2014/09/30

ヨセミテ・ロード カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2014年購入)

ヨセミテ・ロード カベルネ・ソーヴィニヨン NV
ヨセミテ・ロード カベルネ・ソーヴィニヨン NV
YOSEMITE ROAD CABERNET SAUVIGNON NV

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体

セブンイレブンで、税込み615円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った印象
輝き:やや弱め
色調:若々しい紫がかった、やや明るめのルビー
濃淡:やや淡め
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ブルーベリー、黒い果実
<花・植物>ドライハーブ、ヴェジェタル
<香辛・芳香>なめし革、血液、燻製肉
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:ややケミカル

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):へんな残糖の甘み
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:やわらか、心地良い、軽い
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
人工的なフルーツ感

【評価】
軽くて甘みのあるカジュアルな飲み口ながら、ジュースが混ざっているような人工的な印象がある

【供出温度】
10-13度 全体的に軽くて穏やかな印象なので、冷やして飲んだほうが、味にメリハリが出ると思う

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調で明るめのルビー、底がしっかり見えるくらいの透明感があり、輝きは弱め。

香りは、ケミカルで硫黄の印象、赤い果実、ドライハーブ、ヴェジェタル、血液やなめし革、時間が経つとカラメルのような甘い印象が出てきます。

味わいは、ライトで優しい甘みの強めのアタックから、おだやかな酸味となめらかなタンニンで、やや人工的なフルーツ感を残しつつフィニッシュ。

飲みやすいジューシーなタイプながら、全体に角が取れ過ぎてて、人工的なイメージがあって、このへんはかなり好みが分かれそうです。
非常に飲みやすい反面、ワインらしくないのが気になりますね。
個人的にはイマイチかな。。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当の、野菜たっぷりカレードリア。
合わせると負けますが、ワインがあった方が食べやすいですね。

コンビニ食だと、ワインのジュースっぽさもあまり気になりません。
ヨセミテ・ロードってコンビニ弁当に合うイメージで作ってるんでしょうかね?
甘味とフルーツ感がコンビニ弁当の強さに馴染むみたい。

食事が終わって、おつまみのオレンジピールとヘーゼルナッツが入ったチョコレートにはよく馴染みました。

おだやかで甘い感じは、和風の煮物とかにも合いそうだけど、ジュースっぽさがどのくらい気になるかですね。
食事なしで、まったり飲める感じですが、ただワインらしくなくて、ワイン風アルコール飲料って感じでしょうか?

全体のまとまりは悪くないので、パーティワインとしては良さそうです。
きっとまたリピートすることがあると思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2014/09/28

コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2013

コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2013
コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2013
Cono Sur Bicicleta Gewurztraminer 2013

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール

リカーランドトップで、税込み853円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きとツヤがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>ライチ、桃、マスカット
<花・植物>白い花、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香>ミネラル、シロップ
<化学物質>なし
香りの印象:アロマティックながら、やや抑えめ

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みがある
酸味:爽やか、シャープ
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、ややスリムな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系の爽やかなフルーツ

【評価】
軽めでやや甘みがあり、爽やかさのあるフレッシュな味わいながら、後味は強めのえぐ味が残る

【供出温度】
7度以下、8-10度 しっかり冷やすとフレッシュで爽やかな味わいで、ワインだけで飲める

【グラス】
小ぶり、中庸 香りが特徴的なので、ちょっと大ぶりのグラスでも楽しめるかも

【総評】
外観は、ややオレンジがかった中庸なイエローで、輝きとツヤがあります。

香りはやや抑えめで、ゲヴュルツトラミネールらしいライチ香、白い実の桃のような甘い印象やマスカット、ミネラルやシロップ、グリーン系のハーブ香もあります。

味わいは、やや軽めのフレッシュでジューシーな口当たりから、ボディは細身ながら残糖の甘みとしっかりした酸味がバランスよく広がり、その後強めのえぐ味が出てきてフィニッシュ。

香りは華やか、フレッシュで爽やかな味わいでバランスもよく、ワインだけで楽しめるタイプです。
ゲヴュルツトラミネールって強烈な香りがするものが多いですが、これは上品にしっかり抑えてありますね。

しっかり冷やして、昼間からテラスとかピクニックで飲みたい、夏向きのワインって感じ。
爽やかな秋晴れの下でも美味しいかも。

飲み進むと、後味の強いえぐ味と苦味がちょっと気になってきますが、全体的にはまったく問題ありません。

今日の晩御飯は、野菜多めの自家製ぎょうざ。

そのまま合わせると、普通に馴染む感じ。
醤油とお酢、ラー油の餃子のタレににつけて合わせても、あれ、印象が変わりません。
自分のスタンスを崩さず、どんな食事がきても同じように対応するタイプみたいですね。

かなりフルーツ感と香りの主張があるので、和食一般には難しそう。
ゲヴュルツトラミネールはカレーや中華に合うと言われてますが、このワインもまさにそんな感じです。
白だけど、強い料理に負けないんですよね。

まあ、どちらかというとパーティワインに向いてるタイプでしょうか。
みんなで楽しく飲むのもいいし、週末にいろいろなおつまみに合わせて楽しむのも良さそう。

ただ、なんでしょうね、ワインだけでも飲めるけど、さらなる快楽を求めて、食べ物を欲しくなるようなタイプ?
欲望を解き放つような力を持ってて、開放的になるような気がします。

このワイン人に例えると、明るくて社交的で、周りを盛り上げる人気者だけど、ちょっと繊細さにかけるタイプでしょうか。

コストパフォーマンスは高く、買って損のないワインだと思います。

■関連情報(コノスルのワイン)



■楽天ショップへのリンク

[2013] コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタルCono Sur Gewurztraminer Varietal

※サイトより引用
常に時代を先取りする“イノベーティブ”な生産者「コノスル」のレゼルバシリーズ。
鮮烈なライチの香りや、マスカット、メロン、バラの花びらの甘くエキゾチックな香りが印象的。しっかりとした酸味のあるドライな味わい。
色合いについて
つやのある淡い黄色。
香りについて
鮮烈なライチの香りや、マスカット、メロン、バラの花びらの甘くエキゾチックな香りが印象的。
味わいについて
香りがそのまま味わいにつながるような独特の風味が特徴。
クリアーで雑味がなく飲み易い。しっかりとした酸味で、香りの印象に比べドライな味わい。
栽培方法について
手摘みで収穫。
製法について
ステンレスタンクで5ヶ月熟成。
料理について
* ソーセージ
* エスカルゴブルゴーニュ風
* 麻婆豆腐
* 酢豚
* チキンカレー
* タンドリーチキン
インポーター スマイルさんより
涼やかさを持ちながら黄色い果物はビワにライチ。
百花繚乱な華やかな香り。
赤い桃があればこの様な香りか。
そしてライチ、ざくろな味わいも華やか。
酸はしっかりと輪郭を描く。
アクセントに完熟リンゴ果実味からの旨みが余韻にお楽しみ頂けます。

2014/09/27

昔懐かしの白ワイン NV

昔懐かしの白ワイン NV
昔懐かしの白ワイン NV

日本:山梨県:勝沼町
アルコール度:13%
ブドウ品種:甲州、ナイアガラ

リカーランドトップで、税込み1290円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>マスカット
<花・植物>かすかに白い花
<香辛・芳香>かすかにグリーン系のハーブ
<化学物質>なし
香りの印象:マスカットの香りが強すぎて他の香りがしない

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖多めのやや甘口
酸味:爽やかな、まろやかな
苦味:やや強めで後味に爽やかさを与えている
バランス:まろやかな、ややアルコールが浮き気味
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
マスカット

【評価】
残糖多めのやや甘口でまろやかな味わいながら、アルコールが強く浮き気味

【供出温度】
7度以下、8-10度 キンキンに冷やしてジュースのように飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかった色調で、グレーっぽい金属質な輝きを持っています。

香りは、ほぼマスカットで、他の要素を隠していますが、悪い要素はありません。

味わいは、残糖多めのやや甘口で、ジュースのようなフルーツ感とまろやかな酸味で穏やかな印象ながら、後味にアルコールの印象が出てきて、やや辛さの残るフィニッシュ。

最初の一口は、意外と美味しいじゃん、って感じだけど、グラス1杯目で早くも飽きてきたかも。
マスカットジュースに焼酎入れてるみたいな感じ?

