2013/06/30

ドメーヌ・ド・ラ・シュナルディエール ソーミュール ブラン 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ドメーヌ・ド・ラ・シュナルディエール ソーミュール ブラン 2011
(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:10)\2260
(2)シュナン・ブラン、シャルドネ(仏:ロワール地方:AOCソーミュール:11)\1180
(3)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーラン他(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPセヴェンヌ:11)\1080
(4)グルナッシュ・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:IGPアルディッシュ:11)\798

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、軽い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:オレンジ、柑橘系、アカシア、菩提樹、白い花、小石のようなミネラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、シャープな
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フレッシュな、ミネラル感のある

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
外観はややオレンジがかっていて、ちょっと特徴的。
普通に考えると、南の産地で過熟した印象。
ラングドックやローヌが候補。

香りも特徴があって、オレンジというか、酸味の強い印象の果実香。
どこかで嗅いだことのある香りだけど、思い出せない。
ローカルでマイナーな品種が入っている感じなので、ここではラングドック。

味わいは、シンプルでフレッシュながら、やや酸化した印象。
ひょっとしたら、瓶詰め後に管理の問題で酸化した可能性もある。
独特の酸味の収斂性がアリゴテっぽくもあるけど、価格感がまったく合わない。

価格感としては、800円~1000円程度。

多分ラングドックかローヌと思われるが、マイナー品種が入っている方を選択。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーランのラングドック
で、ブー

なんと、シュナン・ブラン、シャルドネのソーミュール

【総評】
ドメーヌ・ド・ラ・シュナルディエール ソーミュール ブラン 2011
DOMAINE DE LA CHENARDIERE SAUMUR BLANC 2011

フランス:ロワール地方:AOCソーミュール
アルコール度:12%
ブドウ品種:シュナン・ブラン、シャルドネ

リカーランドトップで、1180円で購入。

ネタバレしてみると、なるほどシュナン・ブランの印象があります。
ロワールのシュナン・ブランって、最近飲んでなかったので、再認識ですね。

外観は、やや酸化をイメージさせる、オレンジっぽさがあり、輝きは弱め。
あまり期待感はありません。

香りはとても独特な果実感。
柑橘系でオレンジっぽいけど、何か違うナニか、どこかで嗅いだことのある香り。
飲み終わるまでに思い出すかな。

果実香が中心ですが、そこにハーブやフローラル、ミネラル感もあって、複雑な印象があります。

味わいは、酸味が中心で、ちょっと酸化した感じ。
飲み始めは軽めかと思いましたが、少し飲み進むと意外と、ガツンとくるアタック。

伝統産地の、ちょっとオールドタイプの味わいって感じでしょうか。
酸味がきつかったりして、飲みなれないと美味しくないタイプですね。

なるほど・・・
飲み進んでみると、これは酸化して酸が強くなったわけじゃなくて、北のワインのマロラクティック醗酵してない感じの酸の強さですね。
実際にマロラクティック醗酵してないかどうかは不明ですが。

飲み始めはややハズレの印象でしたが、飲み進むと良さがじわじわ出てきました。

今日の晩御飯は、チキンのフリッター。
付け合せはアボカドのサラダ。

このワイン、どちらもよく合います。
ワイン自体がややクセがあるので、食事が入ることでバランスが良くなる感じ。

酸味がしっかりしているので、フリッターにもサラダにも、レモンを絞るような合い方ですね。
ただ、ちょっと酸化した感じなので、フレッシュなレモンというよりは、ちょっとビネガーっぽい感じでしょうか。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円とほぼ正解。
ちょっと変な味がする、ちょっとフルーティなので、食事には合わせにくい、でも悪くない、という評価。

このワイン飲み進むと、なかなかイイやつ、って感じになってきました。

気のおけない、さっぱりした性格とでもいいましょうか。
変に媚びてないところとか、ベタベタした甘さが無いところとか、あとは個性的な印象がいいですね。

見た目は一風変わっているけど、自己主張があって、さっぱりした好青年、って感じ?

個人的には嫌いではないですね。
ちょっとオールドスタイルのワインの印象があります。

どういう時に活きるかはちょっとイメージつきませんが、何となく惹かれる魅力を持ってます。

■楽天ショップへのリンク

ソーミュール ブラン 2011 ドメーヌ ド ラ シュナルディエール

※サイトより引用
シュナンブランにシャルドネ種をブレンドすることで新鮮味を与えています。鮮やかな黄金色が見事でライムやハチミツの香りを感じます。

2013/06/29

ソラ・フレッド 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

ソラ・フレッド 2011
(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ:11)\1680
(2)ピノ・ノワール(仏:地理的表示無し:12)\1480
(3)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(4)カリニャン90%、ガルナッチャ10%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:11)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:なめし革、ケミカル、タバコの葉、エーテル香、ブラックチェリー、樹脂
香りの印象:木樽からのニュアンス、やや力ない

【味わい】
アタック:ライト
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:おだやか
バランス:トゲトゲしたバランスの悪さ
タンニン分:軽め
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めのバランスに、トゲトゲしたアルコールの強さがあり、バランスが悪い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて、やや透明感のある外観。
紫がかった感じは、ピノ・ノワールでは無さそう。

香りは、最初はケミカルで、時間とともに腰が砕けて、やや生っぽい感じに。
品種の特定が出来るほど強くなく、ただ、印象としては、カリニャンのようなローカル品種のイメージ。

味わいは、ライトでシンプル。
ドライでそっけない感じは、伝統産地のしかもローカル品種の印象。
ガメイやピノ・ノワールではない、サンジョヴェーゼでもないかな。

ファイナルアンサーで、カリニャン、ガルナッチャ
で、ピンポン

カリニャンらしい、素っ気なさですが、これはこれでアリかも。

【総評】
ソラ・フレッド 2011
SOLA FRED 2011

スペイン:地中海地方:DOモンサン
アルコール度:14%
ブドウ品種:カリニャン90%、ガルナッチャ10%

カルディコーヒーファームで、980円で購入。

外観は、紫がかった若々しい色調に、やや透明感を感じる深く輝きのある、濃いルビー色。

香りは、はじめはケミカルな、硫黄やなめし革のような印象から、だんだん力が落ちてきて、ちょっと生っぽい感じになります。

口当たりは、スリムでドライで、そっけなく、アルコールがやや浮いた感じ。
バランスが悪い印象です。

と、第一印象はあまり良くありませんでしたが、飲み進むと、何となく魅力が出て来ました。

カリニャンって、ぶっきらぼうで、とっつきにくい感じなんですが、グローバル品種には無い、不思議な魅力を持っていますよね。
何というか、突き放される感じが逆にいい、みたいな、いわゆるツンデレ系品種?

いやいや、「ツン」の方はあっても「デレ」の方がないかも。

今日の晩御飯は、自家製の焼き鳥。
お店の焼き鳥と違って、ライトなタレです。

合わせてみると、ワインが主張してしまってイマイチ。
なんだか、とても自己主張が強い感じのワインですね。

あつまみの、ボッコンチーノ・サラミも、ビーフジャーキーも、ドライパイナップルも、合いません。
ワインが辛いのか、なんだか、食事を拒否するような印象があるんですよね。

ぶっきらぼうで素っ気ない感じない感じなのですが、嫌いじゃないタイプです。

時間が経つと、ニューワールド的な飲みやすさが出てきました。
最初は品種の個性で、あとから造り手の個性が出てきた感じ?

