克幸氏)
地元の7品種混植畑50%+ダイスの全プルミエクリュ15年未満のぶどう50%
とにかく凄いです!!!!実際ドメーヌを訪れた時に、“僕が最も感動したワイン”で、その艶美な香りは『えっ?これグランクリュなの?』と思うほど華やか!!ギューーっと詰りに詰った凝縮しまくりの果実味と、力強さと洗練さを兼ね備えた酸味が印象的な、とても高貴な味わいに驚かされました!ハッキリ言って!!この《スタンダード・キュヴェ》!!他のドメーヌの《グラン・クリュ》よりも、そのクオリティーは“数段上”で、『グラン・クリュです』と言っても何の疑いも持たない、レベル!!その、世界屈指の超ハイレベルのワインがなんとこのお値段であることには、驚かれること間違いありません!!
注)このワインを、スタンダードのアルザスと思って“サラダ”や“和食”に合わせると、ワインが遥かに勝ってしまうのでご注意下さい(実体験(苦笑))シャルドネ感覚で“鶏肉”などしっかりしたお料理との相性が好ましいです。

2014/01/03

ドメーヌ・ド・ラ・プレット ブルゴーニュ・ルージュ コルヴェ・オ・プレートル 2008

ドメーヌ・ド・ラ・プレット ブルゴーニュ・ルージュ コルヴェ・オ・プレートル 2008
(1)ピノ・ノワール100%(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ:08)\2480
(2)ピノ・ノワール(仏:ヴァン・ド・フランス:10)\1680
(3)グルナッシュ、カリニャン、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方AOCコート・デュ・ローヌ:00)\1580
(4)ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:12)\1200

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがさした、落ち着いた色調の、やや明るいルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しいが落ち着いた色調、明るく透明感がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:なめし革、赤い果実、やや生臭香、若干腐臭?、鉱物の印象、アルコール香
香りの印象:まだ閉じているのか、固い印象と、やや悪臭系の要素がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:弱い、サラサラした
バランス:軽い、力のない
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ライトなフルーティ

【評価】
シンプル、ライト、力の弱い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
落ち着いた色調と、明るい外観からは、ピノ・ノワールが候補。

香りは弱く、まだ閉じているのか、固く還元的な印象。
ただ、開いたとしても、あまり良くないと思われる。
この段階で、安い方のピノ・ノワール。

味わいは、ライトなアタックで、シンプル、力も弱い。
ボリューム感もなく、痩せた感じ。

ファイナルアンサーで、ヴァン・ド・フランスのピノ・ノワール
で、ブー

まさかのブルゴーニュ・・

【総評】
ドメーヌ・ド・ラ・プレット ブルゴーニュ・ルージュ コルヴェ・オ・プレートル 2008
Domaine de la Poulette Bourgogne Rouge La Corvee au Pretre 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%

町田の蔵家さんで、2480円で購入。

外観はまだ若さを感じる、落ち着いた色調の、輝きのある美しいルビー色。
見た目はとてもキレイです。

香りは閉じているのか、まったく膨らみがなく、悪臭系の要素を感じますが、5年前のワインなので、もうちょっと開くのを待つようかも。
というか、デキャンタージュした方がいい?
いやいや、それをすると一気に香りが飛んで、目も当てられない事になりそうなので、グラスでじっくり開かせるのが一番ですね。
ちょっと華やかさが出てきましたが、まだまだ固く閉じてます。

味わいは、ライトでシンプル、痩せぎすな感じで、ボリューム感は皆無。
フィニッシュがとてもキレイで、スーッと消えていきますが、余韻が水っぽいのがちょっと気になります。

このワイン、お正月ワインの中でも期待していた1本だったのですが、第一印象はハズレ。
気むずかしいブルゴーニュですが、それにしてもこれは無いだろうって感じの、荒っぽさを感じます。
飲み進むと変わってくるかな?

飲み進んで、時間が経って、ようやく香りが開いてきました。
フローラルな華やかな感じと、醤油とかオリエンタルスパイスのような深みが出てきましたね。

味わいは変わらず超ライトで、水のような後味ですが、グラスに長時間入れてても酸化した感じは出てこないので、きっと良いワインなんだと思います。

なんというか、ライト過ぎて水っぽいのですが、とても良い湧き水みたいなクリーンな印象があります。

いや・・・
飲み終わった後のアフターのフレーバーに嫌な傷んだ果実のような印象が残りますね。
なんでしょうか、この嫌なフィニッシュ。

やっぱり、このワインハズレ?

