2013/06/01

ビーニャ・ファレルニア カルメネール レゼルバ 2010

ビーニャ・ファレルニア カルメネール レゼルバ 2010
ビーニャ・ファレルニア カルメネール レゼルバ 2010
FALERNIA CARMENERE RESERVA 2010

チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー
アルコール度:15%
ブドウ品種:カルメネール

リカーランドトップで、1299円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:ほとんど黒に近いが、フチは鮮やかな紫
濃淡:濃い
ディスク:やや厚め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:血液、ヴェジェタル、茎っぽいグリーン香、ブルーベリー
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:ソフトで優しい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:肉厚でボリューム感があり、心地良い
タンニン分:軟らかいが強め
アルコール度:強い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
濃縮し、力強い、フルーティ

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ほとんど黒に近い外観で、フチだけ赤紫。
液面はテラテラとツヤがあります。

香りは、血液や生っぽいグリーン香で、重さがあります。
特に、青っぽい香りが強くて、あまり良い印象ではありません。

味わいは、ニューワールドらしい、マイルドで柔らかい、フルーティなアタック。
ふわっと、果実感が心地よく広がりますが、フィニッシュは短め。
アルコール度が15%もあるのですが、全体的には飲みやすくて、そんなに強く感じません。

気がつくとすぐに酔っ払っているので、要注意ワインですね。

今日の晩御飯は、自家製の豆腐の入った柔らかハンバーグ。
赤ワインの入ったデミグラスソースですが、肉の味がソフトすぎて、このワインには合わないみたい。

しっかり肉の味が強くないと合わないですね。

というかこのワイン、特に食べ物が無くても問題ないみたいです。

いかにもニューワールドらしい、というかニューワールドの良さがよく出たワインですね。
アルコール度が15%もあるのに、実にチャーミングな感じ。

焼肉のタレの甘みにも合いそうなので、バーベキューの時なんか良さそうです。

濃厚な果実感があって、マイルドで飲みやすく、万人受けするワインではないでしょうか。

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カルメネール・レゼルバ/ビーニャ・ファレルニア

※サイトより引用
~ チリで唯一、アマローネスタイルで造られたワイン ~
「リオ」と呼ばれるビクニャ地区にある畑の葡萄で造られています。
より集約のある葡萄にするため、葉のない状態にして枝に葡萄を残しておき、1ヶ月半程遅く収穫します。
乾燥して寒く、強い風が毎日吹いているため、葡萄は乾燥して、少し触れるだけでぽろぽろと落ちてしまう状態になります。
アマローネ(イタリア語で「苦い」の意味)製法は、イタリアのヴェネトのヴァルポリチェッラで見られ、収穫したブドウをスノコに並べて風通しの良い状態で乾燥し、糖度が高まったところで発酵させる独特の製法です。
このワインは、乾いた強い風の中で乾燥させるという、オリジナルなアマローネスタイルの製法で造っています。
発酵はピストンのついたステンレスタンクで行います。
このタンクは伝統的に手動で行うピジャージュと同じ動ききをして、やわらかいタンニン、そして色と超熟の果実のアロマを抽出します。
約6~8ヶ月、フレンチ オークで熟成させます。
以下は2007ヴィンテージのコメントです。
~ テイスティングコメント ~
粘性が高く非常に濃厚で、煮詰めたプルーンやバニラ、洋タバコの葉、香ばしさのあるスモーキーな香り、信じられないほど柔らかで、噛み締められそうなボディがあります。
甘さと酸味が厚く重なり、スケールの大きい味わい。
ほのかな甘さと長い余韻があります。

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