2012/06/30

コルビエール ルージュ 2010 ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ(ブラインドテイスティング:外す)

コルビエール ルージュ 2010 ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー26%、タナ7%、マスカット・ベーリーA4%、甲州4%、ノートン3%、その他2%(日本:山形・上山、栃木・大平町、栃木・足利、長野・高山村、山梨・勝沼、埼玉・熊谷、群馬・赤城:10)\1715
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(3)カリニャン45%、グルナッシュ・ノワール45%、シラー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCフィトゥー:09)\1365
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック:10)\1180
(5)グルナッシュ45%、カリニャン35%、シラー20%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:10)\1155

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:タバコ、こげ臭、燻製肉、スパイス、生木のようなグリーン香、針葉樹、プルーン
香りの印象:木樽からのニュアンス、こげ臭が強め

【味わい】
アタック:おだやか
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:しっかりしている、強め
バランス:力強い、固い
タンニン分:弱め、サラサラした
アルコール度:強い
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
アンピルマティック(こげ臭)

【評価】
濃縮し、力強い

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若さのある色調で、深い透明感がある。
紫が強く、2010年のワインが候補。
日本ワインが第1候補。

香りはこげ臭が最初強く現れる。
還元香なのか、固い印象で、開いていない感じ。
生木のようなグリーン香が強く、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。

味わいはドライ。
トゲトゲしい強さを持っている。
バランスがイマイチ。

とにかく樽香が強いイメージはニューワールド的だが、南アフリカでは無さそう。
生産年も2008年ということは無いだろう。

軽めな口あたりで、ちょっとギクシャクしたバランスが何となく日本っぽい。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、タナ、マスカット・ベーリーA、甲州、ノートン
で、ブー

コルビエールでした。

【総評】
コルビエール ルージュ 2010 ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ
Corbières Rouge 2010 Domaine de la Grange

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ45%、カリニャン35%、シラー20%

伊勢丹で、1155円で購入。

全然カベルネ・ソーヴィニヨンじゃなかったですね。

確かにカベルネ・ソーヴィニヨンにしては軽めかな、と思ったのですが、そこは日本産のカベルネ・ソーヴィニヨンだから、軽く仕上がっているんだろう、と勝手に想像してしまいました。(言い訳)

それにしても、グルナッシュ、カリニャン、シラーというセパージュにしては、ドライな、甘みがほとんど無い印象なんですよね。
フルーツ感も薄くて、ガチガチに固くてゆとりの無い感じ。

今日の晩御飯は、自家製のハンバーグ。
ソースは赤ワインベース。

ワインに合わないわけがない、というメニューなんですが、このワインを合わせると、なんだか、辛さが強くなって、イマイチな印象。

ワインに包容力がない感じなんですよね。
後味にややワックスのようなエグ味も残ります。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
悪くないけど、何か食べ物が欲しくなる、という感想。

食事が終わって、ワインだけになっても、意外と大丈夫です。

ちょっと後味のエグ味みたいな、ワックスのような印象は残るけど、素直なナチュラルなフルーツ感がいいんですね。
媚びてないフルーツ感というか。

第一印象はイマイチでしたが、後半良さも出てきました。

個性があって面白いけど、人に勧められるほどではないかな~。

ソアーヴェ・クラッシコ 2010 サン・ミケーレ(ブラインドテイスティング:当てる)

ソアーヴェ・クラッシコ 2010 サン・ミケーレ
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)ガルガネーガ(伊:ヴェネト州:DOCソアーヴェ・クラッシコ:10)\1980
(3)甲州(日本:山梨県産甲州ぶどう100%使用:NV)\1380
(4)甲州(日本:山梨県甲州市勝沼町:11)\1180
(5)グリッロ100%(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\982

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚め
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル(小さな気泡がグラスの内側に多く付着)
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:それほど強くない
特徴:洋ナシ、蜜、リンゴ、バタークリーム、フレッシュ感のあるハーブ、柔らかいミネラル
香りの印象:上品で穏やか、第2アロマが強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、フレッシュな
バランス:ライト、スリム、溌剌とした
苦味:強め、後味の印象を強める
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトで、スリムでシャープ。フレッシュ感を楽しむ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
ややオレンジかがった若い感じは、特殊な品種の印象。
輝きも強めで、上質感がある。

香りはあまり強くないが、優しい果実感や穏やかな木樽熟成の印象が上質感を持っている。
2000円に近いクラスの印象。

味わいは、香りの印象とは違い、軽くて、やや荒い感じ?
ボリューム感が微妙。
最初の飲み口は安い印象だけど、しっかりと味が残る。
この軽さは上質なワインが持つ軽さ?

この中ではイタリアの2本で候補を絞っているが、そのうちでも1980円のクラスの印象かも。

時間とともに、味わいに厚みが出てくる。
ひょっとして、プイィ・フュイッセの可能性もある?

改めて香りと味わいを確かめるが、口に含んだ時のボリューム感と後味の強い苦味はシャルドネでは無さそう。

ファイナルアンサーで、ガルガネーガ
で、ピンポン

軽めの品種を、上品に仕上げた、って印象ですね。

【総評】
ソアーヴェ・クラッシコ 2010 サン・ミケーレ
SOAVE CLASSICO 2010 SAN MICHELE

イタリア:ヴェネト州:DOCソアーヴェ・クラッシコ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルガネーガ

イトーヨーカドーで、1980円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
1980円っていうと、えーっ?という反応。

このワイン、ちょっとマニアックなのかも。

評価が高いみたいですが、ガルガネーガにしては頑張ってるから応援してあげよう、みたいなエールを感じます。
日本のワインをちょっとひいき目に見ちゃうみたいな感じ?

一般消費者の感覚だと、このワインの1980円は高いんじゃないでしょうかね?

