(1)サンジョヴェーゼ(伊:エミーリア・ロマーニャ州:DOCサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ:10)\498
(2)テンプラニーリョ、モナストレル主体(スペイン:地理的表示無し:NV)\498
の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:少し紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、透明感がある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:酵母、食パン、酸味の強い赤い果実、血液、燻製肉
香りの印象:第1アロマが弱い
【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:おだやか、弱め
バランス:頼りない印象
タンニン分:弱め
アルコール度:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティ(水っぽい)
【評価】
ライトでカジュアル。
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
深い透明感があって、底がうっすらと見えるくらい。
色味はやや落ち着いた色調。
香りは品種由来のものをつかみづらいが、鉄さびっぽい、血液のような印象が特徴的。
サンジョヴェーゼよりは、モナストレル。
味わいは、超軽め。
水っぽい印象。
後味にちょっとゴムのような、ワックスのような印象が残る。
全体的に軽すぎて、品種の特徴はつかみずらいが、モナストレルでよく感じる鉄さびっぽさがあるので、ここはスペインか。
ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ、モナストレル
で、ブー
サンジョヴェーゼでした。
【総評】
ノービリ・デル・ボルゴ サンジョヴェーゼ 赤 2010
NOBILI DEL BORGO SANGIOVESE 2010
イタリア:エミーリア・ロマーニャ州:DOCサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ
スーパーフードワンで、498円で購入。
ネタバレしてみても、ああそうか、って感じで、品種の個性は感じられないくらいに、薄いワイン。
薄くて水っぽいけど、嫌味がないので、まあ飲めるかなって感じです。
サンジョヴェーゼは、紹興酒のようなオリエンタルスパイスのような印象とか、ちょっと酸が立った感じがありますが、このワインはよくよく探せば何とか見つかる、って程度ですね。
今日の晩御飯は、豚肉の炒めもの。
ご飯に良く合う、辛めの味付けです。
合わせると、ジュースのような合い方になりますが、甘くないので、それほど悪くありません。
まあまあOKでしょうか。
白いご飯とワインの取り合わせを嫌がる人は多いですが、このワインはとっても薄いので、全然問題ないですね。
まさに、日本の家庭向けワイン。
嫌味とか個性とか、そういった角がまったく無くて、人工的に飼いならされた感じの、工業製品ワインって感じでしょうか。
うちで焼いたウインナーパンに合わせると、ワインの存在感がまったく無くなります。
ワインとしては、存在感が薄すぎてダメダメですが、家庭の晩酌用の飲み物としては、まあこういうのもアリでしょうか。
ただ、いまどきのワンコインの中では、存在感が薄く、これといって特長もないですね。
後味のワックスっぽい感じも、若干気になります。
個人的にはリピートしないタイプかな~。
■楽天ショップへのリンク
ノービリ・デル・ボルゴサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ【RCP】
※サイトより引用
”NOBILI DEL BORGO”は英語にすると”NOBLE PEOPLE OF THE VILLAGE”、村に住む高貴な人々という意味です。イタリアの小さな村でクオリティの高いワインとともに美味しい食べ物を楽しむ人々のイメージが名前の由来となっています。
サンジョヴェーゼは、イタリアのトスカーナ州を中心に作られている、赤ワイン用ぶどう品種です。現在、イタリアで最もポピュラーなぶどう品種であるばかりでなく、南北アメリカ大陸でも栽培され、イタリア起源のぶどう品種のなかでは、唯一国際的な品種になっている品種。イタリア料理と相性抜群!
サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャはイタリア中央部アブルッツォ州で生産され、イタリアのワイン法によってDOCワインに指定されています。
※DOCには一定の審査が定められている。すべての生産過程(栽培から出荷まで)はこの規定に基づき行われなればならない。(生産地、栽培方法、ブドウ品種、最大収穫量、最低アルコール度数、熟成方法など)また瓶詰めの前に、規定された必要条件を満たしているかの審査、化学・物理検査が商工会議所によって行われる。
飲み頃:16-18℃
おすすめマリアージュ:プロシュート、パスタなどのイタリア料理
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