2012/11/09

ヴィラ・モリーノ ソアーヴェ・クラシコ 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

ヴィラ・モリーノ ソアーヴェ・クラシコ 2011
(1)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(2)ガルガネーガ70~90%、トレッビアーノ・ヴェロネーゼ10~30%(伊:ヴェネト州:DOCソアーヴェ:11)\880
(3)シャルドネ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかった、淡いイエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きの弱い、若々しい

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:リンゴ、シードル、幸水のような梨、グリーン香、ややヴェジェタル
香りの印象:やや閉じ気味?第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:まろやか、強め
バランス:まろやかで、ふくよか
苦味:コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(落ち着きのある)

【評価】
やや複雑性があり、ボディはふくよか。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
中庸

【判定】
かなり淡い色合いからは、ソアーヴェかソーヴィニヨン・ブラン。

香りは、シードルのようなちょと酸化をイメージさせる香りが強い。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。
複数品種のブレンドのペイ・ドックか、ソアーヴェ。

味わいは、ややふっくらしているが、ちょっと力のない品種の印象。
アルコールがやや浮き気味。

後味がギスギスした荒れた感じがあって、これは何となくガルガネーガのイメージ?

ファイナルアンサーで、ガルガネーガ
で、ピンポン

ソアーヴェって、シードルっぽかったかな?

【総評】
ヴィラ・モリーノ ソアーヴェ・クラシコ 2011
VILLA MOLINO SOAVE CLASSICO 2011

イタリア:ヴェネト州:DOCソアーヴェ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルガネーガ70~90%、トレッビアーノ・ヴェロネーゼ10~30%

グルメシティで、880円で購入。

軽いような、重いような、何とも微妙なバランス。

まろやかなアタックだけど、後味はちょっと荒れた感じ。
アルコール度は弱そうだけど、後味にアルコール感が残る。

でもちょっと冷蔵庫で冷やしてみると、しまった感じが出てきました。

今日の晩御飯は、カニ玉と揚げ餃子。

どちらも合わなくはないけど、フィット感はイマイチ。

やっぱり洋食向きですね。
後味の苦味が強いからかな?

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
まあ、ほぼ正解。
1000円前後の品質感ですね。

食事が終わって、ワインだけになっても問題ありません。

後半慣れてきたのか、だんだん良くなってきました。
香りはイマイチなんですよね、ちょっと生臭い感じ?

ピザポテト味のポテトチップスがあったので、合わせてみると、なかなか良い感じです。
やっぱり、トマトソースのピザとかパスタに良く合いそう。
スナック菓子でも、飲み会感覚でいけます。

このワイン、880円って価格が微妙ですね。

カジュアルに飲むなら680円くらいで、食事にあわせて飲むなら980円くらい、っていう価格帯のイメージがありますが、このワインは食事に合わせるには、ちょっと軽い感じだし、カジュアルに振り切った感じでもないし、なんか微妙。

最初に感じた、中途半端な印象がやはりずっと続いてます。

いつまでたっても性格の分からない、クラスメートって感じ?
何かとっつきにくい。
悪くないんだけど、とっても良いって感じでもない。

でも、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランにはない個性を持っていることは確かです。

もうシャルドネ飽きちゃった、みたいな人にはいいかも。

最後の方はまた良くなってきました。
ちょっとネクターっぽいとろみのある口あたりに、フレッシュ感。

後味に強めの苦味が残るのが、評価の分かれるところでしょうか。

結局最後まで、良く分からないワインでしたが、何か気になる1本です。

■輸入元のコルドンヴェールのページより

ヴィラ モリーノ ソアーヴェ クラシコ

※サイトより引用
イキイキとしてバランスのとれた酸味による爽快なフィニッシュ。トロピカルフルーツのヒントとミネラルの特徴が新鮮で、生き生きとして、また同時にソフトに口に広がります。アペタイザーとして、あるいは魚料理や繊細なソースを添えた肉料理と一緒に。
適温:11℃

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

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