ただ、上質なワインを飲んでる、という満足感はあります。

香りや味わいを分析的に飲むと、このワインの良さが分かるのですが、フツーに飲むと、なんでこんな高いの?って感じになります。

ブドウ品種自体が力のない品種なので、そうなっちゃうのかも。
しっかり造られた印象はありますが、冷やした方が美味しいですね。

最初、え~って言ってたカミさんも、温度が下がると、これは美味しいって飲んでました。

軽さと、上質感の良いバランスですね。

シャルドネのような押しの強さが無いのが、このワインの良さだと思います。

最初軽く感じるけど、1本終わる頃が一番美味しいタイプかも

爽やかさもあって、夏向きの1本ですね。

1580円くらいだと、お買い得なんですけどね。
2000円弱だと、まあ価格なりって感じでしょうか。

ただ、魅力を持っているワインであることは確かですね。

2012/06/29

ボカヴィサ(赤)NV

ボカヴィサ(赤)NV
ボカヴィサ(赤)NV
BOCAVISA TINTO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨンなど

ローソンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:中庸なルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若さはあるが、やや落ち着いた色調

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:ミネラル、硫黄、なめし革、ブラックチェリー、血液、キャンディ、スモーク、タバコ
香りの印象:やや閉じている、ミネラル感のある固い印象、木樽の印象

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):フレッシュ
酸味:柔らかい、フレッシュ
バランス:ライトでまろやかなまとまり
タンニン分:サラサラした
アルコール度:弱い
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
ライトボディで、カジュアルな飲みくち

【供出温度】
11-14度、15-18度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
かなりライトながら、バランスは良い感じ。

今日の晩御飯は、辛ラーメンとピリ辛チキン。
ワインに申し訳ない感じです。

ピリ辛チキンは、サングリアとか、ワインカクテルと合わせるような感じですね。
口をサッパリしてくれる感じで、悪くありません。

辛ラーメンは、ワインの出番が無い感じ。
さらに辛さが、ワインの苦味を絞り出します。

だんだんワインが不味くなってきました。
辛ラーメンとワインは合わない事が判明。って当たり前か。。

軽いので冷やしたけど、温度低いと、口あたりが悪くなりますね。
冷蔵庫で冷やすとNGな感じがします。

食事が終わって、ストリングチーズのスモーク味は良い感じで合いました。
ワインのチャーミングな魅力が顔を出します。

固めの飲みくちですが、バランスが良くて、後味のフルーツ感が良いんですね。

ワンコインだとまあ良い方だと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2012/06/26

キンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨン 2011(ブラインドテイスティング:当てる)

キンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック:10)\1180
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:ラペル・ヴァレー地区:カチャポアル・ヴァレー:11)\498

の3本の中から1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:青みが強い紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:かなり若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:硫黄、タバコ、なめし革、スモーク、針葉樹、赤身の肉、生木のようなグリーン香
香りの印象:木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:まろやか
バランス:弱めで、ややボリューム感
タンニン分:控えめ、柔らかい
アルコール度:やや軽め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃厚な)

【評価】
軽めのまとまりながら、ボリューム感を持っている。柔らかい印象。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
かなり青みの強い紫で、この中では2011年。

香りは樽香中心で、やや荒いまとまり、硫黄の印象や生木っぽい、良くないカベルネ・ソーヴィニヨンの印象がある。
この中では498円のチリ。

味わいは、見た目より軽いボディで、ふっくらとした印象がある。
ただ、余韻は短く、ワンコインワインのレベル。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

これは価格当てでした。

【総評】
キンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
QUINTA LAS CABRAS CABERNET SAUVIGNON 2011

チリ:セントラル・ヴァレー地方:ラペル・ヴァレー地区:カチャポアル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

イトーヨーカドーで、498円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、「これは難しい・・・980円。」という評価。
口あたりが良くて、美味しい、という感想です。

確かにワンコインワインとしては、美味しい方かも。

今日の晩御飯は自家製の肉団子。
醤油ベースの甘辛だれですが、このワイン問題無く合います。

和食に合わせやすいかも。
ちょっと軽めな感じもいいんですね。

通常のチリカベよりは優しい感じなんですが、アルコール度は結構あるので、スイスイ飲むとすぐに酔っ払います。

樽香は最後まで気になるものの、口あたりが良くて飲みやすいですね。

最初はあまり感じなかった、チャーミングな果実感も出てきて、良い感じになってきました。

ワインだけで美味しく飲めるタイプです。

ひょっとしたら、いままで飲んだ、500円の赤ワインの中では一番美味しいかも?

7~800円程度の印象があります。

このワイン、ワンコインの中ではオススメです。

2012/06/24

プリヴィレージュ・ド・ドゥルエ ソーヴィニヨン 2010(ブラインドテイスティング:外す)

プリヴィレージュ・ド・ドゥルエ ソーヴィニヨン 2010(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)甲州(日本:山梨県甲州市勝沼町:11)\1180
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ロワール地方:IGPペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール:10)\1050
(4)グリッロ100%(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\982

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、やや色付きが弱い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:洋ナシ、レモン、グレープフルーツ、ミネラル、火打石
香りの印象:若々しい、爽やか、弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:スリムな、鋭い
苦味:爽やかさを感じる
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
スリムで、シャープな味わい。フレッシュ感を楽しむ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
淡くて若々しい外観からは、シャルドネ以外が候補。

香りは、極端に弱いが、グレープフルーツのような印象があり、ソーヴィニヨン・ブランをイメージさせる。
甲州の可能性もある。

味わいはスリムでシャープ。
軽さで行けば甲州。
全体的な印象は、ソーヴィニヨン・ブラン。

この2つに絞って再度テイスティング。

香りは弱くて、イマイチ絞り切れないが、これだけ弱いとソーヴィニヨン・ブランっぽくない。
味わいもかなりライトで、大人しい感じが甲州らしい。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ブー

何と、ソーヴィニヨン・ブランでした。

【総評】
プリヴィレージュ・ド・ドゥルエ ソーヴィニヨン 2010
Sauvignon 2010 “Privilège de Drouet”

フランス:ロワール地方:IGPペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

伊勢丹で、1050円で購入。

そうですよね~、随分ソーヴィニヨン・ブランっぽい甲州だと思いました。

このワイン、ロワール地方のI.G.P.(地理的表示付きワイン)で、ブドウ品種はソーヴィニヨン・ブラン。
となると、やはり期待するのは、サンセール的な味わい?