でもやっぱり、素っ気ない感じは変わらず。

嫌いではないタイプですが、コストパフォーマンスはそこそこでしょうか。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)

シャトー・メルシャン 勝沼甲州 2012 (ブラインドテイスティング:当てる)

シャトー・メルシャン 勝沼甲州 2012
(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:10)\2260
(2)甲州(日本:山梨県甲州市勝沼地区:12)\1550
(3)シュナン・ブラン、シャルドネ(仏:ロワール地方:AOCソーミュール:11)\1180
(4)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーラン他(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPセヴェンヌ:11)\1080
(5)グルナッシュ・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:IGPアルディッシュ:11)\798

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ほぼ無色に近い、グレーイエロー
濃淡:淡い
ディスク:薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:ややしっかり感じられる
特徴:酵母、ミネラル、レモン、グレープフルーツ、柑橘系、白い花
香りの印象:シュール・リーのような酵母の印象

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープ、強い
バランス:スリムで、ドライ
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
ミネラリー

【評価】
スリムでドライ、後味がかなり辛め

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
ほぼ無色に近い外観からは、甲州が候補。

香りはシュール・リーのような酵母感が強く、日本の酵母の独特な香りがする。

味わいは全体的には軽めだが、意外と辛くて、後味が強めに残る。
ただ、これは甲州以外には考えられない。

ファイナルアンサーで、甲州。
で、ピンポン

甲州はさすがに外さないですよね。

【総評】
シャトー・メルシャン 勝沼甲州 2012
Chateau Mercian KATSUNUMA KOSHU 2012

日本:山梨県甲州市勝沼地区
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州

リカーランドトップで、1550円で購入。

外観は甲州らしい、ほぼ無色に近いグレーっぽいイエロー。

香りも甲州らしい、グレープフルーツやシュール・リーのような酵母の印象。
ちょっとシャンパーニュ的な感じというか。
時間がたっても上品な柑橘系の印象は弱くならず、しっかりした印象があります。

口当たりは、ライトですっきり。
ボリューム感はなく、スリムな印象だが、じわっと旨味が沁みる感じ。
後味は、意外と強めで、辛い感じと、えぐ味が残ります。

甲州の中でも、やや主張のある、ヤンチャな感じのまとまりですね。
上品で繊細なタイプではありません。

今日の晩御飯は、自家製の焼き鳥。
タレはライトな照り焼きダレ。

さすがにワインが負けるので、合いません。
もっと繊細で上品な料理じゃないとダメですね。
白身魚の天ぷらとか合いそうです。

食事が終わって、ワインだけになっても、すっきりしていて、飲みやすい。
基本的にはドライですが、ほんのり甘い印象もあって、全体的なバランスがいいんですね。
旨味も十分にあります。

コストパフォーマンスはいいのではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

シャトー メルシャン 勝沼 甲州10P06jul13

※サイトより引用
甲府盆地の中でもブドウの色づきの良い勝沼地区の甲州ブドウを使用し、瓶詰め直前まで貯蔵タンク中で澱と接触させ育成(シュール リー製法)することで、しっかりとしたうまみと厚みのある辛口ワインに仕上げています。和洋折衷、さまざまなメニューが登場する日本の食卓におすすめのワインです。

2013/06/28

コールドリッジ・エステート シラーズ 2011

コールドリッジ・エステート シラーズ 2011
コールドリッジ・エステート シラーズ 2011
Coldridge Estate Shiraz 2011

オーストラリア:南東部
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シラーズ

セブンイレブンで、930円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ちょっと落ち着いたルージュ色の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、底がはっきり見えるくらいの透明感

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:オリエンタルスパイス、フローラル、なめし革、鉄さび、黒胡椒、黒い果実、イースト香、酵母
香りの印象:開いている、華やか、やや人工的

【味わい】
アタック:ライト
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、なめらか
バランス:流れるような、心地良い
タンニン分:緻密で後味に強めに残る
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ライトでフレッシュ、やや人工的

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
オーストラリアのシラーズにしては、かなり明るい外観です。
グラスに多めに入れても底が見えるくらい。
色調はちょっと落ち着いていて、穏やか。

香りは、まず華やかさがあって、そこから、スパイスや、血液や鉄さびの印象に変わってきます。
オリエンタルスパイスというか、煮詰めたプルーンのような、独特な甘い香りがありますね。

最初は印象が良かったのですが、だんだん木のチップのような印象が強くなってきて、ややイメージダウン。

飲みくちはライトで、ほとんど膨らまず、すっと消える感じ。
後味は、渋みとえぐ味が残って、やや乾く感じ。

最初は、とてもアルコール度を強く感じます。
15%くらいあるのでは、と思ったら、12.5%しかなくて、ビックリしました。

今日の晩御飯は、吉野家の牛丼。

シラーズが合うわけがない、と思っていたら、このワイン軽めなので、意外と問題ないみたい。
ちょっと醤油っぽいスパイスの印象があるので、そこがつなぎになってるのかもしれません。

軽いので、ワインだけでも飲めますが、後味のえぐ味がだんだん気になってきます。

おつまみで、チーズスナックに合わせると、何となく、馴染むような、馴染まないような・・・
まあ、無いよりいいか、って感じ。

このワイン、オーストラリアのシラーズにしては、ライトで軽めで、色調も明るいタイプ。
こういったタイプは初めてですね。

ボトルは重量感もあって、底のヘコみも深めで、かなり重いワインをイメージさせるので、開けて飲んだ時に、ちょっと騙されたような感じがあるんですよね。
今日は濃いワインでガッツリ、と思って買ってみたけど、軽くて期待はずれだった、って人もいるのでは。

外観は明るくてニューワールドっぽくないけど、飲み口のマイルド感は、ニューワールドらしい感じです。
第一印象が華やかで、飲み口も悪くないので、飲み会ワインにはいいかもしれません。

軽めのワインが好きな人や、女性にも受けが良さそうですね。
家庭料理にも合わせやすいタイプだと思います。

コストパフォーマンスは、まあそれなり、って感じ?

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/06/26

メルシャン ミラージュ 白 NV

メルシャン ミラージュ 白 NV
メルシャン ミラージュ 白 NV
Mercian Mirage Vin Blanc NV

日本:輸入ぶどう果汁・輸入ワイン使用
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

セブンイレブンで、385円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:中庸な色調の、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:薄め
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:軽い、弱い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:熟した果実、硫黄、酵母、微妙にナッツ、アルコール、石灰
香りの印象:人工的、硫黄の印象が強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:爽やか、やや強め
バランス:スリムで、フレッシュ
苦味:爽やかさを与える
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでフレッシュ、カジュアルなまとまり

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【総評】
かなり久しぶりの、メルシャンミラージュですが、美味しくなってますね。

外観は、グリーンとオレンジの中間くらいの色調で、穏やかで、力のない外観。

香りは、硫黄の印象がありますが、以前よりはフルーティになっているようです。
全体的に弱めで、良くはないけど、悪い印象もありません。

口あたりは、ライトでフレッシュなアタックから、ジューシーな果実感が広がります。
残糖多めで、やや甘口、くらい。

このワイン、果汁が混ざってる感じがありますね。
ズースレゼルヴってやつですか?

ちょっとワインカクテルのような印象がありますが、ジューシーさが心地よく、フレッシュな印象で、誰でにでも受け入れられそうなタイプです。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
合わせると、完全にジュースみたいになります。

ビール代わりになるかなと思ったけど、甘みが強めなので、ちょっと役目が違いますね。
でも、平日の気軽な家飲みには良さそう。

以前飲んだ時の記録をみると、アルコールの浮いた感じが気になる、と記載されてましたが、今回は大丈夫。
飲み物としての完成度が上がってます。

日本で穫れたぶどうを使った「日本ワイン」は、ワインとしての進化をしていますが、輸入ワインや輸入果汁を使った「国産ワイン」も確実に進化しているようです。

日頃ワインを飲まない人も、すっと受け入れられるような、気軽に楽しめるアルコール飲料としての進化ですね。
しかし、意外と国産ワインって海外でも人気が出そうな気がしますね。

食事が終わって、ポテチに合わせるとちょうどいい感じで合います。
ワインだけでも、もちろん問題なし。

このワイン、コンビニのチューハイとかカクテルが、ライバルですね。

きっと、また買うことがあると思います。
次の進化が楽しみな、メルシャン・ミラージュです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/06/23

マドンナ R ロゼ 2011

マドンナ R ロゼ 2011
マドンナ R ロゼ 2011
MADONNA R ROSE 2011

ドイツ:ラインヘッセン地域
アルコール度:8.5%
ブドウ品種:ポルトギーザー、ドルンフェルダー

リカーランドトップで、1080円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤味の強い、鮮やかなロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
ディスク:薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ミネラル、赤い果実、かすかにグリーン香、ちょっとムスクっぽい感じ?
香りの印象:とても弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、爽やか
バランス:スリムでフレッシュ
タンニン分:ほとんど感じられない
アルコール度:弱め
余韻:ちょっとある

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ライトでフレッシュ、ほんのり甘みがあるがバランスが良い

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ロゼとしては、かなり濃い色調。
色味は強いのですが、輝きは弱めです。

