2016/07/03

シャトー・レ・パスケ 2013

シャトー・レ・パスケ 2013
シャトー・レ・パスケ 2013
Chateau Les Pasquets 2013

フランス:ボルドー地方:A.O.C.アントル・ドゥ・メール
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル

リカーランドトップで、税抜き1,110円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>蜜、アプリコットジャム、洋梨、菩提樹、爽やかなグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、ヴァニラ、ハチミツ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、ドライな
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
梨や青りんごのような爽やかなフルーツ香

【評価】
スマートでドライ、品の良い果実感があり爽やか

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しそうだけど、少し温度が上がってくると別の表情になりそう 

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、蜜、アプリコット、ジャム、洋梨のような甘い果実感、石灰のようなミネラル、ちょっとヴァニラ?、爽やかなグリーン香などがあります。

味わいは、ライトでドライなアタックから、品の良い果実感がふわっと広がり、背筋がピンと通ったしなやかなボディで、すーっと消えるように穏やかなフィニッシュ。

とても品のある、育ちの良い印象のワインです。
人に例えると、身だしなみをきちんと整えた、ハンサムで細身な若い英国紳士みたいな感じ?
飲んでる方も背筋が伸びますね。

軽めでスマートな味わいですが、えぐ味が強めに残ります。
みんなでワイワイ飲むというよりは、大事な人と静かにゆっくり飲みたいようなタイプでしょうか。

麦焼酎みたいなイメージもありますね。
爽やかで夏向きです。

今日の晩御飯は、「マスタードソースのチキンソテー」付け合せはトマトです。

合わせると、ワインが負けるものの、マスタードソースのスパイシーさにフィットします。

生のトマトも何となくフィット。
オリーブオイルがあればバッチリでしょうね。

酸味がしっかりしているので、ワインだけだと酸味がキツくなってきます。
ちょっと食べ物が欲しいタイプですね。
酸の質が違うのか(リンゴ酸が多い?)胃にも負担がかかります。

ワインを中心に考えたメニューで、白身魚のカルパッチョとか、魚介系のグリルとか、ハーブを使った料理に合わせたいですね。
爽やかで酸がしっかりしているので、魚介系がいいと思います。

ただ、刺し身とか青魚のように生臭さあるとダメなので、生の魚だったらオリーブオイルとかドレッシングで漬け込んだ方が良さそうです。

開けてから時間が経つと、だんだん力が落ちてきました。
これは食事中に早めに開けてしまうタイプかもしれません。

何だか飲む人が試されてみたいで、合わせる料理によってワインの印象が全然変わってきそうです。

良いワインだと思います。

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