2013/03/31

ドメーヌ・ポール・マス クロード・ヴァル ロゼ 2011

ドメーヌ・ポール・マス クロード・ヴァル ロゼ 2011
ドメーヌ・ポール・マス クロード・ヴァル ロゼ 2011
Domaines Paul Mas Claude Val Rose 2011

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、サンソー30%、シラー20%

リカーランドトップで、798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤の強い、鮮やかな色調の、鮮やかなロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:鮮やか、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い果実、グリーン系のハーブ、ミネラル、炭酸、シロップ漬けの果実
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、なめらか
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:後味に少し残る、深みを与える
アルコール度:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミングな)

【評価】
力強さと、チャーミングな果実感を兼ねている

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
しっかりした輝きを持った、濃い色調。

香りは、弱めながら、フローラルとハーブの印象があり、複雑性と深みを感じます。

味わいは、アルコールが強めながら、フレッシュで、飲みやすくて、スムーズ。
チャーミングな果実感が残り、とても好印象です。

素直に、美味しい、と感じさせるタイプですね。
マイナスの要素がありません。

とてもコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。

今日の晩御飯は、豚の角煮。
個人的に、豚肉料理とロゼは合うと思っていのですが、このワインはフルーツ感が強めで、イマイチ。

おつまみで、キュブチーズのオリーブに合わせてみると、これは良く合いました。
ピザとかパスタのようなカジュアルな食事の方が合いそうですね。

カミさんに価格感を聞いたら、1380円。
798円と伝えると、それはお買い得、という感想。

食事が終わって、ワインだけになってもまだまだ美味しいですね。

このワイン、スッキリとしたフルーツ感と、ほんのり甘みがあって、ワインだけで何もいらない感じ。
全体的にクリーンな印象があって、後味がスッキリしているからでしょうね。

このワイン、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

レ・ドメーヌ・ポール・マス クロード・ヴァル ロゼ [現行品] フランス/ラングドック・ルーション/

※サイトより引用
2006年より、本拠地はモンタニャック村近くにあるここ、ドメーヌ・ニコルに移る。地中海とエタン・ド・トー という牡蠣で有名な潟湖から6kmほどの場所に位置。松林と丘に囲まれた、エロー渓谷を見下ろす太陽と海風に恵まれた地域です(標高100~140m)。
「高品質」かつ「ヴァリュー・ワイン」である事。一見矛盾するその哲学が成し遂げられる秘密は、ドメーヌが掲げるポリシー、「Luxe Rural」にあります:受継いできた伝統を尊重しながら、新しい手法や考え方を取り入れて高めていくことで、借り物ではない、本物の味わい造ること。またその努力が価値ある素晴らしいワインを造ることになる。フランスとイギリスのビジネススクールで学んだジャン・クロード・マス氏は、フランスの伝統とニューワールドの革新的な手法や商業的な考え方を融合させ、その考えをワインで表現しています。
クロード・ヴァル ロゼは南仏の豊かな気候を表現したロゼワイン。フリーラン・ジュースのみを贅沢に使用し、華やかで豊かな果実味をお楽しみ頂けます。

2013/03/30

ドメーヌ・レ・ロケ・ジャン・マルク・ボワイヨ・ルージュ 2005 (ブラインドテイスティング:外す)

ドメーヌ・レ・ロケ・ジャン・マルク・ボワイヨ・ルージュ 2005
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)シラー80%、カリニャン20%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:05)\1176
(3)シラー、メルロー、テンプラニーリョ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(4)テンプラニーリョ50%、メルロー50%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:10)\1001

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:少し紫がかっているが落ち着いた印象の、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し熟成感がある、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:酵母、スミレ、白米?、石灰のようなミネラル、ヴェジェタル、白木のウッドチップ 
香りの印象:華やかさがあるが、ちょっと人工的な印象

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:収斂性がある、優しい
バランス:柔らかで、心地良い
タンニン分:緻密で柔らかい
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
華やかな香りに、柔らかいアタック

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
見た目は底がまったく見えないくらいの濃さ。
輝きは弱めで、やや大人しい感じ。

香りは、すみれのようなフローラルで、華やかさがある。
ボルドーっぽい印象。
ただ、何か混ざっているような、石灰のような、お米を炊いた時の香りのような、白木のチップのような香りがある。

味わいは、優しいアタックに緻密で柔らかいタンニン。
とても心地よさがあり、ちょっといいボルドーって感じ。
しかもメルロー主体のサン・テミリオン。

ドライでフルーツ感弱めなので、伝統産地のイメージ。
シラーよりは、メルローのイメージが強い感じなので、メルローの入っているものを選択。

ファイナルアンサーで、シラー、メルロー、テンプラニーリョのスペイン
で、ブー

シラー80%、カリニャン20%でした。しかも2005年。。

【総評】
ドメーヌ・レ・ロケ・ジャン・マルク・ボワイヨ・ルージュ 2005
Domaine Les Roques J.M. Boillot 2005

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー80%、カリニャン20%

DSKワインの通販で、6本セット3980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、1176円。

このワイン、美味しいですね。
しかし、まったくシラーが主体のワインとは思わなかった。

時々、ボルドーとローヌを間違えますが、そのパターンですね。

もう少し温度が上がってくるとシラーっぽくなるのでしょうか?

もう8年前のワインなので、不思議な香りは熟成によって出てきたのかも。
やや下り坂の印象はあるものの、いい熟成をしています。
若いワインには出せない、香りと味わいを持ってますね。

今日の晩御飯は、ミートボールとキャベツのトマト煮込み。
ロールキャベツがバラバラになった感じ。

このワイン、よく合いました。
熟成感はあるけど、軽めなので、料理を選びません。
香りは華やかですが、特に問題ありませんでした。

おつまみのビーフジャーキーに合わせても、ワインがなだめて、落ち着かせてくれる感じ。
合わせられる食事の幅も広そう。

カミさんに聞いたら、1280円。
熟成感はあるけど、軽めの味わいなので、このくらいという評価でした。

時間がたつと、香りは弱くなってくるが、飲みくちは、軽めで穏やかで、スムーズです。
高級感はないけど、優しい味わいですね。

1000円程度で、この熟成した穏やかな味わいが楽しめるのならば、これはお買い得ですね。

■楽天ショップへのリンク

ヴァン・ド・ペイ・ドック ルージュ[2004] ドメーヌ・レ・ロケ(ジャン・マルク・ボワイヨ)【あす楽_土曜営業】

※サイトより引用
ブルゴーニュの名門ジャン・マルク・ボワイヨが南仏へ!
エティエンヌ・ソゼの孫の血統!オリヴィエ・ルフレーヴの醸造長の経験!
これは見事な旨安ワイン。
千円台半ばの価格が信じられない確かな品質を持っている。
南仏とはまったく思えない厚くないボディは、良い意味でさっぱりとしておりエレガントとすら言えるほど。これは良質な酸がキチンと存在しているからで、また各要素のバランスもほとんど完璧だからだ。
優しい口当たりに優しい味わい。そしてその味わいは大地の風味もあるしっかりしたもの。ブルゴーニュは歩マールのジャン・マルク・ボワイヨが南で造るCPのメチャ高い1本。
プロたちからの要望が強いワイン!
一流店のリストに必ずあるドメーヌ!
以前はオリヴィエ・ルフレーヴの醸造長を務めた経験を持つジャン・マルク。
そしてルフレーヴと並び称される、あのエチエンヌ・ソゼの孫にあたるジャン・マルクは、エチエンヌ・ソゼから素晴らしい畑の3分の1を受け継ぐことを見込まれ、ドメーヌ・ジャン・マルク・ボワイヨにて世界のワイン好きが騒いで止まないワインを造っています。
それがジャン・マルク・ボワイヨです!

