(2)ソーヴィニヨン・ブラン34%、セミヨン33%、ミュスカデル33%(仏:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール:11)\2080
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック:10)\1220
(4)甲州(日本:山梨県甲州市勝沼町:11)\1180
(5)グリッロ100%(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\982
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:やや濃いめ
ディスク:薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:果皮の色付きが良い、若い
【香り】
豊かさ:最初強めだが、だんだん弱くなる
特徴:洋ナシ、リンゴ、柑橘系、クリーム、ミネラル
香りの印象:ややアロマティック、開いている、弱い
【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):フレッシュ
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:スリムな、溌剌とした、まろやか
苦味:爽やかさを感じる
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)
【評価】
軽めながら、ややふっくらしたボディで、フレッシュ感がある。
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり、中庸
【判定】
ベージュっぽい外観が特徴的。
グローバル品種ではないかも。
グリッロあたりが候補か。
香りは、最初アロマティックな印象。
すぐに弱くなって、特徴が掴みづらくなる。
フルーティさが中心で、やや熟した印象もある?
味わいは、軽めながら、フルーツ感とふっくら感がいいバランス。
梨の芯の部分のような、ちょっとキツさのある酸味も少し。
後味にアルコール感が残って、全体的な価格感は800円くらい。
甲州でも、ソーヴィニヨン・ブランでも、シャルドネでも無さそうなので、消去法で決定。
ファイナルアンサーで、グリッロ
で、ブー
ラングドックのソーヴィニヨン・ブランでした。
【総評】
ヴィラ・デ・ザンジュ ソーヴィニヨン・ブラン 2010
VILLA DES ANGES SAUVIGNON BLANC 2010
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
リカーランドトップで、1220円で購入。
確かに、これはボルドーブランタイプのソーヴィニヨン・ブランですね。
もう少しシャープで、キリッとしたタイプかと思っていたら、フルーティでほんのり甘くて、ジューシーなタイプです。
ちょっと酸化した収斂性を感じる部分もありますが、基本的にはワインだけで、美味しく飲めるタイプですね。
グラスに入れて時間が経つと、ちょっと酸っぱくなる?
というか・・・これって、管理が悪かった?
フレッシュな時って、こんな味じゃないような気がする。
という訳で、裏ラベルを確認。
※裏ラベルから引用
柑橘系の果実や白い花を想わせる香り、フレッシュでフルーティな味わいが楽しめます。
う~ん、確かにそのとおり、って感じですね。
安いボルドーブランって、木酢液のようなちょっと酸化したような印象があるパターンが多いですが、それに近いのかも。
このワインはボルドーじゃないのですが、何となく志向はボルドーっぽい感じです。
時間が経ってもダレてこなくて、最初感じた酸っぱさは、あまり気にならなくなりました。
1000円台前半と考えると、品質感は良い感じです。
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