2013/03/17

カンティーナ・ヴァルパンテーナ ガルガネーガ トッレ・デル・ファラスコ 2011 (ブラインドテイスティング:当てる)

カンティーナ・ヴァルパンテーナ ガルガネーガ トッレ・デル・ファラスコ 2011
(1)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ:11)\2040
(2)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(3)ガルガネーガ100%(伊:ヴェネト州:IGTヴェロネーゼ:11)\1176
(4)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きが弱め

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:パイナップル、南国系果実、白い花、ラムネ、ミネラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:なめらか、スムーズ
バランス:まろやかで、ふくよか
苦味:控えめ
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
シンプルで、上品なまとまり

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
やや淡い色調で、金属質なグレーっぽい輝きがある。

香りの印象は、まず南国系の果実香、それからイタリアワインっぽい、ラムネのような甘い香り。
シンプルであまり複雑性は無い。

味わいはやさしく上品。

香りがそれほど強くない点と、アロマティック品種の印象では無いので、トロンテスは外れる。

花粉症で鼻があまり効かないので、なかなか品種特有の香りを嗅ぎ分けるのは難しい。

まずイタリアの2本は、コルテーゼとガルガネーガ。
コルテーゼはガヴィだけど、2000円もするような印象は無い。
ガルガネーガは、力の弱い印象があるが、このワインもそんな感じ。

価格感としては、1000円から1500円くらい?

ファイナルアンサーで、ガルガネーガ
で、ピンポン

上品に仕上げたガルガネーガです。

【総評】
カンティーナ・ヴァルパンテーナ ガルガネーガ トッレ・デル・ファラスコ 2011
Cantina Valpantena Garganega Torre del Falasco 2011

イタリア:ヴェネト州:IGTヴェネト
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガルガネーガ100%

DSKワインの通販で、6本セット3980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、1176円。

全体的に弱めですが、上品にまとまっていて、第1印象は良い感じ。

ガルガネーガの特徴を私なりにまとめると、外観は淡め、香りは白い花とラムネのような印象、味わいはライト、といったタイプが多いような気がします。

ガルガネーガといえばソアーヴェが代表的ですが、酸味が強め、炭酸を含んでる、飲みくちはライト、スッキリ飲みやすい、という印象でしょうか。
でも最近は、しっかりしたボディに、柔らかい飲みくち、といったタイプも増えてきていますね。

このワイン、弱めですが、安っぽい印象はありません。

今日の晩御飯は、アジの開き。
九州の実家から送ってきた、立派なやつ。

アジの開きに合うワインって、まず無いと思いますが、このワインも合わせると撃沈。
さすがに合いません。

カミさんに感想を聞いたら、「なんだかイマイチ。798円くらい。」という感想。
確かにワインだけになると、ちょっと全体的に力が落ちてきた感じで、後味もあまり良くないかも。

香りも弱いせいか、若干生臭い感じに。
グラスに少しになると、とたんに酸っぱくなります。

ラベルデザインはカッコよくて、ちょっと期待感があるのですが、実際の味わいは、もうひとつって感じかな~。

■楽天ショップへのリンク

ガルガネーガ・“トッレ・デル・ファラスコ”[2011]ヴァルパンテーナ【白】

※サイトより引用
このクラスのワインとしては非常に珍しく丁寧に手摘みされた健全な遅摘みのブドウを使用し、ワインにボリュームを与えています。ステンレスで14~18度の低温発酵。ステンレスタンクで熟成したワインに樽熟成したワインを50%ブレンド、リッチな味わいがさらに広がる仕上がりです。

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