2012/11/30

ソル・イ・パシオン 赤 NV (ブラインドテイスティング:当てる)

ソル・イ・パシオン 赤 NV
(1)ピノ・ノワール(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980
(2)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(米:カリフォルニア州:10)\580
(4)テンプラニーリョ65%、ガルナッチャ・ティンタ35%(スペイン:地理的表示無し:NV)\398

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、やや透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:樹脂、グリーン香、なめし革、赤身の肉、メントール、シナモン、ブルーベリー、ブラックベリー
香りの印象:開いている、やや還元香?

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、強め
バランス:軽めで、スマート
タンニン分:軽め、サラサラした
アルコール度:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでフルーティだが、ややアルコールが浮いている印象

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しく濃い外観だが、底がうっすらと見えるくらいの透明感がある。
ピノ・ノワールは外れて、ニューワールドよりスペインがあたりが候補。

香りは硫黄のケミカルな印象に動物香、グリーン香。
品種の印象ではカベルネ・ソーヴィニヨン。

味わいはかなり軽め。
でもアルコールがちょっと浮いた感じで、低価格ワインのイメージ。
残糖もやや多めで、スペインか、アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨン?

味わいはちょっとニューワールドのイメージだが、スペインの低価格ワインはニューワールドっぽいので、やはり候補。

かなりジュースっぽいが、全体のバランスは悪くない。
カベルネ・ソーヴィニヨンにしては、軽くてフルーティ過ぎるかも。

ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ、ガルナッチャ・ティンタ
で、ピンポン

フルーティでほんのり甘いワインです。

【総評】
ソル・イ・パシオン 赤 NV
Sol y Pasion Tinto NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ65%、ガルナッチャ・ティンタ35%

スーパーアルプスで、398円で購入。

カミさんに感想を聞いたら、「思ったより悪くない、ワインだけで気軽に飲める、500円くらい?」という感想。
軽くて、ほんのり甘いので、平日にワインだけで飲むにはいいかも。

この甘さが、食事と合わせるとどうなるか、ですね。

今日の晩御飯は、鶏の照焼き。
ちょっと甘めのタレです。

ワインの甘さと、照り焼きタレの甘さがフィットするかと思いきや、意外と合いません。
ご飯のおかずになるように、タレの塩気が強いからですね。

金曜日なので、レトルトのカルボナーラにも合わせてみました。

カルボナーラに赤ワインを合わせたのは初めてですが、粗びきのコショウを多めにかけると、スパイシーさが出て、案外合います。

家庭料理に合わせるには、ひと工夫必要そうですが、このワイン軽めなので、幅広く合いそうです。

軽くて、ジュースっぽくて、キレの悪い甘さがあって、意外と料理を選んで等々、マイナスポイントは結構ありますが、398円という価格で考えると、まったく問題無しですね。

2012/11/27

ドメーヌ・ド・マラヴィエイユ シャルミュール ブラン 2011

ドメーヌ・ド・マラヴィエイユ シャルミュール ブラン 2011
ドメーヌ・ド・マラヴィエイユ シャルミュール ブラン 2011
Domaine de Malavieille Charmille Blanc 2011

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:14%
ブドウ品種:シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%

リカーランドトップで、1050円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:バタークリーム、カリン、リンゴの蜜、スモーク、ミネラル、ヴァニラ
香りの印象:木樽からのニュアンス、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:しなやか、豊か
バランス:厚みがあり、力強い
苦味:コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(リッチな)

【評価】
凝縮感があり、リッチな味わい。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
第1印象はとても美味しいですね。
価格に似合わないリッチな味わいです。

カミさんに、感想を聞いたら、「後味にエグ味が残って、ベタベタする感じが嫌い、680円くらい。」と手厳しい評価。あれれ?

確かにカミさんが好きじゃないリッチテイストタイプですが、何口か飲むと後味にちょっとエグ味が残る感じで、後味がやや荒め。

口あたりもちょっとトゲがあって、ワックスのような感触が残りますね。
最初の印象は良かったのですが、荒い飲み口が少し気になるかも。

でも、フルーツ感はチャーミングで、何というか、じゃじゃ馬な可愛い女の子、みたいな?

なんだかんだで、ワインだけでどんどん飲んでしまいます。
これは速攻で酔っ払いそう。

気軽にカジュアルに、グイグイ飲めるタイプですね。

今日の晩御飯は、親子丼と豚汁。
普通はワインに合わないメニュー。

このワイン、まったく合わないけど、邪魔はしません。
豚汁にもまったく合わないけど、邪魔はしない感じ。

やんちゃに見えるけど、意外と人に気を使う、女子高生って感じ?

なんでしょう、和食とこのワイン、なんか妙な距離感だな、思っていたら、ローラと山下真司のCMのような違和感なんですね。
・・・分かりにくくてすみません。

食事に合わせてみると、苦味が強い事が分かります。

自家製の、シナモンくるみロールパン、に合わせてみると、ワインが嫌々合わせてくる、みたいな感じ。

シナモンの香りが強いので、もろにぶつけると、ワインが完全に負けて、食べたあとに合わせると、ワインがシナモンの香りを嫌がる、みたいな感じでしょうか。

でも悪くはありませんね。

食事が終わって、ワインだけになると、飲み口の荒さが目立ってきます。
ちょっとアルコールが浮いた印象がありますが、白でアルコール度が14%もあればしょうがないのかな。

いろいろ文句はあるものの、1050円だったら、これはお買い得だと思います。

2012/11/25

ヴェランザ・ブランコ シャルドネ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ヴェランザ・ブランコ シャルドネ 2011
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(3)シャルドネ(スペイン:ヴァル・デル・シンカ:11)\980

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかった、中庸のイエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:洋ナシ、黄桃、果実の蜜、白い花、爽やかなハーブ
香りの印象:ややアロマティック、果実香が中心

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、強め
バランス:溌剌とした、強さのある
苦味:コクを(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(厚みのある)

【評価】
フレッシュで力強い。果実味たっぷり。

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
若々しく、力強い外観。
色味はやや濃い方。
ここでは判定付かないが、やや高そう。

香りは、果実香が中心。
アロマティックな印象があって、シャルドネの単一品種じゃなさそう。

味わいは、強さがあって、フルーツ感が強い。
ニューワールドっぽいイメージ。

スペインも候補になるが、やはり香りも複雑な要素が混ざってて、これはシャルドネの単一品種では無い感じ。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、テレ・ブーレ、カリニャン・ブランその他
で、ブー

スペインのシャルドネでした。

【総評】
ヴェランザ・ブランコ シャルドネ 2011
Veranza Blanco Chardonnay 2011

スペイン:ヴァル・デル・シンカ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

スーパーアルプスで、980円で購入。

ネタバレしてみても、やっぱりシュナン・ブランとかヴィオニエとかが入ってるような印象。
熟した果実感というか。

でも、しっかりシャルドネらしい力強さがあって、良いワインですね。

ちょっと口あたりがキツめで、トゲトゲしい感じとか、アルコール度が高くて、ちょっとバランスが崩れてる印象はありますが、フレッシュな濃い果実感の主張が強くて、マイナス面を払拭してる感じ。

主張の強いワインですね。

ワインだけでも美味しく飲めるタイプですが、アルコール度が強めなので、グビグビは飲めません。

今日の晩御飯は、エビグラタン。
このワイン、ちょうど良く合いました。

食事に合わせると、マイルドな印象になって、良い感じのフルーツ感が出てきます。

1000円でこの味わいだったら十分ですね。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
確かにそのくらいの品質感はあります。

ドライフルーツ、ナッツ、にもよく合いますね。

このワイン、オススメです。

■輸入会社のサイトより

http://www.apurevu.jp/syohin.php?code=40102

※サイトより引用
<色・香り・味わい>
緑がかったレモン色、もも、パッションフルーツ、メロンの香り、ミドルボディでバランスが取れた長い余韻。すっきりして大変飲みやすいワインです。
<醸造・熟成方法>
ステンレスタンクで発酵。
<ワイナリー情報>
1872年にスペインで「カヴァ」を初めて誕生させたコドルニウ・グループのワイナリーとして、2001年バルセロナの北西200km程に位置するアラゴン州ヴァル・デル・シンカにオープンしました。ヌヴィアナはスペイン語の造語で、NUVIS (new)、VINO (wine)、VIDA (life)「新しいワイン生活」を意味しています。テーブルワインを醸造していますが、国際ワインコンクール等で数々の賞を受賞しています。日本人がワインの品質にこだわることをスタッフが熟知し、品質・整備に重点を置いています。