ファルネーゼ シャルドネ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ファルネーゼ シャルドネ 2011
(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)マスカット・ベーリーA100%(日本:山梨県産ぶどう使用:NV)\1080
(4)シャルドネ(伊:アブルッツォ州:IGTテッレ・ディ・キエーティ:11)\1000

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:リンゴ、白い花、シロップ、若葉のようなグリーン香、べっこう飴
香りの印象:やや酸化の印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、強め
バランス:力強く、フレッシュ
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
フルーティでフレッシュながら、力強さを持っている

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
外観はグリーン系だが、ちょっとオレンジも混ざっているような複雑な印象。
強めの輝きがある。

マスカット・ベーリーAのブラン・ド・ノワールではなさそう。

香りは弱めながら、特徴的で複雑さを感じる。
ボルドーブランのようなリンゴっぽい、酸化をイメージさせる香り。
少なくともアロマティック品種では無さそうなので、トロンテスは外れる。

味わいは、果汁が混ざっているのでは、と思うくらいのフレッシュなフルーツ感。

単一品種ではなさそうで、さらにシャルドネっぽくもない。

そうなると、消去法でスペインが残る。
確かに、ブドウ品種自体の力は無さそうなイメージ。

ファイナルアンサーで、チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ
で、ブー

なんと、シャルドネ。

【総評】
ファルネーゼ シャルドネ 2011
FARNESE CHARDONNAY 2001

イタリア:アブルッツォ州:IGTテッレ・ディ・キエーティ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、1000円で購入。

ネタバレしてみても、まったくシャルドネっぽくありません。
いろいろな香りが添加されているようなイメージでしょうか。

最初は、シードルのような酸化したイメージがありましたが、時間が経つと、ミネラル感の方が強めになってきました。
でも、シャブリのようなミネラル感ではないですね。
イタリアっぽい陽気でライトなイメージというか。

飲みくちはスッキリさわやか系、ジューシーなフルーツ感。
アルコールはしっかりしてますが、飲み進むと、フレッシュ感が強くなって、ワイン自体のボリュームはあまり感じません。

フレッシュでジューシーなので、ワインだけでも飲みやすいのですが、後味のえぐ味がたまってくる感じで、リフレッシュしてくれる食べ物が欲しくなります。

今日の晩御飯は、ミートボールとキャベツのトマト煮込み。
ロールキャベツがバラバラになった感じの煮込み料理です。

肉料理ですが、このワイン、特に問題なく合いました。
カニカマの乗ったサラダにも問題なし。

カミさんに聞いたら、880円。
フレッシュでグレープフルーツっぽいけど、後味がイマイチ、だそうです。

このワイン、なかなか評価が難しいですね。
シャルドネを期待して飲むと、ちょっと期待外れで、ちょっと中途半端な印象を受けてしまいますが、品質は間違いないですね。

■楽天ショップへのリンク

ファルネーゼ シャルドネ [現行品] イタリア/アブルツォ/

※サイトより引用
ロバート・パーカー氏によれば「モンテプルチアーノ・ダブルッツォはワイン界で最高のお買い得品」ということですが、数多くいるこのワインの生産者の中でも、最もお買い得なワインを造る生産者がこのファルネーゼ家ですファルネーゼ家は1582年より続く、非常に歴史のある生産者で、高品質なワインを造る生産者として、国際的にその名を知られています。
最新のテクノロジーと伝統的な手法をうまく組み合わせ、コストパフォーマンスの優れたワインを造り出しています。地元はもとより、イタリア全土、世界各国でとても人気の高いワイン生産者で、ファルネーゼのワインは、インターナショナルワインチャレンジのロンドンや香港、イタリアのヴィニタリなど、世界中のワイン品評会で、毎年、たくさんの様々な賞を獲得しています。
収穫は手摘みで行われます。熟成はフレンチオークとアメリカンオークで3ヶ月間行ないます。グリーンがかった明るい黄色、トロピカルフルーツのリッチなアロマ、柑橘系の果物の香りや花の香りが感じられます。凝縮されたリンゴ、洋梨のフレイバーに、樽からくるバニラや甘いスパイスの香りが混ざりあっています。フレッシュできりりとした酸味があります。

2013/03/29

ドン・ロメロ ティント NV

ドン・ロメロ ティント NV
ドン・ロメロ ティント NV
DON ROMERO TINTO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、モナストレル主体

スーパーフードワンで、498円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:やや落ち着いたルージュ色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着いた弱めの印象

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:ケミカル、硫黄、なめし革、茎っぽいグリーン香、濡れた犬、ブラックベリー
香りの印象:ケミカル、雑な印象

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:細身で、シュッとした
タンニン分:後味に強めに残る
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めのボディだが、後味が辛く、強い渋みが残る

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、地味な印象であまり期待出来ない感じ。

香りもケミカルで、茎っぽい感じと、動物臭い感じのアニマル香。

味わいは、軽くて、ドライで、後味に収斂性が残ります。

そうなると、まったくダメなワインかというと、意外ときらいじゃないかもって感じです。
甘みも無いし、フルーツ感も弱いし、後味は乾く感じだし、イマドキの飲みやすいワインとは違うんだけど、媚びてない感じが、逆にいいのかも。

軽いけど、ちょっと男っぽいのでしょうか?
ちょっと悪い系の感じ?

このワイン、ワンコインワインの中でも、ラベルデザインがとても良いんですよね。
安っぽさが無くて、ファッショナブルで、ちょっと高そうに見えます。

今日の晩御飯は、和風つくね。
しょうがとか味噌、醤油の味付けで、ワインにはちょっと、って感じ。

でも、このワイン、合わせてみると結構大丈夫

焼き鳥とか、もつ煮とか、居酒屋メニューにも合いそうですね。
ライトでドライだからでしょうか。

いろいろ持ってる欠点を隠してくれる、という点で、食事と合わせた方が美味しく飲めるタイプです。
家庭料理に合わせやすそうですが、カレーとか、香辛料が強い食事だとワインが完全に負けてしまいそう。

このワイン、渋いというより、苦味が残るタイプですね。
ワインだけだと、辛いので、ついつい食べ物が欲しくなるのが、ちょっと難点。

辛いドライなワインが好きな人にはいいけど、フルーツ感を求める人には合わないでしょうね。
後味の辛い感じも、あまり好まれないかも。

個人的にリピートするかというと、なかなか微妙。
ワンコインワインの中でも、特別良い方ではないんですよね。

■楽天ショップへのリンク

ドン・ロメロ ティント 赤 750mlDON ROMERO TINTO

※サイトより引用
ドン・ロメロはカタルーニャ州の首都バルセロナから約40キロにある小さな町、サン・サデュルニ・ダ・ノイアで造られています。
近くにはノコギリの歯のような形をした美しい山モンセラットがそびえキリスト教の聖地として信仰心の深いカタルーニャの人々に古くから愛されてきました。
スペイン語でドンは男性へ敬称で(Mr、Sir)、ロメロは巡礼を意味します。
ドン・ロメロはモンセラットとそこを訪れる巡礼者に敬意を表して名づけられました。
この地は安定した地中海性気候に恵まれている為、ブドウの品質に年ごとの大きなばらつきが少なく、良質なブドウを安定供給できる産地で、特にカヴァの生産においてはそのほとんどがサン・サデュルニ・ダ・ノイア地区で生産されています。
スペイン発のハイセンスなコスパワイン。
毎日をスタイリッシュに彩る
飲み飽きしないデイリーワインです。
色は明るいルビー色。
ベリーなどの赤い果実の香りに加え、ココアのニュアンスも感じられます。
野いちごのような味わいが口一杯に広がり、タンニンと酸のバランスが非常に良く仕上がっており、余韻も長く続きます。
味わい ミディアムボディ

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2013/03/27

カルメン 白 NV (2012年リニューアル:3回目)

カルメン 白 NV
カルメン 白 NV
PALACIO DEL CARMEN BLANCO NV

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:マカベオ、アイレン

肉のハナマサで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、硫黄、クリーム、白い花、ハーブ、白い果実
香りの印象:開いている、やや木樽?

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:やや弱め、爽やか
バランス:スリムで、まろやか
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや続く

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
スリムでフレッシュ、爽やかさがあり、心地良い

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
すでに3度目の、肉のハナマサワイン、カルメン白の2012年リニューアル版です。

香りはやや硫黄の印象が強いものの、グリーン系のハーブのような印象や、百合のような花のイメージで、悪くありません。

飲みくちは、ライトながら、すっきりと爽やか。
フルーツ感が心地良いですね。
  
というか、緑茶のような香りがあって、それが爽やかさになってる?

ワインだけで、グイグイ飲んじゃいます。
アルコール度も軽めで、緑茶サワーのような、さわやかさ。
なぜか、今回はやたら緑茶の香りを感じます。

今日の晩御飯は、コンビニの、和風あさりパスタ。
合わせてみると、微妙に合わない?

アサリを合わせると、磯の香りを抑えきれません。
食事が強めだとワインが負けるタイプみたい。

なんでしょうか、このワイン、ニュータイプ?
食事と合わせると、さらにお茶っぽい合い方をしますね。

なるほど、この緑茶の印象は、木樽、あるいは木のチップの香りですね。
木樽の影響があるようですが、香料って可能性もある?

398円ワインとしては悪くないのですが、ワインとしては、やや手が加わった感じがあって、これはまたどうかな、って感じもあります。

せんべいとか、柿ピーとか、良く合う感じ。
特にピーナッツに合うかな。

飲み進むと、ちょっと人工的な印象が気になるかも。
でも398円ワインとしては、十分だと思います。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

2013/03/24

フォンタナフレッダ ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

フォンタナフレッダ ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ 2011
(1)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ:11)\2040
(2)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(3)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、酵母、熟した果実、柑橘系、洋ナシ、ちょっと麦わら、ヴァニラ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、フレッシュ
バランス:ボリューム感があるが、シャープな印象もある
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
しっかりしたボディに、爽やかな味わい

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡くて、ギラギラした色調。
アルコール度は高そう。
この中ではどれも候補になる。

香りは、ミネラル感があって、酵母の印象があって、厚みと複雑性を持っている。
時間とともに、ヴァニラのような樽の影響が出てきた。
しっかり樽を使った、モダンなタイプのボルドーブランのような印象?