かれこれ30年ワイン飲んでますが、昔の日本のワインって不味かったですよね~。
バランスが悪くて、クリーンじゃなくて、アルコールが浮いてて、妙に酸っぱかったり、辛かったり。

でもこのワインは現代風の印象があって、少なくともクリーンなイメージです。

あっ、分かった。
これ一時期とても流行った、フレッシュフルーティなドイツワインのイメージですね。
確かに日本のワインもジュースを混ぜたようなフレッシュなワインが流行った時期があった気がします。

甘いワインの復権を狙ってるんですかねー。
昔の日本の新酒って、確かにこんなのばっかりだった事があります。

食事には合わせにくそうだけど、ワインだけでどんどん飲めますね。
しかもこのワイン、アルコール度が13%もあるので、気が付くとすぐ酔ってます。

ジュースを混ぜたら13%もいかないですよね。
昔のドイツワインは9-11%くらいだったような。
そこが日本ワインの技術力なのでしょうか。

う~ん。
しっかりブドウの味がして、これはこれで美味しいかも。
後味に残る苦味がジュースっぽさを軽減してますね。
甘いんだけど、苦い。

今日の晩御飯は、自家製の冷や汁。
宮崎県のソウルフードですね。

このワイン、甘くてマスカットの香りが強いので、和食にはまったく合わないみたい。
マヨネーズ味のマカロニサラダもあったのですが、これも合いません。

おつまみの、シャトレーゼのブラックペッパー味のラスクに合わせても、まったくからみません。
食事とからむという意識がまったくないみたいで、どの食事にあわせても、ジュースっぽい合い方をしそうです。

でも憎めないキャラクターで、これはこれで美味しいですね。

人に例えると、穏やかで優しい和服をきたちょっと年配の女性?
こういうワインがあってもいいじゃん、って感じです。

2014/09/26

コスタネラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

コスタネラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
コスタネラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
COSTANERA CABERNET SAUVIGNON 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

まいばすけっとで、税込み494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチの濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>黒い果実、ブラックベリー
<花・植物>ドライフラワー、強いグリーン香
<香辛・芳香>血液、燻製肉、なめし革
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:ケミカルな硫黄の印象が強く、茎のようなグリーン香がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:シャープで、フレッシュ
タンニン分:粗く、やや強め
バランス:やや細身で、スムーズ
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
軽めでフレッシュな味わいで、スマートなボディ、後味は強めのタンニンが残る

【供出温度】
10-13度 温度低めの方がフレッシュで飲みやすいと思われる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、紫がかった若々しい色調で、深い透明感と輝きがあります。

香りは、硫黄のようなケミカルな印象と、茎のような強めのグリーン香、ほぼその2つで構成されています。

味わいは、すっきした軽めのアタックから、フレッシュなフルーツ感があり、ほんのり甘みと程よい酸味とスマートなボディで、ややタンニンキツめでフィニッシュ。

香りはイマイチながら、フレッシュフルーティで飲みやすく、タンニンが効いたワインらしい味わいが好印象。
ワインコインとしては、良い方ではないでしょうか。

今日の晩御飯は、コンビニのミートソースパスタ。
合わせると、ダメな旦那を明るくサポートする女房的な合い方をします。

口に残る脂分もさっぱりしてくれて、ワインがあった方が美味しく食べられますね。
ただ、ワインの印象はほぼ変わりません。

ストリングチーズのスモーク味に合わせると、からまないんだけど、なんか二人でくるくる回ってるような幸せ感のある合い方?
このワイン、フルーツ感と甘みで、ハツラツとした陽気な印象があって、そこがいいところですね。

このシリーズ何本か飲みましたが、なんというか、ハッピー感があっていいですね。
陽気な印象で、カジュアルで飲みやすいワインが揃ってます。

人に例えると、サバサバした、人見知りのない陽気なマダムって感じ?
あるいは体育会系の明るい女性でしょうか。

またリピートしてもいいですね。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/09/24

センシィ カント ビアンコ NV (2014年購入)

センシィ カント ビアンコ NV
センシィ カント ビアンコ NV
SENSI CANTO BIANCO NV

イタリア:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:トレビアーノ、グリケット

マルエツで、税込み591円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーン系だが、少しオレンジを感じる、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:色付きが良い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、青りんご
<花・植物>キンモクセイ、蜂蜜
<香辛・芳香>少し緑茶のようなハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、まろやかな
苦味:控えめ
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
熟した果実感

【評価】
軽めながら、熟した厚みのある果実感とフレッシュさがある

【供出温度】
7度以下、8-10度 ちょっと酸化した感じがあるので、冷やした方が美味しそうだが、ちょっと温度高めだとクセがあって面白い

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、色味が強く、少しオレンジがかっているイエローで、輝きがあります。

香りは、カリンや熟した厚みのある果実感、ちょっと緑茶のようなクセのあるハーブ香、キンモクセイや蜂蜜のような甘い印象があります。

味わいは、やや軽めのアタックから、果実感とほんのり甘みが広がり、やさしい酸味が締めて、ジューシーな印象でフィニッシュ。

ほんのり甘いカジュアルな味わいながら、ちょっと厚みもあって、なかなか良い感じです。
ワインだけで飲めるタイプですね。

今日の晩御飯は、コンビニのカルボナーラパスタ。
しっとり合うというよりは、楽しそうにジョインする、って感じ。
特に粗挽きの黒胡椒にフィットします。

冷やすととても飲みやすくなりますね。
最初に感じた酸化した印象はまったく気にならなくなりました。

しっかり冷やして、カジュアルに飲むのが良さそうです。

食事が終わってワインだけでも美味しく飲めますね。
油断すると平日に1本明けそうな勢いです。危ない危ない。

人に例えると、美人じゃないけど、フランクに楽しく気軽に付き合える、サバサバした清潔感のある女性って感じ?

