2012/11/04

マンズワイン 長野ベーリーA NV (ブラインドテイスティング:当てる)

マンズワイン 長野ベーリーA NV
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)マスカット・ベーリーA(日本:長野産:NV)\980
(3)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:落ち着いた黒っぽいルージュの、やや濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着いた色調、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:キャンディ、カラメル、やや腐臭?、ちょっと佃煮、和風の何ともいえない香り
香りの印象:酵母の香りが個性的?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:柔らかい
バランス:軽くて、心地良い
タンニン分:控えめ、サラサラした
アルコール度:弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(個性的な)

【評価】
ライトで飲みやすいが、香りが個性的で、やや悪臭系が強い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
底がはっきり見えるくらいの透明感。
この中ではマスカット・ベーリーA。

香りはとにかく独特。
佃煮というか、醤油や果実を煮詰めたような、不思議な印象。
ちょっと腐臭というか、糞尿系というか、いやな感じがある。

味わいは、ライトで、すっきり飲みやすい。
ただやっぱり香りがちょっと悪い。
動物小屋のような嫌な感じがある。

こんな特殊なワインは、マスカット・ベーリーA以外には無いだろう。

ファイナルアンサーで、マスカット・ベーリーA
で、ピンポン

ブラインドは当たったけど、ちょっとこれはハズレかも・・・

【総評】
マンズワイン 長野ベーリーA NV
MANNS WINES NAGANO MUSCAT BAILEY A NV

日本:長野産
アルコール度:11%
ブドウ品種:長野産マスカット・ベーリーA 100%

リカーランドトップで、980円で購入。

軽くて飲みやすいのはいいのですが、とにかく香りがダメ。
いわゆる臭い感じです。

時間が経つと変わってくるかもしれませんが、第一印象は、1本飲めないかも、ってくらい。

グラスをくるくる回して、強制的に香りを飛ばしていったら、だんだん悪臭系の要素は減ってきました。

慣れてきただけかもしれませんが、別のワイン開けないとダメかな、ってほどではなくなってきました。

今日の晩御飯は、豆腐入りのふわふわ肉団子。
揚げたてのものを何も付けずに合わせると、表面の香ばしい感じと、豆腐が入って肉の印象が和らいでいる感じが良く合いました。

クリームソースの野菜煮もあったのですが、それも何となく合います。

このワイン、軽めで優しい味わいなので、いろいろな料理に幅広く合いそうです。
特に和食には良く合いそう。

筑前煮とか良さそうですね。
焼き物よりも煮物系が合いそう。
肉じゃがとかでも合いそうです。

最初に感じた、悪臭系の香りはだんだん落ち着いてきました。
悪臭転じて、香りに深みを与える感じになってます。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
980円と伝えると、それは安いという評価。

とっても良い、って感じではないのですが、1000円弱の日本のワインとしては、健闘してます。

でも、個人的には、あえてまたリピートしたい、というほどではないかな。

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