味わいは、しっかりしたボディに、フレッシュなフルーツ感。
アロマティック品種のイメージは無い。
品種自体にはあまり力が無さそうで、ローカル品種のイメージ。

力のないローカル品種を、手をかけてしっかりとしたワインに仕上げた、って感じ。
厚みのある味わいは、2000円前後のイメージ。

ガヴィ(コルテーゼ)か、カタルーニャ(チャレッロ、ガルナッチャ)だが、両方とも特徴をつかんでいるわけではないので、決め手がない。

ガヴィだと、もう少し軽くて上品にまとまっているような気がする。
ボルドーブランって感じは、スペインが近いかな。

ファイナルアンサーで、チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ
で、ブー

ガヴィでした。

【総評】
フォンタナフレッダ ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ 2011
FONTANAFREDDA GAVI DEL COMUNE DI GAVI 2011

イタリア:ピエモンテ州:DOCGガヴィ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:コルテーゼ

リカーランドトップで、2040円で購入。

しっかりと丁寧に造られた印象のワインですね。
外観は、淡い色調に、ギラギラとした輝きを持っています。

香りは、ミネラルや酵母、熟したフルーツに、バターやヴァニラの厚みが加わります。

味わいは、意外とフレッシュでカジュアルな印象ですが、アフターでアルコール度がかなり高めなのが分かりますね。
フィニッシュはキレイに消えます。

まあ、いわゆる、良いワインの部類でしょうか。

このワインの基本的な味わいは、フレッシュな酸味の、レモンの絞り汁のようなテイスト。
樽由来の香りや、しっかりしたボディが、上質なレモンジュースのような、シンプルでフレッシュな酸味を支えています。

今日の晩御飯は、親子丼。
予想通り、まったく合いません。

このワインは、しっかり合う料理に合わせないともったいないですね。

ハーブの効いた、鱸(すずき)のグリルとか?
白身魚が合いそうですが、天ぷらよりは油っこくない、グリル系が良さそうです。
バジルとか、ローズマリーの香りが合いそう。

家庭料理で合わせるとしたら、なんでしょうね。
白身のフライに、ちょっとディップを工夫するとか。

飲み進むと、香りがさらに複雑になってきました。
シュール・リーのような酵母の印象に樽の印象が合わさって、複雑でコクのある香りです。

好き嫌いはあるかもしれませんが、ワインとしての完成度は高いと思います。
家庭でこのワインの本当の良さを引き出すのは、ちょっと難しそうな感じ。

ただ、それほど気にしなければ、レモンを絞って合うような食事には全般的に合いそうです。

カミさんに価格感を聞いたら、なんと880円。
後味が水っぽい感じがあって、高いのか安いのか分からなかった、という感想。

スッキリとまとまっているので、いわゆる高いワインの感じは少ないのかもしれせんね。

でも、フォンタナフレッダだし、ガヴィだし、ラベルはファッショナブルだし、個人的には、2000円超えのパフォーマンスは持っていると思います。

■楽天ショップへのリンク

ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ[2011]年・フォンタナフレッダ社・イエローボトル・DOCGガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィGavi del Comune di Gavi [2011] FONTANAFREDDA

※サイトより引用
イタリア ピエモンテ辛口白ワインファン注目!1878年から歴史のある造り手!一世紀以上にわたりバローロを造り続け、伝統的バローロ造りのリーダー的存在!のフォンタナフレッダによるDOCGの辛口白ワイン!ガヴィの王様!「ガヴィ村で造られたガヴィワイン」という名の生産地区限定シリーズ!ミネラルや青りんご、レモンのようなフレッシュな香り。レモンをしぼったミックスフライや生ガキなどにぴったり!の究極辛口白ワインが少量入荷!
19世紀末にイタリアの初代国王ヴィットリオ・エマニュエーレ2世の息子が、その所有地を譲り受け設立したワイナリー、フォンタナフレッダ社。一世紀以上にわたりバローロを造り続け、伝統的なバローロ作りのリーダー的な存在です。
伝統を大切にしながら革新を続けるエノロゴ、ダニーロ・トロッコ氏のもと、フォンタナフレッダ社のワインはイタリア内外から高い評価を得ています。
寒冷な北イタリア産ならではの、きりっとした酸が特徴の白ワインです。ミネラル、青りんご、レモンのようなフレッシュな香りに、辛口ですっきりとした味わいです。
「ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ」とは「ガヴィ村で造られたガヴィ・ワイン」という意味で、生産地区限定シリーズの1本です。
キュッとレモンをしぼったミックスフライや生牡蠣などのおつまみにぴったりです。

2013/03/23

カンティーナ ヴァルパンテーナ ペルゴリーノ ロッソ ヴェネト 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

カンティーナ ヴァルパンテーナ ペルゴリーノ ロッソ ヴェネト 2011
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)シラー80%、カリニャン20%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:05)\1176
(3)コルヴィーナ主体、ロンディネッラ、ネグラーラ(伊:ヴェネト州:IGTロッソ・デル・ヴェロネーゼ:11)\1176
(4)シラー、メルロー、テンプラニーリョ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(5)テンプラニーリョ50%、メルロー50%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:10)\1001

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着いた色調、透明感がある

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:なめし革、赤い果実、ケミカル、薬箱
香りの印象:そうとう弱い、ややケミカル

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:フレッシュ、爽やか
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:軽い、サラサラした
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ライトでカジュアル

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
やや落ち着いた色調で、底が見えるくらいの透明感。
この中ではイタリアか。

香りはかなり弱く、品種の特徴がつかめない。
ケミカルでちょっと酸化したような印象。

飲みくちはかなり軽い。
すっきりしていて、飲みやすいタイプ。
タンニンも弱め。
ワンコインワインくらいの軽さ。

酸味が特徴的で、後味にちょっと収斂性を感じる。
伝統産地の軽い品種って感じ。

ファイナルアンサーで、コルヴィーナ、ロンディネッラ、ネグラーラ
で、ピンポン

消去法で当たっただけですね。

【総評】
カンティーナ ヴァルパンテーナ ペルゴリーノ ロッソ ヴェネト 2011
Cantina Valpantena Pergolino Rosso Veneto 2011

イタリア:ヴェネト州:IGTロッソ・デル・ヴェロネーゼ
アルコール度:12%
ブドウ品種:コルヴィーナ主体、ロンディネッラ、ネグラーラ

DSKワインの通販で、6本セット3980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、1176円。

かなり軽いワインで、深みとか、複雑性みたいなものもあまりなくて、ワンコインくらいの印象です。
水っぽさとか、雑な印象は無いので、これから飲む進むと変わってくるかな?

今日の晩御飯は、照り焼きハンバーグ。
甘みのあるタレとよくフィットして、良く合いました。

ワインだけだとかなり軽い感じですが、食事と合わせても、しっかり存在感があります。

食事が終わって、ナッツに合わせても、問題なし。
合わせる食事の幅は広そうですね。

とても軽いので、食事が終わって、ワインだけでも大丈夫ですね。
香りは相変わらず弱いですが、口当たりはスムーズで、軽いけど水っぽい感じはありません。

コルヴィーナの以前飲んだ感想は、クセはあるけど、スムーズで飲みやすい、という評価でした。
確かにこのワインもそんな感じ。
香りはとても弱いですが、サンジョヴェーゼにも通じる、なめし革と酸の印象があります。

軽くても飲み飽きない感じですが、1000円超えると高いかも。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】ペルゴリーノ ロッソ ヴェネト 2011 カンティーナ ヴァルパンテーナPergolino Rosso Veneto 2011 Cantina Valpantena[イタリアワイン]

※サイトより引用
スパイシーでプラムやブルーベリーの香り。ほど良い渋みにフレッシュな果実の味わい。

2013/03/22

ドロスディ・ホッフ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012

ドロスディ・ホッフ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
ドロスディ・ホッフ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
DROSTDY-HOF CABERNET SAUVIGNON 2012

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

セブンイレブンで、798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、マゼンタ色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い、鮮やかな色調

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:食パン、酵母、ミネラル、なめし革、ケミカル、茎っぽいグリーン香、樹脂、ヴェジェタル
香りの印象:やや閉じてる?控えめ

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、しっかり
バランス:肉厚で、心地良い
タンニン分:力強い、柔らかい
アルコール度:高め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
ボリューム感があるが、フルーティでカジュアル。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
このシリーズ、白が美味しかったので、赤も買ってみました。
そつなく飲みやすく、優等生的に出来ていますが、メリハリがあって、バランスが良いですね。

ワインだけでも飲みやすいタイプ。

口あたりは柔らかくて、しっかりした酸味が、フィニッシュを締めてくれます。
タンニン分は豊富だけど、柔らかい印象ですね。

冷蔵庫でちょっと冷やしてみたら、軽くてジュースっぽくなってしまいました。
あまり冷やすと、このワインの良さが活きてこないかも。

今日の晩御飯はコンビニ弁当のビーフカレー。
ちょっとフルーツの甘みを感じるカレーです。

このワイン、合わせてみると、意外と合いません。
食事に合わせると、フルーツ感が強くなって、ジュースっぽさが強くなります。

おつまみの、ピスタチオとか、ストリングチーズには良く合いました。

飲み進むと、最初はとてもフレンドリーだったワインが、だんだん、つっけんどんになってきました。
変化が無くて、ずっと同じ印象だからかな。
なんかうまくまとまってるけど、面白みがない?