ボージョレ・ヌーヴォーのテイスティングレビュー

いよいよボージョレ・ヌーヴォー解禁ですね!(*⌒∇⌒*)

今年飲んだヌーヴォーや過去のテイスティングレビュー、アンケート、コラムなどをまとめてみました。

■今年(2012年)のテイスティングレビュー

シャルル・ドラピエ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2012 スペシャル・アッサンブラージュ 500ml
ヴィラージュにしては、随分軽めですが、上品さと繊細さがあり、良いワインだと思います。

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2012 ハーフボトル
毎年安定感のある、ジョルジュ・デュブッフですが、今年はちょっと違和感を感じました。

ヴァン・ド・ペイ ガメイ・ヌーヴォー ヴィニュロン・ド・ラバスタン 2012
香りが強く華やかな印象の、新酒らしい味わいのヴァン・ヌーヴォーです。
コストパフォーマンスは高いのでは。

目玉おやじヌーボー 2012
日本酒の4合(720ml)ボトルに入っている、日本酒のような味わいの、甲州を使った国産ヌーヴォー。
目玉おやじラベルのインパクトが強く、ついつい買ってしまいました。

アントワーヌ・シャトレ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2012
ライトでドライな、フルーツ感抑えめの、白のヌーヴォーです。
食事には合わせやすそうだけど、ワインだけだとちょっと素っ気ない。

アントワーヌ・シャトレ ボージョレ・ヌーヴォー ロゼ 2012
見た目がとてもキレイな輝くピンク色のロゼです。
味わいはほとんど白の印象で、ロゼとしてはもう少し何か欲しいって印象でした。

ルー・デュモン ボージョレ・ヌーヴォー 2012
日本人醸造家「仲田晃司」さんのドメーヌ、ルー・デュモン。
マイルドな口あたりで、チャーミングなフルーツの印象が優しく広がり、後味はスッキリとキレイに消えます。
上質な、クリュ・ボージョレーを飲んでるかのような味わいはオススメです。


■過去のボージョレ・ヌーヴォーのテイスティングレビュー

シャルル・ドラピエ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2011 スペシャル・アッサンブラージュ
しっかりした、トラディッショナルな印象。
酸味もタンニンも強めなので、肉料理に良く合います。

ピエール・ラガルド ボージョレ・ヌーボー 2011
肉のハナマサで売ってた、1480円のボージョレ・ヌーヴォー。
ライトなタイプが多いボージョレ・ヌーヴォーの中でも、さらに軽い。

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2010
2010年に飲んだ中では一番美味しかったけど、2009年よりはちょっと落ちる感じ?

J.P.シェネ ボージョレ・ヌーヴォー 2010 イージーパック 187ml
味はイマイチですが、イージーパックってところと、298円という価格がGood!

ドン・キホーテのボージョレ・ヌーヴォー 2010
ドン・キホーテでフルボトル578円のペットボトル ボージョレ・ヌーヴォー。
これはハッキリ言って外れ。

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2010
一定のレベルは超えてるんだけど、飲み口の荒さと、後味の重さがちょっと気になります。
ボージョレ・ヌーヴォーの中では、コクがあって味わい深さがあるタイプ。

ビクター・マッソン ボージョレ・ヌーヴォー 2010(ジャスコのペットボトル入りボージョレ・ヌーヴォー)
680円のペットボトルボージョレ・ヌーヴォー。
冷やして気軽に飲むには良いかも。

シャトー・デメランジュ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2009
濃厚で厚みのあるボージョレ・ヌーヴォー。
フレッシュ感よりは、落ち着きや厚みを重視した印象で、まろやかさがあって飲みやすいタイプ。

ジョルジュ・デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー 2009
濃いボージョレ・ヌーヴォー。
キュートでチャーミングだけど、深みも感じて美味しい。

ジャン・ジル・シャスレ ボージョレ ヌーボー 2008
何とも飲みやすい、すーっと体に消えていく感じ。
クリーンでクールで、味わいも滑らか。
上品で繊細で、ガメイの野暮ったさは全然ありません。
バランスもとても良くて、完成度の高いボージョレ・ヌーヴォー。


■ボージョレ・ヌーヴォーじゃない新酒のテイスティングレビュー

ドメーヌ・ド・クーティネル ガメイ プリムール 2010
ガメイを使った、ボージョレ・ヌーヴォーじゃない新酒。
ボージョレ・ヌーヴォーよりも口当たりが柔らかくて、香りも落ち着いていて、とても飲みやすいタイプ。

ヴァン・プリムール ヴィニュロン・クリエーター ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ルージュ 2010
ボージョレ・ヌーヴォーとは違う、シラーらしい、チャーミングでリッチなフルーツ感。

ジャン・ピエール・ティセードルフ・マコン・ヴィラージュヌーヴォー 2008
ちょっと独特なフルーツ香があるなと思っていたら、ミカンのような印象があります。
しかも温州みかん。
それがとても爽やかさを出しています。


■ミニミニアンケート

ボージョレ・ヌーボー予約する?
「絶対予約しない」が1位。

今年(平成23年)美味しかったボージョレ・ヌーボーは?
ジョルジュ・デュブッフと、マルセル・ラピエールが人気。

今年(平成22年)のボージョレ・ヌーヴォーはどうだった?
「例年より美味しくない」が1位。

ボージョレ・ヌーヴォーのどこが不満?
「値段が高い」が圧倒的に1位。

ボージョレ・ヌーボーを飲む理由は?
1位は「季節物だから」。


■コラム

遅れたヴァン・ヌーヴォー
2010年は天候不順で、ガール県のブドウの生育が遅く、しっかり成熟するのを待って収穫したヴァン・ヌーボーの出荷は1ヶ月遅れた。でも解禁日が決まっているボージョレ・ヌーヴォーは・・

低価格ボージョレ・ヌーヴォー ブラインドテイスティングでの飲み比べ
(1)J.P.シェネ ボージョレ・ヌーヴォー 2010 イージーパック 187ml
(2)ドン・キホーテのボージョレ・ヌーヴォー 2010 750ml
(3)ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2010 750ml
を飲み比べてみました。

ボージョレ・ヌーボーはまずい?
ワイン好きな人から、「ボージョレ・ヌーボー」は美味しくない、という話を良く聞きます・・・

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2012/11/24

ルー・デュモン ボージョレ・ヌーヴォー 2012

ルー・デュモン ボージョレ・ヌーヴォー 2012
ルー・デュモン ボージョレ・ヌーヴォー 2012
Lou Dumont Beaujolais nouveau 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

町田の蔵家さんで、2880円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:最初はしっかりと感じられるが、時間が経つと弱くなる
特徴:ブルーベリー、干しぶどう、プルーン、フローラル、香木のようなグリーン香、カラメル、イチゴキャンディ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):チャーミング
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:控えめ、緻密
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
軽めだが、深い味わいを感じさせる

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
我が家のボージョレ・ヌーヴォーの中で、今年一番期待していた、ルー・デュモン。
やっぱり、美味しいです。

一般的なボージョレ・ヌーヴォーの特徴である、ケバケバしいようなフローラル香やキャンディ香は無く、上品なフルーツ香や、ハーブの印象があります。

口あたりは、とてもマイルド。

ふわっと口に入ってきて、チャーミングなフルーツの印象が、優しく広がっていきます。
後味はスッキリとキレイに消えますね。

外観は、ボージョレ・ヌーヴォーの中でも濃い方ですが、飲み口はとても軽め。
でも深い味わいを感じさせます。

これは今まで飲んだボージョレ・ヌーヴォーの中でも一番美味しいかも。
上質なクリュ・ボージョレーって印象。

カミさんに価格感を聞いたら、「ボージョレ・ヌーヴォーは難しいよね、1980円。」
悪くは無い、って程度の感想で、意外と評価が良くありません。。。
まあ、ボージョレ・ヌーヴォーって、どう評価するか、なかなか難しいですよね。

今日の晩御飯は、メンチカツとパスタサラダ。

メンチカツには、中濃ソースとマスタードをつけて合わせてみましたが、いまいちフィットしない感じ。
やはり華やかな香りがあるので、家庭料理だと合わせにくいのかも。

意外と良かったのが、醤油をつけたアボカド。
中華とか、意外と良いかもしれませんね。

グラスに長いこと置くと、さすがに力が落ちてきて、香りが重くなってきます。

ボージョレ・ヌーヴォーなので、時間とともに力が落ちてくるのはしょうがないですが、でも最後まで、気品というか、味わいの深みがつづきます。
このワイン、ジワッと美味しいんですよね。

