目玉おやじヌーボー 2012
Medama Oyaji Nouveau 2012
日本:山梨県大月市
アルコール度:11%
ブドウ品種:山梨県産甲州100%
町田の蔵家さんで、1200円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほぼグレーの、淡いイエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや薄め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きの弱い、若々しい
【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:酵母、アルコール、日本酒の印象、たばこ、白い実の果実
香りの印象:酵母の印象が強め
【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:おだやか
バランス:軽めだが、アルコールが浮いた印象
苦味:控えめ
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティな日本酒
【評価】
残糖を多く残した新酒だが、飲み口は鈍調。
【供出温度】
8-11度
【グラス】
小ぶり
【総評】
最近、こういった甘くて重い甲州って少なくなってきましたが、とても昔を感じさせる味わいです。
香りがほぼ日本酒?
酵母で香りを出しているような感じでしょうか。
フルーツ感は弱めですね。
口に含むと、最初のアタックは、酸味がピリッとした爽やかさがあるのですが、その後、甘さが重い印象に変わって、後味はちょっとエグ味が残る印象。
それから、ちょっとブショネというか、カビっぽい香りがふっと香るのが気になります。
新酒だし、スクリューキャップだし、明らかにブショネでは無いのですが。
今日の晩御飯は、合い挽きのカレー。
カレーって、意外と甘口の白に合うんですよね。
合わせてみると、お互いに高め合うって感じじゃありませんが、カレーも、ワインも両立します。
つけあわせのクリームコーンスープには、フィットしました。
甘みのあるワインって、なんだかんだで、食事に合わせやすいですね。
食事があると、ワインの欠点が隠されるのですが、ワインだけになると、やっぱりかび臭い??
なんでしょう、この香りは。
時間が経つと、だんだん印象が変わってきたね。
ヒンヤリ感が出てきたというか。
香りも、ちょっとメントールの印象が出てきて。落ち着いてきました。
重さが払拭されて、後味がチャーミングな果実感に変わってきたような。
酔っ払ってるせい?
ひょっとすると、このワイン、新酒だけどデキャンタージュとかするといいのかも。
最後まで、ふっと香るカビっぽい感じが抜けず、あまり人には勧められないけど、話題性としては面白いのではないでしょうか。
■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)
2012/11/20
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