とまあ、いろいろ気になる点はあるものの、この価格だったら、合格点だと思います。

■裏ラベルの記述
べりーの香りと柔らかなタンニンがバランスよく調和した、ソフトな余韻が魅力的な赤ワインです。
合う料理:ハンバーグ、パスタ、お肉料理全般
ボディ:ミディアムボディ
飲み頃温度:13-16度
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/03/20

サンタ・ヘレナ アルパカ ロゼ 2012 (ブラインドテイスティング:当てる)

サンタ・ヘレナ アルパカ ロゼ 2012
(1)グルナッシュ50%、サンソー30%、シラー20%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\798
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\500

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤味の強い、鮮やかなロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:鮮やかで、色付き通い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い実の果実、アセロラ、グリーン香、炭酸、キャンディ、青っぽいフローラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、強め
バランス:ドライで、強さがある
タンニン分:ロゼとしては強め
アルコール度:やや強い
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
ドライでスパイシー

【評価】
ドライで力強さがある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
鮮やかで色が濃い感じは、ニューワールドっぽい。

香りはグリーン系の印象が強く、スモーキーな感じもあって、ずばりカベルネ・ソーヴィニヨン。

飲みくちは強めで辛め。
グルナッシュやシラーのイメージではなく、やっぱりカベルネ・ソーヴィニヨン。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

思ったより、強めのロゼでした。

【総評】
サンタ・ヘレナ アルパカ ロゼ 2012
ALPACA ROSE CABERNET SAUVIGNON 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、500円で購入。

アセロラゼリーのような、赤味の強い、輝きのある外観。
キラキラしてて、キレイです。

香りは弱めですが、フルーツやスパイス、ハーブのような複雑な印象がありますね。
でも、ちょっと時間が経つと、生臭い感じが出てきました。

飲みくちはとにかくドライ。
フルーティさも弱めなので、すっきりと辛い、味わい。

あまり余韻がないというか、遊びがないというか。
後味はキレイに消えて、えぐ味とか苦味が残らないので、グラスにまた手が伸びるタイプですが、ワインだけで飲んでても、なんだかちょっとつまらない?

といいながらも、ワインだけで結構飲んでますね。

このワイン、余韻が良いのか、食べ物が無くてもいつまでも飲んでられます。
ドライですが、香りスパイシーというかハーブぽい感じがあるので、心地いいんですね。
飲み進むと、ジワッと沁みるような果実感があることが分かってきました。

なかなか、うまいバランスで構成されてます。

今日の晩御飯は、手羽元の煮もの。

このワイン、カジュアルながら、わりと本格的な味の構成なので、和食には合わせにくいみたい。
辛くて、香りがスパイシーだからでしょうか。

ピスタチオには、グリーン香がつなぎになるのか、悪くありません。
アボカド料理とか、よく合いそう。

ワンコインのロゼとしては、かなり良い方ですね。
強さと辛さがあるので、それをどう感じるかで、評価は変わってきそうです。

カミさんに感想を聞いたら、「このワインは割と美味しい、780円くらい?」という評価。
うちで焼いたレーズンパンにピッタリ合いました。

また飲んでみたい、ワンコインのロゼです。

■楽天ショップへのリンク

サンタ・ヘレナ アルパカ ロゼ 2012 750ml (ワイン) 【sc】 【05P19mar13】 【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】

※サイトより引用
1942年創業のサンタ・ヘレナは、いち早く海外進出を果たした、チリワインにおける輸出ブランドのパイオニアとして知られており、今では世界40カ国以上で愛飲されています。1960年からはサン・ペドロの傘下にありましたが、2002年再びサンタ・ヘレナとして独立し、より高いステージを目指す新たな幕が切って落とされました。
高品質のチリワインを生み出す産地として、近年世界から注目を集めているコンチャグア・ヴァレーに700haに及ぶヴィンヤード、さらにはワイナリーを購入しました。今後はこのコンチャグア・ヴァレーを拠点として品質に磨きをかけるとともに、さらに上級のワイン造りに取り組んでいくようです。
チリを初め南アメリカを代表する動物であるアルパカ。手頃な価格ながらサンタ・ヘレナ社が自信と想いを込めてお届けする本格派ヴァラエタルワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンから造られた、フレッシュで心地良い酸味が特徴のワインです。
■Amazonへのリンク



■関連リンク(サンタ・ヘレナ アルパカ)

2013/03/19

ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012

ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012
ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012
DROSTDY HOF CHARDONNAY 2012

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、798円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、バター、ヴァニラ、柑橘系、カリン、グリーン系ハーブ
香りの印象:開いている、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、なめらか
バランス:厚みがあり、力強い
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮した)

【評価】
ふっくらとした濃縮感と力強さがある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
教科書的なシャルドネ、って感じですね。

香りは、ミネラル感、ヴァニラとバター、フルーツ感が、良いバランスでまとまってます。
味わいは、厚みがあって、ボリューム感が良い感じ。

実に素直な味わいで、これは飲みやすいですね。
冷蔵庫で冷やしてみても、フレッシュ感が出て美味しく飲めます。

今日の晩御飯は、冷凍パスタのカルボナーラ。
このワイン、実によく合います。

バターリィな味わいが、クリーム系に良く合うのですが、フレッシュなフルーツ感もアクセントになって、リフレッシュしてくれます。

何だか、飲む進むとさらに良くなってきましたね。

ピスタチオは最高に良く合いますね。
お互いにぴったりフィットして、味わいに深みが出ます。

このワイン、飲みやすいわりに、アルコール度が13.5%もあるので、平日に飲むにはちょっと危険かも。

食事は、何でもそこそこ合う感じ。
フルーツ感が上品なんですね、押し付けない感じというか。

南アフリカのワインって、あまり良い印象がなかったのでちょっと敬遠してましたが、このワインは当たりです。
実に素直で、コストパフォーマンスも高いですね。

フロンテラに匹敵、というか最近のフロンテラよりも良いかも。
またリピートしたいワインですね。

■裏ラベルの記述
トロピカルフルーツを想わせる香りに、クリーミーな味わいが融合し、長い余韻が魅力的な白ワインです。
合う料理:魚、鶏肉、ポテトサラダ
飲み頃温度:8-10度
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/03/17

カンティーナ・ヴァルパンテーナ ガルガネーガ トッレ・デル・ファラスコ 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

カンティーナ・ヴァルパンテーナ ガルガネーガ トッレ・デル・ファラスコ 2011
(1)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ:11)\2040
(2)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(3)ガルガネーガ100%(伊:ヴェネト州:IGTヴェロネーゼ:11)\1176
(4)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きが弱め

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:パイナップル、南国系果実、白い花、ラムネ、ミネラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:なめらか、スムーズ
バランス:まろやかで、ふくよか
苦味:控えめ
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
シンプルで、上品なまとまり

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
やや淡い色調で、金属質なグレーっぽい輝きがある。

香りの印象は、まず南国系の果実香、それからイタリアワインっぽい、ラムネのような甘い香り。
シンプルであまり複雑性は無い。

味わいはやさしく上品。

香りがそれほど強くない点と、アロマティック品種の印象では無いので、トロンテスは外れる。

花粉症で鼻があまり効かないので、なかなか品種特有の香りを嗅ぎ分けるのは難しい。

まずイタリアの2本は、コルテーゼとガルガネーガ。
コルテーゼはガヴィだけど、2000円もするような印象は無い。
ガルガネーガは、力の弱い印象があるが、このワインもそんな感じ。

価格感としては、1000円から1500円くらい?