良いワインじゃないでしょうか。
きっとまたリピートする事があると思います。

■関連リンク(マルエツのワイン)


2014/09/23

エスピノ シャルドネ 2012

エスピノ シャルドネ 2012
エスピノ シャルドネ 2012
espino chardonnay 2012

チリ:マイポ・ヴァレー:D.O.ピルケ
アルコール度:13.9%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、税込み1338円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きはやや弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、南国系の果実
<花・植物>すいかずら、蜂蜜
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル、硝煙
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:フレッシュな、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、フラットな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
厚みのある果実感

【評価】
やや強めで、ちょっと荒い口当たりながら、フレッシュで爽やか、芯の強さもある

【供出温度】
8-10度、11-14度 あまり冷やすと口当たりが悪くなる感じ

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、やや淡く、グリーンがかったイエローで、輝きは強めです。

香りはリッチ系で、濃縮感のある果実香と、蜂蜜やカラメルっぽい甘い印象、フローラル、硝煙、いかにもシャルドネらしいイメージ。

味わいは、やや荒い口当たりながら、果実感と酸味のフレッシュ感が心地よく、ややフラットな印象で、ジューシーさのあるキレイなフィニッシュ。

シャルドネらしい果実感もしっかりありながら、ちょっとやんちゃな個性を感じる、優等生的にまとまってない感じが面白いですね。
あまり冷やすと、個性が失われて、味わいが荒くなって、良さが出ないので要注意です。

ワインだけで、どんどんいっちゃいます。

飲み進むとちょっとえぐ味がたまる感じが気になってきましたが、まったくお構いなしにグラスは進みますね。
このワイン、セーブしないと飲み過ぎて危険なタイプみたい。

ちょっと飲み口が荒い感じなのですが、生の柑橘系の果実の苦味とか強い酸味とかのイメージに近くて、それが爽やかさにつながっているようです。
さらに果実感と、ほんのりある甘みがバランスよくて、ついついグラスが進んでしまいますね。

これは美味しい。

今日の晩御飯は、サバの竜田揚げと、中華風の野菜の炒めもの。
サバの竜田揚げは、まったく合わず、ワインを近づけたくない感じ。
中華風の野菜の炒めものは塩味ベースのあんになってますが、ニンニクの香りもあって、これは意外と合いました。

食事が終わって、子供の誕生日のケーキ。
レアチーズケーキですが、ちょっとマンゴーのようなフルーツソースが入ってます。
これに合わせると、ワインの苦味が強く顔を出します。

おつまみのミックスナッツに合わせると、カシューナッツは問題なし、ピスタチオはちょっと渋みが強くなる、アーモンドは渋みが強くなりすぎてイマイチ、くるみは渋すぎてまったくダメ、でした。
このワイン、「苦味」が合わせる食事のポイントになりそう。

鶏肉を使った塩味系の中華とか、参鶏湯とかタッカンマリとか韓国料理もいいかも。
あとは塩味の焼き鳥でしょうか。

果実感が強めで、ちょっと甘みもあるので、どちらかというとパーティワインかもしれません。

人に例えると、ちょっと雑でぬけたところがあるけど、一緒にいると楽しい、チャーミングで明るい女性、って感じ?
このワイン、おすすめです。

■関連リンク

エスピノ ピノ・ノワール 2012

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エスピノ シャルドネ 2012 ヴィーニャ・ウィリアム・フェーヴル・チリ シャブリの名門がチリで手掛けるお買い得アイテム 比較的強いやや塩味を帯びた酸とよく熟した果実の旨味が広がる 爽やかでしかも骨格のしっかりしたGoodヴィンテージと言える1本です。

※サイトより引用
シャブリの名門ウィリアム・フェーブルがチリで手掛ける高級アイテム。
ビィーニャ・ウィリアムフェーヴル・チリは、生産量の限られた「ブティック ワイナリー」です。著名なシャブリの造り手ウィリアム・フェーブルは、新たなるテロワールを求め、1991年にチリのマイポ・ヴァレーの中でも最も標高の高い場所で、素晴らしい畑に出会いました。その畑はピノファミリーの所有でしたので、一緒に運営することになったのです。
フランスワイン造りのノウハウがチリの銘醸地マイポ・ヴァレーで花開いた!
93年にフランスから持ってきたシャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ノワールを植えました。カベルネ・ソーヴィニョン、カルムネールはピノファミリーのものです。96年、97年はバルクで売ってしまい初リリースは1998年からとなります。栽培する葡萄品種は6種類で、白がシャルドネ(15%)、ソーヴィニオン・ブラン(5%)、赤がカベルネ・ソービニオン(35%)、メルロ(25%)、ピノ・ノワール(10%)、カルメネール(10%)、それらから9種類のワインを生産しています。ワイナリーと畑の大部分は、マイポ・ヴァレーの、アンデス山脈の麓ピルケにあり、標高は600mです。
フェーヴルとフランスのエノロジスト達のノウハウが、毎年最良のワインを造ることに大きく貢献しています。葡萄栽培は、熟練した専門家が年間を通して行い、最新のワイン栽培のノウハウも取り入れています。また、収穫量を抑えるために厳格な灌漑を行っています。最良の葡萄を選別するため収穫は手摘みで行い、醸造法はそれぞれのワインの個性を引き出すように選択しています。8500hlを保管出来るステンレスタンクや、数千個のフレンチ オークの樽を備えることの出来るエアーコンディショナーの付いた樽貯蔵庫があります。さらに、品質の向上のために、ニューマティックプレスや醸造行程全てを調節出来る冷却設備など、最新施設 への投資もおこなっています。また、瓶詰めには、重力を利用し、注意深く行っています。もちろん、瓶、コルク、カプセルの品質にもこだわっています。
シャブリのウィリアム フェーヴルは、霜害対策のヒーターの設置やアメリカでのシャブリの名称の使用を禁止させ原産地呼称の保護に貢献した生産者で、‘98年にはシャンパンのジョセフ アンリオが引き継ぎ、現在「クラスマン」が★★★(最高評価)を付けるシャブリのトップドメーヌのひとつです。

2014/09/21

ルンガロッティ カデット ウンブリア・ビアンコ 2012

ルンガロッティ カデット ウンプリア・ビアンコ 2012
ルンガロッティ カデット ウンプリア・ビアンコ 2012
LUNGAROTTI CADETTO UMBRIA BIANCO 2012

イタリア:ウンブリア州:IGTウンブリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:トレッビアーノ主体

リカーランドトップで、税込み798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:オレンジが強く、酸化をイメージさせる、輝きが強め

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>リンゴ、シードル
<花・植物>白い花、蜜
<香辛・芳香>ややシナモン
<化学物質>なし
香りの印象:酸化の印象、甘い印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やわらかな、円みのある
苦味:控えめ
バランス:やや力のない印象ながら、バランスは良い
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと酸化したリンゴのようなフルーツ感

【評価】
軽めでやさしい味わいで、やや酸化した印象があるものの、それが個性になっている

【供出温度】
7度以下、8-10度 冷やしすぎると酸化の印象が気になるかもしれないが、温度高めだとワインの力のなさが気になる

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、オレンジ強めのやや酸化をイメージさせる色調で、輝きは強めです。

香りは、リンゴやシードルなどの酸化をイメージさせる香りと、花の蜜やシロップのような甘い印象、シナモンっぽい?ハーブ香もあります。

味わいはライトで穏やか、ほんのり残糖の甘みがうまくバランスをとっていて、優しい酸味と控えめの苦味を助けている感じで、軽めながらバランスがよく、きれいな印象のフィニッシュ。

酸化した印象があるのに、それが味わいの個性になって、嫌な方向に振れてないですね。
時間が経つとどうなるかが評価のポイントかも。

今日の晩御飯は、魚介のトマトパスタ。
ほんのりある甘みが、うまく食事とのつなぎになっていて、全体的に幸せ感のあるまとまりになります。

軽いので、あまり主張せずに、食事に馴染むというか、ちょっとある酸化したクセのある感じも食事とのつなぎになっているみたい。

食事が終わって、おつまみのアーモンドやカシューナッツ、ピスタチオ、にもじつにしっくり馴染みます。
くるみはワインとの相性が良くないナッツですが、苦味が強くなるものの、そこそこ問題ありません。

でも、前半とても好印象だったのですが、時間が経つとだんだん酸化した印象が強くなってきました。
特に冷やすとその傾向が強くなってくるかも。

最終的には、やっぱり酸化した印象が強くなってきて、イマイチな印象。
途中はとても良かったのですが、残念ですね。

カミさんの感想は、軽くてバランスはいいと思うけど、ちょっと水っぽい、という評価でした。

■楽天ショップへのリンク

ルンガロッティ (白) カデット・ビアンコ I.G.T.