日頃なかなか飲めないサンセールなので、ちょっと期待してましたが、やっぱり1000円くらいの感じでした。

悪くはないんですけどね。

厚みが無くて、口あたりはサバサバしてて、爽やかなんだけど、荒い感じというか。

今日の晩御飯はエビ入りの水餃子。
豆板醤入のつけダレに合わせます。

悪くないけど、エビとは馴染みません。

カミさんに価格感を聞くと、980円。
食事にはイマイチだったけど、ワインだけで飲むと、グレープフルーツみたいなフルーツ感が美味しい、という評価。

確かに、だんだんフルーツ感がナチュラルな印象になってきました。
悪くないけど、これといって、良さも少ないでしょうか。

香りは弱めで、味わいはちょっと荒い感じなんですよね。
1000円としては、それほど良くないかも。

業界初!過去問題ワインセット登場!ワインエキスパート二次試験対策に!

ついに出ました!
「業界初!過去問題ワインセット」



赤ワイン6本、白ワイン3本(ハーフボトル4本)
合計23,363円が、19,800円

※内容は下記参照

※最新のセット内容は以下リンクからご確認ください。
過去問題ワインセット 《JSA模範解答付》 \14,950→\13,980(税別)


実際にテストで供出されたワインを飲んでおく事ってとっても重要だよな~、って思っていたら、イーエックス・ワインさんから過去問題のワインセットが登場です。

実際にテストで供出されたワインなのか、イーエックス・ワインさんに質問してみました。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □

■質問

過去に出題されたというのは、実際にテストの際に供出されたワインを揃えている、という事でしょうか?それとも生産国や品種が合っている、という事でしょうか?

■イーエックス・ワインさんからの回答

実際にテストの際に使われたワインアイテムそのものではなく、生産国と品種の組み合わせが合っているワインになります。

また、JSAの模範解答を見て、その模範解答に合うワインかどうかも重要な点になりますので、生産国と品種が合っているだけではなく、模範解答の内容に合うワインを自由が丘ワインスクールの講師陣に選んでもらったものですので、教材として安心してお使い頂けるようになっています。

もし受験用のワインをお探しでしたら、最近は同じ「チリのカベルネ」でもボルドーのようにクラシカルだったり、いかにも新大陸のカベルネだったりと、生産国と品種だけを組み合わせても味が全く違いますから、1本ずつ色々探すよりもおすすめです。

今年も恐らく出題されるテイスティングの種類は多くて大変だと思いますが、イーエックスのワインセットが少しでもお役に立てれば何よりです。何卒ご検討下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □

なるほど~。
供出されたワインでは無いみたいですが、それに近いものをワインスクールの講師が選んでくれてるって事ですね。

■セット内容(一例)

※★はハーフボトル

【注意】ワインの内容は常に変わっていますので、イーエックス・ワインさんのサイトでご確認ください。

<赤ワイン>

1)
日本/メルロー
メルシャン・長野・メルロー(\4,200)

2)
チリ/カベルネ・ソーヴィニヨン
★ミゲール・トーレス・サンタ・ディグナCS(\1,050)

3)
オーストラリア/シラーズ
ピーター・レーマン・ポートレート・バロッサ・シラーズ(\2,380)

4)
ローヌ/グルナッシュ
★ドメーヌ・デ・セネショー・シャトーヌフ・デュ・パプ( \3,150)

5)
イタリア/サンジョヴェーゼ
★ラモーレ・ディ・ラモーレ・キアンティ・クラッシコ(\1,733)

6)
カリフォルニア/カベルネ・ソーヴィニヨン
フォックスグローブ・カベルネ・ソーヴィニヨン(\2,575)

<白ワイン>

7)
カリフォルニア/ソーヴィニヨン・ブラン
ホーニッグ・ヴィンヤード&ワイナリー・ソーヴィニヨン・ブラン(\2,940)

8)
カリフォルニア/シャルドネ
ハングタイム・セントラル・コースト・シャルドネ(\2,520)

9)
ドイツ/リースリング
★ラインホールド・ハート・ピースポーター・ゴルトトロッフェン・リースリング・カビネット (\2,835)

<日本ソムリエ協会が発表する模範解答付き>
こちらのセットには、日本ソムリエ協会が過去に発表した各ワインの模範解答をまとめてお付けいたします。模範解答を見ながらテイスティングすることで、より合格に近づくことができますよ!

※セットの構成内容は変更となる場合がございます。予めご了承下さい。

■おすすめの勉強法

試験当日はまったくのブラインドですので、このセットも品種、生産国が分からない状態でテイスティングすることをおすすめします。

赤や白のタイプ別に全部開けて、グラスに注いでもらいます。
さらに、グラスを紙の筒などで覆って、外観の比較が出来ないようにしてもらいましょう。

ひとつづつ紙の筒をとって、試験用のテイスティングシートで本番を想定して項目をチェックしていき、最終的に生産国と品種を選びます。

一つづつやっていると、あれ?前の回答が間違ってた?って事もありますが、そのときは、また同じ生産国や品種を選んで、最終的に答え合わせします。

自分が、それぞれの品種にもっている先入観が分かって、とっても勉強になりますね。

さらに4~6本のワインをテイスティングシートにそってチェックしていくと、結構疲れてヘロヘロになりますが、これも試験勉強のひとつです。
テイスティングは慣れがとても重要で、当日慌てて頭が真っ白になると、香りがぜんぜん分からなくなったりしますからね。

赤の場合は、一度ににフルボトル3本、ハーフボトル3本が開くので、人を呼んでみんなで飲める時がいいですね。

■フツーのワインセットとしても魅力的?

