2016/07/31

デ・ボルトリ DB トラミナー リースリング 2014

デ・ボルトリ DB トラミナー リースリング 2014
デ・ボルトリ DB トラミナー リースリング 2014
De Bortoli DB Traminer Riesling 2014

オーストラリア:ニュー・サウス・ウェールズ州リヴェリナ地区
アルコール度:12%
ブドウ品種:トラミナー70%、リースリング30%

リカーランドトップで、税抜き695円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ライチ、柑橘系、青りんご、菩提樹、キンモクセイ
<香辛・芳香・化学物質>ハリのあるミネラル、香木
香りの印象:アロマティック、爽やか

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖
酸味:しっかりした、爽やか
苦味:穏やか
バランス:溌剌とした、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
甘みのある柑橘系の果実

【評価】
残糖多めで甘みが強いが、フレッシュでフルーティ、爽やかなまとまり・

【供出温度】
7度以下 甘くてフルーティなのでしっかり冷やしてカジュアルに楽しむ

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかったイエローで、金属質な輝きがあります。

香りはアロマティックで、ライチ、柑橘系、青りんご、南国系果実、菩提樹からキンモクセイ、グリーン系ハーブ、香木など、華やかで複雑性があります。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、フレッシュな果実感と甘み、しっかりした酸味がじわっと広がり、ふっくらしたボディと穏やかな苦味が支えて、軽いえぐ味を残したジューシーなフィニッシュ。

かなり甘みが強めで、分類では「やや甘口」くらいに入りそうですが、ベタベタした感じは無くて、後味はスッキリと爽やか。
ワインとして、というよりは飲み物として美味しいですね。
女子ウケしそうなパーティ向きのワインです。

最近はゲヴュルツトラミネールを使った、華やかで爽やかなワインが増えてきていますが、このワインが使用している「トラミナー」はゲヴュルツトラミネールの原品種。
地域によっては、ゲヴュルツトラミネールの別名としているところもあるようなので、ほぼゲヴュルツトラミネールってことでしょうね。

いやー、このワインいいですね。
難しいことは考えないで、感じたまま素直に楽しもうよ、って感じです。

華やかな香りと、ちょっと炭酸を含んだフレッシュな味わい、幸せ感のある果実味が広がって心地よいフィニッシュ。
飲んでて、ニコニコするような味わいですね。

今日の晩御飯は「うな丼」。
角上魚類で買ってきた、ちょっと美味しいやつです。

蒲焼きのタレって甘いので、このワインも自然と馴染んで、果実感をアクセントで加えてくれるような合い方ですね。
悪くはないのですが、うな丼を楽しもうとすると、ちょっと邪道かも。

いろいろなおつまみとの相性も良くて、いろいろなシーンで活躍しそう。
主張は強めなのですが、香りも甘みもナチュラルだからでしょうか。

ワイン通の方にはオススメしませんが、何か美味しいワイン無い?って聞かれたらこのワインを紹介しそうです。
コノスルのゲヴュルツトラミネールよりは、甘口で軽めの印象でしょうか。

デ・ボルトリのワイン、いいですね~。
オーストラリアのコノスルって感じでしょうか。

気分の上がるパーティワインをお探しの人には是非とも薦めたいですね。
また買ってみたいワインです。

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デ・ボルトリ・DB(ディービー)・トラミナー・リースリング[2015]年・デ・ボルトリ社・ベルリンワイントロフィー金賞受賞・ゴールドメダル受賞De Bortoli DB Traminer Riesling [2015] De Bortoli

※サイトより引用
デ・ボルトリは1928年創業の名門ワイナリー。低価格ながら品種の特徴を最大限に活かした自然な味わいのワインを得意としています。
充実したテーブルワインのラインナップの中でもこのディービーシリーズは超オススメ。
ワイン王国で超特選ベストバイワイン★★★★★5つ星評価(シラーズ/カベルネとセミヨン/シャルドネ)獲得や、個人でも高評価獲得の超人気DBシリーズに新セバージュ!トラミナー・リースリングが新登場!ワインが苦手な方にも喜んでいただけるやや甘口白ワイン!このワインでベルリンワイントロフィー2015金賞受賞!
ニュー・サウス・ウェールズ州リヴェリナ地区で収穫されたトラミナー70%、リースリング30%で造られる、トラミナーのスパイシーで甘い香りやバラの花びらの様な香りと、リースリングの柑橘系の香りが一体となっている!エキゾチックでみずみずしい華やかな香り!新鮮な柑橘系果実とキレイな酸がバラやムスク、ライチのような豊かな香りを引き立てる!まさに“旨安ワイン”の名に相応しい究極オーストラリアやや甘口白ワイン!
夏に人気のカレーやスタミナ料理・中華・エスニック・魚介・フルーツなどに良く合います。
1000円以下のおすすめワイン

2016/07/30

リガール・レ・テラス カオール 2014

リガール・レ・テラス カオール 2014
リガール・レ・テラス カオール 2014
Rigal Les Terrasses Cahors 2014

フランス:南西地方:A.O.P.カオール
アルコール度:12%
ブドウ品種:マルベック、メルロー

イオンで、1058円で購入。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチの、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ピーマン
<香辛料・芳香・化学物質>ケミカル、還元的、血液、スパイス
香りの印象:温度が低いせいもあって、閉じている印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:爽やか、やさしい
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートでドライ
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃縮感はあるけど、ドライでスマート

【供出温度】
14-16度 ドライでスマートだけど、ベースがしっかりしているので温度やや上げた方が飲みやすそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
少し閉じた印象があるので、デカンタージュした方が飲みやすくなるかも

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは、温度が低いこともあり閉じていて還元的、血液やスパイスの印象がありますが、温度が上がってきてもあまり変わらなさそう。

味わいは、スムーズなアタックから、濃縮感のある果実がやや重い感じでじわっと広がり、残糖少なめのドライで、えぐ味のある乾くフィニッシュ。

カオールのワインは、「オーセロワ(70%以上)」「タナ」「メルロー」が使われますが、オーセロワは「コット」あるいは「マルベック」と呼ばれる品種ですね。
最近は、「マルベック」の呼び名が一般的になってきたからか、ラベルにも「MALBEC」と表記されています。
黒ワインと呼ばれて、昔は下流にあるボルドーワインの色付け用として使われていたとも言われていますね。

今日の晩御飯は、自家製のハンバーガー。
パンズはマフィンです。

野菜が入っているので肉感が薄まって、ワインが勝ってしまいます。
おつまみのビーフジャーキーも馴染みません。

赤身の塊肉をグリルしたような、シンプルな肉料理が合いそうですね。

時間が経ってもドライで素っ気なくて、普通の家庭料理を合わせるのはちょっと難しそう。

ワインだけだとちょっと飲みにくくて、ちょっと扱いにくいタイプかもしれません。

今日はガッツリ肉料理、みたいなときは良いのかも。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/07/29

モンテマール ロゼ 2015

モンテマール ロゼ 2015
モンテマール ロゼ 2015
MONTEMAR ROSE 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール、ソーヴィニヨン・ブラン

イオンで、518円で購入。

※ロットによって差があるようで、9月19日の追記があります。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:オレンジがかった、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては淡め
粘性:弱め
外観の印象:若々しいが少し地味な印象

【香り】
第一印象:弱い
特徴:
<果実・花・植物>かすかにスイカのような果実香
<香辛料・芳香・化学物質>かすかに酵母の印象
香りの印象:極端に弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:おだやか、後から酸っぱさが出る
タンニン分:ロゼとしては強め
バランス:水っぽい軽さ
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
水っぽい果実感

【評価】
水っぽいくらい軽くて、変な酸っぱさと収斂性があり、バランスが悪い

【供出温度】
7度以下 バランスが悪いのでしっかり冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は淡く、オレンジがかったサーモンピンクのロゼで、輝きが弱く地味な印象。

香りは閉じているのか、ほとんど感じられず、スイカのような水っぽい果実感と、少し酵母の印象。

味わいは、水っぽいくらい軽いアタックから、無表情な弱い果実感があり、その後キツめの酸味と収斂性のある苦味が出てきて、えぐ味のあるフィニッシュ。

第一印象は、ちょっと残念な感じですね。
水っぽいし、バランスが悪い。

冷蔵庫でキンキンに冷やしていたので、温度が上がると少し変わってくるかな?

