シャトー・カプヴィル キュヴェ・プレステージ 2013
Chateau Capville Cuvee Prestige 2013
フランス:ボルドー地方:A.O.C.ブライ・コート・ド・ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー90%、マルベック7%、カベルネ・ソーヴィニヨン3%
リカーランドトップで、税抜き990円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:まだ若さがあるが落ち着いた印象でおとなしい
【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、干しプラム、ドライフラワー、ヴェジェタル
<香辛料・芳香・化学物質>鉄さび、なめし革、カカオ
香りの印象:少し熟成感がある、落ち着いた
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、やさしい
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
プルーンのような加熱された果実感
【評価】
ライトでスマートだが、やや酸化した印象
【供出温度】
14-16度 ちょっと酸化が進んでいるので少し温度高めが良さそう
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし すると香りが開くかもしれないが、一気に酸化が進みそう
【総評】
外観は、若さがあるものの落ち着いた色調の濃いガーネットで、輝きは弱めの地味な外観。
香りは、酸化熟成が進んでいて、鉄さび、なめし革、ドライフルーツ、時間が経つとゴムっぽいような印象も出てきました。
味わいは、軽めでスマートなアタックから、酸化した饐えた果実感と酸っぱさが広がり、キューっと締まるような収斂性が出てきた後に、えぐ味と酸味の残るフィニッシュ。
酸っぱくなってますが、でも意外と美味しいですね。
すっきりしてるけど果実感もあるタイプです。
今日の晩御飯は、ご飯の進む「牛肉の焼肉風炒め」。
さすがにボルドーのプライドが顔を出して、フィットしませんが、熟成感があるので、そこまで悪くありません。
おつまみで「軟骨スモーク」に合わせると、これも邪魔はしないけどフィットもしない。
ローストココナッツは香りが強いので、これもフィットしませんね。
時間が経つとさらに香りが立ってきて、家庭料理に合わせにくい印象になってきました。
軟骨スモークだと、ちょっと火を入れてペッパーやバジル、オリーブオイルをかけるとフィットしそうですね。
最終的には薬箱っぽいケミカルな香りが強くなってきましたが、酸っぱさは無くなってきました。
温度も高めのほうがいいみたい。
1000円だったら楽しめるワインではないでしょうか。
■1000円以下のおすすめワイン
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