ルー・デュモンのワインが、2880円で買えるってのはちょっとお買い得感があるかもです。

来年も買ってみたいと思わせる1本でした。

■楽天ショップへのリンク

ルー・デュモン ボジョレー・ヌーヴォー・ヴィエーユ・ヴィーニュ [2012]750ml

※サイトより引用
ルー・デュモンのヌーヴォー、7年目のリリースです。
樹齢70年以上の樹から生まれる凝縮した小粒のぶどうから、あらゆる点にこだわって造った、「おいしいワイン」をお届けいたします。
「年に1度のお祝いだからこそ」-現代美術家ジェラール・ピュヴィスの特製ラベル、重厚ビン「レジェンド・アンティーク」の使用等、パッケージデザインにもこだわります。
天然酵母のみで発酵、ルー・デュモン定番のニエーブル森産の樽での熟成、瓶詰め時ノンフィルター、最小限のSO2等のオートクチュール醸造。
また、現代美術家ジェラール・ピュヴィスの絵をモチーフにした特製ラベル、重厚ビン「レジェンド・アンティーク」の使用等、パッケージデザインも豪華です。
樹齢70~90年のVV。シスト表土で花崗岩質と砂質土壌。収量50hl/ha。実質ビオのリュット・レゾネ。手摘み収穫時、運搬前、発酵前の3回選果。セメントタンクにて天然酵母のみで6日間のマセラシオン・カルボニック後、空気圧式プレス。30%をニエーブルの森産ベルトランジュ社製樽で3週間熟成(新樽約20%)。澱引き時に粗目の珪藻土フィルター を使用。瓶詰め時はノンフィルター。瓶詰め時に、最小限のSO2を添加。
ラベル背景の文字のどこかに”天・地・人”が入っています。)
仲田さんからのレポートは上記リンク先よりどうぞ。

ルー・デュモンボージョレヌーヴォー2012減農薬栽培(ボジョレー・ヌーヴォー2012)

※サイトより引用
ボーヌの名門ワイン学校CEPPAで学位を取得した日本人「仲田晃司」さんがブルゴーニュで興したドメーヌ。
ラベルに「天・地・人」と描き、太陽の恵みと大地の恵み、そして侍スピリットを持った日本人職人の手により生み出されるワインは、地元でもかなりの評判です。
ドメーヌをジュヴレ・シャンベルタンへ移転した時のパーティで、あのブルゴーニュワインの神様「アンリ・ジャイエ」に、クレマン・ド・ブルゴーニュが絶賛され、 さらに人気に拍車がかかりいまや入手困難な人気ドメーヌに。
今年も彼の造るヌーヴォーは期待できそうです。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

ザ・リトル・ペンギン シャルドネ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ザ・リトル・ペンギン シャルドネ 2011
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(3)シャルドネ(スペイン:ヴァル・デル・シンカ:11)\980
(4)シャルドネ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:黄金色に近い、強い色味のイエロー
濃淡:濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きの良い、輝きのある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:バター、クリーム、カリン、パイナップル、スモーク、ヴァニラ、かすかにミント
香りの印象:濃縮感のある、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:まろやか、豊かな
バランス:ふくよかで、厚みがある
苦味:コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(ボリューム感のある)

【評価】
豊かでボリューム感のある味わい。やや熟成感を感じる。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
今日はすべてシャルドネ入りのブラインド。
ワインを選ぶ役のカミさんが、シャルドネ嫌いで、残ってしまうからです、とほほ。。

外観は、黄金色に近い、濃い、輝きのあるイエロー。

価格的には、2000円に近いプティ・シャブリが候補だが、黄金色のシャブリってあまりお目にかからないので、スペインあたりが怪しい?

香りはバターリィでリッチ、ヴァニラの香りもあって、しっかり樽熟成をしている印象。
安っぽくないので、780円のオーストラリアは違うような。
香りだけだと、プティ・シャブリも候補かも。

味わいは、まろやかで、残糖の甘みが強め。
これはシャルドネだけじゃないかも。
やや辛口、くらいの印象なので、シュナン・ブランやヴィオニエが入ってるようなイメージ。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、テレ・ブーレ、その他
で、ブー

おっと、オーストラリアのシャルドネでした。

【総評】
ザ・リトル・ペンギン シャルドネ 2011
The Little Penguin Chardonnay 2011

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、780円で購入。

外観と香りだけだと、1500円超えて2000円近いような印象がありますね。
飲み口は残糖の甘さがありますが、マイルドでスッキリした口あたりがとても好印象。
木樽の印象も控えめで、うまく使っているな、という印象。

ワインだけで、スイスイ飲んでしまうタイプです。
誰にでも好かれそうな、万人受けするタイプではないでしょうか。

で、カミさんに感想を聞いたら、「私これ嫌い、1280円くらい?」という評価、あれれ?
可愛いラベルと樽の印象のギャップが強すぎるみたいです。
樽香強めのワインってカミさんが嫌いなタイプなので、これはしょうがないか。

今日の晩御飯は、メンチカツと、パスタのサラダ。

このワイン、食事に合わせると、急に樽香が気になってきます。

木のチップを入れた、を通り越して、木の絞り汁を入れたくらいの感じ。
そのままで飲んでるとそんなに気にならないのに、不思議です。

カミさん的には、ギリシャの松ヤニの入っているワイン、レツィーナくらいらしい。
まあ、そこまではいかないと思いますが、最近レツィーナとか飲んでないですから、比較出来ないですね。

このくらい樽香が強いと、合わせるのはチーズくらいでしょうか。

食事が終わって、ワインだけになるとまた美味しく飲めるのに、ナッツとか合わせてみるとまた樽香が気になりますね。
食べ物との相性が悪い?

何とも不思議なタイプですね。

ワインだけで飲むと美味しく飲めると思います。

合わせる食事も、カレーとかだと結構いけるかも。

■楽天ショップへのリンク

ザ・リトル・ペンギン・シャルドネ

※サイトから引用
フランスとアメリカ産のオーク樽にて熟成。味わいはまろやかで全体にバランスがよく、アフターにフレッシュな印象を残します。
価格:1,767円 (税込) 送料別

2012/11/23

アントワーヌ・シャトレ ボージョレ・ヌーヴォー ロゼ 2012

アントワーヌ・シャトレ ボージョレ・ヌーヴォー ロゼ 2012
アントワーヌ・シャトレ ボージョレ・ヌーヴォー ロゼ 2012
Antoine Chatelet Beaujolais Nouveau Rose 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

町田の蔵家さんで、1580円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:綺麗な色調のピンク色のロゼ
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、とても綺麗な色調

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:淡い色の花、爽やかなグリーン香、リンゴ、キャンディ、蜜、ややカラメル
香りの印象:若々しい、上品、華やか

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):辛口
酸味:シャープ、爽やか
バランス:スリムでドライ
タンニン分:かすかに感じる
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
ミネラリー、スパイシー

【評価】
スリムでシンプルでドライ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
見た目はとてもキレイ。
可愛らしいピンク色で華やかです。

香りは弱めですが、花や蜜、爽やかなハーブの印象もあって、上品な華やかさ。

味わいは、外観と香りの印象とはやや違い、ドライでシャープ。
ちょっと地味めのバランス。

かなり白ワインに近い味わいです。
ホントにガメイ?ってくらいガメイっぽさがないですね。

軽めでドライなので、ワインだけだとちょっと物足りないかも。

今日の晩御飯は、鶏の水炊き。
ポン酢にゆずこしょうを入れて食べると、さすがに合いません。

シメのうどんと雑炊には合いました。
ポン酢の味がダメなのかも。

カミさんに感想を聞いたら、「白ワインみたい、素っ気ない、ロゼだったらもうちょっと味わいが欲しい、さっぱりしすぎ。」という答え。

ワインだけだと、嫌味はないのですが、何か欲しくなりますね。

このワイン、ロゼワインとしては、とても物足りない感がありますね。
新酒というカテゴリだから成り立ってる?

それにしても、ガメイのロゼって初めて?