今日の晩御飯は、チキンカツ。
マスタードと中濃ソースをかけて、合わせると、実によく馴染みました。

ワインが控えめなので、赤ワインでも裏方に回る感じですが、しっかりと下支えしますね。
ワインだけで飲んだ時に感じたマイナス要素も、食事と一緒だと大丈夫。

おつまみで、アーモンドに合わせてみると、渋みが喧嘩するものの、ナッツの油脂分とこのワインの相性は悪くありません。
ミルクチョコレートに合わせると、ワインが完全に消えてしまいました。
ビーフジャーキーは、まったく絡まず、お互いに干渉しません。

残ったワインを、次の日に飲んでみましたが、ちょっと酸っぱくなったくらいで、印象はほとんど変わりませんでした。

嫌いじゃないんですよね、この味。
でもちょっとマニアックな美味しさなのかも。

悪くないワインだとは思うけど、2500円近くするのはちょっと高い?

■楽天ショップへのリンク

ブルゴーニュ・ラ・コルヴェ・オー・プレートル・ルージュ[2008]年・蔵出し・ドメーヌ・ド・ラ・プレット元詰・AOCブルゴーニュ・ピノ・ノワールBourgogne Rouge La Corvee au Pretre [2008] Domaine de la Poulette AOC Bourgogne Pinot Noir

※サイトより引用
ブルゴーニュ辛口赤ワイン愛好家垂涎!入手困難!ヴォーヌ・ロマネ村でとれた別格のピノノワール100%のみを使用した究極AOCブル!そのほとんどがフランスの熱狂的な赤ワイン愛好家とスイスのワイン愛好家に直行!非常に入手困難なワイン!しかも飲み頃!5年熟成バックヴィンテージ!造り手は18世紀から歴史のある、伝統的な造り手として有名なドメーヌであり、1995年から毎年アシェットガイドに掲載!!なんと2012年版の「Dussert-Gerber Guide Vins」でなんと、「1er Grand Vins Classes」に選出!R.V.F誌も 1996年から多数掲載!「ギド・ベタン・エ・ドゥソーヴ」誌注目!ブルゴーニュワイン評論家の大御所でM.Wのセレナ・サトクリフ女史の「ブルゴーニュ」の中でも「全ての伝統的醸造法を守るドメーヌ!フランスにはここの熱烈な愛好家がいる」と大絶賛させた、ドメーヌ・ド・ラ・プレット!による、オーク樽熟成12~13ヶ月!チェリーやハイビスカスの花などの綺麗な香り。しっかりとした酸!果実味とタンニンのすばらしいバランス!まさにヴォーヌ・ロマネともいうべきスパイシーな印象を感じさせる究極ACブルゴーニュが、限定で極少量入荷!

バロン・ド・セヤック ブリュット NV

バロン・ド・セヤック ブリュット NV
バロン・ド・セヤック ブリュット NV
Baron de Seillac Brut NV

フランス:プロヴァンス地方
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ユニ・ブラン80%、コロンバール20%

ワインショップソムリエの通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、1470円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
泡立ち:発泡性
外観の印象:若々しい、泡持ちが長い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ハチミツ、白い実の果実、べっこう飴、爽やかなハーブ、ミネラル
香りの印象:果実香が主体、弱い

【味わい】
アタック:炭酸強めで荒め、軽めのアタック
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、爽やかな
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、ドライな
アルコール:やや高め
余韻:短め

【フレーヴァー】
爽やかなフルーティ

【評価】
泡持ちがよく、フレッシュでドライ、カジュアルなスパークリング

【供出温度】
7度以下、8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
グリーンがかった、健全な、輝きのある外観で、泡持ちは長めです。

香りは弱く、果実香と蜜やキャンディのような甘い印象が主体で、爽やかなハーブや、クールなミネラル感もあります。

味わいは、炭酸が強めでちょっと荒いアタックから、炭酸が引いた後にフルーツ感がフワッと出ますが、全体的にドライでスリムなボディのまま、爽やかな印象でフィニッシュ。
後味はジューシーな印象です。

シャンパーニュのような深みやコクの印象は無く、カジュアルですっきりした爽やかなタイプですね。
甘みは少なくドライなので、辛く感じる人もいるかもしれませんが、食事には合わせやすそうな印象です。

このワイン、グラスに入れて少し時間が経って、炭酸がやや抜けて温度が上がってきたくらいが美味しいですね。
というか、そのほうが好みで、果実感が厚くなって、ふっくらボリューム感が出てきます。

グラスに手が伸びるので、きっと美味しいんだと思います。

今日の晩御飯はチキンカツ。
マスタードと中濃ソースをつけて、普通に良く合いました。

おせちの残りの数の子はやっぱりダメ。
数の子に合うワインは存在しませんよね、きっと。

フライとか、パスタとか、白ワインが合いそうな洋食系には全般的によく合いそう。

アーモンドも良く合いました。
ミルクチョコレートも、パーティっぽい感じで、悪く無いですね。

炭酸が抜けても、多少温度が上がっても飲めるので、1000円ちょっとくらいだったら、お買い得なスパークリングではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