香りは温度が低いせいか、ほとんど感じられません。
赤い果実や、ミネラル、グリーン香があるかな。
時間が経つと、ちょっと生臭い感じが出てきました。

味わいは、残糖多めのやや甘口。
フレッシュな果実感とのバランスがよく、スイスイと飲みやすいタイプです。
ぶどうの種の部分のような、フレッシュな酸味があって、ドイツワインっぽい印象ですね。

白ワインに近い味わいながら、黒ぶどうの深み、みたいなものもちゃんとあります。

ワインだけで飲めるタイプで、気がつくとどんどん飲んでます。
アルコール度も低いし、これはすぐに無くなりそう。

今日の晩御飯は、アジの開きのアクアパッツァ。
料理自体が失敗してたので、何とも言えませんが、アジの開きの香りには、さすがに合いませんね。

前の晩のカレーの残りに合わせてみると、これは馴染みが良いみたい。
フレッシュジュースみたいな感じで、良く合います。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円とやや高めの評価。
ちょっと甘いけど、悪くない、という感想です。

ピスタチオに合わせると、負けて完全に裏に回るけど、しっかり支える感じが悪くありませんね。
のり塩のポテチは、海苔の香りがワインとフィットしません。
ビーフジャーキーはまったく馴染まないけど、邪魔もしない感じ。

飲みやすくて、クセの無いタイプで、ちょっと甘いので、飲み進むと飽きてくるかとおもいきや、意外と大丈夫です。
グリーン件の黒ぶどう系の香りがあったり、しっかりワインらしさもあるからでしょうか。

アルコール度も軽いので、パーティワインとしては最適ではないでしょうか。

価格も納得感があるかと思います。

■楽天ショップへのリンク

【ドイツワイン】マドンナR (ロゼ) 750ml

※サイトより引用
やさしい甘味を持つ白ワイン「リープフラウミルヒ(聖母の乳)」の元祖として知られ、1972年の発売以来、日本で親しまれているドイツワイン「マドンナ」ブランドから、初めての"ロゼワイン"の登場です。
職場で家庭で「つよく、かわいく」がんばる女性。そんな女性の輝きをいっそう増すためのロゼです。
女性同士が楽しく元気に語らうひとときに、がんばった一週間が終わった週末に、ほっと一息つく夜に。
ドイツワイン特有のフレッシュな酸味が甘さを抑えてくれています。
ほんのりとした甘口のロゼワインは料理を選びません。
軽い前菜からメインディッシュまで、和食から洋食まで、どんな料理の側にでもマドンナは寄り添ってくれます。
ロゼワインとカクテルジュレをコラボレーションしました。
最近ロゼワインをロックで飲むのも流行っていますよね。
マドンナをアナタ好みに仕上げるのも素敵です。
美しいロゼカラー。さくらんぼやラズベリーの香り。
軽やかで穏やかな酸味とほのかな甘みのバランスがエレガント。

2013/06/22

クロスター ピノ・ノワール ファルツ 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

クロスター ピノ・ノワール ファルツ 2011
(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ:11)\1680
(2)ピノ・ノワール(仏:地理的表示無し:12)\1480
(3)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(4)ピノ・ノワール(独:ファルツ地域:Q.b.A.:11)\980
(5)カリニャン90%、ガルナッチャ10%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:11)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや大人しい
色調:少し黒っぽく落ち着いた色調の、やや明るめのルビー
濃淡:やや淡め
ディスク:やや厚い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、明るい色調

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:パン、イースト香、なめし革、エーテル香、樹脂、ドライフルーツ、ドライフラワー
香りの印象:落ち着いた、控えめな

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ライト
酸味:口当たりが優しいが、しっかり強い
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:サラサラした、弱め
アルコール度:弱め
余韻:短め

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトな味わいながら、しっかり主張する芯の強さがある

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
かなり明るめの外観と、落ち着いた色調は、ピノ・ノワールが候補。

香りは、ちょっと独特な構成。
最初はパンのようなイースト香で、ドライフラワーのような華やかさが出てきて、さらに時間が経つと、カラメルのような甘い印象が強くなる。
少なくともピノ・ノワールっぽくはないけど、今回ドイツのピノ・ノワールがあるので、そのへんが候補か。

味わいは、ライトな口あたりだけど、しっかした酸と、コクというか旨味があって、深い印象がある。
何というか、かなりコントロールされている、マイルドな味わいというか、ニューワールドのピノ・ノワールのような印象でもある。

ピノ・ノワールでも、フランスでは無さそう。

サンジョヴェーゼとカリニャンも違う。

ファイナルアンサーで、ドイツのピノ・ノワール
で、ピンポン

ニューワールドテイストな、マイルドで飲みやすいピノ・ノワールです。

【総評】
クロスター ピノ・ノワール ファルツ 2011
Klostor Pinot Noir Pfalz 2011

ドイツ:ファルツ地域:Q.b.A.
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、980円で購入。

ドイツでは、ピノ・ノワールの事をシノニム(別名)で、シュペートブルグンダーと呼びますが、このワインはしっかりと「ピノ・ノワール」と明記してあります。
強い意図を感じますが、新しいタイプの生産者なのでしょうか。

外観はとにかく明るめで、そこがしっかり見えるくらいの透明感。
最近、ブルゴーニュでも、濃い色調のものが増えていますが、まあ、ピノ・ノワールらしい色調って感じ。

香りは、最初はピノ・ノワールらしくなく、パンのようなイースト香があって、だんだん華やかさが出てきて、最後は樽の印象を感じるカラメルのような香りが出てきます。
ただ、香りを楽しめるほどの強さはありません。

味わいは、とにかくマイルド。
そこにしっかりした酸味と旨味があって、全体のバランスは良い感じ。
でも、あまりに角が取れすぎていて、ちょっとニューワールドっぽい、というか、アメリカのピノ・ノワールみたいです。

ウエルカムな感じなんですが、あまりにフレンドリーすぎて、ちょっと引く、みたいな。

フランスのピノ・ノワールは、ちょっととっつきにくくて、最初あまり近づけないのですが、だんだん心をひらいてくる、みたいな感じが、日本人向けだと思うのですが、このワインは、いきなりフレンドリーで、アメリカンな印象ですね。

いきなりオープンで、フレンドリーなので、ちょっと文化が違う感じ?

今日の晩御飯は、和風ソースのチキンソテー。

ちょっと甘みを感じるせいか、食事に合いにくいみたい。
ワインがジュースっぽい印象になってしまいます。

おつまみで、ピスタチオに合わせると、ワインの渋みが弱いので、よく合います。
グリーン系のアクセントを加えてくれる感じ。

ビーフジャーキーに合わせてみると、ワインを完全に負かせてしまって、これはイマイチ。
ワインがジュースのようになってしまいますね。

このワイン、食事に合わせにくい?

まあ、このワイン、角が取れてて、特に食事なしでも飲めるタイプですが、あまりにマイルドで、ジュースっぽいので、ちょっと飽きてくるかも。

軽くて、マイルドで、飲みやすい、という点では悪くありませんが、もうちょっとクセとか扱いにくさがある方が、個人的は好みですね。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】クロスター ピノ ノワール ファルツ Q.b.A. 2011 クロスター醸造所Klostor Pinot Noir Pfalz Q.b.A. 2011 Weinkellerei Klostor GmbH[ドイツワイン]

※サイトより引用
フレッシュでチャーミングな木苺のアロマとミネラル香。柔らかな口当たりで、程よいオークのニュアンスのあるバランス絶妙なドイツ産ピノ・ノワール。

2013/06/21

コノスル リースリング ヴァラエタル 2012

コノスル リースリング ヴァラエタル 2012
コノスル リースリング ヴァラエタル 2012
Cono Sur Riesling 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:リースリング

ワインダールの通販で、5本セット3980円、1本あたり796円で購入。
参考価格は735円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、軽い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:柑橘系、白い実の果実、グリーンっぽいハーブ、青草香、白い花
香りの印象:上品だが、弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:スリムでシャープ
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:短め

【フレーヴァー】
フルーティ(すっきり)

【評価】
フレッシュでシャープ、すっきり爽やかな味わい

【供出温度】
8-10度(7度以下でも大丈夫)

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、淡めで、輝きも少なく、大人しい感じで、期待感は薄い印象。