試験勉強には最適なセットですが、普通のワインセットとしても魅力的ですね。
いろいろな品種、いろいろな生産国のワインが比較しながら楽しめます。

試験を受ける予定が無い人でも、試験の雰囲気が味わえて楽しいのではないでしょうか。




■基本ワインを集めた、品種別ハーフボトルセットはこちら




■関連情報(ワインエキスパート二次試験)

2012/06/23

ムルヴィエードロ リゼルヴァ 2007

ムルヴィエードロ リゼルヴァ 2007ムルヴィエードロ リゼルヴァ 2007
MURVIEDRO RESERVA 2007

スペイン:DOバレンシア
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ40%、モナストレル40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%

イオンで、898円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、少し明るめ

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる、強め
特徴:フローラル、スミレ、なめし革、スパイス、シナモン、メントール
香りの印象:木樽からのニュアンス、とても華やか

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:まろやか
バランス:流れるような、心地良い
タンニン分:ビロードのような
アルコール度:軽め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
ライトボディだが、強く華やかなフレーバー。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観の無骨な印象とは全く違う、ライトで繊細で、華やかな味わい。
第一印象は、かなり良いですね。
口あたりも柔らかい感じだし。

週末に飲むには、このくらい華やかさがある方が良いですね。
ただ、ライトボディなので、好みは分かれるかもしれません。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
いたってフツーという、低評価。 あれれ?

今日の晩御飯はハッシュドビーフ。

ハッシュドビーフに合わせると、ちょっとワインが辛い感じになるけど、まあまあOKです。
市販のルーの味なので、余計なものが多い感じ。
でも、もう少しトマト味が強かったりすると合うのかも。

時間が経つと、生木っぽい感じとか、ちょっと硫黄系の印象とかが強くなってきました。

でもいいですね。
ワインだけで飲んでても美味しいです。

1000円以下のワインとしては、なかなか無いタイプで、オススメです。

ラ・パルマ カベルネ ロゼ NV

ラ・パルマ カベルネ ロゼ NVラ・パルマ カベルネ ロゼ NV
La Palma Cabernet Rose NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

イトーヨーカドーで、698円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかで、少しサーモンがかった、ルージュ色のロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきの良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:チェリー、イチゴ、アセロラ、グリーン系のハーブ、クリーム、ミネラル、ドライフラワー
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:シャープで鋭い
バランス:ライトでスリム、芯の強さがある
タンニン分:後味に微かに残る
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ドライで軽めにまとまっているが、飲み口は強めで鋭い。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
優しく、軽めの飲みくちで、シャープな酸味が特徴。
アルコール度は強めで、後味は辛い感じです。

ワインだけだとやや強めかも。

カミさんに価格感を聞いたら、890円。
実売よりは高い評価ですが、あまり美味しくない、という感想です。

今日の晩御飯はハッシュドビーフ。

合わせると、ちょっとフルーツ感が邪魔する感じ?
やや違和感ありですが、あまり気にしなければ、全然OKな範囲です。

食事が終わって、柿ピーとかタコスみたいなスナック系に合わせると、これはよく合いますね。

飲み会で活きるタイプみたいですね。
カミさんもイマイチといいながら、食後、結構飲んでました。

このワイン、ペットボトルなんですよね。
好き嫌いは分かれるとは思いますが、デイリーワインとしては、扱いが楽で良いと思います。
買って帰る時も軽いしね。

総合的には、悪くないワインだと思います。

2012/06/20

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2011

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2011フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2011
FINCA LA ESCONDIDA CHARDONNAY 2011

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:グレープフルーツ、石けん、アルコール、麝香?
香りの印象:弱い、閉じてる?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):フレッシュ
酸味:シャープな、フレッシュな
バランス:ライト、少しふっくら、溌剌とした
苦味:爽やか
アルコール:弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
軽めながら、ややふっくらしていて、フルーティ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
カミさんに価格感を聞いたら、480円でほぼ正解。
水っぽい、という評価です。

今日の晩御飯は、ネギトロとアボカドを乗せた丼と、レトルトパスタのゆず胡椒ペペロンチーノ。

ネギトロアボカド丼は、アボカドの青みがワインとのつなぎになって、実に絶妙な合い方。
いわゆるマリアージュに近くて、それぞれが美味しく感じます。

鉄火丼にアボカドを合わせると、香りが深くなって、ちょっとフレンチっぽい印象になりますが、そこにワインが加わる事で、華やかさ、フルーツ感を加えて、さらに味わい深くなりますね。

意外とこのくらいの軽めでサッパリしたワインが合うのかもしれませんが、アボカドつなぎのパターンはいろいろ試せそう。
白ワインには抜群のつなぎになります。

ゆず胡椒ペペロンチーノは味が濃いので、とにかく口をサッパリしてくれる合い方。
これはこれでOK。

ネギトロアボカド丼と比べると、レトルトパスタの暴走する味を、まあまあ、となだめる合い方。
まあ、乱暴な合い方ですが、それも一つのマリアージュ、なのかもしれません。

カミさんには水っぽいと言われましたが、ワインだけになっても、そこそこ飲めますね。
軽めで水っぽい感じをこのワインの個性と考えると、それなりに納得して飲める感じ。

飲み進んでもあまり嫌な要素は出てきませんが、後味に残るエグ味は、ちょっと気になります。
後味のフレッシュでチャーミングなフルーツ感は良いですね。

シャルドネらしい、安定感のある、ワンコインワインだと思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2012/06/17

シャトー・ローザン・デスパーニュ 白 2011(ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・ローザン・デスパーニュ 白 2011(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)ソーヴィニヨン・ブラン34%、セミヨン33%、ミュスカデル33%(仏:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール:11)\2080
(3)甲州(日本:山梨県甲州市勝沼町:11)\1180
(4)グリッロ100%(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\982
(5)シャルドネ(アルゼンチン:クージョ地方:11)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、軽い、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:洋ナシ、オレンジ、グレープフルーツ、クリーム、ミネラル、ミント
香りの印象:開いている、若々しい

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:フレッシュ、やや強め
バランス:まろやかな、フレッシュな
苦味:強く後味に残る
アルコール:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
マイルドで、ややふっくらした優しい味わい。 苦味が強めに残る。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
明るく、若々しい外観は、甲州、グリッロあたりが候補。