今日の晩御飯は、「豚肉と茄子の旨煮」と「ゴーヤの天ぷら」。

食事に合わせると、捨て身の合い方をしますね。
仰向けになっておなかを出している子犬みたいな、完全服従のイメージというか、まったく食事の邪魔をしないので、お茶のように合います。

「ゴーヤの天ぷら」は、後味の苦味がワインに合わないものの、それでも何となくサポートしてくれます。

第一印象は、無表情で無口で得体のしれないやつ、って感じでしたが、飲み進むと意外と社交性があって良い奴みたいな印象に変わってきました。
おつまみの「揚塩ピー」も大人しく後をついていくみたいな感じで合います。

食事に合わせると、少し活きてきましたが、食事が終わってワインだけになると、やっぱり水っぽくて味気ない。

ロゼって人気無いですが、これ飲んだら誰もロゼは美味しいって言わないでしょうね~。
これはオススメできません。

<2016年9月19日追記>

一度買ったのを忘れてて、同じワインをまた買ってきてしまったのですが、今回は前回のような水っぽさはありません。
これはロットの差なんでしょうか?

外観は淡めの、オレンジがかったサーモンピンクで、キレイな輝きがあります。

香りはしっかりしていて、アセロラのような果実、グリーン系のハーブ、張りのあるミネラル、などやや複雑性があります。

味わいは、優しいソフトなアタックから、じわっと穏やかな果実感と甘みが広がって、ややふっくらしたボディが続いて、軽い渋みのジューシーなフィニッシュ。

これは普通に美味しいワインで、前回とまったく違いますね。

前回と条件が違うのは、温度高めで飲み始めたからという違いはありますが、とはいえ、こんなには違わないですよね。
やはりロットの違いなんでしょうね。

買ったお店は一緒だったので、造られた時期によって変わったって事でしょうね。
ロゼがあまり動かないお店は、初回の美味しくなかったバージョンが残っているかもしれません。

ワインだけで、どんどん飲んでしまいますね。
これだったら常備しておきたいくらいです。

また買って飲んでみたいと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/07/27

スタイルワン オミレン 白 NV (2016年購入)

スタイルワン オミレン 白 NV
スタイルワン オミレン 白 NV
Style ONE OMILEN Vino Blanco NV

アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:13.3%
ブドウ品種:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン

サンクスで、512円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:やや鼻を突く感じ
特徴:
<果実・花・植物>実の固い梨、白い実の果実、種の印象
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、小石のようなミネラル
香りの印象:ケミカル、やや還元的?

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、やや荒い
アルコール:強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
固くて酸っぱい果実

【評価】
ドライでや固い味わい、苦味が長く残る。

【供出温度】
7度以下 ドライで甘みも弱いので冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかったイエローで、ギラギラした輝きがあります。

香りは、硫黄やケミカル、固くて酸っぱい果実、果実の種、小石のようなミネラル、時間が経つとバタークッキーのような香りが出てきました。

味わいは、ややキツめのアタックから、控えめの果実感と尖った酸味が広がり、甘みは少なめのドライで、苦味が残るフィニッシュ。

以前飲んだ時は、かなり苦味が強い印象でしたが、今回もやはり少し苦味が残りますね。

今日の晩御飯は、冷凍の「ボンゴレビアンコパスタ」と「枝豆」。

冷凍食品のパスタとは、いいバランスで合うみたいです。
ワインが勝ちますが、料理をサッパリしてくれて、苦味でキュッと締める感じ。

「枝豆」に合わせると、ワインが完全に勝って食事の後味が残らないので、ちょっともったいないですね。

おつまみの「揚塩ピー」は塩気と苦味がケンカしますが、最終的には和解するような合い方をします。

自宅で合わせるなら、魚介やトマト系のピザとかパスタでしょうか。
気分が上がるタイプじゃないのと、ラベルデザインも良くないので、パーティワインとしてはイマイチ。

人に例えると、無表情でビジネスライク、固くて真面目なサラリーマン、って感じ?

冷蔵庫に入れておけば、次の日に飲んでも大丈夫でした。
ちょっと酸っぱくなっているものの、全体的にまろやかになっている感じです。

あれこれ文句言ってますが、この価格だったらリピートしてもいいかも。

■関連リンク(サークルKサンクスのワイン)


2016/07/26

アナケナ バードマン カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

アナケナ バードマン カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
アナケナ バードマン カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
Anakena Birdman Cabernet Sauvignon 2015

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、税抜き598円で購入。

【外観】
清澄度:少し濁った
輝き:やや弱め
色調:若々しいが少し落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しいがやや地味な印象

【香り】
第一印象:少し鼻を突く感じ
特徴:
<果実・花・植物>プルーン、干しブドウ、タバコ、茎っぽいグリーン香、
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、血液
香りの印象:やや還元的?ケミカルな印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:優しい、やや控えめ
タンニン分:溶け込んだ、やや控えめ
バランス:軽めで穏やかなバランス
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ジャムのような果実感

【評価】
ライトながらポートワイン的な果実感と甘みがあり、穏やかなまとまり。

【供出温度】
10-13度 軽いけど、ふんわりと穏やかな印象なので、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若いけど落ち着いた色調の濃いガーネットで、輝きは弱めで地味な印象。

香りは、硫黄やケミカルの鼻を突く感じがあって、プルーンや干しぶどう、タバコ、茎っぽいグリーン香など、ちょっと還元的?

味わいは、軽めのアタックから、濃縮感のある果実と甘みがふんわりと広がり、おだやかな酸味とタンニンが静かに続いて、甘みと果実感の余韻があるフィニッシュ。

香りは良くないですが、飲み口は穏やかで平和な感じがあって、悪くないですね。

今日の晩御飯は「チキンソテー和風ソース」。
ご飯がすすむように味付けが濃いめなので、塩気と渋みがケンカします。

ただ、穏やかな味わいなので、食事の合間にアクセントで飲むのは悪くないですね。

おつまみで「ベビースターラーメンおつまみ黒こしょう味&カシューナッツ」に合わせると、ラフな感じで馴染みます。

このワイン、家庭料理との相性が良さそうで「角煮」「筑前煮」「生姜焼き」「ハヤシライス」「カレー」「佃煮」「回鍋肉」「ポークチャップ」とか合いそうです。

このワイン、穏やかで内気な感じに見えて、実はやり手なビジネスマンって感じもしますね。

穏やかだけど国産ワインよりはワインらしさがあって、飲み進むとだんだん良さが出てきます。

人に例えると、穏やかでボーっとしてるけど、人に好かれて、ともだちの多い若い男子みたいな。

最初はどうかと思ったけど、なかなかいいワインではないでしょうか。
いろいろな料理に合わせてみたくなりますね。

<3日目>

開けて2日後に「ハヤシライス」に合わせみましたが、ちょっと酸っぱくなってるものの、静かに寄り添うような馴染みのいい合い方をします。
カベルネ・ソーヴィニヨンって主張強めのワインが多いですが、このワインは周りに気を使って優しく融合する感じですね。

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アナケナ ヴァラエタル・シリーズ

※サイトより引用
アナケナ ANAKENA
アンデス山脈の麓、ラベル・ヴァレーの地で、幼なじみであるフェリペ・イバニェスとホルヘ・ギタレスがアナケナ・ワイナリーを創設しました。 最高級の品質を追求す為に、彼らは世界中のワイン産地を巡り、ワイン造りの文化や技術を吸収し、この遠く離れた、しかし恵み多き土地からどんなワインを生み出すことが出来るかを見極めたのでした。 そして1998年、最初のブドウ畑がつくられました。 今日、アナケナ・ワイナリーはカチャポアル・ヴァレー、サン・アントニオ・ヴァレーのレイダ、そしてコルチャガ・ヴァレーのチェロ・ニンケンに畑を所有しています。 当時、ワイン生産地としては、レイダとニンケンはほとんど未知の土地でしたが、最初の商品が出荷されたとき、その際だった品質と個性は、世界中のワイン狂を驚かせました。 現在、アナケナのワインは世界32ヶ国に輸出されており、手厳しいワイン専門家からも絶えず賞賛を受け続けています。
麦ちゃんテイスティングコメント (2014年2月22日試飲)
プラムのジャム、アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、キャンディー、黒糖、植物の茎などを思わせる青味の要素、胡椒などスパイス香などを感じます。口の中に程よい濃縮感のある果実の旨味が広がります。適度な酸を備えメリハリがあり、程よいタンニンを感じますが尖ったところはありません。ミディアムボディーですが力強さも備えたヴィンテージと言えます。余韻は中庸で、果実の旨味と共に、スパイスの風味、僅かに収縮するタンニンや苦味の要素が現われます。程よい濃縮感のある果実の旨味が広がるミディアムボディーですがスパイシーで力強さも備えた1本です。
1000円以下のおすすめワイン