香りは、最初は強いですが、すぐに弱くなります。
でも、白い花や、柑橘系、爽やかな青草香などがあって、上品さはありますね。

味わいは、すっきりシャープ。
軽めのアタックから、しっかりした酸味が口に広がり、一気に爽やかさを感じさせます。
そのままフィニッシュで、唾液が出るようなジューシーさが残ります。

やはりコノスルマジックなのか、なんとも言えない魅力を持ってますね。
酸味とフルーツ感と甘み、軽めのアルコールのバランスがとても良い感じ。

一口飲んだら、ガッチリとつかまれる、魅力をもってます。

しあわせ感も強いですね。
週末これが飲めれば幸せって感じ。

今日の晩御飯は、レトルトパスタソースのボンゴレロッソ。
イカ焼きと、蒸し鶏サラダが付け合せ。

食べ物に合わせると、ちょっと甘さが気になるかも。

イカ焼きがあったので合わせてみると、なにも絡まないけど、邪魔もしない感じ。
でもやはり相性は良くありません。
というか、イカって下世話な感じ?がして、ワインの雰囲気に合わないですよね。

ピスタチオに合わせると、完全にワインが負けるけど、とても良く馴染みます。

胡麻ドレッシングの蒸し鶏のサラダには、苦味がちょっと強調されますが、でも、とても積極的にコミュニケーションしてる感じで悪くありません。

ここ最近で、コノスルヴァラエタルをまとめて飲みましたが、気になっているのが、最初とても良いけど、飲み終わりにアラが出る、というパターン。

このワインも同じで、ややぼそぼそした、荒い感じになってきました。

香りも落ちて、やや重い飲みくち。
後味のえぐ味も気になりますね。

以前もそんなことは無かったような気がしますが、温度が上がってくるせいかな?

とはいえ、この価格でこのパフォーマンスは納得感があります。

またきっとリピートするワインですね。

■関連情報(コノスルのワイン)



■楽天ショップへのリンク

コノスル リースリング ヴァラエタル

※サイトより引用
コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
リーズナブルな価格で高品質&高コストパフォーマンスのコノスルワインは、各種コンクール等の賞やワイン誌での高い評価を国内外で獲得しており、農夫達のハードワークと有機栽培畑のシンボルである「自転車」ラベルで親しまれています。
テイスティング:シトラスやオレンジの花の香りがあり、活き活きとした酸とほのかな甘味が余韻に残るデリケートなスタイルのワインです。

2013/06/16

甲斐の宴 ロゼ 360ml

甲斐の宴 ロゼ NV 360ml
甲斐の宴 ロゼ NV 360ml
Kai-No-Utage rose NV 360ml

日本:山梨県
アルコール度:11%
ブドウ品種:山梨産甲州、マスカット・ベーリーA

シャトレーゼで、588円で購入。
(父の日にもらいました)

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:鮮やかな赤味の強いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
ディスク:薄め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、赤味が強い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:イチゴ、キャンディ、カラメル、生食ぶどう
香りの印象:アロマティック、フォクシー

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:おだやか、フレッシュ
バランス:ライトでスリム
タンニン分:ほとんど感じない
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フォクシーフレーバー

【評価】
フレッシュなぶどうジュースのイメージ

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
キャンベル・アーリーのような、キャンディ香や、生食ぶどうのフォクシーフレーバーを感じる、日本らしい?ワインです。

外観は、アセロラジュースのような強い赤味が印象的で、輝きは弱め。

香りは、キャンディ、ぶどうジュース。
時間が経つと、わたあめのような甘い感じが出てきます。

味わいは、ライトでジューシー。
やや甘口だけど、ベタベタした印象はありません。

ワインとしてはちょっと残念な感じですが、飲み物としてのまとまりは悪く無いですね。
開き直って飲むと意外と美味しい、って感じ?

ただ、このワイン、量は飲めないかも。
少し飲んだだけで、もうたくさん、って感じになりますね。

今日の晩御飯は、アジの開きのお茶漬け。
普通は合わないメニューですが、このワインは何となく合いますね。
ちょっと甘い感じが、和食には相性が良さそうです。

ただ、邪魔しないって感じで、食事を高めるような合い方ではありません。

柿の種とか、ポテチなんかも、問題なくあいます。
でもこれは、ジュースと合わせるような感じ。

味わいは、やや甘口ながら、バランス良い感じですが、でもやっぱり、ぶどうジュースのような香りが気になるかな~。

このあたりは好みが分かれそうですが、個人的にはリピートしたいタイプじゃないですね。

■シャトレーゼのサイトより

http://www.chateraise.co.jp/products/detail.php?product_id=90010&category_id=58

※サイトより引用
甲斐の宴(ロゼ) 720ml 1,050 円
山梨県産甲州種を主体に山梨県産マスカット・ベリーA種をブレンド。爽やかで口当たりのよい柔らかな印象のロゼワインです。
タイプ:やや甘口

2013/06/15

カソーナ シャルドネ 2012

カソーナ シャルドネ 2012
カソーナ シャルドネ 2012
CASONA CHARDONNAY 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、酵母、炭酸、柑橘系、フリンティ、白い花、ちょっとアルコール
香りの印象:開いている、やや人工的?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、ジューシー
バランス:ややふっくら、溌剌とした
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
シンプル、フレッシュ、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
やや淡い外観ながら、ギラギラした輝きを持ってます。

香りは、まず酵母とミネラルの印象があって、プティ・シャブリのような、シャルドネらしい感じ。
やや人工的というか、香料っぽい印象があって、グラスに入れて時間が経つと、ちょっと生臭い感じも出てきますが、まあ、価格的にはしょうがないかな、というレベルでしょうか。

味わいは、軽いアタックで、爽やかな酸味と苦味がフレッシュ、それほどふくらみませんが、余韻は長めに続く感じ。

ワンコインとしては悪くありません。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
500円と伝えるとそれはお買い得、グレープフルーツっぽい爽やかさがいい、という評価。

きょうの晩御飯は、タンドリーチキン。
さすがにスパイスが効いているので、ワインが負けます。

うまく丸め込むほどの度量はありません。

このワイン、果実感強めながら、まろやかさは少なく、やや酸味の立った印象。
でもソーヴィニヨン・ブランのような、シャープな酸味ではなく、やや重さをもっている感じですね。

香りは、ちょっと弱くて、すえたような印象があって、あまり良くないですが、でも多くの人に受け入れられる、爽やかさとフルーツ感をもってます。
コストパフォーマンスは高いほうではないでしょうか。

ちなみん、冷蔵庫に入れておけば、次の日も問題なく飲めました。

■楽天ショップへのリンク

カソーナ シャルドネ [2012] <白> <ワイン/チリ>

トル・デル・コッレ ブリンディジ リゼルヴァ 2008 (ブラインドテイスティング:外す)

ブリンディジ リゼルヴァ 2008
(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ:11)\1680
(2)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(3)カリニャン90%、ガルナッチャ10%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:11)\980
(4)ネグロアマーロ、マルヴァジア、サンジョヴェーゼ(伊:プーリア州:DOCブリンディジ:08)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ちょっと落ち着いた紫色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:ドライフラワー、血液、なめし革、ヴェジェタル、タバコの葉、カラメル、スパイス
香りの印象:木樽の印象?