そうそう、ヌーヴォーらしさ、ってものも無いので、中途半端な印象です。

と、カミさんと文句言いながら、1本キレイに無くなりました。

悪くは無いんですよね~。

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【新酒まとめ買い特典対象】ボージョレ・ヌーヴォー・ロゼ[2012]年・アントワーヌ・シャトレ社・航空便Beaujolais Nouveau Rose [2012] Antoine Chatelet Air

※サイトより引用
アントワーヌ・シャトレ社はネゴシアンであると同時に、多くのドメーヌ・ワインの輸出・販売元です。
30社以上の航空会社、世界各地の有名レストランでも取り扱われています。 伝統的な独自のワイン造りが、最新のテクノロジーに支えられ、素晴らしいワインを生み出しています。
アントワーヌ・シャトレ社は世界の第一級のレストラン・ホテルで高く評価されており、下記通りの実績があります。
ボジョレーのなかでも、珍しいロゼのヌーヴォーです。
ヨーロッパではロゼワインを氷がたっぷり入ったクーラーで冷やして飲む習慣があり、近年ではその美しい色合いや爽やかな味わいで特に若い人に好まれてます。
新鮮でフルーティ。華やかな色合いと白い花や新鮮な果実の香り。とびきりフルーティーでやさしい味わい。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2012/11/22

アントワーヌ・シャトレ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2012

アントワーヌ・シャトレ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2012
アントワーヌ・シャトレ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2012
Antoine Chatelet Macon-Villages Nouveau 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCマコン・ヴィラージュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

町田の蔵家さんで、1780円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかった、淡いイエロー
濃淡:やや淡め
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル(フチに小さな気泡が現れる)
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:ミネラル、石けん?、白い花、かすかにメロン、ハッカ
香りの印象:やや閉じている?若々しい

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:爽やか、やや控えめ
バランス:スリムでライト
苦味:控えめ
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでシンプルなまとまり。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
小ぶり

【総評】
とてもライトな味わい。

ヌーヴォーなので、フルーティさを期待していたら、意外とドライで、そっけない感じですね。
でも後味もスッキリしてて、飲みやすいタイプです。

新酒らしい、揮発香があって、ちょっとセメダインっぽい香りがあります。

ジェノベーゼのパスタに合わせると、スッキリ爽やかな合い方。
フルーツ感が控えめなので、食事には合わせやすいみたい。

でもこのワインって、ヌーヴォーなので、1780円もするんですよね。

白ってヌーヴォーの特徴があまりなく、普通だと、1000円前後の印象かも。

悪くないけど、2000円近い味わいは無いかも。

これは、来年また買いたいとは思わないかも・・

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<11/15解禁> 【3】 <マコン> マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー (白) [2012] アントワーヌ・シャトレ

※サイトより引用
マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、ボージョレ・ヌーヴォーの白バージョン。
できたてのピチピチフレッシュな美味しさがたまりません!
アントワーヌ・シャトレはブルゴーニュのニュイ・サンジョルジュに本拠地を構えるネゴシアン(酒商)。
生産されるワインは世界中で30社以上のエアラインの機内サービス用として確固たる信頼を得ています。
お手軽な価格のヌーヴォでも、絶対にはずしたくはない!
お手軽ヌーヴォをお探しの方には、この定番ヌーヴォをおすすめします!!
★アントワーヌ・シャトレ社のボージョレ・ヌーヴォーは、ブドウ栽培からワイン造り、輸送までのプロセスに排出するCO2を、インドネシアで植林を行うことでCO2の相殺を行っています。
軽量ボトルを使用し、さらにCO2の排出を軽減しています。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2012/11/20

目玉おやじヌーボー 2012

目玉おやじヌーボー 2012
目玉おやじヌーボー 2012
Medama Oyaji Nouveau 2012

日本:山梨県大月市
アルコール度:11%
ブドウ品種:山梨県産甲州100%

町田の蔵家さんで、1200円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほぼグレーの、淡いイエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや薄め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きの弱い、若々しい

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:酵母、アルコール、日本酒の印象、たばこ、白い実の果実
香りの印象:酵母の印象が強め

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:おだやか
バランス:軽めだが、アルコールが浮いた印象
苦味:控えめ
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティな日本酒

【評価】
残糖を多く残した新酒だが、飲み口は鈍調。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
小ぶり

【総評】
最近、こういった甘くて重い甲州って少なくなってきましたが、とても昔を感じさせる味わいです。

香りがほぼ日本酒?
酵母で香りを出しているような感じでしょうか。

フルーツ感は弱めですね。

口に含むと、最初のアタックは、酸味がピリッとした爽やかさがあるのですが、その後、甘さが重い印象に変わって、後味はちょっとエグ味が残る印象。

それから、ちょっとブショネというか、カビっぽい香りがふっと香るのが気になります。
新酒だし、スクリューキャップだし、明らかにブショネでは無いのですが。

今日の晩御飯は、合い挽きのカレー。
カレーって、意外と甘口の白に合うんですよね。

合わせてみると、お互いに高め合うって感じじゃありませんが、カレーも、ワインも両立します。
つけあわせのクリームコーンスープには、フィットしました。

甘みのあるワインって、なんだかんだで、食事に合わせやすいですね。

食事があると、ワインの欠点が隠されるのですが、ワインだけになると、やっぱりかび臭い??
なんでしょう、この香りは。

時間が経つと、だんだん印象が変わってきたね。
ヒンヤリ感が出てきたというか。

香りも、ちょっとメントールの印象が出てきて。落ち着いてきました。
重さが払拭されて、後味がチャーミングな果実感に変わってきたような。

酔っ払ってるせい?

ひょっとすると、このワイン、新酒だけどデキャンタージュとかするといいのかも。

最後まで、ふっと香るカビっぽい感じが抜けず、あまり人には勧められないけど、話題性としては面白いのではないでしょうか。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2012/11/18

ヴァン・ド・ペイ ガメイ・ヌーヴォー ヴィニュロン・ド・ラバスタン 2012

ヴァン・ド・ペイ ガメイ・ヌーヴォー ヴィニュロン・ド・ラバスタン 2012
ヴァン・ド・ペイ ガメイ・ヌーヴォー ヴィニュロン・ド・ラバスタン 2012
Vin de Pays Gamay nouveau Vignerons de Rabastens 2012

フランス:南西地方:IGPコート・デュ・タルン
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

町田の蔵家さんで、680円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、鮮やかな濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、鮮やかな色調

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:イチゴ、チェリー、揮発性、キャンディ、フレッシュジュース、赤い花
香りの印象:マセラシオン・カルボニックの印象、華やかな

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、やわらか
バランス:軽くて、心地良い
タンニン分:控えめ、サラサラした
アルコール度:弱め
余韻:やや短め

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
ライトでフレッシュ、フルーティ。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ボージョレ・ヌーヴォーじゃない、ヴァン・ヌーヴォー。
でも品種はガメイという、ちょっと、ひねくれものです。

このワイン、ものすごくヌーヴォー香がありますね。
今年のボージョレ・ヌーヴォーは、ヌーヴォー香を抑えたものが多いように感じますが、このワインはバリバリにキャンディを感じます。

その分、ボージョレ・ヌーヴォーよりも、派手で華やかな印象でしょうか。

今日の晩御飯は、自家製のワインソースのハンバーグ。
普通だと、赤ワインにとても良く合うメニューですね。

このワインを合わせてみると、大きな問題は無いのですが、キャンディ香が強すぎて、ちょっと違和感があります。

もう少し、ハーブやスパイスの香りが立っているメニューの方が合いそうですね。
モッツァレラ+トマト+バジルのピザとか、ローズマリーを入れたチキンのグリルとか?