香りは、果実香が中心で、スモーキーな印象と、ヴァニラやミントの感じが、シャルドネっぽい。

飲みくちは、ほどほどにボリューム感があって、果実香が中心で、後味の苦味が強めな感じがシャルドネっぽい。
高くは無さそうだけど、バランスは良い感じ。

ファイナルアンサーで、アルゼンチンのシャルドネ
で、ブー

おっと、アントル・ドゥ・メールでした。

【総評】
シャトー・ローザン・デスパーニュ 白 2011
Chateau Rauzan Despagne Blanc 2011

フランス:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン34%、セミヨン33%、ミュスカデル33%

リカーランドトップで、2080円で購入。

2000円のワインを500円と間違えてしまいました。

あー、なるほど、この後味の苦味は確かにソーヴィニヨン・ブランですね。
セミヨンとかミュスカデルと混ざると、薄くなってしまう、微かなグリーン香を感じないとダメです。

ワインだけで完結してる感じが、ニューワールドっぽいのですが、最近はフランスでもこういうタイプが増えてきましたね。

昨日飲んだフランスのソーヴィニヨン・ブランもまったく同じタイプだった・・反省。
アントル・ドゥ・メールも、だんだん変わってきたのでしょうか。

このワイン、食事がまったくいらないタイプですね。

逆に、合わせる食事が難しい感じがします。

フレッシュなフルーツのデザートをいただいているみたいなので。

今日の晩御飯は、アジの干物と、ジャーマンポテト。

アジの干物は、合わないばかりか、グラスが生臭くなるので、あえて合わせず、ジャーマンポテトだけに合わせました。

このワイン、自己完結してるので、食事との相性はどうかと思っていましたが、意外と社交性のある感じで、食事を拒否しません。

さらにジャーマンポテトにオリーブオイルをかけるととても良く合いました。

カミさんに価格感を聞いたら、880円!
2000円超えというと、ちょっとビックリしてました。

香りはいい、ベースはしっかりしている。
ちょっとカジュアルな飲みくちなので、価格よりもちょっと安い印象はあります。

2000円を超える品質感かというと、それは微妙。

でも、最後の1杯がとても美味しく感じられるワインです。
名残美味し感じですね。

1500円くらいだったら、お買い得なんですけど。

ミニミニワインアンケート:コンビニのワインは美味しい?

最近、コンビニでワインの品揃えが充実してきました。

特に安いワインのラインアップが増えてきて、嬉しいかぎりですが、まあ、当たり外れはありますね。

みなさんに、コンビニワインの評判を聞いてみました。

【質問】
HeartRails Graph
コンビニのワインは美味しい?

【回答】

コンビニワインで十分 3 (14%)
■■■

普段飲みはOK 8 (38%)
■■■■■■■■

あまり好きじゃない 6 (28%)
■■■■■■

コンビニワインは飲まない 4 (19%)
■■■■


肯定派の、「コンビニワインで十分」と「普段飲みはOK」で、52%。
「あまり好きじゃない」「コンビニワインは飲まない」の否定派とほぼ半分に分かれました。

コンビニワインは、ワイン好きには、やや抵抗感を持たれてる感じでしょうか?

2012/06/16

グロワーズゲート シラーズ 2010(ブラインドテイスティング:外す)

グロワーズゲート シラーズ 2010(1)カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー26%、タナ7%、マスカット・ベーリーA4%、甲州4%、ノートン3%、その他2%(日本:山形・上山、栃木・大平町、栃木・足利、長野・高山村、山梨・勝沼、埼玉・熊谷、群馬・赤城:10)\1715
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック:10)\1180
(3)シラーズ(豪:南オーストラリア:10)\980
(4)テンプラニーリョ40%、モナストレル40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(スペイン:DOバレンシア:07)\898

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:極端に薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:タバコ、樽香、コーヒー、チョコレート、カシス、ブラックベリー、生木のようなグリーン香、赤味の肉
香りの印象:木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:まろやか
バランス:肉厚な、心地良い
タンニン分:柔らかい、強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃縮し、力強い

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
濃くて若々しい外観からは、シラーズかラングドック。

香りは、樽香が中心で品種の特徴がつかみづらい。
ただ、グリーン系の香りは強く、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象がある。

味わいは、柔らかく、ほんのり甘みがある点ではシラーズ候補。
全体的にはチリカベのイメージで、ニューワールドテイスト。

スパイス感を取るか、グリーン香をとるか。

あらためて香りを嗅ぐと、やっぱりこれはカベルネ・ソーヴィニヨンかな。

ここでちょっと日本のワインの可能性を検討。
やたら樽香が強いので、これはちょっと違う?

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

おっと、シラーズでした。

【総評】
グロワーズゲート シラーズ 2010
GROWERS GATE SHIRAZ 2010

オーストラリア:南オーストラリア
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:シラーズ

イオンで、980円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円でやや高評価。

樽香がやたら強めなので、嫌いなタイプかと思いきや、そうでもないみたい。

今日の晩御飯は薄切り牛肉のカツ。
オージー・ビーフとオーストラリアのシラーズでこれはバッチリって思っていたら、まあ、そこそこ。

ころもの印象が肉の味を薄めるので、間に何か入ってるような感じですね。
ダイレクトにビーフとシラーズがからまないので、やや消化不良。

食事が終わっても、ワインだけで十分楽しめますね。

飲み進むとだんだん樽香は気にならなくなってきました。

香りも強くて華やかさもあって、14.5%という強いアルコール度も気になりません。

コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。

ヴィラ・デ・ザンジュ ソーヴィニヨン・ブラン 2010(ブラインドテイスティング:外す)

ヴィラ・デ・ザンジュ ソーヴィニヨン・ブラン 2010(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)ソーヴィニヨン・ブラン34%、セミヨン33%、ミュスカデル33%(仏:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール:11)\2080
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック:10)\1220
(4)甲州(日本:山梨県甲州市勝沼町:11)\1180
(5)グリッロ100%(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\982

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:やや濃いめ
ディスク:薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:果皮の色付きが良い、若い

【香り】
豊かさ:最初強めだが、だんだん弱くなる
特徴:洋ナシ、リンゴ、柑橘系、クリーム、ミネラル
香りの印象:ややアロマティック、開いている、弱い

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):フレッシュ
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:スリムな、溌剌とした、まろやか
苦味:爽やかさを感じる
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
軽めながら、ややふっくらしたボディで、フレッシュ感がある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
ベージュっぽい外観が特徴的。
グローバル品種ではないかも。
グリッロあたりが候補か。

香りは、最初アロマティックな印象。
すぐに弱くなって、特徴が掴みづらくなる。
フルーティさが中心で、やや熟した印象もある?