【味わい】
アタック:ライトで優しい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め
酸味:やや収斂性のある、シャープ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:緻密で、後味に収斂性が残る
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ、フローラル

【評価】
軽めのボディ、ドライ、深みがある

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
外観は、深い透明感がある、輝きのある外観。

香りは、ドライフラワーやヴェジェタル、なめし革などの印象で、時間が経つとカラメルのような甘い感じが出てくる。
べっこう飴みたいな、というか。

味わいは、軽めでドライ。
後味に収斂性とえぐ味が残るが、旨味は強い。
伝統産地の印象。

今回ポイントになるのが、ブルゴーニュ・ガメイ。
これはルイ・ラトゥールのものなので、ちょっと期待が入っている。

外観の輝きの深みや、ちょっと重いキャンディ香、ライトで収斂性のある飲みくちなどが、ガメイっぽい感じがある。

ただ、今回、傾向が似ているものが揃っているので、かなり難しい。

サンジョヴェーゼの特徴は無いような・・
今日は睡眠不足で、何だかよく分からないし・・

ファーストインスピレーションを大事にしてガメイかな、やっぱり。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ブー

ネグロアマーロ、マルヴァジア、サンジョヴェーゼ、でした。

【総評】
トル・デル・コッレ ブリンディジ リゼルヴァ 2008
Tor del Colle Brindisi Reserva 2008

イタリア:プーリア州:DOCブリンディジ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ネグロアマーロ、マルヴァジア、サンジョヴェーゼ

リカーランドトップで、950円で購入。

ネグロアマーロの印象は、干しぶどう。
ガメイも干しぶどうの印象があるんですよね~。(言い訳)

このワインも、ちょっと煮詰めた果実のような印象がありますが、甘さはなく、ドライ。
そこがちょっと不思議なバランスです。

外観はとにかくキレイで、深みと輝きがあって、液面もロマンティックに輝きます。

香りは、ややマニアックな感じで、ドライフラワーのようなフローラルの印象があるものの、全体的に重くて、内向的。

味わいはライトなアタックから、膨らみはないが、じわっと旨味が広がる感じ。
後味は、渋みとえぐ味が残って、収斂性があります。
ちょっと飲みにくい感じが、逆にそそる、というか、ブルゴーニュっぽい印象を持ってますね。

ただ、全体的な印象は、やはり、ライトでコンパクトにまとまった、1000円前後のワインって感じ。
好き嫌いは分かれそうなタイプかも。

今日の晩御飯は、タンドリーチキン。

このワイン、辛さがケンカして合いません。
タンドリーチキン自体がスパイシーなので、ワインとの相性は難しいかもしれませんが、このワインは特に気難しそう。

グラスに入れて時間が経つと、口当たりが悪くなってきて、ちょっとボソボソしてきました。
ワインだけだと、やや荒い口当たりが気になりますね。

食事と合わせるのもやや気を使う。
家庭で美味しく飲むにはちょっとむずかしいタイプかもしれません。

でも、このクセのある味わいを受け入れられれば、大丈夫。
ネグロアマーロらしさというと、独特なカラメルっぽい、甘い香りが個性的。

オススメ出来るタイプではありませんが、個人的には嫌いじゃないワインです。

2013/06/11

ボカヴィサ 赤 NV (2013年購入)

ボカヴィサ 赤 NV
ボカヴィサ 赤 NV
BOCAVISA TINTO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨンなど

ローソンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少し紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きが良いが深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ケミカル、エーテル、バナナ、なめし革、赤い果実、ドライフラワー
香りの印象:やや閉じている、香料のような印象がある

【味わい】
アタック:かなりライト
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:シャープ、穏やか
バランス:ライトで、心地良い
タンニン分:軽い、サラサラした
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ライトでドライ、フレッシュ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
若い印象の外観ですが、色味はやや落ち着いた感じ。
濃い方ですが、深い透明感があり、澄んでいます。

香りは、ケミカルとエーテル香で、ちょっとバナナのような印象があります。
時間が経つと、カラメルやキャンディのような甘い印象に変わってきました。
深みは無く、シンプルな構成です。

味わいは、超ライトで、まったく膨らむことがなく、すっと、すぐにフィニッシュ。
ライトでドライだけど、余韻にチャーミングなフルーツ感と酸味が残り、ジューシーな後味です。

ちょっと人工的な香りがあって、かなり軽い口あたりですが、スッキリとドライな味わいが好印象です。

今日の晩御飯は、レトルトのカレー。

合わせると、かなりジュースっぽい印象になりますが、甘みやフルーティさが控えめでドライなので、ギリギリワインって感じでしょうか?
グイグイ水代わりに飲めてしまうので、ちょっと危険。

冷凍の餃子にも合わせてみると、ビールっぽい感じで意外と合います。
でも、赤ワインの合い方ではないですね。
このワイン、カレーよりも餃子の方が合うみたい。

食事が終わって、チョコボールに合わせると、ワインが完全に負けるけど、何となく良い感じ。
このワイン、軽いけど、バランスよくまとまって、いろいろな食事にも合わせやすそうです。

最初に感じた、人工的な印象も、飲む進むと気にならなくなりました。
後味に、渋みとえぐ味が残りますが、軽いのでワインだけでも飲めるタイプですね。

軽いワインが好きな人にはおすすめの、ワンコインワインです。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2013/06/09

シュヴァリエ・ド・カイユス シラー ヴィエィユ・ヴィーニュ 2010

シュヴァリエ・ド・カイユス シラー ヴィエィユ・ヴィーニュ 2010
(1)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(2)シラー(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\1080
(3)カリニャン90%、ガルナッチャ10%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:11)\980
(4)ネグロアマーロ、マルヴァジア、サンジョヴェーゼ(伊:プーリア州:DOCブリンディジ:08)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ(ように見える)
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:厚め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い、液面に艶がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブルーベリー、ブラックベリー、グリーン系スパイス、ナツメグっぽい感じ、キャンディ、イチゴ
香りの印象:第1アロマが強め、ちょっとヌーボーっぽい

【味わい】
アタック:おだやか
甘み(アルコールのボリューム感も含む):チャーミング
酸味:フレッシュで、しっかり効いている
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:なめらか、後味に強めに残る
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
全体的に濃縮感があるが、味わいは穏やか。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
外観はかなり濃く、フチは鮮やかなマゼンタ。
かなり若い印象。

香りは独特で、グリーン系のスパイスやキャンディ香などが混ざって、グローバル品種の印象ではない。
ちょっと香ばしい、カラメルのような感じもあって、ネグロアローマあたりの印象だが、2008年ってことはないだろう。
そうなると、2012年のサンジョヴェーゼ?

味わいは、濃縮感があるが、全体的なパワーは弱め。
力のない品種の印象。
カリニャン、ガルナッチャも候補になるか。

このワイン、ヌーヴォーのようなキャンディ香がとても特徴的。
それに南仏のようなハーブ香が加わる。

時間が経つと、どんどんスパイシーになってくる。
これはイタリアじゃないかも。
アルコール度が強くて、ほんのり甘い印象はシラーやガルナッチャのような気もする。

これはなかなか難しい。
だんだんシラーのような気がしてきた。
しかも、南仏っぽい、ガリーグのような香り。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ピンポン

このワイン、南仏のヌーヴォーみたい。

【総評】
シュヴァリエ・ド・カイユス シラー ヴィエィユ・ヴィーニュ 2010
CHEVALIER DE CAYLUS SYRAH VIEILLES VIGNES 2010

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー

リカーランドトップで、1080円で購入。

外観はとにかく濃くて、さらに輝きがあって、粘性も強く、全体的にギラギラした感じ。

香りは、独特なスパイス香と、キャンディ、カラメルが混ざって、複雑性があるけど、キャンディ香がちょっと品を落としてます。
ヌーヴォーっぽいのは、マセラシオン・カルボニックの手法で造られているのでしょうか?

味わいは、ニューワールド的なマイルド感があって、飲みやすいと思いきや、後からタンニンが強く出てきて、後味はえぐ味と渋みが残りますね。
アルコール度は強いみたいだけど、ジュースっぽい味わいなので、濃厚な果実感はありますが、あまりボリューミーではありません。

このワイン、食事に合わせにくそうですね。

今日の晩御飯は、鶏つくね。
甘辛の照り焼きダレです。

このワイン、やや強めではありますが、照り焼きだれにはよく合いました。
こういう甘みのある食事には合いやすいのかも。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
濃厚タイプのワインが嫌いなカミさんですが、このワインはわりと好印象でした。

カミさんにヌーヴォーっぽくない?と聞いたら、言われると確かにあるかも、という答え。
でも、ヌーヴォー好きじゃないカミさんが最初に気にならないって事はマイナスポイントにはならないってことでしょうか。

グラス残り少なくなったら、香りも落ちて、重いグリーン香が気になって来ました。
でも、全体的なまとまりは悪くないですね。

濃厚な果実感が中心で、フレンドリー。
食事なしでも、美味しく飲めるタイプです。

2013/06/08

リンゲンフェルダー ヘア・ラベル ゲヴュルツトラミナー 2011

リンゲンフェルダー ヘア・ラベル ゲヴュルツトラミナー 2011
リンゲンフェルダー ヘア・ラベル ゲヴュルツトラミナー 2011
lingenfelder hare-label gewurztraminer 2011

ドイツ:ファルツ地域QbA
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミナー

リカーランドトップで、1290円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:厚め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、金属質な輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ライチ、ミネラル、炭酸、柑橘系、爽やかなハーブ、シロップ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め、アロマティック