2016/07/24

バロン・ド・レスタック ボルドー ブラン 2014

バロン・ド・レスタック ボルドー ブラン 2014
バロン・ド・レスタック ボルドー ブラン 2014
CASTEL BARON DE LESTAC BORDEAUX BLANC 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン

イオンで、1166円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>熟した果実、マーマレードやコンポート、菩提樹
<香辛・芳香・化学物質>樽香、バタークリーム、少しペトロール香
香りの印象:木樽のニュアンスが強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかな、ねっとりした
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
木樽の印象が強めに残る

【評価】
樽香の強いワンクラス上の香りだけど、味わいは優しく穏やかで飲みやすい

【供出温度】
11-14度以下 しっかりした香りでねっとりした飲み口なのでちょっと温度高めで楽しみたい

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは樽の印象が強く、スモーク、バタークリーム、熟した果実、マーマレードやコンポート、時間が経つと石油香のようなミネラルの印象が強くなります。

味わいは、軽めのアタックから、控えめな果実感と優しい酸味がふんわりと広がり、上品でスレンダーなボディが心地よく続いて、そのまま穏やかなフィニッシュ。

久しぶりに飲むバロン・ド・レスタックですが、こんなに良かったかな?
ニューワールドには出せない伝統産地の貫禄というか、しっかり自己主張がありながら、優しく飲みやすくて、上品で包容力があります。

今日の晩御飯は、ハマチの刺し身と、アジの干物のマリネ。
マリネも刺し身もフィットはしませんが、それほど悪くない感じ。

ワインの香りが強いものの、飲み口が穏やかで優しいので、意外と和食との相性も悪くなさそうですね。

おつまみのナッツは、ウィスキーの水割りと合わせるような感じで、ワインらしくない雰囲気になります。

過去、2009年、2011年を飲んだ時は、樽香が強く酸化したような酸味が特徴と記録していますが、今回は、酸化したような印象はありません。
酸はしっかりしていますが、フレッシュで穏やか、全体的にまろやかになってますね。

人に例えると、髪型もスーツもピシっとキメたイケメンだけど、実はフレンドリーで優しい、って感じでしょうか。

家庭料理との相性はもう少し試してみたいですね。
このワイン、オススメです。

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バロン ド レスタック ボルドー ブラン750ml[likaman_BDS]

※サイトより引用
ヨーロッパ最大のワイン・グループ「カステル社」の自信作。
お値段以上のクオリティ、ワンランク上のボルドー!!
「バロン・ド・レスタック」は、テーブルワインを大規模に手がける「フランスNo.1のワイン会社」カステル社が生み出したA.O.C.ボルドーのワインです。
カステル社は1960年台から、ボルドーでシャトーの経営も開始し、現在では13シャトーを所有しています。そのうち3シャトーがブルジョワ級に格付けされています。近年ではフランスだけにとどまらず世界中でワイン造りを行っています。
「バロン・ド・レスタック」は、フランス国内では非常に身近なブランドで、ボルドーA.O.C.ワインの中では売上No.1を誇ります。(IRI Secodip '05.1月データより)
赤ワインも白ワインも樽での熟成による、上品な樽の香りが魅力的です。また普段の食卓にも合わせやすい味わいと、気軽に楽しめるお値段がとても親しみやすいワインです。
食卓を美味しく演出する、まとまり重視の爽やかワイン。
ソーヴィニヨン・ブラン種由来の柑橘系の爽やかな香りと、すっきりした酸味、セミヨン種ならではの厚みに、オーク樽での醗酵によるバニラの香りが心地よい調和のとれた白ワインです。幅広い料理と合わせて楽しむことができます。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/07/23

プレシー・デュヴァル ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュル リー 2014

プレシー・デュヴァル ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュル リー 2014
プレシー・デュヴァル ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュル リー 2014
Plessis Duval MUSCADET Sevres et Maine sur Lie 2014

フランス:ロワール地方:A.O.P.ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)

イオンで、1058円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかったイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、小さな気泡がグラスの内側に付く

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、白い実の果実、白い花、ややナッティ、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>酵母、ミネラル、ハチミツ
香りの印象:開いている、シュール・リーの印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:強い、爽やか、リンゴ酸の印象
苦味:控えめ
バランス:シャープで溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
スレンダーでシャープ、爽やかでドライな味わい。

【供出温度】
7度以下 ボディも細身で酸味が強いので、しっかり冷やして爽やかに楽しむのが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、少しオレンジがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、ミネラルや酵母の印象が強く、柑橘系や白い実の果実、ハチミツ、グリーン系のハーブなど、爽やかな印象です。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな柑橘系の果実感と強い酸味がシャープに広がり、スレンダーなボディが続いて、軽い苦味のある素直な印象のフィニッシュ。

酸味がとても強くて、シャープな味わいですね。
マロラクティック醗酵をしないで、リンゴ酸が多く残っているような印象です。

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌのシュール・リーって、酵母の印象が強いタイプが多いですが、このワインはシャープな酸味があって、レモンをかじったような味わい。
強い酸味と果実感のバランスがとても良いですね。

グラスの中で温度が上がってきても、酸味がしっかりしているので爽やかさが続きます。

今日の晩御飯は、お祭りで買ってきた「焼き鳥」「タンドリーチキン」「やきそば」。

どれに合わせても、チューハイ的に良く合いますね。
おつまみのナッツにも良く合いました。

空けてから時間が経つと、やや力が落ちてきますが、家庭料理全般に幅広く合いそうなフレッシュで良いワインだと思います。

人に例えると、すっきりした面持ちで、行動的でポジティブ、真っ直ぐ真面目な青年って感じでしょうか。
夏向きのワインでオススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/07/22

メディアノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

メディアノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
メディアノーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
MEDIANOCHE CABERNET SAUVIGNON 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

マルエツプチで、645円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、底がしっかり見えるくらいの透明感

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>メントール、ガリーグ、杉
<香辛料・芳香・化学物質>シナモン
香りの印象:揮発性のあるスパイシーな印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:サラサラした
バランス:スマート、やや痩せた
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ややケミカルでスパイシー

【評価】
ライトですっきりした味わい、メントールの印象が強い

【供出温度】
10-13度 タンニンがしっかりしているので、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい鮮やかな色調のルビー色で、底がしっかり見えるくらいの明るさがあり、輝きもあります。

香りは、メントールの印象が強く、ガリーグ、杉、シナモンのような要素があり、スパイシーなまとまり。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、フレッシュな果実感としっかりした酸味がパッと広がり、その後をしっかりしたタンニンが締めて、ややえぐ味の残る辛めのフィニッシュ。

冷蔵庫で冷やし過ぎたかもしれませんが、後味にちょっとしびれるような苦味が残りますね。

今日の晩御飯は冷凍パスタの「チョリソーと赤ピーマンの赤のアラビアータ」。
結構辛いパスタですが、ワインを合わせると後味の苦味が辛さとぶつかってしまいますね。

冷凍の枝豆に合わせると、ワインが一人旅してしまい、まったく干渉せず。
薄皮付きの「揚塩ピー」に合わせると、ワインが勝つものの、まあ問題ありません。

低価格ですが、しっかりした肉料理が良さそうですね。
カレー、ハッシュドビーフ、ハンバーグ、焼き肉くらいの肉しっかり系の料理が合いそうです。

メントールの印象は、時間が経つとだんだん減ってきました。

人に例えると、自己主張強めでハキハキしていて、消防官とか警察官とかマッチョ系の若い男子のイメージでしょうか。
コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク(マルエツのワイン)


2016/07/18

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン 2013

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン 2013
ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン 2013
Robert Mondavi Woodbridge Sauvignon Blanc 2013

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、税抜き950円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>硬い実の白い果実、柑橘系、グリーン系ハーブ
<香辛・芳香・化学物質>貝殻っぽいミネラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖少なめのドライ
酸味:しっかりした強さ、爽やかな
苦味:穏やかな
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツのような柑橘系

【評価】
フレッシュで爽やか、ドライな味わいながら、余韻はちょっと重い

【供出温度】
7度以下 後味にアルコールの重さみたいなものが残るので、温度低めが良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、ミネラル感が強く、酸っぱい硬い実の果実や柑橘系、グリーン香、時間が経つと硝煙やウッディな印象も出てきます。