食事が終わってワインだけになっても、ジュースっぽいので、どんどん飲んじゃいます。

おつまみのビーフジャーキーには、香りが強いという点で良く合いました。
焼肉にコーラ、みたいな合い方でしょうか。

普通のレーズンに合わせると、合いますが、ワインが無くなっちゃう感じ。

このワイン、680円にしては十分楽しめますね。

かなりジューシーで、キャンディ香も強めですが、トータルでのコストパフォーマンスはとても良いのではないでしょうか。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2012/11/17

キューベ・デ・ランシエー 赤 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

キューベ・デ・ランシエー 赤 2011
(1)ピノ・ノワール(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980
(2)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780
(3)品種不明(仏:コート・デュ・ローヌ地方:IGPヴォークリューズ:11)\680

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少し落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:なめし革、ドライフラワー、硫黄、プルーン、ドライフルーツ、鉄サビ、ややケミカル
香りの印象:やや閉じ気味、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:なめらか、優しい
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:控えめ、サラサラしている
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
軽めで上品、優しい口あたり

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
底がうっすらと見えるくらいの透明感。
ピノ・ノワールか、コート・デュ・ローヌが候補。

香りは、なめし革やドライフラワーで、ピノ・ノワールのイメージ。

味わいは、軽めで上品な口あたり。
ピノ・ノワールらしい、気難しさのような感じはない。
ニューワールドのピノ・ノワールに近い。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ブー

品種不明のIGPヴォークリューズでした。

【総評】
キューベ・デ・ランシエー 赤 2011
Cuvee des Lanciers Rouge 2011

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:IGPヴォークリューズ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

スーパーアルプスで、680円で購入。

IGPヴォークリューズは、グルナッシュ、サンソー、シラーが主要品種みたいですね。
このワインは、グルナッシュとサンソーのブレンドのような気がします。

グルナッシュの単一品種だと、この鉄サビっぽいようなクセは無いでしょうね。

軽いですが、このワイン、個人的には好きなタイプです。
とても落ち着く感じ。

主張が少ないので、家庭料理にも合わせやすいのでは。

今日の晩御飯は、トマト鍋。
鶏肉と、キャベツや玉ねぎニンジンなどの野菜、エリンギが入ってます。

このワイン、ちょうどいい感じで合いますね。
さっぱりした肉料理に良い感じ。

軽いけど、ちょっと深みとか個性があって、美味しいですね。

コストパフォーマンスは高いと思います。
軽めのワインが好きな人には超オススメ。

2012/11/16

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2012 ハーフボトル

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2012 ハーフボトル
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2012 ハーフボトル
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2012 375ml

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

ローソンで、1280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、鮮やかなルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、明るい

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カラメル、キャンディ、イチゴ、チェリー、フローラル、揮発性のある印象
香りの印象:マセラシオン・カルボニックの印象、華やか

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープ、フレッシュ
バランス:軽くて、心地良い
タンニン分:軽めだが、後味に強めに残る
アルコール度:弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでフレッシュ、華やかな香り。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
毎年飲んでる、ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォー。
今年はやっぱり軽めな気がします。

香りは相変わらず華やかですが、なんでしょうか・・・ちょっと人工的な印象があるかも。
ナチュラル感が無いというか。

今日の晩御飯は、コンビニのモッツアレラチーズトマトパスタ。
この時期、ワインに合わせやすいメニューが、コンビニもたくさん出てますね。

ワインの香りが強めですが、うまく合います。
このパスタ、絶対、ボージョレ・ヌーヴォー意識してますね。
香りをちょっと強めにして、合うようにしてるみたい。

相性がいいのと、ワインが軽めなので、どんどん進みます。
ハーフだから、あっという間になくなりそう、ちょっとセーブ。

食事が終わって、ポテトチップスをつまみにしたら、全然進まなくなりました。
ワインがまったく活きません。

ピーナッツチョコもいまいちですね。

後味が荒い感じがあるのは毎年同じですが、今年はちょっとバランスがイマイチ?
毎年こんな感じだったかな?

例年だとボージョレ・ヌーヴォーはジョルジュ・デュブッフを安心して勧められましたが、今年はあまり人に勧められない感じ?

何かギクシャクしてて、酸っぱくて渋い、収斂性が強めなんですよね。
ボージョレ・ヌーヴォーをまずいという人が、よく指摘する点ですね。

個人的には嫌いではありませんが、今年はちょっと人には勧められないかも。

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【フランスワイン】ボジョレー・ヌーヴォー 2012ジョルジュ・デュブッフ 375ml

※サイトより引用
フレッシュでいきいきとした味わいが愉しめるスタンダードなヌーヴォーです。
毎年ラベルのデザインが変わり、コレクションとして楽しみにしていただいている方も多くいらっしゃいます。
今年のラベルは、ジョルジュ・デュブッフのシンボルである花を軽く愉しいイメージでデザインで、そこに、ブドウ畑に降り注ぐ太陽を思わせる金色をあしらいました。
※2011年は、ボジョレー・ヌーヴォー公式コンクール「ボジョレー ヌーヴォー リヨン杯」にて、最高金賞を受賞しました。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2012/11/15

シャルル・ドラピエ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2012 スペシャル・アッサンブラージュ 500ml

シャルル・ドラピエ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2012 スペシャル・アッサンブラージュ 500ml
シャルル・ドラピエ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2012 スペシャル・アッサンブラージュ 500ml
Charles Drapier Beaujolais-Villages Nouveau 2012 500ml

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ・ヴィラージュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

セブンイレブンで、1280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しいがボージョレ・ヌーヴォーにしては落ち着いている

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:チェリー、イチゴ、ちょっとセメダイン、フローラル、メントール、カラメル
香りの印象:華やか、甘い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:優しい、穏やか
バランス:ライトで上品
タンニン分:サラサラした、後味に収斂性が残る
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ、フローラル

【評価】
ライトでフレッシュ。とても軽いが、華やかさがある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
今年初めてのボージョレ・ヌーヴォー。
日付超えた解禁直後に飲むのは初めてかも。

このワイン、500mlで1280円という、なかなか絶妙な価格設定です。
平日に飲みやすいですね。

ボージョレ・ヌーヴォーよりも濃厚なタイプが多い、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーなのですが、例年よりもずっと軽くですね。
普通のボージョレ・ヌーヴォーよりも軽めくらいの印象。

今年のボージョレ・ヌーヴォーは、50年に一度の不作などと言われていますが、かなり軽めに仕上がってる感じがします。

とにかくライトですが、水っぽい感じはありません。
でもスッキリと飲みやすくて、美味しいですね。

ボージョレ・ヌーヴォー特有の、キャンディ香も少ないかな。

このワイン、500mlで1280円ってことは、750mlに換算すると1920円。
なかなかいい値段ですね~。

ボージョレ・ヌーヴォーって基本的に割高なのですが、このワインはわりと納得感があるかも。
上質感とか透明感みたいなものがあるんですよね。
悪くないです。

それにしても、今年もこうしてボージョレ・ヌーヴォーが飲めるってのは、まあ幸せなことだな、と感慨深く思ってしまいますね~。
来年も飲めるかな・・

今日の晩御飯は、コンビニのミートソースパスタ。
このワインに合わせると、ワインの華やかさが浮いた感じで、ちょっともったいない感じ。

香りが良いので、もう少しスパイスやハーブの効いた、おしゃれな食べ物の方が合いそう。

とはいえ、軽めなので、反発するような印象ではありません。
脂っぽさを洗い流すという点ではとても良く合います。

食事が終わって、おつまみに、グリコのタパスタ「贅沢トマトのアラビアータ」に合わせてみると、これは相性がイマイチ。
脂分が無い、ちょっと甘い、辛い、ところが合わないポイントですね。

軽い飲み口ですが、食事に合わせる時は油脂分がポイントになりそうです。

ピーナッツチョコに合わせると、チョコレートとナッツの油脂分が意外と合います。
ワインの香りとチョコレートの香りも、何となくフィットしてて美味しいのですが、ワインが活かせるって取り合わせではないですね。

ワインだけになると、ボージョレ・ヌーヴォーらしい、揮発香というか、セメダイン香みたいなものがちょっと気になってきました。
あと、香りがとても弱いですね。

このへんは人によって、評価が分かれるポイントかと思いますが、個人的にはトータルで、とても良いと思います。

500mlって、一人で飲むときにはいいかも。(ちょっと多いけど)

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)



■関連リンク(セブンイレブンのワイン)



2012/11/13

アマランタ 赤 NV (ブラインドテイスティング:外す)

アマランタ 赤 NV
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(米:カリフォルニア州:10)\580
(2)テンプラニーリョ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:NV)\398
(3)テンプラニーリョ65%、ガルナッチャ・ティンタ35%(スペイン:地理的表示無し:NV)\398

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル(フチに気泡が現れる)
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:最初はしっかりと感じられる。
特徴:硫黄、ミネラル、香木のようなグリーン香、ブルーベリー
香りの印象:第1アロマが強め、弱い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、やや強め
バランス:スリムで心地良い
タンニン分:控えめ、サラサラした
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
ライトでスリム。フレッシュな果実感がある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
濃い外観からは、アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨンが候補。

