2013/06/30

ドメーヌ・ド・ラ・シュナルディエール ソーミュール ブラン 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ドメーヌ・ド・ラ・シュナルディエール ソーミュール ブラン 2011
(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:10)\2260
(2)シュナン・ブラン、シャルドネ(仏:ロワール地方:AOCソーミュール:11)\1180
(3)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーラン他(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPセヴェンヌ:11)\1080
(4)グルナッシュ・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:IGPアルディッシュ:11)\798

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、軽い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:オレンジ、柑橘系、アカシア、菩提樹、白い花、小石のようなミネラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、シャープな
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フレッシュな、ミネラル感のある

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
外観はややオレンジがかっていて、ちょっと特徴的。
普通に考えると、南の産地で過熟した印象。
ラングドックやローヌが候補。

香りも特徴があって、オレンジというか、酸味の強い印象の果実香。
どこかで嗅いだことのある香りだけど、思い出せない。
ローカルでマイナーな品種が入っている感じなので、ここではラングドック。

味わいは、シンプルでフレッシュながら、やや酸化した印象。
ひょっとしたら、瓶詰め後に管理の問題で酸化した可能性もある。
独特の酸味の収斂性がアリゴテっぽくもあるけど、価格感がまったく合わない。

価格感としては、800円~1000円程度。

多分ラングドックかローヌと思われるが、マイナー品種が入っている方を選択。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーランのラングドック
で、ブー

なんと、シュナン・ブラン、シャルドネのソーミュール

【総評】
ドメーヌ・ド・ラ・シュナルディエール ソーミュール ブラン 2011
DOMAINE DE LA CHENARDIERE SAUMUR BLANC 2011

フランス:ロワール地方:AOCソーミュール
アルコール度:12%
ブドウ品種:シュナン・ブラン、シャルドネ

リカーランドトップで、1180円で購入。

ネタバレしてみると、なるほどシュナン・ブランの印象があります。
ロワールのシュナン・ブランって、最近飲んでなかったので、再認識ですね。

外観は、やや酸化をイメージさせる、オレンジっぽさがあり、輝きは弱め。
あまり期待感はありません。

香りはとても独特な果実感。
柑橘系でオレンジっぽいけど、何か違うナニか、どこかで嗅いだことのある香り。
飲み終わるまでに思い出すかな。

果実香が中心ですが、そこにハーブやフローラル、ミネラル感もあって、複雑な印象があります。

味わいは、酸味が中心で、ちょっと酸化した感じ。
飲み始めは軽めかと思いましたが、少し飲み進むと意外と、ガツンとくるアタック。

伝統産地の、ちょっとオールドタイプの味わいって感じでしょうか。
酸味がきつかったりして、飲みなれないと美味しくないタイプですね。

なるほど・・・
飲み進んでみると、これは酸化して酸が強くなったわけじゃなくて、北のワインのマロラクティック醗酵してない感じの酸の強さですね。
実際にマロラクティック醗酵してないかどうかは不明ですが。

飲み始めはややハズレの印象でしたが、飲み進むと良さがじわじわ出てきました。

今日の晩御飯は、チキンのフリッター。
付け合せはアボカドのサラダ。

このワイン、どちらもよく合います。
ワイン自体がややクセがあるので、食事が入ることでバランスが良くなる感じ。

酸味がしっかりしているので、フリッターにもサラダにも、レモンを絞るような合い方ですね。
ただ、ちょっと酸化した感じなので、フレッシュなレモンというよりは、ちょっとビネガーっぽい感じでしょうか。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円とほぼ正解。
ちょっと変な味がする、ちょっとフルーティなので、食事には合わせにくい、でも悪くない、という評価。

このワイン飲み進むと、なかなかイイやつ、って感じになってきました。

気のおけない、さっぱりした性格とでもいいましょうか。
変に媚びてないところとか、ベタベタした甘さが無いところとか、あとは個性的な印象がいいですね。

見た目は一風変わっているけど、自己主張があって、さっぱりした好青年、って感じ?

個人的には嫌いではないですね。
ちょっとオールドスタイルのワインの印象があります。

どういう時に活きるかはちょっとイメージつきませんが、何となく惹かれる魅力を持ってます。

■楽天ショップへのリンク

ソーミュール ブラン 2011 ドメーヌ ド ラ シュナルディエール

※サイトより引用
シュナンブランにシャルドネ種をブレンドすることで新鮮味を与えています。鮮やかな黄金色が見事でライムやハチミツの香りを感じます。

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