ファイナルアンサーで、ガルガネーガ
で、ピンポン

上品に仕上げたガルガネーガです。

【総評】
カンティーナ・ヴァルパンテーナ ガルガネーガ トッレ・デル・ファラスコ 2011
Cantina Valpantena Garganega Torre del Falasco 2011

イタリア:ヴェネト州:IGTヴェネト
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガルガネーガ100%

DSKワインの通販で、6本セット3980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、1176円。

全体的に弱めですが、上品にまとまっていて、第1印象は良い感じ。

ガルガネーガの特徴を私なりにまとめると、外観は淡め、香りは白い花とラムネのような印象、味わいはライト、といったタイプが多いような気がします。

ガルガネーガといえばソアーヴェが代表的ですが、酸味が強め、炭酸を含んでる、飲みくちはライト、スッキリ飲みやすい、という印象でしょうか。
でも最近は、しっかりしたボディに、柔らかい飲みくち、といったタイプも増えてきていますね。

このワイン、弱めですが、安っぽい印象はありません。

今日の晩御飯は、アジの開き。
九州の実家から送ってきた、立派なやつ。

アジの開きに合うワインって、まず無いと思いますが、このワインも合わせると撃沈。
さすがに合いません。

カミさんに感想を聞いたら、「なんだかイマイチ。798円くらい。」という感想。
確かにワインだけになると、ちょっと全体的に力が落ちてきた感じで、後味もあまり良くないかも。

香りも弱いせいか、若干生臭い感じに。
グラスに少しになると、とたんに酸っぱくなります。

ラベルデザインはカッコよくて、ちょっと期待感があるのですが、実際の味わいは、もうひとつって感じかな~。

■楽天ショップへのリンク

ガルガネーガ・“トッレ・デル・ファラスコ”[2011]ヴァルパンテーナ【白】

※サイトより引用
このクラスのワインとしては非常に珍しく丁寧に手摘みされた健全な遅摘みのブドウを使用し、ワインにボリュームを与えています。ステンレスで14~18度の低温発酵。ステンレスタンクで熟成したワインに樽熟成したワインを50%ブレンド、リッチな味わいがさらに広がる仕上がりです。

2013/03/16

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2012

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2012
サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2012
Alpaca Chardonnay Semillon 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ、セミヨン

リカーランドトップで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、金属質な輝き

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:白桃、洋ナシ、ミネラル、白い花、バタークリーム、メロン
香りの印象:第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:なめらか、スムーズ
バランス:ライトで、ややふっくら
苦味:控えめ
アルコール:やや弱い
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでチャーミングなまとまり

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
以前飲んで、とても美味しかったシリーズですね。

後味のえぐ味がちょっと気になるけど、軽めながら、安心感のある味わいです。

ややふっくらとしたボディで、意外とドライ。
フルーティ過ぎず、甘過ぎず、ドライ過ぎず、なかなか絶妙なバランスです。

香りは強くないけど、桃や洋ナシのような甘みのある果実香が中心で、優しいミネラル感があって、上品にまとまってます。
なんだか、落ち着く感じのまとまりですね。

シャルドネにセミヨンが入ることで、当たりの強さが無くなって、全体に優しい感じになっているような気がします。

今日は、外食してきてしまったので、食事とは合わせられません。

そのままで、そんなに悪くないけど、フルーツ感がやや控えめで、後味がドライなので、ちょっと何か欲しくなるタイプかも。
後味がやや乾く感じでしょうか。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
そうなんですよね、普通に飲むと、それくらいの価格感がありますね。

飲み進むと、ややアルコールが浮き気味かな。
ちょっと炭酸含んでいるような味わいがあって、それで後味が辛めなのかも。

シャルドネにしては、ややスレンダーな印象で、リッチ感はやや弱め。
でもバランス良くまとまっているので、軽さは気になりません。

とてもコストパフォーマンスの高いワインだと思います。


■楽天ショップへのリンク

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2012 750ml (ワイン) 【05P19mar13】 【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】

※サイトより引用
1942年創業のサンタ・ヘレナは、いち早く海外進出を果たした、チリワインにおける輸出ブランドのパイオニアとして知られており、今では世界40カ国以上で愛飲されています。1960年からはサン・ペドロの傘下にありましたが、2002年再びサンタ・ヘレナとして独立し、より高いステージを目指す新たな幕が切って落とされました。
高品質のチリワインを生み出す産地として、近年世界から注目を集めているコンチャグア・ヴァレーに700haに及ぶヴィンヤード、さらにはワイナリーを購入しました。今後はこのコンチャグア・ヴァレーを拠点として品質に磨きをかけるとともに、さらに上級のワイン造りに取り組んでいくようです。
チリを初め南アメリカを代表する動物であるアルパカ。手頃な価格ながらサンタ・ヘレナ社が自信と想いを込めてお届けする本格派ヴァラエタルワインです。フルーティですっきりとした味わいが魅力。
■Amazonへのリンク



■関連リンク(サンタ・ヘレナ アルパカ)

2013/03/15

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2012

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2012
カーサ・スベルカソー シャルドネ 2012
Casa Subercaseaux Chardonnay 2012

チリ:産地不明
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

ローソン100で、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、艶っぽい

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:小石のようなミネラル、パイナップル、マンゴー、白い花、バタークリーム
香りの印象:醗酵由来の香り、品種由来の香り

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、シャープ
バランス:少し厚みがある、ふくよかな
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(厚みがある)

【評価】
濃縮感とボリューム感がある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
シャルドネらしい、シャルドネですね。

今日は何だかシャルドネが飲みたいな、と思って買ってきたのですが、ストレートなシャルドネ感があります。
ワンコインですが、リッチ感やボリューム感、果実感が好印象。

アルコールは強めで、やや浮いた感じがあって、バランスはいまいち。
冷やした方が美味しいのか、温度高めが美味しいのか、今の段階ではちょっと判断出来ません。

少し飲み進むと、のどにひっかかるような感じの、後味のえぐ味がちょっと気になってきました。

今日の晩御飯は、レトルトのタイのグリーンカレー。
このメニュー、何度か白ワインと試してますが、ピタッと合うものと、全然ダメなものがありますね。

このシャルドネは合う方みたい。
ほんのりある「甘み」がポイントですね。

レトルトっぽさを消すために入れたプチトマトも、ワインとの相性に一役買ってます。
でも、気が付くと、水代わりのようにグイグイ飲んでますね。
これは危険だ。

タイのグリーンカレーって、辛さを甘みが中和するような合い方になるので、シュナン・ブランとかゲヴュルツトラミネール、シャルドネ、くらいが良さそう。

そういえば、タイで買ったフランスのデイリーワインは、日本に入ってくるものより、甘かったですね。
フランスのテーブルワインなのに、ほんのり甘い感じが不思議でしたが、やはり料理に合わせやすいんでしょうね。

食事が終わって、ナッツとおつまみに合わせたら、まったく問題なし。
このワイン、2011年を飲んだ時は、ちょっと酸化してたような印象でしたが、2012年は大丈夫みたい。

食事が終わってワインだけになると、バランスの悪さが気になります。
ついつい食べ物に手がいってしまうので、ダイエットしてる人には危険かも。

ワンコインでシャルドネ飲みたいときには、良い選択肢かと思います。

■関連リンク(タイで買ったワイン)

モン・ジョリ 白 NV

モン・ジョリ 赤 NV

■関連リンク(ローソンのワイン)


2013/03/14

ノービリ・デル・ボルゴ サンジョヴェーゼ 赤 2010 (ブラインドテイスティング:外す)

ノービリ・デル・ボルゴ サンジョヴェーゼ 赤 2010
(1)サンジョヴェーゼ(伊:エミーリア・ロマーニャ州:DOCサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ:10)\498
(2)テンプラニーリョ、モナストレル主体(スペイン:地理的表示無し:NV)\498

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:少し紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:酵母、食パン、酸味の強い赤い果実、血液、燻製肉
香りの印象:第1アロマが弱い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:おだやか、弱め
バランス:頼りない印象
タンニン分:弱め
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(水っぽい)

【評価】
ライトでカジュアル。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
深い透明感があって、底がうっすらと見えるくらい。
色味はやや落ち着いた色調。

香りは品種由来のものをつかみづらいが、鉄さびっぽい、血液のような印象が特徴的。
サンジョヴェーゼよりは、モナストレル。

味わいは、超軽め。
水っぽい印象。

後味にちょっとゴムのような、ワックスのような印象が残る。

全体的に軽すぎて、品種の特徴はつかみずらいが、モナストレルでよく感じる鉄さびっぽさがあるので、ここはスペインか。

ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ、モナストレル
で、ブー

サンジョヴェーゼでした。

【総評】
ノービリ・デル・ボルゴ サンジョヴェーゼ 赤 2010
NOBILI DEL BORGO SANGIOVESE 2010

イタリア:エミーリア・ロマーニャ州:DOCサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ

スーパーフードワンで、498円で購入。

ネタバレしてみても、ああそうか、って感じで、品種の個性は感じられないくらいに、薄いワイン。
薄くて水っぽいけど、嫌味がないので、まあ飲めるかなって感じです。

サンジョヴェーゼは、紹興酒のようなオリエンタルスパイスのような印象とか、ちょっと酸が立った感じがありますが、このワインはよくよく探せば何とか見つかる、って程度ですね。