味わいは、ライトでスマートなアタックから、爽やかな果実感と強烈な酸味が一気に広がり、甘み少なめのドライで、強い酸味が支配的に続いた後に、軽いえぐ味のある乾く印象のフィニッシュ。

飲み始めはフレッシュで爽やかですが、フィニッシュはちょっと重さがありますね。
辛口で酸味も強烈、アルコールの重さも出てきて、全体的に重苦しさを感じます。

木樽の影響の重さなのか、アメリカのワインは苦手なのですが、このあたりは好みが分かれるところでしょうね。
樽香のしっかりした強いタイプが好きだったらこのワインは受け入れられると思います。

とまあ文句は言ってますが、決して悪いワインではありません。
品質感とまとまりは、さすがにモンダヴィって感じです。

ちなみに前回飲んだウッドブリッジのソーヴィニヨン・ブランは2005年ですが、その時の感想は
モンダヴィ不信の我が家でもこのワインは好印象。
この価格で、この品質だったら定番になる可能性あり。
暑い日にきりりと冷やして、サラダっぽいメニューに合いそう。
トマトの冷製パスタとか、カルパッチョとか。
と、好印象でした。

なるほど、ソーヴィニヨン・ブランだからアメリカワイン独特の重さが軽減しているのかも。
シャルドネは2002年以来飲んでないので、また今度飲んでみようかな。

今日の晩御飯はカツカレー。
合わせるとさすがにワインが負けてしまいますね。

すっきり抜ける感じはありませんが、しっかり受け止める安定感を持ってます。

ミックスナッツは水割り的な合い方をしますね。
やっぱりちょっとウィスキーっぽいんですよね~、水割りみたいな感じ?

良いワインだと思うけど、やっぱり好きなタイプではないかな~。
※あくまで個人の感想です

■楽天ショップへのリンク

ロバート・モンダヴィ・ウッドブリッジ・ソーヴィニヨ・ブラン[2015]年・ロバート・モンダヴィ・ワイナリー・カリフォルニアROBERT MONDAVI WOODBRIDGE Sauvignon Blanc [2015] 【モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン ブラン】

※サイトより引用
カリフォルニアワインの父、ロバート・モンダヴィのブランドの入り口となるウッドブリッジ。グレープフルーツやレモンを思わせる酸味の中にハーブに似た香りが加わり、歯切れがよく爽快な味わい。フレッシュでいきいきとした風味が魅力のワインです。
ローダイ地区で収穫されたソーヴィニヨン・ブラン、セミヨンを中心とした歯切れよく爽快な味わい。洋ナシ、シトラス、ピンクグレープフルーツ、キウイのキャラクター、ミネラル香などを感じます。
エスニック料理からアメリカ料理まで幅広く合い、特にアジア料理とは完璧な相性を見せます。
1000円以下のおすすめワイン

2016/07/17

ル・クラリオン・デ・ザンージュ コスティエール・ド・ニーム 2014

ル・クラリオン・デ・ザンージュ コスティエール・ド・ニーム 2014
ル・クラリオン・デ・ザンージュ コスティエール・ド・ニーム 2014
Le Clarion des Anges AOP Costieres de Nimes 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:A.O.P.コスティエール・ド・ニーム
アルコール度:14%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル

イオンで、1058円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいが落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、底がギリギリ見えないくらいの透明感

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>プルーン、干しぶどう、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>生肉、血液、鉄さび、オリエンタルスパイス
香りの印象:落ち着いた、開いた、ちょっと酸化熟成の印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:なめらかな、はっきりした
タンニン分:収斂性のある、溶け込んだ
バランス:スマートな、キューっと締まる感じ
アルコール度:強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
濃縮加熱されたぶどうジュースのような印象

【評価】
ライトでチャーミング、穏やかなまとまりながら、強く収斂性のある苦味がある

【供出温度】
14-16度 トロトロまったりした味わいなので、冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さがあるけど落ち着いた色調の濃いルビーで、輝きとツヤがあります。

香りは、プルーンや干しぶどう、生肉、血液や鉄さび、針葉樹やオリエンタルスパイスなどがあり、ちょっと酸化熟成が進んでいる印象。

味わいは、軽めでトロトロしたアタックから、チャーミングな甘い果実感がふんわりと広がって、穏やかな酸とふっくらしたボディが支え、収斂性のあるタンニンが出てきて、えぐ味と苦味のあるフィニッシュ。

南ローヌのシャトーヌフ・デュ・パプをイメージさせる、チャーミングで濃縮した果実感があるタイプです。
ただ、若いうちに飲むカジュアルなタイプなので、シャトーヌフ・デュ・パプのような強さはありません。

最初はバランスが良くなかったけど、だんだんまとまってきました。

これは普通に美味しいですね。
とてもチャーミングな果実感で、南仏らしい味わいがあり、グラスがどんどん進みます。

今日の晩御飯は「チキンソテー和風ソース」に「枝豆」。
チキンソテーは七味をふって、ワインに合わせやすくしてみました。

このワイン、ニコニコ歩みよってくる感じで邪魔はしませんが、ピッタリフィットって感じではありません。
枝豆もちょっと離れたところからニコニコ見てる感じ。

甘みと果実感があるので、デミグラスソースとかキーマカレーとかが良いかも。
甜麺醤を使った中華も良さそうです。

食事が終わってワインだけになっても、マディラとかポートワインを飲んでるような甘みと凝縮感があり美味しく飲めます。

時間が経つと、だんだん馴染んで良くなってきました。
酒精強化ワインとかリキュールをチビチビ舐めてるような感覚です。

恋人専用ワインみたいなスィートな雰囲気もあります。

恋人や夫婦で、ビーフシチューやデミグラスソースのハンバーグで食事をしたあとにデザートはショコラ系のスイーツ、さらに残りのワインで余韻を楽し、う、というシーンが浮かびますね。

幸せ感があって良いワインだと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/07/16

エリティエール・パゴラ ピノ・ノワール 2014

エリティエール・パゴラ ピノ・ノワール 2014
エリティエール・パゴラ ピノ・ノワール 2014
Heritiere Pagola Pinot Noir 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、税抜き990円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、ピノ・ノワールにしては濃い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>プルーン、加熱された果実、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>血液、なめし革、シナモンのようなスパイス
香りの印象:まだ閉じている?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:軽い
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:中程度
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
干しぶどうの印象

【評価】
スマートでドライ、シンプル過ぎて面白みがない

【供出温度】
10-13度 ライトですっきりしているので、温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、輝きとツヤがあります。

香りは、プルーンや干しぶどうのような果実、シナモンのようなスパイス、血液やなめし革、ドライフラワーのようなフローラルなどありますが、ちょっと弱め。

味わいは、ライトですっきりしたアタックから、おとなしい果実感としっかりした酸味が静かに広がり、甘み少なめのドライで、スマートなボディが少し続いて、軽いえぐ味と乾く印象でフィニッシュ。

スッキリしたまとまりは悪くないのですが、素っ気ない感じで、面白みや楽しさが足りないかも。
温度も高めなので、もう少し下げた方が良さそうです。

すっきりシンプルでドライ、主張も弱めなので、食事には合わせやすいかもしれません。

今日の晩御飯は、自家製の「ハンバーグステーキ」。

ソースに赤ワインを使っているので相性は良いはずですが、実際に合わせてみると、素っ気なく対応するような感じ。
主張はしないんだけど、自分を持ってて迎合しない感じとでもいいましょうか。

ナスと豚肉を炒めたサイドメニューにも、合わなくはないけど気持ちが無いような。

おつまみの「ミックスナッツ」も、同じく素っ気ない対応。

合わせる食事が難しそうですね。

最終的に劇的な変化はありませんが、最後までおだやかで飲みやすいワインではあります。

リピートしたい感じではなく、このあたりは個人的な好みもあるかと思います。

<次の日>

冷蔵庫に入れて次の日に残りを飲んだら、とても素直でスッキリした、しかもちょっと可愛さも出て、ぐっと良くなってました。
次の日の方が美味しいなってますね。

これだったらまたリピートしてもいいかも。

1000円以下のおすすめワイン

2016/07/15

サンタ・ヘレナ・アルパカ・スパークリング・ブリュット NV

サンタ・ヘレナ・アルパカ・スパークリング・ブリュット NV
サンタ・ヘレナ・アルパカ・スパークリング・ブリュット NV
SANTA HELENA ALPACA SPARKLING BRUT NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ、セミヨン

