2014/01/10

ルイス・フェリペ・エドワーズ ピノ・ノワール 2012

ルイス・フェリペ・エドワーズ ピノ・ノワール 2012
ルイス・フェリペ・エドワーズ ピノ・ノワール 2012
LUIS FELIPE EDWARDS PINOT NOIR 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

マルエツで、648円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた、オレンジがかったルージュの、明るいルビー
濃淡:淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:濃いロゼくらいの明るさで、オレンジがかった特徴的な色味

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:木イチゴ、グリーン系のスパイス、なめし革、ドライフラワー、ラベンダー、芍薬?
香りの印象:スパイス系の特徴的な印象がある

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:キメ細やか、後味に強めに残る
バランス:スレンダーで芯が強い
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュなハーブ

【評価】
特徴的な外観と香り、ライトなアタックからのしっかり強めのボディ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
個性的で面白いワインですね。

外観は、ちょっとオレンジがさしているルージュで、とても明るく、濃い目のロゼくらいの透明感があります。
輝きもあり、キラキラきれいな外観です。

香りは、最初ケミカルでなめし革のような印象から、赤い果実、特徴的なハーブ香が出てきます。
ラベンダーやドライフラワーのようなフローラルな印象もあり、時間が経つと、カラメルの印象も出てきました。
複雑性や、個性的な特徴があって、面白い香りですね。

味わいは、ライトなアタックから、しっかりした酸味がジワッとひろがり、ボリューム感はなくスレンダーながら、しっかりした芯の強さを持っている印象。
アフターフレーヴァーもハーブの個性的な香りがあって、とても楽しめます。

何とも不思議なまとまりですが、個性的で好感がもてますね。
他にはあまり無い味わいで、美味しいと思います。

あっ、これ、フォクシーフレーヴァーだ、生ブドウの印象。
キャンベルアーリーとかにあるやつですね。
普通だとマイナスポイントになるところですが、それを逆手にとって個性にしてるみたいで、いたずらっぽくニヤニヤ笑っている生産者の顔が浮かんでくるようですね。

軽くてグイグイ飲めて、面白いです、このワイン。

今日の晩御飯は、コンビニのロコモコ丼。
すっきり、サッパリしてくれる、という点では、良く合います。

ピスタチオに合わせると、渋みが強調されるけど、香りがグッと立って、華やかさが出てきますね。
香りの相乗効果があるみたい。

やっぱりこのワイン、ロゼっぽいですね。
クラレットって感じ?
すごく挑戦的な感じがするけど・・・ ただ、造るの失敗しちゃった、ってことじゃないよね。

私はこのワイン、大好きです。
何かとても、新しいジャンルな感じがして。

これ安いから、色も薄い、みたいな捉えられ方をされそうだけど、1000円台でも全然通じるアイデンティティを持っていると思います。

軽いタイプが好きな人には、個性的で受け入れられそうですね。

個人的には是非リピートしてみたいワインですね。
次は、ロゼに近い感覚で、豚肉とか、中華、餃子とかもいいかも。

合わせるのが面白そうです。
一度飲んでみることをオススメします。

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ルイス・フェリペ・エドワーズ・ピノ・ノワール

※サイトより引用
1976年、ルイス・フェリペ・エドワ-ズ・シニアが、コルチャグア・ヴァレーの主要ワイン産地ブキリャイにある60haの葡萄畑を購入。そこには20世紀初頭に植えられた葡萄の樹々がありました。
丁寧なワイン造り、品質へのこだわりから家族による経営を貫いてきました。欧州市場で成功を収め、100%家族経営のワイナリーとしてはチリ国内最大になりました。2012年、ベストチリアンワインプロデューサーをダブル受賞。ワイナリーとして高い評価を受けています。
ルイス・フェリペ・エドワーズは現在でもリーダーシップを取り、彼の二人の息子と娘に加え二人の義理の息子たちによってワイナリー経営陣は構成されています。
現在輸出をおこなっているチリのワインメーカーは約300社。
輸出量上位3社がコンチャイトログループ等の大手資本に属する中で、家族経営のLFEは第4位に食い込んでいます。
常に上位3社と激しいシェア争いを演じており、近年の著しい成長ぶりが注目されています。
自社葡萄畑を、コルチャグア・ヴァレー、レイダ・ヴァレー、マウレ・ヴァレーの3地区に保有。このうちレイダ・ヴァレーは、近年注目されている高級葡萄の産地です。LFEは新しい畑の開墾、既存の畑の品質改善を絶えず続けていて、近年のチリ国内ではNo.1のヴィンヤード投資をおこなっています。これは、自社畑比率を高めることでコストと品質の安定を追求するLFEの哲学。また最高のテロワールを求めて高地に畑を開墾するなど他社にはできない取り組みを続けています。
淡い赤紫色、チェリーやラズベリー、プラムの香り、フルーティだが濃すぎず、酸やタンニンはまろやかで口あたりがよいワインです。この価格帯では驚くほどバランス良くまとまっておりおすすめです。

■POPの記述
ルイス・フェリペ・エドワーズは、チリを代表する家族経営のワイナリーで、高品質のワインを醸造するという情熱を持ち続けています。経験豊かで多くの受賞歴を持つワイン醸造チームが、味わいと飲みやすさのバランスが優れたワインを造りあげます。

■関連情報(ルイス・フェリペ・エドワーズのワイン)



■関連リンク(マルエツのワイン)



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