香りは弱めながら、グリーン香が強め。
ガリーグのような、南仏のイメージ。
ガルナッチャ・ティンタが入っている、スペインが浮上。

味わいはライトでフレッシュな果実感。
この果実感はカベルネ・ソーヴィニヨンというよりはグルナッシュ。

ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ、ガルナッチャ・ティンタ
で、ブー

テンプラニーリョでした。

【総評】
アマランタ 赤 NV
AMARANTA TEMPRANILLO NV

スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

グルメシティで、398円で購入。

このシリーズ、白がとても美味しくて、赤も期待していたのですが、これは美味しいですね。
すーっと力が抜けた感じの、嫌味のない果実感が何ともいいです。

ちょっとひんやりした飲み口で、温度の幅も広そう。

今日の晩御飯は、鶏のピリ辛炒め。
ごはんに合う、強めの味付けなので、ワインが負けてしまいますが、問題なく合います。

つけ合わせに、イカの鉄板焼き風、お好みソースがけ、ってのがあって、普通だと赤ワインには合いませんが、このワインは懐がふかく、特に問題ないみたい。

レトルトのイカスミのスパもあったので、合わせてみると、これも特に問題なし。
フレッシュでフルーティなんですが、食事にすっと合いますね。

普通だと、イカと赤ワインは相性が悪いですが、このワインは割と平気ですね。

ためしに冷蔵庫で少し冷やしてみると、良さがちょっと減る感じ。
口当たりが悪くなって、ぼそぼそした味わいになります。

そんなに冷やさない方が、美味しいみたいですね。
やや温度高めの方が、後味のチャーミングなフルーツ感が出るみたい。

食事が終わって、ワインだけになると、何か欲しくなる感じです。

ちょっと素っ気なくて、乾いた、ポソポソした飲み口になってきました。
あれれ?って感じ。

ハートチョコレートに合わせると、ワインが裏側に回りながら、でも果実味を加えてくれて味に深みが出る感じ。
ワインだけで飲むよりも広がりがあります。

ナッツ系だけでも良さそう。

ワインだけになると、ちょっとそっけなさはあるけど、398円としては十分だと思います。

■輸入元のコルドンヴェールのページから

アマランタ 赤

※サイトより引用
赤い果実のアロマとソフトでフルーティな味わいの赤ワインです。お肉料理や地中海料理と好相性です。

■関連リンク(トップバリュー/イオンのワイン)

2012/11/09

ヴィラ・モリーノ ソアーヴェ・クラシコ 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

ヴィラ・モリーノ ソアーヴェ・クラシコ 2011
(1)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(2)ガルガネーガ70~90%、トレッビアーノ・ヴェロネーゼ10~30%(伊:ヴェネト州:DOCソアーヴェ:11)\880
(3)シャルドネ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかった、淡いイエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きの弱い、若々しい

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:リンゴ、シードル、幸水のような梨、グリーン香、ややヴェジェタル
香りの印象:やや閉じ気味?第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:まろやか、強め
バランス:まろやかで、ふくよか
苦味:コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(落ち着きのある)

【評価】
やや複雑性があり、ボディはふくよか。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
中庸

【判定】
かなり淡い色合いからは、ソアーヴェかソーヴィニヨン・ブラン。

香りは、シードルのようなちょと酸化をイメージさせる香りが強い。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。
複数品種のブレンドのペイ・ドックか、ソアーヴェ。

味わいは、ややふっくらしているが、ちょっと力のない品種の印象。
アルコールがやや浮き気味。

後味がギスギスした荒れた感じがあって、これは何となくガルガネーガのイメージ?

ファイナルアンサーで、ガルガネーガ
で、ピンポン

ソアーヴェって、シードルっぽかったかな?

【総評】
ヴィラ・モリーノ ソアーヴェ・クラシコ 2011
VILLA MOLINO SOAVE CLASSICO 2011

イタリア:ヴェネト州:DOCソアーヴェ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルガネーガ70~90%、トレッビアーノ・ヴェロネーゼ10~30%

グルメシティで、880円で購入。

軽いような、重いような、何とも微妙なバランス。

まろやかなアタックだけど、後味はちょっと荒れた感じ。
アルコール度は弱そうだけど、後味にアルコール感が残る。

でもちょっと冷蔵庫で冷やしてみると、しまった感じが出てきました。

今日の晩御飯は、カニ玉と揚げ餃子。

どちらも合わなくはないけど、フィット感はイマイチ。

やっぱり洋食向きですね。
後味の苦味が強いからかな?

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
まあ、ほぼ正解。
1000円前後の品質感ですね。

食事が終わって、ワインだけになっても問題ありません。

後半慣れてきたのか、だんだん良くなってきました。
香りはイマイチなんですよね、ちょっと生臭い感じ?

ピザポテト味のポテトチップスがあったので、合わせてみると、なかなか良い感じです。
やっぱり、トマトソースのピザとかパスタに良く合いそう。
スナック菓子でも、飲み会感覚でいけます。

このワイン、880円って価格が微妙ですね。

カジュアルに飲むなら680円くらいで、食事にあわせて飲むなら980円くらい、っていう価格帯のイメージがありますが、このワインは食事に合わせるには、ちょっと軽い感じだし、カジュアルに振り切った感じでもないし、なんか微妙。

最初に感じた、中途半端な印象がやはりずっと続いてます。

いつまでたっても性格の分からない、クラスメートって感じ?
何かとっつきにくい。
悪くないんだけど、とっても良いって感じでもない。

でも、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランにはない個性を持っていることは確かです。

もうシャルドネ飽きちゃった、みたいな人にはいいかも。

最後の方はまた良くなってきました。
ちょっとネクターっぽいとろみのある口あたりに、フレッシュ感。

後味に強めの苦味が残るのが、評価の分かれるところでしょうか。

結局最後まで、良く分からないワインでしたが、何か気になる1本です。

■輸入元のコルドンヴェールのページより

ヴィラ モリーノ ソアーヴェ クラシコ

※サイトより引用
イキイキとしてバランスのとれた酸味による爽快なフィニッシュ。トロピカルフルーツのヒントとミネラルの特徴が新鮮で、生き生きとして、また同時にソフトに口に広がります。アペタイザーとして、あるいは魚料理や繊細なソースを添えた肉料理と一緒に。
適温:11℃

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2012/11/07

カーサ・スベルカソー メルロー 2011

カーサ・スベルカソー メルロー 2011
カーサ・スベルカソー メルロー 2011
Casa Subercaseaux Merlot 2011

チリ:産地不明
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー主体

ローソンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:ミネラル、硫黄、動物香、カシス、鼻をつくケミカル
香りの印象:閉じている、ややケミカル

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:優しい、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:控えめ
アルコール度:やや弱い
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでスッキリとフルーティ。 気軽に楽しむタイプ。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は結構濃いのですが、飲むとライトでスッキリしたフルーティさ。

香りは最初ケミカルで、だんだん石けんっぽくなってきました。
これから香りが良くなるのを期待できるようなタイプではありませんが、少しは変わってくるかも。

このシリーズ、カベルネ・ソーヴィニヨンもシャルドネもイマイチだったので、メルローは買おうと思わなかったのですが、今日はなんだかメルロー飲みたいなー、と思ってつい買ってしまいました。

前に飲んだ2つの品種よりは、このメルローの方が美味しいみたいですね。
第一印象はなかなかいいです。

今日の晩御飯は、コンビニのパスタ、ラザーニャボロネーゼ。
シート状のパスタと、ミートソースとクリームソースのコンビネーション。

このワイン、自然に合う感じ。

それほどジュースっぽくもならないし、脂っぽさをうまくクリアしてくれて、ワイン自体も美味しくなりますね。
というか、このパスタ、ワイン無しじゃ、クドイみたい・・
コンビニパスタなので、あまり文句は言えませんが、ワイン無しだと食べるのキツそうです。

食事が終わって、ワインだけになると、やや単調だけど、まあそれなりに飲める感じ。
香りはちょっと変わってきましたが、重くなっただけ?