リカーランドトップで、税抜き830円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
泡立ち:発泡性 最初に泡立ってその後は泡立ちは少なめで長めに続く
外観の印象:若々しい

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実・花・植物>梨のような白い実の果実、白い花、オレンジ
<香辛・芳香・化学物質>酵母の印象?炭酸?、カラメル
香りの印象:複雑性がある

【味わい】
アタック:やや軽め、泡は強めで粒が荒い感じ
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖は少なめ
酸味:しっかりした、爽やか
苦味:旨みを伴った
バランス:ドライでコクがある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
苦味やアルコールの印象が残って、ちょっと焼酎みたい

【評価】
泡立ちがしっかりしていて、ドライでコクのあるタイプだけど、ちょっと包容力が足りずに素っ気ない。

【供出温度】
7度以下

【グラス】
香りを楽しむようなタイプではないので、フルートグラスでもいいかも。
ただし、泡立ちは弱いので見た目はイマイチ。

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったイエローで、グラスに注いだ時に大粒の泡が出てすぐに消えて、1~2本くらい泡の柱が残ります。

香りは、酵母のようなコクが少しあり、その後にナッティ、白い花、白い実の果実などがありますが、泡が収まるとまったく印象が変わって、軽いフルーツ感の印象になります。

味わいは、気泡大きめの泡立ちで、フレッシュなアタックからコクのある果実感としっかりした酸味がゆったり広がり、泡はすぐに消えて細身のボディとやや強めのアルコール感が残りますが、そのまま穏やかにフィニッシュ。

もっとフルーティかと思ってたけど思いのほかコクのあるタイプで、瓶内二次発酵なんてことは無いとは思いますが、上手く雰囲気を出していると思います。

アルパカシリーズらしい、気分が上がる感じや飲みやすさもあって、おうちで普段飲むスパークリングとしてはいいバランスですね。
ややイミテーション的な印象はあるものの、これはこれで有りって感じがします。

今日の晩御飯は「鶏肉じゃが」「レバーの甘辛いため」「鶏ハムサラダ」「納豆」、おまけで冷凍パスタの「ほうれん草とベーコンのカルボナーラ、フェットチーネ」。

「レバーの甘辛いため」は無視して通り過ぎますが、ケンカはしません。
「鶏ハムサラダ」は、ちょっと地味な印象になります。
「鶏肉じゃが」も地味な印象で、ちょっと気分が下がるというか・・・まあ合いませんね。

やっぱり普通の家庭料理には合わないタイプみたい。

冷凍パスタは一番合うけど、でも微妙に距離感がある感じです。

試しに納豆ご飯に合わせると、案の定「雑巾臭さ」がぶわっと出てきてアウト。
やはり納豆はワインの最強の敵です。
食事もワインも両方とも不幸になりますね。

おつまみの「ミックスナッツ」はそこそこ合わせてくる感じです。

なんだかフィットする食事のイメージが難しいですね。
強い苦味があって、それがちょっと邪魔しているような印象があります。

人に例えると、女子にモテモテだけど、一人が好きなイケメン男子みたいな。
綾野剛的な印象でしょうか。

見た目は可愛らしくてオシャレ感もあるので、パーティに持っていくには良さそうですね。

後味の苦味がちょっと強すぎるので、家庭で飲むには、ちょっと食事に気を使う必要がありそうですが、コストパフォーマンスは良いと思います。

■楽天ショップへのリンク

サンタ・ヘレナ アルパカ スパークリング・ブリュット

※サイトより引用
チリとアルゼンチンの国境にそびえる「アンデス」山脈からもたらされる冷気と南極から北に流れる寒流であるフンボルト海流から届く冷気が昼夜の寒暖差を生み、品質の高いぶどうが生育されるチリ。そのチリワインの名門、サンタ・ヘレナ社がお届けする「誰かにすすめたくなる極旨チリワイン」。それがサンタ・ヘレナ・アルパカです。シャルドネとセミヨンを使い、爽やかでキレのある清涼感とかすなか甘さとふくよかさを感じるブリュット。

2016/07/13

パロン 白 NV (2016年購入)

パロン 白 NV
パロン 白 NV
PARRON WHITE NV

チリ:セントラル・ヴァレー:DOセントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

マルエツプチで、494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付が弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>パイナップル、マンゴー、キンモクセイ
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ、硝煙、石灰
香りの印象:アロマティック、若々しい

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖
酸味:しっかりした
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:ねっとりした、やや厚みのある
アルコール:高め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
ピールの入ったマーマレード

【評価】
果実感が強いカジュアルな味わいながら、後味の苦味が強くアルコールの辛さがある

【供出温度】
7度以下 カジュアルなので冷やして飲んだ方が良さそうだけど、温度が上がっても大丈夫そうな強さを持っている

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りはアロマティックで、パイナップルやマンゴーのような熟した南国系果実、甘いフローラル、ハチミツ、硝煙、爽やかなハーブの印象もあります。

味わいは、トロッとしたやや強めのアタックから、熟した果実味と甘み、しっかりした酸味がぶわっと広がり、やや厚みのあるボディで、その後強い苦味と辛さが出てくるものの、ジューシーさを残したフィニッシュ。

後味は苦味が強く残りますね。
ちょっと粉薬くらいのイメージがあります。

今日の晩御飯は、冷凍パスタの「あさりとホウレンソウのクリームソース タリアテッレ」と「枝豆」。

冷凍パスタでも、ワインの主張が強いので、打ち負かしてしまいます。
でもちゃんとフォローはしてくれて、強く当たりながらも仲間同士みたいな、フィット感がありますね。

枝豆も完全に打ち負かして、ワインだけの味になります。

これは家庭料理に合わせるのは難しそう。

ドイツのお土産の、なぜかイカの香りがするチーズケーキに合わせると、悪い仲間みたいなニヤニヤしながら合う感じ。

最後まで苦味が強いですね。
バランスはあまり良くないかも。

人に例えると、人のいうことは聞かなくて自己中だけど、元気があって場を引っ張っていく若い男子って感じ?

また1年たったら飲んでみよう。

■関連リンク(マルエツのワイン)


2016/07/11

フロンテラ シャルドネ 2015

フロンテラ シャルドネ 2015
フロンテラ シャルドネ 2015
FRONTERA CHARDONNAY 2015

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

ファミリーマートで、718円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>かりん、熟した果実、すいかずら
<香辛料・芳香・化学物質>プティ・シャブリ的なミネラル、イースト香、ハチミツ、ヨード香?
香りの印象:第1アロマが強め、複雑性がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、やや厚みがある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
熟した果実

【評価】
果実味たっぷりで爽やかだけど、アルコールが強くて後味も辛い

【供出温度】
8-10度 少し炭酸を含んでいてしっかり冷やすとフレッシュに飲めるけど、ボリューム感があるので温度が上がってきても大丈夫そう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、少しオレンジっぽさのある中庸なイエローで、輝きは強めです。

香りは、最初にプティ・シャブリのようなミネラルというかヨード香、かりんや熟した果実、甘いフローラル、ハチミツなどで、ちょっと楽しめる感じ。

味わいは、はっきり主張のあるアタックから、凝縮感のある果実味と強い酸味が一気に広がり、ふっくらしたボディが少し続いてアルコールの辛さとえぐ味が出てくるものの、最終的にはジューシーさの残るフィニッシュ。

フロンテラのシャルドネは何度も飲んでますが、相変わらずの安定感ですね。
ただ、アルコールの辛さとか苦味が強くて、ちょっとバランスがイマイチ。

飲み進むと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、コンビニの「ボンゴレビアンコパスタ」。
ワインはファミマですが、パスタはセブンイレブンです。

苦味やミネラル感が、あさりとよく合いますね。
飲む前はクリーム系のパスタの方が合うかと思ったのですが、魚介系にビシっと合わせてくれます。

バランスが悪いと思っていた苦味とか辛さが、あさりにピタッとはまるんですね~。
コンビニパスタをぐっと引き上げてくれて、楽しい食事になります。

おつまみの「ベビースターラーメンおつまみ黒胡椒味」「カシューナッツ」にも良く合いました。

無難にまとまってないところがベテランの貫禄でしょうか。
時間が経つと全体的にしっとり馴染んてきましたが、でもちょっと苦味が強めで個性的です。

人に例えると、言い難いことをビシっと言うけど嫌われない、仲間に信頼されてる美人OLみたいな?