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:おだやか、マイルド
バランス:まろやか、やや力が無い感じ
苦味:おとなしめ
アルコール:やや強い
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティでミネラリィ

【評価】
香りは強いが、シンプルでドライな印象

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
ギラギラとした、金属質な輝きを持っている外観。
淡く、グレーっぽい色調で、色付きは弱めです。

香りは、最初に特徴的なライチ香。
その後、ミネラル感や、柑橘系の印象、ハーブやスパイスの印象に変わってきます。

味わいは、軽めのドライなアタックから、じわっと甘みが出てきて、スレンダーな印象で、乾いたドライな後味。

ゲヴュルツトラミネールらしい、アロマティックな独特の香りですね。
味わいは残糖多めの、甘みを感じるタイプ。

ドイツワインらしい味わい。
種の部分を感じるというか。

食事に合わせるのは難しそうだけど、野菜ベースのドライカレーとかだと合いそうです。
普通のルーのカレーだと、ちょっと難しいかも。

今日は外食をしてきた後なので、ワインに合わせる食事はありません。

カミさんに価格感を聞いたら、680円。
ほんの甘くて、ライトなので、安く感じたみたい。

ライトでほんのり甘くて、飲みやすいタイプですが、ちょっと後味にえぐ味が残ります。
食事なしでも飲めるけど、だんだん甘みが気になってくるかな。

今回食事なしだったのですが、実は食事と合わせた方が美味しいのかも。
中華料理だと合いそうな気がします。

同じ品種の、コノスルのゲヴュルツトラミネールと比べると、キレとか、メリハリが無い感じなんですよね。
全体的に大人しくて、やや主張がなくて、面白みがない印象。

個人的にはリピートしないタイプかな~。

■楽天ショップへのリンク

リンゲンフェルダー ヘアラベル・ゲヴュルツトラミネール・クーベーアー [現行品] ドイツ/プファルツ/

※サイトより引用
ミッテルハートにあたる、ダイデスハイム村やフォルスト村の直ぐ北に位置するグロスカールバッハの村で、ワイングートを営んでいるリンゲンフェルダー家は、1570年代にファルツに移転してきたのが始まりです。
以前はアイスワインやベーレンアウスレーゼまで造る個人生産者で、ロバート パーカー Jr.の「バイヤーズガイド5版」で5ッ星生産者として名を挙げられていました。現在は、アイスワインやベーレンアウスレーゼといったものは造らず、クリーチャー(生き物)ラベルに代表される買い葡萄を用いて瓶詰めしたアイテムなど、より日常飲むワインに軸足を移しています。
彼自身が所有している畑と同じ土壌で、目の届いた畑仕事がされているかどうか把握しておきたいというこだわりが感じられます。土壌は、石灰が混ざった粘土(レス)。レスは火山灰で、パウダーのように軽く、スポンジのように保水します。樹と樹の間を1列毎に掘り返しています。肥料にはオーガニックとそうでないものを使用。ボルドー液(殺菌剤)、防虫剤、除草剤は使用せず、フェロモンを使っています。自分の魂と土地の伝統を反映したワインを造りたいという考えから、酵母は天然酵母のみ使用しています。必要成分を除いてしまうので、清澄はしません。タンクは品種、特徴の違いによって分けるため、600L~10,000Lまで10種類近くを所有しています。すべての赤ワインに木樽を使用し、100年使い続けているものもあります。通常、ドルンフェルダーは大樽で最低12ヶ月、シュペートブルグンダーは一度バリックに入れます。樽の産地は、以前はフランス産を使用していましたが、現在は地元ファルツのものを使用しています。自らの瓶詰めシステムを所有しています。
クリーチャー(生き物)ラベルシリーズは、ほぼQ.m.p.レベルで、魚とウサギラベル以外は、自家畑によるものです。タンクは品種、特徴の違いによって分けるため、600L~10,000Lまで10種類近くを所有しています。すべての赤ワインに木樽を使用し、100年使い続けているものもあります。通常、ドルンフェルダーは大樽で最低12ヶ月、シュペートブルグンダーは一度バリックに入れます。樽の産地は、以前はフランス産を使用していましたが、現在は地元ファルツのものを使用しています。自らの瓶詰めシステムを所有しています。クリーチャー(生き物)ラベルシリーズは、ほぼQ.m.p.レベルで、魚とウサギラベル以外は、自家畑によるものです。
このラベルのデザインは、カリフォルニアワインのラベル(フロッグス リープ)等で知られる著名デザイナー、チャック ハウスによるものです。

2013/06/07

センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV (2013年購入:2回目)

センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV
センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV
SENSI BORGO CIPRESSI BIANCO NV

イタリア:トスカーナ州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

ローソンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、やや大人しい外観

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:クリーム、ミネラル、ヴァニラ、モモ、パイナップル、パン、イースト香
香りの印象:開いている、弱い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やさしい
酸味:やわらか、しっかり
バランス:まろやか、フレッシュ
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
軽めだがややボリューム感あり、果実感がフレッシュ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は大人しいけど、健全なツヤがあります。

香りは、クリームやヴァニラのような甘い印象が最初にきて、そのあとは熟した果実感。
最初は強めに香るが、スワリングするにつれて香りが落ちてきます。
ワンコインワインに良くあるタイプ。

口あたりは、やや柔らかいアタックから、ふわっと広がって、後味にはフルーツ感と苦味とえぐ味が残りますね。
アルコールは、やや強めに感じて、後味は辛い感じ。

全体的に優しいボリューム感があって、飲みやすくて、第一印象は良いですね。

今日の晩御飯は、麦ごはんにレトルトのグリーンカレー。

合わせてみると、スパイスにワインが負けて、ピッタリフィットはしません。
でも、ワインがあった方が美味しく食べられますね。
レトルトっぽさを、ワインがカバーしてくれるからでしょうか。

ソーヴィニヨン・ブランのようなグリーン系の香りがあれば、グリーンカレーとのつなぎになってくれますが、このワインはその要素は無いですね。

一緒に買った、ローソン100のチキンナゲットには良く合います。
ビールっぽい合い方で、ワインをグイグイ行っちゃう感じ。

枝豆だと、ちょっと生臭い、というか、青臭さが出てきます。
チキンナゲットとかの方がフィットしますね。

温度高めでも、特に問題は無く、ボリューム感があって良い感じですが、冷蔵庫で冷やしてみても、基本的なコンセプトは変わりません。

室温と冷蔵庫で冷やしたものと、温度がかなり違っても印象があまり変わらないのは、珍しいタイプ。

温度低めでも、ちゃんとボリューム感を持ってるんですね。
ワンコインワインのなかでは、特筆すべき特徴だと思います。

そういう点では、かなり冷やしても、それなりに美味しく飲めます。

でも、キンキンに冷やしてしまうとさすがにもったいないかな。
ビールが5℃だとしたら、やはり8~10℃くらいが一番活きてきそうです。

そこから温度が上がっても、18℃くらいまではまったくブレずに美味しいのではないでしょうか。
ちょっとボリューム感があって、濃縮感のある果実感があります。

ちょっと雑な印象の口当たりもあるけど、ワンコインワインとしては納得出来る方ですね。
もう何度かリピートしてますが、きっとまた飲むと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2013/06/05

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2012

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2012
フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2012
FINCA LA ESCONDIDA CHARDONNAY 2012

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、小さな気泡が多く見られる

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:熟した果実、カリン、アルコール、スモーク、チーズ、重めのミネラル
香りの印象:開いている、重い印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ジューシーな
酸味:まろやか、ジューシー
バランス:ややふくよか、溌剌とした
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
ライトでふっくらしたボディだが、後味は強め、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
プラスチックのコルクを抜くと、シュワーと小さな気泡が現れて、かなり炭酸を含んでいる感じです。
外観は、輝きのある、健全な印象。

香りは、控えめながら、熟した果実感が強めですね。
そこにスモーキーな印象や、チーズっぽい、重い感じが残ります。
全体的には、濃厚なタイプのシャルドネの印象です。

味わいは、軽めのアタックから、ふわっとボリュームが出てきて、果実感が広がります。
余韻は短めで、後味はえぐ味と苦味が残り、やや乾く感じ。

かなり温度高めで飲み始めましたが、それほど問題ありません。

ふっくらとしたボリューム感がなかなか良い感じですね。
ただ、後味はイマイチかも。

今日の晩御飯は、コンビニのトマトパスタ。
にんにくと唐辛子が効いてて、ソースにチーズが入ってます。

このワイン、にんにくとトマトの香りに良く合いますね。

パスタソースを爽やかにしてくれて、ワインの後味のえぐ味を料理が帳消しにしてくれる、という点では、まさにマリアージュですね。

温度が下がると、チャーミングな果実感が中心になります。
このワインちょっと温度低めの方が活きるみたい。
溌剌とした、チャーミングな果実感で、すっきりと飲みやすい印象になります。
温度高めのときの、重い感じは無くなりますね。

もちろん、香りはほぼ立たないので、飲みくち優先の味わいになりますが、余韻のフレーバーは、チャーミングな果実感。
でも、えぐ味は相変わらず残るので、やはり食べ物が欲しくなるかも。

食事が終わって、堅揚げポテトに合わせると、これもバッチリ!
フルーティだけど、合わせる食事の幅も広そうです。

ガーナチョコレートに合わせても、「おう、久しぶりー!」って感じで歩み寄ります。
ちょっと馴れ馴れしい?

