2014/01/04

マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011

マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011
マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011
MARCEL DEISS ALSACE 2011

フランス:アルザス地方:AOCアルザス
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%

リカーランドトップで、2690円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ややオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:オレンジがかった独特な色合い、輝きとツヤがある。

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:石灰のようなミネラル、柑橘系、オレンジ、カリン、揮発性のある爽やかなハーブ、グリーン系のスパイス
香りの印象:クリーンで爽やか、清々しい香り

【味わい】
アタック:ソフトで優しい、残糖の甘みがある
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、きりりとした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、爽やか、厚みがある
アルコール:強め
余韻:少し長く続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーツ感

【評価】
優しい味わいで、爽やかさもあるが、濃縮感と力強さも持っている

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、特徴的なオレンジがかった色調で、ギラギラとした輝きを持っていて、濃縮感を感じます。

香りは、まずミネラルの印象があり、そこから複雑なフルーツ香が多層に重なっています。
カリン、オレンジ、柑橘系、パイナップルなどのいろいろなフルーツの香りがあって、すっきりしたハーブの印象と、オリエンタルスパイスのような個性的な印象、時間が経つとカラメルの印象も出てきました。

味わいは、穏やかで優しく、ほんのり甘みのある、しあわせ感の強い口当たりで、「うまっ!」って感じ。
酸味も穏やかながらしっかりと締めてくれるので、甘みが嫌な感じにならないでしょうね。
その後にアルコールの熱さみたいなものが出てきて、しっかり力強さを感じますが、フィニッシュはジューシー。
ややアルコールがやや浮いている感じがありますが、時間が経つと馴染んできそうです。

マルセル・ダイスのワインを私が評価するのもおこがましいのですが、あちこちで高い評価をもらっているだけの説得力を持っているワインですね。
つべこべ言わずに、飲めば分かる的な、ワイン自信が強い説得力を持っている感じです。

最近のワインの中では、結構甘めに仕上がっているのですが、その甘さがものすごく効果的。
最初に甘みにグッとつかまれて、その後を酸味とかフルーツ感が引き継いで、すっきりしたフィニッシュに持っていくので、他のワインではなかなか真似できない味の構成になっています。

後味に、軽く苦味とえぐ味が残りますが、それも爽やかさを感じる要素の一つになっているみたいですね。

まさに味わうというよりは、体験するワインのタイプですね。
とてもいいです、しあわせーって感じで、「あー、美味しいー!」って叫びたくなりますね。

人に贈りたいワイン、No.1かも。

今日の晩御飯は、キムチ鍋。
白菜、豆腐、豚肉、キムチ、しめじ等々、入ってます。

このワイン、食事の邪魔をせず、しかも馴染んで、実に良く合うのですが、この料理だとワインの良さがまったく活きません。

ワインの甘みが和食にも合いそうなので、家庭料理にも合うのではないでしょうか。

豚の角煮とか、焼き鳥のタレとか、ブリの照焼あたりでしょうか。
意外とちらし寿司とか。
酢飯に合いそうな気もします。

カミさんに飲ませたら、最近飲んだワインの中で一番美味しいと高評価。
価格は2000円くらい、とほぼ正解。

我が家的にはマルセル・ダイスはリピートしたいブランドになりました。
このワインも食事を変えて飲んでみたいし、他のワインも飲みたいですね。

ちょっと高いですが。。。

■関連リンク

マルセル・ダイス リースリング 2011

■楽天ショップへのリンク

【自然派】アルザス・ブラン[2011]マルセル・ダイス 税込 2,814 円

※サイトより引用
地元ベルグハイムの各品種畑区画のブレンド。ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%。平均樹齢20年。辛口。「最も安い(この)ワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質」(ワイナート田中克幸氏)
地元の7品種混植畑50%+ダイスの全プルミエクリュ15年未満のぶどう50%
とにかく凄いです!!!!実際ドメーヌを訪れた時に、“僕が最も感動したワイン”で、その艶美な香りは『えっ?これグランクリュなの?』と思うほど華やか!!ギューーっと詰りに詰った凝縮しまくりの果実味と、力強さと洗練さを兼ね備えた酸味が印象的な、とても高貴な味わいに驚かされました!ハッキリ言って!!この《スタンダード・キュヴェ》!!他のドメーヌの《グラン・クリュ》よりも、そのクオリティーは“数段上”で、『グラン・クリュです』と言っても何の疑いも持たない、レベル!!その、世界屈指の超ハイレベルのワインがなんとこのお値段であることには、驚かれること間違いありません!!
注)このワインを、スタンダードのアルザスと思って“サラダ”や“和食”に合わせると、ワインが遥かに勝ってしまうのでご注意下さい(実体験(苦笑))シャルドネ感覚で“鶏肉”などしっかりしたお料理との相性が好ましいです。

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