相変わらず、コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2016/07/10

デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション セミヨン シャルドネ 2014

デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション セミヨン シャルドネ 2014
デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション セミヨン シャルドネ 2014
DE BORTOLI DB FAMILY SELECTION SEMILLON CHARDONNAY 2014

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:セミヨン、シャルドネ

リカーランドトップで、税抜き750円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:中庸で彩度の強いイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色味が強い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、白い実の果実、堅い梨、グリーン系のハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、クリーム、シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、温度が上がると樽の印象が出てくる

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、ややトゲトゲした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ちょっと引っかかりがある ※時間をおくと消えた
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
梨の芯の部分のような苦味を感じる果実感

【評価】
フルーティで爽やか、カジュアルな味わいですが、舌の奥に何か引っかかるような印象がある
※2杯目以降、引っかかる感じは消えました

【供出温度】
8-10度 アルコールがしっかりしているのであまり冷やし過ぎない方が良さそう 

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、単調な色調の濃いイエローで、少し輝きがあります。

香りは、石灰のようなミネラル、白い実の果実、硬い実の梨、グリーン系のハーブ、硝煙、時間が経つと樽の影響かスモークやウッドチップのような印象も出てきました。

味わいは、スムーズなアタックから、フレッシュな果実味と爽やかな酸味がスーッとキレイに広がり、じわっと旨みが追いかけて、ジューシーな余韻を残すフィニッシュ。

1杯目は種の苦味みたいなものが舌に残ったのですが、2杯目以降は大丈夫。

とてもハッピーでスマートにまとまっていて、ワインだけでスイスイ飲めてしまいます。
シャルドネとセミヨンという果実味強めの組み合わせですが、スーッと消える余韻はとても良いですね。

口に入ってからフィニッシュまでノンストレスで、飲み物としての完成度が高く、これは美味しいです。

今日の晩御飯は、「鶏唐揚げのさっぱり煮」と「冷や奴」。
和風メニューなので合わなさそうですが、このワイン、意外と食事の邪魔をしません。

バランスが素直なので、食事にも誠実に合わせてくる感じ。

食事が終わってワインだけになっても、変わらず美味しいです。
少し炭酸を含んでるような感じも爽やかさにつながっているようです。

人に例えると、真っ直ぐでポジティブな、輝く瞳の女子高生で、周りを元気に明るくする、って感じ?

価格もリーズナブルで、コストパフォーマンスも高いですね、
これはまたぜひ飲んでみたい。

2013年の時は
全体的にとても幸せ感のあるまとまりです。
ストレスがないというか、優しいというか。
ピリッとした酸味と、松のような独特なグリーン香もアクセントになってますね。
第一印象は抜群に良いです。
という感想で、基本的には変わってないように感じました。

このワイン、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

デ・ボルトリ・DB(ディービー)・セミヨン・シャルドネ[2015]年・デ・ボルトリ社De Bortoli DB Semillon CHardonnay [2015] De Bortoli Wines

※サイトより引用
デ・ボルトリは1928年創業の名門ワイナリー。低価格ながら品種の特徴を最大限に活かした自然な味わいのワインを得意としています。
充実したテーブルワインのラインナップの中でもこのディービーシリーズは超オススメ。
ニューサウスウェールズ州リヴェリナ地区で収穫されたセミヨン70%、シャルドネ30%を使い、フレンチオークとアメリカンオークの樽で発酵させた後、柔らかみを出し、テクスチャーを持たせ、キャラクターを際立たせるために、全体の20%をマロラクティック発酵を行う、ハイコスパ・オーストラリア辛口白ワイン!
柑橘系や柔らかなピーチの香りの中にわずかに感じる青草やバニラのニュアンス!心地良いフレッシュな口当たりにセミヨン特有の果実の厚みと爽やかさが印象的な辛口白ワイン!
まさに“旨安ワイン”の名に相応しい究極オーストラリア辛口白ワイン!
ワイナリーの歴史
1924年ヴィットリオ・デ・ボルトリは、全財産をもって新天地オーストラリアに、北イタリアから移民としてやって来ました。1928年、弟ピエリノと共に55エーカーのブドウ畑をニューサウスウェールズ州ビルブルに購入しワイナリーを設立しました。
1979年設立者であるヴィットリオの死後、2代目ディーン・デ・ボルトリが相続し、ビジネスの拡張と安定が図られました。そして1982年に3代目のダーレンがセミヨン種で造った貴腐ワイン、ノーブルワンが成功し世界的に注目され、以後現在まで数多くのトロフィーや金メダルを受賞し、デ・ボルトリ社はテーブルワインのみならず、プレミアムワインメーカーとしての確固たる地位を築き上げたのです。
現在では年間6,000,000ケースを超える生産量を誇り、オーストラリア最大級のワイナリーとなっています。最近ボルトリファミリーの娘婿であるワインメーカーのスティーブは、ワインメーカーオブザイヤーも受賞しています。
彼らは“高い価値のある地域の特性をしっかり持ったワイン造り”をモットーとしワインは品種の特性だけではなく、地域と季節の特徴を持つべきと信じており“産地の個性”を大切にしています

2016/07/09

シャトー・カプヴィル キュヴェ・プレステージ 2013

シャトー・カプヴィル キュヴェ・プレステージ 2013
シャトー・カプヴィル キュヴェ・プレステージ 2013
Chateau Capville Cuvee Prestige 2013

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ブライ・コート・ド・ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー90%、マルベック7%、カベルネ・ソーヴィニヨン3%

リカーランドトップで、税抜き990円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:まだ若さがあるが落ち着いた印象でおとなしい

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、干しプラム、ドライフラワー、ヴェジェタル
<香辛料・芳香・化学物質>鉄さび、なめし革、カカオ
香りの印象:少し熟成感がある、落ち着いた

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、やさしい
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
プルーンのような加熱された果実感

【評価】
ライトでスマートだが、やや酸化した印象

【供出温度】
14-16度 ちょっと酸化が進んでいるので少し温度高めが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし すると香りが開くかもしれないが、一気に酸化が進みそう

【総評】
外観は、若さがあるものの落ち着いた色調の濃いガーネットで、輝きは弱めの地味な外観。

香りは、酸化熟成が進んでいて、鉄さび、なめし革、ドライフルーツ、時間が経つとゴムっぽいような印象も出てきました。

味わいは、軽めでスマートなアタックから、酸化した饐えた果実感と酸っぱさが広がり、キューっと締まるような収斂性が出てきた後に、えぐ味と酸味の残るフィニッシュ。

酸っぱくなってますが、でも意外と美味しいですね。
すっきりしてるけど果実感もあるタイプです。

今日の晩御飯は、ご飯の進む「牛肉の焼肉風炒め」。
さすがにボルドーのプライドが顔を出して、フィットしませんが、熟成感があるので、そこまで悪くありません。

おつまみで「軟骨スモーク」に合わせると、これも邪魔はしないけどフィットもしない。
ローストココナッツは香りが強いので、これもフィットしませんね。

時間が経つとさらに香りが立ってきて、家庭料理に合わせにくい印象になってきました。

軟骨スモークだと、ちょっと火を入れてペッパーやバジル、オリーブオイルをかけるとフィットしそうですね。

最終的には薬箱っぽいケミカルな香りが強くなってきましたが、酸っぱさは無くなってきました。
温度も高めのほうがいいみたい。

1000円だったら楽しめるワインではないでしょうか。

1000円以下のおすすめワイン

2016/07/08

ムレダ ティント オーガニック 2015

ムレダ ティント オーガニック 2015
ムレダ ティント オーガニック 2015
Mureda Tinto Organic 2015

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%

セブンイレブンで、753円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、底がうっすら見えるくらいの透明感

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ガリーグ、ドライハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>黒胡椒、エーテル香
香りの印象:スパイシー、アルコールの印象がある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:軽め、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
すっきりした爽やかな味わい、上品でナチュラルな印象

【供出温度】
14-16度 細身のスッキリしたボディなので少し冷えていたほうが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、底がうっすら見えるくらいの透明感と輝きがあります。

香りは、スパイスが中心で、南仏的なガリーグやドライハーブ、グリーン系のスパイス、若い黒い果実、揮発性のある消毒用アルコールのような印象もあります。

味わいは、軽めでスッキリしたアタックから、品の良い果実感と甘み、おだやかな酸がふんわりと広がり、細身のボディがスーッと続いて、少し乾く印象でフィニッシュ。

穏やかで品の良いワインですね。
ハーブやスパイスの印象も特徴的で、第一印象はかなり良いです。

わりと甘みがあるのですが、重くなってません。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当の「ハンバーグカレードリア」。
合わせると、ワインがコテンパンに負けてしまいますが、食事にリズムを与えてくれるというか、テンポが良くなる感じで食欲を促進します。