※サイトより引用
< L U N G A R O T T I >
ウンブリア州トルジャーノで1950年創業の家族経営ワイナリー。
地元の名士として知られる一族で、世界中にウンブリアのワインの名を知らしめたとも言われるブランドです。現在は商業者であるジョルジョ・ルンガロッティ氏の二人の娘テレーザさん、キアラさんが事業を引き継いでいます。ワイン博物館を所有し、自社ワイン提供の場として三ツ星レストランやホテルの経営を行うなど、多角的にワイン食文化に貢献しています。
やさしい味わいでお料理の組み合わせを選ばない白ワイン。
明るく輝きのある麦わら色を呈し、アニス、アーモンド、黄色い花を想わせる芳香があります。フレッシュさを感じるやさしい口当たりで繊細な余韻が長く続きます。

2014/09/20

エスピノ ピノ・ノワール 2012

エスピノ ピノ・ノワール 2012
エスピノ ピノ・ノワール 2012
espino pinot noir 2012

チリ:D.O.マイポ・ヴァレー
アルコール度:14.4%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、税込み1404円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しおちついたルージュの、やや明るいルビー色
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:透明感がある、落ち着いた印象

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>干しプラム、チェリー、ドライフルーツ
<花・植物>赤い花、杉
<香辛・芳香>乾燥肉、血液、ヴェジェタル
<化学物質>ちょっとセメダイン
香りの印象:まだ少し閉じているかも、妖艶な香水のような印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:強い、シャープな
タンニン分:緻密でキメ細かい
バランス:アルコールがやや突出していて固い印象がある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グリーンっぽいスパイス感

【評価】
軽めの口当たりながら、香りが複雑で妖艶、芯の強さがあって、飲みごたえがある

【供出温度】
10-13度、14-17度 温度低めだと爽やかに、温度高めだとしっとりと飲めそう。

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、やや落ち着いた色調で、底がうっすら見えるくらいの透明感の、やや明るめのルビーで、艶と輝きもあります。

香りは、大人な印象のフローラルと、ちょっとグリーン系でオリエンタルなスパイス、生肉のような印象もあり、しっとりと妖艶な印象。

味わいは、軽めで柔らかいアタックから、じわっと残糖の甘みとしっかりした酸味が広がり、それほどボリューム感はないものの、ややふっくらした芯の強い印象で、やや辛さの残るキレイなフィニッシュ。

秋の夜長にぴったりな印象の、大人のチリワインって感じ。
ピノ・ノワールの艶っぽさをちょっとオリエンタルなイメージで引き出しているような印象でしょうか。
ややアルコール感が残るのが気になるものの、なんともストーリーを感じるというか、ちょっとおもしろいワインです。

落ち着いた色気のある、大人な女性と飲んでるような、ぞわぞわする感覚があります。背徳的な感覚?
赤ワインって色っぽさが重要ですからね~。
このワインはいいですね。

今日の晩御飯は自家製のハンバーグ。
お肉が少なかったので、ややつなぎが多めになってます。

このワイン、穏やかなタイプなので、食事の邪魔をしません。
食事と合わせると、いかにもニューワールドらしい甘みと果実感が強くなりますね。

ワインだけで完結しているタイプですが、繊細さのある、香り高い肉料理とかに合いそうな印象ですね。

血の印象があるので、豚肉よりはラムや牛肉。
臭みの無いマトンとか、意外とすき焼きとかいけそう。
七味をふったレバーの焼き鳥とかもいいかも。

カジュアルなんだけど、ちょっとゴージャス感があるのがこのワインの面白いところですね。
この価格だとなかなかこういったワインは少ないですよね。

大事な女性と二人で飲む、ってときに使いたい感じですね。
色気を感じるワインで、自宅でパーティ気分が味わえます。

飲み進むと、だんだんただ甘いニューワールドのピノ・ノワールッて感じになってきますね。
口当たりがよくて、ちょっと甘くて、ジュースっぽい印象です。

残ったワインを次の日に飲んでみましたが、ちょっと酸っぱくなっているけど、まだ美味しく飲めました。
やはり香りが華やかで、個性的で、これはいいですね。

このワインおすすめです。

■関連リンク

エスピノ シャルドネ 2012

■楽天ショップへのリンク

エスピノ・ピノノワール[2013]年・ウイリアム・フェーヴル(チリ)・オーク樽Espino Pinot Noir [2013] William Fevre (Chile)

※サイトより引用
赤ワインファン!ピノファン大注目!あのシャブリの伝説の人“ウイリアム フェーヴル”がチリのマイポヴァレーで造る、「ブティックワイナリー」のビーニャ・ウイリアム・フェーヴル・チリからの自社畑100%、“サン・ルイス・デ・ピルケ”で造る(早くもロバート・パーカーはバイヤーズガイドで3つ星生産者に挙げています)ピノノワール100%の辛口赤ワイン!チェリーやイチゴの典型的な香りにミネラルのニュアンス、アタックは繊細で、シルキーなタンニンのストラクチャー、さわやかな酸と持続性のあるアロマ!エレガントで洗練された味わいは、ブルゴーニュのピノファンも注目!しかもびっくり!インポーターさんとの協賛プライスッ!
葡萄はサン ルイス デ ピルケの自社畑からのものです。葡萄を厳しく選別し、全体の40%はグリーンハーベストをして落としています。このように厳しく収量制限を行うため、生産量は限られますが、完璧に熟した集約のある葡萄が得られます。
醸造はブルゴーニュの伝統的な方法で行われます。80hlの小型のオープンタンクに入れ、人力でピジャージュを行います。ピジャージュは特別な道具を使って何度も果帽を突き崩し色とフレイバーを抽出します。ブレンドしたワインを特別なブルゴーニュ樽で4ヶ月熟成させます。
テイスティングコメント:美しいルビー。チェリーやイチゴの典型的な香りの奥にかすかなミネラルのノートが感じられ、ややスパイシーなフィニッシュです。口に含むとアタックは繊細、軽めだが十分なタンニンのストラクチャー、さわやかなサンと持続性のあるアロマが感じられます。エレガントで洗練されたワインです。

2014/09/19

ヨセミテ・ロード シャルドネ NV (2014年購入)