[NV]バロン・ド・セヤック ブリュット(Baron de Seillac Brut)ヴァン・ブレバン フランス(750ml 泡・スパークリング) 【YDKG-t】【12本以上のご購入で送料無料/ギフト・プレゼント対応可】【ギフト ワイン】【ソムリエ】【あす楽対応】

※サイトより引用
ヴァン・ブレバンは1952年にレイモン・ブレバンが プロヴァンスワインの素晴らしさに触れ「プロヴァンスのワインに人生を捧げる」と決意し設立したワイナリーが始まりです。
彼の息子で現在の当主であるジャン-ジャック・ブレバン氏は 品質の向上に対し非常に熱心に活動してきました。現在では20のドメーヌとパートナーシップを結ぶなど、その活躍は地元でも評判です。
プロヴァンスを代表する高品質ワインを追及するため、醸造技術の向上には余念がありません。自然を大切にし、ブドウを育てることは結果的にヴァン・ブレバンのワインを高品質へと導いてきました。伝統を守りながらも、市場に求められるワインを作り続け、 ヴァン・ブレバンのワインは高く評価されています。
グレープフルーツなどの柑橘系の香り 南仏の伝統的な品種、味わいを引き締める役割を持つユニ・ブランと、 華やかな香りを持つコロンバールという品種をブレンド。
白ブドウだけを使用するブラン・ド・ブランなので、 味わいはクリアで、前菜から魚介料理、特に初夏から夏の暑い時期に キンキンに冷やして飲むのがオススメ。

2014/01/02

シャトー マラガール 2005

シャトー マラガール 2005
(1)セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:05)\1980
(2)ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%(仏:アルザス地方:AOCアルザス:11)\2690
(3)シャルドネ(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\1528
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ヴァン・ド・フランス:12)\1470

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、琥珀色に近いイエロー
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:成熟した印象、とても濃い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:樹脂、木の蜜、若い木、白い花、ハーブ、カリン、洋なし、ミント、リンゴ
香りの印象:成熟感がある、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ライト
酸味:シャープな、しなやかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムなまとまりながら、芯の強さがある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
成熟感があり、スパイシー

【評価】
成熟度が高いが、やや下り坂の印象がある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
かなり濃い、琥珀色に近い色調のイエロー。
輝きがあり、ブランデーやウィスキーのような印象。
このなかでは、8年熟成のボルドー。

香りは、木樽の印象が強く、やや酸化をイメージさせるリンゴやシードルの印象もある。
ボルドーブランらしい香り。

味わいは、思ったよりライトなアタックながら、アルコールが強めでしっかりした芯を持っているが、やはりリンゴの印象があって、ちょっと酸化が進んでいるイメージ。

どう考えても、熟成したボルドーブラン。

ファイナルアンサーで、2005年のボルドーブラン
で、ピンポン

やや力が落ちかけてる印象の、8年熟成ボルドーブランです。

【総評】
シャトー マラガール 2005
Chateau Malagar 2005

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン

町田の蔵家さんで、1980円で購入。

外観は、白ワインとしては最も濃いレベルの、琥珀色に近い色調。
かなりの熟成感があり、ギラギラとした輝きもあります。

香りは、木樽の印象と、ちょっと酸化したの印象。
最初は、花のような印象や、ハーブのような香りもありますが、時間とともに木酢液のような感じが出てきて、ちょっと下り坂のイメージ。

味わいは、軽めのアタックから穏やかな酸味が広がりますが、熟成によるコクのようなものは少なく、やや酸化の印象があって、痩せた感じです。
良いワインだと思うけど、さすがに8年の熟成に耐える力は無かったみたい。

飲み進むにつれて、枯れた印象が強くなってきました。
傷んでいる感じとか、極端に酸化した感じはないので、飲めるレベルではあるけど、魂が抜けた感じというか。
ワインを飲んでる感じがしませんね。

今日の晩御飯は、ブリの塩焼き。
このワイン、熟成感が強いので、魚系には合わないみたいです。
おせちの残りにも合わせてみましたが、どれも合いません。

カミさんはまったくダメなタイプで、一口飲んでもういらないって言ってました。

アーモンドに合うかと思って合わせると、魂が抜けた感じが強調されてダメ。

選ぶなら、もう少し若いビンテージですね。

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【6本〜送料無料】シャトー マラガール 2010 シャトー マラガールCHATEAU MALAGAR BLANC 2010 CHATEAU MALAGAR BLANC[フランスワイン]