今日の晩御飯は、豚肉の炒めもの。
ご飯に良く合う、辛めの味付けです。

合わせると、ジュースのような合い方になりますが、甘くないので、それほど悪くありません。
まあまあOKでしょうか。

白いご飯とワインの取り合わせを嫌がる人は多いですが、このワインはとっても薄いので、全然問題ないですね。
まさに、日本の家庭向けワイン。

嫌味とか個性とか、そういった角がまったく無くて、人工的に飼いならされた感じの、工業製品ワインって感じでしょうか。

うちで焼いたウインナーパンに合わせると、ワインの存在感がまったく無くなります。

ワインとしては、存在感が薄すぎてダメダメですが、家庭の晩酌用の飲み物としては、まあこういうのもアリでしょうか。

ただ、いまどきのワンコインの中では、存在感が薄く、これといって特長もないですね。
後味のワックスっぽい感じも、若干気になります。

個人的にはリピートしないタイプかな~。

■楽天ショップへのリンク

ノービリ・デル・ボルゴサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ【RCP】

※サイトより引用
”NOBILI DEL BORGO”は英語にすると”NOBLE PEOPLE OF THE VILLAGE”、村に住む高貴な人々という意味です。イタリアの小さな村でクオリティの高いワインとともに美味しい食べ物を楽しむ人々のイメージが名前の由来となっています。
サンジョヴェーゼは、イタリアのトスカーナ州を中心に作られている、赤ワイン用ぶどう品種です。現在、イタリアで最もポピュラーなぶどう品種であるばかりでなく、南北アメリカ大陸でも栽培され、イタリア起源のぶどう品種のなかでは、唯一国際的な品種になっている品種。イタリア料理と相性抜群!
サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャはイタリア中央部アブルッツォ州で生産され、イタリアのワイン法によってDOCワインに指定されています。
※DOCには一定の審査が定められている。すべての生産過程(栽培から出荷まで)はこの規定に基づき行われなればならない。(生産地、栽培方法、ブドウ品種、最大収穫量、最低アルコール度数、熟成方法など)また瓶詰めの前に、規定された必要条件を満たしているかの審査、化学・物理検査が商工会議所によって行われる。
飲み頃:16-18℃
おすすめマリアージュ:プロシュート、パスタなどのイタリア料理

2013/03/12

ヴィーニャ・オチャガビア エスプエラ ホワイト 2012

ヴィーニャ・オチャガビア エスプエラ ホワイト 2012
ヴィーニャ・オチャガビア エスプエラ ホワイト 2012
OCHAGAVIA ESPUELA WHITE 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12%
ブドウ品種:品種不明

miniピアゴで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ややオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄め
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:よく色づいた

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:パイナップル、マンゴー、ミネラル、白い花、熟した果実
香りの印象:第1アロマが強い、濃縮感がある

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、スムーズ
バランス:まろやか、ふくよか
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(熟した印象)

【評価】
軽めながら、濃縮感がある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
昨年収穫の若いワインのわりには、オレンジがかってて色が濃く、管理が悪くて酸化が進んでいるワインかな、って感じでしたが、飲んでみるとまったく問題なし。

柔らかな厚みのある飲みくちで、果実感もなかなか良い感じです。

ワンコインの白ワインって、ボリューム感があるものは少ないのですが、これは結構ボリューミーなタイプです。

熟した果実感と、ほんのりとある甘みが、いいバランスでまとまっていますが、ちょっと酸化の印象もあるかな。

第一印象はいいですね。
ワインだけで飲んでもどんどんなくなります。

冷えてても、やや温度高くても、どちらでも大丈夫そう。
ジューシーでほんのり甘くて、飲みやすいタイプなので、食事に合わせるとどうでしょう。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。

合わせると、ワインの甘みとフルーツ感が強くなるけど、そんなに悪くありません。
でもまあ、和食には合わせにくそうですね。

食事に合わせるよりは、パーティ向けのワインって感じでしょうか。
冷やすと、甘みにフルーティさにフレッシュ感が加わって、さらに飲みやすくなります。

温度が高いと、やや重さを感じますが、冷やすとバランスが良くなって、軽くなります。
やっぱり、このワインはちょっと冷やして飲む方が美味しいみたい。

このワイン、ワンコインの中では、かなり良い方だと思います。

おつまみ系は、ポテトチップスにはジュース感覚で、とても良く合いますが、チョコレート系は酸味が強くなってイマイチです。
でもまあ、パーティだったら、まったく問題ないですね。

ワンコインワインの中でも良い方ではないでしょうか。

■関連リンク

ヴィーニャ・オチャガビア エスプエラ レッド 2012

ヴィーニャ・オチャガビア エスプエラ レッド 2010

オチャガビア ヌエヴァルナ ホワイト 2010

2013/03/10

シャトー・グラン・フェラン 2008 (ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・グラン・フェラン 2008
(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)シラー80%、カリニャン20%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:05)\1176
(3)シラー、メルロー、テンプラニーリョ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(4)メルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:08)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや厚め
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:硫黄、生木のようなグリーン香、酸の印象、ブルーベリー、赤い果実、スパイス
香りの印象:やや酸化熟成が進んでいる

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:しっかり、フレッシュ
バランス:やや軽めで、心地良い
タンニン分:弱め、サラサラした
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮した)

【評価】
濃縮感があるが、スッキリとしたまとまり

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
見た目は若さがあって、かなり濃い。
この段階ではまだ分からない。

香りは酸化熟成が進んでいる印象。
見た目は若さがあるが、香りはやや熟成した印象。

なめし革のような印象があって、伝統産地のイメージがある。

味わいは、やや甘みがあり、タンニンが控えめで、ニューワールド的。
スッキリと飲みやすい感じは、伝統産地の印象もある。

ちょっと紹興酒っぽい印象とスパイシーさ。
これはひょっとして、カルメネールの特徴?

ファイナルアンサーで、カルメネール
で、ブー

ボルドーでした。

【総評】
シャトー・グラン・フェラン 2008
Chateau Grand Ferrand 2008

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%

DSKワインの通販で、6本セット3980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、980円。

確かに、しっかり熟成感があって、2010年のワインではないですね。

ネタバレしてみると、マイルドな飲みくちがボルドーっぽい感じ。
でも、香りは、華やかさが無くて、ミネラルっぽいというか、ケミカルな印象があります。

今日の晩御飯は、ミートボールのトマトソース。
豚ひき肉を使っているので、ちょっと甘い感じで、このワインだと、微妙に違和感がありますが、バランス的にはちょうどいい感じ。

カミさんに感想を聞くと、「軽いけど、悪くない感じ。980円くらい?」という感想。
ミートボールのトマトソースには、良く合った、という感想。

食事が終わって、ワインだけになっても、全然問題ありません。
このワイン、ボルドーなのに、食事がいらないタイプみたい。

ナッツとかに合わせても、気さくに受け入れてくれるような印象があります。

これといって個性はありませんが、安定感があって、コストパフォーマンスは高いと思います。

■イオンのネットショップへのリンク


シャトー・グラン・フェラン 2008



※サイトより引用
●2010年リヨン国際ワインコンクール金賞受賞(2008年産)。メルロー主体の、なめらかで丸みのあるシルキーなワイン。繊細でいながら豊かで、とてもバランスの良い味わいです。
●赤 ミディアムボディ
●料理との相性:パスタ料理、ハムやソーセーに合います。

2013/03/09

レイヴェンスウッド ヴィントナーズ・ブレンド ジンファンデル 2011 (ブラインドテイスティング;外す)

レイヴェンスウッド ヴィントナーズ・ブレンド ジンファンデル 2011
(1)ジンファンデル(米:カリフォルニア州:11)\1399
(2)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(3)シラー、メルロー、テンプラニーリョ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:厚め
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カシス、プルーン、メントール、樹脂、ハーブ
香りの印象:新樽のような印象

【味わい】
アタック:優しい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、しっかりしている
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:弱め
アルコール度:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
濃縮感があり、まろやかな優しいまとまり

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
濃い外観ながら、深い透明感がある。
若い印象なので、2010年か2011年くらい。

香りは弱めながら、メントールのような揮発性の印象が強い。
すっきりしている。

味わいは、優しくまろやかで、タンニンが控えめ。
ニューワールドテイスト。
カルメネールが一番近い。

カルメネールって、いままでの印象では、スパイシーなメルローと濃いサンジョヴェーゼ。
そういう点では、濃いサンジョヴェーゼが近いか。

ジンファンデルは、フォクシーフレーヴァーというか、生のブドウのような印象があるパターンが多いですが、これはそういった要素はありません。

ファイナルアンサーで、カルメネール
で、ブー

なんとジンファンデルでした。

【総評】
レイヴェンスウッド ヴィントナーズ・ブレンド ジンファンデル 2011
RAVENSWOOD VINTNERS BLEND ZINFANDEL 2011

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ジンファンデル

リカーランドトップで、1399円で購入。

このワイン、2006年ビンテージを飲んだことがあるのですが、その時の感想は、フォクシーフレーバーと、香木のようなスパイス香。
フォクシーフレーバーは食用ブドウの持っている独特の香りで、ファンタグレープや巨峰のような香りと言われてますね。