ヨセミテ・ロード シャルドネ NV
ヨセミテ・ロード シャルドネ NV
YOSEMITE ROAD CHARDONNAY NV

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

セブンイレブンで、税込み615円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>濃縮感のある果実、南国系
<花・植物>アカシア、蜂蜜
<香辛・芳香>バター、シロップ
<化学物質>硫黄
香りの印象:開いている、やや傷んだ果実の印象がある

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:スムーズな、やわらかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、ふくよか
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
南国系の厚みのある果実香

【評価】
厚みのある果実感と残糖の甘みと優しい酸味のふっくらとした味わい

【供出温度】
7度以下、8-10度 しっかり冷えていても、やや温度が上がっても、それなりに飲めそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若さのあるグリーンがかった中庸なイエローで、輝きがあります。

香りは、濃縮感のある果実香に、やや腐臭を感じて、バターやフローラル、グリーン系のハーブ、リッチ系のシャルドネながら、ちょっと人工的な印象もあります。

味わいは、厚みのある果実感から、残糖の甘みとやさしい酸味が広がり、ふっくらと厚みのあるボディで、ややえぐ味を残しつつ、穏やかなフィニッシュ。

ちょっと人工的な整形されたような味わいながら、リッチで穏やか、安定感のある印象ですね。
ただ、ちょっと飲み飽きしそうなタイプかも。

あれ?
飲み進むと、いろいろ気になってきた。
残糖の甘みや香りがやや重いというか、ちょっと整形された感じがあるというか、繊細さが無いというか、やっぱりアメリカンな感じですね。

今日の晩御飯は、コンビニのパスタ、ボンゴレ・ビアンコ。
ワインの甘みとか、人工的な香りが、食事に合いません。
あさりとの相性が良くないですね。

陽気なんだけど、マイペースで、雑な人、って感じ。深く話せないようなタイプ?

ハートチョコレートに合わせると、ワインが完全に消えるけど、しっかり下支えする感じ。
甘みがつなぎになってるんでしょうね。

ワインだけになっても飲みやすいタイプですが、ちょっと人工的な感じが気になります。

なんでしょうね?作り笑いみたいな感じというか。
ニコニコと慇懃無礼に対応されてるような印象で、これは個人的にはダメですね。

あくまで好みの問題で、品質が悪いということはありません。

次の日に残ったワインを飲んだら、あまり印象が変わりませんでした。
味わいがしっかりしているので、こういうタイプが好きな人も多いかも。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2014/09/17

ソリエラ テンプラニーリョ NV

ソリエラ テンプラニーリョ NV
ソリエラ テンプラニーリョ NV
SOLIERA TEMPRANILLO NV

スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

まいばすけっとで、税込み410円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若さがあるが、黒っぽく落ち着いた印象の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きが良いが、透明感もある

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:
<果実>ブルーベリー、ブラックチェリー
<花・植物>ヴェジェタル、針葉樹
<香辛・芳香>赤身の肉
<化学物質>硫黄
香りの印象:ちょっとケミカルで閉じ気味?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:粗い、強め
バランス:ライトながら酸味と渋みが強い
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ベリー系フルーツ

【評価】
軽めながら、しっかりした酸味と渋みが強く、飲みにくい印象があるものの、意外とチャーミングな後味がある

【供出温度】
10-13度 あまり冷やしすぎると渋みが強く感じる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さのある色調ながら、黒っぽく落ち着いた色調で、底が見えるくらいの透明感があります。

香りは、やや弱めで、ちょっとケミカル、赤い果実や、青っぽい印象です。

味わいは、軽めのアタックから、しっかりした酸味が支え、粗くて強い渋みが支配的になって、乾く感じでのフィニッシュながら、後味はチャーミングな果実感が残ります。

ワンコインよりさらに下の価格ながら、ワインとしてはそんなに悪くはありません。
少し温度低めの状態で開けたので、やや渋みを強く感じますが、これから温度が上がってきたら印象が変わってくるかも。

今日の食事はコンビニのカレー。
野菜が多く入ってるやつです。

食事と合わせると、果実感が強くなって、甘い印象が出てきます。
カレーには負けませんが、馴染みはイマイチ。

ジュースっぽくなりますが、でもワインがあった方が美味しく食べられます。
コンビニのカレーって脂っこいですからね。

食事が終わって、おつまみのガーリックトーストチップスに合わせると、脂分が足りなくて、やや渋みが浮き気味。
なるほど、カレーの脂分がこのワインの渋みを緩和してくれてたんですね。
それでワインの果実感が強く出たみたい。

試しにチョコボールに合わせてみると、なんとも素敵にフィット。
ナッツ&チョコの油脂分とワインのタンニンがフィットして、チョコレートの甘みとワインの甘みがちょうどフィットします。
チョコボールに果実感を加えてくれて、美味しい大人のデザートみたいな雰囲気になりますね。

ワンコインの中では良い方ではないでしょうか。
ただ、強烈に渋みが強いので、ワイン慣れしてない人には不味く感じるかも。

合わせる食事もちょっと難しそうですね。
家庭料理には合わせにくそうです。

人に例えると、評価されなくて理解されなくても我が道を行くマイペースタイプだけど、味方になると安心感がある人、って感じ?

個人的にはリピートしてもいいかな。


■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/09/15

ガンディア マルケス・デ・トゥーリア 白 2013

ガンディア マルケス・デ・トゥーリア 白 2013
ガンディア マルケス・デ・トゥーリア 白 2013
GANDIA MARQUES DEL TURIA VIURA-SAUVIGNON 2013

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ヴィウラ、ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、税込み840円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きが弱め、若い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>梨のような白い実の果実、リンゴ
<花・植物>菩提樹、杉
<香辛・芳香>ミネラル
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:硫黄やミネラルの印象が強く、やや閉じている?

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やわらかな
苦味:控えめ
バランス:まろやか、やや弱々しい
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
ライトでおだやかな味わいで、やや頼りない印象

【供出温度】
7度以下、8-10度 力が無いので、しっかり冷やして飲んだほうが美味しいと思う

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めで、ややオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー。

香りは弱めで、硫黄やミネラルの印象が強く、梨やリンゴのような果実感、生木のような青っぽい印象があります。

味わいは弱めで穏やか、ほんのり残糖の甘みがあり、優しい印象ながら、やや頼りない感じもあり、やや水っぽさのあるフィニッシュ。

以前飲んだ2007年は、
まろやかで穏やかな印象。
突出した個性はないけど、安定感のあるイメージ。
だったのですが、確かにそんな感じで、ただちょっと力不足な感じが気になります。

今日の晩御飯は、サーモンフライ。
中濃ソースと粒マスタードでいただきましたが、食事の邪魔をしないけど、フィットもしないって感じ。

ピスタチオに合わせると、ワインの持っていないコクや深みを加えてくれて、とても馴染んで美味しくなりました。
味の強くない、プロセスチーズとか合いそうですね。

人にたとえると、穏やかで人畜無害、人に迷惑もかけないけど、面白みもない、みたいな感じ。

食事が終わってワインだけになると、すぐに酸っぱくなってイマイチ。

カミさんに感想を聞いたら、ちょっと甘いね、という意見。
人によって気になる部分が違うみたいですね。

このワイン、大分前からあるけど、ここ数年での急激な安いワインの進化についていってないって感じがしますね。
とりのこされちゃったみたいな。

今のワンコインと同じレベルくらいの印象でしょうか。

■関連リンク

・ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(赤)2007
・ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(白) 2007
・ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(赤)2006
・ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(白)2006