※サイトより引用
ノーベル賞作家モーリヤックの生家で造られるワイン。作付はSE70%SB30%。トップノーズに樽に由来するヴァニラやクルミなどのアロマを感じ、ゆっくりとグラスを回すとパイナップルや西洋なしのコンポートなど熟した果実が現れます。ボルドーの白ワインとしては稀な粘着度と、味覚的要素が見事に融合した統一感を愉しめます。

2014/01/01

ルイ・ラトゥール シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ 1999

ルイ・ラトゥール シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ 1999
ルイ・ラトゥール シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ 1999
Louis Latour Chassagne-Montrachet 1er CRU Morgeot 1999

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCシャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

町田の蔵家さんで、5380円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ゴールドイエロー
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:成熟度が高い、艶のある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:バター、シナモン、ユーカリオイル、エーテル、カリン、リンゴ、パイナップル、これから多分開いてくる
香りの印象:木樽からのニュアンス、濃縮感がある、成熟している

【味わい】
アタック:マイルド
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:豊かな、しなやかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みがある、力強い
アルコール:強め
余韻:長く続く

【フレーヴァー】
成熟感のある、木樽の印象

【評価】
成熟度が高く、豊か、濃縮し、力強い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸、大ぶり

【総評】
お正月なので、ちょっといいワインを開けてみました。
我が家的には高級ワインです。

外観は、14年の成熟を感じさせる、レンガに近いオレンジがかった色調で、濃く、ゴールドの輝きがあります。

香りは、バターリィでコッテリ系。
揮発性のあるユーカリオイルのような印象と、複雑なフルーツ香、樽で熟成させた蒸留酒のような、厚みのある、力強い香りです。
フレッシュ、フルーティなワインが好きな人にはダメかもしれませんが、とても良いコンディションみたいです。

味わいは、ふわっとマイルドなアタックから、力強い味わいになり、しっかりした酸と、豊かな樽の影響のある香りが広がり、フィニッシュはキレイで、余韻がとても長く残ります。

最近は、フレッシュでフルーティな味わいが好まれる傾向にありますが、これはウィスキーとかに近い、熟成感と樽由来のフレーバーを楽しむようなタイプ。
家庭の食事に合わせるのは相当難しいですね。

熟成感が素晴らしいのですが、我が家的にはこの樽香はダメかも。
カミさんに飲ませたら、やっぱりこのタイプはダメでした。

食事前に、スモークチーズと、貴腐ワイン漬けレーズンチョココーティング、という、ウィスキーに合いそうなおつまみに合わせたら、これはバッチリ合いました。

ナッツも合いそうなので、アーモンドに合わせると、これもバッチリ。
でも、ちょっとウイスキーみたいで、飲み方ちょっと違うかも。

ワインがあまり活きてないですね。
水割りでいいじゃん、って感じ。

チーズが一番ワインの良さが引き出されますね。
ワインだけだとあまり感じない、チャーミングなフルーツ感が顔を出します。

時間が経つと、このワイン、だんだん美味しくなってきました。
食事が入るとグッと良さが出てきます。
果実感も良くなってきました。

フレッシュでピチピチしたワインも美味しいけど、やっぱり熟成したワインも美味しいですね。

白ワインで、10年を超える熟成に耐えるワインって数少ないと思いますが、さすがにルイ・ラトゥール。
5000円を出す価値のあるワインです。

14年熟成なので、さすがにちょっと酸化した印象が出てきますが、ワインがしっかりしているので、ギリギリセーフ。
でもまた、このギリギリ感が、ワインの魅力でもありますね。

樽の印象もだんだんやわらいできて、素直な印象になってきて、リンゴやシードルのような味わいに変化してきました。

いろいろ楽しめるワインです。

少し残ったワインを次の日に飲んでみたら、さすがに酸っぱくなってました。
14年熟成で力を使い果たして、さすがに一晩の酸化には耐えなかったみたい。

でもまた、こういった熟成した白ワインを飲みたいですね。
高いけど。。

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【蔵出し熟成ブルゴーニュ】ルイ・ラトゥールシャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ [1999] Chassagne-Montrachet 1er Cru "Morgeot"

※サイトより引用
ルイ・ラトゥール社は200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表するつくり手。
ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる「コルトン・シャルルマーニュ」の生みの親としても広く知られています。
今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよぶ[コルトンの帝王]と称されています。
◆コメント◆
近隣のムルソーやピュリニ・モンラッシェに負けない芳醇かつトロピカルフルーツの果実味にあふれ、余韻も華やかで豊かです。

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