2012/06/15

サントリージャパンプレミアム メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

サントリージャパンプレミアム メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン 2008(1)カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー26%、タナ7%、マスカット・ベーリーA4%、甲州4%、ノートン3%、その他2%(日本:山形・上山、栃木・大平町、栃木・足利、長野・高山村、山梨・勝沼、埼玉・熊谷、群馬・赤城:10)\1715
(2)メルロー83%、カベルネ・ソーヴィニヨン17%(日本:長野産メルロー、山梨産カベルネ・ソーヴィニヨン:08)\1490
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック:10)\1180
(4)シラーズ(豪:南オーストラリア:10)\980
(5)テンプラニーリョ40%、モナストレル40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(スペイン:DOバレンシア:07)\898

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:熟成感がある、やや明るい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:プルーン、干しプラム、ドライフラワー、なめし革、バラ、丁子、少しセメダイン
香りの印象:熟成感があり、開いている

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:なめらか、しっかりしている
バランス:ライトで柔らかだが芯が強い
タンニン分:控えめで緻密だが収斂性がある
アルコール:やや強い
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フローラル、スパイシー

【評価】
ライトなボディで芯が強く、華やかな飲みくち

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
やや熟成感があって、明るめの色調は2008年の日本が候補。

香りはなめし革やドライフラワー系で、ピノ・ノワールっぽい。
グラスを回すと、華やかなフローラル系の香りが出てきて、今度はボルドーっぽい。

味わいは、ライトながら芯がしっかりあって、深みのある味わい。
ボルドー品種を使った、日本のワインって印象。

ファイナルアンサーで、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンの日本ワイン
で、ピンポン

とても華やかさのある香りです。

【総評】
サントリージャパンプレミアム メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
SUNTORY JAPAN PREMIUM MERLOT&CABERNETSAUVIGNON 2008

日本:長野産メルロー、山梨産カベルネ・ソーヴィニヨン使用
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー83%、カベルネ・ソーヴィニヨン17%

リカーランドトップで、1490円で購入。

カミさんに感想を聞いたら、「これ酸っぱい。ちょっと傷んでる?」とのこと。

確かに、熟成感がやや下り坂というか、ボディが弱いので、酸味がキツく感じるというか、そう言われると、やや酸っぱいかも。

個人的には全然許容範囲なのですが、酸味や、後味の収斂性とか、エグ味が残る感じは、ちょっとクセがあって、好みが分かれそうですね。

今日の晩御飯は、鶏のピリ辛炒め。
ケチャップと豆板醤の味付け。

ワインがドライなので、もう少しジューシーなお肉の方が合うみたい。
ピリ辛も、ワインの収斂性とケンカする感じ。
というか、ケチャップベースってのが、そもそも合わないですね。

このワイン、軽めですが、料理は本格的なものを求めてきます。
香りが立ってるというのも、一つの要因だと思いますが。

子供が残したポテチに合わせてみたら、これは問題外。

レトルトのアボカドクリームパスタを作って合わせると、チーズの印象と良く合います。

ボルドー系の品種ですが、どちらかというと、ピノ・ノワールをイメージして料理と合わせた方が良さそうですね。

鶏だと香草を効かせたグリルとか、牛肉だったらトマト煮込みとかでしょうか。

軽めなので、トマトベースのパスタにも合いそう。

4年熟成で、やや下り坂な印象なので、2年以内くらいのヴィンテージが良さそうですね。
あまり力のあるワインでは無いので、あまり寝かせない方が良さそうです。

今回、ちょっと下り坂の印象でしたが、ベースは良いワインだと思います。

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