おつまみの「ストリングチーズ スモーク味」とはまったく絡みません。
プロセスチーズを否定する感じ、というか香料のようなスモーク香が合わないポイントでしょうか。

素直な印象なので食事とも合わせやすそうですね。
軽めでスパイシーなので、豚肉を使った中華料理なんかどうでしょうか。
麻婆豆腐とか合いそうな気がします。

人に例えると、素直でナチュラルな、すっきり背筋の伸びた若い女子って感じ?
黒木 華(くろき はる)さんをイメージしました。

良いワインだと思います。

<POPのテキスト>

スペイン政府公認・有機農業促進団体CAAE基準をクリアー。
化学肥料不使用
100%ワイナリーが所有する欧州最大のオーガニック畑で収穫されたブドウのみを使用し造られています。
テンプラニーリョ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/07/07

ラデラ・ヴェルデ ホワイト NV (2016年購入)

ラデラ・ヴェルデ ホワイト NV
ラデラ・ヴェルデ ホワイト NV
LADERA VERDE WHITE NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

まいばすけっとで、399円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強い
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:アロマティックで強い
特徴:
<果実・花・植物>ライチ、白い花、蜜
<香辛料・芳香・化学物質>シロップ、クリーム
香りの印象:アロマティック、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:水っぽい軽さ
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:しっかりした、ややトゲがある
苦味:やや強め
バランス:スリムで溌剌としているが、ややバランスが悪い
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
水っぽい果実感

【評価】
ライトでドライでシンプル、ちょっと荒いまとまり

【供出温度】
7度以下 味があまりないので、しっかり冷やしてスイスイ飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、少し輝きがあります。

香りはアロマティックで、強いライチ香、白い花、蜜やシロップ、クリーム、かすかにミントのようなハーブなど、価格の割に良い感じ。

味わいは、かなり軽いアタックから、控えめな果実感と荒れた酸味が頼りなく出てきて、水っぽい印象のまま、軽い苦味とえぐ味のあるフィニッシュ。

税込み399円としては頑張ってる方かと思いますが、全体的に軽くて水っぽくてギクシャクしていて、あまり褒められた感じではありません。

ただ、わりと素直なので、嫌味は無いんですよね。
食べ物が入るとまた印象が変わるかもしれません。

今日の晩御飯は、トップバリュの冷凍食品の「カルボナーラパスタ」と「枝」豆。
このカルボナーラ、駄菓子みたいな何ともひどい味がしますね。
カルボナーラ味のスナックみたいな。

冷凍パスタは、最近どんどん美味しくなっているのでつい油断して安いやつを買ってしまいましたが、これは完全に外れですね。
粗挽きの黒胡椒を大量にふって食べることにします。

合わせてみると、食事がダメな分、ワインがしっかり見えてきました。

ダメ社員にさらにダメな社員を教育させると、今までダメだった社員がしっかりしてくるみたいな感じ?

ちなみに前回2014年に飲んだ時の感想は
398円の白ワインとしては、アロマティック品種で攻めてくるところが新しい感じでしょうか。
香りが強い分、家庭料理には合わせにくいかもしれないけど、パーティワインだったらこれはいいですね。
全体的に軽めで、コンパクトなまとまりながら、破綻がなく、バランスがいい感じ。
強い香りと、ドライでコンパクトな飲みくちの相性もいい。
第一印象はグッドです。
という感想。

ほぼ変わってないと思いますが、確かにこの価格帯に関わらず、アロマティック品種で攻めてくる感じがなかなか新鮮ですね。

この価格だったらまたリピートしてもいいかも、って思いました。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/07/06

サンティアゴ ソーヴィニヨン・ブラン NV (2016年購入)

サンティアゴ ソーヴィニヨン・ブラン NV
サンティアゴ ソーヴィニヨン・ブラン NV
SANTIAGO SAUVIGNON BLANC NV

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

グルメシティで、537円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、柑橘系、グリーン系ハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、硝煙
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:控えめ
バランス:溌剌とした、ちょっと強さのある
アルコール:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
苦味のある柑橘系

【評価】
フレッシュで爽やか、飲みやすいがアルコールはやや強め

【供出温度】
7度以下 多少温度が上がっても問題無いが、夏場は冷やして飲みたい

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかった色調のレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、青りんごや柑橘系、石灰のようなミネラル、グリーン系のハーブ、硝煙など、ソーヴィニヨン・ブランらしい印象があります。

味わいは、軽めでフレッシュなアタックから、爽やかな果実感と酸味がふわっと広がり、甘みのあるフレンドリーな印象が少し続いて、軽い苦味のあるジューシーなフィニッシュ。

低価格らしいシンプルでフレッシュなまとまりですね。
ちょっと温度高めで飲み始めましたが、清涼感があるのでまったく問題ありません。

2014年に飲んだ時は、
全体的にとても柔らかく、バランスよくまとまっている印象ですが、香りは硫黄の印象が強くて、あまり良くありません。
特に時間が経つと、鼻を突く印象になりますね。
でもまあ、この価格なら十分いけるのではないでしょうか。
フレッシュ感もあって、飲みやすいし、ソーヴィニヨン・ブランらしさもあります。
という感想。

少なくとも香りは改善されているようですね。
嫌な要素はあまり感じません。

今日の晩御飯は「和風ハンバーグ」と「すり身のしそ巻き」。

香りも味もそんなに主張が強くないので、食事の邪魔をせずにうまくフィットしますね。
チューハイよりも食事に良く合うと思います。
マリアージュって感じではなくて、フランクでフレンドリーな感じ。

おつまみでミックスナッツを合わせても、うまく打ち解けてくれるような合い方をします。

食事が終わって、ワインだけでも問題なし。
しいていうと、後味が微妙に重くてキレの悪い感じがちょっと気になりますが、ワンコインで考えると十分な品質だと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/07/05

ジャン・リヴァル ルージュ NV (2016年購入)

ジャン・リヴァル ルージュ NV
ジャン・リヴァル ルージュ NV
JEAN RIVAL ROUGE NV

フランス:vin de la Communauté Européenne(EU構成国の複数のブドウを使用)
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明(ヨーロッパの代表品種を使用)

ローソンで、575円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:若さのある色調の、やや明るいルビー
濃淡:やや明るい
粘性:弱め
外観の印象:若い、明るい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、杉、グリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、生肉、硫黄、エーテル、アルコール
香りの印象:人工的でアルコールの印象が強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:キツめ、ギスギスした
タンニン分:軽めだけど収斂性がある
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
何も残らない感じ

【評価】
実体のつかめない、ワインのようなアルコールというイメージ

【供出温度】
7度以下 何か良く分からないのでとりあえず冷やした方が飲みやすいかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は淡く、若々しい色調の明るめのルビーすが、輝きは弱く大人しい印象。

香りは人工的で、なめし革や生肉、ドライフルーツ、軽いグリーン香、アルコールの香りがダイレクトに出てきます。

味わいは、ライトなアタックから、魂の抜けた感じで拡散してしまい、とりとめのない印象で、水っぽいフィニッシュ。

このワインあまり良い印象が無かったので随分と買ってなかったのですが、やはりハズレだったか。。。

過去の記録を見てみると、2014年に飲んだ時は

やや地味な味わいなので、パーティワインとしてはいまいち。
地味で穏やかな味わいなので、家庭で日常に飲むワインとしてはいいのではないでしょうか。
この価格帯だったらコストパフォーマンスは高いと思います。
という感想。

もう少し飲み進むと変わってくるのだろうか?

今日の晩御飯はコンビニ弁当の「新宿中村屋のチキンカレー」。
合わせてみると、カレーの余韻をワインが台無しにする感じ。
コンビニ弁当にしては香りが良いので、逆にワインの方がマイナス要因になってます。

ワインが軽いので、気が付くと水代わりのように飲んでて、これはちょっと危ないタイプですね。

それにしてもこんなにカレーをダメにするワインは初めてかも。
普通はカレーに負けても、裏方に回って果実感をプラスするような合い方をしますが、このワインは食事をバッサリ切り落として全面否定みたいな合い方をします。
カレーに何か恨みでもある?って感じ。

揚げ塩ピーにもまったく絡まずに無視します。

合わせる食事がまったく分かりません。
余韻をズバッと切られても大丈夫な肉料理・・ってないよね。
すっきりサッパリしてるけど、魂が抜けてるというか人工的というか、心が通わないというか。

人に例えると、人の気持ちが分からず会話が成り立たない、さらに配慮もない若い男子みたいな?