ワインと、ちょっとしたつまみがあれば大丈夫ですね。
パスタやピザとかはストライクだと思います。

このワインはいいですね。
食事の合わせる範囲も広いし、スナックにも合うし、そのままでも、まあ大丈夫。
ワインコインワインのなかでは、トップレベルではないでしょうか。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/06/02

Wi-not? vol.5~ワイノット?表紙・巻頭は亀梨和也! ! ~


Wi-not? vol.5~ワイノット?表紙・巻頭は亀梨和也! ! ~ (メディアボーイMOOK)

メディアボーイMOOK
2013年5月25日発売

¥ 980 大型本

わたしのお知り合いが出てるので、久しぶりにワイン雑誌を購入しました。

独特の視点、というか個性をもった雑誌です。
執筆主幹である、田中克幸さんの個性なんでしょうね。

表紙と巻頭グラビア?は亀梨和也さん。



すぐに思い出すのは、そう、「目覚めよバッカス!」の名ゼリフ!
もちろん、そういう理由ではなく、映画「俺俺」のタイアップ企画のようです。

特集は『絶対「幕の内ワイン」主義110本』。
単一品種のヴァラエタルワインが増えている中で、複数品種がブレンドしたワインをフィーチャーしています。



切り口が面白いですが、ちょっとマニアック?

創刊時は、「ワインと食のエンタテイメントマガジン」「もっと自由にワインを楽しむ」というコンセプトだったのですが、ちょっと変わってきたのかな。



幕の内弁当のように、複数の料理を同時に食べる日本人には、3つ以上の品種がブレンドされたワインが向いているという提案。
1品種だけは自己主張、2品種では対比・対立、3品種になって調和のワインになる、という理由です。
説得力はあるのですが、いまいち腹に落ちない部分も・・

単一品種でも和食にあう甲州のようなタイプもあるし、素晴らしい調和のワインもありますよね。
ちょっと企画先行って感じ?

でも世界中から、さまざまな複数品種ブレンドワインが紹介されているので、ワイン選びの参考にできます。
1000円台から紹介されてるのも好印象。

次は、ワインのブレンド(アッサンブラージュ)ってなんだろう、と気づかせてくれる、「マイ・ブレンド・ワインを作ろう!」という特集。



これはいろいろな分野のプロフェッショナルに、南仏の赤と白、各3種類の原酒をブレンドもらう、というこれもまたマニアックな企画ですね。
特別に門外不出の原酒を分けてもらった、というところからスゴイ。
これはしかし、実際にやってみたいですね、テイスティングの勉強になること間違いなしです。

ワイノットらしい個性的な企画なのが、美女5名がつくったピクニックのお弁当に、男子5名でワインをフィットさせる、初夏のピクニックに出かけようというというページ。



おそらく、現場はとても盛り上がったんだろうな~、と思わせるワイン雑誌らしからぬ企画ですが、ページ数や写真は少ないので、盛り上がりを想像するしかない、みたいな余韻を残します。

もうひとつ、ワイノットらしいものが、コンビニワイン特集。
ただ、良し悪しを紹介するのではなく、シーン別の提案になっているところがさすが。



不思議な雰囲気の漫画も健在。



今回は、同じアペラシオンでも、水際からの距離で個性が変わる、というもの。
水際に近いものは、重心が高く軽やか、内陸のワインは、重心が低く濃厚、と説いています。
これも一概に言えるのだろうか?とややはてなマーク。

ワイン雑誌らしい、安心して読めるのが、スイスのシャスラの特集。
スイスのシャスラをチョイスするあたりに、センスの良さを感じますね。



読者テスターと選んだ60本というワイン紹介もあります。



紹介した記事以外にもコンテンツは豊富で、ワインを楽しむ様々な切り口があって、楽しい雑誌であるこは間違いないですね。
ワイン会とかでネタにすると盛り上がりそう。

■関連リンク

wiーnot? 発刊号 ワインはニッポン!(雑誌)


ドメーヌ・アストラック トゥトゥ イーヴル ブラン 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ドメーヌ・アストラック トゥトゥ イーヴル ブラン 2011
(1)ゲヴュルツトラミナー(独:ファルツ地域:QbA:11)\1290
(2)シュナン・ブラン、シャルドネ(仏:ロワール地方:AOCソーミュール:11)\1180
(3)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーラン他(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPセヴェンヌ:11)\1080
(4)グルナッシュ・ブラン、ソーミュール・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:IGPアルディッシュ:11)\798
(5)リースリング(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
(6)グルナッシュ・ブラン35%、ヴェルメンティーノ25%、シュナン・ブラン5%、シャサン15%、モーザック10%、ソーヴィニヨン・ブラン10%(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPペイ・ドック:11)\728

の6本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある、金属質

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:石灰のようなミネラル、やや石油香、カリン、柑橘系、レモン、爽やかなハーブ
香りの印象:ミネラル感が強い硬質で、爽やかな印象

【味わい】
アタック:柔らかい、ほんのり甘い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:おだやか、フレッシュ
バランス:スリムでフレッシュ、溌剌とした
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや短め

【フレーヴァー】
ミネラリー、フレッシュ

【評価】
スリムでフレッシュ、シンプルだが、深い味わいがある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
外観は若々しく、色付きは弱め。
金属質なギラギラした輝きを持っている。

香りはミネラル感が中心で、やや石油香も感じる。
柑橘系の印象と、やや甘い果実感もある。
ニューワールドのリースリングが候補。

味わいは柔らかいアタックで、残糖の甘みがある。
これくらい残糖があるのは、ドイツ?と思うが、少なくともゲヴュルツトラミナーではないだろう。
そうなるとまたニューワールドのリースリングが候補になる。

もう一つ候補は、シュナン・ブランを使ったロワール。

全体的に上品に軽くまとまっている感じは、ニューワールドというよりはロワールかも。
ヒンヤリした印象が、北の産地のイメージ。

時間とともに樽香も出てきて、複雑性も出てきた。

ファイナルアンサーで、シュナン・ブラン、シャルドネのソーミュール
で、ブー

なんと、ペイ・ドック。

【総評】
ドメーヌ・アストラック トゥトゥ イーヴル ブラン 2011
Domaine Astruc Tou Tou IVRE BLANC 2011

フランス:ラングドック・ルーション地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ・ブラン35%、ヴェルメンティーノ25%、シュナン・ブラン5%、シャサン15%、モーザック10%、ソーヴィニヨン・ブラン10%
リカーランドトップで、728円で購入。

全然北じゃない、南仏のワインでした。
たくさんの品種が混ざっているのに、とても素直なまとまりで、造り手のセンスの良さを感じます。

外観はやや淡めのグリーン・イエローで、ギラギラした金属質な輝き。
粘性も強めです。

香りは、注いでから、どんどん変化します。
最初は、石灰のような硬質なミネラル感と柑橘系、そこからだんだん、穏やかな南の方の果実感に変わってきて、熟した印象になります。
百合のような重いフローラル香もあって、それほど強めではないけど、香りは複雑。

口当たりはとにかく穏やか。
優しい、柔らかいアタック。

スリムなので、ボリューム感はそんなにありませんが、ソフトなふっくらとした印象が最後まで続き、アフターはほんのり苦味を残しジューシー。
余韻はチャーミングな果実感が良い感じに残りますね。

何というか、シンプルに「美味しい」って感じ。
だれが飲んでも美味しいっていいそうな、優等生的な美味しさがありますね。

今日の晩御飯は、筑前煮。
このワイン、ほんのりした甘みが、和風の煮ものにもフィットします。

カミさんに、価格感を聞いたら、780円でほぼ正解。

ちょっと酸っぱくて、水っぽくて、バランスが悪いという評価。
あれれ?意外と辛口です。

多分、お酒飲みにはちょっと物足りない、ソフトな味わいなんですね。

飲み進むと、微妙にバランスがずれてくるような感じはありますが、コストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。

■ジャン・クロード・マスのワイン

・クロード・ヴァル 白 2009
・クロード・ヴァル 赤 2010
・ドメーヌ・ポール・マス クロード・ヴァル ロゼ 2011

■楽天ショップへのリンク

トゥトゥ・イーヴル ブラン [2010] 【あす楽対応_関東】

※サイトより引用
★かわいくて美味しい!カジュアルに楽しむお値打ちデイリー!

