2016/07/02

マルケス・デ・レケナ レゼルバ 2009

マルケス・デ・レケナ レゼルバ 2009
マルケス・デ・レケナ レゼルバ 2009
MARQUES DE REQUENA RESERVA 2009

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア レセルバ
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%

ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、1600円

【外観】
清澄度:やや濁った?
輝き:強め
色調:少し熟成感を感じる落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:熟成感がある、色付きが良い、つやがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>スミレのようなフローラル、干しぶどう、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>鉄、コーヒー、シナモン、ちょっとカビ?
香りの印象:熟成感がある、ちょっとブショネっぽい?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:はっきりした、なめらか
タンニン分:緻密な、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイス、カビ?

【評価】
スマートでクールな味わいに華やかな香り、でもちょっとブショネ?

【供出温度】
14-16度 熟成感があるのでやや温度高めで開かせたい

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
デカンタージュすると一気に開いてくれるかもしれないけど、すぐダメになる可能性もある

【総評】
外観は、熟成感のある落ち着いた色調の濃いガーネットで、液面のツヤと輝きがあります。

香りは、スミレのようなフローラル、ジャムや干しぶどう、プルーンのような果実感、揮発性のあるメントールやシナモンのようなスパイス、そしてブショネっぽいカビの印象があります。

味わいは、スマートでひんやりしたクールなアタックから、干しぶどうのような果実感と穏やかな酸味が広がり、細身のボディであまり広がらずにフィニッシュ。

この香りはブショネなのだろうか?
メントールのような印象が強いので、カビっぽさがスパイスの一部のようでもあります。
ただ、気になる香りであることは間違いないですね。
時間が経つとどう変わってくるでしょうか。

味わいは、ひんやりクールな感じが良くて、熟成感はあるのものスマートでスッキリしてます。
飲み始めは、アルコールがややキツ目に感じましたが、だんだん馴染んできました。

カミさんにも確認したら、ブショネってほどではないという感想。
やっぱり違うのかな。

今日の晩御飯は、豚肉を焼肉のタレで炒めてレタスの上に乗せた焼肉サラダと、昨日の残りのカレー。

このワイン、食事に合わせるとメントールっぽいというか、少しカビっぽさが出てきますが、ワイン自体が軽めなので食事の邪魔はしません。

今日はデザートがあったのですが、イチジクのケーキにも意外と馴染みました。

おつまみで、豚肉ジャーキーとサラミに合わせてみると、豚の脂の甘味に合いません。
ただ脂っこさを救ってくれるという点では、ちゃんと仕事しますね。

コーティングされたピーナッツは、甘みがあるので少し歩み寄ります。
ただ、ワインの良さを引き出すような合い方ではありません。

ちょっとカビ臭いような印象は最後までありましたね。
人によっては気になるかもしれません。

本物のブショネはもっと鼻を突くような香りなので、そこまでひどくはないですが、人に薦められるような感じではないかな~。

■楽天ショップへのリンク

赤ワイン MARQUES DE REQUENA RESERVA マルケス・デ・レケナ レゼルバ 750ml 【酒類】

※サイトより引用
丹念に果汁のみを低温発酵させるマセレーション製法により鮮やかなチェリー色をしています。新鮮な果実やバニラのような樽熟成独特の甘い香りのフルボディです。円熟した甘いタンニンによってフルーツの含み香や上品で長いフィニッシュのあるワインの構造が口の中に感じられます

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