何年か経ったら、また買ってみたいと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2016/07/03

シャトー・レ・パスケ 2013

シャトー・レ・パスケ 2013
シャトー・レ・パスケ 2013
Chateau Les Pasquets 2013

フランス:ボルドー地方:A.O.C.アントル・ドゥ・メール
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル

リカーランドトップで、税抜き1,110円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>蜜、アプリコットジャム、洋梨、菩提樹、爽やかなグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、ヴァニラ、ハチミツ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、ドライな
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
梨や青りんごのような爽やかなフルーツ香

【評価】
スマートでドライ、品の良い果実感があり爽やか

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しそうだけど、少し温度が上がってくると別の表情になりそう 

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、蜜、アプリコット、ジャム、洋梨のような甘い果実感、石灰のようなミネラル、ちょっとヴァニラ?、爽やかなグリーン香などがあります。

味わいは、ライトでドライなアタックから、品の良い果実感がふわっと広がり、背筋がピンと通ったしなやかなボディで、すーっと消えるように穏やかなフィニッシュ。

とても品のある、育ちの良い印象のワインです。
人に例えると、身だしなみをきちんと整えた、ハンサムで細身な若い英国紳士みたいな感じ?
飲んでる方も背筋が伸びますね。

軽めでスマートな味わいですが、えぐ味が強めに残ります。
みんなでワイワイ飲むというよりは、大事な人と静かにゆっくり飲みたいようなタイプでしょうか。

麦焼酎みたいなイメージもありますね。
爽やかで夏向きです。

今日の晩御飯は、「マスタードソースのチキンソテー」付け合せはトマトです。

合わせると、ワインが負けるものの、マスタードソースのスパイシーさにフィットします。

生のトマトも何となくフィット。
オリーブオイルがあればバッチリでしょうね。

酸味がしっかりしているので、ワインだけだと酸味がキツくなってきます。
ちょっと食べ物が欲しいタイプですね。
酸の質が違うのか(リンゴ酸が多い?)胃にも負担がかかります。

ワインを中心に考えたメニューで、白身魚のカルパッチョとか、魚介系のグリルとか、ハーブを使った料理に合わせたいですね。
爽やかで酸がしっかりしているので、魚介系がいいと思います。

ただ、刺し身とか青魚のように生臭さあるとダメなので、生の魚だったらオリーブオイルとかドレッシングで漬け込んだ方が良さそうです。

開けてから時間が経つと、だんだん力が落ちてきました。
これは食事中に早めに開けてしまうタイプかもしれません。

何だか飲む人が試されてみたいで、合わせる料理によってワインの印象が全然変わってきそうです。

良いワインだと思います。

1000~2000円のおすすめワイン

2016/07/02

マルケス・デ・レケナ レゼルバ 2009

マルケス・デ・レケナ レゼルバ 2009
マルケス・デ・レケナ レゼルバ 2009
MARQUES DE REQUENA RESERVA 2009

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア レセルバ
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%

ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、1600円

【外観】
清澄度:やや濁った?
輝き:強め
色調:少し熟成感を感じる落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:熟成感がある、色付きが良い、つやがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>スミレのようなフローラル、干しぶどう、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>鉄、コーヒー、シナモン、ちょっとカビ?
香りの印象:熟成感がある、ちょっとブショネっぽい?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:はっきりした、なめらか
タンニン分:緻密な、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイス、カビ?

【評価】
スマートでクールな味わいに華やかな香り、でもちょっとブショネ?

【供出温度】
14-16度 熟成感があるのでやや温度高めで開かせたい

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
デカンタージュすると一気に開いてくれるかもしれないけど、すぐダメになる可能性もある

【総評】
外観は、熟成感のある落ち着いた色調の濃いガーネットで、液面のツヤと輝きがあります。

香りは、スミレのようなフローラル、ジャムや干しぶどう、プルーンのような果実感、揮発性のあるメントールやシナモンのようなスパイス、そしてブショネっぽいカビの印象があります。

味わいは、スマートでひんやりしたクールなアタックから、干しぶどうのような果実感と穏やかな酸味が広がり、細身のボディであまり広がらずにフィニッシュ。

この香りはブショネなのだろうか?
メントールのような印象が強いので、カビっぽさがスパイスの一部のようでもあります。
ただ、気になる香りであることは間違いないですね。
時間が経つとどう変わってくるでしょうか。

味わいは、ひんやりクールな感じが良くて、熟成感はあるのものスマートでスッキリしてます。
飲み始めは、アルコールがややキツ目に感じましたが、だんだん馴染んできました。

カミさんにも確認したら、ブショネってほどではないという感想。
やっぱり違うのかな。

今日の晩御飯は、豚肉を焼肉のタレで炒めてレタスの上に乗せた焼肉サラダと、昨日の残りのカレー。

このワイン、食事に合わせるとメントールっぽいというか、少しカビっぽさが出てきますが、ワイン自体が軽めなので食事の邪魔はしません。

今日はデザートがあったのですが、イチジクのケーキにも意外と馴染みました。

おつまみで、豚肉ジャーキーとサラミに合わせてみると、豚の脂の甘味に合いません。
ただ脂っこさを救ってくれるという点では、ちゃんと仕事しますね。

コーティングされたピーナッツは、甘みがあるので少し歩み寄ります。
ただ、ワインの良さを引き出すような合い方ではありません。

ちょっとカビ臭いような印象は最後までありましたね。
人によっては気になるかもしれません。

本物のブショネはもっと鼻を突くような香りなので、そこまでひどくはないですが、人に薦められるような感じではないかな~。

■楽天ショップへのリンク

赤ワイン MARQUES DE REQUENA RESERVA マルケス・デ・レケナ レゼルバ 750ml 【酒類】

※サイトより引用
丹念に果汁のみを低温発酵させるマセレーション製法により鮮やかなチェリー色をしています。新鮮な果実やバニラのような樽熟成独特の甘い香りのフルボディです。円熟した甘いタンニンによってフルーツの含み香や上品で長いフィニッシュのあるワインの構造が口の中に感じられます

2016/07/01

サンタ・ヘレナ アルパカ カルメネール 2014

サンタ・ヘレナ アルパカ カルメネール 2014
サンタ・ヘレナ アルパカ カルメネール 2014
Alpaca Carmenere 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カルメネール

まいばすけっとで、599円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:若々しいが穏やかな色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:底がうっすら見えるくらいの透明感、若々しい

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>黒い実の果実、ジャム、青っぽいグリーン香、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>生肉、シナモン、スパイス
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:穏やか
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めでスムーズ、穏やかな優しい味わいと思いきや、後味は渋みが強めに残り辛い

【供出温度】
10-13度 後味が辛いので少し温度高めの方がいいかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいけど穏やかな色調の、やや濃いルビーで、底が見えるくらいの透明感と輝きがあります。

香りは、生っぽい肉、ジャム、グリーン系のスパイス、メントール、時間が経つとカラメルの印象が出てきます。

味わいは、ライトなアタックから、チャーミングな果実感と穏やかな酸味がふわっと広がり、スマートなボディがすーっと流れて、軽いえぐ味と強めの苦味が出てきて、最終的には乾く印象のフィニッシュ。

後味に強めの苦味が残りますね。
最初はカルメネールらしい、おだやかな果実感ですが、後半ビシっと締めてきて、フィニッシュはちょっとキツい感じになります。

これから飲み進むと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、冷凍食品の「銀座カリードリア」と「枝豆」。
「銀座カリードリア」は力関係はバッチリですが、後味は辛さが残りますね。

「枝豆」はワインが完全に勝ってしまうけど、最終的には何となく歩み寄るような合い方。

おつまみで、沖縄の「オキコラーメンスナック」に合わせると、苦味と塩気がケンカします。
「ピーナッツ」も最後に苦味が強く出ます。

神戸元町本高砂屋の「ミルクチョコエコルセ」は、繊細なスイーツをワインが踏みにじるような合い方。
繊細な食べ物には合わせない方が良さそうですね。

食事が終わってワインだけになると、悪くないけど、ちょっとぶっきらぼうな感じがあります。

人に例えると、シンプルで真っ直ぐ、ブレがないけど、人当たりが悪くて自分の事しか考えていない若い男子、みたいな?

コストパフォーマンスは悪くないとは思いますが、あまり好きなタイプではないかも。

■関連リンク(サンタ・ヘレナ アルパカ)



■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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