全体的な印象は悪くありません。
フルーツ感が心地良いので、平日だとちょっと飲み過ぎに注意です。

500円なら、満足感のある1本ではないでしょうか。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2012/11/06

ソル・イ・パシオン 白 NV (ブラインドテイスティング:外す)

ソル・イ・パシオン 白 NV
(1)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660
(3)品種不明(スペイン:地理的表示無し:NV)\398

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりグリーンがかった、ほぼグレーのイエロー
濃淡:とても淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きの淡い、若々しい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、フリンティ、レモン、白桃、石灰のようなミネラル、グリーン系のハーブ、青草香
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、やや弱め
バランス:ライトでスリム
苦味:控えめ
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
フレッシュでシンプルな味わい。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
ほぼ無色の外観。
ペイ・ドックは違うかも。

香りは、グレープフルーツに青草香に、ちょっとスモーキーな、典型的なソーヴィニヨン・ブラン。

味わいは、ちょっと水っぽいくらいに軽いが、スッキリとスレンダーなまとまり。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

何と、品種不明のスペインでした。

【総評】
ソル・イ・パシオン 白 NV
Sol y Pasion Blanco NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:不明
(後日、日本酒類販売さんから品種を教えてもらいました。マカベオ65%、チャレロ30%、パレリャーダ5%)

スーパーアルプスで、398円で購入。

完全にソーヴィニヨン・ブランかと思っていました。

まあ、品種不明なので、ソーヴィニヨン・ブランの可能性もゼロではありませんが、この価格帯ではおそらく違うでしょう。

低価格のスペインワインの定番品種は、アイレンとマカベオ。
特にアイレンは、グレープフルーツのような印象と青草香があるものが多いですね。

アイレンは、ソーヴィニヨン・ブラン系で、マカベオはどちらかというとシャルドネとかシュナン・ブランのような感じ?

今日の晩御飯は、さわらの西京焼き。
ワインに合いにくいメニューですが、想像以上に合いませんでした。
料理が生臭くなって、撃沈。

他のメニューは、中華風のコーンスープも豚肉の卵とじも、特に問題ありませんでした。
朝食用に焼いてあった、クリームシチューパンには、バッチリ合いましたね。

さわらの西京焼きにはまったく合いませんでしたが、普通の家庭料理に合わせやすそうです。

ワインだけになっても何となく飲めるタイプですね。
軽いけど、何となく魅力を持ってます。

このワイン、398円の中では良い方じゃないでしょうか。

カミさんに価格感を聞いたら、480円。
まあ、ほぼ正解。
ワンコインワインの軽さですね。

水っぽいくらいの軽さの中でも、スッキリ感があって、嫌味の少ないタイプ。
喉の渇きを潤すくらいの感じで、どんどん飲んじゃいます。

ものすごくいい、って感じではありませんが、軽くてバランスよくまとまっているという点では安定感がありますね。

2012/11/04

マンズワイン 長野ベーリーA NV (ブラインドテイスティング:当てる)

マンズワイン 長野ベーリーA NV
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)マスカット・ベーリーA(日本:長野産:NV)\980
(3)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:落ち着いた黒っぽいルージュの、やや濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着いた色調、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:キャンディ、カラメル、やや腐臭?、ちょっと佃煮、和風の何ともいえない香り
香りの印象:酵母の香りが個性的?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:柔らかい
バランス:軽くて、心地良い
タンニン分:控えめ、サラサラした
アルコール度:弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(個性的な)

【評価】
ライトで飲みやすいが、香りが個性的で、やや悪臭系が強い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
底がはっきり見えるくらいの透明感。
この中ではマスカット・ベーリーA。

香りはとにかく独特。
佃煮というか、醤油や果実を煮詰めたような、不思議な印象。
ちょっと腐臭というか、糞尿系というか、いやな感じがある。

味わいは、ライトで、すっきり飲みやすい。
ただやっぱり香りがちょっと悪い。
動物小屋のような嫌な感じがある。

こんな特殊なワインは、マスカット・ベーリーA以外には無いだろう。

ファイナルアンサーで、マスカット・ベーリーA
で、ピンポン

ブラインドは当たったけど、ちょっとこれはハズレかも・・・

【総評】
マンズワイン 長野ベーリーA NV
MANNS WINES NAGANO MUSCAT BAILEY A NV

日本:長野産
アルコール度:11%
ブドウ品種:長野産マスカット・ベーリーA 100%

リカーランドトップで、980円で購入。

軽くて飲みやすいのはいいのですが、とにかく香りがダメ。
いわゆる臭い感じです。

時間が経つと変わってくるかもしれませんが、第一印象は、1本飲めないかも、ってくらい。

グラスをくるくる回して、強制的に香りを飛ばしていったら、だんだん悪臭系の要素は減ってきました。

慣れてきただけかもしれませんが、別のワイン開けないとダメかな、ってほどではなくなってきました。

今日の晩御飯は、豆腐入りのふわふわ肉団子。
揚げたてのものを何も付けずに合わせると、表面の香ばしい感じと、豆腐が入って肉の印象が和らいでいる感じが良く合いました。

クリームソースの野菜煮もあったのですが、それも何となく合います。

このワイン、軽めで優しい味わいなので、いろいろな料理に幅広く合いそうです。
特に和食には良く合いそう。

筑前煮とか良さそうですね。
焼き物よりも煮物系が合いそう。
肉じゃがとかでも合いそうです。

最初に感じた、悪臭系の香りはだんだん落ち着いてきました。
悪臭転じて、香りに深みを与える感じになってます。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
980円と伝えると、それは安いという評価。

とっても良い、って感じではないのですが、1000円弱の日本のワインとしては、健闘してます。

でも、個人的には、あえてまたリピートしたい、というほどではないかな。

2012/11/03

コモロコ モナストレル 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

コモロコ モナストレル 2011
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)マスカット・ベーリーA(日本:長野産:NV)\980
(4)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる。
特徴:香木のようなグリーン香、血液、燻製肉、たばこの葉、スパイス、カシス、少しヴェジェタル
香りの印象:木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、しっかりしている
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:穏やかだが、後味に強めに残る
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
濃いながらも、スッキリとチャーミングなフルーツ感がある。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
相当濃い外観で、若々しい。
マスカット・ベーリーA以外は候補。

香りは、ガリーグのような南仏のイメージ。
グリーン系の印象が強いので、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。
でも、この中には南仏もカベルネ・ソーヴィニヨンもない。
スパイシーさが、あるのでシラーズが一番近い。

飲み口は、香りとはまったく印象が違って、スッキリとしてて、チャーミングなフルーツ感。

甘みとフルーツ感はシラーズ。

ファイナルアンサーで、シラーズ
で、ブー

スペインのモナストレルでした。

【総評】
コモロコ モナストレル 2011
comoloco monastrell 2011

スペイン:地中海地方:DOフミーリャ
アルコール度:15%
ブドウ品種:モナストレル

リカーランドトップで、1150円で購入

モナストレルは、青臭くて鉄サビ、ってのが個人的な印象ですが、ネタバレしてみると、まさに青臭さと鉄サビの印象があります。

青臭くて鉄サビっていうと全然美味しそうじゃないですが、このワイン、とってもいいですね。

優しくてすっきりした、チャーミングなフルーツ感があって、後味はしっかりタンニンが締めるので、ワインらしさも楽しめます。

最初の飲み口のフルーツ感と、後味をキュッと締めるタンニンのアンバランス感が一つの個性になってるみたい。

飲み口がいいので、ワインだけでスイスイ飲んじゃいますね。
これは美味しい。
ちょっと幸せな感じ。

今日の晩御飯は、チキンのトマト煮込み。
基本的には問題ないけど、ちょっとフルーツ感が浮いた感じがあります。

でもまあ、ワイン自体が美味しいので、問題なし。

食事が終わって、ワインだけになっても美味しく飲めます。

カミさんに価格感を聞いたら、1980円。
1150円と伝えると、それはお買い得感あり、という返答。

口当たりもいいし、フルーツ感も嫌味が無いし、いいまとまりですね。

ただこのワイン、アルコール度が15度もあって、飲み口の印象と全然違うので、気が付くと相当酔っ払ってます。
いやいや、こんなに軽く感じる、アルコール度15%のワインって初めてですね。

とまあ、さんざんほめておきながら、個人的には、ちょっとフルーツ感が強すぎるかな~。
好みの問題になりますが、個人的には、もうちょっと深みが欲しいというか。
樽の印象もちょっと強すぎるような気がします。

ただ、1000円ちょっとだったら、コストパフォーマンスは高いですね。
基本的には良いワインだと思うので、一度試してみることをオススメします。

■楽天ショップへのリンク

コモロコ[2011]年・D.O.フミーリャ(モナストレル100%)・ワインアドヴォケイト88点獲得ワイン・オロワインズ元詰(ジル家元詰)COMOLOCO [2011] D.O.Jumilla (Monastrell 100%) Orowines