確かに、生ぶどうのような味わいではありますが、バランスよくまとまっているので、あまり気になりません。
ほんのり甘さもあって、飲みやすいタイプで、いかにもカリフォルニアって感じ。

飲みやすいので、ワインだけで、どんどん飲んでしまいますが、アルコール度はそこそこ高めなので要注意ですね。
イメージ的には、プルーンジュースとか、干しぶどうをジュースにしたような感じがあります。

今日の晩御飯はタンドリーチキン。
このワイン、鶏肉くらいでちょうどいい感じ。
カレーのスパイスを、ワインの甘みが馴染ませてくれるような合い方をします。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円でほぼ正解。
ワインだけだと甘い感じだったけど、タンドリーチキンには良く合った、という感想でした。

ちょっと甘みがあって、角の取れた、ジュースっぽい感じがカミさんの嫌いなタイプかと思ったら、意外と好評でした。

飲みやすくて、食事にも合わせやすそうですが、やや果実味が強めで、甘みもあるので、ドライなワインが好きな人にはちょっと受け入れられないかもしれません。

カリフォルニアワインがあまり好きじゃない私ですが、このワインは良いと思います。
納得感がありますね。

■関連リンク

フォクシー・フレーバー

レイヴェンスウッド ヴィントナーズ・ブレンド ジンファンデル 2006

フェッツァー ボンテッラ ジンファンデル 2001

スーラ・ヴィンヤード レッド・ジンファンデル 2007

ペッパーウッド・グローヴ・オールドヴァイン・ジンファンデル 2005

■楽天ショップへのリンク

レーヴェンスウッド・ヴィントナーズ・ブレンド・ジンファンデル・カリフォルニア[2011]年 Ravenswood Vintners Blend Zinfandel[california][2011]

※サイトより引用
1976年に327ケースのファーストヴィンテージを生産して以来、今やジンファンデルのトップ・プロデューサーの地位を確立したジョエル・ピーターソンにとって、はじめから「ジンファンデルが全て」でした。レーヴェンとは渡りガラスの意。アラスカ先住民族に伝わる「渡りガラスの神話」にちなみ、森を創造し自然を見守る幸運のカラスがラベルのモチーフになっています。
NO WIMPY WINES!「軟弱なワインなんか作ってられるか!」品質を追求するあまり経営難に直面する中、ホワイト・ジンファンデルがもてはやされるようとも首尾一貫してジンファンデルにこだわり続けたジョエル・ピーターソン。そんな彼が飲みやすく親しみやすいスタイルとして編み出したのがヴィントナーズ・ブレンドです。
フレンチオーク100%で12ヶ月熟成!スパイシーなオーク香にあふれ、しなやかなタンニンと長く続く見事な余韻が心地良い!

アンゴーヴ ベア・クロッシング シャルドネ 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

アンゴーヴ ベア・クロッシング シャルドネ 2011
(1)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ:11)\2040
(2)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(3)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(4)シャルドネ(豪:南オーストラリア州:11)\788

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:白い身の果実、洋ナシ、クリーム、ヴァニラ、ハーブ
香りの印象:第1アロマが強い、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか
バランス:まろやか、ふくよか
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮した)

【評価】
濃縮感があり、ふっくらとした厚みがある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
外観はややグレーっぽい、金属質な輝きがある。

香りは弱めで、果実香が中心だが、ちょっと生臭いような、嫌な印象を持っている。
印象としてはシャルドネ。

味わいは、こってりとしたバターリィな印象。
フレッシュで甘みもあって、ニューワールド系のイメージ。

スッキリとシンプルな印象は、やはりシャルドネっぽい。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ピンポン

分かりやすいシャルドネですね。

【総評】
アンゴーヴ ベア・クロッシング シャルドネ 2011
ANGOVE BEAR CROSSING CHARDONNAY 2011

オーストラリア:南オーストラリア州
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

OKストアで、788円で購入。

いかにもニューワールドのシャルドネ、って感じですね。
万人に受け入れられそうな、いいバランスでまとまっています。

優等生的にまとまっていますが、ちょっと品質感は低めな印象?

ちょっと時間がたつと、急に焦げ臭い感じが出て来ました。
かなりの樽香です。
というか、焦げ臭。
木に火をつけて、消したあと、みたいな感じ。

これはどうかな~。

ただ、アフターに残るような感じはなく、後味はあくまでフルーティなので、ギリギリセーフでしょうか。

今日の晩御飯は、タンドリーチキン。
当たり前ですが、白ワインだと負けてしまいます。

付け合せのマカロニサラダには良く合いました。

樽香が強めについているようでも、食事の邪魔はしませんね。

カミさんに感想を聞いたら、「このワイン、嫌い。980円くらい。」という感想。
樽香の強いシャルドネが苦手なカミさんには、ストライクで嫌いなタイプみたいです。

なんとなく、よくまとまっているようだけど、後味が何とも引っかかる感じかな~。
フィニッシュがイマイチなんですよね。

価格なりのパフォーマンスはあると思いますが、個人的にはリピートしないタイプでしょうか。

■裏ラベルの記述
素晴らしいシャルドネの果実味が楽しめるこのワインは、メロン・桃の香りなどのフルーツの香りを感じ、柔らかなやさしい味わいのワインです。

2013/03/06

ヴィーニャ・オチャガビア エスプエラ レッド 2012

ヴィーニャ・オチャガビア エスプエラ レッド 2012
ヴィーニャ・オチャガビア エスプエラ レッド 2012
OCHAGAVIA ESPUELA RED 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12%
ブドウ品種:品種不明

miniピアゴで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:紫がかった、明るめのルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、明るい

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:硫黄、なめし革、ケミカル、グリーン香、薬っぽいハーブ
香りの印象:ケミカル、やや閉じてる?

【味わい】
アタック:かなり弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、控えめ
バランス:ライト、流れるような
タンニン分:弱い
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ライトでフレッシュ、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
底がはっきり見えるくらいの、かなり明るめの外観。

香りは硫黄とケミカルが中心で、草系の印象が少しあります。

飲みくちは相当軽いけど、水っぽい感じはありません。
残糖が多めで、ほんのり甘い感じが、水っぽくない要因かもしれませんね。

今日の晩御飯は、冷凍食品のドライカレー。

合わせてみると、このワイン、ちょうどいい感じ。

ツナコーンサラダに合わせても、そんなに悪くありません。
ただ、ツナとは相性が悪いですね。魚臭さが強くなります。

軽いので、食事と合わせると、グイグイ飲んでしまうので、要注意。

ポテチに合わせてみると、フィットするって感じじゃないけど、お互いに邪魔しません。
軽くて、ジュースっぽい感じなので、スナック系にも良く合うみたい。

ただ、チョコレートだと、ワインの弱さが出てきてしまって、ダメダメな感じになってしまいますね。

香りは相変わらず弱いですが、全体的には悪くありません。
いまどきのワンコインとしては、それほど突出した良さはないけど、安定感はあると思います。

軽めのワインが好きな人には、受け入れられそう。
個人的には、またリピートしてもいいかな、って思うワインです。

■関連リンク

ヴィーニャ・オチャガビア エスプエラ レッド 2010

2013/03/03

ミニミニワインアンケート:バレンタインにワインをもらった(贈った)?

最近、バレンタインやホワイトデーにお酒を贈ることも増えてきた、と言われていますが、実際にどうなのか、みなさんに聞いてみました。

【質問】

バレンタインにワインをもらった(贈った)?

【回答】

ワインをもらった 1 (12%)


ワインを贈った 2 (25%)
■■

ワイン以外をもらった 3 (37%)
■■■

ワイン以外を贈った 2 (25%)
■■

何ももらってない 0 (0%)
(無し)

何も贈ってない 0 (0%)
(無し)

回答してくれた人はワイン好きだと思いますが、ワインを贈った人と、ワイン以外を贈った人は同数でした。
母数が少ないので、世の中一般の傾向とは違うと思いますが、女性の半分はワインを贈ったって事ですね。

もらう方はワインの方が少なく、4分の1がワインをもらったという結果に。

回答してくれたみなさん、ありがとうございました。

2013/03/02

セクレト ピノ・ノワール 2011

セクレト ピノ・ノワール 2011
セクレト ピノ・ノワール 2011
Viu Manent Secreto Pinot Noir 2011

チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

イオンで、1280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:薬箱、生っぽい動物香、茎っぽいグリーン香、ブルーベリー、百合のようなフローラル
香りの印象:第1アロマが強め、薬っぽい個性的な印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:肉厚な、ゆったりした
タンニン分:ビロードのような、控えめ
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー、フローラル

【評価】
濃縮感があるが、マイルドにまとまっている

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
かなり濃いピノ・ノワールです。
個性的な、薬っぽい香りや、生木のようなグリーン香が、好みの分かれそうなところ。