驚愕のコストパフォーマンスで世界を席巻する南仏の旗手、ジャン・クロード・マス氏。
その彼が愛犬ソクラテスをモチーフに自らラベルを描いたこの「トゥトゥ・イーヴル」は、独特のリラックス&カジュアルな世界を提案しており、ラベルには自身と愛犬の肉球のサインが入っています。

トゥトゥ・イーヴルのワインは、ジャン・クロード・マスがそのポテンシャルに魅了され、彼のフィロソフィーを実現すべく心血を注ぎこんでいる「ドメーヌ・アストラック」で作られた、自信作です。

=味わい=
緑がかった明るい黄金色。
白い花とシトラスの複雑な香りに、トロピカルフルーツのアロマ。
フルーティでリッチ。鮮明な味わい。長く余韻の残る、バランスの取れた豊満な味わい。

=お料理=
スズキの香草焼き、サーモンのフライ、焼き鳥(塩)、チキンカレー、小海老のピッツア

<テクニカルデータ>
砂利の混じった粘土質石灰質土壌。わずかに片岩土壌。気候は地中海性気候。
品種ごとに別々に醸造。除梗後、4~8日間6℃でスキンコンタクト。
空圧式のプレス機でプレスし、果汁をろ過。低温で澱引きし、3週間18℃で発酵させる。
これにより、果実味やアロマ、柔らかさが最大限引き出される。

2013/06/01

ビーニャ・ファレルニア カルメネール レゼルバ 2010

ビーニャ・ファレルニア カルメネール レゼルバ 2010
ビーニャ・ファレルニア カルメネール レゼルバ 2010
FALERNIA CARMENERE RESERVA 2010

チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー
アルコール度:15%
ブドウ品種:カルメネール

リカーランドトップで、1299円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:ほとんど黒に近いが、フチは鮮やかな紫
濃淡:濃い
ディスク:やや厚め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:血液、ヴェジェタル、茎っぽいグリーン香、ブルーベリー
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:ソフトで優しい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:肉厚でボリューム感があり、心地良い
タンニン分:軟らかいが強め
アルコール度:強い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
濃縮し、力強い、フルーティ

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ほとんど黒に近い外観で、フチだけ赤紫。
液面はテラテラとツヤがあります。

香りは、血液や生っぽいグリーン香で、重さがあります。
特に、青っぽい香りが強くて、あまり良い印象ではありません。

味わいは、ニューワールドらしい、マイルドで柔らかい、フルーティなアタック。
ふわっと、果実感が心地よく広がりますが、フィニッシュは短め。
アルコール度が15%もあるのですが、全体的には飲みやすくて、そんなに強く感じません。

気がつくとすぐに酔っ払っているので、要注意ワインですね。

今日の晩御飯は、自家製の豆腐の入った柔らかハンバーグ。
赤ワインの入ったデミグラスソースですが、肉の味がソフトすぎて、このワインには合わないみたい。

しっかり肉の味が強くないと合わないですね。

というかこのワイン、特に食べ物が無くても問題ないみたいです。

いかにもニューワールドらしい、というかニューワールドの良さがよく出たワインですね。
アルコール度が15%もあるのに、実にチャーミングな感じ。

焼肉のタレの甘みにも合いそうなので、バーベキューの時なんか良さそうです。

濃厚な果実感があって、マイルドで飲みやすく、万人受けするワインではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

カルメネール・レゼルバ/ビーニャ・ファレルニア

※サイトより引用
~ チリで唯一、アマローネスタイルで造られたワイン ~
「リオ」と呼ばれるビクニャ地区にある畑の葡萄で造られています。
より集約のある葡萄にするため、葉のない状態にして枝に葡萄を残しておき、1ヶ月半程遅く収穫します。
乾燥して寒く、強い風が毎日吹いているため、葡萄は乾燥して、少し触れるだけでぽろぽろと落ちてしまう状態になります。
アマローネ(イタリア語で「苦い」の意味)製法は、イタリアのヴェネトのヴァルポリチェッラで見られ、収穫したブドウをスノコに並べて風通しの良い状態で乾燥し、糖度が高まったところで発酵させる独特の製法です。
このワインは、乾いた強い風の中で乾燥させるという、オリジナルなアマローネスタイルの製法で造っています。
発酵はピストンのついたステンレスタンクで行います。
このタンクは伝統的に手動で行うピジャージュと同じ動ききをして、やわらかいタンニン、そして色と超熟の果実のアロマを抽出します。
約6~8ヶ月、フレンチ オークで熟成させます。
以下は2007ヴィンテージのコメントです。
~ テイスティングコメント ~
粘性が高く非常に濃厚で、煮詰めたプルーンやバニラ、洋タバコの葉、香ばしさのあるスモーキーな香り、信じられないほど柔らかで、噛み締められそうなボディがあります。
甘さと酸味が厚く重なり、スケールの大きい味わい。
ほのかな甘さと長い余韻があります。

シャトー・サンオンジュ ロゼ 2012

シャトー・サンオンジュ ロゼ 2012
シャトー・サンオンジュ ロゼ 2012
CHATEAU SAINTONGEY ROSE 2012

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・フラン、メルロー

リカーランドトップで、1000円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:赤味の強い、鮮やかなロゼ
濃淡:ロゼとしてはやや濃い
ディスク:やや薄め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、鮮やか

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:赤い果実、キャンディ、フローラル、イチゴ、炭酸の印象、グリーン系ハーブ
香りの印象:チャーミングで華やか

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):フレッシュ
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:ややスレンダーだが、しっかり強めのボディ
タンニン分:後味に少し残る
アルコール度:やや強め
余韻:やや続く

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
チャーミングなまとまりだが、しっかり強め

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、鮮やかで赤味が強く、輝きもあって、フルーツゼリーくらいの印象です。

香りは果実感とハーブ、カラメルのような印象があって、それほど強くは無いけど、全体的に華やかで、陽気な感じ。
カベルネ・フランが入っているので、もうちょっと内向きの落ち着いた印象かと思っていたけど、社交的な感じですね。

軽めのフレッシュなアタックですが、しっかりしたボディを持っていて、余韻はやや長めに続く感じです。
フレッシュ感とドライな感じと、バランスがなかなか絶妙。
フルーティに寄り過ぎず、それでいて辛過ぎない感じも好印象。

今日の晩御飯は、豆腐の入った軽めのハンバーグ。
ソースは赤ワインが入ってます。

このワイン、豆腐の入ったハンバーグの、ライトな味わいがちょうどいい感じです。

おつまみで、バジルガーリックチーズに合わせてみましたが、これもOK。
ドライマンゴーは、ワインが完全に持っていかれるけど、合わなくはありません。

カミさんに、ボルドーのロゼと伝えて価格感を聞いたら、1980円。
1000円と伝えると、それはお買い得、という感想でした。
ドライで、フルーツ感と甘さが抑えてある味わいが、カミさんの好みだったみたい。

何というか、たたずまいが良いというか、バランスがいいですね。
安心して飲める感じです。

グラスに残り少なくなると、香りも落ちてくるので、そのへんは価格なりな感じですが、コストパフォーマンスは良いと思います。

特に、余韻がいいですね。
チャーミングな感じで、また飲みたくなるタイプ。
オススメです。

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