味わいは、軽めながら、フルーツ感とふっくら感がいいバランス。
梨の芯の部分のような、ちょっとキツさのある酸味も少し。
後味にアルコール感が残って、全体的な価格感は800円くらい。

甲州でも、ソーヴィニヨン・ブランでも、シャルドネでも無さそうなので、消去法で決定。

ファイナルアンサーで、グリッロ
で、ブー

ラングドックのソーヴィニヨン・ブランでした。

【総評】
ヴィラ・デ・ザンジュ ソーヴィニヨン・ブラン 2010
VILLA DES ANGES SAUVIGNON BLANC 2010

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1220円で購入。

確かに、これはボルドーブランタイプのソーヴィニヨン・ブランですね。

もう少しシャープで、キリッとしたタイプかと思っていたら、フルーティでほんのり甘くて、ジューシーなタイプです。

ちょっと酸化した収斂性を感じる部分もありますが、基本的にはワインだけで、美味しく飲めるタイプですね。

グラスに入れて時間が経つと、ちょっと酸っぱくなる?
というか・・・これって、管理が悪かった?
フレッシュな時って、こんな味じゃないような気がする。

という訳で、裏ラベルを確認。

※裏ラベルから引用
柑橘系の果実や白い花を想わせる香り、フレッシュでフルーティな味わいが楽しめます。

う~ん、確かにそのとおり、って感じですね。

安いボルドーブランって、木酢液のようなちょっと酸化したような印象があるパターンが多いですが、それに近いのかも。
このワインはボルドーじゃないのですが、何となく志向はボルドーっぽい感じです。

時間が経ってもダレてこなくて、最初感じた酸っぱさは、あまり気にならなくなりました。

1000円台前半と考えると、品質感は良い感じです。

2012/06/15

サントリージャパンプレミアム メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

サントリージャパンプレミアム メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン 2008(1)カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー26%、タナ7%、マスカット・ベーリーA4%、甲州4%、ノートン3%、その他2%(日本:山形・上山、栃木・大平町、栃木・足利、長野・高山村、山梨・勝沼、埼玉・熊谷、群馬・赤城:10)\1715
(2)メルロー83%、カベルネ・ソーヴィニヨン17%(日本:長野産メルロー、山梨産カベルネ・ソーヴィニヨン:08)\1490
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック:10)\1180
(4)シラーズ(豪:南オーストラリア:10)\980
(5)テンプラニーリョ40%、モナストレル40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(スペイン:DOバレンシア:07)\898

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:熟成感がある、やや明るい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:プルーン、干しプラム、ドライフラワー、なめし革、バラ、丁子、少しセメダイン
香りの印象:熟成感があり、開いている

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:なめらか、しっかりしている
バランス:ライトで柔らかだが芯が強い
タンニン分:控えめで緻密だが収斂性がある
アルコール:やや強い
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フローラル、スパイシー

【評価】
ライトなボディで芯が強く、華やかな飲みくち

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
やや熟成感があって、明るめの色調は2008年の日本が候補。

香りはなめし革やドライフラワー系で、ピノ・ノワールっぽい。
グラスを回すと、華やかなフローラル系の香りが出てきて、今度はボルドーっぽい。

味わいは、ライトながら芯がしっかりあって、深みのある味わい。
ボルドー品種を使った、日本のワインって印象。

ファイナルアンサーで、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンの日本ワイン
で、ピンポン

とても華やかさのある香りです。

【総評】
サントリージャパンプレミアム メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
SUNTORY JAPAN PREMIUM MERLOT&CABERNETSAUVIGNON 2008

日本:長野産メルロー、山梨産カベルネ・ソーヴィニヨン使用
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー83%、カベルネ・ソーヴィニヨン17%

リカーランドトップで、1490円で購入。

カミさんに感想を聞いたら、「これ酸っぱい。ちょっと傷んでる?」とのこと。

確かに、熟成感がやや下り坂というか、ボディが弱いので、酸味がキツく感じるというか、そう言われると、やや酸っぱいかも。

個人的には全然許容範囲なのですが、酸味や、後味の収斂性とか、エグ味が残る感じは、ちょっとクセがあって、好みが分かれそうですね。

今日の晩御飯は、鶏のピリ辛炒め。
ケチャップと豆板醤の味付け。

ワインがドライなので、もう少しジューシーなお肉の方が合うみたい。
ピリ辛も、ワインの収斂性とケンカする感じ。
というか、ケチャップベースってのが、そもそも合わないですね。

このワイン、軽めですが、料理は本格的なものを求めてきます。
香りが立ってるというのも、一つの要因だと思いますが。

子供が残したポテチに合わせてみたら、これは問題外。

レトルトのアボカドクリームパスタを作って合わせると、チーズの印象と良く合います。

ボルドー系の品種ですが、どちらかというと、ピノ・ノワールをイメージして料理と合わせた方が良さそうですね。

鶏だと香草を効かせたグリルとか、牛肉だったらトマト煮込みとかでしょうか。

軽めなので、トマトベースのパスタにも合いそう。

4年熟成で、やや下り坂な印象なので、2年以内くらいのヴィンテージが良さそうですね。
あまり力のあるワインでは無いので、あまり寝かせない方が良さそうです。

今回、ちょっと下り坂の印象でしたが、ベースは良いワインだと思います。

2012/06/13

ヴォルペット キアンティ 2010(ブラインドテイスティング:外す)

