2012/06/17

シャトー・ローザン・デスパーニュ 白 2011(ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・ローザン・デスパーニュ 白 2011(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)ソーヴィニヨン・ブラン34%、セミヨン33%、ミュスカデル33%(仏:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール:11)\2080
(3)甲州(日本:山梨県甲州市勝沼町:11)\1180
(4)グリッロ100%(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\982
(5)シャルドネ(アルゼンチン:クージョ地方:11)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、軽い、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:洋ナシ、オレンジ、グレープフルーツ、クリーム、ミネラル、ミント
香りの印象:開いている、若々しい

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:フレッシュ、やや強め
バランス:まろやかな、フレッシュな
苦味:強く後味に残る
アルコール:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
マイルドで、ややふっくらした優しい味わい。 苦味が強めに残る。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
明るく、若々しい外観は、甲州、グリッロあたりが候補。

香りは、果実香が中心で、スモーキーな印象と、ヴァニラやミントの感じが、シャルドネっぽい。

飲みくちは、ほどほどにボリューム感があって、果実香が中心で、後味の苦味が強めな感じがシャルドネっぽい。
高くは無さそうだけど、バランスは良い感じ。

ファイナルアンサーで、アルゼンチンのシャルドネ
で、ブー

おっと、アントル・ドゥ・メールでした。

【総評】
シャトー・ローザン・デスパーニュ 白 2011
Chateau Rauzan Despagne Blanc 2011

フランス:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン34%、セミヨン33%、ミュスカデル33%

リカーランドトップで、2080円で購入。

2000円のワインを500円と間違えてしまいました。

あー、なるほど、この後味の苦味は確かにソーヴィニヨン・ブランですね。
セミヨンとかミュスカデルと混ざると、薄くなってしまう、微かなグリーン香を感じないとダメです。

ワインだけで完結してる感じが、ニューワールドっぽいのですが、最近はフランスでもこういうタイプが増えてきましたね。

昨日飲んだフランスのソーヴィニヨン・ブランもまったく同じタイプだった・・反省。
アントル・ドゥ・メールも、だんだん変わってきたのでしょうか。

このワイン、食事がまったくいらないタイプですね。

逆に、合わせる食事が難しい感じがします。

フレッシュなフルーツのデザートをいただいているみたいなので。

今日の晩御飯は、アジの干物と、ジャーマンポテト。

アジの干物は、合わないばかりか、グラスが生臭くなるので、あえて合わせず、ジャーマンポテトだけに合わせました。

このワイン、自己完結してるので、食事との相性はどうかと思っていましたが、意外と社交性のある感じで、食事を拒否しません。

さらにジャーマンポテトにオリーブオイルをかけるととても良く合いました。

カミさんに価格感を聞いたら、880円!
2000円超えというと、ちょっとビックリしてました。

香りはいい、ベースはしっかりしている。
ちょっとカジュアルな飲みくちなので、価格よりもちょっと安い印象はあります。

2000円を超える品質感かというと、それは微妙。

でも、最後の1杯がとても美味しく感じられるワインです。
名残美味し感じですね。

1500円くらいだったら、お買い得なんですけど。

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