(2)ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:12)\1200
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン(伊:地理的表示無し:11)\780
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:かすかに濁った
輝き:やや強め
色調:落ち着いたルージュの、やや濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:深い透明感がある、落ち着いた色調、液面にツヤがある
【香り】
豊かさ:弱め
特徴:なめし革、ドライフラワー、カラメル、硫黄、ブラックチェリー、グリーン系のスパイス
香りの印象:木樽のニュアンスを少し感じる
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:すっきりした、爽やか
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:すっきりと心地よいまとまり
アルコール度:やや低め
余韻:少し長く続く
【フレーヴァー】
スッキリしたフルーティ
【評価】
すっきりドライだが、じわっと旨味がある
【供出温度】
11-14度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
落ち着いた色調に、底がうっすら見えるくらいの透明感は、ピノ・ノワール。
香りはドライフラワーやなめし革で、ピノ・ノワール。
温度が低いのか、閉じているのか、まだ還元的な印象。
味わいは、軽めでドライでスッキリしていて、ジワッと旨味のある感じが、ピノ・ノワール。
ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン
ニューワールドではないけど、ブルゴーニュでもないって感じ。
【総評】
ル・プティ・コショネ ピノ・ノワール 2010
Le Petit Cochonnet Pinot Noir 2010
フランス:ヴァン・ド・フランス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール
リカーランドトップで、1680円で購入。
外観は、落ち着いた色調のルージュで、やや濁りがあり、深い透明感と、輝きがあります。
香りは、弱めながら、なめし革やドライフラワーのピノ・ノワールらしい印象に、カラメルやチョコレートなどの樽由来と思われる香りが重なります。
時間とともに甘いチョコレートのような印象が強くなってきました。
味わいは、スムーズですっきりしたライトなアタックで、ボディはスリム、膨らみはなく、ストレートにスーッと流れて、じわっと果実感と旨味が残ります。
最初、香りに悪臭系が混ざっているかと思ったけど、すっきりとした飲みくちと、後味の果実感と旨味がとても好印象ですね。
サービス精神旺盛なピノ・ノワールで、方向性はオレゴンなどに近いのだけど、ドライでソリッドな印象はフランスらしさを持っていて、ニューワールドと伝統産地のハイブリッドって感じがします。
ただ、飲み進むと、ちょっと舌に残るワックス感とか、重い感じが気になってきました。
今日の晩御飯は、ミートソースのパスタ。
このワイン、ちょっと控えめなので、合わなくはないのですが、もうちょっとちゃんとした料理に合わせたい感じですね。
鶏のトマト煮込みとか合いそうです。
ワインだけになっても、軽くて、スッキリしてて、飲みやすいですね。
カミさんに価格感を聞いたら、880円で、水っぽくて1680円は高いという感想でした。
確かに、良いワインだとは思うけど、1680円はちょっと高いかな~。
コストパフォーマンスはイマイチな感じでしょうか。
■関連リンク
ル・プティ・コショネ ソーヴィニヨン・ブラン 2012
■楽天ショップへのリンク
2010ピノ・ノワール(ル・プティ・コショネ)
※サイトより引用
「ル・プティ・コショネ」(「ちっちゃな子豚ちゃん」)は、コート・デュ・ローヌ地方の名門メゾン「ラ・コンパニ・ローダニエンヌ」社が、2013年春に発売を開始した新ブランド。「豚は何でも食べ、逆に豚のどの部位も美味しく食べられる」ことから、「グルメの象徴」として、ブランド名に採用されました。南仏ペイ・ドック産。濃すぎずナチュラルな味わいがポーク料理にもぴったりであるとの意味も込められています。気軽に、美味しく、食卓を明るくするワインです。
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