ヴォルペット キアンティ 2010(1)カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー26%、タナ7%、マスカット・ベーリーA4%、甲州4%、ノートン3%、その他2%(日本:山形・上山、栃木・大平町、栃木・足利、長野・高山村、山梨・勝沼、埼玉・熊谷、群馬・赤城)\1715
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック:10)\1180
(3)シラーズ(豪:南オーストラリア:10)\980
(4)テンプラニーリョ40%、モナストレル40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(スペイン:DOバレンシア:07)\898
(5)サンジョヴェーゼ主体(伊:トスカーナ州:DOCGキアンティ:10)\880

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:少し紫っぽい、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ブルーベリー、硫黄、血液、針葉樹
香りの印象:還元状態? かなり弱い

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュで、強め
バランス:ライトでフレッシュ
タンニン分:サラサラした、後味に強めに残る
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
ライトでフレッシュでドライ。

【供出温度】
11-14度、15-18度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
かなり濃くて若々しい外観からは、日本以外が候補。

香りはとても弱め。
果実香は弱く、硫黄や薬品系の印象が強い。
還元状態かも。

味わいは、香りとうらはらに、フルーティでフレッシュ。
アルコール度も弱く、ジュースっぽい。
価格的には安そうな印象。
しかもグローバル品種ではなく、ローカル品種のイメージ。

テンプラニーリョかサンジョヴェーゼで絞り込むが、香りはガチガチに閉じているし、味わいもジュースっぽいし、何とも判定がつかない。

2択となると、サンジョヴェーゼっぽくは無いかな。

ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ、モナストレル、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

何とブラインドテイスティング、6連敗。

【総評】
ヴォルペット キアンティ 2010
VOLPETTO CHIANTI 2010

イタリア:トスカーナ州:DOCGキアンティ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ主体

リカーランドトップで、880円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、880円でドンピシャ。
キャンティっぽくなくて、酸っぱいけど、でも悪くない、という評価。

飲み進むと、木樽の影響が強すぎるのが気になってきました。
杉の板の香りを嗅いでるみたいな感じ。

今日の晩御飯は、煮豚。
チャーシュー風味の、豚肉ブロック煮込み、みたいなやつ。

合わせてみると、ワインが歩み寄っては、料理に弾かれる、みたいな微妙な合い方をします。
でも、まあ、そんなに悪くありません。

ポテトサラダにも、意外に合いました。

飲めば飲むほど、ワインになりかけ、みたいなやや出来損ないな感じがあるのですが、飲み進んでも意外と悪くないんですよね。

何か不思議な魅力を持ってます。

ちょっとジュースっぽいけど、家庭料理にも合わせやすいみたいだし。

でも、最後まで青臭さが抜けません。

口あたりはボソボソ、後味は収斂性があって酸っぱい、でも後味に残るチャーミングなフルーツ感が魅力、というちょっと不思議なワイン。

良さはあるけど、人には薦めにくい感じですね。

2012/06/12

ミラモンテ 赤 2011

ミラモンテ 赤 2011ミラモンテ 赤 2011
MIRAMONTE CABERNET SAUVIGNON MERLOT 2011

チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

肉のハナマサで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色づきは良いが、透明感もある

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:タバコ、燻製肉、スモーク、ブラックチェリー、硫黄、グリーン香
香りの印象:木樽からのニュアンス、やや還元状態?

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:弱めで、ややフレッシュ感
バランス:ライトでドライ、やや頼りない
タンニン分:弱い、収斂性がある
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトなボディで、やや荒い口あたり

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
肉のハナマサのニュー398円ワイン。

白の方は、まあ、そこそこ飲めたので、この赤も期待して購入。

第一印象は、ライトでドライで、そっけなくて、ちょっと荒れた飲みくちです。
ゆとりとか、優しさとか、まったく無くて、感情の無いロボットみたいな印象?

今日の晩御飯はローソン100のレトルトカレー、しかも中辛。
間違って、中辛を買ってきてしまったのですが、ワインもつかみどころがないし、カレーもなんだかふわふわした味わいだし、なんだかまったくからみません。

でも、まあ、そんなに悪い感じではないので、しゅくしゅくと、食事は進みました。

ワインだけになると、生木の茎のような、青臭い感じが強くなってきます。

ミックスナッツと合わせてると、まあまだ飲める感じ。
何か食べ物が欲しくなるタイプですね。

最後までケミカル臭と青臭い感じが抜けないので、ワインとしてはイマイチかも。

まあ、個人的には嫌いじゃないですけど、人には勧められないかも。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

2012/06/10

ムーンライト オーガニック シラーズ 2011(ブラインドテイスティング:外す)

ムーンライト オーガニック シラーズ 2011(1)カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー26%、タナ7%、マスカット・ベーリーA4%、甲州4%、ノートン3%、その他2%(日本:山形・上山、栃木・大平町、栃木・足利、長野・高山村、山梨・勝沼、埼玉・熊谷、群馬・赤城)\1715
(2)シラーズ(豪:南オーストラリア:10)\980
(3)シラーズ(南ア:WOウエスタン・ケープ:11)\924
(4)テンプラニーリョ40%、モナストレル40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(スペイン:DOバレンシア:07)\898

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:黒っぽく、落ち着いた色調の赤、濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:やや熟成感がある、やや明るい

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:硫黄、還元香?、薬、グリーン系のハーブ、スパイス、ややフローラル、生木、血液、鉄サビ
香りの印象:還元状態? 