■楽天ショップへのリンク

ガンディア マルケス デ トゥーリア 〔白〕 辛口 750ml

※サイトより引用
スペイン、バレンシアDOの格付けワイン。
実在の貴族、トゥーリア侯爵からその名称の使用を許可された逸話を持つワインで、花のようなアロマが魅力的な辛口のワインです。
産地:スペイン
合う料理:サラダ、シーフード、白身肉の料理
※飲みやすいスクリューキャップ品です。

2014/09/14

カスティージョ・デル・マル ブランコ NV

カスティージョ・デル・マル ブランコ NV
カスティージョ・デル・マル ブランコ NV
CASTILLO DEL MAR BLANCO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:アイレン100%

ワイン館ビバヴィーノで、5本セット3199円、1本あたり640円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:や奴読め
外観の印象:色付きが弱い、輝きがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>リンゴ、カリン
<花・植物>白い花
<香辛・芳香>青っぽいハーブ香、酸化したシードルのような印象
<化学物質>硫黄
香りの印象:やや酸化のイメージ

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:柔らかい、やや頼りない
苦味:弱め
バランス:力がなく、水っぽい
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
水っぽい印象

【評価】
水っぽい口当たりで、全体に弱い

【供出温度】
7度以下 キンキンに冷やして、あまり味合わずにごくごく飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ややオレンジがかったベージュっぽい淡めな色調で、輝きがあります。

香りは弱めで、カリンのようなちょっと熟した果実感、シードルのような酸化した印象、野菜のような青味、硫黄の印象も強いですね。

味わいは、超ライトな水っぽい口当たりから、酸味も弱く、苦味も弱く、ボディも弱く、ふにゃふにゃした味わいで、水っぽいフィニッシュ。

第一印象はダメダメです。

今日は外食だったので、食事とは合わせられません。
ピスタチオに合わせてみると、ワインが負けてしまいます。

どんな食事がいいでしょうね。
力がないので、どんな食事でも負けそう。

和食に合うかどうかも微妙。

ただ、もともと酸化してる感じが、グラスに入れてちょっと置くと完全に酸っぱい感じになるので、ゆっくり食事という雰囲気でもないですね。

やっぱりこのワインダメかも。

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【送料無料】お手頃赤白10本セット+2本(メダル受賞ワイン1本入り)12本ワインセット スペインワイン/チリワイン/フランスワイン/02P01Nov14

※サイトより引用
スペイン バルデペーニャスの歴史あるワイナリー、フェルナンド・カストロ社のデイリーワイン。スペインを代表するアイレン種100%使用。輝きのある黄緑色。ハーブや若草のようなすがすがしい香り、口当たりの良い辛口ワインです。

2014/09/13

ブルゴーニュ・グラン・オルディネール ドメーヌ・サン・ヴァランタン 2005

ブルゴーニュ・グラン・オルディネール ドメーヌ・サン・ヴァランタン 2005
ブルゴーニュ・グラン・オルディネール ドメーヌ・サン・ヴァランタン 2005
BOURGOGNE GRAND ORDINAIRE DOMAINE SAINT VALENTIN 2005

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブルゴーニュ グラン・オルディネール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ、ピノ・ノワール

町田の藏家さんで、税抜き1550円で購入。

【外観】
清澄度:少し濁りを感じる
輝き:やや強め
色調:落ち着きのある黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:落ち着いた印象ながら、まだ若さを感じる

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ブルーベリー、木苺
<花・植物>すみれ、杉
<香辛・芳香>シナモン、血液
<化学物質>ややセメダイン香
香りの印象:開いている、酸化熟成の段階にある、第2アロマが強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
少し酸化したベリー系の印象

【評価】
華やかな香りで、やや酸っぱい味わいながら、スマートなまとまり

【供出温度】
10-13度 熟成感が酸っぱさにつながっているので実際に温度を変えて飲んでみないと分からない

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた黒っぽい色調ながら、まだ若さもあり、輝きもあります。

香りは、スミレのような華やかなフローラル、赤い果実、揮発性のあるちょっとセメダインやシナモン、血液や生肉のようなイメージ、時間が経つとやや酸化した印象が出てきました。

味わいは、軽めでフレッシュなアタックから、強めの酸味が締めて、やや酸化した酸っぱい感じがあるものの、クールな印象で爽やかな味わい。

9年前のワインにしてはフレッシュな印象だけど、ちょっと酸っぱくなってる感じでしょうか。
最初はそれなりに美味しく飲める感じでしたが、グラスに入れて時間が経つと、酸化した感じが強くなってきました。
温度高めだと、やや酸化の印象が気になるかも。

今日の晩御飯は、すき焼き風の肉豆腐。
とりあえず肉だけで合わせてみましたが、ワインの香りが強めなのでちょっと合いません。
もうちょっと熟成感があると思って開けたけど、このワインわりとフレッシュですね。

カミさんに感想を聞いたら、「このワイン、酸っぱいよね。」という感想。
う~ん、やっぱり酸っぱさが気になるみたいです。

おつまみで、ビアソーセージに合わせると、バランスはいいんだけど、あまりフィットしません。
なんでしょうね。香りや力のバランスはいいんですけどね。

ピスタチオはワインの酸味とピスタチオの苦味がそれぞれ気になって、これはあまりよくない。
ピスタチオって、ワインのツマミとしては万能なイメージがありますが、このワインは合いません。

このワイン何がいいのかな?
熟成感が無くて酸っぱくなってるってのが、合わせる時のポイントになりますね。

飲み進むと、さすがにちょっと酸っぱいかも。
香りが良かったり、この価格では楽しめる部分も多いのですが、オススメできるような品質ではなさそうです。

2014/09/12

コスタネラ ロゼ 2013

コスタネラ ロゼ 2013
コスタネラ ロゼ 2013
COSTANERA ROSE 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:品種不明

まいばすけっとで、税込494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかったサーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしてはやや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若い、オレンジ系が強い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>いちご、キャンディ
<花・植物>花の蜜、グリーン系のハーブ、ヴェジェタル
<香辛・芳香>ミネラル、カラメル
<化学物質>硫黄、エーテル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みがある
酸味:やわらかいが強め
タンニン分:ロゼとしてはやや強めに感じる
バランス:やわらかな、ややふくらみがある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
わりとしっかりした口当たりで、アルコール度も強めながら、全体にマイルド感があり、やや鈍調な印象もある

【供出温度】
7度以下、8-10度 価格のわりに強めな印象だが、やや鈍調な印象があるので、冷やした方が美味しく飲めそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジがかったサーモンピンクのロゼで、美しい輝きもあります。

香りはやや強めで、最初に硫黄の印象、赤い果実やキャンディ、カラメル、甘い花の蜜、グリーン系のハーブやミネラルもあります。

味わいは、やや強めのアタックから、じわっと果実感とほんのり甘みがあり、やわらかいけどしっかりした酸味が広がり、ロゼのわりにやや重いタンニンで、少しえぐ味をともなった、重い印象でのフィニッシュ。

ワンコインとしては十分な品質感だと思いますね。
あとは好みの問題でしょうか。
個人的には、やや重く鈍調な印象が気になるところです。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当の、トマトソースとチーズの生パスタ。
バランス的にはちょうどいい感じ。