※サイトより引用
スペイン・辛口赤ワイン愛好家大注目!今や世界的な注目をDOフミーリャに向けさせた(旧来のフミーリャのイメージを刷新の)立役者となった生産者“フラン・ヒル”!「ワインアドヴォケイト誌」で極めて高い評価を受け、スペインワインファンの心をつかんだフアン・ヒルが手掛けるブランドがこの“コモロコ”!(「Mad」とか「Crazy」という意味)もちろんワインメーカーもボデガス・フアン・ヒルと同じバルトロ・アベリャン氏!この樹齢25~30年の古木のモナストレル100%で造られる“コモロコ”の[2010]年ヴィンテージでワインアドヴォケイト誌#195で88点の高評価!フレッシュフルーツのフローラルなアロマ!ミネラル感のある熟したチェリーの香り!豊かな果実のフレーバーと甘くエキゾチックなスパイスが口いっぱいに広がります。口に含むとフレッシュでバランスのとれたタンニンが心地よく感じられます。キャップシールやエチケットに描かれたかわいいデザインと抜栓後すぐに溢れる果実味とフルボディな味わいは、レストランさまのボトル売りにも最適です!
発酵前に、8℃でプレマセラシオンを2日間行います。発酵、熟成ともにステンレスタンクで行います。熟成は4 ヶ月間、ボトリング前に軽くフィルターをかけます。
フローラルなアロマと共に、ミネラルの奥から熟したチェリーの香り。豊かな果実のフレイバーと甘くエキゾティックなスパイスがいっぱいに広がります。
口に含むとフレッシュで、バランスのとれたタンニンが心地よく感じられます。

リンゲンフェルダー リヴァーナー 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

リンゲンフェルダー リヴァーナー 2008
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)ソーヴィニヨン・ブラン100%(仏:ロワール地方:AOCサンセール:10)\1480
(3)リヴァーナー(ドイツ:ファルツ地域:Q.b.A.:08)\1320
(4)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:黄金色に近い、濃いめのイエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、輝きのある

【香り】
豊かさ:最初はしっかりと感じられる
特徴:リンゴ、蜜、すもも、クリーム、ヴァニラ、ミントっぽいハーブ香、石灰のようなミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、少し熟成感がある

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:まろやか、爽やかな
バランス:まろやかで、ふっくらしている
苦味:コクを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃厚な)

【評価】
優しい穏やかな飲みくちで、ふっくらと厚めのボディ。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
中庸

【判定】
黄金色に近い、濃くて、輝きのある外観。

香りはリンゴの印象が特徴的。
ミネラルやヴァニラ。
上品で、しっかりした印象。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。

味わいは、とろとろしたネクターのような優しい飲み口。
穏やかなフルーツ感とスッキリした後味で、とても飲みやすい。
ほんのり甘さがあって、何となくドイツっぽい感じ。

ファイナルアンサーで、リヴァーナー
で、ピンポン

種っぽい感じがドイツワインらしいんですね。

【総評】
リンゲンフェルダー リヴァーナー 2008
LINGENFELDER RIVANER 2008

ドイツ:ファルツ地域:Q.b.A.
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リヴァーナー(ミュラー・トゥルガウ)

リカーランドトップで、1320円で購入。

とても飲み口よくて、後味も良いのですが、種のような印象と、ちょっと炭酸のニュアンスがあるので、そこが評価が分かれそう。

まあいわゆる、ドイツワインっぽさですね。

飲みやすいのですが、ちょっと単調?
飲み進むと飽きてくるタイプかもしれません。

今日の晩御飯は、チキンのトマト煮込み。
さすがに白だとイマイチ合わないメニューかも。

ショートパスタとか、サラダにも合わせてみたけど、あまりしっくりこない感じですね。

自家製パンには良く合いました。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
価格感はほぼ正解ですが、あまり好きなタイプではない、ということ。

飲む進むと単調になるかな、と思いながらも結構飲んでますね。

20年前にドイツワインブームがあって、そのころはよく飲んでましたね~。
ちょっと懐かしい感じ。

好き嫌いはあるかと思いますが、ほんのり甘くてフレッシュなワインが好きな人にはいいのでは。

■楽天ショップへのリンク

リンゲンフェルダー リンゲンフェルダー・リヴァーナ・クーベーアー [現行品] ドイツ/プファルツ/

※サイトより引用
ミッテルハートにあたる、ダイデスハイム村やフォルスト村の直ぐ北に位置するグロスカールバッハの村で、ワイングートを営んでいるリンゲンフェルダー家は、1570年代にファルツに移転してきたのが始まりです。以前はアイスワインやベーレンアウスレーゼまで造る個人生産者で、ロバート パーカー Jr.の「バイヤーズガイド5版」で5ッ星生産者として名を挙げられていました。現在は、アイスワインやベーレンアウスレーゼといったものは造らず、クリーチャー(生き物)ラベルに代表される買い葡萄を用いて瓶詰めしたアイテムなど、より日常飲むワインに軸足を移しています。彼自身が所有している畑と同じ土壌で、目の届いた畑仕事がされているかどうか把握しておきたいというこだわりが感じられます。土壌は、石灰が混ざった粘土(レス)。レスは火山灰で、パウダーのように軽く、スポンジのように保水します。樹と樹の間を1列毎に掘り返しています。肥料にはオーガニックとそうでないものを使用。ボルドー液(殺菌剤)、防虫剤、除草剤は使用せず、フェロモンを使っています。自分の魂と土地の伝統を反映したワインを造りたいという考えから、酵母は天然酵母のみ使用しています。必要成分を除いてしまうので、清澄はしません。タンクは品種、特徴の違いによって分けるため、600L~10,000Lまで10種類近くを所有しています。
リヴァーナーは、ミュラー トゥルガウの別名です。花のようなやさしい香り、そして柔らかくまろやかなおいしさが広がります。葡萄品種の良さが良く表れた上品な味わいを楽しむことが出来るワインです。

2012/11/01

ジャン・リヴァル ルージュ NV

ジャン・リヴァル ルージュ NV
ジャン・リヴァル ルージュ NV
JEAN RIVAL ROUGE NV

フランス:vin de la Communauté européenne(EU構成国の複数のブドウを使用)
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明(ヨーロッパの代表品種を使用)

ローソンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:赤い果実、なめし革、硫黄、ケミカル、ややカラメル
香りの印象:かなり弱い

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):セック
酸味:シャープ、尖った
バランス:ライトで、スレンダー
タンニン分:軽め、後味に強く残る
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ、ややスパイシー

【評価】
ライトでドライ、すっきりとしたまとまり。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
白がちょっと傷んだ印象だったので、赤も期待してなかったのですが、ライトながらスッキリとしたまとまりで、悪くありません。

シャープでキリッとした印象で、バランス良くまとまってますね。

後味がスッキリしているので、ワインだけでもグラスに手が伸びます。
ちょっと平日に飲むには危険なタイプかも。

今日の晩御飯は、コンビニのチキンカレー。
ちょっと甘口。

このワイン軽めなので、カレーだとさすがに負けるのですが、裏でグッと支える感じがあります。
少なくとも、口をサッパリしてくれる、という点では、良く合いますね。

このワイン、食事に合わせると、スッキリした感じが活きてきて美味しくなります。
ちょっとクールな印象があって、ワインの温度をあまり気にせずに飲めるタイプですね。

スッキリと飲みやすいので、カレーにはいい取り合わせかもしれません。
飲み過ぎて酔っちゃうのが要注意。

食事が終わって、ワインだけになると、ちょっと寂しいですね。

ちょうどあった、ミルキーホワイトチョコレートに合わせると、近づくけど離れる、近づくけど離れる、を繰り返すような感じ。
合う要素と、合わない要素が両方あるみたい。

ピーナッツに合わせると、ワインが主張するけど、最終的にピーナッツが勝つ、みたいな合い方。

このワイン、嫌味はないんだけど、なんか、素っ気無い感じが強いかも。
ワインだけだと、やっぱり、ちょっと何かシンプル過ぎますね。

時間が経つと、カラメル香が強くなってきました。

ライトなタイプが好きだったら、ワンコインワインとしては悪くないと思います。
特筆する魅力って点ではイマイチ足りませんが、そつなく美味しい感じですね。

■関連リンク(ローソンのワイン)

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