時間が経つと、どんどん生木のような印象が強くなりますが、これは、木樽の影響が強いみたいですね。

クセの強いウイスキーが好きな人には受け入れられそうですが、一般的なワイン好きには、ちょっと香り付けが強すぎる感じです。

これだけ、樽香が強いと食事にも合わせにくそう。
逆に、ワインだけで飲んでても、まったく食事欲しくなりません。

そういうタイプを狙っているワインかも。

ナッツとか、ドライフルーツなど、ウイスキーに合わせる感覚で、おつまみを合わせたくなります。

今日の晩御飯はひき肉の入ったオムレツ。
お約束で、ケチャップがかかってます。

合わせてみると、意外とフレンドリーで、食事に馴染みます。

ココアパウダーのかかった、生チョコトリュフに合わせると、口に含んでいる時は美味しいけど、後味の苦味がやや強い。
このワイン後味が辛めなので、そこでココアパウダーとケンカするみたい。

ピスタチオは、樽香と、ナッツの香ばしさがうまくシンクロして、とても良く会います。

個人的に、枝豆と赤ワインは良く合うと思っているのですが、それに近くて、香ばしさがさらに良く合う感じ。

カミさんに感想を聞いたら、「このワインちょっと甘いね、980円くらい。」

何か、品がないというか、バランスが悪いというか、あまりいい印象ではないですね。
時間が立つと酸味も強くなるし。

このワインはリピートしないタイプかな~。

■裏ラベルの記述
苺やチョコレートのような華やかな香りでブルーベリーなどの味わいがする赤ワインです。心地良いタンニンを感じ良いんも長く続きます。

カサーレ・ヴェッキオ ペコリーノ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

カサーレ・ヴェッキオ ペコリーノ 2011
(1)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ:11)\2040
(2)ペコリーノ(伊:アブルッツォ州:IGTテッレ・ディ・キエーティ:11)\1820
(3)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(4)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(5)シャルドネ(豪:南オーストラリア州:11)\788

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きが弱め

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:ミネラル、柑橘系のフルーツ、クリーム、青草っぽいハーブ
香りの印象:弱い、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:シャープ、フレッシュ
バランス:軽めで、弱い
苦味:弱い
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(熟した印象)

【評価】
ライトでシンプル。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
明るめの色調で、輝きは強い。
グリーンっぽいが、ちょっとオレンジが入っているような複雑な色味。
この段階では分からない。

香りはとても弱い。
花粉症で鼻が効いてないのかも。
印象としては、ラムネのようなミネラル感があって、イタリアっぽい。

味わいもライトでやや頼りない感じ。
価格も安そう。
だけど、イタリアの2本は2000円近い価格なので、これはどうだろう。

スペインの可能性もあるが、これも特売で買ったやつなので、元値は2000円近い。

というか、飲んだ印象は完全にイタリア。

そうなると、コルテーゼかペコリーノ、ガヴィかIGTテッレ・ディ・キエーティ。
これはまったく分からない。

ペコリーノはモダンなワインを作る生産者で、ガヴィはフォンタナフレッダ。

何となく伝統的な生産者のような気がする。

ファイナルアンサーで、コルテーゼ
で、ブー

ペコリーノの方でした。

【総評】
カサーレ・ヴェッキオ ペコリーノ 2011
CASALE VECCHIO PECORINO 2011

イタリア:アブルッツォ州:IGTテッレ・ディ・キエーティ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ペコリーノ

リカーランドトップで、1820円で購入。

香りは弱く、力のないアタックに、水っぽい後味で、第一印象はあまり良くありませんね。
ただ、優しい感じがあって、飲みやすいので、これから印象が変わってくるかも。

今日の晩御飯はひき肉の入ったオムレツ。

ワイン自体にあまり主張が無いので、食事の邪魔をしません。
サラダにもよく合います。

白ぶどうのレーズンに合わせたら、最初はしっかりからんで、その後完全にレーズンに持っていかれます。
ドライマンゴーに合わせると、ワインの酸味が加わって、いいバランスで美味しくなります。
この取り合わせはいいですね。

ココアパウダーのかかった生チョコトリュフに合わせると、口に含んでいるときは何となく馴染むけど、後味が苦くなります。
割とドライなタイプなので、苦味をフォローしきれないみたい。

時間がたっても香りは立って来ませんが、飲みくちは良いですね。
アルコール度が13%もあるのに、クイクイ飲んでしまって、あっという間に酔っぱらう、危険なパターンです。

このワイン、冷やし過ぎない方が良さが出ますね。
ちょっと温度高めの方が、ジワッと美味しさが出てきます。

ペコリーノというマイナー品種なので、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランと比べるのは難しいですが、しっかり個性のあるタイプで存在感を持っているのではないでしょうか。

飲み進んで美味しくなってくるタイプですね。
控えめな味わいで品質感が良いので、有機野菜のソテーとか、上品な味わいの食事に合いそう。

良いワインですね、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

カサーレ・ヴェッキオ・ペコリーノ[2011]年CASALE VECCHIO 2011 PECORINOあのフォルネーゼが古くからのブドウ品種ペコリーノ種100%ですご〜いワインを造っちゃったぁ〜!
※サイトより引用
畑はカルシウムが豊富な土壌で、葡萄の樹齢はとても高くなっています。ペコリーノは、この地域の古くからの品種で、多くはトレッビアーノに植え替えられてしまいました。葡萄は9月初めに、葡萄がとてもよく熱した状態で手摘みにします。80%をスチールタンクで、残り20%を大きなオーストラリア産の木樽(40hl)で、温度管理の下、発酵させます。ワインは、照りのある黄金色、複雑なアロマがあり、驚くほど濃い味わいですが、しっかりとした酸も感じられ、ボディとのバランスがとれています。果実の甘さの香る余韻があります。食事と共に飲むのに最適です。どちらかというと、フレッシュな味わいを楽しむタイプのワインです。
もっちりとしたボディとしっかりとした凝縮感はたまりません。
<ペコリーノとは>
ギリシャから、カラブリアに入り、アペニン山脈を伝わって広がったと言われているこの品種、広めたのはアペニン山脈に住む大勢の羊飼いだと言う。彼らがチーズを町に売りに行く時、ペコリーノの苗木も売っていたのだ。そうしてプーリア、マルケ、アブルツォ、ウンブリアと広がっていった。1876年頃のことだ。このブドウは中程度のシリンダー状、粒は濃い黄色。主な栽培地区はアスコリ・ピチェーノ県やピッソを中心とするマチュラータ県で、ここではピッサネーロと呼ばれている。 
中川原まゆみ『イタリアマイナー品種探訪』より

2013/03/01

モンテラーゴ 白 2011

モンテラーゴ 白 2011モンテラーゴ 白 2011
MONTELAGO BLANCO 2011

スペイン:地中海地方:DOフミーリャ
アルコール度:11%
ブドウ品種:アイレン

miniピアゴで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着いた、大人しい外観

【香り】
豊かさ:わりとしっかり
特徴:カリン、バナナ、パイナップル、ヴァニラ、蜜、ハーブ、白い花
香りの印象:第1アロマが強め、甘みを感じる

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、やや控えめ
バランス:スリムでドライ
苦味:やや強め、爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでスマート、ドライ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
やや大人しい外観ながら、香りは果実感が強く、期待がもてる。
飲みくちは香りとまったく違って、スリムでドライ。

素直な味わいだが、やや後味にえぐ味と、舌にワックスのような収斂性が残ります。
すっきりしてますが、ワインだけで飲むと、ちょっと辛い印象かも。

品質感はイマイチ?
あとは食事に合わせてどうなるかですね。

今日の晩御飯は、冷凍食品の、ほうれん草のフィットチーネのカルボナーラ。
ざっくり合う感じで、とても気兼ねなく合わせられます。

食事を持ち上げもしないけど、邪魔もしない、すーっと擦り寄って馴染む、みたいな。

アロマティック品種のような、香りの主張があるけど、飲みくちはすっきりドライなので、パスタに良く合うパターンかも。

香りが強めなので、和食には合わせにくいと思います。

おつまみで、ポテトチップスに合わせると、ワインが浮きますね。
酸味や、後味の辛さが強めに出てしまいます。

ちょっとイレギュラーですが、ワインをのんだあとにポテチを合わせると、ワインの後味をポテチがカバーしてくれますね。

このワイン、食事があると、グイグイ飲んでしまいます。
ちょっとビールっぽいような合い方?

男っぽい飲みくちで、女性受けはしないかも。

ワンコインの中では、それほど良い方ではありません。
398円ワイン程度の感じ?

気が付くと、一人でほぼ1本飲んでしまってました。
悪いワインでは無いと思います。

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モンテラーゴ白





※サイトより引用
フレッシュで芳ばしく、フルーティな味わいの白ワイン。スペイン風おつまみ(タパス)や魚や白身肉の料理と一緒に。

■関連リンク(トップバリュー/イオンのワイン)

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