2012/11/03

コモロコ モナストレル 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

コモロコ モナストレル 2011
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)マスカット・ベーリーA(日本:長野産:NV)\980
(4)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる。
特徴:香木のようなグリーン香、血液、燻製肉、たばこの葉、スパイス、カシス、少しヴェジェタル
香りの印象:木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、しっかりしている
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:穏やかだが、後味に強めに残る
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
濃いながらも、スッキリとチャーミングなフルーツ感がある。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
相当濃い外観で、若々しい。
マスカット・ベーリーA以外は候補。

香りは、ガリーグのような南仏のイメージ。
グリーン系の印象が強いので、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。
でも、この中には南仏もカベルネ・ソーヴィニヨンもない。
スパイシーさが、あるのでシラーズが一番近い。

飲み口は、香りとはまったく印象が違って、スッキリとしてて、チャーミングなフルーツ感。

甘みとフルーツ感はシラーズ。

ファイナルアンサーで、シラーズ
で、ブー

スペインのモナストレルでした。

【総評】
コモロコ モナストレル 2011
comoloco monastrell 2011

スペイン:地中海地方:DOフミーリャ
アルコール度:15%
ブドウ品種:モナストレル

リカーランドトップで、1150円で購入

モナストレルは、青臭くて鉄サビ、ってのが個人的な印象ですが、ネタバレしてみると、まさに青臭さと鉄サビの印象があります。

青臭くて鉄サビっていうと全然美味しそうじゃないですが、このワイン、とってもいいですね。

優しくてすっきりした、チャーミングなフルーツ感があって、後味はしっかりタンニンが締めるので、ワインらしさも楽しめます。

最初の飲み口のフルーツ感と、後味をキュッと締めるタンニンのアンバランス感が一つの個性になってるみたい。

飲み口がいいので、ワインだけでスイスイ飲んじゃいますね。
これは美味しい。
ちょっと幸せな感じ。

今日の晩御飯は、チキンのトマト煮込み。
基本的には問題ないけど、ちょっとフルーツ感が浮いた感じがあります。

でもまあ、ワイン自体が美味しいので、問題なし。

食事が終わって、ワインだけになっても美味しく飲めます。

カミさんに価格感を聞いたら、1980円。
1150円と伝えると、それはお買い得感あり、という返答。

口当たりもいいし、フルーツ感も嫌味が無いし、いいまとまりですね。

ただこのワイン、アルコール度が15度もあって、飲み口の印象と全然違うので、気が付くと相当酔っ払ってます。
いやいや、こんなに軽く感じる、アルコール度15%のワインって初めてですね。

とまあ、さんざんほめておきながら、個人的には、ちょっとフルーツ感が強すぎるかな~。
好みの問題になりますが、個人的には、もうちょっと深みが欲しいというか。
樽の印象もちょっと強すぎるような気がします。

ただ、1000円ちょっとだったら、コストパフォーマンスは高いですね。
基本的には良いワインだと思うので、一度試してみることをオススメします。

■楽天ショップへのリンク

コモロコ[2011]年・D.O.フミーリャ(モナストレル100%)・ワインアドヴォケイト88点獲得ワイン・オロワインズ元詰(ジル家元詰)COMOLOCO [2011] D.O.Jumilla (Monastrell 100%) Orowines

※サイトより引用
スペイン・辛口赤ワイン愛好家大注目!今や世界的な注目をDOフミーリャに向けさせた(旧来のフミーリャのイメージを刷新の)立役者となった生産者“フラン・ヒル”!「ワインアドヴォケイト誌」で極めて高い評価を受け、スペインワインファンの心をつかんだフアン・ヒルが手掛けるブランドがこの“コモロコ”!(「Mad」とか「Crazy」という意味)もちろんワインメーカーもボデガス・フアン・ヒルと同じバルトロ・アベリャン氏!この樹齢25~30年の古木のモナストレル100%で造られる“コモロコ”の[2010]年ヴィンテージでワインアドヴォケイト誌#195で88点の高評価!フレッシュフルーツのフローラルなアロマ!ミネラル感のある熟したチェリーの香り!豊かな果実のフレーバーと甘くエキゾチックなスパイスが口いっぱいに広がります。口に含むとフレッシュでバランスのとれたタンニンが心地よく感じられます。キャップシールやエチケットに描かれたかわいいデザインと抜栓後すぐに溢れる果実味とフルボディな味わいは、レストランさまのボトル売りにも最適です!
発酵前に、8℃でプレマセラシオンを2日間行います。発酵、熟成ともにステンレスタンクで行います。熟成は4 ヶ月間、ボトリング前に軽くフィルターをかけます。
フローラルなアロマと共に、ミネラルの奥から熟したチェリーの香り。豊かな果実のフレイバーと甘くエキゾティックなスパイスがいっぱいに広がります。
口に含むとフレッシュで、バランスのとれたタンニンが心地よく感じられます。

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