わりと幸せ感のある組み合わせですね。
ワインがふわっと柔らかくなって、ちょっと妬けるようなラブラブな感じでフィットします。
焼いたトマトにも、チーズにも良く合います。

おつまみで買った、ストリングチーズのスモーク味だと、ややワインが負け気味になるものの、しっかりと馴染みます。

このワイン、いいですね。
最初に感じた鈍調な印象は、食事と合わせると消えて気にならなくなりました。
食事と合わせるとイキイキしてきます。

家庭料理に合いそうですが、このワインちょっと甘みがあるので、そこが料理と合わせるポイントかも。
ちなみにチョコレートに合わせると、ワインが完全に消えてしまいました。

ワンコインだと十分、リピートありですね。
いろいろ食事に合わせてみたいワインです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/09/10

コスタネラ シャルドネ 2013

コスタネラ シャルドネ 2013
コスタネラ シャルドネ 2013
COSTANERA CHARDONNAY 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

まいばすけっとで、税込み494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、パイナップル
<花・植物>蜂蜜
<香辛・芳香>バタークリーム、ミネラル、スモーキー
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、優しい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ふくよかな、アルコールの辛さ
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
南国系の果実

【評価】
厚みと果実感のある口当たりながら、やや荒いバランスでギクシャク感がある

【供出温度】
8-10度、11-14度 冷やしてもフレッシュに飲めるが、厚みがあるのでやや温度高めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかった、やや淡い色調で、輝きがあります。

香りは、南国系の果実感が中心で、ミネラルやグリーン香、スモーク、バタークリームの印象もあり、リッチなシャルドネタイプ。

味わいは、やや強めのアタックから残糖の甘みと果実感が広がり、優しい酸味が支えるものの、やや荒く雑な印象があり、アルコールの辛さとえぐ味が残るフィニッシュ。

ワンコインで買えるワインとしては、悪くありませんが、とってもいい、って感じでもないかな。
飲み進むとえぐ味がちょっと気になってきます。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当のペペロンチーノパスタ。
ウインナーが1本入ってます。
合わせると、フレッシュ感を加えてくれる感じで、悪くありません。

豚肉ベースのウインナーって赤ワインに合いにくいので、強めの白がロゼがいいですよね。

食事が終わって、塩せんべいやルマンドに合わせても問題なし。

完成度が低い分、受け入れる幅が広く、飲み口も荒いところが食事との馴染みの良さになってる感じがします。

冷やした方がフルーツ感が出て飲みやすいですね。

ワンコインの中では良い方だと思います。
リピートしてもいいかな、って感じ。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/09/09

ラ・テラ ロサード 2013

ラ・テラ ロサード 2013
ラ・テラ ロサード 2013
LA TERRA ROSADO 2013

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:ガルナッチャ、マズエロ

町田の藏家さんで、税抜き647円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤味の強い、やや濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:弱め
外観の印象:若い、色づきが良い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>赤い果実、イチゴ
<花・植物>ピーマン
<香辛・芳香>青草っぽい
<化学物質>硫黄
香りの印象:極端に弱い、青味が強い

【味わい】
アタック:とても軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:シャープ、やや荒い
タンニン分:控えめ
バランス:シンプルでドライ、そっけない
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
水っぽいフルーツ感

【評価】
ライトでシンプル、そっけない味わいで、やや雑な印象

【供出温度】
7度以下 とにかく弱くて水っぽいので冷やしてスッキリ飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
若々しい、赤身の強い色調の、やや濃いロゼで、輝きは弱めです。

香りは、極端に弱く、赤い果実の印象や、青っぽい感じ、硫黄の印象もあります。

味わいは、超ライトで水っぽい味わいから、ちょっとギスギスした酸味が広がり、そのまま雑な印象でフィニッシュ。

なんというか、やる気のない感じのワインですね。
第一印象はアウト。

今日の晩御飯はぶり大根。
ロゼには明らかに合わないメニューなので、生臭さを消すために和からしを添えてみました。
生臭さを消えたものの味が強くなりすぎて、ワインが水のようになってしまいます。

逆に辛子をつけないと、意外とすんなり合いました。
このロゼ、おでんとかに合いそう。

ものすごく軽くて主張がないので、家庭の和食に合うかもしれません。

普通だと生臭くなるぶり大根のブリにも、文句を言わないで合ってくれます。
あごだしの魚介系の味の強い味噌汁にも、すっと馴染みました。

不思議な印象のロゼですね。

普通にごはんとおかずで食事してる最中でも、ちょっとお茶のような感じで飲めます。
なかなか、こんなワインは珍しいですね。

さつまいもの煮物があったので合わせみると、これはフィットするのでは思いきや、遠慮がちに後ろにまわってしまいました。
芸術的に軽いワインですね。
塩せんべいにも負けます。

人に例えると、まったく発言せず、存在感もなく、空気のような存在で、話してもあまりおもしろくない、みたいな。
ちょっと友達になりたくないタイプですね。

ひととおり試して、ワインだけになると、これが一番美味しいみたい。

なんでしょうね。
芸術的に軽いのですが、だんだん憎めなくなってきました。

最終的にそんなに悪くない印象になってきましたが、人に薦められるような味わいではないですね。
ワインコインならまだ納得できるけど、税抜き647円は高いかな。

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ラ・テラ ロサード ロゼ 750ml

※サイトより引用
“土地”という名のペネデス産良質テーブルワイン。
フレッシュな風味と程よいコクとが、
バランスよくとれている辛口ワインです。
デイリーワインとして最適なおすすめの1本です。

2014/09/06

いろ 甲州辛口 2013 まるき葡萄酒

いろ 甲州辛口 2013 まるき葡萄酒
いろ 甲州辛口 2013 まるき葡萄酒
Iro Koshu Karakuchi 2013 Marquis Winery

日本:山梨
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州

町田の藏家さんで、税抜き1600円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジがさした、無色に近いイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強い
外観の印象:若い、軽い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>白桃、梨、バナナ
<花・植物>アカシア
<香辛・芳香>シロップ
<化学物質>ちょっとセメダイン
香りの印象:開いている、甘い印象

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:柔らかい、やさしい
苦味:穏やかな
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
梨のような果実感

【評価】
やさしく穏やかな味わいで、フルーツ感と甘みのバランスが良い

【供出温度】
7度以下、8-10度 あまり冷やしすぎるとワインの良さが無くなりそうだけど、暑い日にはキンキンに冷やしても美味しそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、かすかにオレンジがかった、ほぼ無色に近い、淡いイエロー。

香りは、桃や梨のような白い実の果実と揮発性のあるバナナのような印象、全体的に甘いシロップのようなイメージがあります。

味わいは、優しく穏やかなアタックから、ほんのり甘みと、優しい果実感が広がり、じわっと旨みのある、幸せ感のある余韻でフィニッシュ。

軽めながら、優しく、穏やかで、とても幸せ感があります。
第一印象は抜群にいいですね。

ワインだけでどんどん飲んでしまいそう。
あまり冷やすよりもちょっと温度高めの方が味に深みがでるみたいです。
でも上がり過ぎると、ワインがちょっとひ弱に感じかもしれません。