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:フレッシュで、強め
バランス:ライトでフレッシュ、ややアルコール強め
タンニン分:サラサラした、柔らかい
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー、フローラル

【評価】
ライトなボディで深みのある味わい

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
やや明るさのある外観からは、ニューワールドのシラー2本は消える。
日本かスペイン。

香りは、還元状態なのか、イマイチ特徴が掴みづらいが、香木やガリーグといったタイプの香りが強い。
グリーン系という点ではカベルネ・ソーヴィニヨンが候補になるが、日本もスペインも入っている。

味わいはライトながら、深みがあり、ややアルコールが浮き気味。
ドライで、後味に収斂性があって、何となく日本っぽい。

硫黄のような印象というか、鼻をつくケミカルさがずっと取れないが、何となく鉄サビっぽい感じがモナストレルも感じさせる。

これはなかなか悩むところ。

でも全体的に感じる、余裕が無い感じというか、冗談が通じなさそうな感じというか、いっぱいいっぱいです、という雰囲気が何となく、日本っぽい。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、タナ、マスカット・ベーリーA、甲州、ノートン
で、ブー

南アフリカのシラーでした。

【総評】
ムーンライト オーガニック シラーズ 2011
moonlight organics shiraz 2011

南アフリカ:WOウエスタン・ケープ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ

ヴァン・ヴィーノの通販で、6本セット5900円で購入。1本あたり984円
参考価格は924円。

もう、何もかも外れです。

品種も違う、生産国も違う、しかもこれオーガニックなので、SO2添加してないんですよね。
もう、ダメダメです。

改めてシラーという事で飲んでみると、スパイシーさは確かにあれど、よくある甘い印象が無くて、いわゆるシラーっぽくないんですよね。

ふっくらとしてないというか。
痩せて尖ってるような感じ。

最近、立て続けにシラーっぽくないシラーに当たっているのですが、何だか、傾向が変わってきたような感じがしますね。

今日の晩御飯は焼き鳥味の鶏のソテー。

このワインに合わせると、ちょっとトゲトゲして、イマイチ合わない部分があります。

でもまあ、そんなに主張が強くないので、ギリギリセーフです。

このワイン、何とも評価が難しいですね。
人によっても評価が随分違いそう。

2011年のワインなのに、プルーンのような熟成感があったり、独特な味の構成を持ってます。

ベースはしっかりしてて悪くないワインだと思うので、機会があったらまた飲んでみたいですね。

ワインラベルコレクション その9

エル・オトロ カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
参考価格:480円
月のセレナーデ ロゼ NV
日本:岩手県
ブドウ品種:キャンベル
参考価格:1131円
ミル・ローズ メルロー 赤 2008
フランス:ラングドック・ルーション地方:IGPコトー・デュ・リブロン
ブドウ品種:メルロー
参考価格:1200円


ベリーA モンデ酒造 NV
日本:山梨
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA
参考価格:1575円
コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルバ 2009
チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
参考価格:1080円
ワングラス サンジョヴェーゼ 100ml
イタリア:トスカーナ州:IGTトスカーナ
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ85%、シラー15%
参考価格:336円


ロゼ・ド・マルサネ 2008 ドメーヌ・クレール・ダユ ルイ・ジャド
フランス:ブルゴーニュ地方:AOCマルサネ
ブドウ品種:ピノ・ノワール
参考価格:2500円
アミゲーテ ソーヴィニヨン・ブラン 2009
スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
参考価格:500円
ジェイコブス・クリーク シラーズ ロゼ 2009
オーストラリア:オーストラリア南東部
ブドウ品種:シラーズ
参考価格:914円

ワインラベルコレクション その8

ザ・タパス・ワイン・コレクション テンプラニーリョ 2008
スペイン:ムルシア州:フミーリャ
ブドウ品種:テンプラニーリョ
参考価格:1290円
アフリカン・ホライズン・セレクテッド 白 NV
南アフリカ:WOウエスタンケープ
ブドウ品種:シュナン40%、コロンバール40%、ケープリースリング20%
参考価格:524円
エミスフェリオ ソーヴィニヨン・ブラン ミゲル・トーレス 2010
チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
参考価格:880円


プイィ・フュッセ クロズリー・デ・アリズィエ 2008
フランス:ブルゴーニュ地方:AOCプイィ・フュッセ
ブドウ品種:シャルドネ
参考価格:2450円
メルシャン ビストロ ロゼ NV
日本:輸入ぶどう果汁、輸入ワイン使用
ブドウ品種:不明
参考価格:368円
ドメーヌ・モントリ コトー・デュ・ラングドック ルージュ 2009
フランス:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック
ブドウ品種:カリニャン、グルナッシュ・ノワール、シラー
参考価格:798円


フォン・ブール リースリング トロッケン 2009
ドイツ:ファルツ地方
ブドウ品種:リースリング
参考価格1580円
ペッシェヴィーノ 白 NV
イタリア:マルケ州:ヴィーノ・ダ・ターボラ
ブドウ品種:トレッビアーノ、ヴェルディッキオ、シャルドネ
参考価格:980円
ラブレ・ロワ コントゥ・ラブレ 白 NV
フランス:ヴァン・ド・ターブル
ブドウ品種:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン
参考価格638円

ワインラベルコレクション その7

シャポン・ファン 白 NV
フランス:地理的表示なし
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン
参考価格:628円
ドミニオ・エスピナル マカベオ 2010
スペイン:ムルシア州:イエクラDO
ブドウ品種:マカベオ
参考価格:798円
サンタ・リタ シェント・ベインテ ロゼ カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体
参考価格:1080円


セント・ハレット タティアラ カベルネ&シラーズ
オーストラリア:日本でボトリング
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ
参考価格:730円
ブルーサ トレッビアーノ 2009
イタリア:エミーリア・ロマーニャ州:IGTルビコーネ
ブドウ品種:トレッビアーノ
参考価格:500円
サントリー ジャパンプレミアム甲州 2009
日本:山梨県:山梨県産100%
ブドウ品種:甲州
参考価格:1490円


モンペイルー・ルゥ・マゼ AOCコトー・デュ・ラングドック 赤 2008 ドメーヌ・ドピヤック
フランス:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック
ブドウ品種:グルナッシュ、サンソー
参考価格:1180円
甲州辛口 モンデ酒造 NV
日本:山梨県
ブドウ品種:山梨県産甲州100%
参考価格:1575円
ミゲル・トーレス サンタ・ディグナ カベルネ・ソーヴィニヨン ロゼ 2009
チリ:セントラル・ヴァレー:クリコヴァレー
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
参考価格:1280円

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