飲み進むと、後味にえぐ味と舌にワックスのような感覚が残るのが、ちょっと気になりました。

今日の晩御飯はカルボナーラパスタ。
ちょっと控えめな感じなので、料理との相性は問題ないみたい。
ただ、ワインだけで飲んだ時よりも、辛い印象になります。

食事が終わって、おつまみのポップコーンに合わせると、問題なし。
ピスタチオはバッチリあって、とても美味しくなります。

このワイン、温度高めでも旨みがあって美味しいですね。
おだやかなんだけど、とても心が強いというか、ポリシーがあるというか、安定感のある感じ。

日本酒に通じる旨みをもってて、和食にもよく合うと思います。
最初に感じたえぐ味や舌に残る感じも気にならなくなってきました。

いいですね、このワイン。
コストパフォーマンスも高いと思います。

ワインだけも飲めるし、食事との相性もいい。
これはオススメです。

■楽天ショップへのリンク

【 いろ 甲州辛口 】 まるき葡萄酒/[甲州ワイン][白ワイン][国産ワイン][日本ワイン][山梨 ワイン]

※サイトより引用
日本最古のワイナリー
まるき葡萄酒さんは、1877年に勝沼町祝にて日本初の葡萄酒会社「大日本葡萄酒会社」を設立しました。
まるき葡萄酒さんの地下貯蔵庫には、およそ4万本の一升瓶ワインが眠っています。
ワインボトルにすると、なんと十万本!
軽いタイプの白ワインを生む甲州種は長期熟成に向かないとされていました。
しかし、まるき葡萄酒では、一升瓶にコルクと王冠を 打ち、酸化を防ぐことで、何十年も瓶熟成を行い、秘蔵のワインを作り出したのです。
1972年から1991年までのヴィンテージがこの地下貯蔵庫に保管されています。
他にも、山梨大学との共同ワイン「山ソービニヨン」や、自社農園葡萄使用の「自園ルージュ・自園ブラン」などの人気商品があります。
毎年行われるJapan Wine Competition(国産ワインコンクール)でも賞をいくつも受賞しており、山梨でも注目のワイナリーです。
りんごや白桃を思わせる甲州種特有の上品な香り。
酸味と甘味が程良くマッチし、日常の食卓にぴったりです。
「鮮」のようにフレッシュで辛過ぎない辛口は初心者の方にも美味しく召し上がれます。
■関連情報(まるき葡萄酒のワイン)

2014/09/04

ジャン・リヴァル 赤 NV (2014年購入)

ジャン・リヴァル 赤 NV
ジャン・リヴァル 赤 NV
Jean Rival Rouge NV

フランス:vin de la Communauté européenne(EU構成国の複数のブドウを使用)
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明(ヨーロッパの代表品種を使用)

ローソンで、税込み576円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若さのあるやや紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:明るめで透明感がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>イチゴ、キャンディ、チェリー
<花・植物>グリーン系のスパイス
<香辛・芳香>血液、なめし革
<化学物質>硫黄
香りの印象:キャンディのような人工的な印象が強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、強め
タンニン分:サラサラしているが、後味に収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
赤い果実

【評価】
ライトでスマート、全体的に軽いバランスだが、後味の渋みが強く残る

【供出温度】
8-10度 軽いので温度低めの方が良さそうだが、後味の渋みがきつくなるかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さのあるやや紫がかった色調で、底まではっきり見える透明感があります。

香りは弱く、最初に硫黄の印象で、そのあとはやや人工的な印象のチャーミングな果実香、かすかにハーブやカラメルのような印象もあります。

味わいは、ライトなアタックから、強い酸味がフレッシュさを出して、スマートでスムーズに流れて、やや強めの渋みを残してフィニッシュ。

とても軽いですが、上品でスマートなバランスで仕上がっています。

穏やかでなめらかな飲みくちながら、しっかりした酸味と後味に強めに残るタンニンがあり、ワインらしさがしっかり出てると思います。
ワインだけでスイスイ飲める感じで、悪くないですね。

今日の晩御飯は、コンビニのミートソースパスタ。
合わせてみると、力関係はバランスがいい感じ。

馴染む感じではなくて、後味をさっぱりしてくれる合い方です。
気軽に、カジュアルに合わせられる感じ。

このワイン、コンビニ食も問題ないですが、家庭料理に合わせやすそうですね。
香りが強くないので、和食にも合わせやすそう。
鶏の煮物や角煮に、和がらしをつけて合わせたい感じ。

食事が終わって、薄皮ピーナッツに合わせても、渋みが気になりません。
赤ワインは普通渋みがバッティングするのですが、珍しいですね。

ピーナッツ入のブロックチョコに合わせると、完全にワインが負けて無くなってしまいます。

ただ飲む進むと、輸入果汁を使った、国産ワインみたいな味になってきましたね。

やや地味な味わいなので、パーティワインとしてはいまいちかも。
地味で穏やかな味わいなので、家庭で日常に飲むワインとしてはいいのではないでしょうか。

この価格帯だったらコストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2014/09/02

キンタ・ラス・カブラス シャルドネ 2013

キンタ・ラス・カブラス シャルドネ 2013
キンタ・ラス・カブラス シャルドネ 2013
QUINTA LAS CABRAS CHARDONNAY 2013

チリ:セントラル・ヴァレー地域:ラペル・ヴァレー地区:カチャポアル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、税込み514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強い
外観の印象:若い、しっかりしている

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、パイナップル、南国系の果実
<花・植物>アカシア、ハーブ香
<香辛・芳香>ミネラル、バタークリーム
<化学物質>硫黄
香りの印象:開いている、若々しい

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、爽やかな
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:溌剌とした、厚みのある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
リッチな南国系のフルーツ感

【評価】
濃厚なフルーツ感があり、厚みのあるリッチな味わい

【供出温度】
7度以下、8-10度 冷やしてもやや温度高めでもそれぞれ美味しく飲めそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかった若々しい色合いで、輝きが強め。

香りは、濃厚な南国系のフルーツ、甘い印象のフローラル、バタークリーム、ミネラル、ハーブ香があり、複雑性があり楽しめます。

味わいは、ちょっと荒めだけど、厚みがあるアタックで、濃厚なフルーツ感と残糖のほんのりした甘みが広がり、厚みのあるボディで、余韻少し長めでフィニッシュ。

後味に、ちょっとえぐ味と雑味が残るものの、この価格では十分な味わいですね。
何度か飲んでますが、相変わらず安定感があります。

今日の晩御飯は、コンビニのマスカルポーネチーズの入ったトマトソースのパスタ。

合わせると、ワインの甘みとフルーツ感が強くなって、ややワインが浮き気味だけど、まあそれなりに美味しく飲めます。
コンビニ食じゃなくて、もっと繊細な食事だったら、ワインの大雑把な感じが気になるかも。

ワインだけで飲めるタイプなので、料理との相性はあまり意識してない感じもありますね。

食事が終わって薄皮ピーナッツに合わせてみたら、苦味とかえぐ味とかがケンカして、両方不味くなります。
大人のチョコボール カフェモカ味にも合わせてみると、ワインが負け気味だけど、意気投合してる感じで悪くありません。

このワイン、おつまみやオードブルと合わせるようなイメージですね。
役目を振り切ったパーティワインとしては、リーズナブルで十分ではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

キンタ・ラス・カブラス・シャルドネ [2012] Quinta Las Cabras Chardonnay

※サイトより引用
180年の伝統と最新技術からつくられた、低価格・高品質ワイン。1度飲んだら常備ワインになること確実の1本。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

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